DVD 狂言劇場 その壱 野村万作+野村萬斎

発売日 2005/03/16
税込価格
\6287
色彩カラー
収録時間約120分
レイヤー片面1層
アスペクト16:9/LB
音声
  • 1. ドルビーデジタル / ステレオ
メーカー
販売元 コロムビアミュージックエンタテインメント
発売元 WOWOW
収録内容
  • 1. 「三番叟」野村萬斎 「翁」という儀礼曲の中で、狂言方が勤める役が三番叟である。古風な様式を留める神聖な曲で、日本芸能の神髄とも言うべき究極の舞。野村家の三番叟には洗練された鮮やかな切れ味がある。 舞踏・ダンスにも通じる宇宙的な世界観を持ったこの曲を、野村萬斎が舞う。必見である。
  • 2. 「鎌腹」野村萬斎 「三番叟(さんばそう)」 「鎌腹(かまばら)」 怠け者の太郎が妻へのあてつけに自分の腹を切って死のうとする、その一部始終をシテが独演する。 妻も仲裁人も見ていないところで一人、何度も腹を切り損なう太郎。 まるでベケットの戯曲を思わせる無目的な行為の繰り返しが、人間の愚かしさを際立たせる。 古典狂言としては特異な、不条理さを感じさせる作品である。
  • 3. 「能楽囃子(のうがくばやし)」 能楽の様々な囃子のエッセンスを特別に組み合わせて演奏、演奏者の息遣い・掛け声によって生まれる自在な間の伸縮、躍動感。 能楽囃子の音楽としての魅力が存分に楽しめる。
  • 4. 「川上」野村万作 吉野の里に住む盲目の夫は、川上の地蔵に参籠した甲斐があって目が開くが、地蔵のお告げには「連れ添う妻は悪縁ゆえ離別せよ」という条件があった…。 人間と運命の対峙を鮮やかに描く、狂言の異色の名作。四十分弱の作品ながら、長編の演劇に匹敵するほどの緊密感に満ちたドラマ性があり、かつて日本の戯曲のベスト3に挙げられたこともある。 狂言界の至宝・野村万作の叙情に満ちた演技が堪能できる。
販売情報
株式会社スティングレイ