allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

5時から7時までのクレオ(1961)

CLEO DE 5 A 7

メディア映画
上映時間90分
製作国フランス
公開情報劇場公開(東和)
初公開年月1963/05/24
ジャンルドラマ
5時から7時までのクレオ [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,184
価格:¥ 4,410
USED価格:¥ 9,330
amazon.co.jpへ

【解説】
 シャンソン歌手のクレオは、ブロンドの髪も美しい若い娘である。彼女はガン恐怖症で、その日の7時に出る診察結果を待っている。今は5時。時間つぶしの占いは不安な気持ちをかき立てるし、恋人と会っても無神経な態度に苛立つばかり。友達の作曲家ボブが持ち込む歌の詩も、哀しくてやりきれなくなる……。あてもなく公園をさまよう彼女は、アルジェリアから休暇で戻った兵士と出会う。再び戦場に駆り出される彼の苦悩は、自分の不安を覆って波立つ心を静めてくれた。クレオの二時間の彷徨にカメラがつきあって、パリの街を闊歩する、ヴァルダのシネマ・ヴェリテ的手法が新鮮な、デビュー第二作。M・ルグラン、A・カリーナなどのにぎやかな友情出演に、前作から5年の歳月を経て新作に挑むヴァルダの才能への、熱い支持が確認できる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
329 9.67
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-06-11 15:50:11
何かと世話を焼き自分を子供扱いする叔母の存在に嫌気がさして、クレオは衣装を白から黒に着替えて独り街に出る。嘗て一緒に志を抱いてパリに出てきた友人のアンナを訪ねて、医師の宣告を受ける7時までの時間をともに過ごそうとするのだが、未だに裸のモデルでしかないアンナとその同居人の元に居たたまれず、タクシ−を捨て公園に彷徨い入る。そこでクレオは休暇でアルジェリアからパリに戻って、今日はまた戦場に旅立たなければならないアントワ−ヌに出会う。しつこく話しかけるアントワ−ヌをクレオは警戒して避けようとするのだが、どこか憎めないその風貌と物言いに次第に惹かれるモノを感じ始める。彼と話をする内にクレオはクレオという名がクレオパトラから来ている綽名であること、本名はフロランスというのだと告げる。アントワ−ヌは権高いクレオパトラよりも春の女神であるフロランスの名の方が貴女に相応しいとクレオにささやく。この会話からクレオの表情がなごみ始めて、病院を訪ねるために一緒に乗ったバスの窓越しに、アントワ−ヌが花売りから抜き取った白い一輪の花を捧げると、一気にクレオの表情のこわばりが消えて生気を取り戻すのだった。冒頭のタロット占い師が見て取りながらクレオには告げなかった死相が、この一輪の花とクレオからフロランスへの改名によって打ち払われたのだ。流れるような映像の彷徨によってパリの街とこの時代相を見事に映し出した、これはヴァルダの傑作である。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:Normandie投稿日:2011-05-30 01:48:59
冒頭の占いから始まりジワジワ引き込まれた。映像とセリフと間合いが佳い。
黒い服に着替えてからの彼女はうっとりするほどステキでした。
何かが違う・・悪い意味ではないが所詮おにぎりとバゲットの違いか。
投稿者:こじか投稿日:2010-07-26 00:03:27
中学生の頃、帰宅後17時くらいから19時くらいまでで鑑賞。
リアルタイムな時間進行と、たまに入る不思議編集がとても新鮮でした。
いまの時代じゃ肩の力を抜いて観るたぐいの映画でしょうね。
投稿者:29thFebruary投稿日:2008-02-06 02:28:49
エディ・コンスタンティーヌはゴダールが主演してるコメディのパートに出てたんだね。「怠惰の罪」や「アルファヴィル」のハードボイルドな彼しか知らなかったから、こんな晴れやかな顔つきで登場するなんて不意をつかれちゃったよ。なんだか、いい人そうだなあ。
映画はよかったよ。ルグランが生演奏はじめた場面はちょっと嬉しいおまけだったね。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-09-11 18:53:58
【ネタバレ注意】

タロット占いの場面はカラーそれからモノクロ映像に移り変わる。検査結果が出るまでを実録時間で追う。
「5時03分から5時10分までのクレオ」・・などとクレオ以外の人物も時間刻みで映し出すことで彼女の心の不安感を表していたような感じだ。
アンナ・カリーナ、ゴダール監督や音楽のミシェル・ルグランも登場してたし、クレオの目線で走る車の中から映し出される街並を観てそれほど退屈はしなかった。
だけどほんとにこのクレオ、2時間足らずの間にいろんなことやってます。結構充実した時間の過ごし方、っていうか私なら半日以上かかりそうなのに。
休日私の場合:「5時から7時までのふじこ」〜寝る・・ひたすら・・寝る〜それでは話にならないよね。(失礼しました)

投稿者:theoria投稿日:2002-09-16 20:57:05
M・ルグランの弾き語りが実に素晴らしい。そしてクレオ役のコリンヌ・マルシャンが白っぽい服から変貌して黒い服を身に纏い始めてから彼女の美貌が、そして内なる魅力がキリリとタイトに描き出されてくるところがモノクロの効果を駆使しているかのようで御見事。オープニングのタロット占いのカラー場面との対比がメリハリをつけている。但し、全体として観ると“竜頭蛇尾”とまでは言わぬが、なんとも「女流〜」に往々にしてありがちな浅薄さが全篇を支配しており、ゴダールやらアンナ・カリーナを小細工に使っても大した“御利益”もなかろう。ご自身がマルシャンを起用してヌーヴェル・ヴァーグの純血種を標榜したいのか、それに続くシネマ・ヴェリテの旗頭のつもりなのか、それとも控えめに「過渡期」を渡り歩いてるつもりなのか解らないが、傑作とまでは思えない。癌告知に怯える5時〜7時(実質は90分で“含み”を持たせて終わるが))までの当日のクレオをカメラが追うわけだが、街の喧騒やそこを行き交う人間達の有様が大道芸人や店員、事故現場等を通じてクレオの内面的苦悶との連関として取り込まれている割には、殊に中盤以降淡白過ぎて癌告知への恐怖感が希薄になっている。アントワーヌとの出会いで癒される点を加味しても。フランス映画だから・・・は少なくとも本作では御法度であろう。マルケルの様な「ヴェリテ」の代表的作品ではなくとも、強く意識していることは間違いないでしょうから。「真実」から目を背ける訳にはいかない筈です。表現手段の如何を問わず鋭く切り込まなくては。しかし、「鏡」に映える内面まで美しい女の子などは現代日本では滅多にいないでしょう?毎日遊び歩いて自宅の鏡にカビを生やすくらいの女性ではこんな傑作とは言えぬまでも愛すべき佳品を観ても多分「鏡」の神秘性には気づかないでしょう。人前に出る際の化粧と歯磨き程度・・・そう考えると本作はやはり内面の輝きを持ったヴァルダの素性の良さを否応なしに知らされる一品であることは間違いないでしょう。「鏡」の象徴的な意味合いを再認識させてくれる。
【レンタル】
 【DVD】5時から7時までのクレオレンタル有り
 【VIDEO】5時から7時までのクレオレンタル有り
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION