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サンタ・サングレ/聖なる血(1989)

SANTA SANGRE

メディア映画
上映時間122分
製作国イタリア
公開情報劇場公開(ケイブルホーグ)
初公開年月1990/01/27
ジャンルモンド
「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」、伝説の ヘッド・シネマの高僧アレハンドロ・ホドロフスキーが ショックと神秘の世界に帰ってきた。
サンタ・サングレ/聖なる血 <HDニューマスター・デラックスエディション> [Blu-ray]
参考価格:¥ 6,156
価格:¥ 4,858
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【解説】
 サーカス団長のオルゴとブランコ乗りコンチャの間に生まれたフェニックスは繊細で感受性豊かな少年。父オルゴは女たらしのサディストで現在の相手は“刺青の女”。少年はその養女6歳のアルマにほのかな思慕を抱いている。狂信的にある偶像--二人の男に強姦され両腕を切り落とされ“聖なる血”を流す乙女の像--を崇拝する母コンチャは、オルゴの浮気現場を発見、彼の下半身に硫酸を浴びせるが、これに激怒した夫は彼女の腕を切断し、自らも喉をかっ切って果てる。この一部始終を目撃したフェニックスはショックの余り精神を病んで施設に収容された。やがて成長した青年フェニックス(ホドロフスキーの息子アクセル)は、病んだ精神を母の狂気に操られて、女すべてへの身の毛もよだつ復讐を繰り返すが、そこへすっかり娘となったアルマが現われる……。「エル・トポ」「ホーリー・マウンテン」といった衝撃作を撮ったホドロフスキーの、本人いわく“初めて観客のために製作した”という作品。メキシコで30人もの女を殺し庭に埋めていたという分裂症(現在は退院し作家として活躍中)の人物に取材した本作は、そのグロテスクな映像によって、前二作のような詩的感興に乏しい映画となった。
<allcinema>
評価
【関連作品】
エル・トポ(1969)
ホーリー・マウンテン(1973)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
650 8.33
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【ユーザーコメント】
投稿者:MAKO投稿日:2017-03-27 21:15:21
DVDで再見したが、画質が綺麗で驚いた。まだカルト映画が本当にアングラで、かつビデオバブルがはじけた頃に、VHSのワゴンセールを漁ったもんだ。ちなみに本作のVHSは田舎のエロビデオ屋のレンタル落ちコーナーにて500円で見つけた。
苦労して探した分、なんかその思い出込みで大事にしてしまう。
今じゃ結構大きなビデオ屋に行くと大抵置いてあったりしてびっくりよ。しかも回転率もそこそこ高いのよね。ホーリーマウンテンなんていつも貸し出し中。
本作はホーリーマウンテンに比べると回転率は低い。カルト度合いも低く、ちゃんとストーリーも通っていて分かりやすいもの。分かりにくい方が人気が出るのも一興。僕はこっちの方が好き
投稿者:ロッテンクロッチ投稿日:2015-08-30 08:14:36
果たしてこれは商業的といえるのだろうか?
投稿者:クリモフ投稿日:2013-03-07 01:58:53
ホドロフスキーという人をフラットに観るのは非常に難しく、それはやはり「一部」の信者が祭り上げてしまったからで、冷静に観れば巨匠などではなく「ミッドナイト・ムービー」で取り上げられているようにカルト作家の一人というのが実のところだと思います。
この映画も母親からの呪縛からの解放、というオーソドックスな設定を彼らしい演出で撮っておりますが、人体欠損だったり、性器露出だったり、身障者をどんどん出したりという特色にピンとこない自分にはやや退屈。そのインパクトも前二作が凄かっただけにあまり驚きませんでした。
この題材でこう撮るのがホドロフスキーなのでしょうけど、この話が奇をてらわなければ紡げなかったのか、と考えるとはなはだ疑問。美しいラストで全肯定できる気にはなれません。
まぁ悪い作品とは言いませんが、煙に巻く演出だったり、変な音楽だったりとやはりカルト作品。ハマらなかったらイマイチです。
投稿者:こじか投稿日:2010-05-23 21:06:33
ホドロフスキーの描く人間ドラマ。
近年無性に見返したくなる。
投稿者:FFF投稿日:2009-02-01 23:53:35
物語とイメージの奇跡的融合。最後感動したのでびっくり。しかしスゴい一家やな・・・
投稿者:4531731投稿日:2007-10-13 02:14:58
隠しているものを暴かれるようなハッとしてしまうイメージの数々。そして物語の根幹を成す現在を否定し過去に生きることの恐ろしさ…

激情型両親の愛と憎悪に巻き込まれて可能性を絶たれてしまう少年。

可能性を絶たれた者の生活とは?
彼はどうやって「ひとり」で生きていくのか…??
夢を見ていられるから生きていられる人間…
ファンタジー無しでは生きていけない人間の末路とは…?

ホドロフスキーの筆致はショックとタブーに満ちているが、主人公に対するまなざしは優しい。
可能性を閉ざされた人の中に自分を見ることが出来る強さ、知性を感じます。

主人公が犯す殺害シーンは痛々しい。なぜなら、それは愛情の裏返しなのだから…

ラストはすごい寂しいけど、ひとりだけでも理解者がいることが映画を後味の良いものにしている。
あれがなかったら救いがないよw ということで万人向け。http://blogs.yahoo.co.jp/kristiancirkusjoe
投稿者:ミッチェル五郎投稿日:2007-04-08 13:17:24
「観客のために作った映画」というのはうなずける
投稿者:ZERO投稿日:2006-07-13 23:48:17
ホドロフスキー作品はみんな好きですが、この作品は分かりやすく美しく、感動的です。友達には「なんでぇ??」と言われますが、私はこの映画で泣けました。(笑)
投稿者:samurai83投稿日:2004-11-18 10:57:54
 くだらないブラックジョークで、「世界で一番幸せな人は誰?」「それは自分が世界で一番幸せだと思い込んでいる精神異常者」というのがある。結局、虚構の中でしか、完全な幸福など得られない。
 アレホンドロ・ホドロフスキーの「サンタ・サングレ」の中で、幼き頃に深いトラウマを負って心を閉ざしてしまった「フェニックス」を、知恵遅れの子供らが取り囲むシーンがある。知恵遅れの子等は、恍惚と幸せな顔をしている。或いは、世界で一番幸せな子等なのかもしれない。
 人は日常において、いったいどれだけの自由を獲得しているだろうか?「フェニックス」は、母の呪縛から逃れられないでいる。エディプスコンプレックスを克服していない彼の中で、母はまだ死んでいないのである。因果応報の如く、両腕をなくした母、母の両腕は「フェニックス」である。母の腕と成り果てた「フェニックス」に自由などなく、悪魔的に母の支配の下におかれ、次々と罪を重ねてゆく。
 彼が真の解放をみるには、母と決別しなければならない。母を殺さなければならないのだ。
 私にとっての母も、私の中では死んでいる。人はそうやって自立し、束縛から逃げえるのではなかろうか。時として、人は束縛を求める。それはあまりにも自由というものが、孤独を伴うものであるからだ。
 さよならだけが人生である。
投稿者:メタルヘッド投稿日:2002-12-17 03:44:31
三部作の中で一番わかりやすく、一番優しく暖かい作品だと思う。前の二作程じゃないですがホドロフキー的演出もあります。今までで一番映画らしくなってます。最後の終わりもいいです。
ホドロフスキー一族はみんな芸達者ですねぇ。息子のパントマイムとか。
投稿者:seiji投稿日:2001-08-05 14:23:52
ホドロフスキーの最高傑作。でも、ちょっと分かりやすくし過ぎかな。
でも未だにコレを超えるカルト映像はありません。
映画芸術の頂点といっていい。http://www5b.biglobe.ne.jp/~movie
投稿者:電脳松風投稿日:2001-03-04 23:33:12
好きなんですよ、ホドロフスキー。この作品は3つの中で一番わかりやすいと思います。でもその分考えさせるって部分がない。ただのホラー映画で終わってしまってますね。この作品のみ自分が主演せず、2人の息子を主演させてますね。
でも全体的な雰囲気。音楽の使い方。異宗教的な考え方など、やっぱりホドロフスキーなんですよね。
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