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仕立て屋の恋(1989)

MONSIEUR HIRE

メディア映画
上映時間80分
製作国フランス
公開情報劇場公開(デラ)
初公開年月1992/07/17
ジャンルドラマ
僕は君を恨んでないよ。死ぬほどせつないだけだ。
仕立て屋の恋 -デジタルリマスター版- [Blu-ray]
参考価格:¥ 5,076
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【解説】
 殺人事件の容疑者として、仕立屋のイールという男が浮かんだ。だが彼こそは、真犯人を知る唯一の人物だった。向かいのアパートに暮らす、アリスという女性をのぞき見しているときに、殺人事件を目撃してしまったのだ。アリスは彼が何処まで知っているかを確かめようと接近してきたが……。「髪結いの亭主」が日本でもヒットしたP・ルコントの前作。
<allcinema>
評価
【関連作品】
髪結いの亭主(1990)
【ユーザー評価】
投票数合計平均点
18135 7.50
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【ユーザーコメント】
投稿者:アキ投稿日:2014-01-16 20:42:57
主人公を変態異常者と見るのも勝手だが、人生の様々な体験・経緯からこうなってしまうのもありと思えるのだ。いつも黒いスーツに黒いネクタイ、非社交的で口数が少なく、無表情である意味不気味。女性に対して異様なほどの潔癖症。しかしいったん恋したら、相手の思い・感情に関係なく一途に自分のワールドを築いてしまう。何を隠そう、学生時代の自分を見るような思い。相手の反応を良く見ていれば、期待できないことはわかるのに、やむにやまれぬ恋心なのだ。結果は手ひどい失恋の痛み・苦しみが待っているというのに。他人事とは思えない、ありうる人生を味あわせてくれたルコント監督有難う。
投稿者:sachi823投稿日:2013-11-16 09:38:14
人生にあくまでも自由なフランス映画らしい感触の作品。
恋愛を語るときのこの国の自由さや雄弁さは
他の国では見られないもので、
その大らかさに見る人は共感してしまいます。
この監督は様々な愛のエッセンスを凝縮した形で示して、
観客に提供しているように感じます。
「髪結いの亭主」のほうが好きですけれど
この作品も捨てがたいです。
投稿者:笑えないせぇるすまん投稿日:2012-04-11 21:09:05
観た者はなんと言ってもラストの一連の展開のインパクトが強く心に残るに違いない。彼女に渡した救う為の片道切符、しかしまさかあのような方向に物語が進むとは、このタイトルからは想像もできないようなエンディングは確かに必見。最後の一瞬スローモーションになって彼女と目が合う演出は素晴らしい。

またスケート場で倒れた主人公の姿は何とラストシーンと同じ構図になっているのも大事な点だ。

物語のスピードがかなり緩やか、悪く云えばテンポが悪く、特に前半は観客を引き付ける引力が乏しい。これが残念。短い映画なのに少し間延びしているように感じてしまう。

ちょっと理解しがたい登場人物ばかり。それなのにこの映画は切なさや虚しさを味合わせてくれる。そこには人を愛することは傷つけないことと思っていた主人公が裏切られることに起因しているのかもしれない。
投稿者:いまそのとき投稿日:2011-11-17 14:27:24
覗きと痴漢のほとんど変質者。このイールという主人公、恥ずべき男だ。演じるのは、仮面のような表情のM・ブラン。意外なのは、この特異な主人公の生涯一度の恋が、頑なで孤独な人生を浮き彫りにして行くのだ。最後。イールの手紙と鍵で終えた所で女の裏切りを想定していなかったことが分かる。ルコントが拘った結末だろう。そのひたむきな想い。陰鬱で哀しい胸に残るラストだ。
投稿者:TNO投稿日:2011-03-21 22:38:56
この根暗の主人公(ミシェル・ブラン)には、感情移入しづらい。しかし、自分の同年代の男性が若い女性に惹きつけられる気持ちは理解できる。何ともジメジメした映画だが、この1点だけで十分評価できる映画だ。しかし、自分が20代以前であれば、この映画に興味を持つことは、かなり困難であったろう。恩を仇で返してきた女(サンドリーヌ・ボネール)に、手紙で仕返しするところで、少しは救われた気がした。覗きとストーカーのところで流れる音楽が良い。覗く側と覗かれる側の位置関係は、ヒッチコックの"裏窓"そのもの。高い所から落下する途中で他人と目が合うのも、ヒッチコックの作品にありました。("めまい"だったでしょうか。)
投稿者:こじか投稿日:2010-12-26 22:07:29
ルコント作品では一番好き。
投稿者:gapper投稿日:2009-11-18 14:27:56
 前半は、アングルに凝っていたり、赤いトマトに青いスカートと映像的に鮮やかであり、サスペンスの雰囲気があったりと好みだ。

 後半になると、それまでの説明や結末への必要な展開で興味が薄れる。
そもそもが、風変わりな性癖がベースでありパトリス・ルコント監督なので仕方がないことだが。
最近見た、ヨーロッパ作品は「悲しみのトリスターナ」「毛皮のビーナス」「髪結いの亭主」「歓楽通り」など、おかしな性癖を持つ主人公ばかりで辟易した感じだ。

 前半のまま、サスペンス仕立てで作ってあれば大変好みの作品になっていただろうが、残念。
 恋愛映画としても「めぐり逢い」「逢びき」「慕情」を懐かしく感じる。
投稿者:msang投稿日:2009-08-11 00:52:32
パトリスルコントは敬遠していた時期があったのですが、最近見直していました
この映画は最高です いろいろ言いたくなることもあるけど、音楽と情感の流れるままに身にしみる映画でした
投稿者:SHELTER PEOPLE投稿日:2008-12-01 08:38:44
凄く良かったぁ
投稿者:bond投稿日:2005-09-28 12:50:55
のひたむきさか?
投稿者:カラフル投稿日:2005-08-23 23:50:20
切ない映画好きの俺としては、最高な作品でした。キャッチコピーにもあった、あの台詞はほんと良い!めい台詞です。
投稿者:william投稿日:2005-04-16 23:18:09
まるで「勝手にしやがれ」のような展開だ。だが裏切られても恋をした女性を愛し続けようとする男の純情さは儚くて美しい。そして僅か80分以下の上映時間の中でこれだけの密度の高い恋物語を作り上げたのは、パトリス・ルコント監督の妙技であろう。
投稿者:Tom投稿日:2005-03-01 08:01:23
ラストシーンがいいね。ポストヌーベルバーグの俊英の一人としての
才能を見せたね。つまり敬愛する作家ヘノオマージュを捧げることを忘れない。
マックス・オフェルスの『快楽』の第三話からの女性が飛び降り自殺を図る主観ショットそのままだったね。
投稿者:ふじこ投稿日:2005-01-26 11:37:47
一つ間違えば気色の悪いストーカーものやサスペンスオンリーになってしまいそうなのに、流れてくる独特な音楽などすばらしい演出によってとても切ない恋の話に仕上がっているのは実に巧い。
決して全裸シーンがあるわけでないのにすごく官能的でもある。

アリスがひどい女だなとか思っていたが、彼女も恋に一途であり、それ以上にイールがアリスを思う気持ちも一途で、そして限りなく切ないほど純粋だった気がします。
この作品を観た女性よりも男性のほうが切なさが倍増するかもしれないな。
投稿者:さち投稿日:2004-08-12 06:19:17
最高
投稿者:4531731投稿日:2003-11-16 23:00:00
 むかし、ハリウッド系ばっか見てた頃に見て、この監督はなんて残酷な人なんだと思った。はぐれ者が死の一歩手前に見た夢。その悲しさが前面に出てて痛い。ラストは惨いけど男の届かない、というか届かなくてもいい、分かってるし。ていう想いがせつない。
投稿者:JJ投稿日:2002-06-25 10:21:02
この映画、ものすごく切なくて、悲しくて、可哀想なんだけれど、おもしろい。
おもしろいと表現すると言葉が不適切な気もするけれど、ストーリーの展開にどんどん引き込まれていった。
仕立て屋の中年男が、窓から見える向いのアパートに住む若い女性に恋をする。といっても彼は毎日窓から眺めるだけ。まさに、ストーカーそのもの。最初は、中年男のストーカー話?と気持悪がって観ていたのだが、だんだんサスペンス性&ドラマ性が強まってきて、気がついたら目が離せなくなっていた。
それにしても、せつないお話・・・。
投稿者:ゆき投稿日:2001-10-15 21:56:16
 好きな作品です。「髪結いの亭主」も以前見ましたが、こちらの方が好みです。
見方によっては、他人の生活を覗き見るのは犯罪の域に入っているのかもしれませんし、ストーカーめいている、とも言えますが、こんな恋愛があってもいいのではと思いました。両想いばかりが恋愛とは言えないと思うので・・・
またいつか見たい作品の1つです。
投稿者:Ding投稿日:2001-07-19 03:03:01
最高の映画です!
原作の『イール氏の婚約』はとても読めたものではありません。原作より素晴らしい映画というのは少ないような気もします。
主人公のヴァチェラーであるイールはきわめて魅力的です。
日々、人の顔色ばかりうかがい、自分の社会的な地位と人間関係のバランスばかり考えて生きる日常生活も大いに結構です。しかし、人生には何かもっと大切なものは無いのでしょうか?
その問いを痛々しいまでに投げかけてくれるのが主人公イール。
その刃の切れ味を感じるほどに、まだみなさんの心には肉としての人間性が残っているでしょうか?
現実の人生はすべてがアブノーマルではないでしょうか。ではノーマルと呼べるものがあるはず。勉強のできる人にとっては、できない人間はアブノーマルに思えるし、逆に、一部のエリートは凡人にとってはアブノーマルにうつることもある。
ある人の恋愛というのは、同時に他の人にとってはアブノーマルではないでしょうか?
そう、この世に、およそ人間の営みにノーマルという場所は存在しません。
偏見なしにこの映画を見て欲しいです。そしてしばらくはその苦しみを分かち合ってみて下さい。

投稿者:ドトウ投稿日:2001-06-29 20:57:48
ルコントの恋愛作品は、本作や「髪結いの(ヒモ?)亭主」、最近では「橋の上の娘」にみられるように、通俗的でないどこかアブノーマルな印象のものが多いですよね。ですからこういったシナリオでは、感情移入して共感しようとする必要はないんじゃないですか。私だって感情移入など出来てませんよ。出来たら逆に怖いかも(笑)。本作の主旨に恋愛哲学とか人間の尊厳においての普遍的な答えを求めるのではなく、あくまで"イールという男によるアブノーマルな純愛"を中心に描いていると割りきるべきだと思います。

ということで、私はこのシナリオを"一つの恋愛の形"としてサラっととらえ、勧懲にこだわっていませんでした。代わりに着目したのは、このネガティブなシナリオがルコントの手腕によってどう映像に反映されるかです。その点で、シナリオを説得させるだけの映像が十分伴っていたことに満足しているという訳です。その映像がどうだったかは、簡潔には一つ目のコメントにある通りです。

しかし、絶対シナリオ無視主義な訳ではありません。例えば「トラフィック」にみられたように、麻薬という影響力のある社会問題をあれだけ克明に描いておきながらのあの無責任極まりない終局には断固反対です。
投稿者:ドトウ投稿日:2001-06-28 08:18:21
好きな作品の一つ。

排他的な暮らしをする独身の中年男、イール。そんな彼の陰鬱な純愛を、冷めた映像空間をもって、ドキッとするほどクールに演出している。無難な終局に逃げていない所もまた強烈。観る者の映画倫理に迎合しない彼の姿勢は貴重です。

素晴らしいというのは間違い? ……根拠無しの暴論ですね。
投稿者:こまこ投稿日:2001-01-02 12:10:38
 あの,空が澱んで,鳥の亡骸を河に捨てるシーンが忘れられません。
ルコントの作品を見るといつも思うのですが,ルコントを見習えハリウッド!
俳優が若くなくても,美男でなくともこんなに美しい映画が取れるのですよ!
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ パルム・ドールパトリス・ルコント 
■ 音響賞Pierre Lenoir 
  Dominique Hennequin 
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