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ゴジラ対ヘドラ(1971)

GODZILLA VS THE SMOG MONSTER

メディア映画
上映時間85分
製作国日本
初公開年月1971/07/24
ジャンル特撮/ファミリー/モンド
ゴジラ対ヘドラ 【60周年記念版】 [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,076
価格:¥ 3,926
USED価格:¥ 3,000
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【クレジット】
監督:坂野義光
製作:田中友幸
脚本:馬淵薫
坂野義光
撮影:真野田陽一
美術:井上泰幸
編集:黒岩義民
音楽:真鍋理一郎
アクション:中山剣吾ヘドラ
中島春雄ゴジラ
特技・合成:徳政義行
土井三郎
特殊技術:中野昭慶
出演:山内明矢野徹(海洋学者)
木村俊恵矢野敏江(徹の妻)
川瀬裕之矢野研(徹の息子)
柴本俊夫毛内行夫(敏江の弟)
麻里圭子富士宮ミキ(ダンサー)
吉田義夫伍平じいさん
鈴木治夫自衛隊幹部将校
勝部義夫自衛隊技術将校
岡部進アナウンサー
渡辺謙太郎アナウンサー
大前亘巡査
岡部正学者
加藤茂雄トビ職
由起卓也通信員
小松英三郎下士官
権藤幸彦ヘリのパイロット
中沢治夫若者
【解説】
 海洋学者・矢野の元へ持ち込まれた不思議なオタマジャクシ状の生物。だが、ヘドロの海で採れたその生物は鉱物で出来ている脅威の生命体だった。その頃、海では船舶事故が相次いでおり、TVカメラには奇怪な海坊主のような怪物の姿が捉えられていた。矢野の研究によって未知の生物は合体・増殖を繰り返す事が確認され、海の怪物も同種のものと断定された。ヘドラと名付けられたその怪物は遂に港から上陸、工場地帯でスモッグを吸収していく。矢野の一人息子・研の呼び声に応じるかのように突如出現したゴジラはヘドラに戦いを挑むが、不定形のヘドラにはゴジラの放射能火炎も効果がない。ヘドラの肉片からは宇宙鉱物ヘドリュームが発見された。これが公害による廃液などをエサとして成長したものがヘドラだったのだ。液状のヘドラに対し、巨大な電極版による乾燥作戦が始まるのだが……。
 当時、日本を騒がせていた公害問題を巧みに取り込んだ作品でシリーズ最大の異色作。ヘドラなるストレートなネーミングから想像しえるような安直な内容ではなく、随所に斬新なアイディアが取り入れられた意欲作と言っていい。「水銀、コバルト、カドミューム……」と元素の名称がふんだんに取り入れられた主題歌、公害問題を不気味に訴えるアニメーションの挿入、逃げ惑う群衆などの絵が一切存在しない悪夢のようなナイト・シーンのゴジラとヘドラのバトル、随所にインサートされる公害のニュース映像、サイケデリックな幻覚イメージ……トラウマ必至のテクニックが駆使されまくった、怪獣映画としては希有な“作家性”を感じさせる作品だ。成長に合わせて4段階に変化するヘドラも、その不気味なキャラクターは久々にインパクトのある新怪獣となった。唯一の難点は、飛行するヘドラを追うために、シッポを抱えて口から火を吐き空を飛んでしまうゴジラの姿だけであろう。
 なお本作は、「東宝チャンピオンまつり」の一作として、『帰ってきたウルトラマン』、アニメ『いなかっぺ大将』『みなしごハッチ 傷だらけのバレリーナ』『日本むかしばなし わらしべ長者』と共に上映された。

【登場怪獣】ゴジラ/ヘドラ
<allcinema>
【関連作品】
帰ってきたウルトラマン(1971)同時上映
ゴジラ(1954)シリーズ第1作
怪獣王ゴジラ(1956)シリーズ第1作改訂版
ゴジラの逆襲(1955)シリーズ第2作
キングコング対ゴジラ(1962)シリーズ第3作
モスラ対ゴジラ(1964)シリーズ第4作
三大怪獣 地球最大の決戦(1964)シリーズ第5作
怪獣大戦争(1965)シリーズ第6作
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966)シリーズ第7作
怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967)シリーズ第8作
怪獣総進撃(1968)シリーズ第9作
ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃(1969)シリーズ第10作
ゴジラ対ヘドラ(1971)シリーズ第11作
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972)シリーズ第12作
ゴジラ対メガロ(1973)シリーズ第13作
ゴジラ対メカゴジラ(1974)シリーズ第14作
メカゴジラの逆襲(1975)シリーズ第15作
ゴジラ(1984)シリーズ第16作
ゴジラVSビオランテ(1989)平成シリーズ第1作
ゴジラVSキングギドラ(1991)平成シリーズ第2作
ゴジラVSモスラ(1992)平成シリーズ第3作
ゴジラVSメカゴジラ(1993)平成シリーズ第4作
ゴジラVSスペースゴジラ(1994)平成シリーズ第5作
ゴジラVSデストロイア(1995)平成シリーズ第6作
ゴジラ2000 ミレニアム(1999)平成シリーズ第7作
ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000)平成シリーズ第8作
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001)平成シリーズ第9作
ゴジラ×メカゴジラ(2002)平成シリーズ第10作
ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS(2003)平成シリーズ第11作
ゴジラ FINAL WARS(2004)平成シリーズ第12作
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
645 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-07-20 21:39:04
製作当時は日本では公害が社会問題として
毎日のように報道されていて、
その集合体のような怪獣が生まれたのでしょうか。
日本という国の良心を感じる作品であります。
飛ぶゴジラにはこの手があったのかと驚きましたが、
やはり飛んではいけないでしょう。
投稿者:こじか投稿日:2010-09-05 21:16:19
【ネタバレ注意】

ぶっとんだゴジラ映画の怪作。
ゴジラに抵抗がある方もご安心を。
オープニングから超本気で仕掛けてきます。
ヘドラの大殺戮を目の当たりにして漂う、社会の非現実感も秀逸。
今回のゴジラ登場曲である「ふぁー、ふぁー、ぼーん♪」っていう
間の抜けた旋律は大人の味わい、ステキです♪

ゴジラ映画を観たことない人は、
「ゴジラ(1954)」か「ゴジラ対メガロ」かコレですね。
決して新しい映像だからとかって平成シリーズはお勧めしません。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-07-22 16:48:24
カルト度ではシリーズ中ベストかも
投稿者:ジェームス投稿日:2009-07-22 15:05:58
ゴジラ映画の社会派異色作。東宝チャンピオンまつりの作品とあって、当時の子供にトラウマを植え付けた作品だったと思う。
投稿者:たにし投稿日:2006-07-04 03:25:40
合理的かつ、能率よく仕事をするには。。つか低予算で映画つくるには
ということで、特技の中野ちゃんと坂野さんが、ゃってないことゃっとこう
と意気込んだ作品です。

 もともとへドラを追いかけるシーンもあったけど、プロデューサーが入院してるうちに飛ばしとけとなり、ああいうシーンができたと。

作家製にみちたというよりは、たんにやりたい放題ゃっていたということですね
投稿者:型作投稿日:2005-04-24 23:01:43
 この解説を書かれた方の感覚にはちょっと理解できないところがあります。本当どうでもいいはなしですが。
 実験的で意欲的な作品なんだけど、いまいち誰をターゲットにしてるか…。子供にみせて楽しめる内容でもないし、かといって大人が楽しめそうでもないし…。まぁ、あの「かぁーえせ、カァーエセ」と叫ぶあのナゾの歌には恐怖を覚えました。あと、あの魚の頭とかああいう抽象的なシーンも不気味でホラーとしてはいいかも。個人的にゴジラが空を飛ぶシーンが一番好き。http://katasaku.hp.infoseek.co.jp/
投稿者:ASH投稿日:2004-12-18 12:32:00
【ネタバレ注意】

70年代初頭という時代が作らせた、サイケデリック・テイスト満載の異色作。公害問題をテーマに掲げているが、そういうことは実にどうでもいい。

投稿者:ヨシボー投稿日:2004-11-19 06:05:27
雀荘が被害にあったり、主人公の兄はゴーゴークラブで飲んだくれていたり、ボディペインティングをしたダンサーがおかしなうたを歌ったり、どうも子供向きではない。今回も地球を破滅から救おうと科学者が活躍するけど、研究は自宅の八畳間で、かみさんに文句をいわれながら行われているし、思索の場は布団の中だ。おまけに顔半分包帯を巻く羽目におちいるが、あれはホラ、アイパッチの人がいたでしょう、かつて。あれなんですよね。
投稿者:菊丸英二投稿日:2004-11-05 02:26:42
【ネタバレ注意】

言うまでもなくゴジラ映画中最大の異色作といってよいです。
そりゃ、とんでもない歌詞だけどつい口ずさんでしまうすごい主題歌や、テレパシーだのと騒ぐ奇妙な子供がいたり、おかしなところもあるんですけど、ここまで破壊的に(良い意味で)作られた怪獣映画って、他に「ガメラ3」くらいでは??
特にこの作品に関してはさんざん言い尽くされているので、ちょっと別な視点からながめてみると、実はこの映画、怪獣映画史上空前の被害を出しているのです!
物語中盤、ヘドラが飛行形態になり硫酸ミストをまきながら富士市(?)を壊滅させてから、ニュースキャスターはとんでもないことを口にします。
「政府は全国の工場の操業中止、自動車の乗り入れを禁止しました。東京、大阪など主要都市のヘドラによる死者は、すでに1000万人に上り・・・・」
・・・度肝を抜かれました。どんな怪獣映画でも、ここまで被害を出したことはなかったのでは?
それがさり気なく、しかもほんの一瞬のアナウンスによって語られる本作、やはりおそるべし!

投稿者:4531731投稿日:2004-09-18 23:51:21
 筋やセリフは別としてイメージとかかっこよくて好きです。アメリカにいた頃TVでやってた。でも青い海返せ返せ〜とかいう歌がへぼい。どっかの新手の新興宗教発の歌みたいで。そうは言いながらこういう歌好きです。しかし子役だからわかるけど、わかってるんだけどあのガキは殴りたくなります。
投稿者:ひろぶーたんT投稿日:2003-08-24 20:19:41
この作品に関して、ネット上(他のサイト)では「テレビ放送されたことが無い」とか、「色々と問題があるのでDVDの発売はありえない」だのと書いている人をちょくちょく見かけるのですが。それは間違い!。大間違い!!。本作はちゃんとテレビ放送されたことあります。DVDも近いうちに出るよ、間違いなくね。今年中は無くても来年には出るでしょう。現在のゴジラ映画のリリースパターンからすると。んで、本作に問題があるとしたらどの部分なのか教えてほしいです。公害で怪獣が生まれるのが問題なのだとしたら、核実験の結果誕生したゴジラはもっと問題になってしまうでしょう・・・。へドラが飛ぶ時に硫酸ミストを撒き散らすために、学校の校庭で体操をしている小学生がバタバタ倒れるところが悪いというんでしょうかねぇ?。でも、これも全く問題は無い表現ですが・・・。なんだか知らないけど誤解している人がいるのは事実のようです。『ノストラダムスの大予言」あたりが問題になるのは放射能の影響で『人間』が食人鬼になったりグロテスクなミュータントになったりする模写に対して抗議があったために現在のような結果になっているのと混同してしまっているのでしょう。大体、DVDが出ないのなら、VHSビデオ、LDともに2回も発売されたりするわけ無いですよ。
投稿者:メロトロン星人投稿日:2003-04-17 23:23:21
この映画はやっぱアングラですよ。その昔昔、ヒッピーというかサイケなあの感じはアングラといったのですよ。寒いとか何とか言っても、あの当時のサイケデリックな映像表現、ライヴやディスコでの照明てのはあんなものなんです。カラーのフィルムを張ったライトを使ったり
してね。ごく初期のピンク・フロイドのライブフィルムなんか見てみてよ!。ボディペインティング的なおねーさんの衣装とかもね。だから、これを今の感覚でみてはいけません。まぁ、あの時代、公害ってもんが社会問題になったのも懐かしいですよね。自分の生まれ育った街も公害都市だったわけだけど、今じゃ海もきれいになって釣りが出来るまでなってるもんなぁ・・・。それはさておき、本作は当時生まれるべくして生まれた映画ですな。ヘドラのキャラは見るからにって感じだし。実験映画的でもあり教育映画的でもあるこの一本、皆さん一度は見てみましょう。現在の日本でこれをリメイクするのはちと無理があるけどね。公害の化学反応とドラッグでのトリップ感覚を合わせちゃったような感じも含めてさ。あと、フランク・ザッパの「スリープダート」のジャケットにへドラくんのそっくりさんが出演しているのは知っているかな?!。
投稿者:ジョジョ投稿日:2003-04-17 18:46:27
子供の頃は「恐い」よりも「わけわかんない」の方が強かったけど、今見るとそれもわかる。あんな実験映画的なことをゴジラでやっていたというのは驚きである。
当時生まれてなかったので、公害はともかくとして当時のヒッピー文化については何ともいえないけど、「あれが70年に流行ったのか〜」と思っていい物なのでしょうか?
でも彼らの存在がこの映画にある種の青春映画的な要素を与えているのも事実であって、公害だけだったらここまでの作品にならなかったと思う。ゴジラが飛んじゃったのもこの映画ならアリ。「ゴジラ対メガロ」とかなら許せないけどこの映画なら別に違和感なかったな〜。個人的にはゴジラ登場の音楽も好き。この辺からゴジラは完全にヒーロー化していくけど、この作品では目玉えぐったりしてどことなく荒っぽいのでゴジラも結構好きだなぁ。「か〜えせ〜、か〜えせ〜、か〜え〜せ〜」とか言いながらヘドラをグッチャグッチャにするシーンなんか最高。そういえばヘドラの中に入っているのは薩摩剣八郎氏ではないか!
日本の映画史をまとめた本で、「怪獣」ではなく「公害」のページにこの映画が載ってたのが結構嬉しかった。
投稿者:ディープ・ブルー投稿日:2003-02-27 02:28:33
まずは、ヘドラの造型・・・こういうの新しくて良いです。 例えば、現行のシリーズで蘇らせたらエグイのが出来上がりそうでソソラレル。 ガイガン同様、復活を望みます!! ただし、70年代ヒッピー文化の描写がサブイ・・・。 いや、その寒さがフラワー・ムーヴメントを勘違いして取り入れてしまった当時の日本人の実態・・・それが見えすぎてダサいのだ。 80年代にヘヴィ・メタルを勘違いして取り入れて、髪逆立てたヘビメタになった15年後と同じ。 洋楽関係の仕事してるものにはツラか〜っ、この音楽。
投稿者:TOMO投稿日:2002-12-25 12:17:39
私も目がチカチカして校庭で倒れていた世代なので、当時の悪夢はへドラと共に思い出されます。
ゴジラ作品の中でも異彩を放つこの作品。ゴジラが空を飛ぶなんて、製作スタッフはドラッグやってたんじゃないかと思わされますが、何か新しいモノを創ってやろうという意欲とパワーを感じます。。「シェー」をさせるよりはイイです。ゴジラ作品はアメリカにも相当のおたくファンがいて、ビデオ屋にコーナーがあるそうですが、この作品にどのような感想を持っているのか聞いてみたいです。  タテ目のへドラのデザインは芸術の域に達しているのでは。    本作に限りませんが、ゴジラが正義の味方になってしまっているのは残念です。。しかし元々人類への警告的要素で誕生したキャラだから本作ではコレでいいのかも。あの、エンディングの見返りゴジラどう思います?
投稿者:ノディ投稿日:2002-03-06 21:21:31
光化学スモッグの発令で校庭での遊びを禁じられた世代にしかこの異形の特撮映画の真価が理解できないに違いない。サイケやアングラといった時代風俗を積極的に取り入れたことによって、あの粉塵とヘドロに満ちた70年代のドキュメントにもなった。そしてこれはゴジラシリーズ(平成版も含めて)最後の傑作でもある。
投稿者:カイルブロフロスキー投稿日:2002-02-18 23:50:46
バカにしてるっしょ? この作品。
実際、バカなんだけど変な映画好きは避けては通れぬ修羅の門!
観とけ。ゴジヘドは・・・
とにかくサイケ!
とにかくイカス!
アヴァンギャルドとゆーか、ジャリ向け映画でワイルドパーティーしてしまった
ゴキゲンでシュールな怪作。
オープニングで頭クラクラだ・・・
モンティパイソンばりのアニメや、ヘドラによる人的被害の直接描写など、未だにテレビ放送できないのもうなずける。
ゴジラとヘドラが富士山で決闘してるのに、ヒッピー軍団が『イカス100万人集会』を強行するのもビックリですが、100万人といいつつ集まったのは100人というズッコケぶり。
1970年代という特殊な時間のサブカルチャーを語るなら一度は観とくべし。
ただ、この作品で一番不要なのはゴジラだよなぁ。
【サウンド】
『かえせ!太陽を』
作詞 :坂野義光
歌 :麻里圭子
作曲 :真鍋理一郎
『ヘドラをやっつけろ!』
作詞 :坂野義光
編曲 :高田弘
歌 :麻里圭子
作曲 :すぎやまこういち
『かえせ!太陽を(ビクターヴァージョン)』
作詞 :坂野義光
編曲 :高田弘
歌 :麻里圭子
作曲 :真鍋理一郎
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