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人喰海女(1958)

メディア映画
上映時間74分
製作国日本
初公開年月1958/07/27

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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2018-09-18 15:17:32
【ネタバレ注意】

<あらすじ>海岸に凶悪犯の遺体があがり、自殺でかたづけられるが、納得できない地元の丸山刑事(殿山泰司)が調べ始める。海女を生業にしているサダ(三原葉子)は親の異なる妹和枝(三ツ矢歌子)を思う優しい姉で、最近信州の紡績工場から戻ったばかりということにしていたが、実は東京の青線地帯で身を売っていた過去を隠していた。馴染みだった凶悪犯がサダを追ってきたので、チンピラの吉崎(御木本伸介)に金を渡し殺させたのだ。一方サダにぞっこんの村一番の漁師根岸五郎(宇津井健 当時26歳)の漁場を宮田(丹波哲郎 当時35歳)が狙っていた…。

エログロ路線の新東宝の面目躍如、といった作品。何せポスターのキャッチフレーズが「魔の潮流に濡れた激情の乳房!砂丘にもつれる女体群!」(笑)おいおい。
いきなり砂浜での海女同士(三ツ矢歌子と万里昌代)のくんずほぐれつの喧嘩のシーンから始まるけれど、それが「砂丘にもつれる女体群」か、なんて。当時22歳の三ツ矢歌子、デビューした頃の浅丘ルリ子にも少し似ていて可愛い。一方、実は悪い女のサダを演じる三原葉子は当時25歳。薄い白の襦袢のような布は、水に濡れると肌にぴたっと密着する上にスケスケになってしまうので、海から上がったふたりはそれぞれ上半身が露わになっているかのような風情。これは確かに少しエロい。

サダの秘密を知った宮田(丹波哲郎)が彼女を脅し、五郎の漁場を奪うことを企てるが、実は五郎の漁場は既に抵当に入っていて、そのことを知ってサダが途端に結婚を渋り始めるのが笑える。宇津井健の役って、ほんとうにヘンな役。
丸山刑事を演じる殿山泰司は当時42歳。まだ若い! 彼は遺体に残っていた睡眠薬を買ったのが女であることを突き止め、さらに東京の青線(非合法な売春街)で男と懇ろだった女の左耳の後ろに赤いあざがあることを突き止める。それを突き止めるために「ミス海女コンクール」で、ひとりひとり海女を見る刑事や記者たちの視線…。
犯人を見つけた丸山はしかし、サダを泳がせる。サダは宮田とともに船で沖の小島に行き、港では「船のエンジンがみな壊されている」と大騒ぎ。なのに次のカットでは船で小島にたどり着く人々。宮田はサダを縛り、狂乱したサダが五郎を殺したようにみせかけようとしたが、五郎は海に転落し、和枝をかばったサダが宮田と刺し違える…。
まあ、ラストはそんな感じ(笑)。
ちなみに監督の小野田嘉幹は警視庁の刑事役でちらっと出ている平田昭彦の兄で、この二年後三ツ矢歌子と結婚している。この2年後三原、三ツ矢、丹波に加えて菅原文太が出演する『女奴隷船』というトンデモ映画も監督しているが、この頃の新東宝はある意味吹っ切れている(笑)。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2011-09-06 22:26:23
【ネタバレ注意】

音声が途切れるのを考慮せず、何ヶ所もブツ切りにしたリバイバル・バージョンしか残ってないようだね。男が自分の着物の切れ端を引きちぎってるのに処分しなかった辺りが(あとで潜った妹が発見)古典的な突っ込み所で微笑ましい。主演の二人の海女姉妹より、宇津井健の妹役の人が印象的だった。

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