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アンジェイ・ワイダ 

Andrzej Wajda

■生年月日 : 1926/03/06
■出身地 : ポーランド
■没年 : 2016/10/09
■第二次世界大戦中はレジスタンス活動に従事、戦後は絵画を学び(美術に関心を持ったきっかけは日本美術だったとか)つつ、国立映画大学演出科に入る。助監督を経て54年の「世代」で監督デビューを果たす。続く「地下水道」、「灰とダイヤモンド」とあわせて“抵抗三部作”と呼ばれ、反ナチズムを核に据えつつもスターリニズムによるポーランドの悲劇を暗示したものだった。以後は文学の映画化や虚空の世界を描くようになるが、81年の戒厳令で映画人協会会長の座を追われ、祖国での映画製作ができなくなり、フランスやドイツの協力で作品を撮りつつ、86年の「愛の記録」でポーランド映画界に復活した。一度目の結婚で二人の娘がいる。16年10月、病に伏していたが90歳でこの世を去った。

【フィルモグラフィー】
残像 (2016)脚本/監督
ワレサ 連帯の男 (2013)監督
菖蒲 (2009)監督/出演
カティンの森 (2007)監督/脚本
仕返し (2002)<未>監督/脚本
パン・タデウシュ物語 (1999)監督/脚本
聖週間 (1995)脚本/監督
ナスターシャ 〜ドストエフスキー「白痴」より (1994)監督/脚本
鷲の指輪 (1992)脚本/監督
コルチャック先生 (1990)脚本/監督
パリ・ストーリー (1988)<TVM>監督
悪霊 (1987)脚本/監督
愛の記録 (1986)監督/脚本
ドイツの恋 (1983)監督/脚本
尋問 (1982)製作総指揮
ダントン (1982)脚本/監督
鉄の男 (1981)監督
ザ・コンダクター (1980)<未>監督
ヴィルコの娘たち (1979)監督
麻酔なし (1978)<未>監督/脚本
大理石の男 (1977)監督
THE DEAD CLASS/死の教室 (1976)監督
約束の土地 (1974)監督/脚本
婚礼 (1973)監督
白樺の林 (1970)監督
戦いのあとの風景 (1970)脚本/監督
蝿取り紙 (1969)<未>監督
すべて売り物 (1968)脚本/監督
 (1965)<未>監督
二十歳の恋 (1962)監督
サムソン (1961)<未>脚本/監督
夜の終りに (1961)監督
灰とダイヤモンド (1957)脚本/監督/原作
地下水道 (1956)監督
世代 (1954)監督
【ユーザー評価】
【ユーザーコメント】
投稿者:Normandie投稿日:2016-10-11 21:58:02
名作は数あれど、個人的には「鉄の男」が好きでした。
あなたに会えて良かった。ゆっくりおやすみなさい。
投稿者:HABBY投稿日:2016-10-11 09:57:57
名匠。大の親日家。抵抗三部作を含め、どの作品も食い入るように見つめ、そして堪能させていただきました。EUの可能性を最後まで信じておられたとかで、その胸中や深く得心するところであります。合掌。どうぞ安らかにお眠りください。
投稿者:Bava44投稿日:2009-05-20 22:52:05
第二次世界大戦中はロンドン亡命政府側の国内軍のメンバーで、父親はカティンの森でソ連軍に殺されている。社会主義時代は、国民に影響力のある芸術家であるが故に当局から快く思われていなかったという。

巨匠と言われるだけあって、ロマン・ポランスキ、イエジー・スコリモフスキ、アンジェイ・ズラウスキ(ジュワフスキ)あたりはワイダの影響下にある。尚、映画大学入学前の美術学校時代の同期にヴァレリアン・ボロヴツィクがいるという。世界狭いぞ。
ポーランドの監督はヴォイチェフ・イエジー・ハスや『尼僧ヨアンナ』を作っているイェジー・カヴァレロヴィチを含め(日本人から見て)何か屈折した映画を作る人が多いように思う。それはおそらくカトリック的な要素なのだと思うのだが、ワイダの作風にもそんなところがあって、彼の作品を理解することを難しくしている。また、ポーランド映画は自国の歴史を反映した映画を作る傾向が強く、またその歴史が外国人には理解しにくい。そのためポーランド映画は難解である。

日本未公開・未ソフト化の長編劇映画
59年「ロトナ」 ユニット“カドル”製作
61年「サムソン」 ユニット“カドル”製作 アンジェイ・ズラウスキー(ジュワフスキ)が助監督。
62年「シベリヤのマクベス夫人」 ユーゴスラビア映画。ニコライ・レスコフの「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の映画化。同作はソ連ではロマン・バラヤン監督がペレストロイカ期に映画化している。
67年「天国への門」 イギリス・ユーゴスラビア合作 イエジー・アンジェイェフスキ原作
72年「ピラトと他の人たち」 西ドイツ映画 原作はミハイル・ブルガーコフの「巨匠とマルガリータ」。
76年「影なす境」 イギリス・ポーランド(ユニット“イックス”)合作。ジョゼフ・コンラッドの「シャドー・ライン」の映画化。
96年「Panna Nikt」
02年「Zemsta」 ロマン・ポランスキー主演

それから短編であるが68年にテレビ放映用にスタニスワフ・レム原作脚本のSFブラックコメディ「部品の寄せ集め」を作っている。
尚、社会主義時代のポーランド映画はすべて国営であるが、55年からユニット制が採られ、ある程度まで自主運営が可能になり、おそらくユニット間で映画の質の競争が行われたと思われる。これは面白いことなので特に記載する。

ポーランド映画については以下の文献を参考にしている。
マレク・ハルトフ著 「ポーランド映画史」(2006:凱風社)
ヴァンダ・ヴェルテンシュタイン編「アンジェイ・ワイダ自作を語る」(2000:平凡社)
ボレスワフ・ミハウェック著 「静かなる炎の男 アンジェイ・ワイダの映画」(1984:フィルムアート社)
「世界の映画作家34 ドイツ・北欧・ポーランド映画史」(1977:キネ旬)

(追記)
ワイダの失敗作と言われる「ロトナ」を観賞した。ナチス・ドイツのポーランド侵攻を背景に、死を呼ぶ名馬ロトナに魅了され、次々と死にゆくポーランド人騎兵隊を描いた作品である。まるでエドガー・アラン・ポー作品のような粗筋だが、実際は屈折した見方の戦争映画と考えていい。ワイダはブニュエル映画が好きらしいが、この映画などはそれに近いと思う。

監督の最高傑作である『灰とダイヤモンド』の翌年に作られた初カラー作品なので、演出にはかなり力が入っているが、馬を中心に据えたことによって焦点が定まっておらず、何を描きたいのかよく分からない映画になった。監督自身も失敗作としている。『灰とダイヤモンド』と同様の、全てを内包する映画を作ろうとして失敗したという感じ。
投稿者:KUROSYOU7投稿日:2006-06-12 15:07:55
こういう人をちゃんと紹介している映画会社と翻訳家もえらい。
ポーランドってポーランド語なのか?
なぜポーランド語を?
おもろい。
【受賞履歴】
(■=受賞、□=ノミネート)
□ 特別賞 
■ 特別表彰 
■ パルム・ドール鉄の男 
□ パルム・ドール麻酔なし 
■ FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞大理石の男 
□ パルム・ドール戦いのあとの風景 
□ パルム・ドール蝿取り紙 
□ パルム・ドール 
■ 審査員特別賞地下水道 
■ 功労賞 
■ 国際映画評論家連盟賞灰とダイヤモンド 
■ アルフレード・バウアー賞菖蒲 
■ 金熊名誉賞 
■ 特別賞 芸術性、独創性を賞して
■ 名誉賞 
■ 生涯功労賞 
■ 監督賞ダントン 
■ 生涯功労賞 
【ソフトリリース】
・先行情報
【洋画】
  商品名  発売日  税抜価格  
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【評価】
作品名投票数平均
【監督】
地下水道7 8.14
灰とダイヤモンド11 7.73
【原作】
灰とダイヤモンド11 7.73
【脚本】
灰とダイヤモンド11 7.73
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