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ガタカ(1997)

GATTACA

メディア映画
上映時間106分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(COLTRI)
初公開年月1998/05/02
ジャンルSF/サスペンス/ドラマ
残酷なまでに美しい未来…愛だけでは君に届かない
ガタカ [Blu-ray]
参考価格:¥ 2,500
価格:¥ 1,490
USED価格:¥ 1,137
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【解説】
 キャッチ・コピーすら泣かせる、SFドラマの最高傑作。遺伝子工学が発展した近未来。社会は遺伝子の優劣においてのみ人間の才能を判断していた。そのため、新生児は受精段階において遺伝子操作を行われ、遺伝子的に優秀な人材のみに選別されていた。そんな中、遺伝子操作をされることなく生まれてきたヴィンセントは、出生時に約30年の寿命と診断され、生まれた時から将来の見込みがない子供として育つ。やがて、ヴィンセントに遺伝子操作を受けた優秀な弟ができる。しかし、兄でありながら遺伝子の優れた弟には何をしてもかなわず、希望の無い生活を余儀なくされた。見せ付けられる差。やがて、ヴィンセントは宇宙飛行士を夢見るようになるが、その夢も劣性の遺伝子のため尽く断ち切られていった。しかし、そんな環境においても夢を追い続けたヴィンセントは、ある日、ずっと勝てなかった弟との度胸比べに勝ち、家を捨てて一人旅立つ。職を転々しながら下級クラスの生活を送った末、宇宙飛行士の施設“ガタカ”の清掃業についたヴィンセントは、ある日、闇業者の手配により、事故のため身障者となった元エリートに偽装し、“ガタカ”にエリート社員として潜り込む。しかし、そんなある日、ヴィンセントの正体を疑っていた上司が殺害され……。
<allcinema>
評価
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]Bインサイダー (1999)
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
56470 8.39
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2013-04-24 23:34:04
誰にも感情移入できないまま淡々と終幕。 なぜにそんなに高評価?
投稿者:つむじまがり投稿日:2013-04-23 22:47:58
【ネタバレ注意】

十何年ぶりかに見たらすごく面白かった。
オープニングがいい。GATCが太文字。
SFだと映像、CGに力点を置きがちだけど、時代背景をナレーションですまして、近未来らしい映像美を省いていてスマート。
設定はSF、話はヒューマンドラマ、サスペンス、ラブストーリーといろんな要素が詰まってて飽きません。
ただ、犯人の動機を推測は出来ても詳しく描いてほしかった。
ユマサーマン、ジュードロウの良さがはじめて分かった。

投稿者:cappye投稿日:2012-09-02 16:27:23
【ネタバレ注意】

 リアリティのある設定と、ヒューマンドラマ的な深さ、サスペンス的な面白さがある点は評価できるが、作りの甘さが気になって今ひとつ響いてこなかった。

 まず、主人公が心臓に爆弾を抱えていて長く生きられないという設定に全く説得力がない。遺伝子的に有能な弟を水泳で負かしたり、ガタカの中でのし上がっていったりしたのと違って、心臓の問題は努力ではどうにもならないのだろうが、せめて医者にかかったり、薬を処方したりはしないのだろうか。弟と夜の海で度胸比べしても息が上がる様子もないし(大体あれは度胸比べじゃなくて”根比べ”だよね)、明け方の砂浜で裸で体こすってたり、心臓をケアしている様子が全くないのは疑問。その辺りはもう少し補強するか、むしろこの設定は無しにして単に遺伝的に劣等だから採用されないというのでよかったのではないか。

 主人公の「ひたむきさ」というけれど、所詮は自分を偽り、他人を欺くための努力で(勿論夢を叶えるためではあるが)、全く感動せず。遺伝子だけで何ができるか決まってしまう社会もどうかと思うが、主人公のしてる努力も大概だと思う。ほんとうに感動させるのであれば、弟を負かしたみたいに努力でガタカのエリートたちに勝ち、遺伝子第一主義の社会を変えるくらいしてくれよ。

 "I prove it to you!!"からの「度胸比べ」の過程もよくわからなかった。ただの兄弟げんかか?主人公は「俺は誰の救いも求めてない」と言っていたが、実際は色んな人に助けられていたのであって、宇宙に行くときに少しはそれに悟っただろうか。

 まぁ、やけに絶賛されているが、そこまでの作品だとは全く思わなかった。

投稿者:なちら投稿日:2012-03-01 20:38:48
【ネタバレ注意】

差別を乗り越え夢を叶える為に、他人になりすます主人公が痛々しくてね。
彼女と結ばれた翌朝にまで、密かに海岸に出て石で古い角質を落とす涙ぐましい努力と、
心の休まる時が無い様子に泣けてくる。

主人公の頑張りだけでなく、全く予想してなくて驚きだったが刑事が実は弟だった事や、
J・ロウの悲しい献身、秘密を知っていた心優しい医師など、後半の盛り上がりが半端無く良い。

無事に旅立つ事で、やっと彼は心穏やかになったんだろうなと感動したよ。

投稿者:Kircheis投稿日:2012-01-06 21:15:07
『ブレードランナー』や『未来世紀ブラジル』など名作と呼ばれる近未来物がことごとく合わなかったんでこれも不安だったけど、イーサン・ホークのひたむきさに感動した。

ジュード・ロウの存在感もかなりの物で、この2人の特殊な関係が物語に深みを与えている。

ユマ・サーマンはあまり好きな女優ではなかったが、この映画では素敵。
翌年結婚する事になるイーサン・ホークとの息もぴったりだった。

ストーリー的にはSF物なら当然というか矛盾点がたくさんあるんだが、それでも最後は温かい気分になれた。

観終わってなんかオグリキャップが頭に浮かんだよ。
投稿者:scissors投稿日:2011-07-09 07:15:09
この映画を見て、美容整形に踏み切ったというブログ記事を見かけた。 う〜ん…。

これかなりの低予算でヒットを飛ばしたとか聞いたような気がしてたんだけど、製作費3600万ドルで興行収入は1300万ドル足らずだったんだな。
まあハリウッドにしちゃ低予算なんだろうが、ヒットどころか思いっきりコケてるじゃん。
騙されてたわ。
投稿者:藤本周平、投稿日:2011-04-30 15:49:44
美しき映像と音楽、そして哀愁漂う幕切れ、どれをとっても一級品。
低予算をものともしない面白さです。ラストのジュード・ロウに涙・・・
投稿者:こじか投稿日:2010-07-24 20:56:31
【ネタバレ注意】

キャストなのかタイトルなのか起伏なのか
未だ不思議な地味感を漂わせながらずいぶん息の長い作品。
昔の映画友に、公開当時何度も勧められたことが懐かしい。
よく言われる努力以外にもたくさん詰まってますね。

投稿者:ジェームス投稿日:2010-05-22 11:16:01
このまま科学が進化したら、こんな未来になっちゃうかも。撮影やプロダクションデザインが美しい。ユマ・サーマンがミステリアスな雰囲気。
投稿者:uptail投稿日:2010-01-28 14:10:28
ユマ・サーマン
投稿者:gapper投稿日:2009-11-09 13:28:05
【ネタバレ注意】

 遺伝子による選択を扱っているが、その意味でのメッセージ性は薄い。
本作の見所は、劣勢人間を排除する社会のシャープな映像や主人公の宇宙に行きたいという純粋な気持ちの方だ。

 サスペンス的な要素もあり、仕掛けもあるが見るものを騙す感じのもので個人的には気に入らない。
謎解きという意味では、意外性があり良いのかもしれない。

 若い刑事(ローレン・ディーン)と老齢の刑事(アラン・アーキン)の上下関係の説明がなかったり、主人公が家族がいないとしか登録されていないなど不満はある。
若い刑事と主人公の関係もラストからすると不自然。タイタンに行くのに、背広だし。リアリティより、美しさを取っている。

 それでも、見る価値はあり映像の美しさは記憶に残る。

投稿者:kinenchyu投稿日:2009-09-28 22:03:42
遺伝子技術をひにくったような作品でもあります。SFでありながらゆっくりと流れるストーリーはちょっと異色かもしれません。
投稿者:ローランド投稿日:2009-08-25 08:12:27
 運命論者ではないが、それでも、人生のなかで自分の努力では
どうしようもない部分というのはかなりあるとの考えで、レット・イッ
ト・ビーにケ・セラ・セラ、何かあったときに無様な姿を晒さないよう
にとの心がけさえあれば良いのではないかと思っているのだけど、
この映画の主人公は、人生の成功者になるためには大きなハンデ
になる宿命を負いながら、あくどい手を使ってでも理想とするひとつ
の目的に邁進しようとすることによって運命を好転させてしまいます。  

 でも、ハッピーエンドに見えながら、この後に待っている運命に不安
を感じさせるし、それに、この映画の人間関係はかなり都合良くして
あるので、現実世界もこうなると考えてはいけないですね。 そんなこ
と、だれも考えないか(笑)。 冒頭にある狄世曲げたものを誰が直
しえよう?瓩慮斥佞呂修譴魄甜┐靴討い襪澆燭い忙廚辰燭韻鼻△海
は考えすぎでしょうか?。  

 装飾など細部を省略した、いかにも低予算と思わせるセットのよう
に、物語も、骨格はとても良いと思うけど肉付けがすこし不満足で、
あの度胸比べも、実力伯仲の片方が力尽きて沈んでしまうくら
いに疲労していたら、競っていた相手もかなり疲労しているはずで、
とてもじゃないがそれを助けて岸まで泳ぎ着くことはできないと、
水泳の経験のある人間なら誰でも疑問に思うはず。  

 と、あら捜しみたいになってしまったけど、サイエンス・フィクションと
しても人間ドラマとしてもミステリーとしても、なかなか見せるものはあ
りました。

投稿者:william投稿日:2009-07-09 02:42:04
90年代SF映画の最高峰といっても良い位、素晴らしい感動作。
この作品がさほど多くの人の印象に残らなかったのが不思議で仕方がない。
いつも思うが、イーサン・ホークは優れた作品を選別する目がある。本当にセンスがいいね。
投稿者:namurisu投稿日:2009-07-07 11:54:28
努力、努力、努力、努力。人間は運命と戦う。
投稿者:きらきら投稿日:2008-12-28 22:42:31
逆境の青年が、汚い手を使ってでも這い上がっていくという、この手の話、好きなんですよ…。

最初は、なりすましのテーマから「太陽がいっぱい」を思い出して、イーサン・ホークとジュード・ロウにアラン・ドロンとモーリス・ロネを重ね合わせたりもしましたね。

ユマ・サーマンの役割は、どちらかというとハリウッド的に話を進めるうえでは必要なんだろうけど、ちょっと愛のテーマを盛り込むことで、散らかっちゃったかな。
個人的には、彼女がスクリーンに出てくると、どうしてもあの大きな鼻にばかり眼が行って、どうも集中できない。…すいません余計なことでした。

ちょっとぬるい感じもありますが、演出面でSF臭を強めて勝負しなかったのは、褒められてもいいと思います。
点数はやや辛めですが…。
投稿者:BoyToy投稿日:2008-03-19 09:48:59
観てからあまり時間経ってないのにすでにガタカだかゴシカだったか分からなくなっている。…不適正者かもしれない。
遺伝子レベルでは劣ってるとされる本当の自分を隠しながら可能性を信じ続けるヴィンセント役のイーサンホークがよかった。
SFのコーナーにあったがロケットや惑星はあまり関係なく、全く思いのほかいい映画。
投稿者:ridaota投稿日:2008-02-16 16:43:33
【ネタバレ注意】

今の時代だからこそ、胸に突き刺さる作品というものがある。

近い未来、おそらくこの作品のような世の中になるだろう。

でも、いかなる時代になったとしても
人は「可能性」を捨てない限り、人らしく生きていけるのかもしれない。

今の時代だからこそ、見ておいて損はないと思います。

投稿者:歌王投稿日:2007-12-22 02:07:20
【ネタバレ注意】

クライマックスの兄弟の度胸比べあたりから、なぜだか泣けて仕方がなかった。ビンセントの周囲の人は皆、彼を愛していたのがわかったから。それは彼の意志の強さや努力の成果であり、要は生い立ちは負け犬でも、すてきな人生を送れるということ。このテーマが心に迫ります。

まあ、ハリウッド映画によくあるアメリカン・ドリームだと思うとややチープではあります。それでも自分を含め大半の庶民にとっては、たとえ映画の中だけとはいえリアルな夢を見せてくれる点に、この作品の素晴らしさがあるんですね。

ジュード・ロウ演じるユージーンの存在も意義深いです。エリート人生を棒に振るハメになり、捨て鉢になって人身売買的なビジネスに荷担するも、最後の瞬間まで気高い精神は忘れてはいない。ビンセントへの友情と、自身の転落人生への決別を告げるラストシーンが、残酷ながらも美しいです。

投稿者:ちゃき投稿日:2007-12-10 21:58:37
タイトルが遺伝子のGATC文字からできていることに注目。将来ありうる話にかなり共感を覚えた。イーサン・ホークとユマ・サーマンのゴールデンコンビがよかった。サスペンスというベきか、ドラマというべきかは分からないけれど、パワーをもらえる映画でした。

1997年にこれができたこともかなり注目できるポイントかと思います。
(初)

久しぶりに観てみました。公開当時に分かっていなかったものが分かって来ました。

ジェネの話ではあるけれど、エリートとそうでない人の違いという意味では、今の世の中でも十分学歴という名の下に共通点を観ることができました。ただし、学歴の詐称は簡単ですが、遺伝子はごまかせないので、そういう意味では未来的だとは思いますが、遺伝子情報も可能性の一つと考えるか、絶対と考えるかという意味では当たり前ではあるけれど、希望を見いだすには当たり前であって、不可能はないというのがこんなにも効いてくる状況はないのかなと。

ジュード・ロウのエリートぶりがよかったし、検査のおじさんは24のジョージ・メイスンこと、サンダー・バークレーがやっていたなんて。あんまり変わってない感じにびっくりしました。
(2007/12/30)http://ameblo.jp/milestones/
投稿者:投稿日:2007-10-18 14:09:44
【ネタバレ注意】

氏より育ち・・という言葉があるように、
生まれたときの遺伝子よりも、育っていく環境や、受ける教育で、
大きく人は、変わっていきます。

IQの低い親から生まれた子でも、生後の知的働きかけによって
特に、3歳までの大脳の発達が活発に成長していく時期に、
言語、音楽、数、体育、多くの知識をインプットし、
大脳に刺激を与えることで、
その子のIQ、能力は、高くなっていきます。

子を取り囲む周囲の環境や、愛情が、
IQや性格、人格、特技など、パーソナリティを形成していきます。

3歳以降でも、15歳くらいまでは、ゆるやかに成長していくし、
人格形成は、その期間どう過ごしたかによって、
また、大脳や体に与えた栄養など、食生活も含めて、
生活習慣、学問、教養、趣味、道徳など・・、
生れ落ちた後の影響で、才能は開花していくのです。

どんな現場(学校、職場、スポーツ界など)においても、
成績優秀な人と、劣等生の両者が、常に存在します。

自分よりも、飛び抜けて優秀な人を見ると、
遺伝子が良かったのね・・と、勘違いしがちですが、
生後の環境、受けた教育、なによりも、その人自身の努力や熱意が、
大きく影響していると思います。

近未来において、遺伝子工学が、いくら発達したといえ、
病気で無い限り、
遺伝子の能力を、決めつけたり、寿命までわかったり、
というのは、ちょっと考え難いことですが、
まあ、SFなのだから、あり得ない前提が、楽しいわけで、
映画を楽しむという視点においては、 
とても、面白い発想だったと思います。

生い立ちや、自らの劣等感に苦悩しながら、
強く生きていく役どころは、イーサンホークに多いですが、
本作でも、心情を、うまく表現していたと思います。
(幼児の子役が、イーサンにそっくりで、本人みたいでした。)

主人公(イーサンホーク)は、遺伝子操作されずに、
自然に生まれてきます・・。
生まれた時、30年の寿命・劣等生と、烙印を押され、(不適正者)
遺伝子による差別を、社会から受けることになります。

宇宙飛行士になることを、強く夢見ていましたが、
それは、劣性遺伝子、不適正者である彼にとって、
到底叶うことのない夢でした。

いつも負けていた弟に、勝ったことを機に、
家族と決別します。

「弟と僕の力が、初めて逆転し、
今まで信じていたものが、崩れ去った瞬間だった・・!
このときから、あらゆる不可能は、消えた・・・。」

遺伝子の優劣が全てではない・・・
未来へ、希望をもって、強く生きようと決意します。

ジュード・ロウ、ユマ・サーマンの友情と愛情が、
イーサンを守り、成功へと導いていく。

車椅子のジュードが、両腕だけで、
上の階まで、必死で這いずって上がっていき、
全力でかばったところは、
真の友情の絆を、感じました。

最後の検査で、父は目をつむって、見逃してくれます・・・。
「遅れるぞ、ヴィンセント・・・」
と、温かい目で、見送ってくれるところは、
父子の情愛に、じ〜ん・・ときます。

ジュードが、
「体を貸す代わりに、夢をもらった・・・。
旅にでる。」と、
イーサンのために、一生涯分のサンプルを作り、
証拠隠滅の焼却炉で、自らを焼却・自殺してしまうシーンでは、

すでに存在を売り渡した自分・・・、
この世では、存在しない自分・・・、
人の世話にならなければ生きていけない自分・・・。

イーサンの成功を喜びながら、
どんな孤独な想いで、
死んでいったのだろう・・・と思うと、とても切なかった・・・。

以前の事故も、自殺だったと、告白していましたが、
焼却炉でジュードと共に、焼けていく胸の銀メダルを見たとき、
涙がでました。

最優秀な遺伝子をもっているのに、金メダルが取れない、
優秀が故の多くの葛藤から、解き放たれ、
死んで楽になりたかったのかもしれない・・。と思いました。
イーサンの成功を、見届けるように、死んでいった・・・。

ロケットに乗ってから見るよう、言った手紙には、
何も書かれておらず、毛髪の束だけが入っていた。
自分は、もはや、細胞のサンプルを与えるだけしか価値はない・・・
そう言っているようで、哀しかった・・。

適正者は、人生の破滅を選び、
不適正者は、最後まであきらめずに、
努力によって、幼少からの夢を叶える。
とても、皮肉な結末だと、思いました。
 
やはり、人の能力というものは、
遺伝子の優劣だけではなく、
根性、魂、熱意、努力、集中力だと思いました。

静かで、切ないサスペンス、叙情的なSF、・・名作です。




投稿者:jordandas投稿日:2007-09-03 17:25:45
キリリとスーツを着こなし、やわらかい髪をなでつけさっそうと歩く
様子は見とれてしまいます。イーサン、ジュード、ウマ・サーマン共に
どうあっても一番美しく見える年齢、容姿の時に撮った映画でしょうね。
ハイティーン時代のヴィンセント(イーサン)役をやった俳優さんは
イーサンに良く似ていて、成長振りがとても自然に見えました。
SFものとしては「どこが?」と突っ込みたくなりますが、
サスペンスとしては十分楽しめました。
投稿者:ちんちら投稿日:2007-08-16 14:39:22
【ネタバレ注意】

もってうまれたものを男も女も社会も求めるのなら、ハンデのないスタートをみんな切ればいい。それでなくても人は完全なものとはほど遠い存在なのだから。せめて遺伝子的なハンデなど持たないで産まれればいいと、私は思うのです。

遺伝子操作という設定以外、この映画はいわゆるSFではありません。サイエンス・フィクションではあります。
評論家達ほどではないにしろ割とよい映画でした。
映画そのものより、前提となる遺伝子とその世界観に考えさせられる作品でした。

近い未来、人は遺伝子操作によって産まれることが当たり前になっています。
最高の組み合わせを選び、遺伝的な問題を取り除かれ、恵まれてこの世に産まれます。
これに対し否定的な意見が多いかと思いますが、私は極めて賛成的です。

人は産まれながら不平等です。
そして人は産まれながらにもっている素養を相手に求めます。
美人がいい、イケメンがいい、グラマーがいい、背の高い人が条件、スポーツマン、学歴。温厚さを求めることさえも。
産まれながらに持っているものを自分が獲得したものかのように人は誇ります。そして産まれながら持っているもので、華々しい人生を歩むことができます。
10人子供を産めば優秀でない子も優秀な子も生まれるでしょう。自然が一番だと人はいいますが、その自然の状態を差別しているのは人そのものです。
それなら、「運」という「確率」を求めるより、もっともいい組み合わせを自らの手で選んで何が悪いのでしょう。
遺伝子学者の言葉が私には突き刺さります。「それでなくても人は不完全なものです。性格的な欠点だけで十分」
遺伝子学者は黒人で若いのに禿げていました。彼自身が”自然な子”として産まれ、産まれながらのハンデを背負わせたくないという強い思いを具現させていたのかも知れません。

ただし、主人公ビンセントは遺伝的には IN VALIDでも、能力的には VALIDだったのです。
産まれたときの診断には誤診がありました。
それは、「何か強い目的を持ったときの能力開発能力、集中力」といった要因です。
実はこれこそが、真に偉大なことをやり遂げるための最も重要な素養だと私は思っています。
過去の偉人達、スポーツで快挙を成し遂げた者や天才と言われた芸術家や学者達と同じ遺伝子を持った者を生みだしても、同じことをやり遂げられると限らない、と私は思っています。
ただし、身も蓋もないことを言うなら、この素質自体が遺伝子によって限定されているとも感じます。
外科手術による「集中化」によって、多くの人は人格と引き替えに何かの天才になれる可能性があるのだと思います。

努力や集中自体を「遺伝子」によって制御されているという考えには否定的な考えや、否定せずにはいられない人が多いと思います。
でも、例えばいろいろな大学に入り、いろいろな分野の学者になるような素質は遺伝子としてあることがすでに判明しています。
本当に温厚な人物はそう努力したからでは決してありません。努力によって得たものなど本当の温厚さではありません。温厚な人間はそう生まれついているだけのことです。
人は薬一つで温厚な人間を短気にも暴力的にも簡単に変えることができます。この先集中力を高めることも、無気力を伴わずに温厚にすることも、もっと自然にできるようになることでしょう。
では、一体「自分自身」とは一体なんなのか?
遺伝的要因を全て取り除いたときに残る「何か」が私は真に「その人」なのかも知れないと思っています。

それならその先に人は進めばいいと私は思います。
地球の中で生きている限り、人は地球の運命と共にします。
人が宇宙に進出するのは人類がもっと長い時間を生き延びるのに最低限必要なことです。
そのためには人が人の枠の中でそれを成し遂げられるのなら、目指せばいいと思います。
宝くじがあたるように優秀な遺伝子を持った存在に歓喜するなら、人類の手で神の宝くじをひいてみせてもいいではないですか。

いい遺伝子を持った者が幸せだとは限りません。ジェロームのように。
でもそれは劣った遺伝子を持った者にもそれ以上のことが言えるのです。
ジェロームの最後の悲しい決断は、劣っていても成し遂げられた者と、優秀であっても熱い思いを抱けなかった自分との決別だったのでしょう。
DVDの最後に出てくる二枚の板の意味がわかりませんでした。コンタクトではないようですが・・・

ブログに全文の感想を載せています。久々の投稿です。http://chinchila4.blog76.fc2.com/blog-category-21.html

投稿者:tomovsky投稿日:2007-01-25 13:01:44
【ネタバレ注意】

どうも、SFっぽくないな。なんだか、時代遅れのメロドラマを見てる感じがした。遺伝子操作っていう設定がなければ、本当に何だかわからないジャンルの映画だな。SFサスペンスってパッケージに書いてあったから、結構面白いかもって期待したのが、マズかったな。全然面白くない。全体的に、スピード感というか、パンチが足りないな。サスペンスを強調したかったのか、ロマンスを強調したかったのか、とにかく中途半端。どうも、主役のイーサン・ホークって俳優の顔がSFサスペンスにあってないなと思う。イーサン・ホークとジュード・ロウの配役が逆立場だったら、もっと雰囲気が出てよい作品になったと思う。おしい。

投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2006-12-14 00:41:40
【ネタバレ注意】

能力を認めるなんて未来にも有り得ない。

…但し、優劣による選別教育の結果、能力を伸ばす人間と放置される人間に差別される〜故に遺伝子操作が流行る(?)…なんて事は有りそうで怖い。(ダークエンジェルはBOX1-2(及びIIのBOX1-2)を手に入れたが、まだ第一話しか観てない…※その後、無事に全て観終わりました)

優秀な器官も使わなければ鈍る…アスリートハートは医学の常識。人それぞれ、好きな事、やりたい事があって、努力というのじゃないけれど、まぁ繰り返し練習してる(遊んでいる?)内に上手くなる。
逆に好きでもないが出来る様にだけはなりたい事…これは難しいよね。(まぁ負けん気とか、良い格好したい、とか、意地etc.とかの程度によるが)
現在においても、例えば心臓の悪い人は、激しい運動とか先生に止められる事もありそうな(いや俺は出来る、と言っても)…まぁそれが「階級差別」に繋がるという不条理と、成りすまし犯罪(?)の成り行き。〜殺人事件の方は、まぁ無難な結末に落ち着くが。
個人的には「優」の方が出来て当たり前な訳で結構辛い様な気もするが。逆に「劣」は、普通(でもないが…)になるだけで激しく感動されるなんてね…勿論、自分(ユマ・サーマン)がどうせ私なんて、と思っていたから、という事もあろうが〜って+恋物語。

あの元有名水泳選手が手だけで階段を上る〜そして特別何も無かったかのように振舞う意地…やってくれる!
彼は人を遺伝子だけで判断する弟君(それが唯一のプライドなのか?)とは明らかに違うね。多分、彼(ジュード・ロウ)が車椅子でなければ、間違いなくイーサン・ホークの上をゆく飛行士になるだろう…それがまた辛いねぇ。
…まぁ結局はそういう事(ジュードが有利)なのだが、慢心で駄目になる弟君タイプもいれば、チャンスさえ貰ったらランクアップ出来るイーサンタイプもいるぞって事だね、世の中は。
映像はオープニングから引っ張る〜近未来における総遺伝子番号制度下の人間ドラマ。

投稿者:kath投稿日:2006-10-08 12:20:46
イーサンホーク、ユマサーマン、ジュードロウの配役が見事だと感じた。全体の冷たい感じの風景もストーリーととてもよくマッチしている。最後に救われるのが良かった。
投稿者:ragos投稿日:2006-07-17 00:41:58
【ネタバレ注意】

「人は一人では生きられない」、そんな当たり前なことをSF的題材を借りてドラマ化した作品。
これを現代劇で表現しようとすれば、寅さんのように喜劇にでもしなければ、
臭くって観ていられないであろう。
それを近未来の社会に置き換えることによって、感情移入させることに成功。
前半部分の説明過多は興ざめだが、後半の盛り上がりは見所十分。最後は泣けます。

P.S. ジュード・ロウの存在感は圧巻。映画ファンならその為にだけでも必ず観るべし。

投稿者:ジャック ウォルシュ投稿日:2006-05-06 17:04:52
とにかくこの映画は映像が綺麗である。
これを見て夢は諦めなければ必ず叶うんだという事を知った。
良い作品だと思う。
相変わらずイーサン・ホークはカッコイイ!
投稿者:knyttet投稿日:2006-04-23 18:51:05
なんかの漫画で「他人をうらやむことは自分を否定することだ」と言うセリフがあった。その時はナルホドなと読み入っていたが、この映画を観るとまんざら人間そんなに単純ではないぞ、という気がしてきた。「自分を否定してまでも自分を手に入れたい。」そんな逆説から読み取れたのは、諦めて組み込まれることに対する自由への渇望なのかもしれない。同時に主人公の反対側から見つめるという視点も問われてこの映画は終わると考える。その意味で最後まで見逃せない。いつ終わるのかわからないこの映画は、いつのまにか終わってしまう。夢のような複雑さを残して終わる。
投稿者:DP投稿日:2006-01-05 23:02:18
ここのコメントの「ネタバレ」以外を全部読んでから観た。
読まない方が良かった。

SFなのに妙な現実感があり、どっぷりハマれました。
が、期待しすぎたとしか言い様が無い。
ここから下は読まない方がいい。もったいないことをしました。
投稿者:ASH投稿日:2005-12-11 01:29:27
僕はこの映画、イーサン・ファンの偏愛だけで人気が成り立っているのかと思ったら違ったみたいなので驚いた。まあ、SF映画としては良質だが、イーサン嫌いなので評価は厳しい。

投稿者:とろりん投稿日:2005-09-04 16:26:21
静かで奥の深い映画でした。明らかにイーサンホークよりもジュ−ドロウの方が目立ってた。ジュ−ドロウは複雑な役をホント上手に演じてる。天才(適正)なのに銀メダルしか取れない、不適正なのに適正者に勝つことができる。人間社会の複雑さをよく表していると思う。最期は泣けました・・・。最期の方のジュードの台詞がよいです!個人的にとても好きな映画になりました。
投稿者:黒美君彦投稿日:2005-08-12 11:39:53
近未来SFではあるが、薀蓄に偏らず、イーサン・ホークとジュード・ロウの二人に焦点をあて、独自の物語世界を作っている。どちらかというと、心理サスペンスと評した方がいいかも。
細かいところを指摘し始めるといろいろ粗が出てくるのだが、そこを救っているのがイーサン・ホークが醸し出す“根源的弱さ”と、ジュード・ロウの“屈折した弱さ”。ここにアンドロイド的な冷たい美しさを持つユマ・サーマンが絡んで来て、何ともドキドキさせる。
テーマとしては、“努力すれば報われる”みたいなところもあって、その意味では目新しさはない。デザイナーズ・チャイルドが「ノーマル」とされる時代に「神の子」と呼ばれる自然受精による人間が差別される、というのもありそうな話だ。だが、そうした背景を描きつつ、主人公たちの「挫折」をそれぞれ表情で見せているところがいい。
ただ、確かに心臓が弱いはずのイーサン・ホークが、理想になかなか届かずに苦しむようなシーンが殆どない、といったあたりは弱点だと思う。

マイケル・ナイマンの音楽もなかなか。
M・ウィンターボトム監督の『アイウォントユー』(98年)で、独特の映像を観せてくれたスワヴォミール・イジャックのカメラがいい。

“VALID”(適格)か“IN VALID”(不適格)かが、遺伝子レベルで決めつけられる世界は、実は確実に近づきつつある。遺伝子運命論がやがてもっと主流になるだろうことは間違いないが、そうした遺伝子をめぐる諸問題と人類はどう向き合っていくべきか。いろいろ問題を内包する傑作である。
個人的にはアーネスト・ボーグナインをもっと前面に出して欲しかったなー。
投稿者:H.I.投稿日:2005-07-27 21:53:52
アンドリュー・ニコルの最高傑作。美しい音楽と映像。
ストーリーも良い。http://d.hatena.ne.jp/hi03/
投稿者:vale投稿日:2005-06-12 00:58:26
テーマは近未来モノの定番なのでツクリの丁寧さで勝負なのですが、何故かチープ感たっぷりの印象。なんかこう・・もう一ひねり欲しい薄味映画。演技陣も全く記憶に残りません。
それにしても「自由を求めて閉塞からの脱出」的なSFはもう食傷気味です。
投稿者:NYY投稿日:2005-05-14 12:11:14
 現代でも人生の殆んどの部分は、自らの意志で選ぶことのできない条件で決まってしまう。
 が、この主人公は、そんな困難な条件と戦いながら前に進んで行く。
 
 う〜ん、大好きな映画。

 低予算らしいが、映像も音楽も良かったと思う。
投稿者:jyunn投稿日:2004-10-09 01:16:40
素晴らしい映画です。テーマや設定も面白く、また、配役も絶妙だと思います。ラブ・ストーリーであり、人類に対するメッセージも感じられる、かつ、映画としてのテンポも良くグイグイひき込まれていくとても秀逸な作品であると思います。
投稿者:jedi knight投稿日:2004-07-06 21:56:31
【ネタバレ注意】

 「遺伝子操作、優勢劣敗」というテーマに「追跡・逃亡」という設定で、最後までハラハラしながら観ていました。また、刑務所脱獄のように騙し逃げ通すのではなく、大事な節目では逃げていない点で、素直に感動できました。良くできた作品だと思います。

 仮に、イーサン・ホークとジュード・ロウの演じる役を入れ替えても、演技次第では面白い作品になったと思います。主人公の強い意志が強調されそうですし、二人が迎えるエンディングにも納得がいきそうです・・・。
 でも、個人的には、検査技師の陰の支えに最も感動したので、精神的な脆さも見せる設定で良かったと思います。


 特典映像の、”飲んでしまう”シーン、つぼに嵌まりました。
友情を超えて、ほもだち覚悟(?)の究極の支援です!

投稿者:oldman投稿日:2004-03-07 23:52:20
【ネタバレ注意】

 まず映像がうつくしく惹きつけられます。
 そして、音楽、衣装、建築物、小道具、風景、どれも
素晴らしく、物語を引き立てています。
 そしてウマ・サーマンの美しいこと。これだけでも見
る価値はあるのではないでしょうか。表情に乏しいイー
サン・ホークもその哀愁がこの作品にはマッチしていま
す。
 しかしなんといっても、この作品に深みをもたせてい
るのはジェロームの存在でしょう。炎に身を投じるジュ
ード・ロウには涙が溢れてしまいました。
 ヴィンセントの生まれた世界は、「神の子」に対して
厳しいものでしたが、「ガタカ」は「適正者」に厳しす
ぎるものだったのではないでしょうか。


 画面にうつされる「神の子」がすべて白人アングロサ
クソンだったこと、ガタカの火星探査乗組員が、ヴィン
セントを除いて全員有色人種、女性といったマイノリテ
ィだった点、すこしひっかかります。
 これだけ素晴らしい映画でありながら「努力が血筋を
乗り越える」といった、いかにもアメリカ的(反ヨーロ
ッパ的)メッセージが濃厚で少しうんざりという感じも
しないではありません。

 それでもやはり孤高なジェロームに敗者の美学を感じ、
この作品は気に入っています。
 

投稿者:フリクリ投稿日:2004-01-18 15:12:33
今までのどの映画とも違う。
今までのどの映画よりも感動した。
これこそ真のSFヒューマンドラマ。
イーサン・ホーク、ジュード・ロウの組合せは素晴らしい。
こんなストーリーを発想できる人間がうらやましい。
ラストでは泣いてしまった。
ビンセントの最後の台詞も素晴らしい。
永久保存版です!
投稿者:kenny投稿日:2003-12-10 17:11:46
【ネタバレ注意】

・・ちゃんとしたドラマで見応えあり。久々にいい映画を見た。
映像、音楽も綺麗で申し分なし・・月明かりの海の競泳シーン、朝焼けのデートシーン(U・サーマンのきれいなこと!)などなど。
ジェロームになる前と後の主人公の表情の違いが面白い。夢への怖い位の“執念”を感じた。
障害者が健常者には想像もつかない能力を発揮するのを見て感動を覚えるのは、
人間の計り知れない“可能性”を感じるからだ。
これを無視するようなこんな未来が来たら、“努力”は死語になってしまうだろう。主人公の台詞、「欠点を探すのに必死で真実が見えない」が耳に残る。
泣ける話じゃないと思ってたが、遺髪を見て相棒の死を知るシーンで思わず涙が出た。
最後に・・
★A・ボーグナインの未公開シーンがもったいない。なんでカットされたんだろ?
★↓のコメント通り、検査の度に顔写真が出るならすぐばれると思うが?
★ひざ下を5竸ばして身長を高くする手術、可能ならやりたい!!!

投稿者:wayu投稿日:2003-07-10 17:34:00
DNAの情報はATGCの4文字で表現されるけど、
この映画の題名であるガタカはGATTACA。
映画自体も、わりと凝っていると思う。

冒頭のクレジットで、スペルのATGCが浮き上がるので
ATGCがどれも入っていない人はどうするんだろう、と思って
観てたんだけど、みんな入っていた、ような気がする。

ヒトゲノムが解読される前の作品であるだけに、
あらためて凄いなぁ、と思う。
投稿者:文月投稿日:2003-04-01 15:45:56
【ネタバレ注意】

もちろんこれはSFだけれど(最近はSF言えなくなってきたくらい現実がこの映画に近づいてきているけど)これは可能性の物語だと思う。種としての人類の可能性、そして個人としての人間の可能性…。宇宙に浮かぶ地球は子宮に浮かぶ卵子を想像させる。遠泳の肝試しをする兄弟はまるで卵子(命・生)に向かって競争をする精子のようであり、ヴィンセントはまるで修行僧のようだった。あの凄まじいまでの夢と自分の可能性にかける努力は人としての可能性を遺伝子レベルで判断し切り捨てる、あの社会への精一杯の反抗だったのだと思う。あの社会を容認してしまうということは障害者やヴィンセントのように生まれつきの病気を持つ人々を排除してしまうという事だし、人間の価値基準を人間自らが線引きをしてしまうという事に他ならない。そう思うと、誰かが引いた美の基準を持って生まれてきたアイリーンやジェロームの美しささえ悲しみを帯びてくる。ジェロームがヴィンセントに託したのは、「人間としての可能性」という夢だったはずだ。
SFなのに泣ける貴重な1本。マイケル・ナイマンの音楽、美術共に美しい。私の中では5本の指に入るSFです。

投稿者:ゆこぽん投稿日:2003-01-16 16:58:02
イーサン・ホークの演技がいい。これは当初ブラッド・ピットが配役されるはずだったらしいけど、ブラピじゃビンセントの弱さとかコンプレックスだとか神経質な感じは出せなかったんじゃないかのぉ〜。イーサンの演技が…っていうよりはイーサンが適役だったのかも(^^)(私はこれが初めて見たイーサン作品なので見たときは他作品と演技の比較ができなっかたし)
めちゃめちゃ好きな映画やな〜。CGとかほとんど使わずに近未来を感じさせる服とかデザインがすごいよね。
うんちくおいといて何か好き!!雰囲気や世界観。最後のビンセントのセリフがグっときたっ。
投稿者:michan0829投稿日:2002-11-17 23:58:17
いい映画です。
実際に遺伝子治療や出産前に子供の遺伝子的欠陥を知って奪胎するという事が現実に行われだした現代においては、SFを超越した恐怖感を感じます。
遥かに有名な「トルーマンショー」よりもずっと面白かった。重いけどね。

9点つけましたが、マイナス1はイーサン君です。相変わらずのワンパターン演技でわきのジュードロウやユマサーマンに完全に食われてますね。
最近思うのですが、イーサンホークはアメリカのキムタクじゃないかと。
初めて見た時はあの無表情や、ちょっとひきつった笑顔なんかがなんか演技上手そうに見えるのだけど、毎回そんなのばっかで、「ありゃ、こいつこれしかできねーんじゃねーの?」と思わせてくれます。
でも結構好きです。リアリティバイツ以外にも2回以上観れるイーサンホーク作品が見つかって感激。
投稿者:K I R I K O投稿日:2002-10-12 11:47:52
面白い作品だね。映画ファンならビンっと「華氏451」を思い浮かべるだろう。
D・デビートなども制作に関るなど、身内的な雰囲気とカルト感がある。
演出・映像、あと一歩で「ブレードランナー」のレベルに行けたのだが...。
この作品でゴールインしたイーサンとユマの子供ならきっと、美形遺伝子を持ってるだろうね。http://www4japan.com/~poplife/
投稿者:ibaraki投稿日:2002-10-01 17:06:35
 宇宙飛行士を題材にした映画なのに殆ど宇宙船が登場しないSF映画。

非常にスタイリッシュな映像で夕焼けや、構造物、光と影を使ったシーンの
描写力が圧巻。パースペクティブを大胆に利用して成功していると思う。
画面から伝わる緊張感はどこか『2001年宇宙の旅』を見たときに受けた感覚と
似通っているような気がした。

あまり性急でないストーリー展開も見やすかった。
投稿者:すなかけ投稿日:2002-04-20 21:05:28
U・サーマンむっちゃキレイ!とにかくキレイ。
こんな綺麗な人が出ているとついラブシーンが長くなったり
恋愛の揉め事が色々織り交ぜられちゃって、ストーリー展開を台無しに
してしまいがちだけど、この映画に関してはそこを極力控えたのが偉い!

そうか低予算だったのか。他の方のコメントを読んではじめて知りました。
なら納得の箇所が多数ありました。感謝感謝。
CGとかあまり使われてないし、場面数が少ない。←これ私には重要。
場面の少ない映画(ex.「12人の怒れる男」)は良い映画と自分で私自身にインプリンティングされているからそう思うのかも知れませんが…。
原作は戯曲か?と思ったくらい。舞台化出来そう。

近未来の遺伝子操作というと「6デイ」のようなメッセージが直球で、映像技術てんこ盛りの派手な商業的な映画がすぐ思い浮かんじゃう。
この映画全然違うんですよね。「ダークエンジェル」とも違う。
近未来だけど、いわゆるSFっぽく無かった。とにかくSFっぽくない。
でもこれが良かった。
低予算だからこそ皮肉や悲哀満載の締まったの作りになったのかしら。

ラストの医者とのやり取りが、私は良かったと思いました。
SFと考えると色んな「どうして?」が出てきますが、なんとなく許せてしまう(それを度外視させてしまう)作品でした。
投稿者:ヒデブウ投稿日:2002-04-08 09:26:43
人はどんな境遇にあっても夢や希望を捨ててはいけない。こんなありがちなメッセージを非情に奇抜なドラマで表現してくれた。ジュード・ロウがめちゃいいかんじ。
投稿者:ユカ投稿日:2001-10-01 15:32:54
おもしろかったー。ジュード・ロウ素敵だったー☆遺伝子操作によって差別ができるのは嫌だけど、自分のアトピーを遺伝子操作で子供に遺伝させたくないからいい意味で科学が発達して欲しい。
投稿者:トウメイ投稿日:2001-09-14 16:32:52
不遇の状況で人間の可能性をいかにのばせるか。
努力で生まれ持った幸運の持ち主に打ち勝つ。
こういう映画、けっこう好きです。
ただ、このような未来が来ないことを強く願います。
来ない、と断言できないのがつらい…。
投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2001-08-28 19:03:26
いゃー最後!良かった。
宇宙船搭乗の検査のシーン「早く行け!」
これかなり良かった。
これ無かったら、ただの上手く作った映画止まりでした。
投稿者:zula投稿日:2001-08-18 05:41:23
saigo nakemashita.yakusya meatede katte mitara..!anna higa kurunomo sou toku nainodesyou.atarashiiSF desuna-
投稿者:けん投稿日:2001-08-17 16:55:40
期待していたけど(これを見て評価が良かったから)
そんなにおもしろーいってほどでもなかったかな?
投稿者:ゆうじ投稿日:2001-04-09 19:55:56
今までいろいろSF映画を見てきたが、ここまで低予算みえみえの
映画も珍しい。未来のドアが手動なのは、何か50’代のB級SF作品みたい。

とは言え、ストーリー&役者は一級品。じっくり、楽しませていただきました。
投稿者:fwon投稿日:2001-04-05 11:55:37
面白かったです。ちょっとイーサン・ホーク目当てで借りた所もあったのですが観てみて人に勧めてもいい作品だと思います。もちろんイ−サン・ホークはかっこ良かったけどそれだけでなくSFやけどありえるような話展開が興味を持たせました
投稿者:ゆーゆー投稿日:2001-03-10 01:17:33
SF作品なのに、とても人間くさくて、すごく良かった・・・
最後は少し重くて考えさせられたけれど、みんなにお勧めしたい作品でした。
投稿者:カピタン投稿日:2001-02-15 17:37:29
センスってこういうことだと思った。
話ははっきり言ってどうでも良い。
映像、音楽、コンパクトなセリフ、キャスト、演出。

アイリーンとユージンとビンセント3人が揃う場面。
螺旋階段を登ってにゅっと画面に入ってくるビンセント。これで十分だった。

イーサンもユマも良かったけど、ジュードロウの登場時の表情。これで十分だった。
投稿者:AGURU投稿日:2001-02-01 10:54:52
大学生です。演出や、脚本にいろいろ批評があっても、印象に残った映画だった。一般教養課目として履修した『倫理学』の「出生前診断」「バイオエシックス」「中絶の自己決定」などなど思い出した。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-29 07:54:03
 まあ、悪くはないが、積極的に誉めたいとも思わない、まずまずの作品。
 
(1) イーサン・ホークの心臓障害。
 物語的には、産まれながらの心臓障害をドラマチックに描けたはずなのだ。
 凡庸な演出家なら胸を押さえてうずくまるシーンで もワン・シーン滑り
 込ませればそれで足る。

(2) 彼がDNA的には劣等でも、実能力は優れているということを明示する
 画面がない。

(3) (2) を明示せずに、弟との遠泳シーンを3度も繰り返すのはあまりに
 冗長なメロドラマでないか。

(4) 殺人事件が主人公の正体を暴かれるスリルに機能するだけで、その結末
 が余りにつまらない。せめて、ユマ・サーマンが犯 人であれば...と思っ
 てしまう。

(5) アーネスト・ボーグナインの描き方。主人公の過去との接点である人物
 のはずなのだが、全く機能していない。
投稿者:たけ投稿日:2000-11-30 01:25:33
このような世界が訪れないことを願うばかりです
投稿者:なな投稿日:2000-11-07 17:10:20
美しい・・・・・
イーサン・ホークの儚い美しさに魅了される・・。
投稿者:じん投稿日:2000-10-04 02:11:28
泣けます。
ジュード・ロウと、あと、マイケル・ナイマンの音楽が最高です。
ロケットが飛んでいく夕暮れといい、簡素なオペレーティングスタイルのPCや
コンソールパネルといい、舞台はほとんどブラッドベリの世界。
これはお買い得。
とにかく、叙情的なSFだな、と思います。
しかも、ブラッドベリと同じように、テーマは現実にもある「差別」と「区別」のお話。
テーマは重いのに、それを感動へと導くところに再び感動します。

しかし、もうちょっと人の顔を注意して見ろよ、近未来の皆さん。
あれがジュード・ロウではなく、マット・ディロンなら納得するが。
投稿者:うだうだ投稿日:2000-09-11 18:45:42
とっても印象に残る映画なのです。
初めてジュード・ロウの存在をを知り、且つ名前を知るのに苦労した作品でも
あります。
静かで冷たい独特の映像美。
テーマ的には重たくなってしまうけれど、反面いろんな事を投げかけてもくれる。
是非、多くの人に一度は観て欲しいな。
投稿者:ウェルズ投稿日:2000-07-07 02:08:47
生化学、医学などに興味があるので、ぜひ見てみたい映画でしたが、ストーリーについては、あまり知らなかったんです。
見てみたら、もう、始めのうちから、泣けて泣けて。実は、内容とか、俳優さんたちがどうだとか、映像がどうだったとか、あんまり覚えていない。ずっと、泣きどおしだったので。
人は、こういう未来を選択するようになってしまうのだろうか、と考えるだけで悲しくて、胸をかきむしられる思いがしました。
でも、きらいな映画とか、二度と見たくない映画という訳ではありません。ぜひ、もう一度、心を落ち着けて、見てみたいと思います。
現在、障害児を育てている私にとっては、あまりにも苦しい映画でした。
投稿者:robin mask投稿日:2000-06-29 14:00:43
今、問題になってますよね。ある企業が、
世界各国が共同でやっているヒトゲノム計画より先に
ほとんどの遺伝子配列を把握したらしいです。
まさに、この映画で描かれているとおりの
世界になるかもしれませんね。
遺伝子関係映画では、「ブラジルから来た少年」も
おもしろかったよ。
投稿者:FM投稿日:1999-10-15 18:05:09
ロケットに乗りたい。
それだけで人間ここまで努力できるの?
美しい画面、衣装。素晴らしい設定。
そしてなんと言っても感動的なラスト。
助け合う。犠牲になる。ロケットの炎。
全てがここから始まっていくのだろうなあ、と感じさせて終わる。
涙がとめどなくあふれた。
投稿者:河崎投稿日:1999-07-12 16:12:02
近未来のイメージとしては『ブレードランナー』『時計仕掛けのオレンジ』に次いで秀逸。『いまを生きる』で気弱なタッド少年に扮したイーサン・ホークは進境著しい。本作では、出自を偽って恵まれない境遇から抜け出そうともがく主人公を病的なまでに熱演している。半身不随の適正者を演じるジュード・ロウも今後に期待がもてる。マイケル・ナイマンのもの悲しい音楽も涙を誘う。
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