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あの娘と自転車に乗って(1998)

BESHKEMPIR

メディア映画
上映時間81分
製作国キルギス/フランス
公開情報劇場公開(ビターズ・エンド)
初公開年月1999/10/02
ジャンルドラマ

【解説】
 キルギス出身のアクタン・アブディカリコフ監督の長編デビュー作。自身、養子だった彼の少年時代の体験や想い出を、大半をセピア色の映像で詩情豊かに綴った作品。養子であることを知らずに育ったベシュケンピールは、どこにでもいる普通の男の子。仲間たちと悪さばかりして、厳格な父親に叱られる毎日。そんな彼も、近所に住む女の子にほのかな恋心を抱くような年頃を迎えている。ある日、彼は、今の両親が本当の親ではないという噂を耳にする……。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
322 7.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:ghost-fox投稿日:2012-07-18 22:25:25
非現実の世界に浸れるのが映画かもしれないが 
非日常の世界を描いている映画ばかりではない
投稿者:Stingr@y投稿日:2003-06-02 02:36:20
 昔のキルギスタン(「スパルタカス」という言葉が出てくるから1960年代だろうか?)の少年を上手に描いた作品だと思う。「かつて」の少年期を描いた作品としてはかなり優秀と言っていい。

 キルギスタンは山岳国家。そんな山岳の村で劇的なことといえば,誕生と死,そして恋くらいなものだとは,監督自身がよく知っている。その中で成長する少年を描いたのがこの作品。ドラマ性がない分,日常性はたっぷりとある。自転車の荷台を外すなんて……下心が見え見えだし。ラストの綾取りも然(しか)り。「あやとり文化圏」は日本,中国,モンゴル,チベット,ポリネシアから南米に拡がっているが,キルギスタンもそうなのか!と感心する次第。

 今となってはキルギスタンでも,1960年代当時の少年達をリアルに撮るのはほとんど不可能なのだろう。人物をカラーにすると,どうしても「当時」という雰囲気が出ない。カラーを捨ててセピアにまとめ上げたのが,監督の淡い記憶とあいまって,「当時の少年達」に説得力を与えている。日本でも,太平洋戦争前の少年達をリアルに撮るのはもはや不可能だから仕方ない。だが,人物のいない自然描写をもっと入れて,そこはカラーにして欲しかったと思う。キルギスタンの自然の色彩が綺麗な感じなのでもったいない。オープニングのパッチワーク?の敷物の見事な色彩は強く印象に残った。

 原題の「Beshkempir(ベシュケンピール)」は主人公の少年の名前。
投稿者:ゆうじ投稿日:2002-01-25 00:21:55
珍しいキルギスタン映画。映画中にも出てくるが、キルギス国内ではインド映画が幅をきかせており、自国製はまだまだ発展途上のようだ。俳優もプロの俳優は少なく、本作の主演も監督の実の息子である。

登場する人物達は日本人そっくりの顔つきをしている。ついでに、ラストシーンに出てくるあやとりも日本の物に非常に似ている。聞くところによると、キルギスタンは言語や風習など日本に通じるものが結構あるらしい。そういう目でみると、初めて見たキルギスの風景も何か昭和初期の日本のように見えてくるから不思議だ。また、自転車が貴重品だったり、野外映画が村の娯楽だったりする生活にも懐かしさを覚える。とにかく、キルギスタンの風俗がわかるというだけで、この映画は一見の価値がある。

画面はセピア色(ほとんどモノクロ)主体で、突然カラーに変化する。その変化が急な上あまり映画の流れと関係あるとは思えない。あまりに変化が唐突なため、初めは予算の関係でカラーフィルムが手配できなかったのかと思った。ちょっと、小手先の変化に頼ったような表現だ。画面も何か荒れた感じで、ハンドカメラの多用のせいか手ぶれが多くて見づらい。

ストーリーは主人公の心の成長と淡い恋心を描くが、素朴さはよいのだが何とも平坦な表現。ドラマが無さ過ぎて盛り上がりが無く、ちょっと退屈になる。悪い作品ではないが、まだ劇映画に慣れていない感じである。
投稿者:kn2投稿日:2000-09-13 00:34:15
 色鮮やかなカラーの映像で始まった映画が、モノクロ(というよりセピア色)
の画面に転じ、そしてそれは延々続く。時々思い出したようにカラーの画面が挿
入される。監督の自伝的作品であることを知っていれば、セピア色の記憶のなか
に鮮明に残っているカラーの記憶を強調する意図だということはわかるけれど、
それがどれほどの効果を生んでいるのか? どれほどの意味があるのか? 確か
にやりたいことはわかる。自分の記憶を映像に定着させ、それが自分だけのもの
ではないことを実証して見せること。それは映画監督の誰しもがやることではあ
る。しかし、このやり方はあまりに自慰的ではないか? 自分の分身である主人
公の心理をさらけ出すことなしに、美しいものを美しく描くだけ。 今なに素朴
で純粋であるはずがないと思うのは、都市国家に住む汚れた心のうがった見方な
のだろうか?
 このパートカラーはちょっとうなずけないが、この監督の映像に対する感性は
なかなか。砂で作った女の人を牛が踏んでいくシーンとか、最初の老婆たちがフ
レームに一人また一人とは行ってくるシーンとか、かなり「はっ」とさせられる
シーンはあった。
 となると、むしろ全編カラーで見てみたかったという気がしてくる。これだけ
いい画が撮れるんだから、しかも色彩をすごく鮮やかに撮れるのだから、カラー
のめくるめく映像美を見てみたかった。http://cinema-today.hoops.ne.jp/
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