ガタカ(1997)GATTACA
【クレジット】 【解説】 キャッチ・コピーすら泣かせる、SFドラマの最高傑作。遺伝子工学が発展した近未来。社会は遺伝子の優劣においてのみ人間の才能を判断していた。そのため、新生児は受精段階において遺伝子操作を行われ、遺伝子的に優秀な人材のみに選別されていた。そんな中、遺伝子操作をされることなく生まれてきたヴィンセントは、出生時に約30年の寿命と診断され、生まれた時から将来の見込みがない子供として育つ。やがて、ヴィンセントに遺伝子操作を受けた優秀な弟ができる。しかし、兄でありながら遺伝子の優れた弟には何をしてもかなわず、希望の無い生活を余儀なくされた。見せ付けられる差。やがて、ヴィンセントは宇宙飛行士を夢見るようになるが、その夢も劣性の遺伝子のため尽く断ち切られていった。しかし、そんな環境においても夢を追い続けたヴィンセントは、ある日、ずっと勝てなかった弟との度胸比べに勝ち、家を捨てて一人旅立つ。職を転々しながら下級クラスの生活を送った末、宇宙飛行士の施設“ガタカ”の清掃業についたヴィンセントは、ある日、闇業者の手配により、事故のため身障者となった元エリートに偽装し、“ガタカ”にエリート社員として潜り込む。しかし、そんなある日、ヴィンセントの正体を疑っていた上司が殺害され……。 <allcinema> ![]() 【おすすめ作品】
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オープニングがいい。GATCが太文字。
SFだと映像、CGに力点を置きがちだけど、時代背景をナレーションですまして、近未来らしい映像美を省いていてスマート。
設定はSF、話はヒューマンドラマ、サスペンス、ラブストーリーといろんな要素が詰まってて飽きません。
ただ、犯人の動機を推測は出来ても詳しく描いてほしかった。
ユマサーマン、ジュードロウの良さがはじめて分かった。
まず、主人公が心臓に爆弾を抱えていて長く生きられないという設定に全く説得力がない。遺伝子的に有能な弟を水泳で負かしたり、ガタカの中でのし上がっていったりしたのと違って、心臓の問題は努力ではどうにもならないのだろうが、せめて医者にかかったり、薬を処方したりはしないのだろうか。弟と夜の海で度胸比べしても息が上がる様子もないし(大体あれは度胸比べじゃなくて”根比べ”だよね)、明け方の砂浜で裸で体こすってたり、心臓をケアしている様子が全くないのは疑問。その辺りはもう少し補強するか、むしろこの設定は無しにして単に遺伝的に劣等だから採用されないというのでよかったのではないか。
主人公の「ひたむきさ」というけれど、所詮は自分を偽り、他人を欺くための努力で(勿論夢を叶えるためではあるが)、全く感動せず。遺伝子だけで何ができるか決まってしまう社会もどうかと思うが、主人公のしてる努力も大概だと思う。ほんとうに感動させるのであれば、弟を負かしたみたいに努力でガタカのエリートたちに勝ち、遺伝子第一主義の社会を変えるくらいしてくれよ。
"I prove it to you!!"からの「度胸比べ」の過程もよくわからなかった。ただの兄弟げんかか?主人公は「俺は誰の救いも求めてない」と言っていたが、実際は色んな人に助けられていたのであって、宇宙に行くときに少しはそれに悟っただろうか。
まぁ、やけに絶賛されているが、そこまでの作品だとは全く思わなかった。
彼女と結ばれた翌朝にまで、密かに海岸に出て石で古い角質を落とす涙ぐましい努力と、
心の休まる時が無い様子に泣けてくる。
主人公の頑張りだけでなく、全く予想してなくて驚きだったが刑事が実は弟だった事や、
J・ロウの悲しい献身、秘密を知っていた心優しい医師など、後半の盛り上がりが半端無く良い。
無事に旅立つ事で、やっと彼は心穏やかになったんだろうなと感動したよ。
ジュード・ロウの存在感もかなりの物で、この2人の特殊な関係が物語に深みを与えている。
ユマ・サーマンはあまり好きな女優ではなかったが、この映画では素敵。
翌年結婚する事になるイーサン・ホークとの息もぴったりだった。
ストーリー的にはSF物なら当然というか矛盾点がたくさんあるんだが、それでも最後は温かい気分になれた。
観終わってなんかオグリキャップが頭に浮かんだよ。
これかなりの低予算でヒットを飛ばしたとか聞いたような気がしてたんだけど、製作費3600万ドルで興行収入は1300万ドル足らずだったんだな。
まあハリウッドにしちゃ低予算なんだろうが、ヒットどころか思いっきりコケてるじゃん。
騙されてたわ。
低予算をものともしない面白さです。ラストのジュード・ロウに涙・・・
未だ不思議な地味感を漂わせながらずいぶん息の長い作品。
昔の映画友に、公開当時何度も勧められたことが懐かしい。
よく言われる努力以外にもたくさん詰まってますね。
本作の見所は、劣勢人間を排除する社会のシャープな映像や主人公の宇宙に行きたいという純粋な気持ちの方だ。
サスペンス的な要素もあり、仕掛けもあるが見るものを騙す感じのもので個人的には気に入らない。
謎解きという意味では、意外性があり良いのかもしれない。
若い刑事(ローレン・ディーン)と老齢の刑事(アラン・アーキン)の上下関係の説明がなかったり、主人公が家族がいないとしか登録されていないなど不満はある。
若い刑事と主人公の関係もラストからすると不自然。タイタンに行くのに、背広だし。リアリティより、美しさを取っている。
それでも、見る価値はあり映像の美しさは記憶に残る。
どうしようもない部分というのはかなりあるとの考えで、レット・イッ
ト・ビーにケ・セラ・セラ、何かあったときに無様な姿を晒さないよう
にとの心がけさえあれば良いのではないかと思っているのだけど、
この映画の主人公は、人生の成功者になるためには大きなハンデ
になる宿命を負いながら、あくどい手を使ってでも理想とするひとつ
の目的に邁進しようとすることによって運命を好転させてしまいます。
でも、ハッピーエンドに見えながら、この後に待っている運命に不安
を感じさせるし、それに、この映画の人間関係はかなり都合良くして
あるので、現実世界もこうなると考えてはいけないですね。 そんなこ
と、だれも考えないか(笑)。 冒頭にある神が曲げたものを誰が直
しえよう?≠フ言葉はそれを暗示しているみたいに思ったけど、これ
は考えすぎでしょうか?。
装飾など細部を省略した、いかにも低予算と思わせるセットのよう
に、物語も、骨格はとても良いと思うけど肉付けがすこし不満足で、
あの度胸比べも、実力伯仲の片方が力尽きて沈んでしまうくら
いに疲労していたら、競っていた相手もかなり疲労しているはずで、
とてもじゃないがそれを助けて岸まで泳ぎ着くことはできないと、
水泳の経験のある人間なら誰でも疑問に思うはず。
と、あら捜しみたいになってしまったけど、サイエンス・フィクションと
しても人間ドラマとしてもミステリーとしても、なかなか見せるものはあ
りました。
この作品がさほど多くの人の印象に残らなかったのが不思議で仕方がない。
いつも思うが、イーサン・ホークは優れた作品を選別する目がある。本当にセンスがいいね。
最初は、なりすましのテーマから「太陽がいっぱい」を思い出して、イーサン・ホークとジュード・ロウにアラン・ドロンとモーリス・ロネを重ね合わせたりもしましたね。
ユマ・サーマンの役割は、どちらかというとハリウッド的に話を進めるうえでは必要なんだろうけど、ちょっと愛のテーマを盛り込むことで、散らかっちゃったかな。
個人的には、彼女がスクリーンに出てくると、どうしてもあの大きな鼻にばかり眼が行って、どうも集中できない。…すいません余計なことでした。
ちょっとぬるい感じもありますが、演出面でSF臭を強めて勝負しなかったのは、褒められてもいいと思います。
点数はやや辛めですが…。
遺伝子レベルでは劣ってるとされる本当の自分を隠しながら可能性を信じ続けるヴィンセント役のイーサンホークがよかった。
SFのコーナーにあったがロケットや惑星はあまり関係なく、全く思いのほかいい映画。
近い未来、おそらくこの作品のような世の中になるだろう。
でも、いかなる時代になったとしても
人は「可能性」を捨てない限り、人らしく生きていけるのかもしれない。
今の時代だからこそ、見ておいて損はないと思います。
まあ、ハリウッド映画によくあるアメリカン・ドリームだと思うとややチープではあります。それでも自分を含め大半の庶民にとっては、たとえ映画の中だけとはいえリアルな夢を見せてくれる点に、この作品の素晴らしさがあるんですね。
ジュード・ロウ演じるユージーンの存在も意義深いです。エリート人生を棒に振るハメになり、捨て鉢になって人身売買的なビジネスに荷担するも、最後の瞬間まで気高い精神は忘れてはいない。ビンセントへの友情と、自身の転落人生への決別を告げるラストシーンが、残酷ながらも美しいです。
1997年にこれができたこともかなり注目できるポイントかと思います。
(初)
久しぶりに観てみました。公開当時に分かっていなかったものが分かって来ました。
ジェネの話ではあるけれど、エリートとそうでない人の違いという意味では、今の世の中でも十分学歴という名の下に共通点を観ることができました。ただし、学歴の詐称は簡単ですが、遺伝子はごまかせないので、そういう意味では未来的だとは思いますが、遺伝子情報も可能性の一つと考えるか、絶対と考えるかという意味では当たり前ではあるけれど、希望を見いだすには当たり前であって、不可能はないというのがこんなにも効いてくる状況はないのかなと。
ジュード・ロウのエリートぶりがよかったし、検査のおじさんは24のジョージ・メイスンこと、サンダー・バークレーがやっていたなんて。あんまり変わってない感じにびっくりしました。
(2007/12/30)http://ameblo.jp/milestones/
生まれたときの遺伝子よりも、育っていく環境や、受ける教育で、
大きく人は、変わっていきます。
IQの低い親から生まれた子でも、生後の知的働きかけによって
特に、3歳までの大脳の発達が活発に成長していく時期に、
言語、音楽、数、体育、多くの知識をインプットし、
大脳に刺激を与えることで、
その子のIQ、能力は、高くなっていきます。
子を取り囲む周囲の環境や、愛情が、
IQや性格、人格、特技など、パーソナリティを形成していきます。
3歳以降でも、15歳くらいまでは、ゆるやかに成長していくし、
人格形成は、その期間どう過ごしたかによって、
また、大脳や体に与えた栄養など、食生活も含めて、
生活習慣、学問、教養、趣味、道徳など・・、
生れ落ちた後の影響で、才能は開花していくのです。
どんな現場(学校、職場、スポーツ界など)においても、
成績優秀な人と、劣等生の両者が、常に存在します。
自分よりも、飛び抜けて優秀な人を見ると、
遺伝子が良かったのね・・と、勘違いしがちですが、
生後の環境、受けた教育、なによりも、その人自身の努力や熱意が、
大きく影響していると思います。
近未来において、遺伝子工学が、いくら発達したといえ、
病気で無い限り、
遺伝子の能力を、決めつけたり、寿命までわかったり、
というのは、ちょっと考え難いことですが、
まあ、SFなのだから、あり得ない前提が、楽しいわけで、
映画を楽しむという視点においては、
とても、面白い発想だったと思います。
生い立ちや、自らの劣等感に苦悩しながら、
強く生きていく役どころは、イーサンホークに多いですが、
本作でも、心情を、うまく表現していたと思います。
(幼児の子役が、イーサンにそっくりで、本人みたいでした。)
主人公(イーサンホーク)は、遺伝子操作されずに、
自然に生まれてきます・・。
生まれた時、30年の寿命・劣等生と、烙印を押され、(不適正者)
遺伝子による差別を、社会から受けることになります。
宇宙飛行士になることを、強く夢見ていましたが、
それは、劣性遺伝子、不適正者である彼にとって、
到底叶うことのない夢でした。
いつも負けていた弟に、勝ったことを機に、
家族と決別します。
「弟と僕の力が、初めて逆転し、
今まで信じていたものが、崩れ去った瞬間だった・・!
このときから、あらゆる不可能は、消えた・・・。」
遺伝子の優劣が全てではない・・・
未来へ、希望をもって、強く生きようと決意します。
ジュード・ロウ、ユマ・サーマンの友情と愛情が、
イーサンを守り、成功へと導いていく。
車椅子のジュードが、両腕だけで、
上の階まで、必死で這いずって上がっていき、
全力でかばったところは、
真の友情の絆を、感じました。
最後の検査で、父は目をつむって、見逃してくれます・・・。
「遅れるぞ、ヴィンセント・・・」
と、温かい目で、見送ってくれるところは、
父子の情愛に、じ〜ん・・ときます。
ジュードが、
「体を貸す代わりに、夢をもらった・・・。
旅にでる。」と、
イーサンのために、一生涯分のサンプルを作り、
証拠隠滅の焼却炉で、自らを焼却・自殺してしまうシーンでは、
すでに存在を売り渡した自分・・・、
この世では、存在しない自分・・・、
人の世話にならなければ生きていけない自分・・・。
イーサンの成功を喜びながら、
どんな孤独な想いで、
死んでいったのだろう・・・と思うと、とても切なかった・・・。
以前の事故も、自殺だったと、告白していましたが、
焼却炉でジュードと共に、焼けていく胸の銀メダルを見たとき、
涙がでました。
最優秀な遺伝子をもっているのに、金メダルが取れない、
優秀が故の多くの葛藤から、解き放たれ、
死んで楽になりたかったのかもしれない・・。と思いました。
イーサンの成功を、見届けるように、死んでいった・・・。
ロケットに乗ってから見るよう、言った手紙には、
何も書かれておらず、毛髪の束だけが入っていた。
自分は、もはや、細胞のサンプルを与えるだけしか価値はない・・・
そう言っているようで、哀しかった・・。
適正者は、人生の破滅を選び、
不適正者は、最後まであきらめずに、
努力によって、幼少からの夢を叶える。
とても、皮肉な結末だと、思いました。
やはり、人の能力というものは、
遺伝子の優劣だけではなく、
根性、魂、熱意、努力、集中力だと思いました。
静かで、切ないサスペンス、叙情的なSF、・・名作です。
様子は見とれてしまいます。イーサン、ジュード、ウマ・サーマン共に
どうあっても一番美しく見える年齢、容姿の時に撮った映画でしょうね。
ハイティーン時代のヴィンセント(イーサン)役をやった俳優さんは
イーサンに良く似ていて、成長振りがとても自然に見えました。
SFものとしては「どこが?」と突っ込みたくなりますが、
サスペンスとしては十分楽しめました。
遺伝子操作という設定以外、この映画はいわゆるSFではありません。サイエンス・フィクションではあります。
評論家達ほどではないにしろ割とよい映画でした。
映画そのものより、前提となる遺伝子とその世界観に考えさせられる作品でした。
近い未来、人は遺伝子操作によって産まれることが当たり前になっています。
最高の組み合わせを選び、遺伝的な問題を取り除かれ、恵まれてこの世に産まれます。
これに対し否定的な意見が多いかと思いますが、私は極めて賛成的です。
人は産まれながら不平等です。
そして人は産まれながらにもっている素養を相手に求めます。
美人がいい、イケメンがいい、グラマーがいい、背の高い人が条件、スポーツマン、学歴。温厚さを求めることさえも。
産まれながらに持っているものを自分が獲得したものかのように人は誇ります。そして産まれながら持っているもので、華々しい人生を歩むことができます。
10人子供を産めば優秀でない子も優秀な子も生まれるでしょう。自然が一番だと人はいいますが、その自然の状態を差別しているのは人そのものです。
それなら、「運」という「確率」を求めるより、もっともいい組み合わせを自らの手で選んで何が悪いのでしょう。
遺伝子学者の言葉が私には突き刺さります。「それでなくても人は不完全なものです。性格的な欠点だけで十分」
遺伝子学者は黒人で若いのに禿げていました。彼自身が”自然な子”として産まれ、産まれながらのハンデを背負わせたくないという強い思いを具現させていたのかも知れません。
ただし、主人公ビンセントは遺伝的には IN VALIDでも、能力的には VALIDだったのです。
産まれたときの診断には誤診がありました。
それは、「何か強い目的を持ったときの能力開発能力、集中力」といった要因です。
実はこれこそが、真に偉大なことをやり遂げるための最も重要な素養だと私は思っています。
過去の偉人達、スポーツで快挙を成し遂げた者や天才と言われた芸術家や学者達と同じ遺伝子を持った者を生みだしても、同じことをやり遂げられると限らない、と私は思っています。
ただし、身も蓋もないことを言うなら、この素質自体が遺伝子によって限定されているとも感じます。
外科手術による「集中化」によって、多くの人は人格と引き替えに何かの天才になれる可能性があるのだと思います。
努力や集中自体を「遺伝子」によって制御されているという考えには否定的な考えや、否定せずにはいられない人が多いと思います。
でも、例えばいろいろな大学に入り、いろいろな分野の学者になるような素質は遺伝子としてあることがすでに判明しています。
本当に温厚な人物はそう努力したからでは決してありません。努力によって得たものなど本当の温厚さではありません。温厚な人間はそう生まれついているだけのことです。
人は薬一つで温厚な人間を短気にも暴力的にも簡単に変えることができます。この先集中力を高めることも、無気力を伴わずに温厚にすることも、もっと自然にできるようになることでしょう。
では、一体「自分自身」とは一体なんなのか?
遺伝的要因を全て取り除いたときに残る「何か」が私は真に「その人」なのかも知れないと思っています。
それならその先に人は進めばいいと私は思います。
地球の中で生きている限り、人は地球の運命と共にします。
人が宇宙に進出するのは人類がもっと長い時間を生き延びるのに最低限必要なことです。
そのためには人が人の枠の中でそれを成し遂げられるのなら、目指せばいいと思います。
宝くじがあたるように優秀な遺伝子を持った存在に歓喜するなら、人類の手で神の宝くじをひいてみせてもいいではないですか。
いい遺伝子を持った者が幸せだとは限りません。ジェロームのように。
でもそれは劣った遺伝子を持った者にもそれ以上のことが言えるのです。
ジェロームの最後の悲しい決断は、劣っていても成し遂げられた者と、優秀であっても熱い思いを抱けなかった自分との決別だったのでしょう。
DVDの最後に出てくる二枚の板の意味がわかりませんでした。コンタクトではないようですが・・・
ブログに全文の感想を載せています。久々の投稿です。http://chinchila4.blog76.fc2.com/blog-category-21.html
…但し、優劣による選別教育の結果、能力を伸ばす人間と放置される人間に差別される〜故に遺伝子操作が流行る(?)…なんて事は有りそうで怖い。(ダークエンジェルはBOX1-2(及びIIのBOX1-2)を手に入れたが、まだ第一話しか観てない…※その後、無事に全て観終わりました)
優秀な器官も使わなければ鈍る…アスリートハートは医学の常識。人それぞれ、好きな事、やりたい事があって、努力というのじゃないけれど、まぁ繰り返し練習してる(遊んでいる?)内に上手くなる。
逆に好きでもないが出来る様にだけはなりたい事…これは難しいよね。(まぁ負けん気とか、良い格好したい、とか、意地etc.とかの程度によるが)
現在においても、例えば心臓の悪い人は、激しい運動とか先生に止められる事もありそうな(いや俺は出来る、と言っても)…まぁそれが「階級差別」に繋がるという不条理と、成りすまし犯罪(?)の成り行き。〜殺人事件の方は、まぁ無難な結末に落ち着くが。
個人的には「優」の方が出来て当たり前な訳で結構辛い様な気もするが。逆に「劣」は、普通(でもないが…)になるだけで激しく感動されるなんてね…勿論、自分(ユマ・サーマン)がどうせ私なんて、と思っていたから、という事もあろうが〜って+恋物語。
あの元有名水泳選手が手だけで階段を上る〜そして特別何も無かったかのように振舞う意地…やってくれる!
彼は人を遺伝子だけで判断する弟君(それが唯一のプライドなのか?)とは明らかに違うね。多分、彼(ジュード・ロウ)が車椅子でなければ、間違いなくイーサン・ホークの上をゆく飛行士になるだろう…それがまた辛いねぇ。
…まぁ結局はそういう事(ジュードが有利)なのだが、慢心で駄目になる弟君タイプもいれば、チャンスさえ貰ったらランクアップ出来るイーサンタイプもいるぞって事だね、世の中は。
映像はオープニングから引っ張る〜近未来における総遺伝子番号制度下の人間ドラマ。
これを現代劇で表現しようとすれば、寅さんのように喜劇にでもしなければ、
臭くって観ていられないであろう。
それを近未来の社会に置き換えることによって、感情移入させることに成功。
前半部分の説明過多は興ざめだが、後半の盛り上がりは見所十分。最後は泣けます。
P.S. ジュード・ロウの存在感は圧巻。映画ファンならその為にだけでも必ず観るべし。
これを見て夢は諦めなければ必ず叶うんだという事を知った。
良い作品だと思う。
相変わらずイーサン・ホークはカッコイイ!
読まない方が良かった。
SFなのに妙な現実感があり、どっぷりハマれました。
が、期待しすぎたとしか言い様が無い。
ここから下は読まない方がいい。もったいないことをしました。
細かいところを指摘し始めるといろいろ粗が出てくるのだが、そこを救っているのがイーサン・ホークが醸し出す“根源的弱さ”と、ジュード・ロウの“屈折した弱さ”。ここにアンドロイド的な冷たい美しさを持つユマ・サーマンが絡んで来て、何ともドキドキさせる。
テーマとしては、“努力すれば報われる”みたいなところもあって、その意味では目新しさはない。デザイナーズ・チャイルドが「ノーマル」とされる時代に「神の子」と呼ばれる自然受精による人間が差別される、というのもありそうな話だ。だが、そうした背景を描きつつ、主人公たちの「挫折」をそれぞれ表情で見せているところがいい。
ただ、確かに心臓が弱いはずのイーサン・ホークが、理想になかなか届かずに苦しむようなシーンが殆どない、といったあたりは弱点だと思う。
マイケル・ナイマンの音楽もなかなか。
M・ウィンターボトム監督の『アイウォントユー』(98年)で、独特の映像を観せてくれたスワヴォミール・イジャックのカメラがいい。
“VALID”(適格)か“IN VALID”(不適格)かが、遺伝子レベルで決めつけられる世界は、実は確実に近づきつつある。遺伝子運命論がやがてもっと主流になるだろうことは間違いないが、そうした遺伝子をめぐる諸問題と人類はどう向き合っていくべきか。いろいろ問題を内包する傑作である。
個人的にはアーネスト・ボーグナインをもっと前面に出して欲しかったなー。
ストーリーも良い。http://d.hatena.ne.jp/hi03/
それにしても「自由を求めて閉塞からの脱出」的なSFはもう食傷気味です。
が、この主人公は、そんな困難な条件と戦いながら前に進んで行く。
う〜ん、大好きな映画。
低予算らしいが、映像も音楽も良かったと思う。
仮に、イーサン・ホークとジュード・ロウの演じる役を入れ替えても、演技次第では面白い作品になったと思います。主人公の強い意志が強調されそうですし、二人が迎えるエンディングにも納得がいきそうです・・・。
でも、個人的には、検査技師の陰の支えに最も感動したので、精神的な脆さも見せる設定で良かったと思います。
特典映像の、”飲んでしまう”シーン、つぼに嵌まりました。
友情を超えて、ほもだち覚悟(?)の究極の支援です!
そして、音楽、衣装、建築物、小道具、風景、どれも
素晴らしく、物語を引き立てています。
そしてウマ・サーマンの美しいこと。これだけでも見
る価値はあるのではないでしょうか。表情に乏しいイー
サン・ホークもその哀愁がこの作品にはマッチしていま
す。
しかしなんといっても、この作品に深みをもたせてい
るのはジェロームの存在でしょう。炎に身を投じるジュ
ード・ロウには涙が溢れてしまいました。
ヴィンセントの生まれた世界は、「神の子」に対して
厳しいものでしたが、「ガタカ」は「適正者」に厳しす
ぎるものだったのではないでしょうか。
画面にうつされる「神の子」がすべて白人アングロサ
クソンだったこと、ガタカの火星探査乗組員が、ヴィン
セントを除いて全員有色人種、女性といったマイノリテ
ィだった点、すこしひっかかります。
これだけ素晴らしい映画でありながら「努力が血筋を
乗り越える」といった、いかにもアメリカ的(反ヨーロ
ッパ的)メッセージが濃厚で少しうんざりという感じも
しないではありません。
それでもやはり孤高なジェロームに敗者の美学を感じ、
この作品は気に入っています。
今までのどの映画よりも感動した。
これこそ真のSFヒューマンドラマ。
イーサン・ホーク、ジュード・ロウの組合せは素晴らしい。
こんなストーリーを発想できる人間がうらやましい。
ラストでは泣いてしまった。
ビンセントの最後の台詞も素晴らしい。
永久保存版です!
映像、音楽も綺麗で申し分なし・・月明かりの海の競泳シーン、朝焼けのデートシーン(U・サーマンのきれいなこと!)などなど。
ジェロームになる前と後の主人公の表情の違いが面白い。夢への怖い位の“執念”を感じた。
障害者が健常者には想像もつかない能力を発揮するのを見て感動を覚えるのは、
人間の計り知れない“可能性”を感じるからだ。
これを無視するようなこんな未来が来たら、“努力”は死語になってしまうだろう。主人公の台詞、「欠点を探すのに必死で真実が見えない」が耳に残る。
泣ける話じゃないと思ってたが、遺髪を見て相棒の死を知るシーンで思わず涙が出た。
最後に・・
★A・ボーグナインの未公開シーンがもったいない。なんでカットされたんだろ?
★↓のコメント通り、検査の度に顔写真が出るならすぐばれると思うが?
★ひざ下を5p伸ばして身長を高くする手術、可能ならやりたい!!!
この映画の題名であるガタカはGATTACA。
映画自体も、わりと凝っていると思う。
冒頭のクレジットで、スペルのATGCが浮き上がるので
ATGCがどれも入っていない人はどうするんだろう、と思って
観てたんだけど、みんな入っていた、ような気がする。
ヒトゲノムが解読される前の作品であるだけに、
あらためて凄いなぁ、と思う。
いろんな人がコメントしている様に私にとっても、最近観た中でベストテン内。
ラスト十分間が内容を凝縮していて非常に解り易い点も"グッド"
劇場公開、テレビ放映、レンタル他、興味を持った作品は必ずこのページで内容を確認します。つまらない事で時間を無駄にしたくないから。
作品としての情報。皆さんのコメント。お蔭様でいい映画に出会いました。
SFなのに泣ける貴重な1本。マイケル・ナイマンの音楽、美術共に美しい。私の中では5本の指に入るSFです。
めちゃめちゃ好きな映画やな〜。CGとかほとんど使わずに近未来を感じさせる服とかデザインがすごいよね。
うんちくおいといて何か好き!!雰囲気や世界観。最後のビンセントのセリフがグっときたっ。
実際に遺伝子治療や出産前に子供の遺伝子的欠陥を知って奪胎するという事が現実に行われだした現代においては、SFを超越した恐怖感を感じます。
遥かに有名な「トルーマンショー」よりもずっと面白かった。重いけどね。
9点つけましたが、マイナス1はイーサン君です。相変わらずのワンパターン演技でわきのジュードロウやユマサーマンに完全に食われてますね。
最近思うのですが、イーサンホークはアメリカのキムタクじゃないかと。
初めて見た時はあの無表情や、ちょっとひきつった笑顔なんかがなんか演技上手そうに見えるのだけど、毎回そんなのばっかで、「ありゃ、こいつこれしかできねーんじゃねーの?」と思わせてくれます。
でも結構好きです。リアリティバイツ以外にも2回以上観れるイーサンホーク作品が見つかって感激。
D・デビートなども制作に関るなど、身内的な雰囲気とカルト感がある。
演出・映像、あと一歩で「ブレードランナー」のレベルに行けたのだが...。
この作品でゴールインしたイーサンとユマの子供ならきっと、美形遺伝子を持ってるだろうね。http://www4japan.com/~poplife/
非常にスタイリッシュな映像で夕焼けや、構造物、光と影を使ったシーンの
描写力が圧巻。パースペクティブを大胆に利用して成功していると思う。
画面から伝わる緊張感はどこか『2001年宇宙の旅』を見たときに受けた感覚と
似通っているような気がした。
あまり性急でないストーリー展開も見やすかった。
こんな綺麗な人が出ているとついラブシーンが長くなったり
恋愛の揉め事が色々織り交ぜられちゃって、ストーリー展開を台無しに
してしまいがちだけど、この映画に関してはそこを極力控えたのが偉い!
そうか低予算だったのか。他の方のコメントを読んではじめて知りました。
なら納得の箇所が多数ありました。感謝感謝。
CGとかあまり使われてないし、場面数が少ない。←これ私には重要。
場面の少ない映画(ex.「12人の怒れる男」)は良い映画と自分で私自身にインプリンティングされているからそう思うのかも知れませんが…。
原作は戯曲か?と思ったくらい。舞台化出来そう。
近未来の遺伝子操作というと「6デイ」のようなメッセージが直球で、映像技術てんこ盛りの派手な商業的な映画がすぐ思い浮かんじゃう。
この映画全然違うんですよね。「ダークエンジェル」とも違う。
近未来だけど、いわゆるSFっぽく無かった。とにかくSFっぽくない。
でもこれが良かった。
低予算だからこそ皮肉や悲哀満載の締まったの作りになったのかしら。
ラストの医者とのやり取りが、私は良かったと思いました。
SFと考えると色んな「どうして?」が出てきますが、なんとなく許せてしまう(それを度外視させてしまう)作品でした。
努力で生まれ持った幸運の持ち主に打ち勝つ。
こういう映画、けっこう好きです。
ただ、このような未来が来ないことを強く願います。
来ない、と断言できないのがつらい…。
宇宙船搭乗の検査のシーン「早く行け!」
これかなり良かった。
これ無かったら、ただの上手く作った映画止まりでした。
そんなにおもしろーいってほどでもなかったかな?
映画も珍しい。未来のドアが手動なのは、何か50’代のB級SF作品みたい。
とは言え、ストーリー&役者は一級品。じっくり、楽しませていただきました。
最後は少し重くて考えさせられたけれど、みんなにお勧めしたい作品でした。
話ははっきり言ってどうでも良い。
映像、音楽、コンパクトなセリフ、キャスト、演出。
アイリーンとユージンとビンセント3人が揃う場面。
螺旋階段を登ってにゅっと画面に入ってくるビンセント。これで十分だった。
イーサンもユマも良かったけど、ジュードロウの登場時の表情。これで十分だった。
(1) イーサン・ホークの心臓障害。
物語的には、産まれながらの心臓障害をドラマチックに描けたはずなのだ。
凡庸な演出家なら胸を押さえてうずくまるシーンで もワン・シーン滑り
込ませればそれで足る。
(2) 彼がDNA的には劣等でも、実能力は優れているということを明示する
画面がない。
(3) (2) を明示せずに、弟との遠泳シーンを3度も繰り返すのはあまりに
冗長なメロドラマでないか。
(4) 殺人事件が主人公の正体を暴かれるスリルに機能するだけで、その結末
が余りにつまらない。せめて、ユマ・サーマンが犯 人であれば...と思っ
てしまう。
(5) アーネスト・ボーグナインの描き方。主人公の過去との接点である人物
のはずなのだが、全く機能していない。
イーサン・ホークの儚い美しさに魅了される・・。
ジュード・ロウと、あと、マイケル・ナイマンの音楽が最高です。
ロケットが飛んでいく夕暮れといい、簡素なオペレーティングスタイルのPCや
コンソールパネルといい、舞台はほとんどブラッドベリの世界。
これはお買い得。
とにかく、叙情的なSFだな、と思います。
しかも、ブラッドベリと同じように、テーマは現実にもある「差別」と「区別」のお話。
テーマは重いのに、それを感動へと導くところに再び感動します。
しかし、もうちょっと人の顔を注意して見ろよ、近未来の皆さん。
あれがジュード・ロウではなく、マット・ディロンなら納得するが。
初めてジュード・ロウの存在をを知り、且つ名前を知るのに苦労した作品でも
あります。
静かで冷たい独特の映像美。
テーマ的には重たくなってしまうけれど、反面いろんな事を投げかけてもくれる。
是非、多くの人に一度は観て欲しいな。
見てみたら、もう、始めのうちから、泣けて泣けて。実は、内容とか、俳優さんたちがどうだとか、映像がどうだったとか、あんまり覚えていない。ずっと、泣きどおしだったので。
人は、こういう未来を選択するようになってしまうのだろうか、と考えるだけで悲しくて、胸をかきむしられる思いがしました。
でも、きらいな映画とか、二度と見たくない映画という訳ではありません。ぜひ、もう一度、心を落ち着けて、見てみたいと思います。
現在、障害児を育てている私にとっては、あまりにも苦しい映画でした。
世界各国が共同でやっているヒトゲノム計画より先に
ほとんどの遺伝子配列を把握したらしいです。
まさに、この映画で描かれているとおりの
世界になるかもしれませんね。
遺伝子関係映画では、「ブラジルから来た少年」も
おもしろかったよ。
それだけで人間ここまで努力できるの?
美しい画面、衣装。素晴らしい設定。
そしてなんと言っても感動的なラスト。
助け合う。犠牲になる。ロケットの炎。
全てがここから始まっていくのだろうなあ、と感じさせて終わる。
涙がとめどなくあふれた。