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八月の狂詩曲(ラプソディー)(1991)

メディア映画
上映時間98分
製作国日本
初公開年月1991/05/25
ジャンルドラマ
あの頃映画 「八月の狂詩曲」 [DVD]
参考価格:¥ 3,024
価格:¥ 1,982
USED価格:¥ 1,220
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【クレジット】
監督:黒澤明
製作:黒澤久雄
ゼネラルプロデュ
ーサー:
奥山融
原作:村田喜代子
『鍋の中』
脚本:黒澤明
撮影:斎藤孝雄
上田正治
美術:村木与四郎
衣装デザイン:黒澤和子
編集:黒澤明
音楽:池辺晋一郎
助監督:小泉堯史
出演:村瀬幸子
井川比佐志忠雄
茅島成美町子
大寶智子たみ
伊崎充則信次郎
根岸季衣良江
河原崎長一郎
吉岡秀隆縦男
鈴木美恵みな子
リチャード・ギアクラーク
【解説】
 黒澤明監督が村田喜代子の原作を基に、かつて原爆を体験した祖母の許を訪れた4人の孫が体験するひと夏の出来事を描き、反核を訴える感動ドラマ。夏休み。長崎から少し離れた山村に住む老婆・鉦の許に4人の孫たちがやってきた。都会の生活に慣れた孫たちは田舎の生活に退屈を覚えながらも、長崎の街にある戦争の傷跡や鉦が話す昔話を聞いて、戦争に対する考えを深めていく……。その反核に対するストレートな表現が賛否を呼んだが、ラストのシーンには誰もが胸を打たれることだろう。長崎に原爆が投下されたシーンで、「空を覆ったキノコ雲が、人を睨みつける巨大な目のように見えた」ことを示すため、空に目が合成された。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
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【ユーザーコメント】
投稿者:半熟卵投稿日:2009-12-30 23:52:09
村瀬幸子
投稿者:william投稿日:2009-03-17 18:32:42
黒澤監督の死期が近づいていたのが伝わってくる気がする。
映画の出来、不出来よりも「反戦」と「家族愛」だけをテーマに、自己流で綴った作品。古臭さと懐かしさが共存した暖かさがある。
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2008-12-24 22:56:43
最初見たときは教育映画かと思った。
原爆の話を真剣に怖がって受け止める子供たち。
原爆跡を見まわって長崎の紹介とかしてるのがわざとらしい。
子供たちはそれなりに演技が上手だが、
今見ると優等生ぶりが激しすぎる。

村瀬幸子は「人間の約束」同様の鬼気迫る演技を見せ、
原爆の恐怖が彼女1人の力によってやっと具体化されているように感じる。

セリフも演出もひどいし、何度見るのをやめようかと思ったことか。
ただ、空に浮かぶ目玉は今見るとなかなか異様な雰囲気で成功していると思うけど。

学校で流れてたら違和感のない映画。
投稿者:ETOOpm投稿日:2007-01-14 22:24:46
どこかで読んだ重要事項は「反核メッセージみたいな部分でみんなアレコレ言うけど、僕が描きたかったのは『家族』ですからネ」by黒澤明監督〜(抜粋ではない)

たとえ「核バクダン」へのジャーナリスティックでネガティブな関心が現代の主流であったとしても、とある60代日本人の感想が「あぁ、たまにはこういう映画がみたいな」であれば、ことさらにガッカリ感を押し出す必要はない と考えたい。

出演者と同年齢の子供は「うわ、優等生きも」と言う、だろう。そういう人達には「ごめんね」と言って謝っておけばいいのである。そうですよね。

そんなイイワケをしなくても済むほどに強烈な捻じ伏せ映画ではない。
投稿者:魚篭投稿日:2005-09-18 02:00:30
【ネタバレ注意】

黒澤映画はいつも賛否両論である。それでいいのである。それでマトモとも言え
る。ただ、黒澤の作品が年齢と共に「衰える」とみるのは、いつまでも黒澤を
「七人の侍」や「天国と地獄」に閉じ込めるようなものだ。壁画的作品もあれば
小スケッチもあっていい。

「八月の狂詩曲」は、主題が原爆だけに、小ギャラリーでみる広島・長崎の被爆
図を思わせるようなインパクトがあると思う。死に絶えた被爆者や犠牲者は、で
てこず、映画は一見サラリと淡彩風なタッチを見せたかと思えばフォービズムの
ような筆のうねりを目の当たりにする。月の出るシーンなど、かなり表現主義的
な部分があり、黒澤の自作コンテ画をそのままフィルムに焼きつけた感のある場
面がいくつもある。これは黒澤の晩年期に共通する筆さばきである。ところがそ
の腕前が「影武者」から遺作の「まあだだよ」までおおむね不評につながってい
るのだ。大タブローをもともと制作しなかったので、「八月の狂詩曲」を「七人
の侍」ではないと文句を言われても仕方がないのだが。

プロレタリア画家として活躍したあの若かりし黒澤のタッチを絵ではなく映画で
見られるのを楽しむ映画ファン以外には、どうでもいいことなのかも知れない。
なかなかカラー映画に踏み切れなかった黒澤の言い分は、映画の色では自分の思
う混色ができない、という画家として、いや芸術家としての矜持を持ちつづけた
からだ。やっと夢であったカラー作品から、黒澤不評がはじまるとは、まったく
をもって皮肉である。

しかし、これにはもうひとつ理由がある。「乱」以降、黒澤作品には「共同執筆」
による脚本が姿を消した。ちょうど助監督時代に書きまくった脚本すべてがSolo
作品であるように、「夢」から黒澤映画は「青年黒澤明」が作った状況と同じに
なる。その甘さが随所に見られると指摘を受けるのは、共同執筆で「歯止め」や
「推敲効果」が如何なく発揮されたため、一人で書く場合どうしても詰めの甘さ
が露呈してしまうためだ。四人のうちの最少年の男の子が、リチャード・ギアの
背丈を「ジョン・ウエインくらいあるよ」と言うが、脚本チームがいたら、「せ
めて、「ケビン・コスナーにしろよ」と歯止めが入るはず。一連の悪評はこの黒
澤脚本チームの不在が原因であるとも考えられよう。

ともあれ、「七人の侍」や「天国と地獄」のタッチが欲しいと声を嗄らしたい
のなら、「八月の狂詩曲」にも随所黒澤しか裁けない太い筆致があるから、そ
こを見て黒澤健在を振り返っていただきたい。それが見つかると、なぜこの大
作家が世界にも類まれない才能に開花したかよくわかると思う。黒澤は、「ま
あだだよ」の夢の中のように、「少年」に戻ったのだ。

投稿者:KOU投稿日:2003-02-05 10:34:50
映画のテーマ自体は まったく正しいもの。
アメリカで賞をもらった後に 臆することなくこれを作った黒澤の態度にも感服。
http://face.ruru.ne.jp/harekura/
投稿者:トリガー投稿日:2003-01-19 13:50:08
微妙な人間関係から核批判を引き出す展開は面白いが、政治と民衆を同等に扱いすぎ。広島、長崎に核を投下したことをそこらのアメリカ人ひとりを連れてきて、攻め立てても彼は反省すると思うだろうか?するわけがない。政治の国交問題で迷惑するのはいつも民衆だ。政治的な決定と民意がイコールで結ばれるとは思わないでもらいたい。それを象徴しているのが、戦争だ。徴兵令が発令されたとき国民全員がそれに従っただろうか?大多数が反発を感じたはずだ。いまのアメリカにしてもそうだろう。イラク攻撃に対する姿勢を一向に緩めない大統領に不安を感じている国民がアメリカには大勢いるはずだ。核批判の描き方はよいが、そういった点がいただけない。傑作であるとも言えるし、駄作であるとも言える。ただ、その二つが緩和されて凡作になるということは絶対にない。子供たちが核で死んだ人々について真面目に語りだすシーンはリアリティの欠如を感じざるを得ないが、まぁ”有り得なくも無い”と観ればいいのでは?映画ってそういうものでしょう。日本語を話すリチャード・ギアを観て思ったんだけど、「ウィンド・トーカーズ」のニコラス・ケイジにもこのくらい流暢に話して欲しかった・・・。何語か分からなかったもん。
投稿者:バーバー投稿日:2002-09-03 03:23:43
黒澤監督全作品中、最悪ですね。
説明台詞の連発、どこかで見たことのある(笑)巨大な目、意味のないリチャード・ギア、リアリティ皆無の子供たちの言動や仕草、どこを取っても救いようがない駄作です。
以上。
投稿者:ASH投稿日:2002-06-22 22:51:11
【ネタバレ注意】

この当時黒澤明監督は80代。手堅く小さくまとめた反核映画の小粒な力作。

ただ、ちょっと90年代には合わないような映画という印象も少し感じる。

お婆ちゃんと孫たちの交流が描かれ、その中に監督の反核のメッセージが織り込まれている。

R・ギアは片言の日本語まで話して熱演。彼が日本映画に出ただけでも良しとしましょう。

八月の長崎の山間の自然も美しい。傘がひっくり返るラストが印象的。

【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 作品賞 
 □ 主演女優賞村瀬幸子 
 □ 監督賞黒澤明 
 □ 脚本賞黒澤明 
 ■ 撮影賞斎藤孝雄 
  上田正治 
 ■ 照明賞佐野武治 
 ■ 美術賞村木与四郎 
 ■ 録音賞紅谷愃一 
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