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アナザー・カントリー(1983)

ANOTHER COUNTRY

メディア映画
上映時間92分
製作国イギリス
公開情報劇場公開(ヘラルド・エース)
初公開年月1985/08/01
リバイバル→-95.11→アンプラグド-2012.10.27
ジャンルドラマ/青春
アナザー・カントリー HDニューマスター版 [DVD]
参考価格:¥ 3,990
USED価格:¥ 9,150
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アナザー・カントリー

【解説】
 30年代、英国パブリック・スクールの最高峰イートン校で寮生活を送る秀才ガイは、ホモセクシュアルの性癖を寮友に咎められ復讐心を燃やす。親友ジャドの共産思想に感化され、階級闘争に踏み出すと、よりアグレッシブな行動を求め、ソ連のスパイ活動へと逸脱していく。ジャドに扮するC・ファースは素晴らしいが、同性愛と左翼思想を結びつけるコミックのような単純さに、いささか呆気に取られてしまう。舞台劇の映画化で、実話を基にしているらしい。一気に見させられてしまうことは確かなのだが。
<allcinema>
評価
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
749 7.00
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【ユーザーコメント】
投稿者:黒美君彦投稿日:2017-10-04 14:11:31
【ネタバレ注意】

1983年のモスクワで、ロシアに亡命してきた老スパイをジャーナリストが訪ねる。
彼は1930年代の欺瞞に満ちた英国での経験を語る。
英国でエリートコースといえば、かつては名門パブリック・スクールから(その頂点がイートン校)オックスフォード大かケンブリッジ大学に進み、外交官になることだった。
主役のガイ・ベネット(ルパート・エヴェレット)はフランス大使を夢見ているが、そうしたキャリアを磐石にするには、パブリックスクールの寮の「代表」を務めることが肝要だった。しかし彼は、ジェームズ・ハーコート(ケイリー・エルウィズ)と禁じられた同性愛に陥る…。

スマートな美青年たちが多数登場することもあって?公開当時大きな話題となった作品。
共産主義者のトミー・ジャッドを、当時24歳のコリン・ファースが演じているのも見どころ。
当時のパブリック・スクールの“伝統”と、エリート同士の醜い争いが耽美的に描かれる。
下級生は上級生に絶対服従で、主要な上級生には下級生が専用の世話係(ファグ)として従う。可愛い下級生は当然毒牙にかかるので、ガイもまた幾多の上級生から慰め者にされてきたことが窺われる。

それにしても夜のボートで抱き合うガイとジェームズの姿は美しい。映像の上ではあくまでプラトニックで、それ以上の行為は描かれないから、かも知れないが。
性的なほのめかしは随所で見られる。尻への鞭打ちの場面でも、どこか加虐的なイメージが払拭できない(ちなみにこの「鞭打ち」という体罰は、1999年に完全に禁じられるまでどこかで続いていたらしい)。また、寮長候補となるファウラー(トリスタン・オリヴァー)が下級生に角の形をした容器を磨かせるシーンは、当然そうした意味が込められていると見るべきだろう。

ガイ・ベネットは、実在の二重スパイ、ガイ・バージェス(1910〜63)がモデルだというが、年代も含めて大きく史実から離れているのも事実だろう。保守的な英国エリートに嫌気が差し、コミュニストになったケースは恐らく少なくなかったのではなかろうか。そこにこうした同性愛をめぐる葛藤があったかどうかは知る由もないが…。
抑えた筆致、そして音楽がいい。若き美青年たちが活き活きと描かれた英国らしい作品である。

投稿者:sachi823投稿日:2013-01-20 20:23:20
英国パブリックスクールが舞台の作品は、
高いインテリジェンス、高貴さ、
鼻持ちならない傲慢さを感じます。
この作品も例外ではないのですが、
後に祖国を売る主人公が非常に美しく、ふたりが寄り添う場面は
瞳が輝くまるで少女漫画のようでした。
マルキストの青年も登場し、当時の社会情勢を
理解しておればさらに興味深い作品かと思います。
投稿者:SECOND_STAGE_LENSMEN投稿日:2012-11-23 04:34:37
大学を卒業した青年たちのその後という点で、2012年公開の『裏切りのサーカス』を続けて観ると面白いかもしれない。

http://movieandtv.blog85.fc2.com/blog-entry-372.html
投稿者:映画好き?投稿日:2006-08-27 03:45:07
この映画があったからこそ、今流行りのお耽美パブリック・スクール小説があると言っても過言じゃないでしょう。

特権階級の少年達が通う、閉鎖された空間の寄宿制学校。
そこでの幹事や代表選出に至る、生徒自治会内部の権力闘争と、それを駆使し、上手く泳ぎ渡りながらも、反対派に知れたらタダでは済まない恋心を抑えられない主人公。そしてその後の人生への影響・・・。

今や簡単に旅行できるイギリスでも、実際には絶対に見られない世界だからこそ、こんなに興味深く見れるのかもしれません。
投稿者:gaji投稿日:2005-05-16 23:38:12
コリン・ファースの声にふるえた。
25歳くらいでしょ?あんなに渋い声ってずるい。
ルパート・エベレットの甘くて美しいこと!
投稿者:JJ投稿日:2003-04-11 15:20:33
この主人公が、後にソ連のスパイ活動へと逸脱していったということと、
このイートン校内の制度をある程度知らなければ、どうもピンとこない。
イートン校内で代表、議員、幹事になることがどういう意味があるのか、
それらの地位や立場とは、どんなモノなのか、
そのあたりの説明は映画の中では、出てこないので、
ことの重大性が全くわからなかった。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールマレク・カニエフスカ 
 ■ 芸術貢献賞ピーター・ビジウ(撮影)
□ 脚色賞ジュリアン・ミッチェル 
【レンタル】
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