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蜘蛛巣城(1957)

メディア映画
上映時間110分
製作国日本
初公開年月1957/01/15
ジャンル時代劇/ドラマ
黒澤明監督作品 AKIRA KUROSAWA THE MASTERWORKS Blu-ray Disc Collection III (7枚組)
参考価格:¥ 29,800
価格:¥ 26,800
USED価格:¥ 21,200
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【クレジット】
監督:黒澤明
製作:本木荘二郎
黒澤明
原作:ウィリアム・シェイクスピア
『マクベス』
脚本:小国英雄
橋本忍
菊島隆三
黒澤明
撮影:中井朝一
美術:村木与四郎
音楽:佐藤勝
記録:野上照代
照明:岸田九一郎
特殊技術:東宝技術部
出演:三船敏郎鷲津武時
山田五十鈴妻浅茅
志村喬小田倉則保
久保明義照(三木義明の嫡子)
太刀川洋一国丸(都筑国丸の嫡子)
千秋実三木義明
佐々木孝丸城主都築国春
清水元鷲津の郎党1
藤木悠鷲津の郎党2
土屋嘉男鷲津の郎党3
浅野光男鷲津の郎党4
大友伸鷲津の郎党5
佐田豊鷲津の郎党6
高堂国典武将1
富田仲次郎武将2
稲葉義男武将3
土屋詩朗武将4
高木新平武将5
増田正雄武将6
松下猛夫武将7
大友純武将8
上田吉二郎鷲津の親兵A
谷晃鷲津の親兵B
堺左千夫鷲津の親兵C
沢村いき雄鷲津の親兵D
大村千吉鷲津の親兵E
三好栄子城の老女
浪花千栄子物の怪の老婆
恩田清二郎三木の郎党1
笈川武夫三木の郎党2
桜井巨郎都築の使武者1
井上昭文都築の使武者2
小池朝雄都築の使武者3
坪野鎌之都築の使武者4
加藤武都築警護の武士1
高木均都築警護の武士2
樋口迪也都築警護の武士3
大橋史典先ぶれの武者
木村功幻の武者1
宮口精二幻の武者2
中村伸郎幻の武者3
【解説】
 シェイクスピアの『マクベス』を日本の戦国時代に置き換え様式美に拘り描いた戦国武将の一大悲劇。鷲津武時は謀反を起こした敵を討ち、その帰途の森で出会った老婆から不思議な予言を聞く。やがて予言通り事が運び始めると、欲望に取り憑かれた妻にそそのかされて主を殺し、自ら城主の地位につくのだったが……。やはり圧巻は三船マクベスが、これでもか、という矢の雨あられに曝されるラストシーン。黒澤監督、かなりムチャしてます。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
13108 8.31
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【ユーザーコメント】
投稿者:sachi823投稿日:2014-08-06 20:41:48
シェークスピア劇の中の人間の深い欲望と愛憎は
戦国時代に合うのでしょうか。
後の「乱」の原型をみる思いがします。
最期の矢の雨が印象にのこりますが
全体的に能を基本にしたという静かな描写が感じられ、
大げさな演技をしなくても見る者に感情が伝わってきます。
投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-05-11 10:47:49
これほどのセットと衣装と武具と馬装具と役者群を揃えた映画はもう出来ないだろう・・・と、今回も痛切に思いながら観た。三船の熱演も山田の怪演も今となっては懐かしい伝説と化している。個人的な興味があって、出演者たちの馬の乗り方を今回はチェックしてみた。西洋式の馬術では馬体の左から乗り込む(ジョン・ウエイン)、日本式は左腰に大小を差しているために右側から乗り込むのが正しい乗り方降り方であると言われている。冒頭の反乱の急を告げる騎手は左に降りたのは慌てていたからか。三船と千秋はさすがに正しく(一度だけ三船が左に降りたが)乗り降りしていた。馬に乗っての戦いでは左手を弓手(ゆんで)右手を馬手(めて)というが、三船が馬手に弓と手綱を一緒に握っていたことと、千秋が弓手に槍を持っていたのは、もう戦いの現場ではなかったからか、などと考えながら今回も楽しんで見ることが出来た。黒澤さんとスタッフ・キャストに感謝!http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:こじか投稿日:2012-09-20 03:06:25
誇れる邦画。素晴らしい。
投稿者:クリモフ投稿日:2009-07-07 23:06:32
原作である「マクベス」をあまり知らずに鑑賞。へーこんな話なのかって黒沢でシェイクスピアを知るっていうのはどうなのでしょう。まぁいいか。
黒沢って恐らく世界で一番有名な日本の映画監督なのに、その映画は妙に日本人離れしてる迫力がありますね。馬が走るシーンだけでも凄くかっこよくて、おぉクロサワだ!って押し切られてしまう。特にこの映画はそんな印象がありました。恐らく原作の持つ人間の裏切りや疑い、恐れなどの要素が表現されてはいるんだけども、それより物の怪やら矢とか森とか断片的なシーンのほうが強いです。まぁ面白いから良いんですけどね、合戦の迫力は凄い。
中盤ちょっとダラダラしているのと、他の黒沢作品に比べてキャラクター自体の魅力に乏しかったのは残念です。ただ、俳優陣は良い、三船の最後のブチキレ演技は最高だし、山田五十鈴の狂気は出番のわりにやたら強烈。
有名な作品で、確かになかなか楽しめたんですが、意外と題材に対してバランスが悪いような気がしないでもないです。
投稿者:uptail投稿日:2009-05-22 10:28:30
三船敏郎
投稿者:Ikeda投稿日:2008-10-16 12:59:06
シェイクスピアの悲劇の中でも「マクベス」は最も不吉と言われる作品だそうですが、かなり原作にそった進行で作られている所が良いです。ただ、最後に攻めてくる国丸(太刀川洋一)側の動きと、前半に好演の山田五十鈴演じる浅茅の精神状態をもう少し丁寧に描いて欲しかったとは思いました。
良く言われているように台詞が聞き取りにくい欠点がありますが、外国で上映される場合には吹き替えか字幕付きだと思いますので、外国人は我々より理解しやすかっただろうと思います。字幕だけでなく、黒沢特有の解りにくい所もあって、例えば城主都築国春(佐々木孝丸)を殺害した後の経過などは、かなり不親切な展開です。
武時(三船敏郎)が矢ぶすまにあうシーンはかなり有名のようですが、至近距離から名手が射たと言っても、ここまでやる必要があったのかは疑問にも思います。この撮影については三船も流石に腹を立て、後に黒澤の自宅に押しかけたという話も聞きました。
投稿者:歌王投稿日:2008-10-14 05:18:29
黒澤が晩年に入ってからの「乱」などではかなり壮絶な場面も出てきますが、その源流というか、この当時にしてやりたい放題やった映画がコレという感じ。全編に漂う殺伐とした壮絶さには、思わず見入ってしまいます。

それだけでなく、三船を囲んだ武将達の旗が風でなびくシーンなど、止め絵での美しさを追求したような画面が多いのは流石というか。モノクロ画面でこの冴えですから、世界の映画界から注目されたのもうなずけます。「椿三十郎」などの痛快娯楽時代劇とはやや違うポジションの作品ですが、大傑作だと思います。

惜しむらくは、音声の状態があまりにも悪く、古語調の言葉遣いも災いして聞き取れないセリフが多すぎること。黒澤作品は元々、がなるセリフが多いうえに保存状態がよくないせいで多くの作品にこうした傾向がありますが、本作は特にヒドイです。真面目に字幕が欲しい。
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2008-09-14 09:51:05
印象に残るシーンが数々あって、迫力のある映画でした。
投稿者:NYY投稿日:2008-09-05 00:04:20
【ネタバレ注意】

へー、マクベスが原作なんだ〜。
学生の頃に読んだな〜、文学部の女の子と共通の話題を持とうと
思っ・・・
いえ、何でもありません。
 
ヨーロッパ貴族とかのコスプレでやられると、付いていけないから
、戦国武将で分かり易くなってて良かったw。
「しーん・・・」っていう、間がいいね。
うーん、げーじゅつしてる。
モノクロの怪しい空気が、とっても不吉ですな。
手を洗ってる、イッちゃってる山田五十鈴が怖かった。
 
三船もメイクが隈みたいになってて、不吉な顔してたね。
これから不幸になるぞ!って感じw。
結局、魔女(老婆)にそそのかされて殺したら、殺されたと。
夢遊病者のように城主を殺してしまうことで、自分自身を殺して
しまった男が、破滅する話。
「やっちまったぜ〜」っていう、悪夢ですな。
三船は、殺された城主よりも可哀想かも知れない。
 
矢のシーンは本当に射ったそうで、そー言われると、凄いものに
思えてきたw。
この悪夢な展開が、ずーっと夢であって欲しいと願ってたけど、
矢がいっぱい飛んできて、「あー、やっぱり現実だったんだ〜」
と理解して死んでいくと。
 
最後の森が動くシーンで、砂埃が舞っている(?)のが、花粉が
舞ってるみたいで、鼻がムズムズしそうだったw。
 
台詞が聴き取り辛いから、字幕を出して欲しかったな〜。
  

投稿者:緑茶投稿日:2007-12-02 03:47:32
黒澤明の魅力は何と言っても「日本人離れしたダイナミックなハッタリ」だと思う。本人に言ったらぶん殴られるだろうけど、ほとんどの人のクロサワ映画に対するイメージは実際そうだろうと思う。そのハッタリパワーを存分に楽しめるのがこの作品だ。今さらシェークスピアだの諸行無常だのどうでもいいわけで、霧深い丘陵に佇む不気味な城、浪花千栄子が糸車を引いている場面や山田五十鈴の狂気、三船の体当たり演技だけで存分にワクワクできる。
投稿者:o.o投稿日:2007-02-12 01:39:33
仰々しすぎるというのが正直な感想です。全体的に、あまりにももったいぶった感じがして、好きになれませんでした。森で出会う「物の怪」も、コントにでも出てきそうで滑稽です。

戦地からの使者が、強風に体を傾けながら蜘蛛巣城の巨大な門を必死に叩く映像にははっとさせられました。また、『七人の侍』 (昭和29年)でもそうでしたが、馬が全速力で疾走するシーンや、集団がどっと動くシーンはさすがだと思います。そんな、動きのある映像には見ごたえがありました。

腰をぐっと落とし、上半身を動かさずに足だけしゃかしゃかさせて滑るように歩く (走る) 姿が好きです。昔の日本人は本当にこうだったのかもしれないと思った次第です。
投稿者:Jo投稿日:2006-12-04 03:03:27
【ネタバレ注意】

黒澤映画にはよくあることだが,この映画も時代考証がかなり怪しげだ。しかしシェークスピアの作品もやはり時代考証はいいかげんらしいから、傑出した芸術家というのはそういうものにとらわれないものなのかもしれない。
DVDで観たが,音声が悪くてセリフが聞き取れない部分が多かった。そのためほとんど感情移入できないうちに観終わってしまったが、そのような冷めた状態で観ていると,三船の演技はただ声がでかいだけでなんとも不器用にみえる。山田五十鈴と浪花千栄子の不気味さだけは素晴らしかった。手についた血を必死に洗い落とすシーンは最高。

投稿者:柳絮投稿日:2006-10-21 14:28:02
浅茅を演じる山田五十鈴は、三船敏郎がかすんでしまうくらい異様にすごい。マクベス夫人はこのようにしてしか映像化できない、とさえ思えてしまう。能面のようなメイクにした黒澤明もすごいが、それを演じきってしまう山田五十鈴の才能にはただ舌を巻くばかり。ちなみに浅茅といえば、溝口の「雨月物語」の原作「浅茅が宿」を連想してしまい、荒涼とかこの世のものではない、という感じがつきまとってしまう。そのあたりまで黒澤は意図していたのでしょうか。
投稿者:魚篭投稿日:2006-03-03 03:24:45
【ネタバレ注意】

「隠し砦の三悪人」を取り上げたとき、黒澤は「蜘蛛巣城」「どん底」とこの
作品を合わせ「時代劇三部作」と呼んだ。しかし、他にも名作として今に残る
時代劇は他にもあり、黒澤の手腕は時代劇の黒澤として世界に名を轟かせてい
る。その中でも、この作品は欧米でトップに輝く作品だと賞されている。娯楽
性に富む「七人の侍」や「隠し砦」とは違い、純粋芸術としてあがめられるの
が「蜘蛛巣城」と「羅生門」である。英会話にいそしむ若者よ、頼むからもっ
と日本のいい映画をもっと見てくれ。外国は連ドラやジャニーズ系やモームス
系にはなんの「日本美」をも見出していないのです。

今の映画関係者やタレントは一部をのぞいてあまりにも勉強不足だ。古きよき
日本映画について何も知らないから、今の若者も知らないままでいる。英会話
学校にやってくるおっとり刀の若者も映画や芝居のことについて知らないため、
折角のネイティブスピーカーの話題に全くついてゆけない有様なので、会話に
深みを感じる前にクラスは終わるのだ。英会話にいそしむ若者よ、頼むからも
っと日本のいい映画をもっと見てくれ。外国は連ドラやジャニーズ系やモーム
ス系にはなんの「日本美」をも見出していないのです。くやしかったら、そっ
ちの方面で頑張るしかないのですが、私はここ30年近く欧米の様相をうかが
ってきていますが、日本の軽いのはダメみたいですねえ。キムタクは女にしか
見えないらしいのです。

とにかく、骨太の映画を見てください。

投稿者:inamura投稿日:2005-10-02 04:06:28
【ネタバレ注意】

やはりラストの矢の雨が迫力ありますね。それと以前、自害した人があった部屋の血糊で模様のできてる壁は本当に異様な雰囲気をつくりあげていたと思います。

投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-10 00:03:17
自分、「乱」は見てないんですが、吉田喜重の「嵐が丘」に似てる気がしました。
投稿者:型作投稿日:2005-04-01 21:17:05
 僕もなんとなく乱と似ているような気がしました。たしか乱もシェークスピアのを脚色したやつだったと思います。でも、乱はつまらなくて途中で眠ってしまったのですがこの蜘蛛巣城は110分間楽しめました。最初から最後までなかなか不気味でいいですね。あのオープニングのうたとか物の怪とか幻覚症状みたいなやつはホラーとしても通用しそうな気もしました(こともないけど)。クライマックスの主人公に矢が飛んでくるところはすごい。きっと現在のCG技術でやったらマトリックスみたいに笑えるシーンになっちゃうだとうなぁ、と思いました。
 黒澤明全盛期の傑作です。http://katasaku.hp.infoseek.co.jp/
投稿者:さち投稿日:2005-02-05 12:00:19
素晴らしい名作
投稿者:黒美君彦投稿日:2003-11-06 00:37:34
時代劇というより心理劇として観ると、さすが黒澤、と唸りたくなる。
富士の裾野に設けられた蜘蛛巣城のセットは見事ながら、合戦シーンは殆どない。鷲津武時(三船)や妻・浅茅(山田五十鈴)の息詰まるやりとり、緊張感がすべて、といってもいいかも知れない。
物の怪によって触発された欲望は、浅茅(寧ろこちらの方が「物の怪」っぽい)の唆しによって膨張していく。原作の『マクベス』で描かれた人間の愚かな権力欲を単なる翻案ではなく、日本の伝奇物として完成させているところに、当時の黒澤の意欲を感じる。ラストのあまりに有名な矢ぶすまのシーンは今見ても大変な迫力。
翻弄された欲望も、流された血も、時代が過ぎ去れば単なる「城址」として場所が示されるに過ぎないのだが・・・。世の東西を問わず、人間は愚かな動物よのう。
全体の雰囲気は、後年の『乱』にも通じるものがある。
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