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イット・ケイム・フロム・アウター・スペース<未>(1953)

IT CAME FROM OUTER SPACE

メディア映画
上映時間81分
製作国アメリカ
公開情報劇場未公開・JSBで放映
ジャンルSF

【解説】
 レイ・ブラッドベリの原作を元にしたSF映画で、異星人の非侵略モノとしては古典の域に達していた作品だが、日本では長らく未公開のままで、なんと製作から半世紀近くも経った1998年8月にWOWOWから放映されたのが初公開となった。従来の文献だと「それは外宇宙からやって来た」と訳されていたタイトルだが、原題をまんまカタカナにしただけの味気ない邦題となってしまったのが残念。
 中西部の田舎町に暮らす天文学者のジョンと恋人のエレンはある夜、砂漠に墜落する巨大な隕石を目撃する。翌日隕石の落ちたクレーターの底に赴いたジョンはそこで宇宙船と奇妙な生物を目撃するが、クレーターが崩落したために全ては埋もれてしまった。だがジョンの証言に耳を貸す者はおらず、深夜の路上で奇怪な生物に遭遇したエレンだけが彼の味方だった。やがて二人は、電線工事人のジョージとフランクが別人のようになっている事に気づく。町中で二人を追いかけたジョンは、彼らが誤って砂漠に墜落した異星人たちである事を聞かされる。彼らは壊れた円盤の修理さえ済めば速やかに地球から立ち去るというのだ。エレンも囚われの身となってしまい、ジョンはその言葉に従うしかなかったのだが、エレンの幼馴染みでもある保安官は仲間を集めて宇宙人を倒そうとする。宇宙人たちが密かに修理を行っている洞窟に一人飛び込んだジョンは、そこで彼らの本当の姿を目撃する。彼らは、未知なる物を恐れ攻撃を仕掛けてくる地球人に恐怖を抱いていたのだ。エレンを始め人質になっていた住民を解放してもらったジョンは、保安官たちが近づけないように洞窟の入り口を爆破して封印してしまう。やがて、地中から轟音と共に円盤が姿を現し、それは再び大空に舞い上がって行く。ジョンは彼らと邂逅するにはまだ人類が幼すぎる事を痛感するのであった……。
 50年代のSF映画と言えば、「宇宙戦争」(奇しくも本作と同じ53年製作)に代表される侵略モノが主流を占めていたが、そんな中にあって侵略の意図の全く無い異星人と人間との遭遇を描いたユニークな作品。それ故に強烈なサスペンスやショック演出などは存在しないが、淡々としたタッチが“何か奇妙な事が起きている”という静かなサスペンスを醸しだしている。元々は3D用に作られており、宇宙船が画面手前に墜落するオープニング・タイトルをはじめとして、立体感を意識させる絵作りが成されている。製作から42年も経った95年に、続編の冠を付けたTVムービー「アウトスペース」が作られたが、本作との接点はほとんど無い。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:irony投稿日:2005-09-21 06:53:31
 のデザインが結構いいね。彼等の言い分は何か、説教強盗みたいな感じでしたね。
投稿者:本読み投稿日:2004-09-02 10:02:19
と、原作者のレイ・ブラッドベリは言っています。彼によれば映画会社から台本形式にしてくれと言われて90ページの原稿にして渡したそうです。
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