allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

ゴジラ(1954)

GODZILLA:THE KING OF MONSTERS

メディア映画
上映時間97分
製作国日本
初公開年月1954/11/03
リバイバル→東宝-2014.6.7(60周年記念デジタルリマスター版)
ジャンルSF/特撮/ドラマ
映倫G
ゴジラ(昭和29年度作品)【60周年記念版】 [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 4,568
USED価格:¥ 3,799
amazon.co.jpへ

【クレジット】
監督:本多猪四郎
製作:田中友幸
原作:香山滋
脚本:村田武雄
本多猪四郎
撮影:玉井正夫
美術:中古智
美術監督:北猛夫
編集:平泰陳
音響効果:三繩一郎
音楽:伊福部昭
アクション:手塚勝己ゴジラ
中島春雄ゴジラ
特技・合成:向山宏
特技・美術:渡辺明
特殊技術:円谷英二
出演:志村喬山根恭平(古生物学者)
河内桃子山根恵美子
宝田明尾形秀人(南海サルベージ技師)
平田昭彦芹沢大助
堺左千夫萩原(毎朝新聞記者)
村上冬樹田辺博士
山本廉政治(新吉の兄)
鈴木豊明新吉
馬野都留子新吉の母
岡部正田辺博士助手
小川虎之助船舶会社社長
手塚勝己毎朝新聞デスク
中島春雄変電所技師
林幹国会委員長
恩田清二郎大山代議士
菅井きん大沢婦人代議士
榊田敬二大戸島村長
高堂國典爺さま(漁夫)
東静子ダンサー
鴨田清ダンサーの連れの男
笈川武夫
川合玉江
今泉廉
橘正晃
帯一郎
堤康久
鈴川二郎
池谷三郎
【解説】
 19XX年、南太平洋で行なわれた核実験によって、ジュラ紀の肉食恐竜が甦った。ゴジラと名付けられたその怪物は、大戸島を襲った後、東京へと歩を進めていく。放射能をまき散らすゴジラの前に、帝都は為す術もなく蹂躙されるかのように思われた。だがその時、防衛軍に一つの朗報がもたらされた。それは若き天才科学者、芹沢の発明した“オキシジェン・デストロイヤー”という、核を凌ぐ超兵器の存在である。しかし芹沢は、核の二の舞を怖れ、その超兵器の使用を認めようとはしなかった……。この作品によって本邦の特撮映画は始まった、と言っても過言ではない程の大傑作。戦争と核兵器への警鐘をテーマとしながらも、堂々たる娯楽大作に仕上がっている点は、スタッフ及びキャストの尽力の賜物であろう。芹沢博士の、“オキシジェン・デストロイヤーの使用”に対する怒りの絶叫が、本作のテーマのひとつである。

【登場怪獣】ゴジラ
<allcinema>
【関連作品】
ゴジラ(1954)シリーズ第1作
怪獣王ゴジラ(1956)シリーズ第1作改訂版
ゴジラの逆襲(1955)シリーズ第2作
キングコング対ゴジラ(1962)シリーズ第3作
モスラ対ゴジラ(1964)シリーズ第4作
三大怪獣 地球最大の決戦(1964)シリーズ第5作
怪獣大戦争(1965)シリーズ第6作
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966)シリーズ第7作
怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967)シリーズ第8作
怪獣総進撃(1968)シリーズ第9作
ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃(1969)シリーズ第10作
ゴジラ対ヘドラ(1971)シリーズ第11作
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972)シリーズ第12作
ゴジラ対メガロ(1973)シリーズ第13作
ゴジラ対メカゴジラ(1974)シリーズ第14作
メカゴジラの逆襲(1975)シリーズ第15作
ゴジラ(1984)シリーズ第16作
ゴジラVSビオランテ(1989)平成シリーズ第1作
ゴジラVSキングギドラ(1991)平成シリーズ第2作
ゴジラVSモスラ(1992)平成シリーズ第3作
ゴジラVSメカゴジラ(1993)平成シリーズ第4作
ゴジラVSスペースゴジラ(1994)平成シリーズ第5作
ゴジラVSデストロイア(1995)平成シリーズ第6作
ゴジラ2000 ミレニアム(1999)平成シリーズ第7作
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000)平成シリーズ第8作
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001)平成シリーズ第9作
ゴジラ×メカゴジラ(2002)平成シリーズ第10作
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003)平成シリーズ第11作
ゴジラ FINAL WARS(2004)平成シリーズ第12作
【おすすめ作品】
A=無難にチョイス B=チャレンジの価値アリ C=発見があるかも!?
[001]A三大怪獣 地球最大の決戦 (1964)
[002]A空の大怪獣 ラドン (1956)
[003]Aキングコング対ゴジラ (1962)
[004]Aキング・コング (1933)
[005]Aモスラ対ゴジラ (1964)
[006]Aゴジラ対ヘドラ (1971)
[007]A戦場にかける橋 (1957)
[008]A人情紙風船 (1937)
[009]A幸福の黄色いハンカチ (1977)
[010]A泥の河 (1981)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
17146 8.59
下記フォームからあなたのこの作品に対する採点を投票してください。
メールアドレス年齢性別
評価 (低い←→高い)
12345678910
【ユーザーコメント】
投稿者:カール犬投稿日:2014-12-03 01:15:08
日本人はゴジラが好き。

何作つくったかわからないほどつくってもまだ好き。

きっとこれからもつくられていくことだろう。

それっていいことなのかなんなのか正直自分にはよくわからない。

でもつくる側や観る側がゴジラに何を求めているのかって言ったら
オリジナルが与えたファーストインパクトなんだろうなあ。

そしてそれはいくら役者を揃えても制作費をつぎ込んでみても、
その時気鋭の監督をつかってみてもどうにかなる問題では決してないので。

これからもゴジラへの思い入れがいろんな方向に炸裂した
ゴジラ映画が果てしなくつくられていくんだろう。

なのでとりあえずこの一作目には敬意を表しておきたい。
投稿者:ピースケ投稿日:2014-08-09 18:25:39
海から上がってきて破壊しかしない。
シェーしたり、ゴジラってフザケてるイメージだったけど、
初期はマジメだったのね。
投稿者:真壁 六郎太投稿日:2014-08-09 14:36:28
先日、特集番組で宝田明が完成試写を見たとき涙が止まらなかったと語っていた。何でだろうと思っていたが、岡田斗司夫の解説を聞いて納得した。ゴジラが象徴するもの、それは先の戦争で死んだ人たちなのだそうです。それには原爆で死んだ人たちも含まれます。過去の亡霊が繁栄を謳歌する東京を破壊しに来るのですが、繁栄の象徴である新幹線、タワー、そして国会議事堂を壊し、皇居の方を一瞬チラッと見て海へと帰っていくのです。そして、戦死できずに生き残ってしまった博士の手によって葬られるのです。ゴジラとはそういうお話なのです。これを聞いたとき、そうだったのか! 成程なぁと思いました。
投稿者:グレコ投稿日:2014-03-24 23:52:10
音楽と音の使い方に感動しました。良かった。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2012-03-24 16:27:40
いわずと知れた、我が国最初にして最高峰とされる東宝謹製の怪獣映画だ。
戦後10年になろうとする当時、原水爆の恐怖や空襲の記憶がまだ覚めやらぬ感覚が、本作のテーマに擬縮されているのだろう。
それはわかるのだが、本多による細部の演出がどうもイマイチで興ざめしてしまう。合成を多用した複雑な撮影にも関わらず、撮影期間が短かったようだから、仕方なかったのだろう。ま、それを補って余りあるのがメインディッシュたる円谷の特撮であり、伊福部の名スコアであったりするのだが。また、翌年公開された、本多とは助監督時代からの付き合いの黒沢明「生きものの記録」と合わせて見ると面白いかもね。
後は、鉄塔から生中継するアナウンサーが逃げもせずに、「皆さんサヨナラー!」と絶叫してゴジラに鉄塔もろとも破壊されてしまうシーンは笑えたな。
演技陣。志村は健闘だが、河内と宝田は新人でやむを得ないとはいえ下手である。出番はわずかだが、男勝りで野次を飛ばす議員役の菅井がいい。
投稿者:nabeさん投稿日:2011-05-07 16:03:39
世界映画史上に燦然と輝く傑作である。
制作された昭和29年は、終戦後まだ9年しかたっておらず、戦争の記憶が日本人全員に強く残っている時代だ。この傑作もこの時期だからこそ描けたリアリティに満ちていて、公開後50年以上経てもなおそのメッセージは強烈に伝わって来る。
戦火に逃げまどう人々、死を覚悟した人々、燃え盛る東京、平和への祈り・・・そのすべてが8年前の体験を踏まえて、忠実に演出されている。実際の戦火を体験している観客に対して、制作スタッフたちに妥協は許されなかっただろう。その緊張感がエキストラの一人一人からも伝わってくるようだ。
怪獣映画としてだけではなく、第一級の反戦映画として改めて観て欲しい。これほどまでに戦争の恐怖を伝えているメッセージが、古今東西のどこにあるだろうか。
投稿者:こじか投稿日:2010-09-10 00:59:47
数十年にわたるシリーズ化で、
皮肉にもオリジナルの当作品が霞んでいる。
いや、舐められているという表現が相応しいかもしれない。
ゴジラ=(イコール)怪獣映画だと…。

他国では、アメリカ人はキングコングを撮った。
アメリカ発のキングコングを、怪獣映画だと思うか?
ほとんどの方がデートでも観に行くような、
一"映画"として認識しているのではないのだろうか。

「ゴジラ」はどうだろう。
わたしは、日本人以外では作ることのできない
れっきとした映画作品だと思う。
着ぐるみ云々、怪獣云々ではない。
怪獣が出てくる映画でも、怪獣映画でもない。
"映画"として、世界に誇りたいと思う。
投稿者:クリモフ投稿日:2009-09-16 01:12:26
ゴジラは怪獣バトルのイメージがかすかにあるだけの素人ですが、第一作はなんとヘヴィな話じゃないですか。1954年という終戦後間もない時期を考えれば、ゴジラ製作陣そして日本映画界は気骨があったんだなぁ。
そしてもちろんゴジラの活躍は圧巻。半世紀以上も前とは思えない特撮。白黒の画面もあいまって海から上陸して、鉄条網を破壊して熱線を放射するゴジラは妙にリアルでカッコいい。そのパニックの中にも恋愛もあり、科学者の性に悩むドラマもありで話も面白いです。
うーん、ちょっとラディカルに受け取ると、これは敗戦国であり唯一の被爆国である日本が、当時出来る精一杯の形での核に対するアンチテーゼだったんじゃないのかな。朝鮮戦争終了後で各が水爆実験をドンドコ行っているわけだし、かといって日本は大きく発言できる立場に無い。原爆水爆が世界に普及することに対する大きな疑問符、警鐘をゴジラに託したわけですね。
まぁ娯楽映画として素晴らしいし、ゴジラはやっぱり日本の文化ですなぁ。
投稿者:民謡から演歌まで投稿日:2007-02-11 21:13:08
【ネタバレ注意】

格調高い画面。船が炎上し、村が押し潰され、次第に伝説の主が姿を現す。水爆でも死ななかった生物は高圧電流も戦車の弾丸も通用せず、倒壊し炎上する建物、逃げる人々、そして死を待つ母子。

ゴジラが近くに存在する事の喜びを語る山根教授に巨大な悪魔に殺戮される人々が、焼け野原になった東京の風景が、見えているのか?

実験室の悲鳴。幼い頃から仲の良い神経質なお兄さん…だけど婚約者(多分、親が決めた)なのね。彼女は別の男に惹かれているのだが、親にもお兄さんにも言えないまま…多くの殺戮された人々の追悼式…多分、彼は彼女の幸せの為に身を引いても死ぬようなことはないだろうね。(面白いけど…)

そしてドラマは科学者の悪魔に魂は売らない覚悟と最終兵器を求めて今もなお多くの人を殺して自分が上に立とうとする人間の本能らしきものを語って幕を下ろす…号泣!

そして偉大なる脳細胞を持つ1人の男と、その発明品の消失は、その後、殺戮されるであろう何百万人の人命を救うことになる…
蛇足だが、逆にそれが皆が解らなかった訳では無い様な気も…口にしないのも大人の分別?(これは怖い…が全人類の為なのか?)

投稿者:ASH投稿日:2007-01-01 18:32:33
【ネタバレ注意】

 僕は、芹沢博士の決死の覚悟は、三角関係に敗れた男が、恋敵にはかなわないと悟り、ふたりの幸せのために日本の平和を取り戻そうとした決意だったのでは、なんて感じた。まあ、そんな風に見るやつぁいないだろうな。

投稿者:たにし投稿日:2006-07-04 02:40:17
動物としてかかれてるのてグッド◎。

そして夜の都市を破壊するのでグッド◎

ゴジラによって物語がキチンと進むのでグッド◎

脅威の存在としてゴジラが擬人的な扱いされている点でもグッド◎
(たぶん昨今の流れでこれが公開されていたら、文句なしベスト1とかだったんだろうなぁ)

暗い話グッド◎

ダイナミックな演出グッド◎

総ての怪獣映画のフォーマットになってことでもグッド◎

本多猪四郎監督、円谷英二特技監督(クレジットは責任者)の
両人の演出が高度でグッド◎

この作品ができたことがグッド◎
投稿者:o.o投稿日:2006-07-03 00:16:04
警報のサイレンが鳴り響く中、家財道具をリヤカーに乗せて逃げ惑う人々、病院に溢れかえる負傷者。これらのイメージが、一般市民 10 万人が虐殺された東京大空襲 (昭和 19 年) から来ていることは当然ながら、突然変異した恐竜ゴジラは放射能を撒き散らしているわけだから、広島・長崎への原爆投下 (死者 20 万人) でもあると思います。ゴジラ襲撃後にうなだれてラジオに耳を傾ける人々の姿は、やはり「玉音放送」でしょうか。

ただ何となく上陸して暴れ回ったというのではなしに、具体的な地名を挙げて、防衛線を次々と突破しながらゴジラが東京を通過したコースを辿れるようにしているところがうまいと思いました。自分が住んでいるところは被害を受けなかったようで、一安心 (?)です。黒光りする映像には独特の迫力があり、燃え盛る地平線をバックに己の破壊の跡を睥睨するゴジラの姿が記憶に残ります。

ところで、ゴジラはなぜ東京を破壊しにわざわざ上陸してきたのでしょうか。それだけは問うこと自体を禁じられているとでも言うように、登場人物の誰も口を噤んでいるかのように見えます。ゴジラの正体を突き止めた科学者も、そのことだけは疑問さえ浮かばない様子です。首都東京に甚大なる被害を与えた無慈悲な破壊者ゴジラも、今ではすっかり人気者となり、「僕らのゴジラ」となっていることは重々承知しています。しかしこれは、某国との関係にどこか似てはいないでしょうか。

「ゴジラ」とはすなわち、アメリカ合衆国のことだという結論に至った次第です。
投稿者:DJazuma投稿日:2006-06-14 14:14:50
『三丁目の夕日』に乗って、これもリメイクすればいいんだ。
『ファイナル』で狂おしいほど無駄遣いされた映像技術をこれに使え!

と、いうぐらいに大傑作。『七人の侍』と並ぶ邦画の金字塔。


・・・でも、白黒だからあそこまで怖いゴジラだったのかもしんないしなぁ・・・ぅぁぁ・・・悩むなぁ・・・。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2005-11-29 00:34:26
改めて観ると、二度目の東京襲撃シーン(鉄塔を溶かした後)って、編集と音楽を入れるタイミングが良くないんだよね。初の国産怪獣映画だから無理も無いんだけど。シリーズ最高傑作なのは間違いない。「三丁目の夕日」があんなにヒットしてるんだから、昭和ブームに乗っかってこれのリメイクも観てみたい。山根は役所広司、尾形は伊藤英明(宝田明は総理大臣)、恵美子は東宝の秘蔵っ子、長澤まさみだな。
投稿者:なはなはなはなは投稿日:2005-06-11 11:03:06
ものすごくいい映画。なによりもゴジラが怖い。モノクロであるからかもしれないけれど、あの目つきも恐ろしいです。「もうすぐお父さんのところへ行くのだよ。」とか言うのがとても印象に残っています。。今では作れない映画だと思います。
投稿者:Stingr@y投稿日:2005-06-06 01:50:24
 太平洋戦争終結〜戦後復興〜朝鮮戦争勃発〜警察予備隊(現自衛隊)創設〜ビキニ水爆実験〜第五福龍丸被爆〜核戦争の脅威,と現実味を帯びた核戦争時代の申し子「ゴジラ」。人類の意思とは無関係に人々を殺戮し尽くす「核の脅威」を再び目の前にした人々が,その「脅威」を「文明の破壊者(デストロイヤー)」として具現化した「ゴジラ」。

 ゴジラが人々の前に初めて姿をあらわすシーンの,ゴジラが山から人々を見下ろす構図は「山越し来迎図」そのものである。来迎図であれば山の向こうには,人々を極楽へと救済してくれる「阿弥陀様」がいるのだが,人々がそこに見たものはデストロイヤーとしての「ゴジラ」である。人類は,水爆を持つまでになった文明を破壊することによって救済されると……。「ゴジラ」というデストロイヤーは救済者でもあるのだ。製作者が来迎図を意図したかどうかは不明だが,以前に来迎図を見た経験が無意識に影響を与えたのかも知れない。

 歴史は「核の脅威」を内包したまま,高度経済成長へと進んだ。その後の作品では「怪獣の恐怖」だけがクローズアップされてお子様映画に成り下がってしまった「ゴジラ」。その一方で「文明の肯定者」として出現した「鉄腕アトム」。人類は未来をアトムに託し,人類の救済策も「文明破壊」という積極的なものではなく,「環境保全」という消極的なものに成り下がった。愛知万博で愚にもつかないロボット達に浮かれ騒いでいる昨今,再び,文明破壊をもたらす救済者が人類への警鐘を伴なって出現することを望む。
投稿者:たあくん投稿日:2004-12-07 14:18:59
古典的名作ですな、第一作は。
時と日本が変わるにつれて、ゴジラも色々と苦労しました。
最初に、いい作品が出来すぎると、あとの作品が引き摺られる
のはしょうがないことです。でも、ゴジラはどの作品でも
良い味を出しております。唯気になるのは、最近のゴジラ
は、早く登場しすぎるのではとおもいます。もう少し観客を
じらすタメみたいなものが必要なのではと。
要は、いつの時代もそのキャラクターの描き方ですよね。
投稿者:黒美君彦投稿日:2004-11-17 08:54:04
これまで幾度も観てきた作品だが、改めて観るとそのメッセージ性の強さに圧倒される。
ゴジラが「人智を超えた不条理な破壊者」であるということで、様々な寓意が読み取れる。「自然」「コントロール不可能な大量殺戮兵器」そして「神」・・・などなど。
すでに諸賢ご指摘のように、一方で戦争(空襲)経験者だからこそ描けた作品であることも確かだ。エキストラとして逃げ惑う人々の脳裏には、かつて焼夷弾の雨から逃れようとした記憶がまざまざと甦っていたに違いない。
救護所で、表情もなく呆然と座り込む少女のありようも真に迫っている。母親が運ばれ、泣き叫ぶその姿も・・・。
もうひとつ、燃えさかる東京の町が沈黙に包まれている、というのも不気味な臨場感を醸し出している。人々も泣き叫ぶでなく、ただ呆然と火の海を眺めるに過ぎない。
大きな災害に襲われたとき、人々は沈黙し、町は静まり返る。
そんなリアルな情景描写も、あの戦争の記憶によるものかも知れない。
畏れを失い、人間は愚行に走る。その危険性は、刻むべき記憶を持たない現代の方が寧ろ強まっているのかも知れない。
それにしてもゴジラを目覚めさせた大国の名前がついに映画内では登場しない。第五福竜丸事件を題材にしながら、僅か2年前まで占領していた国を悪し様にいうわけにはいかなかった、ということだろうか。
投稿者:ご飯投稿日:2004-10-29 08:54:51
戦争に対する気持ちが込められているのはこの作品に対するよくある評価なのだが、やはり同時期に出ている反戦映画のどれよりも胸に迫ってくる。避難するところや、傷を負った人々が収容される描写、戦争で被害をこうむった一般市民のつらさが画面からにじみ出てくる。これだけは二作目以降のどれにも描かれていない第一作目の特徴である。私も戦争は体験してしない。そんな私がいろんな戦争映画を観ているなかで、一番生々しく見えるのがこの「ゴジラ」なのである。これはやはり戦争を体験した人々が作った映画だなと思う。戦前に作られたらこんな風にはならなかっただろうし、企画の段階では反戦の気持ちをこめようとは思わなかったかも知れない。話を作ってシナリオにしていくうちにそんな気持ちが自然と出てきたのだろう。
投稿者:イドの怪物投稿日:2004-08-14 15:27:25
2014年6月、初めて映画館で鑑賞。
これこそ映画館で見るべき映画。
この映画は何回も見ているけれど、依然として傑作と感じる次第。数ある怪獣映画(特にゴジラシリーズ)でこれを超えられないのは作り手のせいなのか、制作費のせいなのか、そえとも観客もせいなのか、いろいろと考えさせられる。
投稿者:かっこう投稿日:2004-05-17 00:42:01
確かに面白かったです。
ゴジラは、マニアや子供のための作品だという思いがどうしてもぬぐえなかったのですが、この作品は娯楽作でありつつテーマが深い、ほとんどの大人にとっても面白いと思える映画だと思います。
だけど、ただひとつ、芹沢博士のいかにもな眼帯とオキシジェンデストロイヤーという名称のみ、ちょっと子供っぽく感じてしまいました。
投稿者:ぶんた投稿日:2004-03-26 10:45:40
物語中ゴジラの足跡から放射能が検出され、
さらには三葉虫の化石が発見される等の
演出(ディテール)が素晴らしかった。

戦争の傷跡を深く反映しているシナリオ等、後発の
シリーズやガメラシリーズ、その他の特撮怪獣映画と
1本の作品として同一線上に比較はできないとはいえ、
やはり純粋に娯楽作品としてみると
他の作品とはレベルが違う。

傑作シリーズの誉れ高い平成版ガメラにしろ、
技術進歩による目を見張る映像とは裏腹に、
人物描写等の細かな演出に決定的な
陳腐さが際だつ最近の特撮怪獣映画、
作品の持つ全体的な完成度の差は計り知れない。
投稿者:4531731投稿日:2003-05-11 14:05:48
 占領政策の一環としてアメリカは日本が二度と欧米に歯向かわないように戦犯意識を強く根付かせることを戦前から決定していたらしい。色のついた人間の中で白人に立ち向かうことができたのは日本人だけでしたから。チャーチルは自慢の英国艦隊を日本軍に簡単に沈められて床に伏して泣いた。
 急速な戦後復興、進む欧米化。あまりの早さに捨てるべき物、残しておくべきものの区別がつかない民衆。そこへゴジラの出現。闇夜に紛れて町を破壊するゴジラが美しい。明るい未来(物欲?)に胸躍らせてるはずなのに、それとは裏腹に内面的に混乱している民衆の悲しみや怒りが街を破壊してるように見える。ゴジラは当時の日本人の苦悩の象徴、一種のステートメントですね。
 それゆえにゴジラはやっぱり悪としてとらえられるべきだったんだろう。そして生き絶えなければならないんだろう。そこが悲しい。80年代に悪者として帰ってきたけどあの「破壊」はただの商品ですから凄味もなにもなかったですね。
 京都を空爆しなかったからアメリカは日本の文化を理解してくれてるとかいう人もいるけど京都は原爆投下の候補地のひとつだったらしい。だからアメリカは綺麗なまま残してたらしい。でないと詳細なデータが採れないですから。
 人間は文明に恩恵をこうむっているけどその反面、文明に対する破壊衝動も秘めてる。おもしろいですね。怪獣映画はそういう欲求を満たしてくれる。ブルーオイスターカルトの連中も言ってたけどゴジラはまさに「大人のためのファンタジー」。ゴジラ対ヘドラとかも嫌いじゃないけど所詮子供向け、でもこの1作目は間違いなくクラシックの名画。白黒のゴジラは30年代のドイツ表現主義映画と同じ風格がある。
投稿者:メロトロン星人投稿日:2003-04-13 00:29:17
「ゴジラの来る夜に」という小説がある。実態を誰も知らない"ゴジラ"と呼ばれる怪物が登場する話だ。その物語の中ではゴジラに対処する人々が一人ずつ発狂して消えてゆく。そして、最後に残った一人は姿の見えない高熱を発しながらビルを破壊し近づいてくる何かによって体を溶かされながらつぶやく。「・・・ゴジラよ、あなたはやはり神だったのですね・・・。」と。この小説は一作目のゴジラが公開されてしばらく経って発表された物だが、このような作品が書かれたのも一作目の「ゴジラ」がいかにダークな物語であったか、また、いかに衝撃的なものであったかを物語っている。三度の被爆をした我が国日本で無ければ生まれなかった作品だろう。
以前、「ゴジラ」を子供だましと馬鹿にしていた会社の先輩が本作を見る機会が会り、その後強いショックを受けていたのを思い出す。今でも怪獣映画、ゴジラを馬鹿にしている人がいたら本作を見てほしい。間違いなく自分の考えが間違いであったことを痛感するはずだ。
投稿者:ディープ・ブルー投稿日:2003-02-27 00:54:14
なんでも、ウチのオヤジが小学生の時に学校の体育館で上映し、女子に恐がって泣き出す者多数であったらしい。 今、ウチのオヤジ60歳・・・・その頃の映画が今も続編が作られ続けて、世界中の各界著名人に熱烈的ファンを抱える。 そう思うとスゴイよね。 古さなど感じられず、むしろこの後の善玉化したゴジラのほうに古さやダサさが感じられる。 
投稿者:投稿日:2003-01-26 16:37:02
今やスタンダードと言えそうな「ゴジラのテーマ」ですが、映画「ゴジラ」を見ると「陸上自衛隊のテーマ」みたいですね。

ところで、東宝撮影所で数々の海上特撮シーンを産んできたあの「プール」が最近取り壊されてしまったそうです。
さびしいですね・・・合掌・・・。
投稿者:quadrant投稿日:2002-12-31 17:05:54
・・メッセージ性がある映画だったんだ。これを観るまで知りませんでした。てっきりお子様映画かと。。
「特撮」に5点。クロサワ映画と勘違いしてました。志村喬さん出てるし(恥)。
投稿者:TOMO投稿日:2002-12-25 11:41:51
当時カラーが主流だったらこの作品はこけたかもしれない。やはりよく見えないところがイイというか、モンスター映画はモノクロがイイですね。特撮のアラも見えにくいし。
しかしながら当時のスタッフに脱帽です。やはりゴジラはイグアナみたいにぴょんぴょん走ってはダメだ。台風のようにゆっくり移動して行くのがイイ。 (後にゴジラに「シェー」をさせたり空を飛ばしたしたりしたのは誰だ。責任取ってくれ)

「皆さん、さよなら〜」の実況アナウンサーやっぱり気になるな〜。


投稿者:綺羅星 知情意投稿日:2002-08-30 14:36:42
改めて「名作」と称する必要もないでしょう。
日本映画ベストランキング上位に本作が入ってないランキングは、その信憑性を疑われても致し方ないと言っても過言ではない!

黒澤監督作品『七人の侍』と共に、日本映画界の金字塔大傑作!
投稿者:ジョジョ投稿日:2002-03-20 13:54:57
小学生の頃この映画を見て、とても怖かった思い出があり、二度と見たくないと思っていた。しかし今では、僕の中ではベスト3に入るほどの名作である。
これは、怪獣だの映画だのというものでは、くくることなど出来ない作品だ。
戦争を直に体験した人々が作ったのだから、これだけの作品が出来たのであり、今はもう二度と作ることの出来ない名作。
投稿者:黒いチュウリップ投稿日:2002-02-24 18:15:59
良かった。多分この映画以後「怪獣映画」なるジャンルが
確立されて行くのだろうが、この映画は「恐怖映画」
よく「恐いゴジラ映画」なる表現がされていたが、
怪獣ゴジラ自体が恐いのでなく、やはり
「被爆・戦争」という部分が恐い。あとモノクロ制作がいい。
カラーだと今観れる映画になってなかったかも。
投稿者:カイルブロフロスキー投稿日:2002-02-12 22:24:12
五歳の子供でも

『おとうさんがこどものころ、せんそうがあって
げんばくでたくさんのひとたちがしんだ』

そんな事ぐらいわかっていた。
テレビでこの第一作を観た時、ボロボロ泣いた。
燃え盛るデパートの下で死を覚悟した親子。
戦争未亡人であろう母親がつぶやく。

もうすぐ・・・
もうすぐお父ちゃまのところへ行くのよ。
ねっ、
もうすぐ・・・

ケガ人で溢れかえる病院。
目の前で母親が息をひきとり泣きじゃくる幼女。
五歳の子供に戦争の恐怖と悲しみを理解させる凄い作品だ。

ラストの芹沢博士の決意は今観ても号泣だ!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ 功労賞 怪獣ゴジラの長年の功績に対して
【サウンド】
『平和の祈り』
作曲 :伊福部昭
作詞 :香川滋
【広告】

【スポンサーリンク】



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION