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 「黒津 明二郎」さんのコメント一覧 登録数(563件)rss
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[331]スーパーマン
 佳作黒津 明二郎2007-08-18
 
気恥ずかしくなるくらいのストレートなヒーロー譚だが、豪華なキャスト・スタッフ・セットなどで見応えのある映画となった。 それまでB級扱いだったアメコミヒーローの映画を大・・・
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気恥ずかしくなるくらいのストレートなヒーロー譚だが、豪華なキャスト・スタッフ・セットなどで見応えのある映画となった。 それまでB級扱いだったアメコミヒーローの映画を大作にして蘇らせた、その功績は大きいだろう。それは現在の「スパイダーマン3」まで連綿と受け継がれているのである。 また、同時撮影の2部作構成も当時としては珍しかった。しかも1・2作目なわけだから、ヒットするかどうかわからない中でのバクチだったわけだ。普通は「マトリックス」シリーズ・「パイレーツオブカリビアン」シリーズなど、1作目の大ヒットで2・3作目を同時に作るのが常識であろう。 演技陣。リーブ・キダーは3流役者だけど、本シリーズではやっぱりいい。ハックマンやブロンドも存在感を見せ付けるが、ビーティとペリンもなかなかだ。
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[332]オズの魔法使
 秀作黒津 明二郎2007-08-05
 
三原色のテクニカラー初期のファンタジーミュージカル大作だ。 けっこう書割が目立ったり意外に狭いセットと空間的な広がりに欠けるし、クライマックスもあっさり風味と、最近・・・
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三原色のテクニカラー初期のファンタジーミュージカル大作だ。 けっこう書割が目立ったり意外に狭いセットと空間的な広がりに欠けるし、クライマックスもあっさり風味と、最近のCGファンタジー映画に比べると物足りないところもあるけど、逆にクラシックな品位があっていいと思う。 また、特殊効果や美術の素晴らしさも凄い! 同年に作られた「風と共に去りぬ」同様、本作も監督交代やら事故やらトラブルがかなりあったようだ。だから、フレミング作品というよりルロイ作品といったほうが実態に近いのではないか。まあ、そのルロイにしてもMGMの雇われにすぎないのだが・・・ いずれにしても、こんな代物を戦前に作ってしまうアメリカに挑んだ日本は愚かも甚だしい。 演技陣。ガーランドは健闘、三人組ではバートがいい。
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[333]ロミオとジュリエット
 傑作黒津 明二郎2007-08-04
 
シェークスピアにあくまでも忠実な作りで、独自性はあまり感じないが、やはりシェークスピア物の中では最高峰であろう。 何といってもオリビアである。彼女の可憐でいてしかも・・・
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シェークスピアにあくまでも忠実な作りで、独自性はあまり感じないが、やはりシェークスピア物の中では最高峰であろう。 何といってもオリビアである。彼女の可憐でいてしかもその中に官能性を漂わせたその容姿は素晴らしいものがあるのだ。 そしてロータのスコアがこれまた見事な出来栄えだ。けっこうな回数かかるのだが、気にならない。名曲とはそういうものなのである。また、サンティスのキャメラも中間色を生かした映像でいい。 フランコ監督にとって、ここまでお膳立てが揃えば楽勝だろう。文句なく彼の代表作になった。 演技陣。ホワイティングもいいが、乳母役のパットが印象に残る。
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[334]ナポレオン
 佳作黒津 明二郎2007-07-29
 
これは、全くとんでもない代物である。確かに内容は大味もいいとこなのだが、その過剰なまでのビジュアルには現在でも圧倒させられるのではなかろうか? 20年代において、ガン・・・
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これは、全くとんでもない代物である。確かに内容は大味もいいとこなのだが、その過剰なまでのビジュアルには現在でも圧倒させられるのではなかろうか? 20年代において、ガンスはラング・シュトロハイムに並ぶ怪物だったのだ。彼は、後に「世界の終わり」なる隕石衝突(!)を描いたSFスペクタルを撮っているし、ピーターパンの映画化も考えていたらしい。正にスピルバーグやブラッカイマーの先駆者だったわけである。 本バージョンでは、一部だけしか三画面にならないがオリジナルでは全編にわたって使用されており、手持ちキャメラ・ディゾルブ・イメージカット・着色画面などと相まって今時のMTV的映像を狙っていたのであろう・・・昭和2年に! 現にガンスは、‘受動的な観客に参加させる‘と語っている。また、見分けがつかないという批判には、オーケストラを引き合いに出して反論している。ポリビジョンという言葉は、ポリフォニーつまり‘多重音声‘からきているのである。 演技陣。デュードネは面構えがいい。
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[335]容疑者
 凡作黒津 明二郎2007-07-21
 
原題は「海辺の街」であり、かつては賑わった行楽地が今ではすっかり寂れているその風景描写がいい。ただ、それだけの映画である。 実話の映画化らしいが、地味なシリアスドラ・・・
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原題は「海辺の街」であり、かつては賑わった行楽地が今ではすっかり寂れているその風景描写がいい。ただ、それだけの映画である。 実話の映画化らしいが、地味なシリアスドラマでありながら娯楽的サスペンスやら恋愛やら方向が定まらない演出がよろしくない。 ジョーンズ監督は、「メンフィスベル」「ドクハリウッド」「ボーイズライフ」辺りまでは良質なドラマ作りに長けた人だったが、「ジャッカル」がコケてからはどうも迷走中のようだ。最新作「氷の微笑2」に至っては、どうしてこんな仕事を引き受けたのだろうか? 演技陣。デニーロはもっさり演技でイマイチ、ズンザ・フォーサイスは出番は少ないながら印象的、儲け役のフランコがいいが、ダシュクのリアルさも捨てがたい。
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[336]ブラック・レイン
 佳作黒津 明二郎2007-07-14
 
内容的には明らかにB級クラスの刑事アクションではあるが、大阪を捉えた映像美や役者陣の充実・ジマーの安っぽいながらも魅力的な80年代スコア(坂本龍一風のサウンドもある)・・・
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内容的には明らかにB級クラスの刑事アクションではあるが、大阪を捉えた映像美や役者陣の充実・ジマーの安っぽいながらも魅力的な80年代スコア(坂本龍一風のサウンドもある)となかなか悪くはないと思う。 この映画を考える場合、優作よりもスコットよりもまずは製作のジャッフェ・ランシングのコンビによる「危険な情事」「告発の行方」に続く流れを知っておく必要があるのではないか。要するに、当時におけるトレンドをあざといまでに反映した作品群だということなのだ。 それにしても、手がかりとなるスパンコ−ルのくだりは「ブレードランナー」を意識したニヤリとさせるものだったねぇ〜 演技陣。ダグラス・健はいつも通り。優作はやはり凄いし、若山・力也の迫力も負けてないが、今回見直して意外に良かったのがガルシアの‘軽さ‘である。
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[337]カーズ
 凡作黒津 明二郎2007-06-30
 
「ドクハリウッド」を思わせる‘車再生‘の物語だ。 CGアニメで、ここまで大人向きのドラマ仕立てにしたその意気は買うが、やはり車の擬人化という設定では無理があった。どうに・・・
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「ドクハリウッド」を思わせる‘車再生‘の物語だ。 CGアニメで、ここまで大人向きのドラマ仕立てにしたその意気は買うが、やはり車の擬人化という設定では無理があった。どうにもキャラが立たないのである。それに室内シーンは、寂れた田舎らしくみすぼらしくするべきだろう。 相変わらずCGのクオリティは素晴らしいが、ピクサーに期待するのはそれだけではないはずだ。
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[338]夜と霧
 佳作黒津 明二郎2007-06-24
 
歴史的意義はあると思うが、いかんせん短い・・・ それでも、「シンドラーのリスト」よりは見る価値のある作品だろう。
  
 
[339]小さな目撃者
 佳作黒津 明二郎2007-06-23
 
B級感覚あふれるストーリーだが、アクションなど要所要所には金かけてる拾い物の娯楽作。 ホテルのセットなど明らかに安っぽいのだが、その分クレーンやステディカム・ヘリカム・・・
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B級感覚あふれるストーリーだが、アクションなど要所要所には金かけてる拾い物の娯楽作。 ホテルのセットなど明らかに安っぽいのだが、その分クレーンやステディカム・ヘリカムなどの高価な機材を惜しげもなく使用したり、クライマックスの「ザ・ロック」ばりのチェイスシーンなどに資金を注ぎ込んだりと、アクションファンには最適の‘プライマリーバランス‘だと言えるだろう(笑) マースの演出も職人的な冴えを見せるが、本作は明らかに米市場を意識したオランダ・ドイツ合作映画であり、にもかかわらず米ではビデオスルー・・・そのワケは映画を見ればわかります(苦笑) 演技陣。ハート・ブラウンは微妙、ティリー・リアリーは悪くないが、「ファンタスティックフォー」のチクリスが印象に残った。
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[340]ゾディアック
 佳作黒津 明二郎2007-06-22
 
冒頭の会社ロゴ、ワーナーとパラマウントそれぞれ昔風のアニメーションしないバージョンになっている。これでグッとくる人は、かなり気に入ってもらえると思う。 これは、70年・・・
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冒頭の会社ロゴ、ワーナーとパラマウントそれぞれ昔風のアニメーションしないバージョンになっている。これでグッとくる人は、かなり気に入ってもらえると思う。 これは、70年代映画に対する限りないリスペクトを吐露した、地味な社会派ミステリードラマだ。音楽担当は懐かしのD・シャイア!言うまでもなく「大統領の陰謀」が真っ先に連想されるが、ピアノが印象的な本スコアを聞くにつけ「カンバーセーション/盗聴」のテイストも感じられる。 前半は淡々と事件経過を綴っていくのだが、これがメリハリがなくきつかった。しかし、後半はギレンホールがようやく行動を起こし、その推理過程が楽しめる。フィンチャー最大の欠点は、脚本を映像化する際のこうした取捨選択なのだ。 あるがまま事実を描く事と、何の工夫もない事は紙一重なのである。そうした瑕疵はあるものの、当時のディテールをじっくり描いたり緊迫感あるサスペンスシーン(銃撃音や雨音など、効果音演出が秀逸)など、全体的には及第点以上の出来だと個人的には思った。 本作はHDカメラ撮りであり、ポストプロダクションにおいて色調などもデジタルでかなり変更できるため、この渋いビジュアルの実現にはハリスだけでなくフィンチャーのコダワリも相当に反映されているそうだ。 演技陣。ギレンホールが頼りなさそうな感じでよい。ラファロ・ロバートは普通か。そしてコーティアスのうらぶれた刑事役も味わい深い。「アメリカングラフティ」のクラークも出てるようだが、わからなかったなあ〜 ・・・と、思ってたら後日BDで見直して、新聞社の秘書役で出てたことがわかった。すっかりおばちゃんになってたけど、目元は変わりませんね。
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[341]ウィリアム・フリードキン
 さすらいの一匹狼黒津 明二郎2007-06-17
 
フリードキン・・・忘れられない孤高の映画作家である。 グリフィスから始まった正統派のアメリカ映画作家の流れは、フォード・ヒッチコック・ワイラーでピークに達し、60年代・・・
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フリードキン・・・忘れられない孤高の映画作家である。 グリフィスから始まった正統派のアメリカ映画作家の流れは、フォード・ヒッチコック・ワイラーでピークに達し、60年代に入りそれは様々に発展・分化していき、キューブリックを経て70年代のコッポラに行き着くことになる。 そして、スピルバーグ・ルーカス・スコセッシから‘オタク‘派の作家が主流を占めるようになり、キャメロン・タランティーノへと至るわけだ。 その境目が70年代半ばにあることは自明の理であり、ちょうどニューシネマの退潮期にあたる。具体的な作品名を挙げれば、「地獄の黙示録」が最後の‘クラシック‘であり「ジョーズ」「スターウォーズ」が新たな‘夜明け‘ を告げたのである。 そんな二つの流れを繋ぐ者こそ、フリードキンなのではなかろうか? シカゴのTV局のメッセンジャーボーイからキャリアをスタートし、ドキュメンタリー番組で注目されて、1965年にハリウッドに渡り、フィクションの映像世界に入ることになる。その一発目がTVの「ヒッチコック劇場」だったの だ。彼がネクタイをしてこないことに、ヒッチは激怒したらしい。そして「誕生パーティ」「真夜中のパーティ」など舞台劇の映画化で、正統なドラマ作りの修行をみっちり行っていったようだ。 そうした成果が、「フレンチコネクション」「エクソシスト」で花開くのである。オスカーを獲り、歴代No1の大ヒット・・・この時点で、彼は間違いなくハリウッドキングだったのだ。 それをかなり意識していたのが、実はスピルバーグなのだと思えてならない。「ジョーズ」のロイシャイダーは「フレンチコネクション」を踏まえて演出したようだし、「レイダース」のカレンアレンは前年に「クルージング」に出ていた。あるいは、「エクソシスト」のマックスフォンシドーの「マイノリティリポート」出演もそうだろうし、「シンドラーのリスト」「ミュンヘン」などの娯楽性とドキュタッチの融合は、フリードキンの影響に拠るところが大きいはずだ。 彼の虚無的なまでの映像感覚は、誰にも真似出来ないものであり、素晴らしいと思う。もちろん、井筒もビックリの放言癖も、なおのことよろしいが(笑) 最後に、オスカー受賞時の発言を。 「いやぁ〜ビックリしたぜ!てっきり、キューブリックが獲るもんだとばっかり思ってたからさ!もっとも、奴は何時だって最優秀だけどな!!」
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[342]ミュンヘン
 まあまあ黒津 明二郎2007-06-17
 
「シンドラーのリスト」に続く、スピ君のシリアスエンタメ路線もの。 ステディカムやクレーンを多用した、そのカメラワークがまずは減点である。カミンスキーの鮮やか過ぎるラ・・・
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「シンドラーのリスト」に続く、スピ君のシリアスエンタメ路線もの。 ステディカムやクレーンを多用した、そのカメラワークがまずは減点である。カミンスキーの鮮やか過ぎるライティングともども、リアル感の喪失につながってしまうのだ。 ストーリーも表面的だし、実在するだけに主人公の感情面に寄りすぎるのも疑問。ま、アメリカ映画界にユダヤ人は多いのだから、真っ当なイスラエル批判ができるはずもないが。 それでも、娯楽作として見れば悪くはない。 演技陣。バナ・クレイグ・カソビッツは甘くてどうもね・・・アマルリックが唯一の収穫だ。
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[343]野望の系列
 佳作黒津 明二郎2007-06-03
 
「スミス都へ行く」「オールザキングスメン」などに連なる政界の内幕ドラマだが、かなり地味ながら退屈させない。 フォンダは実質的に脇で、ロートン・ピジョン・ローフォード・・・
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「スミス都へ行く」「オールザキングスメン」などに連なる政界の内幕ドラマだが、かなり地味ながら退屈させない。 フォンダは実質的に脇で、ロートン・ピジョン・ローフォードを軸に展開していく。赤狩りや政治権力の腐敗・ホモスキャンダルによる自殺など公開当時の62年を考えると、なかなか新しい要素を持った映画だと言えるが、音楽などから印象としてはクラシックな感じを受ける。 この翌年に、あのケネディ暗殺が起こるわけだ・・・ 演技陣。これが遺作のロートンの老獪さが圧倒的だが、小心者の証人役に扮した「ロッキー」メレディスも悪くない。
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[344]弾丸を噛め
 駄作黒津 明二郎2007-05-26
 
これだけのキャスト・製作費・舞台設定をそろえて、この無残な出来はひどいだろう。 ブルックスはかつて「キーラーゴ」の脚本を担当していたが、そのヒューストン監督と同じよ・・・
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これだけのキャスト・製作費・舞台設定をそろえて、この無残な出来はひどいだろう。 ブルックスはかつて「キーラーゴ」の脚本を担当していたが、そのヒューストン監督と同じような系統の監督さんであると思う。男性的なアクションものだけでなく、文芸もの(ドストエフスキー!)や実録ものなども撮ってるが、本作は「プロフェッショナル」に連なる純粋なエンターテイメント西部劇である。 おそらく、‘馬による西部横断レース‘を映像化したいという思いだけが先走りしてしまい、収拾がつかなくなってしまったのだろうか・・・ 演技陣。ハックマンの人情味あふれる演技はやはりいい。特に亡き妻を語る一人芝居は、本人もお気に入りだそうだ。
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[345]ジョニーは戦場へ行った
 まあまあ黒津 明二郎2007-05-20
 
低予算で撮られた、文学的なテイストの反戦映画。 トランボの執念は伝わるが、それ以上のものが本作になかったのが残念だ。しかし、後年の傑作「エレファントマン」などに与え・・・
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低予算で撮られた、文学的なテイストの反戦映画。 トランボの執念は伝わるが、それ以上のものが本作になかったのが残念だ。しかし、後年の傑作「エレファントマン」などに与えた影響は少なくないのではないか? 演技陣。ボトムズはいかにもフツーぽい役者なのでリアルさが感じられ、キリスト役のサザーランドの怪しさ(笑)もいい。
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[346]小さな恋のメロディ
 凡作黒津 明二郎2007-05-12
 
60年代のイギリスで巻き起こったムーブメント‘フリーシネマ‘は、階級社会に立ち向かう‘怒れる若者たち‘を扱っていた。本作はその延長線上にあるが、製作のパットナムはCM出身だ・・・
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60年代のイギリスで巻き起こったムーブメント‘フリーシネマ‘は、階級社会に立ち向かう‘怒れる若者たち‘を扱っていた。本作はその延長線上にあるが、製作のパットナムはCM出身だから、あくまでも感覚的にMTVモドキな感じに仕上がっている。要するに軽いのだ。 何より致命的なのはレスター‘坊や‘の起用だろう。こんな甘ちゃんに、ハイド嬢のような女の子がひかれるわけがない(笑)米英でコケたのはそのせいもあるのではないか?いってみれば、えなりかずき主演で撮るようなものなのだ。
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[347]特攻大作戦
 凡作黒津 明二郎2007-05-04
 
キャストが豪華なだけの、ユル〜イ戦争アクション物だ。 演技陣は、カサベテスが印象に残った。
  
 
[348]戦火の勇気
 佳作黒津 明二郎2007-03-25
 
湾岸戦争を背景としたミステリードラマ。 本作は戦争の是非を問うものではなく、アメリカにおける‘勇気‘というアイデンティティーを追求している。 真面目な作りだが娯楽作とし・・・
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湾岸戦争を背景としたミステリードラマ。 本作は戦争の是非を問うものではなく、アメリカにおける‘勇気‘というアイデンティティーを追求している。 真面目な作りだが娯楽作として派手なシーンもあり、気軽に楽しめばいいのではないか?とにかく戦闘描写と日常場面のメリハリがよくて、最後まで見させられる作品だ。また、ロジャーのキャメラがいい。 演技陣。ワシントン・デイモン悪くないが、やはりライアンの熱演を買いたい。また、脇のグレンもなかなか。
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[349]暗くなるまで待って
 佳作黒津 明二郎2007-03-24
 
元の戯曲がいいので、退屈はしない。 だが、変装のシークエンスなどは、舞台劇ではよくても映画だとお笑いになってしまう危険性がある。そうしたリアリズムの欠如が気になった・・・
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元の戯曲がいいので、退屈はしない。 だが、変装のシークエンスなどは、舞台劇ではよくても映画だとお笑いになってしまう危険性がある。そうしたリアリズムの欠如が気になったし、こうしたスリラーには欠かせないディテール描写も今一歩か。これがヒッチコックやワイラーだったら、もっと膨らませていただろう。 演技陣。オードリーは及第点、「ランボー」クレンナは曖昧な感じ、「華麗なる賭け」ではマックイーンにこき使われるウェストンは小悪党役がはまる、そしてアーキン!「あきれたあきれた大作戦」では逆に悪党に追いかけ回される堅物の役を好演していた。本作の怪演もいいけど、やはりコメディが似合う俳優さんだ。オスカー、おめでとう!
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[350]
 まあまあ黒津 明二郎2007-02-24
 【ネタバレ注意】
三つのエピソードからなる、政治サスペンスミステリーといった感じの作品だ。要するに、冒頭の列車から落ちた男がその三つの事件の黒幕だったというわけで、「ユージュアルサス・・・
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三つのエピソードからなる、政治サスペンスミステリーといった感じの作品だ。要するに、冒頭の列車から落ちた男がその三つの事件の黒幕だったというわけで、「ユージュアルサスペクツ」的なテイストであり、回想を多用した構成になっている。 部分的にはハリウッドばりのスリル描写や活劇があって面白いのだが、どうにも話の細部がわかりにくく、盛り上がらないのが痛い。 演技陣。義足の軍人役の俳優がカッコよくて印象的。
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[351]夜の大捜査線
 秀作黒津 明二郎2007-02-17
 
黒人差別が背景になってはいるが、実際は短編のハードボイルドミステリーみたいなテイストの娯楽作である。 とにかくシリファントのシナリオが素晴らしいし、ウェクスラーの臨・・・
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黒人差別が背景になってはいるが、実際は短編のハードボイルドミステリーみたいなテイストの娯楽作である。 とにかくシリファントのシナリオが素晴らしいし、ウェクスラーの臨場感あるキャメラも秀逸だ。ゆったりと60年代の風景描写を味わいたい。 演技陣。ポワチエのクールなカッコよさ・スタイガーの押しの一手・オーツのちょっと抜けた感じがいいが、ドライブインの兄ちゃん役アンソニージェームズもよろしい。
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[352]終身犯
 佳作黒津 明二郎2007-01-27
 
話は面白いが、長すぎるのが難。クライマックスの暴動シーンが唯一のフランケンハイマー的アクション描写であり、全体的に地味な映画だ。 演技陣。ランカスターの独演会だが力・・・
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話は面白いが、長すぎるのが難。クライマックスの暴動シーンが唯一のフランケンハイマー的アクション描写であり、全体的に地味な映画だ。 演技陣。ランカスターの独演会だが力演、マルデン・「裏窓」おばさんのリッター・「アンタッチャブル」ブランドに「コジャック」サバラスと脇も充実している。
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[353]ニッポン無責任野郎
 佳作黒津 明二郎2007-01-24
 
前作よりはテンポが良くて楽しめるが、相変わらず終盤が尻切れトンボな所はいかにもプログラムピクチャーではあろうか。とにかく、随所に感じられるアナーキーさが、昨今の軟弱・・・
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前作よりはテンポが良くて楽しめるが、相変わらず終盤が尻切れトンボな所はいかにもプログラムピクチャーではあろうか。とにかく、随所に感じられるアナーキーさが、昨今の軟弱な日本映画からはとうに失われて久しいだけに愉快である。 それにしても、当時の東京の風景がモヤッとした感じなのはスモッグなのだろうか? 演技陣。植木・ハナ・団のトリオがいいし、由利先生も快調!
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[354]少女ムシェット
 駄作黒津 明二郎2007-01-20
 
意味不明で退屈するだけ。 演技陣。ノルティエはシャルロットゲンズブールに似ているが、独特の存在感がある。
  
 
[355]日本のいちばん長い日
 佳作黒津 明二郎2007-01-11
 
NHKドキュメント風で真面目くさった一品だが、歴史の勉強にはなるし飽きさせない。しかし、つくづく当時の軍部や政治家は馬鹿だったなあというのが偽らざる感想だ。 演技陣。三・・・
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NHKドキュメント風で真面目くさった一品だが、歴史の勉強にはなるし飽きさせない。しかし、つくづく当時の軍部や政治家は馬鹿だったなあというのが偽らざる感想だ。 演技陣。三船・山村・笠・加藤・志村・高橋ら皆それぞれ好演しているが、黒沢は明らかに力み過ぎだろう。ただし、天本の絶叫調演技はギャグとして許せる(笑)
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[356]フレンチ・コネクション2
 まあまあ黒津 明二郎2006-12-23
 
悪くは無いけど、やはり前作と比べると数段落ちるのは否めない。 いかにフランケンハイマーといえども、マルセイユの淀んだ生温かい空気には勝てなかったのか(笑) 演技陣。ハ・・・
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悪くは無いけど、やはり前作と比べると数段落ちるのは否めない。 いかにフランケンハイマーといえども、マルセイユの淀んだ生温かい空気には勝てなかったのか(笑) 演技陣。ハックマンはオーバーアクトでイマイチ、レイは変わらず好演、新相棒役のフレッソンはロイには及ばず。
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[357]華麗なる賭け
 まあまあ黒津 明二郎2006-12-18
 
取るに足りないトレンディドラマ風の犯罪ラブロマンスではあるが、マルチスクリーンを駆使した強奪シーンは必見だろう。 助監督の名にウォルターヒルがある。その後、「ゲッタ・・・
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取るに足りないトレンディドラマ風の犯罪ラブロマンスではあるが、マルチスクリーンを駆使した強奪シーンは必見だろう。 助監督の名にウォルターヒルがある。その後、「ゲッタウェイ」のシナリオを手がけることになる。 演技陣。背広スーツ姿のマックイーンはダンディ、セクシーなダナウェイも悪くない。
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[358]夕陽のギャングたち
 凡作黒津 明二郎2006-12-17
 
おそらく「ワイルドバンチ」に影響を受けたであろう、マカロニウエスタンの大作だ。 中だるみがあるしアバウトな感じで、乗り切れない。モリコーネの音楽は印象的だが・・・ 演・・・
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おそらく「ワイルドバンチ」に影響を受けたであろう、マカロニウエスタンの大作だ。 中だるみがあるしアバウトな感じで、乗り切れない。モリコーネの音楽は印象的だが・・・ 演技陣。スタイガーは暑苦しく、コバーンは渋いが憎たらしい。
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[359]赤線地帯
 まあまあ黒津 明二郎2006-12-14
 
原作は「洲崎パラダイス」と同じ人で、「洲崎の女」という題になっている。吉原に置き換えたわけだ。とにかく展開が散漫で、各々の人物描写が生きてこないのが残念である。また・・・
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原作は「洲崎パラダイス」と同じ人で、「洲崎の女」という題になっている。吉原に置き換えたわけだ。とにかく展開が散漫で、各々の人物描写が生きてこないのが残念である。また、あの音楽は失笑物だ。 演技陣。京・若尾より木暮のリアルさをとりたい。
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[360]新・平家物語
 佳作黒津 明二郎2006-12-13
 
確かに大味な内容だが、「クレオパトラ」よろしくその金のかかったセット・衣装や群集シーンを見てるだけでも満足感は得られるのではないか? 平安末期の状況描写がよく描かれ・・・
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確かに大味な内容だが、「クレオパトラ」よろしくその金のかかったセット・衣装や群集シーンを見てるだけでも満足感は得られるのではないか? 平安末期の状況描写がよく描かれているので、歴史の勉強にもなろう。特に比叡山の寺社勢力については馴染みがないので新鮮だ。 演技陣。雷蔵は歌舞伎臭が抜けず力み過ぎ、久我の高貴な美しさと菅原の抑えの演技に好感。
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