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ラブ&ポップ(1998)

メディア映画
上映時間110分
製作国日本
公開情報劇場公開(ラブ&ポップ製作機構)
初公開年月1998/01/09
ジャンルドラマ/青春
映倫R
庵野秀明 実写映画作品集 1998-2004 [Blu-ray]
参考価格:¥ 19,440
価格:¥ 16,018
USED価格:¥ 12,700
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【解説】
 一九九七年七月一九日、東京・渋谷。高校二年吉井裕美と、友人・野田知佐・横井奈緒・高森千恵子たち。ハチ公前にいたオヤジから、携帯電話を借りた奈緒。ショーウィンドウにあるインペリアルトパーズ(128,000円)を指にはめ、眺めた瞬間、心がドキドキした裕美。
 午後十二時過ぎ。女子高生が噛みくだいたマスカットを十二万で買っていこうとする男・カゲガワとのカラオケBOXでの援助交際を四人で成し遂げ、十二万を渡された裕美だったが、なんて言ったらいいのかわからないキモチになる。「やりたいことや欲しいと思ったものは、そう思った瞬間手に入れようと努力しないと、必ず自分から消えてなくなる」
 午後3時17分・午後9時閉店まであと5時間43分・所持金額44,560円・購入に必要な金額アト83,440円。決意した裕美は、奈緒の借りた携帯電話を使い、伝言ダイヤルへとコールするのであった……。
 村上龍の原作を、『新世紀エヴァンゲリオン』を完結させた直後の庵野秀明がメガホンをとり映像化。舞台となる1日は、エヴァンゲリオン完結篇が劇場公開された日である。「現場での機動力を考えた」というデジカメの映像、作り物ということを意識しながらも導入したというドキュメンタリーの手法などが効果的で、少女のもつ一瞬のきらめき・ギラギラと暑かった1997年の夏の1日を、映画に焼き付けることに見事に成功している。
 特撮的見所としては、尾上克郎氏の担当したデジタル操演で、部屋の中でいろいろなものと裕美が舞い上がるというラスト近くのシーンが本編に違和感なく溶け込んでいた。森本レオ・手塚とおる・浅野忠信・モロ諸岡・吹越満といった個性派男性役者陣も好演。舞台となった渋谷の上映館・PARCO PART-3では上映期間中使用された小道具などが1Fに展示され、映画をおおいに盛り上げた。
 また、「あの素晴らしい愛をもう一度」が流れる中、渋谷川を少女たちがまっすぐ突き進むかのように歩いていくという、“希望”・“決意”という言葉をこちらに想起させてくれるラストシーンは必見。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
538 7.60
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【ユーザーコメント】
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2012-04-22 03:53:49
エヴァブームが庵野ブーム(一部のみ)にまで発展してた頃に撮られた、珍作にして佳作。
投稿者:こじか投稿日:2010-12-26 17:36:33
学生がカメラや魚眼レンズに興奮して撮りました的なミーハー感覚の映像が残念。普通に撮ればよかったのに。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2010-06-21 12:48:45
【ネタバレ注意】

クソ映画by庵野秀明。恥しらずなデジカメの映画で、レンズもちゃんと拭いておらず、ホコリの目立つ画像が超チープだし、シロウト臭くて、汚らしく、薄暗くて、ダサい映画だった。

その「毒みたいなもの」を「毒みたいなもの(汗)」で制する意図なのかは知らねえが、滑稽なアングルが濫用される。たとえば、電子レンジの内部からの室内の映像や、グラスの底からのカット、役者の腕につけたカメラでの撮影など、ナンセンスの極みで、節操がない。
女子高生の足元から真上を仰ぐアングルも、やたら多い(ヒマな奴は数えてみたらイイ)が、一度もパンティは見えず(ミニ・スカートなのに!)、不健康きわまりない。
その「禁欲」ぶりが、非常にダサいと感じる。
ぶっちゃけ、「放縦なアングル」と「パンティへの禁欲」の組み合わせ――これで映画を要約できてしまうわけだ。

内容的には、主人公の4人組・女子高生が、ダラダラと渋谷で時間を潰す物語で、これといった展望が無いため、かなりキツい(部分的には原作・村上龍の責任)。
陰気な声でジメジメと響く伝言ダイヤルを(シラけつつ)利用しながら、万単位の小遣いを巻き上げようとするネクラな女子高生たちが、「ノー・タッチ」のルールで渋々の援助交際を繰り返す――そのなかで、反省と罪悪感の萌芽が見られもする。
ダルいのなんの!
2〜3分ごとに猛烈に疲労。114分もあるこの映画を、1本観るのに3週間を要した(マジで)。
なぜ、そこまでして見る必要があるのか、オレもバカだが。

あと、ほとんどエロくない。
(せいぜい、仲間由紀恵が小さいビキニを試着して、「どうよ?」とポーズを決めるシーンくらい。)
垂直上方のアングルが、決してパンティを捉えないという「非ポップ」さの毒(もしこれが純白パンティーのバンバン映る作品なら「ポップだ!ポップだ!」と騒ぐべき作品になっていたろう。悲しむべきことである)に加え、ドヘタな役者ばかり目立つのもツラい、が、「16歳の群像劇」だから、しょうがないか。
おそらく「高校生の自主制作ムービーなのだ」と諦めながら鑑賞すべきかもしれない。

ケナすついでに言っておくと、監督に「選曲」のセンスが欠落している。「クラシック音楽の挿入でどうにかなる」と思われては、客もなめられたものだ。
単純に、ネクラなクソ映画とみてよい。ただ、厳密な採点をするなら「1点」にするか「2点」にするかで相当悩まされる。

投稿者:黒美君彦投稿日:2006-09-25 01:02:03
この監督の傑作といわれるアニメ作品を観ていないので、作家論めいたことを記す資格はない。だもんで、個人的な率直な感想だけ。
ビデオカメラを多数持ち込んでの、これまでにないアングルでの撮影・・・、これは斬新に感じた、少なくとも冒頭数十分は。しかしやはりあの撮影は短篇でこそ許されるもので、長篇ではちと辛い。
何だか原作も含めてだが、この作品そのものが男の女子高生に対する壮大な幻想、という感じがした。援助交際に励む等身大の女子高生を一生懸命描こうとすればするほど、全てがフィクショナルな装いを帯びてくるような。だから登場する男たちはみな、異常だがある意味「まとも」だ。徹底的な異常ではない。その男たちと主人公を対比させようとすると、主人公もまた「まとも」にならざるを得ない。「異常」になり切れないのだ(指輪への執着を除いて)。
だから、観終わった後、「はあ?」みたいな気になった。聞き返しても返事はないことはわかってる。でも、やっぱり「はあ?」なのだ。とても感傷的な少女小説ととても似通っていると思ったのは、私だけ、なのだろうか(・・・以上「吉井裕美」っぽく語ってみました・・・笑)。

10代後半としては大人っぽい仲間由紀江が出演しているが、この頃と今とは随分声が違う。ちょっと不思議。
投稿者:田島雅之投稿日:2006-08-11 02:28:02
村上龍はデジカメで行きましょうという庵野秀明に原作を託したという。
オールロケの当時の渋谷を写し取ったデジカメ映像はフィルムにはないフットワークで迫ってくる。
様々な人種と出会う主人公の行動を追ううちに次第に街・時代が浮かび上がり、最後にデフォルメ皆無な男に無残にされながら尊い言葉が捧げられる。
この男の悪が天使に見えた瞬間、原作にはない魅力を感じ、忘れられない作品になった。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-13 13:30:19
女子高生をデジカムで撮るのはアリだと思うが、演技ももっと自然体でいったほうがいい気がした。
投稿者:民生1973投稿日:2004-07-11 01:40:59
村上龍原作の映画は数多くあれど、良作は少ない。
少ない内の一本が、これ。
投稿者:Mr.Nobody投稿日:2004-02-22 18:56:30
「やりたいことや欲しいと思ったものは、
 そう思った瞬間手に入れようと努力しないと、
 必ず自分から消えてなくなる」

って書いてあるけど、この映画で言ってる
「努力」って結局、『売春』した金で宝石買うって
ことなんだよね。もっと、違う意味で「努力」しろ!!
アニメ監督の実写ってホントにカスが多くて困る。
実写の方が、ステータス高いと思ってんのかね。
アニメ撮ってろ!!

それから浅野くんがやっている役名「キャプテン・EO」
がビデオでは、音が消されている。
最初、演出的な意図なのかと思ったけど、多分、ディズニー
に対する配慮でしょうね。
投稿者:ヘナチョコ投稿日:2004-01-24 10:26:12
映画通でない私には何が言いたいのかさっぱり判りませんでした。これが村上龍ワールドなんでしょうか。
文芸作品を題材に映画オタクが集まって作った、典型的な邦画って感じ。

ただ、エンドロールの「あの素晴らしい愛」は意味は判らないけど確かにかっこよかった。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
■ ベスト10第3位
【ソフト】
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