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結婚哲学(1924)

THE MARRIAGE CIRCLE

メディア映画
上映時間86分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1924/10/
ジャンルコメディ
結婚哲学《IVC BEST SELECTION》 [DVD]
参考価格:¥ 1,944
価格:¥ 1,942
USED価格:¥ 940
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【解説】
 ルビッチが前年のチャップリンの「巴里の女性」に刺激され作ったと言われる(あちらは結婚をめぐる悲劇だが)、二組の夫婦と一人の独身男性が織りなす恋愛模様を描く喜劇で、浮上するのはそのうちでも、F・ビダー扮する若妻と夫(M・ブルー)、その友人で彼女に恋する独身男の三角関係。妻は夫と、彼を一方的に愛する人妻との仲を疑うが、結局は何もなかったことが分かる。逆に夫は何かあったと疑われるのを畏れている。一方で妻は、酔って夫と間違えて友人とキスを交わしてしまい、お互いに平謝り。そこへ当の友人が招き入れられ、事実の有無の確認がそれぞれの気配りの中、視線で行なわれ、誤解をそのままに幸福な終幕を迎えるあたり、ルビッチの洗練は極まりを見せる。トーキーになってからの彼の方向を決定づけることになる名作。
<allcinema>
評価
【関連作品】
巴里の女性(1923)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
325 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2016-07-09 22:38:15
ドタバタ喜劇だけではコメディ映画が発展しなかった事が解った。
投稿者:gapper投稿日:2011-04-06 00:05:49
 ルビッチの結婚を廻るコメディ。

 出だしは良く、85年ほど経った今でも繰る返されているような風景だ。
 その後は、お定まり的二組の夫婦とグスタフ(ハリー・マイアーズ )の5角関係だ。
 それまでに無い捕らえ方だったと思われるが、今では乱用気味のテーマでエイゼンシュテインの”クローズアップ”と同様に陳腐なものに感じてしまう。

 サイレントとは言えフランツ(モンテ・ブルー)があれほど嫌がっていたのにキスをされると態度をかなり変えてしまうというのは、女ならいざ知らず説明不足だ。
 ジョセフ(アドルフ・マンジュー)が最初と最後以外は余り出てこないのは、バランスが悪いし浮気により離婚を企む夫と言う設定からも不自然な感じだ。
 公開当時評価が高いのは分かるが、今となってはそれより評価を下げるのが妥当と考える。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2010-11-23 09:47:29
【ネタバレ注意】

 本作もサイレント期を代表する傑作と云っていいと思うのだが、しかしそういう紋切り型の紹介をしたくなくなるのは「名作然とした佇まい」というよりはむしろ、途方も無く可愛い映画というべきだからだ。冒頭のアドルフ・マンジュー、マリー・プレヴォー夫妻の朝の描写から、完璧なイメージと運動の連鎖を表現するが、靴下や服や鏡といった小道具の行ったり来たりは矢張りとても可愛らしい。こういった小道具や、お得意のドアや窓の演出を絡めて登場人物のすれ違い、行き違い、思い違いがラストまで無数に繰り出される。極めつけは矢張りラスト近く、フロレンス・ヴィドアとモンテ・ブルーが仲直りするシーンだが、このシーンのモンテ・ブルーの無邪気に笑い転げる様が本作の可愛らしさの頂点でもある。その他唸るような上手い演出は無数にある。

#備忘で感心した演出の例を記述しておく。
・マリー・プレヴォーとその親友フロレンス・ヴィドアの会話を二人の正面バストショットのディゾルブで繋ぐという時間の表現。
・親友の夫がモンテ・ブルーだったことが分ったプレヴォーの感情をピアノの鍵盤に手を置くカットで表現する。
・医院の診療室のブルーとプレヴォー、待合室のヴィドアとクレイトン・ヘイルを演出するシーン。ドアを機能させる例としてはこゝが顕著。花瓶が床に落ちるオフの効果音(ってサイレントなのに)の演出もいい。
・パーティのシーンの座席札をめぐる演出。庭のベンチでキスをするプルーとプレヴォー。脱ぎ棄てられた上着の演出。
・ヴィドアがヘイルを夫と間違えて窓から招じ入れるシーンは演劇的過ぎるか。
・プレヴォーのホテルの部屋を舞台にプレヴォー、ヴィドア、ブルーを出し入れする。エレベーターとそのドアの演出。

投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2008-07-02 08:30:50
【ネタバレ注意】

夫は、背の高い医師、妻は、スリムで純朴。
じつに釣り合っている。
この理想的な若夫婦に、ちょっとした危機が訪れる。
そのドタバタを描いた喜劇。

危機の原因は、それぞれに惚れるヤツが出てくるせいである。
まあしょうがない。美男美女というのは好かれやすいものだ。
セレブ妻に惚れるのは、まじめそうな背の低い同僚医師。
セレブ夫に惚れるのは、目つきが鋭い小太りの女(妻の友人)。

傍目から見て、どう考えても横取りはできそうにない。バランスが合わない。
しかし、彼らなりに、積極的にアプローチをしては、払いのけられ、突き飛ばされる。その繰り返し。
浮気程度の関係すら結べない。

所詮、美男美女の結びつきは揺るぎないのだ、ということ。
そうなると、余りモノ同士で、付き合うしかない。
古今を通じて普遍的な「カップルの法則」を確認する映画。
名作は楽しいだけではなく「真実」を描く点でも抜かりないぜ。

投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-05 15:06:51
 知っていたけれど再確認。ルビッチは小道具使いの天才だ(特に席次カードとショールの使い方が秀逸)。
投稿者:さと投稿日:2005-06-05 12:05:52
とってもルビッチらしい一本。本作と『生活の設計』『極楽特急』あたりが一番ルビッチルビッチしていると思います。ルビッチ同様、チャップリンの『巴里の女性』でアドルフ・マンジューを見初めて以来、わたしも彼が好きになりました。マリー・プレヴォー演ずる小悪魔ミッチとマンジュー夫婦の大人の小競り合いが妙に楽しい。大好きな一本です。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-01-26 16:44:48
エルンスト・ルビッチが渡米しての第一作は「ロジタ」ですが、これには成功せず、この作品で一気に評判になったとの事です。現在見れば、さほどの事はないとも言えますが、当時としては、それまでのアメリカ映画にない、軽妙洒脱な演出が受けたのだと思います。
教授のアドルフ・マンジューとマリー・プレヴォー、医者のモンテ・ブルーとフロレンス・ヴィドアの二組の夫婦に、ブルーの友人クレイトン・ヘイルがからんでの5角関係が主題で、有閑紳士と有閑マダムの情愛を深刻がらずに、軽いタッチで描いているのが見事です。
マリーとフロレンスの二人の妻が男3人を引っかき回す役で活躍しますが、マンジューも「巴里の女性」に次ぐこの作品で、さらに人気が高まったと思います。
【ソフト】
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