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砂丘(1970)

ZABRISKIE POINT

メディア映画
上映時間111分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM)
初公開年月1970/04/25
ジャンルドラマ/アート
〈死の谷〉の一角に ザブリスキー・ポイントと呼ばれる場所がある…
砂丘 [DVD]
参考価格:¥ 1,543
価格:¥ 880
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【解説】
 大学紛争に介入した警官を射殺して逃亡した男がいた。彼は小形飛行機を駆って、砂漠へと逃げる。そして砂丘の真ん中で彼は一人の女性と出会い、つかの間の愛をかわすが……。不毛な愛を描き続けるアントニオーニが、現代アメリカを舞台にした作品。観念的な映像のユニークさもさることながら、ピンク・フロイドの音楽が強い印象を残す。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
428 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:ルミちゃん投稿日:2016-04-09 05:20:22
【ネタバレ注意】

『論より行動』
若者は学生運動の集会に参加したが、彼は議論には加わらずこう言った.
彼は何も考えず行動する男、拳銃を手に入れると警官を見れば、やみくもに拳銃を構え撃とうした.
他方、警官も然りで、若者は一発も銃を撃っていないのに、警官に撃ち殺されることになった、銃とは相手より一刻も早く撃つもので、考えてから撃つものではない、ようだ.

『瞑想』
女の子は、お金が無くなると、いたって気軽に『秘書のアルバイト兼、何か』をする子だった.『何か』をするに当たっては、この子も『論より行動』だったらしい.....
女の子は瞑想をする街を探し求めて、車で旅をしていたようだ.探し求めていた街はここらしい、その街で出会った子供たちは『一発やらせろ』と女の子に迫った.女の子は意味が分かって言ってるのかと言ったけれど、子供たちも『論より行動』だった.

瞑想の街、探し求めていた街に来てみはしたが、期待外れに終わった女の子.帰り道で飛行機の若者に出会い、そして、彼を好きになったのであろう.

砂漠のなかで繰り広げられるSEXシーン.何も考えずにSEXに夢中になる男女.この姿も『論より行動』.

銃を持ったら、警官を見ると、やみくもに撃ちたくてならなかった男.
何も考えずにSEXに夢中になる男女.(抽象的表現.砂漠の中のシーン)
お金が無くなると、秘書のアルバイト兼、何かをする女の子.
皆、『論より行動』、物事を深く考えないで行動する若者たちだった.

お金が無いときだけ、秘書のアルバイト兼、何かをしている女の子は瞑想をする場所を探していた.つまり、自分のしていることが良いことかどうか?、彼女なりにそれを考えようとしていたのではないか.

好きになった男が撃たれて死んでしまったことを、車のラジオで知って彼女は悲しかった.悲しい気持ちで、行くあても無く、仕方なく、売春相手との約束の場所、フェニックスのレストランに来てみたけれど.
相手の妻は夫が浮気をしている事に感づいていて、そのうちに尻尾を捕まえてやると話していた.彼女はアルバイト相手の妻が、自分のことを疑っていることを知った.それだけでなく、アルバイト相手には、別な秘書もいたようだ.

爆発のシーン、何がなんだかさっぱり解らない.解らない爆発を何度も何度も繰り返して観せた.
解らないものが幾度も幾度も吹っ飛んでいった.....彼女の心の中から.....

彼女はお金が無くなると、深く考えることも無く売春をしていたが、良いここと思わなくとも悪いことをしている意識も無かった.そうした自分で解らない心が、吹き飛んでいったのだと思う.
好きな相手とSEXすることが、何より大切.と言うか.....
人を好きになることがどういうことか深く考えれば、むやみに人を銃で撃ったりはしないだろうし、お金が欲しいからと気軽に身体を売ったりもしないだろう.
http://blog.goo.ne.jp/sunaoni/e/0c74c3715775017022391898cc94967c

投稿者:sachi823投稿日:2014-07-31 21:00:06
公開された当時、社会の雰囲気に合い、
名作としてとらえられ話題になった作品かと思います。
この監督独特の物珍しげなカメラと虚無的なムードが
時代から受け入れられていたのかもしれません。
ピンク・フロイドの音楽が印象的ですが、
数多くのスコアを書いたのにアントニオーニの無理解で
多くが没になったとメンバーには不評でした。
時代の鏡としての風俗的な魅力はありますが、
とても感銘を受ける作品ではありません。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-12-22 17:46:25
【ネタバレ注意】

一番印象に残るのは山荘の次の爆破シーン。プールサイド、服、テレビ、冷蔵庫と、アメリカ物質文明のシンボルを次々と吹っ飛ばして行き、最後は書籍や本棚だった。

投稿者:maxpit投稿日:2012-04-08 11:38:22
70年代、若者の反体制が描かれるアメリカン・ニュー・シネマを
現代人の孤独や絶望感を描くのを得意としたイタリアの名匠アン
トニオーニが撮ればこうなるといった作品。
人と違うことをする、外見が少し変だ、自由な国とは名ばかりで
社会に順応できない人間は、たとえ何もしなくても強制的に排除
されてしまう、そんな世の中。そこに若者が無軌道な暴走に走る
原因がある。そんな背景にアントニオーニ、お得意の無機質感い
っぱいの砂丘に繰り広げられる不毛の愛(笑) 違う世界の若い男女
が、ふとしたことから出会い、愛し合い、そして実ることなく別
れるというだけの話。ラストの繰り返される爆破シーンはいかにも
70年代アート的な感じがし、ピンク・フロイドの音楽と合いまって
印象的である。非常に哲学的な作品なので、映画に対する意見が
様々であるのは当然であろう。
投稿者:Ikeda投稿日:2011-06-02 13:34:00
アントニオーニがアメリカで作った映画なので、学園紛争の後、民間飛行機を盗む事から始まっていますが、それでも主舞台はアリゾナの砂漠になっているのが彼らしいです。その砂漠でマーク(マーク・フレチェット)とダリア(ダリア・ハルプリン)が出会いますが、この辺にアントニオーニが人間の疎外感を出そうとしていることが解ります。
その後の二人の逃避行が主題ですが、二人が砂漠でじゃれ合うシーンがかなり長くて、これが目玉なのかも知れませんが、私には退屈でした。そして最後の爆発のシーンはダリアの心の中が砕けていくのを表現したものだと思いますが、少し凝りすぎの感じがあります。映画は画面で見るものですから、それに力を入れるのは当然ですが、それを主目的としているアントニオーニを私は、あまり好きになれません。
投稿者:uptail投稿日:2011-04-01 09:49:18
ピンク・フロイド
投稿者:has42120投稿日:2010-12-09 11:06:36
ロッド・テイラー
投稿者:きらきら投稿日:2009-10-06 09:04:25
これは気にいりました。
脚本のなかにサム・シェパートの名がありますが、この辺がいつものアントニオーニよりもヨーロッパ的な部分を払拭しているのかもしれません。

基本的な物語構造は「ボーイ・ミーツ・ガール」です。
が、それぞれの境遇にいたふたりが出会ってもなにも起こりません。
ただセックスして別れます(笑)。

もともと空漠感を描くのが好きなアントニオーニですが、これはアメリカの風景とマッチしてうまくはまっています。
1970年の作品ですから前年に「イージー・ライダー」が公開されていたはずで、こちらの「砂丘」はちょっとその辺も意識してるような感じもしています(砂漠、移動するための乗り物、銃などなど……)
ただし「イージー〜」が移動をめぐるロードムービーあるのに対して、こちらの「砂丘」は停滞をめぐるアンチ・ロード・ムービーです。

主人公がわかれ際に言う「危険を冒したいんだ」は生きていることにまといつく停滞感への反撥にも受け取ることができます。

また音楽のクレジットにピンク・フロイドの名前を見つけた時はいやな感じがしましたが、全体的に音楽は少なめでほっとしました。
むしろ無音の状態を随所に入れることで作品に「すかすか」感をもたらすのに成功しています。

最後の脈絡のない爆発シーン連チャンもよし!(笑)

イタリア人の作った映画というとやたら台詞が多いトゥー・マッチ感覚のつよいものが多いのですが、これは錆びたナイフのような感じがあります。
翌年公開されたモンテ・ヘルマンの「断絶」とあわせて見るべし(笑)
投稿者:ファルド投稿日:2002-03-22 22:01:26
砂漠地帯が主な舞台なので、色彩的な美しさは無いのですが、映像的には綺麗でした。ヒッピーなど、あの時代に生きる若者二人をトリップ感覚で描いていると思うが、個人的には好きな雰囲気を持った作品でした。「芸術は爆発だ!」じゃないけど、ラストの複数のアングルから撮った爆発の連続は、サイケデリックな音楽と共にとても印象的でしたね。ただ、この作品の音楽を担当したグループの一つであるP・フロイドは、M・アントニオーニの音楽の使い方はイモで何も分かっていないと後に語っていますが・・・。
投稿者:4531731投稿日:2001-07-14 04:00:38
 白熱した討論を繰り広げる反体制学生の集会、だが彼等自身「敵」が誰なのか分かっていない。というか、「敵」なんかいない。さらに言えば、自分たちひとりひとり、自分自身が「敵」の一味なんだという事実を認めることが出来てない。そんなオール鳩山クンみたいな連中にウンザリした青年は集会を飛び出す。
 アントニオーニは夢自体や夢の外観を持つ現実を好んで描く作家だが、今回の2人の主人公もお互い遠く離れた所で生活しているにも拘わらず、誰も知らない見捨てられたような場所で偶然に出会う。そんな展開に夢の感触を感じる。
 名前はあるが誰も知らない忘れられた土地「ザブリスキーポイント」。自己喪失の風景。
 お互い何の接点も無い2人が繰り広げる戯れは自然と夢の外観を帯びていく、青年の一言「僕と似てるよこの砂漠」が印象的。 
【ソフト】
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