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絞殺魔(1968)

THE BOSTON STRANGLER

ボストン絞殺魔(TV)

メディア映画
上映時間119分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(FOX)
初公開年月1968/12/17
ジャンルサスペンス
絞殺魔 [DVD]
参考価格:¥ 1,533
価格:¥ 998
USED価格:¥ 2,000
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【解説】
 連続女性絞殺事件の発端から捜査、犯人逮捕、尋問までをR・フライシャーがリアルなセミ・ドキュメンタリー・タッチで描き通した犯罪映画の秀作。二枚目スター、T・カーティスが彼に取っては一大転換とも言うべき変質犯を演じきり、対する捜査本部長のH・フォンダはじめ助演陣も光る。分割画面がかなり効果的に使われた。
<allcinema>
評価
【関連作品】
ヒストリー・スルー・ザ・レンズ/絞殺魔(2001)ドキュメンタリー
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
767 9.57
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【ユーザーコメント】
投稿者:dadada投稿日:2017-04-12 13:54:37
デパルマさん以前のスプリットスクリーン映画と言えば、コレ。
後半はフラッシュバックも交えて、テクニカルに映画を盛り上げてますよね。
職人フライシャー監督、このテクニックに溺れたりせず、コレ以外の映画は題材に見合った的確な演出をしてるんじゃないかい。流石ですがな。
主演お二人の存在感も流石です。
投稿者:ameniutaeba投稿日:2017-04-01 20:19:35
TV放映で見たトラウマ映画のひとつ。放映時のタイトルは「ボストン絞殺魔」。
投稿者:サメ石沢投稿日:2015-01-25 16:49:21
この映画は、普段は自分が連続殺人を犯しているなどと、思ってもいない
二重人格者の犯人を描いている。

現実に1962年に発生した「ボストン絞殺魔」事件を元にしているので、
ドキュメンタリーを見ているような味わいがある。最近の、ただどぎつい
だけの殺人鬼ものの映画より、内容に深みがある。

女性を殺そうとする場面で、鏡に映った自分の姿を見て、ふと犯人は我に
返る。その隙に女性は、半死半生の状態で彼の手から逃げる・・・・・・
という場面が印象深かった。この女性の証言から、犯人逮捕につながって
いく。

この映画のモデルとなった、ボストン連続絞殺魔の名前はアルバート・デ
ザルヴォという。彼は1931年生まれ。貧しい家庭に育ち、5歳の時に
父親から盗みを教わる。
父親はたびたび娼婦を家に連れ込み、彼の目の前で快楽に耽った。デザル
ヴォの母親の指を一本ずつへし折ったこともあるという。

デザルヴォの犯行のきっかけとなったのは、彼の限度を知らない性的欲望
である。彼は日に5、6回も妻の体を求めることがめずらしくなかったが、
妻はそういう夫を嫌悪し、拒絶する。
(映画ではこのような、妻と夫の関係は描かれていない)

家庭の外に性のはけ口を求めた彼は暴走し、事件を起こす。19歳から85
歳までの女性13人をレイプ殺害している。
本人は千人以上の女性をレイプしたと供述しているが、確認はとれていない。

「なぜこんなことが起きたのか、一番原因を知りたいのはこの私です。」とい
う言葉を残している。

実際、本人の自供意外に彼の犯行を裏付ける証拠はなく、デザルヴォに被害
者を殺さなければならない理由はなかった。 1973年刑務所内で刺殺
されるが、犯人は不明となっている。

http://samech.web.fc2.com/
投稿者:hayate9投稿日:2012-01-09 17:08:30
【ネタバレ注意】

あの後、犯人どうなった?と映画化から何年も経っているので気になったのですが、こちらでわかってスッキリです。
病気といわれては・・・ですが、犠牲者の方々を思うと何とも言えない気持ちになってしまいます。
分割画面が効果的で、なかなかでした。

投稿者:gapper投稿日:2012-01-02 23:33:04
 トニー・カーティス対ヘンリー・フォンダ。

 DVDのレターボックスの様な黒枠のある分割画面を多用している。
 一般的にはポイント部分のみに使われることが多いが、この作品では全編の各所に使われている。
 1つの場面を多角的に捉えるといった通常の使用部分もあるが複数の人間が動いている、あるいは事件を考え見ているといった集合性を現す部分もあり新鮮だ。

 他にもTV調のモノクロ映像に右目だけ(犯人当人だけ)をカラーで挿入したり、シルエットを反転して頭の部分に被害者を映したりと多用な映像表現を用いている。
 回想を単に思い出して再現すると言うのではなく、聞き手を登場させ再構築する手法も独特だ。

 主演のトニー・カーティスは、前半は出てこないというかなり思い切った作りになっている。
 カーティスは、おちゃらけた陽気な人物を演じることが多い。
 だが「魔術の恋 (1953)」、「成功の甘き香り (1957)」、「手錠のまゝの脱獄 (1958)」といった犯罪者や何かに”囚われた”人物も演じることも多く二重性格俳優とも言える。
 「サイコ (1960)」以来、「冷血 (1967)」の様に精神異常やニューロティックの秀作、傑作が多いが、その一つだ。

 ヘンリー・フォンダのジャック・ボトムリーの人物設定も適切だ。
 冒頭からTV画面でありTV放送による事件の喧騒が付きまとうが、TVなど見ない法律をこよなく愛する人物だ。
 ドキュメンタリー・タッチで二重人格の犯人に迫る人物に相応しい。
http://gapper.web.fc2.com/
投稿者:blacus投稿日:2011-01-29 19:21:13
【ネタバレ注意】

前半と後半でかなりトーンが違う。
前半は画面分割を多用した犯罪捜査主眼の映画なのに対して、犯人のデサルボ(トニー・カーティス)がつかまってからの後半は、取り調べを通して、多重人格者であるデサルボが自分の別の人格がしたことをフラッシュバックで「知る」という体裁をとっている。
前半は、確かに若干画面分割を使いすぎという感は否めないとはいえ、逆にこの画面分割の多用が、後に判明するデサルボの多重人格をその多数の視点の並列において表しているのでは思わせるところがある。
後半は、前半とは一転して、カーティスの顔をじっーと眺め続けるような長回しとその間に挿入されるフラッシュバックが主体となる。多重人格の絞殺魔を演じるカーティスの演技は、これが『お熱いのがお好き』の喜劇的な役者、あるいはもっと若い時の『成功の甘い香り』の若々しい野心家を演じた役者と同じなのかと目を疑うくらい異様だ。特に、最後の絞殺未遂を一歩引いたところから物語るのではなく、もう一度身体によって演じなおすところは、尋常ならざる不気味さを感じさせる。
しかし、他方で、後半の多重人格の解釈はかなり時代がかってるなという感を抱かせるというのも事実。本来の人格が、別の人格が行ったことを知るとブレークダウンを起こしてしまうという解釈は最近はあまり聞かれない。むしろ本来の人格が別の人格がしたことと向き直れるようにするというのが最近の傾向ではないだろうか。この点はこの映画の単に一つの道具立てではなく、特に後半部分の構造全体にかかわる重要な前提なだけに、その前提自体がいまいち怪しく思えてしまうというのはやや致命的な感じがする。
また、この映画は、デサルボがすべての絞殺事件の犯人であるという前提で話が進むが、2000年代に入ってから、実はデサルボ単一犯ではないというかなり有力な説も唱えられているようなので、そういう点から考えても、後半の多重人格の描き方はやや観念的ではないかと思う。もちろん、観念的であるからこそ、カーティスの怪演も生まれたのであるが。

投稿者:秋彦投稿日:2010-12-19 12:55:47
「シリアルキラー物」の知る人ぞ知る名作らしいので見てみたかった作品。
前半色々な性癖を持つ多くの容疑者の捜査がじっくり描かれる、現在の映画では最初に軽く触れて後は端折られる部分だなと思うが悪くない(画面分割がクドイのでドラマに入り込みにくく、そこだけ古く感じるが)。
昔と今で“連続殺人鬼”の描かれ方の時代による変化が興味深い。
1989年の『連続幼女誘拐殺人事件』の時、犯人の「生い立ち」や「生活環境」から事件の動機や背景を分析しようとする日本の学者評論家マスメデイアの論調に対し、デーヴスペクターが「アメリカではもうそういう議論は誰もしていない、子供をそういう犯罪者からどうやって守るかを議論している」と言っていた、その時は(自分が犯人宮崎と同世代ということもあっ
て)「何を言ってるんだ」と思ったが、その後同じような連続殺人事件が度々起こるようになると日本のメデイアの論調もそうなって行った。
『羊たちの沈黙』以降作られた多くのシリアルキラー映画では、犯罪者は知能が高く自分の異常を自覚し開き直っている一種の「モンスター」として描かれ一般の人間としての「生い立ち」「生活環境」は描かれない、そうなると映画の中の犯人と捜査陣との対決は「ルパン対ホームズ」といった頭を使ったゲームの様になって来る。

この映画はそういう現在の状況に成るずっと前の作品だから興味の中心は「そういう犯罪を犯すような人間は如何いうキャラクターなのか」で、後半はその解明が描かれるが、逮捕された犯人を取り調べるのがヘンリーフォンダだから「12人の怒れる男」を連想する(「犯罪者を処罰する」より「事実を解明する」が焦点になっているのが共通していると思う)。 犯人がモンスターではなく、普段は普通の生活をしている市民で今回はそれがたまたま修理工の男(トニー・カーティス)だったという描き方だから映画の中で取り調べられた色々な性癖を持った人々の誰かが犯人であってもおかしくは無く、そう考えると前半の長い捜査の場面は無駄じゃ無いと思える。ラスト、犯罪を「自覚」したトニー・カーティスが無意識のうちにそれを再現する一人芝居が素晴らしく、又そこで映画が終ってしまう(後日談とかが無い)のがこの時代の映画だなと思う。
投稿者:ジェームス投稿日:2010-12-10 07:10:55
実際に起こった事件に基づいた映画だそうで、前半、分割場面の使い方が凝っていて効果抜群。一転して後半、トニー・カーティスとヘンリー・フォンダの取調べの場面になると全く別の映画のように落ち着いた雰囲気の場面構成になるのも良い。トニー・カーティス名演。
投稿者:ファルド投稿日:2010-06-19 08:16:50
ハーカスのESPが凄いと思ったが、何であそこまで当たっているのに肝心なところだけハズレてるんだろう?デサルボが登場してからそれなりに面白くなってきたけど、終盤の取調べがちょっと長く感じた。あと、もう少しデサルボの生涯を掘り下げて欲しかった。
投稿者:QUNIO投稿日:2010-05-11 18:40:55
まあ清に影響を与えたという意味ではカルト的な作品なのかも知れないが、分割画面と音楽不使用以外の点を除けば通俗的で安っぽい演出だと思う。『羊たちの沈黙』ぐらい盛り上がってくれれば退屈はしなかったはず。悪い退屈さではないのだが演出に抑揚が欠けていたのは残念なところ。最後の真っ白な尋問室でのトニー・カーティスの一人芝居は凄味がある。
投稿者:uptail投稿日:2010-03-30 01:58:35
演出:10
演技:10
脚本:9
音響:9
投稿者:西門投稿日:2010-03-29 22:18:36
映画とは何かを映画で答えた、傑作とか秀作とかの評価を超えた作品。
スプリットスクリーンの最も知的な使用例でもある。

カーチスの表情のピントが合っていない瑕疵はこの際無視しよう。

この映画の凄さが解らない人は、まあ、平穏に過ごせば良いと思う。
投稿者:緑茶投稿日:2010-03-27 04:01:08
フライシャーでは同じ実録物の「10番街の殺人」が面白かったので期待してみたのですがイマイチでした。実際のデサルボが逮捕された直後の映画化ということもあるのでしょうが後半は2重人格やら記憶喪失やらとってつけたような心理学的な内容が延々続いてうんざり。なんか安易な犯罪者擁護みたいになっってしまう。というか実際のデサルボは殺人はともかく女漁りを自慢げに取調べで話していたそうですから事実と違うのでは?トニー・カーチスは往年のプレイボーイ的なイメージとは違った複雑な演技ななかなかいいし、ヘンリー・フォンダとジョージ・ケネディは大好きな俳優なのでそれなりに楽しめましたが、もっとシャープでテクニカルなサスペンスにしてほしかった。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2007-06-27 22:51:54
 本作の前半はもう最高のスプリット・スクリーン(画面分割)というべきだろう。シネスコ画面に繰り広げられるマルチイメージ。醸成された意味の豊かさとキビキビしたテンポは本当に奇跡的だ。ヘンリー・フォンダ、トニー・カーチスそれぞれの登場シーンもタメの作り方が見事です。そして後半のヘンリー・フォンダとの面談シーンで見せる沢山のフラッシュバック。これもべら棒に良く出来ていて、もう呆然としてしまうしかない!http://cinema.intercritique.com/user.cgi?u=3449
投稿者:irony投稿日:2006-12-01 00:28:53
実話の映画化ですけどデサルヴォが獄中で刺殺された後に映画化だったらもっと面白くなったのでは…それとグリーンマンとの関連性やデサルヴォの生い立ち故の二面性とか。
投稿者:まっどぼんば投稿日:2006-11-16 11:52:43
フライシャーの腕が冴えまくった名作。特に前半のテンポと技法は
見事。トニー・カーティスも良い。
投稿者:wao投稿日:2004-09-14 02:08:20
60年代のシリアル・キラーものといえば,「サイコ」と「コレクター」と「ハネムーン・キラーズ」とこれ。トニー・カーチスとヘンリー・フォンダが実にいい。前半の捜査機関の混乱ぶりと,後半の犯罪者の視点による犯罪場面の生々しさとが,それぞれスプリット・スクリーンの技法によって,リアルタイム感覚で描写されていて,秀逸。クライマックスの魚眼レンズの使い方もうまい。
投稿者:タケキチ投稿日:2001-04-06 00:17:21
JOHNNYさん、この作品観た事あるんですね。
うらやましい・・・。
実はこの作品、長年僕の「観たくても観れない映画」ベスト3に
入るんですよね。
(ちなみに他の二本は「ハロルドとモード」と「モーガン・クリークの奇跡」。
ああ、あとS・フラーの「ショック集団」も観てないなあ)
いつかビデオでも出るかなと思っても、一向にその噂を聞かないし・・・。
さぞかし、面白いんでしょうな。はあ・・・。
投稿者:カヲル投稿日:2000-07-05 02:00:20
かなり前に深夜のテレビでみたのですが、映像が分割なんかされてかなり斬新で、ドキュメンタリータッチでめちゃくちゃいいかんじ。
【ソフト】
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