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小間使の日記(1963)

LE JOURNAL D'UNE FEMME DE CHAMBRE

メディア映画
上映時間98分
製作国フランス/イタリア
公開情報劇場公開(ATG)
初公開年月1966/04/12
リバイバル→フランス映画社-84.12
ジャンルドラマ
ルイス・ブニュエル 《フランス時代》 Blu-ray BOX
参考価格:¥ 21,384
価格:¥ 15,892
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【解説】
 ジャン・ルノワールもハリウッド時代に、ポーレット・ゴダード主演で映画化(“THE DIARY OF A CHAMBERMAID”後に「ジャン・ルノワールの小間使の日記」としてWOWOWで放映)したミルボーの後期自然主義の小説を、ブニュエルにしては原作からあまり離れずに映画化。J・モローを主演にすることで、スキャンダラスな雰囲気が出ている。パリからノルマンディの片田舎の貴族に奉公に来たセレスティーユを取り巻く、色情狂の夫人、靴フェチの隠居の家族、粗野で薄気味悪い下男などの、奇矯な人物像が面白い。その閉鎖的環境で起きた、少女暴行殺人事件を契機に、彼女の内面で何かが変わっていく。疑わしいのは下男のジョゼフなのだが……。ブニュエルが、製作のシルベルマン、脚本のカリエールと初めて組んだことでも記念すべき作品。以後、この黄金トリオは数々の傑作、問題作をモノにしていくことになる。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
430 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:呑気呆亭投稿日:2014-09-02 16:41:08
何よりジャンヌ・モロ−がいい。彼女をめぐる人物像もそれぞれに一癖有りげで丁寧に描写されていて、彼らの言動やら服装やらしゃべり方やらを味わうことで映画を見る楽しみを満喫することが出来る。しかし、それが「少女殺人事件」という猟奇的な犯罪が起こることで一変する。モロ−もまた妙にその事件にこだわることで、前半のコケテッシュな魅力を失って重くなってしまう。この事件を挿入したのはブニュエルの趣味からなのだろうが、パリから来た小間使いの目に映った田舎貴族たちの艶笑譚として終わらせてくれれば、もっと気持ちの良い作品になったのではないだろうか。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:gapper投稿日:2009-12-09 19:14:03
【ネタバレ注意】

 例によって風変わりな人物が多く登場する作品。

 たいていの場合そうだが、ジャンヌ・モロー出演作品は彼女の存在を大きく感じる。
他の人物も十分出番もあり演出もされているが、随分と小さく少なく感じる。

 少女クレール( Dominique Sauvage )の死によって、やめた小間使いにもどりいやなジョセフと婚約もする。
しかし、その行動の動機について納得できる感じがしない。
確かに可愛がっていた少女の不幸に動かされたのは分かるが、そこまでという感じがしてならない。
 最後は、お隣さんと結婚するのだが、これもあっさりしていて納得感がない。
つまりは、そういった事柄はどうでもよかったということだろう。

 最終的に何も起きずに終わるのも、良いように思わない。

投稿者:Ikeda投稿日:2009-09-19 11:27:29
ジャンヌ・モローが小間使になるモンティユ家の異常さが突出している映画です。迎える夫人はジャンヌに、まず家具の取り扱いを注意し、絨毯の上を歩く時には靴を脱げと言うほど潔癖症で、性についても全く淡泊で夫も、ろくに受け付けない女なので、夫は、やたらに他の女に近づく。夫妻の父は女性の靴に愛着を持っていて、ジャンヌに靴を履かせて歩かせては喜ぶという奇癖を持っている。
更に下男はジャンヌの行動を監視して主人に報告する上に、サディスティックな一面を持っている。加えて隣家の退役軍人はメイドと夫婦のような生活をしていて、モンティユ家に異常な反感を持っていて、壁越しにゴミを投げ込んで挑発するような男である。
そのような特殊の環境なので、当然、性に関する問題が主体で、男は皆、色情狂で、女はそれを拒否し、場合によっては色仕掛けに利用するという進行になっています。そのため、この映画が人間の「さが」を描いている事に共感する人と、モラル的に反感を持つ人とでは評価に大きな差が出てくると思います。
なお、社会問題に付いても色々問題が提起されていますが、戦時中のフランスの状況は複雑すぎるので、私はあまり関心を持てませんでした。
投稿者:uptail投稿日:2009-09-03 09:25:55
ジャンヌ・モロー
投稿者:Laetitia投稿日:2006-09-12 07:56:20
解説で触れている同名のジャン・ルノワール監督作はポーレット・ゴダード主演、クローデット・コルベールではありません。

ブニュエルはルノワール版よりエロチック。時代の変化というより嗜好の問題かも。靴フェチ爺さんが憎めない(笑)。
投稿者:Katsumi_Egi投稿日:2002-02-19 05:51:48
【ネタバレ注意】

 ブニュエルらしいブルジョア(有産階級)への徹底的な嘲笑と共に、小市民がファシズムに流された時代を強烈にえぐり出す。という訳で、この映画でのブニュエルの先鋭さには恐れ入るのだが、しかし、一番ブニュエルがやりたかったのはここでもフェティッシュなエロティシズムを画面に映し出すことだったのではなかろうか。
 森で少女を犯して殺した下男(森番)が警察に逮捕されながら証拠不十分で不起訴となり、ラストでアクション・フランセーズ(反ユダヤ主義のファシスト団体)のデモに声援を送るという締め括りは確かに強烈だ。またラストカットの虚無感はブニュエルの認識を表出していもいるのだろう。しかしそのようなテーマ性の鮮烈さにも増して、モローが仕える老主人の靴と足への偏愛やミシェル・ピコリのスケベ心ぶりが、実にスリリングで忘れがたい。また、下男をおとしいれる為に身を挺するジャンヌ・モローのその肢体のエロティックなこと!そして、森の中に横たわる少女の太股を這う2匹の蝸牛!まったくブニュエルは変態爺だ!
http://www.page.sannet.ne.jp/egi/

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