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サンライズ(1927)

SUNRISE

メディア映画
上映時間90分
製作国アメリカ
公開情報劇場公開(劇場公開)
初公開年月1928/09/
ジャンルドラマ
サンライズ クリティカル・エディション [DVD]
参考価格:¥ 5,832
価格:¥ 19,800
USED価格:¥ 8,900
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【解説】
 ムルナウがフォックスに招かれ撮った、渡米後第一作。純朴な田舎の若夫婦の清い情愛を描いて、感動的な寓話を仕立てた。避暑に訪れた美女に誘惑された夫は女にそそのかされて妻を湖で殺そうとする。夫はすんでの所で思い止まるが、怯えた妻は夫から逃げ出し、ちょうどやってきた電車に飛び乗る。夫もなんとか追いつき二人はそのまま森を抜け街まで運ばれてゆく。車中で仲直りをした二人は初めての大都会で、結婚以来、最も心弾む一夜をすごし故郷へ戻る。が、乗った小舟が嵐に沈められ、妻は行方不明になる。村総出の捜索が続く中、彼の前にあの都会女が再び現われるが……。全てがセットで撮られ、様々な技巧を駆使した都会のシーンは驚異的。また後半、忠実に再現された湖が、嵐に荒れるシーンも目を見張る。このメルヘン感覚は後に、コッポラが「ワン・フロム・ザ・ハート」で妻の側にもロマンスを与え、現代的に再現してみせた。主演のゲイナーは、本作と「第七天国」で、第一回アカデミー主演女優賞を受賞。とにかく、ぶりっこっぽくて可愛らしい。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
218 9.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:クリモフ投稿日:2012-11-20 19:25:51
サイレントの最高峰ということだけのことはあり、当時の粋をすべてぶち込んで作られたのはわかるし、なるべく映像で語ろうとする試みは評価でき、また成功しているのは素晴らしいく思います。
ただ、なんというかやはり古いなぁと。そりゃ80年前の映画なんで当たり前と言えばそうなんですが、当時の功績を「古さを感じさせない」とすりかえることは自分にはできませんでした。犬がおっかけてくるシーンや、信じられないようなセットには驚く一方で、唐突な展開には少々違和感あり。まぁ期待値が高すぎたのかも。
ジャネット・ゲイナーの魅力は爆発しているので、その辺は満足。こんなにかわいい田舎娘を好演できる人は映画史上いないんじゃないか、というくらいです。反面オブライエンは役には合っているものの、辛気臭く惹かれるものはないという印象。
頭では良さが理解できるといった映画でした。うーん、やはりボンクラ映画ファンには敷居が高い作品なのか。まさにサンライズというラストは好きです。
投稿者:スティン・グレー投稿日:2010-09-09 02:28:13
オーバーラップで都会の映像や人物のアップを同時に映し出したりと、かなりモダニズム美学全開の映画です。そういう意味では、ヴァルター・ルットマンの『伯林大都会交響楽』(27)(この映画のカメラはムルナウの『最後の人』を撮ったカール・フロイント)や『日曜日の人々』(29)など、当時のドイツ映画界の最良のドキュメンタリー作品の映像編集と近しいものを感じました。ちなみにこの作品は「ドイツ表現主義」で括ることはできません。ドイツ表現主義と呼ばれる映画群は『カリガリ博士』から『朝から夜中まで』、『裏町の怪牢窟』あたり、ようするに第一次大戦敗戦後から1924年頃までの非常に政治的にも経済的にも不安定な時期に現れた美学で、ムルナウだったら『ノスフェラトゥ』が、ちょっと通ずるぐらいでしょうか。1924年以降の経済の安定期から29年の世界恐慌がくるまでのつかのまの安定期にこの作品は作られたわけで、ムルナウの作風も表現主義特有の「スタジオ構成主義」から抜け出て、農村の牧歌的な光景なんかも出てきます。表情のアップへの偏りはこの時期のドイツ映画の特徴としてS・クラカウアーが分析していたような気がします。アップが効果的に使われて、非常に速度と遠近に満ちた映画だと感じました。
投稿者:noir fleak投稿日:2010-08-31 17:48:48
いかにもサイレント映画といったオーバーな表情、しぐさなどが散見されるのは仕方ない。しかし、驚くべきシーンの連続とストーリー展開(殺人〜お祭り〜嵐〜、、、)である。飼い犬が主人の危険を感じて湖に飛び込んで追っかけてくるシーン、大昔アメリカにもあったチンチン電車の情景、写真屋の中での愉快な騒動、巨大セット等等。あの街の大遠景もセットなのか? 信じがたい。
投稿者:uptail投稿日:2010-05-04 02:48:21
演出:10
演技:10
脚本:9
音響:9
投稿者:黒津 明二郎投稿日:2008-05-17 16:21:59
これは、何とも奇妙な映画といわねばならない。何しろ妻を殺そうとするサスペンスのシークエンスは、最初の30分で解決してしまうのだから。
そして、都会でのハートフルコメディに変調して、クライマックスの嵐のシークエンスでスペクタクル的見せ場が用意されるのだ。この辺り、グリフィスの‘ラストミニッツレスキュー‘を想起させる。
実際、本作はグリフィス的王道メロドラマを革新しようとした実験作なのだろう。「最後の人」みたく、字幕を極力使わず映像だけで若夫婦を見つめていく・・・
オーバーラップの多用や巨大セットは、この本来ミニマムなテーマの映画に不必要ではあるわけだが、製作のフォックスの芸術を作ろうという力みが作用しているのか?
何にしても、キャメラと美術だけでも一見の価値はあろう。
演技陣。ジョージは微妙だが、素朴な感じのジャネットが清純な新妻を好演。
投稿者:paris1895投稿日:2008-04-03 20:49:20
映画史上もっとも美しい映画のひとつであるこの映画について、美しいと、漏らす以外に言葉はないのだが、それだけではあまりにも味家がありすぎるので、より味気ない文章にするために、言葉を連ねよう。

 この映画を語る際に、よく聞かれる言葉が、ストーリーは単調、単純、ご都合主義といった、映画がさも物語を語るための存在であるかのような錯覚をした言葉ではあるが、それは、近年のことであって、あくまでも、映画は見えない物語を記憶にとどめる行為によって咀嚼されるものではなく、見える画面によって嚥下されるものとして生まれたということを、言う必要もなく誰でも判っていることだが、あえて言わせて頂いてから、味気ない文章を始めさせて頂く。

 では、映画が表層される画面の連鎖によって、映画という存在として確立されていた時代に製作されたこの『サンライズ』を語るときに、どういった振る舞いをすれば、正しいのだろうか。

 淀川長治氏という天才は、まさに天才的に、映画を物語的にではなく、画面の連鎖による神話的なものとして体全体で覚えておられた人であり、通常の人間なら、到底出来ないことである、たった今見終わった映画の『画面』の連鎖を教えて下さい、と言えば、すらすらと答えられる人であり、その癖『物語』の連鎖を呆気なく忘れている場合が、往々にしてあり、やはり、淀川氏は映画をみるということにおいては天才だ、と確信せずにはおれない訳だが、彼のように、映画にたいして無欲に生きられぬわれわれは、せめて、近年の映画を語る際にも、『物語』のここが素晴らしい、などという映画にとっては、最も侮辱な褒め言葉ではなく、『画面』のここが途方もなく美しかったと言う事で、映画の新世紀に生きているつもりになっている愚かなシネフィルたちを、『物語』として映画に取り組んでしまおう。
 

投稿者:Ikeda投稿日:2007-02-13 12:51:43
ドイツ表現主義とは、こう言うものかと思わせる映画で、映像が本当に素晴らしいです。他の人も触れていますが、ジョージ・オブライエンの内心の動きを、妻ジャネット・ゲイナーの影をオーバーラップさせる所では慄然としました。そして鎖を切って小舟まで泳いできて犬を夫が連れ戻すあたりから段々不安になる妻。最後を含め、湖でのシーンは非常に美しく、迫力があります。
都会へ来てからの撮影も見事ですが、すべてセットというのには驚きます。これもアメリカだから出来たのでドイツでは、こうはいかないと思います。ただ、この都会での挿話は息抜きとして挿入したのかも知れませんが、コミカルな場面が多いため、前後の流れを壊しているのが感心できませんでした。。
なお、ジャネットが第1回アカデミー女優賞を取ったのは「第七天国」だとなっていますが、実際には、この映画と「街の天使」を合わせての賞というのが正しいと思います。この時の授賞式はホテルで簡単に行われ、映画1本1女優とも決めていなかったようです
投稿者:ujiki_blues投稿日:2007-01-10 08:36:37
当時の映像技術を駆使しただけあって、現在観ても素朴な驚きがあります。ストーリーは、ご都合主義満載で、ハリウッドの典型的なエンターテイメント作品ですが、まあいいと思います。妻役のジャネット・ゲイナーは確かに可愛いです。ラスト、都会の女・マーガレット・リヴィングストンが荷馬車に揺られて去って行くカットが、チャップリンの『巴里の女性』と似ていると思いました。
投稿者:さち投稿日:2006-07-27 09:17:51
よかった
投稿者:ミュジドラ投稿日:2006-05-15 20:26:16
 ストーリーは単純そのもの。字幕が必要ないくらいだ。ムルナウは『最後の人』という(ほぼ)無字幕の映画を創っている人だから、出来る限り映像の力だけで表現することをこの映画でも目指したのだろう。小スケールでシンプルな傑作だ。
投稿者:ポッパー見習い投稿日:2003-07-27 13:47:47
学校の授業で講師の人が、
「あまりに素晴らしい映画。是非何度も見るべき」
と言ってたけど、正直2、3回見ても全然面白くなかった。
セットが豪華、それだけって印象です。

すいませんタイタニック見て素直に感動したタチです;
投稿者:Ki-Adi-Mundi投稿日:2002-01-30 16:22:33
上の解説が間違ってると思うのですが・・・
この箇所です

  避暑に訪れた美女に夫を誘惑され町へ連れ去られた妻が、彼
を追って、大都会の喧騒に身を投げ込む。やがて後悔の念に
  かられた夫と再会

私の見たサンライズには夫が連れ去られるシーンなどなかった。
この解説を書いた方は本当に映画を見たのだろうか・・・。


台詞がないのに、彼らの感情が伝わってくるってすごいことだよね。
サイレントで培われたこの技術は、今はもう・・。
投稿者:しらない投稿日:2000-12-26 21:59:13
やじうまって人ルール違反ですよー。他の人のコメントに反応すんな。あほ。
赤鬼って人はおもしろくないって言っただけなのに。
別に下の人に関係ないコメントしてるじゃん。ケチつけてねーって。
やじうまとこのコメントけしといてくれたらうれしいですわ。
投稿者:赤鬼投稿日:2000-12-26 17:07:04
NHKでみたけどなんも騒ぐことない映画。
こういうの好きな人に限って実はタイタニックとか好きなんだろ。
こんなの見るなら本読めって感じ。
投稿者:Katsumi Egi投稿日:2000-12-25 22:53:08
 これはサイレントの一つの到達点といっていい素晴らしさだ。

 お話はいたって単純なのだが、技巧(オーバー・ラップ)を駆使した丹念な描写と目を見張る光のスペクタキュラーで冒頭からラストに至るまで目が離せない。

 最初に小舟から妻を突き落とすイメージのオーバーラップを見た瞬間に唸ってしまった。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 主演女優賞ジャネット・ゲイナー 
 ■ 撮影賞カール・ストラス 
  チャールズ・ロッシャー 
 □ 美術(監督)賞Rochus Gliese 
 ■ 芸術的優秀作品賞 FOX
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