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侍女の物語(1990)

THE HANDMAID'S TALE

闇の聖母/侍女の物語(ビデオ)

メディア映画
上映時間108分
製作国アメリカ/ドイツ
公開情報劇場公開(松竹富士)
初公開年月1991/03/21
ジャンルSF
--女は母になることを許されなかった--

【解説】
 カナダの女流作家、マーガレット・アットウッドの同名小説を原作にしたショッキングなSF作品。近未来、アメリカは崩壊し、環境汚染・原発事故・遺伝子実験などの影響で、女性のほとんどが不妊となっていた。替わって厳格で抑圧されたギリアッド連邦が誕生。未成年や体制に従わない者は強制キャンプ場へ収容され、白人の女性は妻・家政婦、もしくは子供を生む道具=侍女として定義づけられた……。決して偽善的に環境問題を扱った作品ではなく、その問題意識を実に深く捉えており、さらにその外側をうまく娯楽映画として包んだ、観るものに迫り訴えかけてくる秀作である。
<allcinema>
評価
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【ユーザーコメント】
投稿者:カール犬投稿日:2012-09-29 22:50:46
【ネタバレ注意】

あらすじだけ聞いたら、エロ要素ありのインモラルワールドかと思うけれど
かなり微妙なデキの近未来社会映画。

原作も斜め読み組だけど、
あのクドクドとした閉塞感に満ちた小説を映画化したらこんなモノか?

ロパート・デュヴァル、フェイ・ダナウェイ、ナターシャ・リチャードソンの
3Pシーンなんて絵面で見るとガッカリだよ(苦笑)

そもそも受胎できる母体が激減したという世の中で、
出産能力のある女性を狩り出しといて(レズビアンも含む)
こんな「教育」「儀式」をとる意味がいくらそういう世界観といわれても
何ひとつ理解できない。

すごい効率の悪さ。わけわかりません。

支配や抑圧された立場で一方的な忍従を強いられ生き延びる主人公だけれど、
もっと魅力のあるキャラクターに描ければ良かったと思う。

制約のある中、他の男の種を仕込んでこます強かさや図太さがある訳だから、
そこをもっと何とかさーって思うんだけど、、

きっと原作の世界観の縛りが強すぎたんだろうな。

投稿者:theoria投稿日:2003-06-06 23:21:58
ギリアッド連邦なる、旧約聖書を唯一絶対の憲法として崇めるという、如何にも厳格で清らかな国家とやらを装っているが、階層別に装束の色分けをし、妙な洗脳集会を定期的に開き、性交に係る偏執的な儀式に興じて有頂天になっている。コリャどう見てもただのカルト集団である。環境汚染か何かで子供を産める女が100人に1人になったからといって、上層部の男達だけが“儀式”と称して出産能力のある女(侍女)に“種付け”が許される・・・。但し、当ケースでは、不妊の妻(セリーナ)が侍女を選別し、“儀式”にも妻は立ち会い、夫(司令官のフレッド)も侍女(オフレッド)も着衣のまま、しかも侍女はヴェールで顔まで隠していて、要するに陰部だけの露出接合だけが許され、夫は指一本、侍女に触れてはならないのである。そりゃあ第一、見ている妻はマトモな神経してれば面白くないわなぁ。思わず愛撫しようとして手を出した夫を窘め睨み付けている(笑)。夫は妻に逆らえないのである。しかし、一方では男を誘惑したとかの些細な理由で頻繁に女達を絞首刑にするし、結構、女を蔑視した“教義”が根底にあるので何とも不自然。モーゼの十戒の内の男女問わずの「汝、姦淫することなかれ」を重んじているツモリなのだろうか?しかし、司令官の行為は明らかに姦淫だし、侍女のオフレッド(ケイト)も、年輩男より、若い男の漲るスタミナに飢えていたのか、セリーナの許可など無くても、司令官お抱え運転手のニックの肉体を貪っていたであろうから、淫乱女と言われてもコレまた然り。こんな社会だと結局は乱痴気騒ぎを過熱させるだけなのだ。もっとも、概して女性(今時の日本のメンス盛りのメスを筆頭に)は孤独を楽しむという能力に欠けているので、古今東西、グータラ社会での騒動の起爆剤となっていて、その点では普遍的かもしれないが・・・。いずれにせよ、本作は“ユダヤ教”を捩じ曲げて勝手に解釈した邪教集団のクダラン物語。原作を知らないので釈然としない箇所が多いのだが、少なくとも原作はもっとマシな筈だ。シュレンドルフと言えば『ブリキの太鼓』であろうが、アレは“毒々しい居直り”みたいなところが実に面白いのであるが、コイツは毒もクソもない。原作では恐らくもっと重視されていたであろう母性愛についても極めて薄い表現に留まっている。要するに“へっぴり腰”作品だ。まあ、女のスカートの中に逃げ込む男を巧みに描ける男の映画としては、なるほど頷けるかもしれない。フェイ・ダナウェイ(セリーナ)にしても、ロバート・デュヴァル(司令官)にしてもココでは到底パッとしようもないし、坂本龍一の音楽も弾けようがない。ケイト役のナターシャ・リチャードソンは結構ハマッていて良いんだが、私的にはレズ女のモイラ役のエリザベス・マクガヴァンの方が好みなので、その出番が少ない為、結局は満たされず終い。それにしても、ラストでゲリラに匿われたケイト・・・ニックの子を身篭りつつも、生き別れの娘のジルを「絶対探し出す」なんて言ってるが、犠牲になった元夫のことなど全く思い出そうとさえしない。なんと非情なメス。どうせまた欲情に溺れて別の男のガキを孕んで出産し、結果的に最愛のジルとは逢えないに違いない。男とは基本的には単純だが、女とは概して狡猾でタチが悪い。言いたい放題、やりたい放題。それでも大目に見られる。結局のところはそれがテーマだったのかも。そもそも原作は大したことない女流作家なんだろ。馬鹿馬鹿しい。
投稿者:河崎投稿日:2002-04-16 08:58:32
【ネタバレ注意】

貴重な妊娠能力のある女性に対してこのような処遇を取る世界に設定した理由を理解できない。
大多数の女性の妊娠能力が失われた世界において、卵巣機能が正常な女性の価値は計り知れず、卵子の無駄遣いは絶対にあり得るはずが無い。
政府高官の遺伝子を残すという目的に対し、直接交合という不確実な方法を採るはずもなく、精子採取のためならば、正妻の肉体を利用するべきであろう。ましてや、単に快楽を得るためだけならば、妊娠能力は無用のはず。
この作品のどこに問題意識があるというのだろうか。

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