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三人の名付親(1948)

THREE GODFATHERS
3 GODFATHERS

メディア映画
上映時間107分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(MGM)
初公開年月1953/05/20
ジャンル西部劇/ドラマ
三人の名付親 [DVD]
参考価格:¥ 1,008
価格:¥ 2,557
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【解説】
 「恵みの光」(19)、「砂漠の生霊」(30)、未公開の36年版に続く、ピーター・B・カインの小説の映画化。保安官に追われる三人組の強盗が荒野のド真ん中で、身重の女を乗せた幌馬車に出会う。女は赤ん坊を産み落とすと、三人を名付け親に頼み息を引き取った。三人は赤ん坊を無事に町へ届けようと出発するが、水も無く陽に照らされるだけ彼らの道行きは困難を極めた……。アクションだけでなく、人情劇にも圧倒的な力量を見せるJ・フォードが、きめ細やかな人物描写と、西部の光景による心象描写を織り混ぜた逸品。罪を犯した男たちが幼い命を守ろうと旅する中、やがてそれが贖罪の道程へとなる寓意も含めて、実に感動的な造りになっている。“三人”に扮するJ・ウェイン、P・アルメンダリス、これがメジャー・デビューとなったH・ケリー・Jr(「恵みの光」では父ハリー・ケリーが主演していた)も熱演。74年には、TVムービー“THE GODCHILD”としてリメイクもされている。
<allcinema>
評価
【関連作品】
砂漠の生霊(1930)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
427 6.75
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【ユーザーコメント】
投稿者:bond投稿日:2016-03-29 21:42:12
異色ウェスタン。聖書色が濃い、人間ドラマ。児童愛護精神。
投稿者:黒美君彦投稿日:2013-06-22 19:51:51
【ネタバレ注意】

まず1948年の作品でありながら、映像の美しさに魅了された。デジタル・リマスターされているせいもあるのだろうが、砂漠の乾いた砂埃までもがまざまざと甦った。
クリスマス公開ということで、キリスト教的なメッセージが込められているのはいうまでもないが、ならず者たちが聖書に導かれ、そして最後に生き残ったボブことロバート・ハイタワー(ジョン・ウェイン)が、死んだ仲間たちピート(ペドロ・アルメンダリス)とキッド(ハリー・ケリーJr.)の霊に励まされながら歩き続ける姿はなかなか感動的だ。
もちろん現存しないといわれるオリジナル作品『恵みの光』(1919年)との比較はしようがないが、オリジナルで主演し前年死去したハリー・ケリー(1878〜1947)への献辞“To Harry Carey, Bright Star Of The Early WesternSky”(初期西部劇の空に輝く星、ハリー・ケリーに捧ぐ)が冒頭に掲げられ、さらに主演のひとりにハリー・ケリーの息子が抜擢されているところからも、ジョン・フォード監督の並々ならぬ本作への思い入れが窺える。

それなりに悲惨な話のはずだが、意外に水がなくともみなさほど苦しそうに見えない。そこはファンタジーだからいいんだけど。
アリゾナ砂漠の熱さが印象的な作品だ。
ジョン・フォードのお家芸、ローアングルから撮影した疾走する馬ももちろん
登場する。

投稿者:呑気呆亭投稿日:2013-05-19 12:29:44
フォ−ドはこの作品を同士であり恩人でもあったハリ−・ケリ−に「To Harry Carey,Bright Star Of The Early Western Sky」との献辞をタイトルに記して捧げている。ケリ−主演の前作「恵みの光」は原題が「Marked Men」とされ、元々の原題「Three Godfather」からより作品の意図を現わす題名に変えられていた。フォ−ドのケリ−に対する想いを表した変更だったのではあるまいか。ジョン・ウエインが時々見せる左手で右肘を触る動作も、ウエインのケリ−に寄せるオマ−ジュであるということを何かで読んだ記憶がある。そのケリ−の息子を名付け親の一人に起用して、フォ−ドは西部の砂漠を舞台に心温まるファンタジーを創作した。悪党の追跡の物語でありながら一人の悪人もいなかったという希有な作品であった。サム・ペキンパ−はこの作品へのオマ−ジュとして「砂漠の流れ者=THE BALLAD OF CABLE HOGUE」という「砂漠と水」をテ−マとした映画を撮ったのではないかと、余計なことを考えた。http://d.hatena.ne.jp/nanjakuteituisho/
投稿者:いまそのとき投稿日:2012-12-04 10:13:52
したたかな保安官と銀行強盗の町外れの出会い。軽快なテンポは前半ちょこっとまで。砂漠に逃げ込んでからが、存外にもつまらない。狙いが外れたのは、残念ながらこの映画のハイライト。極悪人3人がキリストの如きベイビーの誕生に立会う場面。別人のような聖人になって神の教えに敬虔になる。その教条色が当時の倫理観といえばそうなんだろうが、聖書の賢人伝説をペーストコピーしてて胡散臭い。ジョン・フォードらしい思想といえばそうかもしれないが。日本ではまだまだ見られなかった1948年のカラー撮影技術は素晴らしい。
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2012-10-13 16:28:27
聖書になぞらえて、赤ん坊を守ろうと砂漠越えのサバイバルを敢行する‘東方の3賢人‘ならぬ3悪人を描いた西部劇。
フォードの手堅い演出術は堪能できるものの、ご都合主義な所も散見されるし全体的に単調さは否めない。ウェインら3人の主要キャストは悪くないけど、強盗をする悪人という感じがあまり感じられず善人として目覚める後半とのギャップが生きてこない気がした。
保安官の妻役マーシュは、DWグリフィスの常連として「国民の創生」「イントレランス」などで主演を務めてきたサイレント時代の演技派スター。冒頭のケリーJRとのやりとりを見ると、かつてグリフィス映画で父親のケリーとよく共演していたことが思い起こされ、例えば1913年の「電話交換嬢と御婦人」では、犯人役のケリーと取っ組み合いのバトルをしていたものだ。フォード作品にも端役ではあるが10数本に出演しているが、中でも本作が一番大きな役であろう。
投稿者:gapper投稿日:2011-08-31 21:46:37
【ネタバレ注意】

 ジョン・フォードの人情西部劇。

 「アパッチ砦 (1948)」と「黄色いリボン (1949)」に挟まれたジョン・フォードが、特に多くの西部劇を作っていた時期の作品だ。
 冒頭に駅馬車が現れる時「駅馬車 (1939)」メロディが流れる。
 大作に挟まれたこの作品は、結構愉しんで作ったのではないかと思う。
 最初ではないが、これ以降は殆どがカラーとなる切り替えの作品だ。
 アクションよりもドラマや人情に焦点が当たっていて一味違う西部劇になっている。

 この撮影中だと思われるが、ハリー・ケリーに送られている。 (1947年9月21日永眠)
 息子のJr.が、助演でがんばっている。
 ジョン・フォードは、ハリー・ケリーを自分を一人前にした人だと恩義を感じていたらしく、その為かJr.はなかなかいい役となっている。

 パーリー保安官(ウォード・ボンド)と最初の会話で娘の話が伏線として効いていたり、バッジを見ての雰囲気の変化などさすがと言う感じだ。
 保安官の娘で子供の母親のミルドレッド・ナトウィックは、どうも老けている感じでミスキャストに感じた。
 「ハリーの災難 (1955)」のイメージが抜けないせいかも知れないが。

 ラストでの養育権については疑問だ。
 まるで保安官の孫と言うのを忘れたかのように”叔父叔母として”などとボブ(ジョン・ウェイン)が正当な養育者で保安官には無いように扱われている。
 とはいえ、肩を張らず気楽で感動できる作品だ。
http://gapper.web.fc2.com/

投稿者:uptail投稿日:2011-01-31 12:45:29
ジョン・ウェイン
投稿者:ノブ投稿日:2010-09-23 13:04:01
【ネタバレ注意】

「三人の名付け親」(監督:ジョン・フォード 107分)
話の内容は、銀行強盗3人組が、逃亡先でひょんな事から赤ちゃんを助ける話。
和やかな世間話をしているのが、保安官と銀行強盗という演出が良かった。
銀行強盗襲撃で、銀行前で拳銃を発砲して、銀行前を通る馬や馬車が少し驚いて暴れながら通り過ぎるシーンが良かった。
馬車と馬での追撃シーンが良かった。
砂地での砂嵐の中を二人が馬を引き、一人が肩を撃たれてケガをしながら馬の上に乗って、歩いているシーンが凄かった(砂が風で舞う感じ。砂煙が凄かった)。
保安官達が列車で行った2番目の貯水池の太ったおばあちゃんがとても魅力的だった(男好きで肝っ玉が太い感じが良かった)。
銀行強盗の悪党三人組が育児書を読みながら赤ちゃんの世話をするという設定がコミカルだった(悪党だけれど性根までは腐っていないという感じが上手く出ていた)。
ジョン・ウェインがゴツイ身体で泣いている赤ちゃんを抱っこしながらあやす演出がコミカルだった(泣き出して困った顔をしたりする)。
ジョン・ウェインとメキシコ人の言い争い(メキシコ人は拳銃を抜く)で赤ちゃんが泣き出した時に、メキシコ人が右手に拳銃を持ちながら左手のガラガラで赤ちゃんをなだめるシーン・演出が面白かった。
ジョン・ウェインが「ロバート・ウィリアム」と赤ちゃんを呼ぼうとすると、メキシコ人が「ロバート・ウィリアム・ペドロ」だと言って自分の名前をきちんと付けるようにいうギャグがコミカルだった。
地面がヒビ割れた塩の湖を歩いて渡る三人組のシーンが凄かった。
メキシコ人が拳銃で自殺した時に、自殺するシーンは撮らず拳銃の発砲音だけで死んだ事を示す演出が基本的だった(ジョン・ウェインが発砲音を聴いて少し立ち止まるが、その後は振り向かずに歩いて前へ進んでいく(画面手前から奥へ進むジョン・ウェインの背中越しのショット)というシーン・演出も基本的だと思った)。
聖書の言葉どおり、ロバが現れるシーンはほっとする。
ロバにもたれかかりながら、酒場にたどりついた時の演出がいい雰囲気だった(酒場ではバンドの演奏「特にピアノ弾きのおじいちゃんが良かった」で歌ったりしている。そこにジョン・ウェインが入ってきてビールとミルクを注文。ピアノ弾きがクリスマスソングを弾きだす。そこに保安官が入ってきて「拳銃を抜け」とジョン・ウェインに言ったら、ジョン・ウェインは「好きにしろ」と言いながら疲れてぶっ倒れる。客が「赤ちゃんのお父さんはお疲れ気味だ」と言うラスト。というシーン・演出)
裁判のシーンでジョン・ウェインがママデュークという名前で笑われた後、保安官を「バーリー」と呼んで笑い返す演出がコミカルだった。
最後女の人達が歌っている中、列車が街に入ってきて、ジョン・ウェインを乗せて街を出て行くというラストも良かった(列車の撮り口が良かった)
全般的に
銀行強盗する悪党が育児書を読みながら赤ちゃんを助けるという設定が、コミカルでもあり、「悪党でも性根は腐っていない」という感じも上手く描かれ、とても良かった。
出演陣も3人の強盗はそれぞれ個性が出ていたし、追う保安官もいい役者だった。貯水場の太ったおばあちゃんや酒場のおじいちゃんのピアノ弾きなど脇役も魅力的で、かなり良いキャストだった。
シーンは砂嵐のシーンや塩の湖のシーン、岩山をのぼるシーン・列車のシーンなど凄いシーンが多かった。
少し宗教色の強い演出があるけれどそれもこの作品の程よい特色になっていると思った。
ちょっとこじんまりとしている感じはあるが、演出の上手さ・面白さ、凄いシーン・広大な西部の荒地、ちょっと宗教的な感じなどが楽しめる、いかにもフォードっぽい作品。http://mamaduke.at.webry.info/

投稿者:QUNIO投稿日:2009-11-08 12:55:15
どう見てもジョン・ウェインは善人に見えないのは何でだろ? 毎回憎々しい奴って感じでどうも感情移入し難い。(現実でも嫌な奴なんだろうね)。フォードの映画ではウォード・ボンドやビクター・マクラグレンのほうがずっと魅力があって好きなのに。

この映画は名作だけどやっぱりフォードの映画によくある美談の一つなのでちょっと物足りない感じもした。
投稿者:ちゃぷりん投稿日:2008-02-05 20:51:29
昨日から観始めたが、映画のゆったりしたテンポについて行けず、49分でリタイア。立ち止まった幌馬車の周りを点検するジョン・ウェインを捉えたアングルが変だったし、もっとおかしいのは夫婦に起きた顛末を全部ウェインが台詞で説明してしまう所。
投稿者:遊乃舞寧夢投稿日:2007-04-02 07:19:21
ジョン・ウェインと喧嘩になり、右手でピストルを抜くペドロ!
・・・赤ん坊が泣き出す

と、今度は左手にガラガラを持ち、右手にピストルを持ったままあやしだす。

片やガラガラ、片やピストル、そして赤ん坊

主人公達の善と悪、愛と憎しみ・・・その間で揺れ動く人間

最も感動し、印象的なカットでした。

たまたま開いた聖書のページに記された言葉を、道しるべにするあたり、
スピリチュアリティ全盛の昨今のみならず、半世紀も前に、偶然に必然を見る、
神の意志を見る、の発想があったことを知り、興味深かったです。
投稿者:Ikeda投稿日:2005-12-02 13:06:00
三人の強盗が出てくる西部劇と言ってもドンパチが殆どない映画です。女性が西部では少なかったため大事にされていたことは当然ですが、それにつれて赤ん坊を我々以上に大事にしたようです。それがこの映画の主眼ですが、見ていてブレット・ハートの「ロアリング・キャンプでの授かり物」という小説を思い出しました。これは何回か映画化されているようですが、日本には紹介されていないのが残念です。
最初からの進行は単なる西部劇ですが、私には久しぶりのミルドレッド・ナトウィックの出産前後からが山場です。赤ん坊を抱いて砂漠をさまようジョン・ウェイン、ペドロ・アルメンダリス、ハリー・ケリー・Jrが良く描かれています。それも聖書に導かれて進むのが如何にもジョン・フォードらしいです。
ウェインとアルメンダリスの名演は当然として、ケリー・ジュニアが唄う「Streets of Laredo」は最近あまり聞かない歌なので懐かしく思いました。保安官夫妻のウォード・ボンドとメエ・マーシュもベテランらしさを見せていますが、ラストのハッピーさは矢張りハリウッド的です。
投稿者:ジャック小父さん投稿日:2002-07-25 22:52:40
ジョン・フォード一座最高傑作だと思う。いや、そうなのだ!ドーブ(ハリー・ケリー・JR)の苦労を考えると涙が出る。馬がいないのに気づく場面を撮影中、彼は失敗を重ね、ジョン・フォードに岩を投げつけられたことがあった。でもそれをよけたら、なんとメキシコの名優ピートにあたりかけた・・・・・・というエピソードが『ジョン・フォードの旗の下に』に書かれている。ぜひ読んで下さい。<忠告、ジョン・フォード一座マニア以外の人は絶対に読まないで下さい。読むのは彼に失礼です!>
dreamcity.gaiax.com/home/garywardocean2
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2001-02-16 21:45:35
 ペドロ・アルメンダリスが「ミーチャム先生の育児書に書いてあるんだよ」等
といいながら、子供の体温維持(?)かなんかのために、馬車の車輪用の黒いグ
リースを赤ん坊に塗りたくる。ウェインは「バカ、そんなことするな!赤ん坊が
死んじまうぞ」とはじめは怒っているんだけど、なんとも言えない赤ん坊の可愛
らしさに次第にハリー・ケリー・ジュニア含めて三人揃って大笑いする。あゝ、
このシーンのなんと幸福なこと!
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