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殺人捜査(1970)

INDAGINE SU UN CITTADINO AL DI SOPRA DI OGNI SOSPETTO
INVESTIGATION OF A CITIZEN ABOVE SUSPICION

メディア映画
上映時間114分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(COL)
初公開年月1971/09/18
ジャンルサスペンス/ドラマ
犯人の意外性と 意表をつく動機の設定! そして警察の内部を 鋭いメスで切り裂く!

【解説】
 ローマ市警の本部長が、愛人と口論のあげく、彼女を殺害してしまう。警察の捜査が進む中、彼は自白するが、当局の上層部は誰もそれを認めない……。権力の甘い罠をテーマにした社会派ドラマの傑作。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
536 7.20
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【ユーザーコメント】
投稿者:ファルド投稿日:2013-07-12 22:30:17
殺人犯の公安部長(G・M・ヴォロンテ)は証拠を多く残し、間抜けな犯人として描かれるが、それでも逮捕されない。イタリア映画のこの辺りの年代には、警察の堕落、腐敗、癒着を描いた作品が結構あるので、当時の状況は酷かったのでしょうね。ラストの夢のデフォルメした風刺劇はちょっと面白かった。
投稿者:winchesterjack投稿日:2008-07-29 01:44:18
良い不条理劇
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2007-12-03 21:15:45
今年のオスカーで名誉賞を獲たモリコーネの業績を紹介する映像でこの作品を知り、今日届いた中古ビデオを観賞。結論は古いの一言だった。主役の演技はヘタだし、ラストの不条理感もカフカの引用も時代を感じる。殺され役の女優はいい女だった。
投稿者:irony投稿日:2007-03-06 14:34:52
 腐敗は権力を持った時に始まる 権力の中にいる人達もそのヒエラルキーの立ち位置でも明らかだ…指紋の説明はもう笑うしかない。正義を行う者は自らそれを証明しなければならない…妄言でした。
投稿者:黒美君彦投稿日:2006-05-05 19:23:48
【ネタバレ注意】

愛人アグスタ(F・ボルカン)を殺害したローマ警察の殺人課幹部(G・M・ヴォロンテ)。彼は公安部長に昇進したところだった。アグスタは、虐められることに興奮を覚えたかと思うと、激しい加虐性を見せることもあったが、性的不能をなじられ、思わず殺してしまったのだ。だが一向に捜査が自らに向かないことに苛立つ彼は、あの手この手で捜査が自らに向くように仕向けるのだった・・・。

エリオ・ペトリの最高傑作と称される作品。権力を握った警察幹部が権力に酔い、殺人までも思いのままにしようとする。実際、思いのままに進展していくのだが、一方どこかで捕まりたいという欲望が見え隠れするのが面白い。殺したはずのアグスタが、ところどころで男の前に姿を現して弄ぶのも不思議な感覚。
ラストの警察幹部の到着を待つ間の白昼夢で、必死で自白する彼を、警察側が「君が犯人だという証拠がどこにある?」といって取り合わないという逆転劇が新鮮だった(あくまで白昼夢であり、実際には幹部が自宅にやってきたところで映画は終わるのだが)。
時間軸をわざと前後させ、公安部長とアグスタの関係や殺害動機を次第に明かしていくというのも、全編に流れる不条理なイメージに寄与している。最後に登場するのが「彼がどう見えようと彼は法の番人である。彼は法に属し、人間としての裁きには応え得ない」というフランツ・カフカの言葉なのだから、エリオ・ペトリが不条理劇として意識したのは間違いないだろう。
一方、60年代から70年代にかけてのイタリアの政情不安もこの作品には反映されている。相次ぐテロや弾圧、それらがこの作品のベースにあることもまた間違いない。この作品が公開された時、警察の描写があまりに生々しいために、イタリア国内では物議を醸したという。

投稿者:Tom投稿日:2005-03-29 04:21:56
日本では不当に評価が低いエリオ・ペトリだがビスコンティがかつて『イタリアの映画作家で信頼できるのはペトリとロージだけ』といわしただけのことあある。権力腐敗を暴いた風刺調の寓話的作品だがロージのリアリズムとは対極の手法で観客を手玉に取る。スタイルはブニュエルに近いものがる。犯人は最初からわかっており動機も単純。サスペンスというジャンルには入らない映画。この時期が最高のモリコーネの音楽は70年代の彼のベストの一つ。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 脚本賞ウーゴ・ピロ 
  エリオ・ペトリ 
■ 外国語映画賞 
□ パルム・ドールエリオ・ペトリ 
 ■ 審査員特別グランプリエリオ・ペトリ 
 ■ FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞エリオ・ペトリ 
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