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その男、凶暴につき(1989)

メディア映画
上映時間103分
製作国日本
初公開年月1989/08/12
ジャンルドラマ/サスペンス
その男、凶暴につき [Blu-ray]
参考価格:¥ 4,104
価格:¥ 2,873
USED価格:¥ 5,310
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【クレジット】
監督:北野武
監修:黒井和男
製作:奥山和由
プロデューサー:鍋島壽夫
吉田多喜男
市山尚三
企画協力:末吉博彦
原案:奥山和由
脚本:野沢尚
撮影:佐々木原保志
特殊効果:納富貴久男
唐沢裕一
特殊メイク:原口智生
メイクアップ:浜田芳恵
博田佳子
美術:望月正照
編集:神谷信武
音楽:久米大作
音楽プロデューサ
ー:
佐々木麻美子
疑闘:菊地竜志
津川誠
製作協力:森昌行
助監督:月野木隆
監督補:天間敏広
出演:ビートたけし我妻諒介
白竜清弘
川上麻衣子
佐野史郎吉成新署長
芦川誠菊池刑事
吉澤健新開
趙方豪精神科の医師
松岡一■ミツオ
原吉実田代刑事
遠藤憲一柄本
川上泳橋爪
河合佑樹本間刑事
小沢一義植田・清弘の手下
寺島進織田・清弘の手下
佐久間哲片平・清弘の手下
井田弘樹塩田
松本公成酒井
速水渓女秘書
ただのあつ子少年・Aの母親
仁科ひろ子アリサ
谷村好一三宅
中村銀次佐藤
芹沢名人刑事・A
勝部演之樋口新所長
浜田晃荒木刑事課長
上田耕一石橋刑事
石田太郎友里刑事
平泉成岩城刑事
音無美紀子岩城の妻
岸部一徳仁藤
【解説】
 ビートたけしが北野武名義で初監督を果した記念的作品。当初、ビートたけし主演、深作欣二監督で進められていた企画だったが、スケジュールが折り合わずたけしがメガフォンをとることになった。暴力的な異端刑事の我妻が麻薬組織の真相を探る為、組織や殺し屋たちと繰り広げる闘いを描く。北野はこの初監督作品ですでに、この後描かれる作品の持つ虚無的な暴力描写を確立。北野作品の軌跡を追う上でも重要な作品。
<allcinema>
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【ユーザー評価】
投票数合計平均点
22171 7.77
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【ユーザーコメント】
投稿者:ピースケ投稿日:2014-10-12 00:24:16
北野作品の中でダントツで好きだなあ。
若さゆえか、この頃のたけしが1番ヒリヒリした緊張感を持っていたように感じる。
投稿者:zzz投稿日:2013-11-26 13:22:45
Excellent
投稿者:UFO投稿日:2013-11-09 22:45:13
割と好きな作品。
投稿者:sachi823投稿日:2013-10-20 09:31:35
本作品の制作当時は、バブルで日本にお金が溢れていて、
そのせいか多くの素人監督の作品が制作されましたが、
ことごとく失敗作として酷評されておりました。
しかし、北野武の本作品だけは別で
表現方法が高く評価されていたように思います。
この人はたぶん従来の日本映画のありきたりの描き方に
不満があったのだと思います。敢えてそれを覆すような
表現と展開が非常に新鮮で気持ちよく感じられました。
投稿者:jb投稿日:2012-07-27 21:28:05
面白かった。
投稿者:陸将投稿日:2011-07-14 13:54:11
【ネタバレ注意】

“目には目を、歯には歯を”という格言がある。
やられたら、やり返す。
殴られたら、殴り返す。

たけし扮する刑事も、そうやって生きてきた男である。
血の匂いを嗅ぎつけ、この世に暴力を生み出そうとする男。
そこに正義感など微塵もない。

相手を異常なまでの執拗な暴力によって、追い詰めていく。
まるで、自分が暴力を行使したいがために、そして暴力の匂いをいつまでも嗅ぎたいがために、この世界に身を置いているようにも見える。

そんな刑事と、相手の殺し屋は同種の人間であろう。
組織には属しているが、そのために自分が働いているなんて気は毛頭ない。
嬉々として暴力の世界にどっぷりと浸かっている2人は鬼気迫っている。

世の中なんてぬるま湯のような平和な世界じゃない。
だからこそ、一度暴力の世界に足を踏み入れた者たちには、暴力によって報復する。
そこから易々と逃げることなど許されないのである。

本作は数々のバイオレンスシーンが登場する。
そのどれもが、極限まで研ぎ澄まされた痛みを孕んでいる。
美意識で飾られているのではなく、乾ききって剥き出しになっている暴力の生々しさ。

物語の展開の稚拙さや、後の北野映画に見られる緊張と緩和のリズムはまだ影を潜めているが、画面から伝わってくる空気感はやはり尋常ではない。
熟されていない手腕の粗さが、本作の魅力になっている。

投稿者:ノブ投稿日:2010-08-15 17:51:43
【ネタバレ注意】

「その男、凶暴につき」(監督:北野武 103分)
話の内容は暴力刑事の話。
ホームレスを少年達が襲うシーン・演出が良かった。たけしが少年の家に言って少年に暴行し自首を強要するのも良かった。
子供達が橋の下を通る船に空き缶を投げるシーンが良かった。
妹が精神病院を退院する時、地元のお祭りに寄る演出が良かった(浜辺で妹が買ったカラフルな風車が風に吹かれて回っているシーンが良かった)。
ゲイの殺し屋白竜の車のカーラジオから落語が流れると言う演出がオシャレだった。
妹の男をたけしがアパートの階段から蹴り落とすシーンが良かった。
ポーカーゲーム屋(拳銃の密売もしている)で遊ぶ刑事というのがいい雰囲気だった。
ガサ入れで、金属バットを持ちながら逃げる犯人を車で追跡するシーンがコミカルだった(アパートのベランダの二階から犯人が飛び降りて逃げる。子供達を保護していた刑事が子供達の目の前で子供の持っていた金属バットで頭をかち割られる。犯人を車で追い詰める(車内からのショット)。犯人を車で引き、死んだと思ったら生きていて車のドアのガラスを割り、車のフロントに乗り車のフロントガラスもガンガン金属バットで叩いてフロントガラスをひびだらけにする。車をバックさせて犯人を車のフロントから落とし、今度は意図的に犯人を引く。倒れている犯人に蹴りをガンガン入れ、止めに入った新米刑事まで蹴りまくる。という感じ)。
ディスコでのヤクの売買のガサ入れ。トイレで自供するまで、たけしが犯人に何回も何回もビンタをする所が良かった。最後自供したらパンチして殴って倒す所も良かった。
白竜が廃墟の屋上でディスコで自供した男を蹴って蹴って瀬戸際まで追い詰め、ビルの淵にぶら下がってかろうじて助かっている男の手の指をナイフで切ってビルから落とす演出が良かった。
たけしが夜の街を歩き、歩道橋の階段で白竜とすれちがい、駅の近くの道路を歩いているシーンのロケーションがいいと思った(特に駅のプラットホーム沿いの道)。
警察でたけしが白竜の取調べをするシーン演出が良かった(取調室の外の通路のショットで新米刑事が見張りをしている。取調室の中からガンガンと音が鳴り響く(たけしが中で白竜をロッカーにぶつけている音)。中ではローッカーや壁にベットリ血が付いていて、白竜も血まみれ。たけしが脅しで拳銃を壁に撃った後、白竜に妹を「キチガイ」
と言われてキレタたけしが今度は本気で白竜を撃とうとして(血まみれの白竜の口に銃口を突っ込む)、他の刑事達に止められる。という感じ)
たけしが刑事を辞めて、絵観たり・バッティングセンター行ったり・草野球を観ている間に、妹はヤクを打たれて犯されるという演出が酷かった。
白竜がたけしを襲うシーンが良かった。(帰り道、白竜が柱の影から出てきてナイフでたけしを刺そうとするが、たけしはナイフを素手で受け止める。白竜が拳銃で撃とうとするがたけしは白竜の腕を蹴飛ばして弾がそれて通行人のオネェちゃんの頭が吹き飛ぶ。その間にたけしは逃げる。逃げたたけしを白竜が追ってきて蹴りまくる。白竜は拳銃をたけしの脳天(眉間)にあてるが、たけしは白竜の足をナイフで刺して逃げる。という感じ)
ポーカーゲーム屋から密売拳銃を買ったたけしが復讐をするシーン・演出が良かった(岸部一徳のビルに乗り込んで岸部一徳を容赦なく射殺する。白竜が三人の自分の手下を殺す「一人を容赦なく撃って殺し、もう一人の手下に撃たれて一度白竜は倒れるが、再び起き上がって今度はショットガンで撃った手下を射殺する。最後の一人も逃げよ
うとした所をショットガンで撃って三人とも射殺する」。たけしが白竜のアジトにやってきて、お互い撃ったり撃たれたりしながらの対決「たけしが撃たれながらもどんどん白竜の方に歩いて近づいて最後は拳銃で白竜の顔を吹き飛ばし、白竜を倒す」。死んで倒れている白竜にたけしの妹がヤクがないかと探しに寄って来て、それを観たたけしは妹も射殺する。最後は歩いて帰るたけしも闇の中から岸部一徳の部下に撃たれて死ぬ「この時のアジトの駐車場の照明の使い方が良かった」。という感じ)
最後のオチは新米刑事がシャブを横流しして、たけしを撃った岸部一徳の手下からカネを受け取るというエンディングでコミカルだった。
全般的に
前半は経験が多くすれているたけしと初々しく不器用な新米刑事とのコントラストが良かった。
拳銃も撃つがハリウッドのような派手なアクションではなく、どこか「静かで生々しい感じ」のアクションが良かった。又撮り口や演出が良く考えられているので、アクションシーンがとても楽しめた。
キャストがとても良かった。華は無いけれど、皆手堅い演技をしていた。
最初から最後までとてもいい雰囲気のある静かなアクション映画。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:フラーティ投稿日:2010-06-21 01:30:19
【ネタバレ注意】

唐突に噴出する乾いた笑いと、突発的に生起する不条理な暴力。この2つが分かちがたく結びつけられているのは、たけし演じる暴力刑事が終始にやついていることからも明瞭だ。たけしの台詞回しはふざけているのかと思うほどだが、へらへら笑いながらごにょごにょと喋ることで、逆に底知れぬ凄味を生んでいると言えよう。



悪を憎む過剰な正義感を持つ刑事と、親分への過剰な忠誠心を持つ殺し屋。この2人には「際限」というものがない。殴る蹴るはもちろん、人を殺すことにさえ何の躊躇も感じない。その常軌を逸した徹底ぶりゆえに、周囲からは「きちがい」として疎外される。黒幕の仁藤や署長の吉成が「自分の立場」を強調するのとは対照的である。彼等のような保身に汲々とする俗物にとって、2人は恐るべき異邦人であり、理解不能な狂人でしかない。

結局、2人は異端者同士、仲良く(?)激突するしかないのだ。死を全く恐れぬ虚無的な突進には、爽快感が一切ない。アウトローの美学が描かれることもない。ただただ絶望的で、狂気に満ちた結末。


薬莢の床に落ちる音が冷たく響き、不気味な静けさを際立たせている。

投稿者:こじか投稿日:2010-05-21 01:50:19
傑作は始まった瞬間から香りがしますが、この作品もまさにそれ。
最初のカットからビシビシと傑作臭が劈(つんざ)きます。
当作は予告とて同じ。

足立区のたけしによる世界のキタノ伝説の幕開け。
投稿者:ghost-fox投稿日:2008-11-09 22:23:15
アクション映画に非ず、バイオレンス映画なり
投稿者:jakeramotta投稿日:2008-07-08 14:45:25
奥山和由原案で、題名が非常にインパクトあります。
しかし、1972年に東京創元社から発売されたハドリー・チェイス著佐和誠訳のイギリスのサスペンス小説の邦題「その男、凶暴につき」と読点「、」の入れ方まで全く同じなのはなぜ?
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2008-03-14 21:37:16
たけしのデビュー作にして、いちばん好きな映画だ。この静かなる狂気は忘れがたい。
投稿者:ミリアム投稿日:2008-02-26 17:46:12
こんな映画撮り続けてたら長生きはできないと思う。
「覚悟のない奴ぁ笑われる、ある奴だけに狂気は宿る」
「何の覚悟?」
「もちろん、“死”への」
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2007-02-26 04:03:12
【ネタバレ注意】

きわめて質の高い作品だという個人的な評価を、真っ先に、打ち出しておかねばならない。
その上で、いろいろ語りたい点はある。
たとえば、観た者すべてが衝撃を受ける、瞬発力ある、激しく、乾ききった暴力シーン。その痛々しさ。
だが、それは「美しい殺戮」が描かれる一歩手前まで来ている。つまり、いかにすれば、映像としての暴力を「視覚的な美」として結晶させうるか、という試行錯誤の結果であり、喜ばしい成果なのである。
酷たらしくて目を背けたくなるという感想もあるだろう。しかし、そのわずか先に、むなしさと裏腹の、白々とした暴力の美学に開眼させられる瞬間がある。その紙一重の違いがわからないか?

まあ、ともかく、この作品の真のテーマは、「小ズルいガキの醜悪さ」VS「暴力的な少年のすがすがしさ」だと考えてみてはどうか。
集団でホームレスをリンチする子供たちしかり、佐野史郎の演ずる警察署長しかり、ドジで頭の硬い後輩刑事しかり、みな、ガキの醜さを内蔵したまま大人になっていく。ネチネチとして汚い。
だが、果てしない殺し合いにもつれこんでいく刑事(たけし)と殺し屋(白竜)の2人だけは、すがすがしく少年的で純粋だ。
これも、やはり、紙一重の違いなのである。

投稿者:ちゃぷりん投稿日:2006-12-04 17:42:33
北野武は初の監督作だけに、シーンの連続性というのをまだ把握出来ていなかったと思う。つまり個々のシーンの暴力のイメージは強烈だけど、クライマックスで「タクシードライバー」のような異様な迫力が描けていない所が、やや残念な気にさせられる。
それでも個人的には北野作品のベスト3。野沢尚(原型を留めていないらしいが)の脚本、サティのグノシェンヌを不気味かつ見事にアレンジしたテーマ曲、そして北野に監督やらないかと声を掛けた奥山和由プロデューサー(嫌いだけど)のお陰だな。
投稿者:フェニックス投稿日:2006-08-27 23:09:23
みんな救われない暴力映画なので、ストーリー的にどうこういうことはありませんが、映像的には斬新でみどころ多し。衝撃的だったのは、逃走中のシャブ中男が刑事をバットで殴打するシーンがスローモーションになり、それにテンポが遅いBGMがかぶさる。
このように本筋から外れたところのシーンにも手間隙かけていますね。
ラストも全然重要でない女優のアップでクレジットが流れるという奇抜さ。
ところで、劇場公開時から、今のビデオリリースまで本編中で「キ○ガイ」と言う言葉がけっこう出てきますが、TV放映でなければOK?ということなんでしょうか?
投稿者:4531731投稿日:2006-01-03 16:23:43
【ネタバレ注意】

 映画というよりTV向き。でもまあ悪くない。けど最高でもない。川上麻衣子のキャラがHANABIの岸本佳代子のキャラの原型なんでしょうか。そうだとしても大した発見でもないけどw
 タケシはかっこいい。確かに。キレ役が似合う。何でだろう。車で轢いても死なない犯罪者がおもしろかった。

投稿者:KOTOBA投稿日:2005-04-17 01:25:12
【ネタバレ注意】

ビートたけし初監督作品、というふれこみが実にインパクトがあったが、中身はお笑いタレント出身の人物が、こっぴどくヴァイオレンスに走る、というもので、骨組みは単純な作品であったと感じる。
だが、単純だからこそ、もたらされるものは複雑で重い。
冒頭シーンは、まるで『時計仕掛けのオレンジ』を思わせたが、少年達がホームレスを痛めつけるところから始まるのだ。そうした光景はここ近年に至って妙にリアリティあるものになってきた。
少年達の心の崩壊。そして大人の無秩序さ。
肥大化してゆくとき、そこには犯罪しか待っていないのだ。

警察署内での内幕をかっさらっているのも面白い。
野沢氏の脚本は、後年のたけし映画の離船に何らかの影響を与えたのだろうか。

もうひとつあげるとすれば、佐野史郎が署長役で登場している。
後年、あれだけの怪演ぶりを披露し大活躍だが、この作品でもなんとなくプロトタイプだがいい味が出ている。たけし扮する刑事の素行や捜査手法などにチクチク小言を突付く様は良い。責めているのかフォローしているのか、そのあたりの姑息さも出ている。
題名を考えれば、むしろたけし、よりも佐野向きなのか?とほくそえんでしまう。
どうせなら、たけしと大暴れして欲しかったのだが。

個人評価:7

投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-08 17:46:38
【ネタバレ注意】

バットでのブン殴りあたりから燃える。

投稿者:エバ投稿日:2005-03-10 14:03:40
その粗さえも魅力に昇華させてしまった、初監督作品。
丹念な人物描写、不気味な静けさを伴ったシーンづくり、
解説にもある、今後たけし映画のキーワードとなる虚無的な暴力が
「品をもって」描かれている。

寺島進が若い!!でも変わらないね〜この人。
投稿者:ロジャー&ミー投稿日:2005-03-06 19:47:06
Violent Cop
投稿者:さち投稿日:2004-06-16 03:30:08
最初からとばしてるね
投稿者:似非評論家投稿日:2004-03-09 00:24:05
よくラストの後味の悪さを指摘する人がいるようですが、
今となってはあのラストすら陳腐な印象を受けます。
公開当時はどうだったのかは分かりませんが。
ただ、今だに陳腐ではないと思われるのは、
兄妹の精神的疾患(の疑い)に関する人物設定です。
あの設定が見事なまでに
ストーリー全体の不安定さ加減を一定たらしめている、
という印象を受けます。
この不安定な感じが、ラストの後味の悪さにも
大きな影響を与えているのではないかと思います。
また、精神的疾患について、たけしも(役の上で)薄々気づいていて、
白竜にその点を指摘されると、猛然とたけしが(勿論、役の上で)
怒り出す描写は、「異常さが正常さを担保する」という意味で
非常に面白いな、と思いました。
それ以外はさして見るべきところはありません。
投稿者:skull & rose投稿日:2003-06-29 02:56:18
何年ぶりかに観直してその魅力を再確認しました。なんといっても「歩く」ことの素晴らしさ!目的を持ってどこかへ向かう、その過程としての「歩く」ではなく、ただ単に「歩く」自体に目的があるかのような、そんな不思議な魅力がたけしの歩きにはあります。歩くシーンと音楽との兼ね合いも良いし、走ってみても、諦めて歩き出してしまうし、ラストにおいてもその「歩き」をやめることはない。迷わずに一瞬たりとも立ち止まることなく、狂気へと歩むこと、その「歩き」がこの映画の魅力です。至らないところはいっぱいあるけども、初監督でいろいろ制約もあったのだろう、あまりダメ出しはしたくない。この人の”その後”を考えながら観ると、白竜の手下のゲイが文句を言おうとして、途中で撃ち殺されるあたりなんか、良いテンポだね、観ている側の2歩くらい先で映画を進めてる感じが、“その後”につながっているなぁと思った。カメラはダメね。それだけ。
投稿者:ゆきぼー投稿日:2003-01-03 18:47:23
あんま得意じゃない。
嫌な気分になる1本。
投稿者:quadrant投稿日:2003-01-02 02:15:29
・・空薬莢が跳躍する音を収録した事。
「リーサルウェポンみたいなヤツは日本じゃ無理だから・・」なんて言い訳がましく言ってた北野武監督、今ほどビッグになるとは、本人が一番驚いてるだろう。
2点。エグすぎて付いてイケマセン。
投稿者:noreply投稿日:2002-10-30 01:53:54
北野監督作品は全般的にガキっぽい、生半可で下卑ている。
しかし子供だからこそ可愛げがある、馬鹿だからこそ憎めない。
僕の心は完成間近のつまらない美など少しも欲しがってやいない。
北野監督の生暖かさが本当に、心地良い良い。
投稿者:パタママ投稿日:2002-07-22 02:00:01
評判になってたころ、ひどくガッカリした記憶がある。それ以来他の作品を見てない。自分も他人も変化するのでもう一度チャレンジしてみたい。
投稿者:dadada投稿日:2002-01-12 11:10:26
「おい、たけしが映画作ったんだって。ちょっと、のぞきに行こうぜ!」...この映画が、公開された当時、そんなノリで友人と休日前のオールナイトへ足を運んだ。そんでもって、結構な衝撃を受けた。小ネタは仕込んであるものの、あの独特の間、痛いバイオレンス描写、ド演技してない役者達、救いの無い展開...。バラエティの延長程度に考えていた事もあってか、意表をつかれた。いまやテレビで大活躍の野沢尚の脚本がどの程度原型をとどめているのかは知らないが、欧米の映画に比べて独特の嫋々とした空気のある日本映画の中にあって、このザラついたムードは何なんだってな感じ。当時は、タレント監督の映画が流行っていて、「たけし、お前もか...」という冷やかし半分ではあったのだけれど...。今や大監督さんにはなられたものの、そろそろマンネリ気味。このパターンは、「ソナチネ」で極められ、「キッズ・リターン」で第2章かと思いきや、また第1章に戻ってウロウロしている感じがする。
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