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ゴースト・ドッグ(1999)

GHOST DOG: THE WAY OF THE SAMURAI

メディア映画
上映時間116分
製作国アメリカ/フランス/ドイツ/日本
公開情報劇場公開(フランス映画社)
初公開年月1999/11/27
ジャンル犯罪/ドラマ
ゴースト・ドッグ [DVD]
参考価格:¥ 1,500
価格:¥ 1,400
USED価格:¥ 623
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【解説】
 「葉隠」をバイブルに、伝書鳩を唯一の通信手段として使用する孤独な殺し屋、ゴースト・ドッグの闘いを描いた異色作。監督は日本シンパで知られるジム・ジャームッシュながら、そこかしこに見られる日本文化の明らかな誤解はやっぱり苦笑もの。とはいえ、拳銃をまるで日本刀のように扱いながら華麗な殺陣を見せるフォレスト・ウィテカーの熱演は一見の価値あり。彼が着用している「全て熟知」とプリントされた謎のTシャツにも注目だ。
<allcinema>
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
851 6.38
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【ユーザーコメント】
投稿者:にゃんにゃん投稿日:2015-10-03 23:20:30
武士道を生き方の手本にする異色の殺し屋映画。
夜の街、流れるHIPHOP。寡黙な殺し屋ゴーストドッグが淡々と人を殺していく。
かと思えば、森にいる鳥たちを見て純粋な笑顔を見せるゴーストドッグ。
そんなフォレスト・ウィテカーの魅力が全開。

そして妙なキャラクターたちがまた絶妙な味付けをしている。
フランス語しか喋れないアイスクリーム屋の黒人、HIPHOP好きのマフィア、本好きな女の子。
みんなコミュニケーションが上手くいっていないのが笑える。

アクションシーンを期待すると肩透かしをくらうと思うが、この雰囲気が好きになれたら楽しめると思う。
僕は最高とは言わないが、なかなか楽しめた。
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-30 08:35:12
自分が観た殺し屋の中で、1番スマートでスタイリッシュ。
投稿者:UFO投稿日:2013-11-14 18:47:10
十分楽しめる。
投稿者:jb投稿日:2012-08-02 21:24:20
十分楽しめた。
投稿者:陸将投稿日:2011-02-17 12:14:57
【ネタバレ注意】

俯瞰ショットで捉えられた夜の街並み。
静けさの中で、妖しく煌く世界。
そこに流れてくるポップなBGM。
本作はどこか詩的で、寂しさを孕んでいる。

そんな世界の中で生きるフォレスト・ウィテカーの孤独の影を伴った佇まいに酔う。
凶暴性を内に秘めているように見えて、それでいて清らかで穏やか。
身体の俊敏性はないが、それでいて立ち回りの鮮やかさはある。
ウィテカーをただ眺めているだけで、本作の魅力は十二分に感じられる。

もちろん、ジャームッシュが貫いてきた“ディス・コミュニケーション”や“オフ・ビートな笑い”も至るところに散りばめられている。
やはりそれは、奇妙な登場人物に依るところが大きい。
どこかズレているマフィアの爺さん方、フランス語しか話せないアイスクリーム屋、スペイン語しか話せない屋上の住人。

言語が異なっても、互いに必死になって相手に自分の言っていることを伝えようとする素振りはみられない。
だが、そんなことをしなくても相手には不思議と伝わっている。
それを“以心伝心”と簡単に片付けてしまうのはどうかと思うが、そこにも本作の魅力である“不可思議さ”を感じられる。

不条理で不可思議さに満ち溢れた世の中。
何を信じ、何を頼って良いのか分からない現代。
そこで主人公は“武士道”に従って生きようとしているのではないか。
だから、武士道を忠実に描写しているかなどという問題は、この際気にするべきことではない。

主に忠義を尽くし、御恩を奉公で返し、自分だけの静謐な世界で生きる男。
全くぶれない芯の強さ。
その佇まいが奇妙な世界観の中で、異質な輝きを放っているのである。

投稿者:mototencho投稿日:2010-05-29 21:13:07
「キル・ビル」が深作欣二にインスパイアされて成立しているチャンバラ映画だとすると、この作品は「葉隠」の書を元に侍を描いた逸品。さすがはインテリのジム・ジャームッシュ。主人公をフォレスト・ウィテカーにするところもいかにも映画好きが喜ぶ一本なのです。
http://mototencho.web.fc2.com/2009/limitsoc.html#ghostd
投稿者:Normandie投稿日:2010-05-29 16:13:29
何か真面目なんですよねこの人雰囲気が、真面目に刀を振ってるのが可笑しくてカワイイ。ジャームッシュも「葉隠れ」なんてよう見つけましたね。
「ラストキング・オブ・スコットランド」でオスカー取ったときのコメントも誠実で熱くて感動した。
どんな役でも柔軟な鋭さを表現できる俳優だと思います。
投稿者:ピンクガンスモーキン投稿日:2009-12-12 13:21:52
【ネタバレ注意】

キザな主人公が、クルマを盗み、キラッと光るCDをステレオに挿入して、夜もふけた街を軽く流す、そればっかりの映像。その上に、HIP HOPという、反復の多い音楽がかぶさる。
フラッシュバックの使用は「あり」ってことに、前作『デッドマン』で決まったらしいので、今回、まったく同じ回想シーンを、たびたび挟みこむのも、これ見よがしの反復の強調に手を貸している。
しかも、スローモーションや、ナレーションやら、字幕の使用(『葉隠』の一節を引用)も「あり」ということで、前期ジャームッシュの「チープさ」は完全に無くなった。賛否は分かれるところだろう。

ただ、ストイックな雰囲気は残っており、いわば、「映像によるHIP HOPの試み」といった反復的なスタイルが、そう感じさせるものと思われる。

おきまりの英語の出来ない外国人キャラ(アイスクリーム屋)も登場するが、どうも「後期ジャームッシュ」には、女が少ないのが、イマイチ良くないようだ。前作『デッドマン』の女優は一瞬に近いし、この『ゴーストドッグ』の女優もほぼ子役だけである……

しかし、HIP HOP好きなら、点数はついつい上がってしまうはず。
音楽を思う存分堪能できるという点は、『デッドマン』と同じ仕組みだからだ。

なお、ストーリーには、あまり深く追い求めるほどのモノはない。
たぶん、背景設定は、やってないと思う。
(省略のキツい『ダウン・バイ・ロー』のときと同じで、観客に丸投げ)
つまり、映像にうつっている姿だけが全てであって、主人公も、マフィアたちもカラッポなのである。個人史と呼べるような過去も持たないし、裏側の複雑なネットワークもない、営業実体もないに等しい。
ほとんど『メイキング・オブ・ゴースト・ドッグ』である。そのギリギリのところを、マジで狙っている映画。
HIP HOPの「サンプリング」だと考えたほうが良い。サンプリングされたフレーズ(の反復)だけで、ひとつの曲が出来あがっている。それと全く同じで、さまざまなキャラクターの姿の組み合せだけ(彼らは、映っていないときは存在しておらず、少年時代も家族も「根本的」に存在しない)で、1本の映画になっている。
観方によっては、身もフタもない映画。
でも、「アメリカの映像詩人」のやることなので、許してやってほしい(ロシアに生まれてりゃあな……)。

投稿者:uptail投稿日:2009-06-02 16:12:01
フォレスト・ウィッテカー
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2009-03-07 15:38:53
「デッドマン」の時も感じたが、ジャームッシュの人を物みたいに扱う暴力描写がちょっと嫌だった。漫画チックだがジャンプ系ではなくアフタヌーン系なのがこの人らしい。
投稿者:QUNIO投稿日:2009-03-07 14:08:10
どうもこの監督は仁侠映画をファッションみたいにする事でオタク受けを狙っているようにしか思えません。
それをまともに享受する日本の観客もこういうファッショナブルなものに弱いのですかね。
まだタランティーノのほうが露悪的で面白い。リュック・ベッソンよりは大人びてはいるけどそこがまた嫌味。
投稿者:コハダ投稿日:2009-01-06 16:45:57
そりゃ異人種が他文化を完コピしようとすれば滑稽味が出て当然、そこを確信犯的に映画の中心に据えて、一番成功したのがこの作品でしょう。
”外しているような外してないような‥いや、これでいいのだ”
凡百のナショナリズムを吹っ飛ばすこの笑いがたまりません。
投稿者:クリモフ投稿日:2008-09-05 00:06:40
あらすじだけ見て、???でしたが思いのほか良くてびっくり。てっきりトンデモ映画になってるんじゃないかと思ったけど、面白い。まさかジャームッシュ映画で日本刀振り回す黒人が見られるなんて驚きでした。
なんか緊張感のある場面なのにほのぼのしているのは彼ならでは。言葉が通じないのに友達の奴もいい、定番。日本の精神を語っているけど、あまり嫌味がなく、普通に納得してしまうのが不思議です。ジャームッシュの演出のせいなのか、ウィテカーの持ち味なのか、、
うーん、変な映画だ。
投稿者:花男投稿日:2008-08-18 18:25:41
凋落の一途をたどる藩(マフィア)のお家騒動に巻き込まれた孤高の用心棒の行動を通して見る侍の本質とは・・・・。

テーマのみならず全体のトーンも含めて邦画の逆輸入版っていう印象を持ちました。その際に、侘び寂び的なものを感覚的に捕らえるっていうよりは、一旦その意味を解釈して再度構築しているような印象を受け、結果どうしてもある種の不自然さや違和感がともなってしまいます。
ちょっと苦笑する部分はありますけど、その分析力と表現力の高さに感心してしまいました。

ざらっとしたRZAの音楽が非常に効果的で、閑寂としたシーンにうまくハマッています。
投稿者:J.J.投稿日:2007-06-19 12:37:12
ジム・ジャームッシュ作品はほぼすべて見てますが、個人的にはその中ではまあまあかなという感じです。ただ、殺し屋を主人公した映画としては、普通の映画と違うし、ジム・ジャームッシュ独特のキャラクター設定とユニークなシーンがたくさんあっておもしろかったです。好みの問題はあると思いますが、監督のオリジナリティが出ているという点ではいい映画だと思います。
投稿者:massa04jp投稿日:2007-01-03 13:41:16
この監督の他の作品と同様に、この作品にも他の方がコメントしていたようにある種の「静謐感」を確かに感じますね。映画という表現形態をもってして思想性をゲームとして取り扱うストーリーの組み立てはすごく優れている
よい作品だと思いました。蜷川幸夫がシェークスピアを自分のいる場所(現代の日本と呼ばれる国)で同じようなことを舞台表現するのと、どこかで似ていて面白いなぁとも思いました。
それにしても、あのハイチ出身のアイスクリーム屋役には賞をあげたい気がしましたね。
投稿者:ぶくろう投稿日:2005-04-06 18:41:06
「デッド・マン」より好きです。
投稿者:yanco投稿日:2002-12-20 12:38:55
いくらドタバタしようが、血なまぐさかろうが静謐感が底流している。これがジャームッシュの魅力だ。天性の韻律。同じ孤独な殺し屋を主人公にした「レオン」も大好きな映画だが、あれが職人の作とすれば、これは詩人の作か。
投稿者:長春投稿日:2002-10-06 14:20:25
私も人生も下りに差し掛かって、死とか人生とか考えている。主人公は死に方というか死の意味付けを求めていたのだと理解した。人生に意味がないのなら、死に意味付けするしかないのだろうか、なんて、考えてしまった。アクションも緊張感がある一方、ゆるいというか遊びもあって、快く見ることができた。銃を仕舞うとき振り回したり、細かいところも面白かった。ただ、戸田奈津子さんの訳で「Shoot me」を「殺せ」と訳していたのは文脈的にそぐわなかった。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-11-07 22:12:23
 フォレスト・ウィッテカーは、監督業は諦めて俳優業に徹した方が良いんじゃ
ないかと思う。ぱっと見た感じ鈍重なイメージなのだが、その実、とてもシャー
プな演技のできる人だ。

 ジャームッシュらしい緩やかなフェイド・アウトと、「葉隠」のパラグラフの
字幕が紡ぎ出すリズムがとても心地よい。また、老いぼれたマフィア達が実に面
白く、しかも冷ややかに突き放した演出ではなく、暖かな眼差しで見つめられた
演出であるところがこれまた気持ちイイ。「ゴースト・ドッグ」という名前から
の連想で変てこなインディアン(ネイティブ・アメリカン)の名前を連呼するシー
ンのおかしさったら!
 また、ゴースト・ドッグの住処の屋上まで息をきらして登ってきた老ギャング
2人が遭遇するインディアンは、『デッドマン』でノーボディを演じたゲーリー・
ファーマーなのだが、彼が「Stupid fucking white man!」と叫ぶシーンの緊迫
感の中の滑稽さなんて絶品。

 鈴木清順『殺しの烙印』のパロディ(?)である水道管を利用した狙撃シーンも
狙撃シーン自体より、その前のバスローブ姿でダンスするクリフ・ゴーマンの方
がよっぽど面白い。
 ってな具合で印象的な細部を上げていくとキリのない、とてつもなく魅力的な
映画です。
投稿者:seiji投稿日:2001-08-05 10:08:03
ジャームッシュの最高傑作。
背後に隠されたテーマも渋い。
こんな映画なら何本でも観たい。「すべて熟知」(笑)http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie
投稿者:TETSU投稿日:2000-10-09 23:33:38
ジム・ジャームッシュの作風って、ホントこんな感じだよなぁ。登場人物ひとりひとりに魅力のない人間はひとりもいないっていうか・・・。すみずみまで神経が行き渡っている感じ。やっぱりかっこいい。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールジム・ジャームッシュ 
□ 作品賞 監督:ジム・ジャームッシュ
【ソフト】
【レンタル】
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