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ノストラダムスの大予言(1974)

CATASTROPHE 1999

メディア映画
上映時間114分
製作国日本
初公開年月1974/08/03
ジャンルパニック

【クレジット】
監督:舛田利雄
製作:田中友幸
田中収
構成:八住利雄
原作:五島勉
脚本:八住利雄
潤色:舛田利雄
坂野義光
撮影:西垣六郎
鷲尾馨
美術:村木与四郎
編集:小川信夫
音楽:冨田勲
特技・撮影:富岡素敬
山本武
特技・美術:井上泰幸
特技監督:中野昭慶
ナレーター:岸田今日子
出演:丹波哲郎西山良玄/玄啓/玄学
黒沢年男中川明(カメラマン)
司葉子西山信枝(良玄の妻)
由美かおる西山まり子(良玄の娘)
青木義朗柏尾憲兵少佐
平田昭彦植物学者
小泉博動物学者
谷村昌彦田山
浜村純木田
谷口香おりん(玄哲の妻)
田遠実玄武(玄哲の子供)
久野四郎隠密
原田君事隠密
小笠原剛隠密
竜崎勝大根
佐々木勝彦吉浜
武藤章生井原
音羽久米子木田の妻
麻里とも恵木田の娘
鳥居功靖木田の娘の夫
下川辰平自衛隊隊長
加藤小代子四国のバスガイド
平田未喜三三治(組合長)
中村たつ勝子(三治の妻)
志村喬病院長
稲村和子浜子(田山の妻)
山村聡総理大臣
加藤和夫学者
渥美国泰学者
北沢彪学者
雪丘恵介学者
ジョージ・F・フリムA国代表
ウィリー・ドーシー黒人代表
セテラ・トニーニューギニア調査隊員
ロルフ・ジェッサーニューギニア調査隊員
フランツ・グルーベルニューギニア調査隊員
ライナー・ゲッシュマンニューギニア調査隊員
鈴木治夫警官
青木敏夫警官
杉井勇軟体人間
中野宣之軟体人間
瀬良庄太郎開発大臣
鈴木瑞穂環境庁長官
内藤武敏官房長官
【解説】
 公害の危険性と環境破壊問題を訴え続けていた環境研究所所長、西山の元へ夢の島での異変が伝えられた。現場ではゴミの中に巨大なナメクジが大量発生していたのだ。同行したカメラマンの中川は西山の一人娘まり子と恋仲だったが、不安定な世情のせいか結婚をためらっていた。だが中川の故郷で赤潮が発生、絶望した網元の父が入水自殺した哀しさを隠すために中川とまり子は体を重ねた。消息を絶った調査隊を追ってニューギニア奥地を訪れた西山たちは、突然変異を起こしたコウモリや蛭、人食い人種との戦いの末に隊員たちと出会うが、彼らは既に放射能によって変わり果てた姿となっていた。世界各地では異常気象や異常事態がなおも続く。エジプトには雪が降り、南洋は氷河と化し、銀座では奇怪な植物が発生。航空機爆破によってオゾン層は破壊され、降り注ぐ紫外線が人を森を焼き尽くす。若者は自殺への道をひた走り、逃げ場の無い人々には容赦ない自然の猛威とそれに伴う人災が降り掛かっていく。混乱と暴動の続く中、西山と中川が見上げた空には、破滅の都市・東京を不気味に映し出した蜃気楼が浮かび上がっていたのだ……。
 当時、一大ブームとなっていた五島勉のベストセラー「ノストラダムスの大予言」を基に、『日本沈没』の大ヒットを受けて製作されたディザスター・スペクタクル。物語は、長崎の蘭学者・西山玄哲、玄学、良玄の三代に渡る視点で描かれているが、ドラマ性よりもパノラマ的な見世物を主軸とした構成となっている。次から次へと描き出される地獄絵図は見る者を恐怖に陥れだけでなく、当時の世相に漂っていた終末思想をなお後押しするような苦いものであった。富田勲の雄大なスコアも壮快さより荒涼とした雰囲気を作り出していた。70年代半ば、世界的現象として捉えてもかまわない世紀末への不安と未来への絶望という図式。この作品は、そのもっとも見事な体言化と言えるだろう。人食いや発狂というタブーとされる題材を取り込んでいるためビデオ化はされておらず(カットされたバージョンがTV放映された事はあるが)、現在では再編集・英語吹替えによるアメリカ版のバージョン(“LAST DAYS OF PLANET EARTH”)が輸入ビデオやLDで鑑賞できるだけの幻の作品となっている。同時上映は『ルパン三世 念力珍作戦』。
<allcinema>
【関連作品】
日本沈没(1973)
東京湾炎上(1975)
ルパン三世 念力珍作戦(1974)同時上映
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
546 9.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-05-31 23:37:32
ニューギニア=食人種というイメージがまだ根強く残ってた時代の作品。手塚治虫もダッコちゃんみたいな黒人の描写をなかなか改めなかったなあ。丹哲や山村聡の大演説は、未曾有の天災と人災を経た今初めて聞くと意外と感慨深い物がある。今の新入社員には実際に「無駄な物欲」を持たない人が増えてるらしいけど。
全編をちゃんと観たのは6月3日。
投稿者:まくらK投稿日:2008-03-13 18:41:55
ヘンやけど特にクる映画じゃなかったな。寝たもん途中。
セブン第12話「遊星より愛をこめて」もそうやけど
話題が先行して中身はたいしたこたあない。
目くじらたてんでも。ソウやテキサスチェーンソーなんかのほうが
よっぽど精神衛生上よくないと思うよ。
深層心理に与える影響とか。
投稿者:ドミニク投稿日:2007-06-03 20:04:08
ソフト化が難しいとのことで一部で妙な評価をされている映画だけど、そんな価値があるのかいな。とにかく変な映画で、馬鹿げている。問題になっているミュータントの場面は大したことないのだが、ニューギニアでヒルとかに襲われた探検隊が洞窟で生きていたり、未来に希望を持てない若者たちがサイケな衣装で死の航海に出たりする、ミョーな場面の連続。バカの作った映画として公開した方がむしろいいと思う。株主優待券で従兄弟たちを連れて劇場に行ったのだけど、今でも彼らに笑われています。例のニューギニアの探検隊もシーンも、何でコケが生えているのなんて言われたものだけど、子供の方が利口だったと思う。
投稿者:ブロッケン鈴木投稿日:2007-04-28 09:12:47
 公開当時に劇場へ観に行きました。後に問題となった為にカットされた二箇所のシーンは、確かに小学生だった自分にはトラウマになる程に衝撃的シーンでした。当時、東宝映画は特撮パニック物で頑張っていて、「日本沈没」の大ヒット、そして今作、「東京湾炎上」と製作しますが、だんだんと特撮シーンはスケール・ダウンしていきます。

 ラスト近くで描かれる(空想上で)二大陣営の核ミサイル攻撃合戦による世界終末シーンは、もうこれでもかというくらいの迫力で凄いです。その他、高速道路で渋滞中の車の連鎖爆破シーンの火薬の量も半端じゃないです。スペクタクル・シーンが満載で特撮ファンなら是非見逃せない作品です。問題があってソフト化できない作品なのですが、どうしても観たいのならYouTubeで観れますよ。

 
 
 
投稿者:数眞の父投稿日:2006-12-08 17:58:44
【ネタバレ注意】

当時、リアルタイムで劇場で観ました。
バイクで海にダイブするシーンが唯一の見せ場で、
後は、子供心にも(当時高一)特撮なんて貧相な物だし、
最後の方でしたか忘れましたが、
乾ききった大地での異形の人間のシーンも、
子供だましの着ぐるみだったし、観てガッカリだったと記憶します。
その後、ビデオが普及し始めた頃テレビで観ましたが、
やっぱり、バイクのシーンが印象的でした。
今、自主規制のような括りにされてしまい、残念です。
「日本沈没」も、中学生の頃小説を読み、劇場で観ました。
こちらの方が遥かに面白かったと記憶します。

投稿者:まっどぼんば投稿日:2006-06-21 02:29:33
大災害のパニック物でありがちなのが、ラストを市長とか大統領とか
政治家の演説で終わらせるというパターンだが、中でもこの映画の
山村聡首相の最後の大演説は延々と続いてすごい。
公開当時は「日本沈没」の延長として見たせいもあって、なんだか
つまらなく感じたが、大人になって海賊版を見ると結構面白く
特に総理の大演説に圧倒された。まともな画質で見たいものだが・・・
投稿者:メカゴジラ投稿日:2005-07-08 16:27:08
カットなしの完全版をやっと見ることができました。

「放送禁止」「ソフト化不可能」みたいなキワモノ扱いをされることの
多い作品ですが、非常に真面目な映画だと思います。
作り手側の姿勢は一貫して、「このまま人類が環境破壊を続ければ、
こんな恐ろしいことが起きるかもしれない。そうならないよう、みんなで
努力しよう」という、至極真面目なものです。
たしかに劇中にはかなり強烈な描写もありますが、作り手のそういう志が
理解されず、不幸な作品になってしまったように思います。

また、主演の丹波哲郎の大熱演と、冨田勲の音楽は本当にすばらしいです。
数々の「日常の崩壊」を描く特撮も非常にレベルが高いと思います。
正式なソフト化を熱烈希望です。
投稿者:タカユキ投稿日:2004-09-19 17:26:02
【ネタバレ注意】

昔封切で観ました。富田勲の壮大なテーマに乗って、次々に映し出される大特撮、パニックシーンに足が震えました。特撮と音響の迫力は、前年の「日本沈没」以上でした。
確か文部省特選で、割引券をもらって見に行ったのですが、その後、被爆者団体などから、抗議が上がり、放射能で突然変異した人間が、人肉を食らうシーンは、カットされました。
ラストの世界崩壊のシーンは、ちょっと画質が荒いなと思ったら、あとで「世界大戦争」からの引用だと知りました。ウルトラ・セブンの最終回にも使われてましたが。
とにかく、今では見ることのできない幻の映画です。

投稿者:Mr.Nobody投稿日:2004-06-13 16:08:43
この映画は一種の啓蒙映画です。
学校で見せる「シンナー遊びすると廃人になるよ」とか
教習所で見せる「無謀な運転して事故起こすと不幸になるよ」
といった類いの映画と同じです。

今みたいに公害やら環境破壊、それに戦争目的で
核を保有をすると人類が破滅するから、みなさん
もっと人類・世界の将来のことを一緒に考えましょう
と訴えたかった映画。だから、文部省の選定映画に
なってたんでしょう。
この映画を観た子供たちがオトナになったとき
もと社会環境を良くして欲しいと願いをこめて...
しかし、そのメッセージよりも描写が過剰すぎるし、
怖すぎる。
放射能で汚染されると人が凶暴化(人を喰う)する。
紫外線で人間が焼け死ぬ。
渋滞の高速道路で車が炎上するとあたり一面が
火の海になる。高速道路に隣接するビルまで燃えてる。
そして、核戦争後のあの新人類...

分別のある大人ならまだしも、子供には異様な
光景にしか映りません。
自分も1980年のテレ朝放送時に戦慄をおぼえました。
投稿者:メロトロン星人投稿日:2002-12-19 21:30:33
実はこの映画は文部省選定作品であった。小学生時代に学校で割引券が配られたという事実もある。私自身も高校のころまでこの券を持っていた。現在この作品は表現状の問題で正式なビデオ化は行われていないが、一部では国内完全版が入手できるは良く知られていると思う。実際私もその手のビデオで内容再確認をしたが本当は環境問題や食品公害、核開発への警鐘をこめた社会派の作品である。TVでも80年ころにカール・セーガンの「コスモス」の放送と連動してカット放送がされているが、これはそういった環境問題を考えるテーマとしてのものであった。ちなみに劇場公開時の同時上映は『ルパン三世」の実写版映画である。
投稿者:4531731投稿日:2002-02-20 01:25:33
 アメリカの英語吹き替え版を拝見したけど、臨場感のないアフレコ(とほほ)が何だかなぁ〜。とにかく中身は最高!ですね。この手の映画が好きな人はハズせないでしょう。
 ヘタウマだけど、スペクタルなビデオジャケットが秀逸。でも、このジャケット見て一大スペクタクル巨編を期待する人は開いた口がふさがらないコトでしょう(笑)。アメリカじゃビデオはレアもの扱いなのにそれほど値段が高くないってトコが泣けるね。
 丹波もがんばるけど由美かおるもがんばってます。公害が原因で足が速くなったり(必見!)、高く跳んだり、頭が良くなる子供が続出しているという実態が学会で発表され、科学者達(丹波とか)は大いに危惧を抱きます…いーのか悪いのか良くわからんですね。
 基本的には、文明の生み出す弊害、核の恐怖が描かれてますが、それはともかく(笑)、笑いに関して言えば、どんな一流ギャグにも負けない輝きを放ってる。外国の方々には、日本人ってこんなおもろいヤツラばっかなんだ〜、と思っていただければ幸いです。
 なぜか奥さんの最後を看取る丹波の涙に感動(マジに)、あと核戦争後の人間の描写は確かに引く、しかも思いっきり。被爆国としては発禁処分もわからんでもない。 
投稿者:とし投稿日:2002-01-15 11:52:00
まだ子供だった公開時に1度見て、すごくコワかった印象がある。1999年もすぎ、無事に21世紀を迎えられた今、世紀末のパニックホラーという視点からもう1度見てみたい。R指定・ノーカットで衛星放送あたりで放映してもらいたい。
【ミュージック】
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