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 「幸村和」さんのコメント一覧 登録数(195件)rss
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[121]クィーン
 ゴシップ好きの大衆幸村和2009-02-11
 
なぜパパラッチがダイアナを追いかけたというとダイアナのネタが売れるからでしょう。で誰か買うのかというと、結局はゴシップ、スキャンダルが大好きな大衆で、そういう大衆が・・・
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なぜパパラッチがダイアナを追いかけたというとダイアナのネタが売れるからでしょう。で誰か買うのかというと、結局はゴシップ、スキャンダルが大好きな大衆で、そういう大衆がまた集まって「ダイアナが可哀相」「王室がダイアナを殺した」とか言ってると思うと吐き気がする。 私は人の噂やスキャンダルは本当に全く興味がないのでああいうのに群がる群集心理がマジでわからない。有名人が誰とくっつこうが離れようが何をしようが自分の生活に影響がなければ全くどうでもいい。 日本の皇室なんかも含めて私は特権階級は不要だと思っているけど(特に宮内庁)、ダイアナが死んだのに弔意を王室が示さないから王室廃止論が出るのもバカじゃなかろうかと思ってしまう。 エリザベス女王がダイアナの死を悼むのに集まる群衆に対し「会ったこともない人にどうして?」と不可解さを露わにしていたけど、私も全くそう思います。ダイアナは甘ちゃんの女の子だったし、勿論エリザベスも頑迷な部分もあっただろう。それでも私はエリザベスの毅然とした態度の方が一貫性があるし妥当だと思います。私人になりたがっていたのはほかでもないダイアナ自身だし私人として弔う(=王室は関与しない)のはむしろ故人の意志を尊重しているとも言えるはず。 それでもエリザベスを引きずり出す大衆。私はこの映画からそういう大衆のいい加減さ、愚かさ(「衆愚」とはまさにこのこと)とそれに翻弄されるエリザベスの苦悩が伝わってきてそこがとても印象に残りました。 「人々が派手なパフォーマンスを求める時代になった」という意味のことをエリザベスは言ってましたが、日本も同じだなーと。これは世界共通なのかな。イヤな感じです。 それにしてもこういう映画ができるイギリスはまだ懐が深いですね。 たとえ王室を否定する内容ではなくても、作品中のセリフなどは極めて人間的だし。日本ではこういう映画怖ろしくて作れないでしょう。宮内庁あたりからそういう人間くさいセリフそのものにクレームがついてストップかかるか、右翼から脅しを受けるか。 モンティ・パイソン(「人生狂騒曲」)の時も思ったけど、あっちの人は狂信的な人に命狙われたりしないのかな。懐深いなー。
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[122]ハンコック
 なかなかに幸村和2009-02-11
 【ネタバレ注意】
ユニークな設定のヒーローものですね。最後の種族の生き残りってことでしょうか。S.セロンと一緒になれる日が来ることは、人間がこの世にいる限り無理みたい。 既にDVDが・・・
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ユニークな設定のヒーローものですね。最後の種族の生き残りってことでしょうか。S.セロンと一緒になれる日が来ることは、人間がこの世にいる限り無理みたい。 既にDVDが発売されてますが、近所の映画館で上映されていたので、見てきました。やっぱりこういう映画は映画館で観た方がいいです。迫力が違います。でも映画館ガラガラでした。みんなDVDのレンタルでいいや、って思ってるのかな。
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[123]椿山課長の七日間
 ストーリーが嫌い幸村和2009-02-03
 【ネタバレ注意】
映画はストーリーが全てではないとは思う。でも、ストーリーがあまりに受け入れがたいと俳優達の演技や演出、映像、音楽それらで補ってももうダメなものはダメ。 原作、浅田次・・・
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映画はストーリーが全てではないとは思う。でも、ストーリーがあまりに受け入れがたいと俳優達の演技や演出、映像、音楽それらで補ってももうダメなものはダメ。 原作、浅田次郎というのを知りませんでした。「鉄道員」もどこかで読んだ批評が「家庭を顧みなず仕事に明け暮れた男(主人公)に娘の幽霊が現れて男を許してくれる」という大変主人公に都合良い内容であると目にして以来、浅田次郎の小説に触手が全く動かなくなっていたので、その後の浅田次郎の著作には全く関心を払っていませんでした。 で、この映画。なんか聞いている「鉄道員」と一緒みたいなんですけど。 浮気男との間にできた子どもを騙され育てさせられた挙げ句死んだ男が現れて、騙していた妻に「幸せになれ」と許してくれる。 子どもを捨てた男女がその捨てた子どもの幽霊に「産んでくれてありがとう」(安い感動を押し売りする気持ち悪いセリフ!)と言って許してもらう。 ヤクザ以外はみんな後ろ暗いことのある人が大変都合良く「許してもらう」んですね。 でもって、実は椿山課長も後ろ暗いところがあるんですよね。本当に妻を愛し、心から信頼していたら許せるはずはないだろう。裏切られた苦しみと悲しみで怨霊になるだろう。それが都合良くおきれいに話がまとまるのは、椿山課長も最初から妻が愛している人ではなかったから。 こういうつきあいきれない人間関係、どうでもいいです。興味、全然ないです。あんたら勝手に好きだとか嫌いだとか許すとか許さないとか勝手にやってくれ。キツネとタヌキで化かし合って感涙にむせび泣いててくれ。 あと、椿山課長の子ども(実は妻と浮気相手との間にできた子ども)が父親(と思っていた人)が死んで初七日も終わってないのに、既に父親を「育てのお父さんに育ててくれてありがとうを言いたい」とか言ってんの。切り替えはやっ!! あーもうダメ。全然ダメ。ストーリー、受け入れられないです。
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[124]プルートで朝食を
 シリアスを軽やかに幸村和2009-02-01
 
シリアスな状況を一見軽やかに生き抜く。本当は人生に絶望してもおかしくない状況なのに、「なによみんなシリアスってそればっかり」と彼(彼女)は言う。 そんな主人公の生き・・・
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シリアスな状況を一見軽やかに生き抜く。本当は人生に絶望してもおかしくない状況なのに、「なによみんなシリアスってそればっかり」と彼(彼女)は言う。 そんな主人公の生き様が、ご機嫌な音楽と一緒に軽やかに流れていく。 そうだなー、私も世の中の人もなんだかいつも肩をいからせて戦々恐々としてるけど、そんなシリアスになってどうすんのよ、って気持ちになりました。生きてるだけでシリアスなのに、って。 確かに肩の力が抜けて勇気づけられる作品でした。 イギリス版ヘドウィグ・アンド・アングリーインチといった感じでしょうか。
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[125]N.Y.式ハッピー・セラピー
 目的のためには手段を選ばない幸村和2009-01-31
 
所々笑えてしまうのがタチの悪い作品ですね。 米国で大ヒットですか。「目的のためには手段を選ばない」ってえげつないことだと思うんだけどな。それを米国人らしいなんて思う・・・
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所々笑えてしまうのがタチの悪い作品ですね。 米国で大ヒットですか。「目的のためには手段を選ばない」ってえげつないことだと思うんだけどな。それを米国人らしいなんて思うのは偏見だとはわかるけど、こういう作品を作って大ヒットって聞くとイカンと思いながらもやっぱり米国人は…なんて苦々しく感じてしまう。もっと大人になりなさい! この映画が日本でも絶賛だったらちょっと怖いな、と思っていたら結構批判が多くて安心しました。まだ日本人は大丈夫(!?)とか思ったりして。まあここにコメントを寄せる方は、目が肥えていらっしゃる人が多いというのもあるかもしれませんね。 ラストのヤンキースタジアム、未だにああいうのを素敵という大人がいるんだと映画を観ながら呆れ半分感心半分。ゴクローサンなことです。
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[126]靖国 YASUKUNI
 それなりに勉強になった幸村和2009-01-24
 
きっと一生行く予定はないので靖国神社ってどうなってるのか見ておこうかなと思って鑑賞。それなりに勉強にはなりました。 ともかくあまりに知らなかったし、ご神体が何である・・・
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きっと一生行く予定はないので靖国神社ってどうなってるのか見ておこうかなと思って鑑賞。それなりに勉強にはなりました。 ともかくあまりに知らなかったし、ご神体が何であるかも知らなかったしね。 しかしながら、やっぱりこれはドキュメンタリー映画。監督が伝えたいことがあるわけで、それはわかるんだけどLongislandさんの言うように、あそこまで見え見えだと白けまくります。へそ曲がりの私にはああいう演出は逆効果でした。 それからビリジョさんの指摘にもあるようにカメラも近すぎ!あまりに近いからこんな服装で現れている人が総勢何人いるのかわからない。わざとそうしてるのかな。「多そう」に見せて、「危険」と思わせたいのかな。そんな見方してしまいます。 まあ「こんな人がいるんだな〜」と妙に感心してしまいましたけどね。 ドン・キホーテみたいなおじいちゃんもいましたね。元気そうでなにより。 あと皆さんも指摘するように米国人ね。笑えましたね。原爆も落として多くの人が米国に殺されたのに無神経にも星条旗。しかしサングラスして顔を出す度胸もないのに「米国はリーダーだから来た」と。おいおい、わたしゃ一度もアンタの国をリーダーなんて思ったことないよ。やめとくれよ。 ま、そんなこんなでドキュメンタリー映画としてはまあ普通でしたが、靖国神社(というか昭和史)についてはもうちょっと本でも読んで勉強しなくちゃなとやっぱり思いました。
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[127]ラースと、その彼女
 どこまでも優しい幸村和2009-01-24
 
これは寸止め、あるいは腹八分のお手本のような映画という印象でした。 全部判明させて、なるほどそう言うことだったのね、と観客全員が概ね同じ解釈ができるような、そういう・・・
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これは寸止め、あるいは腹八分のお手本のような映画という印象でした。 全部判明させて、なるほどそう言うことだったのね、と観客全員が概ね同じ解釈ができるような、そういうのとはちょっと違うような映画に私には思えました。 例えば、突拍子もないことをするに至る理由として解釈できそうなラースの生い立ちや生育環境、幼児期の体験、そんなことについて具体的な説明はかなり少ない。中には「匂わせている」だけのものも。色々な解釈ができそうです。ほかにもガスやカリンについても、それぞれにこれまでのヒストリーや実は抱いていた思いのようなものをさりげなく感じさせています。 それがかえって、登場人物達のこれまでの生きてきた道程に想像の余地ができて人物描写に厚みができているように感じました。 そして周囲の人々の優しさも押しつけがましくなく、どこまでもさりげないんです。いかにも悪童そうなおにいちゃん(おっさんか?)もハラハラしたけど普通に優しい。 今時こんないい人ばっかりいるかなあと猜疑心が強くて人間不信の私なんかは思ってしまうのですが、人物描写が前述のようにヒストリーを想像させるのでツクリモノっぽくならず、嘘くさくならず、そんな町や村があったら素敵だな、と肯定的に感じました。 観客に差し出されるのはひと言で要約できる分かりやすいメッセージじゃない。結果を性急に要求し、そして受け手もそれに応えようとする、そんな今の社会に流れる時間とは全然違う。 ゆっくり進もうよ、のんびり人生の宿題を解決しようよ、寄り添っているから、そう言ってくれるような、どこまでも優しい時間が流れていました。
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[128]永遠のこどもたち
 母親の愛情幸村和2009-01-22
 
今日はギレルモ・デル・トロデーだ、と「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」を観た足でウキウキとこの映画を上映している映画館へ。ヘルボーイでかなりいい感じになって期待し・・・
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今日はギレルモ・デル・トロデーだ、と「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」を観た足でウキウキとこの映画を上映している映画館へ。ヘルボーイでかなりいい感じになって期待して観たのですが、こちらは私にはイマイチでした。ま、プロデューサーだからね。 見終わって一番印象に残ったのは「母の愛」。ラウラの一途な愛も、そしてベニグナの歪んだ愛情も全てひっくるめて。どうも観る前から「母親の愛情」がテーマとかなんとか宣伝で見たように思うので、ま、それはわかっていたのだけど、ここまでストレートとは。ベタというか古典的というか、なんとなくその辺は私の好みではありませんでした。でもあの「ゲーム」はそこはかとない怖さと緊張感があって良かったです。 隣のお姉ちゃんが鼻ズルズルいわせていたけど、もしかして大泣き?うーん、泣くツボって人それぞれだなー。 しかし人を驚かせるためだけに使っているとしか思えないどでかい効果音。あれはいただけません。心に響かないし、そういうのビックリするだけであんまり怖くないし。
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[129]ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
 クゥ〜ッ!!幸村和2009-01-22
 
期待通り、いやそれ以上だったかも。 ヘルボーイ、猫好きだったんですね。そういえば、前作で部屋にいっぱい猫がいるなーと思ってたんでした。またポイント・アップです。 ちょ・・・
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期待通り、いやそれ以上だったかも。 ヘルボーイ、猫好きだったんですね。そういえば、前作で部屋にいっぱい猫がいるなーと思ってたんでした。またポイント・アップです。 ちょっとトロールには乱暴すぎますけどね。 のっけからオークション会場が阿鼻叫喚になって掴みはオッケーだったし、でも全然キワモノじゃないんです。 前作では敵が分かりやすかったけど、今作では誰が敵かわかりにくいですね。表面的には勿論エルフの王子なんですけど、メッセージは前作より深いし、この先の展開にはかなり含みを持たせています。「敵」「悪者」がわかりにくい今の世界を反映しているかもしれません。 でもヘヴィーでもないんですね。ユーモアも盛りだくさん。 そして、迫力あるクリーチャーとの戦いも。これは映画館(大画面、大音響)で観るのにふさわしい映画です。 ところで、オープニングがなんだかダニーエルフマンみたいだなーと思ってたらやっぱりエンド・クレジットでその人の名前が。やっぱり。 結構見たいなーと思った映画に登場するダニー・エルフマン。それだけ活躍してると言うことでしょうけど、ティム・バートン映画の音楽もよく担当していて、この人もかなりいいですね。 あと、ヘルボーイと森の精霊との戦いで思ったんだけど、ギレルモ監督は、宮崎駿の影響を受けてると思う。これはもののけ姫…?と思うシーンがあったし、この映画に漂うメッセージも。いいです。ギレルモ監督。
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[130]それでも生きる子供たちへ
 みんな子どもだったのに幸村和2009-01-19
 
子どもたちの環境への適応力は凄い。たくましいと言えばたくましい。 でも私はそれが悲しくて怖ろしい。 そしてその怖ろしさ、悲しさに当の本人が「わからない」ことが一番怖い・・・
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子どもたちの環境への適応力は凄い。たくましいと言えばたくましい。 でも私はそれが悲しくて怖ろしい。 そしてその怖ろしさ、悲しさに当の本人が「わからない」ことが一番怖い。 呪えるのは、まだ自分の属する世界とは異なる世界があることを知り得た者にしかできない。呪って、それから自分の頭で考え、自分の属する世界からの脱出を試みるのか、あるいは世界を変えるのか、それとも思考を停止してその世界を構成するパーツとなるのか、岐路に立たされるだろう。呪えるだけマシなんだ。 かつて子どもだったはずの大人が子どもを虐待している、苦しめている、搾取している。そして、それを別の世界の出来事として冷淡に見つめる大人たちもいる。そんな世の中の現状に対し「なぜ?かつてはみんな子どもだったのに」とこの映画は伝えている。 作品の中では、私はクストリッツァとカレフが印象的でした。クストリッツァはさすが人生の滑稽さと皮肉さと、人間の逞しさ、したたかさを描かせるたら右に出る者はいないんじゃないかっていうくらい職人ですね。 カレフの「タンザ」は、少年が教室で靴を脱ぎ、つかの間張りつめた緊張の糸を解く、そのシーンに射す光の具合も印象的で、そして一番悲しかったです。
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[131]ポーラー・エクスプレス
 クリスマス・ファシズム幸村和2009-01-15
 【ネタバレ注意】
近年人気の作家、森見登見彦さんの小説に「クリスマス・ファシズム」という表現が出てくるが、この言葉を読んだとき「ウマい!!」と膝を打った。 そう、クリスマスについてはな・・・
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近年人気の作家、森見登見彦さんの小説に「クリスマス・ファシズム」という表現が出てくるが、この言葉を読んだとき「ウマい!!」と膝を打った。 そう、クリスマスについてはなぜかみんな判で押したみたいな反応をするのだ。曰く、「好きな人と過ごす」「好きな人とプレゼントを送り合う」「クリスマス・ソングをかける、聞く」「ごちそうを食べる」そして、「サンタさんを信じる」「サンタさんを信じさせる」…。 でもってこんなに直截的にそれを表現したのはぶっとんだ。 「わかったよ、信じるよ!!」そして聞こえるありがたい鈴の音…。すみません。椅子からずり落ちました。 もういいじゃん、信じない人間には聞かせんなんて狭量なことをぬかすサンタの言うことなんかほっとけば。でもそんなこと言ったら、みんなから白い目で見られるんだろうな〜。おお、コワ。 映像は綺麗なんです。本当に「動く絵本」でそれがたっぷり100分もあるという贅沢さ。ほかの方のコメントにもあるように、チケットの飛ぶシーンなんか、スピードと優雅さが共存していて、ウットリするほど。 なだけに、扱ったテーマが偏っているのが何とも残念。 私が子どもに見せたいと思うのは、特定の宗教とかイデオロギーとかそういうのからできるだけ遠いもの。という意味で、これは絵も映像もキレイだけど子どもには見せたくないです。 キリスト教会においてあるなら別にいいんですけどね。そしたら見ないから。
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[132]赤い文化住宅の初子
 よくわからない幸村和2009-01-14
 
不幸続きなのはいい。出てくる大人全てどうしようもない人ばかりという救われない展開も嫌いじゃない(担任の先生は酷すぎて戯画になってたけど)。なぜなら、私自身、最後はハ・・・
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不幸続きなのはいい。出てくる大人全てどうしようもない人ばかりという救われない展開も嫌いじゃない(担任の先生は酷すぎて戯画になってたけど)。なぜなら、私自身、最後はハッピーなんて嘘くさいと思うから。 でも、この映画で監督が何を表現したかったのかわからなかった。 主人公の女の子は、栄養足りまくってるという艶々丸いほっぺに、清潔感溢れる御髪と制服。逼迫した生活感なしです。こういうところ、大事だと思うんだけどな(黒美さん、全然細かくないです)。もうちょっと、はかなげでともすれば貧相な子、起用した方が良かったんじゃない? そして、目の前に結婚したのに破綻した両親がいながら、「結婚=一緒に暮らすこと」と思い続け、どうやら結婚に対する強い憧れを持っている。 好きな男の子とクラスメートに「夜間高校もあるし、頑張れば大検も」と言われキレたの見て、おいおい、先生の「いざとなれば結婚」という言葉を真に受けてたのか?と呆れてしまった。そんな子、今時おらんやろ〜。 でもって、彼にも「結婚しよう」とかまた言ってるし。厳しいこと言いますが、ここまでくると可愛いとか健気というより阿呆かと思います。 16歳なんて、気が変わって当たり前。でも気が変わらなかったら嘘くさくて陳腐。少女漫画じゃあるまいし。どっちに転んでも二人の続きは面白いとは全く思えない。まあストーリーだけではなく見せ方もあるとは思いますが、泣いてばかりで一人はイヤとか言ってる主人公の少女のキャラは、女性である私から見てもあんまり同情する気持ちが起きないし、魅力ないですね。 青春の恋というなら「幸福な食卓」の方がいいし、不幸もののドラマというには何か物足りない。何を表現したかったんだろ。わからん。
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[133]ヘルボーイ
 異形のヒーロー幸村和2009-01-12
 
「パンズ・ラビリンス」を見てからこの監督の過去の作品を見たいと思ってました。で、しかも異形のヒーロー、グロテスクな怪物が出そうな映画と来たら、むしろなんで今まで見な・・・
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「パンズ・ラビリンス」を見てからこの監督の過去の作品を見たいと思ってました。で、しかも異形のヒーロー、グロテスクな怪物が出そうな映画と来たら、むしろなんで今まで見なかったんだろうという感じ。 で、感想はやっぱりいいわ。異形のヒーロー。これは強いて言うなら西洋版デビルマン(アニメの方)という感じかな。また、グロテスクなクリーチャーのデザインも私としてはよかったと思います。 怪物のような風貌に熱いハート、でも人間的に(おっと人間じゃなかったか)できているわけじゃない、だからこその苦悩もある、そんなヒーロー像は今ではすっかり正統派になってきていますが、マンネリ感はなく楽しめました。またそんなヒーローにダークな映像が合っています。最後のメッセージも説教くさいと言えばそうなんだけど、でも正しいこと言ってるからいい!許す! ギレルモ監督の世界はいいなあ。すっかりファンになっちゃった。 というわけで、今公開中のゴールデン・アーミー、宣伝見てたらクリーチャーがますますいい感じだし、絶対観に行こう。
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[134]40歳の童貞男
 いわゆる「草食系」幸村和2009-01-08
 
テンポのいい会話の中に思わず吹き出すセリフやしぐさが頻繁に出てきて楽しかった。例えば「羊たちの沈黙」を示唆するセリフや、脱毛エステの時の友達同士の会話etcがそうなん・・・
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テンポのいい会話の中に思わず吹き出すセリフやしぐさが頻繁に出てきて楽しかった。例えば「羊たちの沈黙」を示唆するセリフや、脱毛エステの時の友達同士の会話etcがそうなんだけど、登場人物のキャラクターや行動がよく練られているなと感心した。 例えば主人公のダサさ。七三分けのヘアスタイル、ポロシャツをズボンに入れるというルックスに、女性と会話する時も微妙に視線が外れていて受け答えも「ダメだ、こりゃ」というセンスのなさ。ああいう微妙にセンスのない受け答えって、意図的に考えると難しいと思うんだけど、身近にサンプルがいたのかな。そしてとどめは、フィギュア収集。一貫していて、「ダサい」「閉じている」というキャラクターに綻びがない。 そして、主人公はそんな「閉じている」生活にそれなりに満足していて、それが40歳まで未経験に至る理由にもなっている。いわゆる「草食系」の主人公は、「喜びも悲しみも振幅は少ないけど平穏」か「傷つくリスクも背負うけど得る喜びも大きい」方をとるのか、揺れる。で、もういいよ、このままでと及び腰になる主人公に発破をかける悪友たち。それが映画のポイントかな。 そう思うと、この映画の主人公だけではなく、若いときから守りに入ってそれでいい、と思って年を重ねる人、いるんじゃないかな。かくいう私もコンサバだけど。 友達がまたいい。エラそうなことを好き放題ぬかしているが、こいつらも絶対モテないな〜という感じが良く出ている。友達ひとり一人のキャラが丁寧かつ愛嬌たっぷりに作られているので、主人公をいじりながらも根はいいヤツらだな、と好感が持てる。 そしてジーナさんも言うように音楽がいいです。丁度40歳くらいの人がティーンエイジャーの時に流行った曲じゃないかな。 愛すべきおバカな面々と音楽に楽しませてもらったけど、ひとつ気になるのは、主人公も友達も、自分たちがこだわっていることは取るに足りないこと、大事なことはそんなことじゃない、と気が付いたんだからラストは別に必要なかったかな。 どうも最近映画を観て感じるのは、観客へのサービスか、作り手が10まで見せてしまうこと。要するに「こうなるだろう」と予想できる最後の一手を予想通り見せてくれると言うことだけど、そこを9で終わらせておけば、実はそちらの方が余韻が残って、ひとり一人の中で11にも12にもなるのに、10までやっちゃうとそれっきりで余韻が残らない。それ以上想像の余地がなくなるのだ。寸止めとか腹八分であえて終わらせるテクニック、できないもんかな。もうちょっと観客を信用してほしいな。でも、まあ楽しかったです。初笑いにはもってこいでした。
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[135]自虐の詩
 今更なメッセージ幸村和2009-01-03
 
「具体的なイメージを持たないままの幸せ探し」という超弩級の古典テーマ。未だに、このテーマで勝負する作品があったことに驚き。ちなみに原作は未読ですが、もしかしたらあり・・・
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「具体的なイメージを持たないままの幸せ探し」という超弩級の古典テーマ。未だに、このテーマで勝負する作品があったことに驚き。ちなみに原作は未読ですが、もしかしたらありふれた、且つ、答えの分かり切ったテーマで挑みつつも見せ方で支持を得ているのかもしれません。が、映画については「何を今更」感の方が強かった。 よかった所は舞台は気仙沼、中学生時代の幸江と熊本さん。 特に熊本さんのたくましいキャラはいいです。途中から急速に幸江への興味をなくしてからは熊本さんの将来だけを楽しみに最後まで観たのだけど、結果はこちらもガッカリ。「どんな人と結婚したか」よりも「どんな人間になったか」の方が大事なのになあ。あれだけ天晴れな腰の座った熊本さんだから大人物になっていると思っていたのに、わかってないなあ。ほんっとつまんない。にしても、二人はいい俳優さんですね。これから顔が綺麗なだけではない、ああいう女優さんがどんどん出てきて欲しい。 ほかの方のコメントにもあるように、東京→大阪とイサオと幸江は何がどうして立場が逆転したのかもわかりませんでした。キャラが確立していないだけのように感じます。ものすごい違和感がありました。 あのイサオのロン毛も幸江の頭の中で作り上げたんだと思ってたらマジみたいだったし。なんだかなあ。 宣伝でも使われた「ちゃぶ台ひっくり返し」についてはLongislandさんの言う通り。「ひっくり返したかったからひっくり返しました」という感じで脈絡はない。笑えないし泣けないし、なんだか時間を損した気分でした。
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[136]ビッグ・フィッシュ
 ありのままではダメですか?幸村和2009-01-03
 
絶賛の嵐ですね。私も「マーズ・アタック」以来のファンであるT.バートン作品ということで、期待度200%で観たのですが、結論から言うと落胆、困惑でした。 私はバートン作・・・
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絶賛の嵐ですね。私も「マーズ・アタック」以来のファンであるT.バートン作品ということで、期待度200%で観たのですが、結論から言うと落胆、困惑でした。 私はバートン作品には権力やマジョリティーに対する毒があると思っていて、それを魅力的に感じていたのですが(確かに異形の者に対する温かい目線はあるにせよ)、この作品にはそんな権力に対する毒っけは殆ど感じられませんでした。どうしちゃったんだろ。 観た後思い出したのは「普通の家族がいちばん怖い」(岩村暢子/著)という本です。一般的な家庭の食事をリサーチした本なのですが、ここに出てくる主婦達のよく口にする言葉が「だって、子どもには夢を見させたいじゃないですかぁ」でした。 この映画は、どこかこの主婦達の言と通底しているような気がします。 黒人医師の「事実とお父さんの話のどちらをとるといったら、迷わずお父さんの話をとるよ」。え?そうなん?この「そうに決まってる」みたいな口ぶりって、殆どファッショ。 それって、世の中の人たちの多くの意見なのかな。絶賛の嵐だからそうなのかもね。にしてもねぇ。現実はそんなにつまらない?現実をことさら脚色する必要ってある?私の答えは「NO」です。世界は目を開ければ、驚異と不思議に満ちています。サンタを意地でも信じさせようとしたり、それって大人の都合です。「サンタを、夢を信じる子どもであって欲しい」という都合。その「都合」に理解を示し、父親と同じようになる息子。それについては、正直感動はできませんでした。 とはいっても映像はさすがバートン。暗い森に忽然と現れる美しい村。村人達が妙に陽気でそれがかえって不穏な空気を醸し出す。ああいう雰囲気は好きです。 また、私もお風呂のシーンではジンワリきました。こんな夫婦になりたいって思います。 ファンタジーが嫌いではないんです。むしろ好き。でも、父親と息子の和解に「ありのままよりもファンタジー」を持ってくるのはいけませんでした。
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[137]あるいは裏切りという名の犬
 負けたのはどっちだ!?幸村和2009-01-03
 【ネタバレ注意】
本や映画のいいところは疑似体験ができるところ。自分がやってみたいけどできないこと(法的、倫理的、自尊心的etcの理由で)を本や映画の登場人物はやってくれる。さて、その・・・
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本や映画のいいところは疑似体験ができるところ。自分がやってみたいけどできないこと(法的、倫理的、自尊心的etcの理由で)を本や映画の登場人物はやってくれる。さて、その結末は爽快なのか、不快なのか。 というわけで、この映画も私にとってはこういうシチュエーションになったらやってみたいことを、ドニ・クラン(ジェラール・ドパルデュー)はやってくれる。つまり、にっくき恋敵を狡知をつくし完膚無きまでに叩きのめす。やってることは卑劣でいやらしいが、最愛の人を奪われたら恋敵を転落させたいと思う気持ちはわかる(思うだけとやるのとは大きな違いだけど)。 しかし、出世し、恋敵をたたきのめして、彼は勝ったのか?いいえ、負けたんですね。完全な負け犬です。レオ(ダニエル・オートゥイユ)の背中に向かって叫ぶドニ。ミジメです。この人がかつてレオの親友だったように、真性の極悪人ではなく、ただの弱いちっぽけな人間であることがよ〜くわかります。 そして、だからこそラスト(ドニの最期)はなくてもよかったと思う。ドニには生きていることが辛くなることがこの先にあっただろうから。 皆さんのコメントにあるように、主演の二人がいいです。あと周りの俳優さん達もいいですね。渋い。 主演の二人を観るのは私にとっては「メルシィ・人生!」以来ですが、なんという豹変ぶり。前者は爽快なコメディーだったのに対し、こちらは渋い人間ドラマ。さすが、フランスを代表する名優という紹介もうなずけます。 映画の持つ良さがよーく感じられる作品でした。
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[138]トイ・ストーリー2
 大人になった子どもたちへ幸村和2009-01-01
 
1から更にレベルアップ。これはいいです。 前作ではアンディやシド、シドの妹といった子どもとおもちゃの関係と、おもちゃ同士の関係が中心で子ども向けだったように思います・・・
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1から更にレベルアップ。これはいいです。 前作ではアンディやシド、シドの妹といった子どもとおもちゃの関係と、おもちゃ同士の関係が中心で子ども向けだったように思いますが、本作では、アンディもキャンプで不在、中心テーマはおもちゃと人間の関係にシフトしたように感じます。 私が大好きなシーンは人形修復師がウッディを修復するシーン。ここまで細かく描写しなくても本来いいと思うのですが、それを細部にこだわって表現しているのが素晴らしい。修復師の動きも優雅で見ているだけでウットリしてしまった。こういうところはまさに大人向けだと思いました。でも子どもにも見せたい美しいシーン。 それと時々風景が遠景になって、おもちゃと世界が等倍になるというのでしょうか。おもちゃ達が屋根をつたったり、道路を走ったりする風景が、人間の目で見た大きさになる見せ方。おもちゃの小ささが妙にリアルで笑える。巧い! 映像の美しさ、巧みさもさることながら、ストーリーもバービー達が出てきたり、スターウォーズのパロディーが出てきたり、いつもの笑いも満載で、それでいて、あー私も大人になっちゃったけど、私が子どもの時に遊んでいたおもちゃはどうしたんだろう、とちょっと切なくなったり…。 まさに、今大人になったかつての子どもたちへ向けられたちょっぴり切なくて、そして最高に楽しい映画でした。大好きです。
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[139]トイ・ストーリー
 評判通り幸村和2008-12-23
 
面白かった。特にバズのキャラが好き。バズがボケならウッディはツッコミという感じでしょうか。 シドの部屋のおもちゃがまたいい。まるでボッシュの絵の片隅にいそうな怪しさ・・・
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面白かった。特にバズのキャラが好き。バズがボケならウッディはツッコミという感じでしょうか。 シドの部屋のおもちゃがまたいい。まるでボッシュの絵の片隅にいそうな怪しさ。芸術的です。フィギュアがあったら欲しいくらい。 子どもが人形を使って何役も自分で演じ分け、そこに空想の世界と物語を作ってしまうシーン、しかもそれを子ども目線で表現する映像が私には印象的でした。自分もそうだったし、子どもって本当にそうなんですよね。横で見ていると可笑しくて可愛くて(でも笑うと失礼なので笑っちゃダメ)。 きっと自分が子どものときを覚えていて、あるいは子どもを観察して作ったんじゃないかな。とても楽しかったです。
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[140]夏休みのレモネード
 宗教って難しい幸村和2008-12-20
 【ネタバレ注意】
難しいな。主人公の少年の残酷なまでの純真さからくる疑問はともすれば真実を射抜いていると思う。私なら怖ろしくて口にできない質問だって、無心に繰り出す。いいぞ!いっとけ・・・
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難しいな。主人公の少年の残酷なまでの純真さからくる疑問はともすれば真実を射抜いていると思う。私なら怖ろしくて口にできない質問だって、無心に繰り出す。いいぞ!いっとけ!しかし、である。結局少年は子どもなりに折り合いをつけて着地してるんだな。難しいテーマを扱って、お!と思ったけど、結局無難にまとめたな。 おまけに、少年のテストはラビの息子の死期を確実に早めた。何年生きるかより、いかに生きるかは勿論大事なんだけど、まだ分別のつかない子どもにはそれ、適用しちゃダメでしょう。 ラビはわかってるのかな。わかってたら、なんてことしてくれるんだって半狂乱になると思うけど。わかっていて少年やその親を責めないとなると寛容に過ぎると思うし、少年にわからせたほうがいいと思うけどな。 イマイチこの映画、何が言いたいかわからなかった。宗教の壁を越えて交流する人々の姿か? 印象的だったのは、少年の家庭かな。モンティ・パイソンの映画を思い出しちゃった。カソリックって本当に子どもをボコボコ産ませてる感じだな。 「俺に子育てさせる気かぁ!」と叫ぶ父親も凄いな。ビックリしたよ。なんじゃそら。子どもの前では絶対夫に服従して口出ししない母親にも。そうでもしないと父親の威厳が保てないのか。脆弱な威厳だ。まったく面倒臭いオッサンだな。父親は気にくわないことは拳を振り上げて、威嚇で主張。それでも少年の影響で少しはまともなことを言ったラストは奇跡のような一瞬か。ま、子どもたちは普通に可愛かったけどね。
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[141]明日の記憶
 夫婦愛の物語幸村和2008-12-18
 【ネタバレ注意】
「アイリス」の若年性男女逆転邦画版といった感じでしょうか。 病気というのはいつ自分も同じ立場になるかわからない。それは介護される方でもする方でも。それで私なんかはつ・・・
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「アイリス」の若年性男女逆転邦画版といった感じでしょうか。 病気というのはいつ自分も同じ立場になるかわからない。それは介護される方でもする方でも。それで私なんかはつい「自分ならどうだろう」という目で見てしまうのだが、そんなとき、あまりに崇高に病に立ち向かう主人公や家族を見ていると、その姿に胸を打たれながらも、どこか自分とは違う、私にはここまでできない、という違和感のようなものも抱かずにいられない。 というわけで、この映画の樋口可南子演じる妻も、仕事人間で家庭を顧みることのなかった夫に対し、美しいまでのいたわりで夫と向き合う。「泣いちゃいけない」と自分に言い聞かせて。その演技は素晴らしいと思う。私なら夫に恨み言泣き言弱音、言ってもしょうがなくても言ってしまうな。 一方、渡辺謙演じる夫も病の症状のひとつであると聞く暴力や被害妄想などの人格の変貌は殆ど現れない。記憶の欠落以上にそれが一番この病の残酷で、家族にとって最も辛い部分だと思うのだけど。たった一度、弱音を吐いて取り乱した妻に暴力をふるうが、その瞬間はこの映画では見られない。 また、妻が一人で夫を介護するがそれは果たして可能なんだろうか、とか、妻が働きに出はするものの経済的に大きな支障はなさそうだけど、そういう家庭は一般的なのだろうか、とか、そんな疑問がどうしても払拭できなかった。キレイ過ぎるのである。 そういうわけで、この類の映画にこういうことを言うと非難を浴びそうだけど、それでも言ってしまうけど、鑑賞しながらこの映画は夫婦愛の物語で、アルツハイマーというのはひとつの道具なんだな、と思った。 と言っても、とても真面目にこの道具を扱っている。また、確かに樋口可南子も渡辺謙も素晴らしい演技で夫婦愛は充分に伝わってきた。そこは同じようにこの病気を悲恋の道具としてこちらはいかにもあざとく「利用」した「私の頭の中の…」とは圧倒的に違うと思う。
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[142]愛してる、愛してない...
 ブラック・アメリ幸村和2008-12-14
 
BunnyMaxさんのコメントに同感です。 アメリが良かった、と思っていましたがこちらもなかなか良かったです。 両方観ると「人間、バランスが大事だ」ということに気が付いていい・・・
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BunnyMaxさんのコメントに同感です。 アメリが良かった、と思っていましたがこちらもなかなか良かったです。 両方観ると「人間、バランスが大事だ」ということに気が付いていいかもしれませんね。あ、でも盲目的にアメリが好きな人にはショックかも。 ところでコラージュ怖すぎ。あれが一番怖かった。
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[143]トンマッコルへようこそ
 緊張と緩和幸村和2008-12-09
 
死と隣り合わせの戦場で極限までストレスにさらされ続けた兵士達の猜疑心や緊迫感に満ちたピリピリした空気が高まると、ふっと訪れるトンマッコルの人々ののどかさ、牧歌的な空・・・
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死と隣り合わせの戦場で極限までストレスにさらされ続けた兵士達の猜疑心や緊迫感に満ちたピリピリした空気が高まると、ふっと訪れるトンマッコルの人々ののどかさ、牧歌的な空気。その緊張と緩和のバランスが絶妙です。 長老の人々を統べる秘訣はシンプルながら深いです。 そして、「人生を楽しむってこういうことじゃないか」とつぶやく兵士。自分たちが信じてきたイデオロギーの揺らぎを感じます。 お腹いっぱい食べても、まだそれだけでは飽きたらず、更にもっとよこせと欲求する人間が残念ながら世界にはいます。そんな人間(国?)に蹂躙されながらも、「本当に大切なこと」に気が付き清々しささえ漂う表情を見せる兵士達の姿にかえって戦争に対する怒りと悲しみを強く感じました。
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[144]サウスバウンド
 禁断続き幸村和2008-12-06
 
昔、凄く面白くてメチャメチャ入り込んで自分の頭の中にかなり具体的な映像ができてしまった小説の映画化、テレビドラマ化されたものは観てはいけない、という自分の中での掟が・・・
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昔、凄く面白くてメチャメチャ入り込んで自分の頭の中にかなり具体的な映像ができてしまった小説の映画化、テレビドラマ化されたものは観てはいけない、という自分の中での掟があった。それを、すっかり忘れていた。というか、映画を観るために先に原作を読んだのがまずかった。原作が最高に面白かったのだ。 なので、原作のどこをはしょってもあかん!という状態で、2時間のドラマにするためにはしょった部分がもう完全に許されなかった。そのためにひどく作品がぎくしゃくして見える。おまけに、頭の中にできてしまった登場人物達と、この映画作品の登場人物達とのギャップときたら!!お父さん、お母さん、軽すぎる!!「ナンセ〜ンスッ!」ってさ…。「西表島に行きま〜すっ!」パチパチパチ♪ってさ…。 とうとう、真ん中から初めて禁断の早送りをしてしまった。途中で止めたのに等しい。 禁断の思い入れ小説の映画化作品鑑賞、更に禁断の早送り、禁断続きだった。そういうわけで、掟を守ることをあらためて決意しました。
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[145]幸福な食卓
 初々しい幸村和2008-12-03
 
少し前に見たので細かい部分は忘れたのですが、若い二人がとにかく初々しくて、もうそれだけでなんだかほほえましかった記憶があります。 大浦君は最初なんて老けた中学生だ!・・・
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少し前に見たので細かい部分は忘れたのですが、若い二人がとにかく初々しくて、もうそれだけでなんだかほほえましかった記憶があります。 大浦君は最初なんて老けた中学生だ!と思ったけど、いかにもお金持ちのおぼっちゃん、真っ直ぐすぎてデリカシーに欠けるけど裏表がないので憎めない、太陽のような少年で、勝地涼君が好演していました。 佐和子ちゃん(北乃きい)も大浦君と対照的に普通そうでいて実は病質的な雰囲気の家庭に影響を受けている陰のある女の子をきちんと表現していたと私は思います。確かにこういう子は大浦君みたいな子に救われるだろうなー。 周りの人の優しさに包まれていることに気が付いた主人公が、別れを自分の中で受け入れて歩き出すラストは、温かさと寂しさと、そして希望を感じて、なぜか私も幸せな気持ちになりました …が惜しむらくは、そのとき流れたミスチルのエンディング。ほかにも同じように感じた方がいらっしゃいますが、私もあれはどうかな、と思いました。 私はミスチルが好きでも嫌いでもありませんが、あそこで流れたあの曲はやけに説教臭さが鼻につき、映画を台なしにしてしまったと思います。「悪い例」を目の当たりにして、映画に音楽って大事なんだなと痛感。
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[146]ブレードランナー
 任侠な雰囲気?幸村和2008-12-01
 
ここであまりに評判がいいので見てみました。 …寝ました。開始30分で第1回目の睡魔。それから30分意識不明で、こらいかんと思って、ちゃんと居眠りして数時間後再開。再び開始・・・
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ここであまりに評判がいいので見てみました。 …寝ました。開始30分で第1回目の睡魔。それから30分意識不明で、こらいかんと思って、ちゃんと居眠りして数時間後再開。再び開始40分くらいで意識不明。やっとルトガーとハリソンとの迫力のある攻防から最後まで見ることができた。見おわるまで随分時間がかかった。 なんでこんなに眠たくなるんだろう、と思ったら、画面が暗いんです。 でもって音楽がなんかスモーキーで、どんどんまぶたが重くなって。 ぷーさかさんのコメントを読んで、ストンと腑に落ちました。 そうなんです。ひどく雰囲気や情感で持って行こうとするんです。こちらが具体的な事柄を把握して準備ができる前に、ムードが先行してしまう。 映画全体の雰囲気が既にOKの人は、それでいいのかもしれませんが、まだどちらでもないという状態で見た私にはちょっと退屈してしまいました。その辺は好みで左右されるんでしょうね。 この、ストーリー展開ではなくムードで伝えようという感じは私の持つ任侠映画のイメージと同じです。任侠映画、見たことないので全くのイメージですが。
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[147]サイン
 こりゃ珍品だわ!幸村和2008-11-30
 
妻の死をきっかけに捨ててしまった信仰を取り戻す男の物語…なんだけど、もうそんなこと、どうでもいい。 ホアキンと、そしてハイテクかローテクか全然わからない宇宙人、もうこ・・・
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妻の死をきっかけに捨ててしまった信仰を取り戻す男の物語…なんだけど、もうそんなこと、どうでもいい。 ホアキンと、そしてハイテクかローテクか全然わからない宇宙人、もうこれに視線は釘付け。アルミ・ヘルのホアキン、コントみたいな宇宙人とそれを見て驚愕のあまり飛びすさるホアキン、戦うホアキン…!! こんなにストーリーの本筋とは違うところで大笑いした映画はない。 監督が真面目なのかふざけているのかわからない映画はこれ以外では「マッスル・モンク」くらいしか思いつきません。 これ、一人で見てしまったけど、この笑い、誰かと共有したかった。 あまりに珍品で☆のつけようがありません。
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[148]最後の恋のはじめ方
 キャラ作りがよかった幸村和2008-11-29
 
久々に映画で大爆笑。アルバートのダンスシーンです。 もう本当にこんな人、いそうです。一歩間違ったらヤバいストーカーになりそうなダサさ、イタさなのに、ギリギリのところ・・・
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久々に映画で大爆笑。アルバートのダンスシーンです。 もう本当にこんな人、いそうです。一歩間違ったらヤバいストーカーになりそうなダサさ、イタさなのに、ギリギリのところでひたむきな可愛い人、と思える。巧いなあ。 あと、ヒロインの友達。なんか幸薄そうで、男運もなさそうな女の子。彼女もとても良かった。コミカルながら心理描写が鋭いですね。 こんな人いそうだわー、とか、(多くはないですがちょっとした所に)こんなことありそう、というところを巧く突いていて、それがこの映画をまとめています。 ただ、デザイナーへの出資は大丈夫だったのかな、とは思いますが。あまりに私情にかられていたので。 人物、シチュエーション設定は、階層的に高学歴・高所得のホワイトカラー層を焦点にしているように見えました。それで汚い言葉も出てこなかったのかな。いかにも高級な場所で知的な会話を楽しむ、というシーンがでてきますし、こういうシーンをオシャレ、ステキって憧れる人、多いんじゃないかな。 個人的には、オシャレなホワイトカラー層中心のラブ・コメなんて聞くと敬遠するのですが、観ているこちらも楽しめる会話や、やりとりが繰り広げられ、思ったより楽しめました。
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[149]ポイント45
 屈辱の一品幸村和2008-11-29
 【ネタバレ注意】
恋人のDVに怯えるミラ扮する主人公(以下、ミラ)は、結局は自分の性的魅力をフル活用して人を踏み台にし、暴力男を陥れ、そして暴力男の仕事をかすめ取る。 暴力男がかつて・・・
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恋人のDVに怯えるミラ扮する主人公(以下、ミラ)は、結局は自分の性的魅力をフル活用して人を踏み台にし、暴力男を陥れ、そして暴力男の仕事をかすめ取る。 暴力男がかつては腕力を武器にしたマッチョな男性性でミラを支配していたのに対し、ミラは自分の女性性を最大限活用して人を支配するわけで、そういう意味で暴力男もミラも同じ穴の狢でしかない。 はっきり言って、ミラは下品で卑猥な言動がいかにも育ちが悪そうな女性だ。人間は愚かなものでそれ自体は否定するつもりはない。愚かさの中に、人間の魅力が醸し出されることだってある。 が、ミラの役は、ただ「頭が悪そう」で、人間としての魅力は感じられない。更に同じく持ってるものは腕力だけでオツムの弱そうな暴力男の目を盗み、仕事のおこぼれを頂戴するに至っては、もうさっぱり共感も好感も持てるはずもなく、ましてやDVで被害に遭っている女性にとっても、何の参考にも勇気にもならないと思う。むしろ、ここまでこの暴力バカ男と同じレベルまで成り下がらないと、自立できないのかと絶望的なキモチにすらなるのではないか。 あと、ミラを法的に助けようとしていた黒人女性の豹変ぶりもあまりに強引で苦笑だった。 自身もDVの被害者であり、恐らく相当の苦学の末、今の地位を築きながらもそれを一瞬で無にしてしまうような行為を犯すか?フツー。 そこまでミラが魅力的とでも言いたいのかもしれないが、何度でも言う。ミラの魅力は伝わってこない。どう見てもあの黒人女性のキャラクターは破綻している。 破綻のないところにしか、サスペンスとしてのスリルは生まれない。そういう意味で、この作品はサスペンスとしても失敗している。 また、前の方のコメントに「フェミニズム」という言葉が出てきたのは予想外でした。 フェミニズムが男並みになることを目指すことではないことは、もう当たり前になっていると思っていたので。「性の自立」とは、「弄ばれる側」から「弄ぶ側」になることとは違うと思うのですが。 なので、人によってとらえ方は様々なのを承知で野暮なことを言わせてもらえば、私は、ほかの方のコメントの方が感性が真っ直ぐでキチンと見抜いていると思いました。 ところで、この映画はのっけから登場人物に対するインタビュー形式で始まり、終始、登場人物達のインタビューが所々に挟まれる。 どうやらインタビュアーは、時にはミラ本人に、時にはミラを知る人物に向かって、ミラについて語らせている。 そのうちこのインタビュアーが誰か、インタビューの意味は何だったか判明するのかと思って観ていたのだが、それは最後までわからずじまい。 で、最初は監督がこういう形式にすると面白いからやってみました、ということだったのかと思って呆れたのだけど、もしかして、もしかしたら、インタビュアーは観ている私…!? そういえば、私の記憶が正しければ、映画の最後はミラがスカートを翻らせてカメラに向かって「じゃあね!ウフ」みたいなこと言って、消えていったような気がする。ミラファンならともかくも、私はミラに対して、これっぽちもインタビューしたくないぞ。勝手にインタビュアーにするなよ。なんじゃい、ウフって!?すっごい屈辱。
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[150]ダーク・ウォーター
 私も幸村和2008-11-25
 
オリジナルより断然こちらが良かったです。 そもそもオリジナルは突っ込んだらきりがないところだらけで、怖くないのは勿論、深さも皆無だったので、ウォルター・サレスが監督・・・
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オリジナルより断然こちらが良かったです。 そもそもオリジナルは突っ込んだらきりがないところだらけで、怖くないのは勿論、深さも皆無だったので、ウォルター・サレスが監督でなかったら、リメイクも観なかったと思う。 で、さすが、ウォルター・サレスです。キチンと人間を描いてますね。そしてストーリーにも整合性がある。あらゆる点でオリジナルと大違いで、オリジナルよりここまでいい作品になるリメイクってあるんだなあと、新たな発見。オリジナルが駄作でも、リメイクもそうとは限らないという見本です。
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