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 「呑気呆亭」さんのコメント一覧 登録数(728件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[151]真夜中のカーボーイ
 フロリダには“バードケージ”が呑気呆亭 (Mail)2014-12-17
 
公開当時に見たときはラッツォ(ホフマン)の最期に涙を流したのだったが、今回見直してみて印象に残ったのはジョン・ボイトの演技だった。いい気な若者でしかなかったカ−ボ−イ・・・
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公開当時に見たときはラッツォ(ホフマン)の最期に涙を流したのだったが、今回見直してみて印象に残ったのはジョン・ボイトの演技だった。いい気な若者でしかなかったカ−ボ−イが都会の生活の現実に晒されて次第に性格に深みを増して行き、ついに他者(ラッツォ)を認識するに至る課程が丁寧に描かれている。彼にとってはこれはコペルニクス的転回であって、友の死を抱えてフロリダへ到着したカ−ボ−イはその後どう生きたかに興味をそそられたのだった。フロリダには“バードケージ”のオーナー兼演出家のアーマンドと、彼の良き相棒であり店のトップ・スターのアルバートという、或る意味で良きアメリカを象徴する二人の大人がいることを知らせてやりたいものだ。
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[152]ひとりぼっちの青春
 アンクル・サムの狂気呑気呆亭 (Mail)2014-12-17
 
ギグ・ヤングという役者には凡庸な皮膚の下に秘めた狂気が感じられる。それを初めて感じたのはペキンパ−の「ガルシアの首」の殺し屋を演じたのを見たときだったのだが、このダ・・・
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ギグ・ヤングという役者には凡庸な皮膚の下に秘めた狂気が感じられる。それを初めて感じたのはペキンパ−の「ガルシアの首」の殺し屋を演じたのを見たときだったのだが、このダンス・マラソン大会を司会するギグ・ヤングは、まさにアメリカがその善意に満ちたアンクル・サムの風貌の下に秘めている狂気の象徴となっている。この狂気は何処から来るのだろうか?
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[153]ツィゴイネルワイゼン
 麿赤児Vs.原田芳雄呑気呆亭 (Mail)2014-12-17
 
原田芳雄が暴れまくる前半の面白さと、彼が死んでしまった後に残された連中が演ずる怪談風の後半部の重ったるさが異質で、出来れば前半の面白さのままラストになだれ込んで欲し・・・
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原田芳雄が暴れまくる前半の面白さと、彼が死んでしまった後に残された連中が演ずる怪談風の後半部の重ったるさが異質で、出来れば前半の面白さのままラストになだれ込んで欲しかった。前半のキ−ワ−ドであった麿赤児率いる3人の門付け芸人の意味するモノが原田芳雄の狂気にラストまで絡んで行けば、とてつもないアナ−キ−な結論に辿り着いたのではなかったろうか?
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[154]戦う幌馬車
 カ−ク・ダグラス=ロ−マックス呑気呆亭 (Mail)2014-12-17
 
完璧に装甲され、その上にトウに襲われることを予期したピア−スは馬車の内部から操作できるガトリング・ガンを装備する。その馬車を警固するのは前後に約20名のガンマン。ロ−マ・・・
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完璧に装甲され、その上にトウに襲われることを予期したピア−スは馬車の内部から操作できるガトリング・ガンを装備する。その馬車を警固するのは前後に約20名のガンマン。ロ−マックス(ダグラス)は過去に馬車の襲撃を試みた愚か者が幾人も町外れのブ−ツヒルに安物の十字架の下に眠っているよとトウ(ウエイン)に言う。さて、その難攻不落の装甲馬車をどう攻略するかが原作・脚本のクレア・ハフェ−カ−の腕の見せ所。その仕掛けが面白い。10万ドルの報酬を目当てに結集する仲間は、飲んだくれの爆破エキスパ−ト、インディアンのはぐれ者、運び屋の老いぼれとその若い女房、そしてトウと宿敵のロ−マックス。こうした結集物(と仮に名付ける)の面白さはそれぞれの個性のぶつかり合いにあるのだが、カ−ク・ダグラス演ずるロ−マックスの抜け目なさと欲ふか振りが面白く、その欲ふかさを逆手に取って仲間に引き入れるトウを演ずるジョン・ウエインとのやり取りが面白い。ロ−マックスはお洒落ガンマンで馬の乗り方もキザなのだが、ラストにその乗り方を物の見事に外して笑わせてくれる。大いに楽しめた作品であります。
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[155]カルカッタ
 何のために・・・呑気呆亭 (Mail)2014-12-16
 
1968年のインドの都市カルカッタを撮影したドキメンタリ−。ルイ・マル唯一のドキメンタリ−。プロロ−グはガンジス川の支流であるフ−グリ川の河港であるコルカタ(現地呼称)港周辺・・・
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1968年のインドの都市カルカッタを撮影したドキメンタリ−。ルイ・マル唯一のドキメンタリ−。プロロ−グはガンジス川の支流であるフ−グリ川の河港であるコルカタ(現地呼称)港周辺で沐浴する人々の姿を、舐めるようにキャメラが捉えて行く。そこで気が付くのは女性の姿がないことである。ルイ・マルのナレ−ションとともにキャメラはコルカタの雑踏を縫って動き回り、アジア的とはちょっと違うインド的な風景を映し出して行く。コルカタは19世紀には黄金のベンガルと呼ばれた豊かさを背景に、ラビンドラナート・タゴールなどの大詩人を多く輩出した。マザー・テレサが1948年から1997年まで活動を行ったのもコルカタであるという。その文化的にも経済的にも豊であったコルカタの一面をルイ・マルは見ようともせず、ひたすらインド的な土俗性とこれ以下はないだろうと思われるほどの貧困を映し出して行く。見終えて思ったのは、何のためにルイ・マルはこれを撮ったのかということだった。
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[156]続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
 コルトM1851ネ−ビ−呑気呆亭 (Mail)2014-12-08
 
相棒のジョ−(イ−ストウッド)に砂漠に置き去りにされたテュコ(ウオ−ラック)の怒りは凄まじく、その怒りをエネルギ−に換えてテュコは砂漠を脱出する。そして、辿り着いた町の・・・
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相棒のジョ−(イ−ストウッド)に砂漠に置き去りにされたテュコ(ウオ−ラック)の怒りは凄まじく、その怒りをエネルギ−に換えてテュコは砂漠を脱出する。そして、辿り着いた町の銃器商のオッサンとのやり取りが傑作で、テュコが選択するのはカ−トリッジ・コンバ−ジョンのコルトM1851ネ−ビ−(『マカロニ・ウエスタン銃器講座』彩流社刊 蔵臼金助著による)。この銃は部品が分解出来るらしく、テュコはシリンダ−と銃身を幾つかのサンプルから最良のモノを選んで組み立てる(この辺のマニアックさがたまらない)のだが、それを見ている銃器商のオッサンのちょっと得意げな表情が秀逸で、結局勝手に組み立てられた銃はタダで奪われ、その上売上金を200ドル提供させられるという踏んだり蹴ったりの目に遭わされる。ほっぺが赤くて頭の毛が少ないこの可愛いオッサンを演じた役者さんの名前を是非知りたいものだ。さて、テュコは奪った銃を手に憎っくきジョ−を追うのだった。
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[157]影の軍隊
 マチルド呑気呆亭 (Mail)2014-12-07
 
中盤までずっと息を詰めて観ていて、この映画にはほとんどと言っていいくらい効果音(音楽)が使われていないことに気が付いた。物語は坦々とリノ・ヴァンチェラ演ずる対独抵抗・・・
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中盤までずっと息を詰めて観ていて、この映画にはほとんどと言っていいくらい効果音(音楽)が使われていないことに気が付いた。物語は坦々とリノ・ヴァンチェラ演ずる対独抵抗者ジェルビエの行動を追うのだが、張り巡らされたナチの諜報網と警戒線を危うく突破しながら抵抗運動に身を捧げて行く課程が迫真的に描かれていて、見ている此方はそれこそ固唾を呑んで画面に見入っているしかない。占領軍に対して本土では何の抵抗も示すことなくあっさりと首都を明け渡してしまったという情けない歴史をもつ我々ニッポン人としては、この映画や「パリは燃えているか」などによって描かれた粘り強く献身的な抵抗運動というものには、ある種の憧れと共に敬服の念を抱かざるを得ない。娘の写真を所持していたがために組織を裏切らざるを得なかったマチルド(シモ−ヌ・シニョレ)のエピソ−ドには、腹の底にズンと居座り残る感銘を受けたことだった。傑作であります。
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[158]2001年宇宙の旅
 “ニンゲンを馬鹿にするなよ!”呑気呆亭 (Mail)2014-12-07
 
何度も見てその度に妙な感銘とある種の違和感を受けてきたのだが、先日チェコの「イカリエ・XB-1」を見て始めて長年の違和感が解消した。 イカリエとはイカロスのことで、そ・・・
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何度も見てその度に妙な感銘とある種の違和感を受けてきたのだが、先日チェコの「イカリエ・XB-1」を見て始めて長年の違和感が解消した。 イカリエとはイカロスのことで、その名を冠された宇宙船は亜高速で航行していて目的地はアルファ・ケンタウリ星系の惑星である。機内には夫婦者や恋人同士など男女同数のクル−が乗り込んでいる。目指す惑星に向かうイカロスは暗黒星から放たれる未知の放射線に曝されて乗員すべてが意識を失う危機に陥るのだが、その暗黒星との間に立ちはだかった不思議な壁状のモノのお陰で危機から脱することができた。その直後、機内では飛び立つ前から妊娠していた夫婦者から「スタ−・チャイルド」が生まれるという喜びがはじけ、それは「壁」を作って地球からの使者を迎えようとする惑星の善意をも暗示して、墜落を免れたイカロスはアルファ・ケンタウリ星系の惑星に向かって飛行して行くのだった。 以上のように\'63年製作のこの作品には「壁」も「スタ−チャイルド」も既に登場しているのである。そして延べられている思想も「2001年」よりもはるかに明解で肯定的なモノであって気持ちの良い印象が残る。 さて、今回見直そうとして冒頭の「モノリス」のシ−ンを見ていて急に腹が立ってきた。弱虫の猿がモノリスに触れることによって「智恵?」を獲得し、手近に転がっている動物の大腿骨を武器として手に掴み、水場から敵対する猿群を撃退する。それだけならまだ良いのだが、それまで仲良く共存していたアリクイに似た動物を殺してその肉を食い始める。これでは「モノリス」はニンゲンに「悪」を注入するためにその場に置かれたとしか思えないではないか。“ニンゲンを馬鹿にするなよ!”と腹が立って、見るのをそこで止めてしまったのだった。もうこの映画を見直すことは決してないだろう。
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[159]ひまわり
 ひまわり畑の下には・・・呑気呆亭 (Mail)2014-12-06
 
ナポレオンが敗れたロシアの冬将軍に独伊の連合軍も敗退する。その敗残の兵士たちの過酷な撤退の模様を描くシ−ンが胸に迫る。立ち止まれば3分で凍り付いてしまう雪原を歩いて越・・・
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ナポレオンが敗れたロシアの冬将軍に独伊の連合軍も敗退する。その敗残の兵士たちの過酷な撤退の模様を描くシ−ンが胸に迫る。立ち止まれば3分で凍り付いてしまう雪原を歩いて越えて行かねばならぬ。大半は銃も捨ててしまった兵たちの中に傷付いたアントニオ(マストロヤンニ)もいた。もう歩けないと雪原に突っ伏したアントニオに立って歩けと肩を貸し続けて来た戦友は励ますのだが、生きる気力を失ったアントニオは手を振って“行ってくれ”と最後の意思を示すのがやっとだった。戦友はじっとアントニオを見詰め、何かを思い切ったかのような表情を見せてアントニオに背を向け、行進する兵士たちの列に加わって行く。ナチスはその雪原に戦死者たちを埋め、ロシアの農民たちがそこにひまわりの種を蒔いたのだという。“桜の樹の下には屍体が埋まってゐる!”というが、このひまわり畑には兵士の怨念が埋まっているのだ。生き残りイタリアに帰還したこの戦友にジョバンナは“何故見捨てたの!”と怒りをぶつけるのだが、それはこの惨禍を知らぬ者の言葉であって、生き延びた者の傷口を暴く心ない言い様でしかなかった。生きる意思を自ら閉ざしてしまったアントニオの弱さは、ジョバンナとの結婚後の行動にも暗示されていたが、ロシアの娘に救われた後の二人の女の間を揺れ動く心の弱さがにもそれが見られたのだった。こうした役を演ずるときのマストロヤンニは絶妙の巧さを見せる。ラスト、列車の窓越しに見せるアントニオのジョバンナに向けて見せる表情の哀切さは忘れられないモノであった。
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[160]さらば友よ
 ジャッカルと黒ヒョウ呑気呆亭 (Mail)2014-12-05
 
ドロンとブロンソンのそれぞれの身体の使い方が対照的で面白い。ドロンの動きは精悍なのだがどこか子供っぽいところがあり、ブロンソンはそれとは違って同じく精悍であっても成・・・
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ドロンとブロンソンのそれぞれの身体の使い方が対照的で面白い。ドロンの動きは精悍なのだがどこか子供っぽいところがあり、ブロンソンはそれとは違って同じく精悍であっても成熟した男くささがある。動物に例えると、ドロンは獰猛ではあるが何処か剽軽なところがあるジャッカルか。ブロンソンはどっしりとした体躯の動きを見せる黒ヒョウに似る。この二人が地下室の協同作業の中で徐々に育んで行く友情にホモセクシュアルな匂いが感じられないのは、二人が共に猛獣であったからなのだろう。
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[161]ビートルズ/イエロー・サブマリン
 “All NEED IS LOVE”呑気呆亭 (Mail)2014-12-05
 
公開時に見たのは新宿西口の京王デパ−トの裏にあった映画館であった。当然封切りではなく二番館での上映であったと思う。昼飯を近くのカレ−・ショップで唐辛子入りの激辛カレ−・・・
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公開時に見たのは新宿西口の京王デパ−トの裏にあった映画館であった。当然封切りではなく二番館での上映であったと思う。昼飯を近くのカレ−・ショップで唐辛子入りの激辛カレ−を食って額から汗を搔いたりして、昼食後の暇つぶしに入ったので、これを観たくて入った訳ではなかった。別にこの頃はビ−トルズファンでもなかったので、何の気なしにというのが正直なところだった。何だアニメかよと思って見始めたのだったが、みるみる画面に引き込まれていって、ラストの曲だったと記憶しているが“All NEED IS LOVE”を聴いてショックを受けた。意訳すれば“愛の他には何もいらない”という曲の内容だと思うのだが、頭でっかちの若者にはその単純なメッセ−ジがまるで天啓のようにボクのカラダを撃ったかと思えたのだった。
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[162]バージニア・ウルフなんかこわくない
 息子呑気呆亭 (Mail)2014-12-03
 
若い頃映画館で見たときは、罵り合う夫婦に圧倒されて混乱し、結局テイラ−の尻のデカさとおっぱいの豊かさだけが印象に残ったのだった。今回この年(69歳)になって見直してみ・・・
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若い頃映画館で見たときは、罵り合う夫婦に圧倒されて混乱し、結局テイラ−の尻のデカさとおっぱいの豊かさだけが印象に残ったのだった。今回この年(69歳)になって見直してみて、互いの傷を抉りだし傷口に塩を塗りたくるようなマ−サとジョ−ジの延々と続く罵り合いと、その二人の狂気に巻き込まれるニックとハニ−の若夫婦とのやり取りを、最初は辟易する思いで眺めていたのだった。やがて「狂気」の因って来たるモノが「息子」という言葉であることが徐々に明らかになって来て、狂乱の夜が明け、一旦は壊れてしまった絆を危うく繋ぎ直したかと思われる若夫婦がドアを開けて去り、マ−サの肩に手を置いたジョ−ジが「喪われた息子?」、或いは「生まれなかった息子」のことを静かに語りかけ始めて、キャメラが徐々に二人に接近するにつれて突然ある了解が来てふっと涙が吹き上がり、マ−サとジョ−ジの重ねた手の映像がぼやけだし、そのぼやけた映像の向こうに夜明けの薄明の景色が拡がっていたのだった。
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[163]ブリット
 奇妙な齟齬呑気呆亭 (Mail)2014-12-03
 
公開当時映画館で見たときに一番記憶に残ったのは、つまらないことだがブリットが同僚の刑事に叩き起こされて、ベッドで頭を掻きむしりつつ瓶からインスタントコーヒーをスプ−・・・
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公開当時映画館で見たときに一番記憶に残ったのは、つまらないことだがブリットが同僚の刑事に叩き起こされて、ベッドで頭を掻きむしりつつ瓶からインスタントコーヒーをスプ−ンでコップに移し、コップの中のコ−ヒ−を沸かすために電熱線を仕込んだ器具を直接差し込むという何気ないカットであった。へえェ、さすがアメリカには便利なモノがあるんだなァと妙な所に感動したことを覚えている。 以来ビデオなどで何度か見ることがあって、幾つかの疑問を持っていたのだが、今回見直してみて漸く了解したことがある。それはマフィアの金を横領したピ−ト・ロスの身代わりになったレニックがなぜ匿われている部屋の掛けがねを外したのかということなのだが、レニックは先ずホテルでピ−ト・ロスへの伝言の有無を訊いて自分がロスであることを印象づけ、次にチャルマ−ス議員に電話をして保護を要請する。次に長距離電話を掛けて、恐らく身代わりを金で引き受けさせそのカタに己の妻を人質に取っているロスの指示を仰いだのだろう。恐らくレニックはその指示に従って掛けがねを外したのだろうが、一体何と言われたからだったのか?恐らく殺し屋は刑事を殺すだけで、後は殺し屋と一緒に行方をくらませてくれとでも言われたのだろうか? さて、ここでの疑問は、なぜプロの殺し屋ともあろうものが散弾銃を使いながら刑事は脚を撃つだけ、レリックは左肩を撃ち抜くだけですませて止めを刺さなかったのかということである。恐らくこの殺し屋はロスがマフィアにたれ込んで差し向けさせたのであろうから、二人を半殺しにしたまま逃走した意味が分からない。もっとも、ここで二人が即死してしまえば、物語は終わってしまい、ブリット=マックイ−ンのドジな殺し屋とのカ−チェイスもあり得なくなるわけだから、是非ともこの奇妙な齟齬は必要だったのだろうが、せっかくマックイ−ンを主役に据えたのだからもっと脚本を練り上げてこんな見やすい齟齬のない物語にして欲しかったと思う。
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[164]アルバレス・ケリー
 パイク・ビショップ呑気呆亭 (Mail)2014-12-02
 
アルバレス・ケリーを演じたホ−ルデンはいかにも気持ち良さそうで、その表情は三年後の「ワイルド・バンチ」のパイク・ビショップを彷彿させる。ウィドマークは損な役柄で、ラ・・・
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アルバレス・ケリーを演じたホ−ルデンはいかにも気持ち良さそうで、その表情は三年後の「ワイルド・バンチ」のパイク・ビショップを彷彿させる。ウィドマークは損な役柄で、ラストの北軍との戦いでも良いところは全部持って行かれて、牛軍の暴走に為すすべもなくウロウロするだけで、まったく気の毒であった。
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[165]ウィル・ペニー
 凍ったおかげで・・・呑気呆亭 (Mail)2014-12-02
 
ヘストン演ずるペニ−が料理番のオッサンから保存食のビスケット盗みをたしなめられるという情けないシ−ンから、寒さに凍えて起きてきて十年一日のごとく味の変わらぬ豆料理を腹・・・
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ヘストン演ずるペニ−が料理番のオッサンから保存食のビスケット盗みをたしなめられるという情けないシ−ンから、寒さに凍えて起きてきて十年一日のごとく味の変わらぬ豆料理を腹に詰め込んで仕事に向かうという冒頭に丁寧に描かれたシ−ンを通して、カウボ−イの生活というモノがこれほどに過酷で寄る辺ないものだということを見せてくれた映画を他に知らない。せっかくありついた冬の仕事を若い者に譲って、仲間と冬を過ごす職を求めて旅に出て、狩の獲物争いのことから銃撃戦に巻き込まれ、重傷を負った仲間(リ−・メジャ−ス)を馬車に乗せて医者のいる町を目指すのだが、途中一杯やりに寄った酒場の亭主と怪我人が町まで持つかどうか50ドルの賭けをする。その怪我人がこの世の名残にウイスキ−を呑みたいとウイルに頼むのだが、そのウイスキ−たるやとんでもない代物で、腹に銃創を負った怪我人が“ウッ”といって飲み下すシ−ンには腹を抱えた。怪我人に掛ける毛布もなく運び込んだ医者の家で、医者が“これでは怪我で死ぬより凍死するよ、無理に身体を伸ばすな折れちまう”といって、まず身体を温めるシ−ンではまた腹を抱えた。実はこれがラストの重要な伏線になっているのだが、ともかくこのトム・グリ−スのユ−モラスで丁寧な演出には恐れ入った。ヘストンとハケットの交情も好ましく、ハケットの息子に抱きつかれたときのヘストンの嬉しいような恥ずかしいような困惑した表情はまさに見物で、余り好きではなかったヘストンという俳優を見直す思いがしたことだった。撮影のルシアン・バラ−ドは、二年後の「ワイルド・バンチ」でペキンパ−と組むことになるのだが、この映画にもすでにペキンパ−好みの役者さんたちがズラリと顔をそろえて作品に厚みを加えている。
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[166]カラマーゾフの兄弟
 フョードル・カラマ−ゾフ呑気呆亭 (Mail)2014-12-02
 
延々227分もの作品で、三部に分れている。所蔵のVHSテ−プでは一部・二部が一巻で三部が一巻に収められている。一部・二部でのグル−シェンカ(プイリエフ)は輝くばかりの妖しい・・・
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延々227分もの作品で、三部に分れている。所蔵のVHSテ−プでは一部・二部が一巻で三部が一巻に収められている。一部・二部でのグル−シェンカ(プイリエフ)は輝くばかりの妖しい美しさなのだが、ドミトリ−(ウリヤノフ)の真意を知って彼一人を慕い始める第三部の頃からその輝きが失せたかに見えるのは、夫であるイワン・プイリエフ監督の急逝の哀しみによるものだったのだろうか。原作を読む人それぞれに思いは有るだろうが、ワタクシ的にはこの「カラマ−ゾフの兄弟」という小説作品中で一番興味深く心を惹かれるのはこのドミトリ−・イワン・アリョ−シャの兄弟三人ではなく、親父のフョードルの複雑怪奇な性格(兄弟三人を全て含む)なのだが、この映画はドミトリ−とグル−シェンカの恋模様にドラマを絞ってしまったために、フョードルが単なる強欲な年寄りの類型としてしか描かれていることが不満であったのだが、これは無い物ねだりということだろう。
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[167]最も危険な遊戯
 荒木一郎の不気味な存在感呑気呆亭 (Mail)2014-12-02
 
“遊戯”シリ−ズ三部作の中ではやはりこの第1作が面白い。冒頭の雀荘でのシ−ンから優作節とでも言いたいコミカルな味が横溢していて、ワクワクさせられる。ダメ男とク−ルな殺し屋・・・
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“遊戯”シリ−ズ三部作の中ではやはりこの第1作が面白い。冒頭の雀荘でのシ−ンから優作節とでも言いたいコミカルな味が横溢していて、ワクワクさせられる。ダメ男とク−ルな殺し屋との意想外の対比がこのシリ−ズの見どころなのだが、仕事の依頼を受けると一転ストイックなまでの鍛錬を己に課して肉体を鍛え上げる鳴海昌平、銃器を手にするときのマニアックな手付きがワタクシのようなガンマニアをなんとも痺れさせる。優作の映画では相手役の女優さんが今一なのだが、本作の田坂圭子(新人)はオッパイは小ぶりだがなかなかの美しい肉体を見せてくれて有り難かった。しかし、この作品を真に面白くしてくれたのは無口な桂木刑事役を演じた荒木一郎の不気味な存在感であった。ラストの銃撃戦で田坂圭子を盾にした桂木が鳴海の胸を打ち抜くシ−ンでは“ヤラレタ!?”と思ったのだが、なんと「荒野の用心棒」をパクッた仕掛けで逆転したりして、殺し屋鳴海はとても太刀打ちできぬと思われた桂木刑事を倒すことが出来たのだった。
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[168]おかしな二人
 潤滑油が劣化して・・・呑気呆亭 (Mail)2014-11-26
 
公開時に見たときにはジャック・レモンとウオルタ-・マッソ-のやり取りには大いに笑わされたものだった。ほとんど同じメンバ−を使った\'74年のワイルダ−作品「フロント・ペ−ジ・・・
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公開時に見たときにはジャック・レモンとウオルタ-・マッソ-のやり取りには大いに笑わされたものだった。ほとんど同じメンバ−を使った\'74年のワイルダ−作品「フロント・ペ−ジ」と比べてみても、猥雑な作劇の面白さはひけを取らないが、何かが欠けていると今回見直してみて感じたことだった。それはこの作品がほとんど男たちのキャラクタ−だけで構成された舞台劇であるために(唯一ピジョン姉妹は出入りするが)、ドラマのギアを円滑に動かすための潤滑油が、特にレモンとマッソ−の二人だけの場面になると劣化してキシミ音を上げているように思われたのだった。そのためにラストのオチも「フロント・ペ−ジ」のそれに比べて効いておらず、やはりその辺りは演出の腕の違いなのだろうかと思ったことだった。
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[169]蘇える金狼
 女優が今一呑気呆亭 (Mail)2014-11-26
 
“遊戯”シリ−ズにしてもこの作品にしても、相手役の女優がいつも今一なのはどうしてなのだろうか。優作の好みだったのだろうか。風吹ジュンが鈍くさくて、優作が海外にまで同行・・・
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“遊戯”シリ−ズにしてもこの作品にしても、相手役の女優がいつも今一なのはどうしてなのだろうか。優作の好みだったのだろうか。風吹ジュンが鈍くさくて、優作が海外にまで同行しようとしたことが頷けず、それを暗示するラスト(二枚の航空券)が、かなり良く出来ていたハ−ドボイルドさを薄めてしまったのが残念だった。
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[170]ボニーとクライド/俺たちに明日はない
 単なる映画ではなく呑気呆亭 (Mail)2014-11-26
 
公開時、頭をのけ反らせて笑うフェイ・ダナウェイの写真を見、物語の梗概を読んだけで、柄にもなく「ボニーとクライド」と題する拙い詩などをノ−トに書き付けたことを思い出す・・・
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公開時、頭をのけ反らせて笑うフェイ・ダナウェイの写真を見、物語の梗概を読んだけで、柄にもなく「ボニーとクライド」と題する拙い詩などをノ−トに書き付けたことを思い出す。それほどにこの物語は日常に沈湎する若い者にとっては衝撃的であったのだ。そして、実際に映画館で観て、ラストシ−ンにまたしても衝撃を受けたのだった。これはその若い者にとっては単なる映画ではなく脳裏に深く刻まれた記憶となったのだった。
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[171]アメリカの影
 ユ−モア呑気呆亭 (Mail)2014-11-26
 
ヒューはまさに黒人、レリアとベンは一見して黒人には見えない。レリアを好きになった白人の男が、彼らのアパ−トでレリアに“兄よ”といってヒュ−たちを紹介されたときに受けた衝・・・
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ヒューはまさに黒人、レリアとベンは一見して黒人には見えない。レリアを好きになった白人の男が、彼らのアパ−トでレリアに“兄よ”といってヒュ−たちを紹介されたときに受けた衝撃は、我々観客にも同じリアルなショックを与えたのだった。売れない歌手のヒュ−、町の与太者のベン、魅力溢れるレリア、それぞれが街で繰り広げる物語を即興的にキャメラが追ってそこはかとないユ−モアを漂わせ、その映像に被ってくるジャズが心地良く街の景色を彩る。
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[172]マドモアゼル
 「殺される王・森の王」呑気呆亭 (Mail)2014-11-26
 
さすがにジャン・ジュネの原作。これは欲求不満のオ−ルド・ミスの物語なんぞという見やすいモノではなく、ジェイムズ・G・フレイザ−卿がその著『金枝篇』で文明の光の下に曝し・・・
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さすがにジャン・ジュネの原作。これは欲求不満のオ−ルド・ミスの物語なんぞという見やすいモノではなく、ジェイムズ・G・フレイザ−卿がその著『金枝篇』で文明の光の下に曝した「殺される王・森の王」の習俗を巧みに織り込んだ神話的な物語なのである。マヌーは森に君臨する木樵であり、村の禍福を司る司祭でもある。マドモアゼルはそのことを本能的に知って彼に惹きつけられる。結果的に彼女の行為によって「森の王」は村の住人たちに「畑の中」で殺されるのだが、マヌ−の王権を象徴する頑丈なベルトは息子のブル−ニに引き継がれ「森の王」の復活が仄めかされて物語は一旦幕を下ろすのだった。
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[173]恋人よ帰れ!わが胸に
 弁護士Vs.探偵呑気呆亭 (Mail)2014-11-08
 
保険会社から100万ドルをせしめようとするハリ−(レモン)の義兄の弁護士ウィリー(マッソ−)と、保険会社側の雇った私立探偵パ−キ−(オズモンド)の駆け引きが、両者のキャラ・・・
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保険会社から100万ドルをせしめようとするハリ−(レモン)の義兄の弁護士ウィリー(マッソ−)と、保険会社側の雇った私立探偵パ−キ−(オズモンド)の駆け引きが、両者のキャラクタ−がかち合って絶品のコメディとなっている。動けぬレモンは両者に対抗するべく車椅子で動き回るのだが文字通りハンディがあるので、残念ながらこの作品では両者に敗北を喫するハメになってしまったのだった。ウイ−ン生まれのワイルダ−がアメリカの象徴であるフットボ−ルを題材にコメディを作るとは、いかにもワイルダ−らしい皮肉が感じられる作品であった。
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[174]逃亡地帯
 南部の狂気、北部の狂気呑気呆亭 (Mail)2014-11-08
 
\'62年の「ハッド」で予言的に仄めかされた、母なる大地の胸に穴を穿って黒い燃える水を搾取することによる米国のモラルの崩壊が、4年後のこの作品では現実の物として描かれて・・・
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\'62年の「ハッド」で予言的に仄めかされた、母なる大地の胸に穴を穿って黒い燃える水を搾取することによる米国のモラルの崩壊が、4年後のこの作品では現実の物として描かれている。脱獄囚ババ−の犯した罪が明確に描かれておらず、ババ−をレッドフォ−ドが演じているために迫り来る暴力性という点で今一迫力に欠け、彼を待ち受ける街の連中の暴力性の方が徒に強調されることになり、法を守ろうとするカルダ−の必死の努力も何処か空回りの感が否めない。衝撃のラストは\'63年に起きた「ケネディ大統領暗殺事件」の犯人と目されたオズワルドを射殺したジャック・ルビ−の犯行を思わせて、米国社会の底流に横たわる「暗殺」という暴力装置を思わせて、暗澹たる思いをブランド演ずる保安官カルダ−とともに共有することになるのだが、さて職を辞したカルダ−は妻と共に新たな職を求めてその南部の狂気の町を後に米国内の何処へ行けば良いのか?ここには後に\'69年の「イ−ジ−・ライダ−」で描かれた米国南部の土着の狂気が先駆的に描かれているのだが、さてこの21世紀、石油を掘り尽くして新たにシェ−ルガスを地中から搾取しようと試み始めた北部資本家連中の標榜する新自由主義の狂気を誰が描くことになるのだろうか。
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[175]テキサスの五人の仲間
 ブラフか否か・・・呑気呆亭 (Mail)2014-11-08
 
子供まで使っての大芝居。有り金はたいての最後の大勝負、男が親で新しいカ−ドを要求し、下手くそな手つきで五人に手札を配る。配られた男たちはそれぞれにカ−ドの交換を要求し・・・
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子供まで使っての大芝居。有り金はたいての最後の大勝負、男が親で新しいカ−ドを要求し、下手くそな手つきで五人に手札を配る。配られた男たちはそれぞれにカ−ドの交換を要求し、受け取る連中のそれぞれの表情が微妙に変わって行くのをキャメラは捉える。それぞれに相当な手札が配られたようだ。最後に男は手元の札を覗き思わず絶句し、皆に促されるが一枚もカ−ドを交換せずゲ−ムの続行を宣する。それぞれが相当に強い手札を握った連中と男との心理戦が始まる。ブラフか否か・・・。あっと驚くラストまで物語はなだれ込んで行きゲ−ムは終わるのだが、遂に男の手札が何であったのかは五人の連中にもそして観客の我々にも明かされることなく映画は終わってしまうのだった。
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[176]姿三四郎
 秋吉久美子呑気呆亭 (Mail)2014-11-03
 
三浦友和の姿三四郎は藤田進に比べると線がやや細いが若々しい躍動感があってこれも良しかなと思わせる。三四郎が故郷に居られなくなって上京し矢野正五郎に出会うまでの岡本喜・・・
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三浦友和の姿三四郎は藤田進に比べると線がやや細いが若々しい躍動感があってこれも良しかなと思わせる。三四郎が故郷に居られなくなって上京し矢野正五郎に出会うまでの岡本喜八の演出は快調で、立志伝の趣があって楽しめた。そして乙美(秋吉久美子)との雨中の出会い。秋吉久美子は若々しくたおやかな大和撫子といった風情で、三四郎と乙美の交情は清潔感があって好ましく、ラスト、乙美が必死に三四郎が決闘をしている谷川岳の一の倉沢目がけて沢をよじ登って行くシ−ンには、その健気さに思わず笑ってしまったのだった。三四郎の先輩役の田中邦衛もいい役柄であった。
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[177]エル・ドラド
 ウォルタ−・ブレナン呑気呆亭 (Mail)2014-11-02
 
\'59年の同じ監督作の「リオ・ブラボ−」に比べると物語にコクがないのは、名脇役ウォルタ−・ブレナンの存在の有無によるだろう。唯一エピソ−ドとして面白いのは酒浸りの保安官・・・
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\'59年の同じ監督作の「リオ・ブラボ−」に比べると物語にコクがないのは、名脇役ウォルタ−・ブレナンの存在の有無によるだろう。唯一エピソ−ドとして面白いのは酒浸りの保安官を覚醒させるためにジェ−ムズ・カ−ンの処方によって調合するインディアンの怪しげな薬を飲まされたときのロバ−ト・ミッチャムのビクンと反り上がる身体の反応であった。ガンプレイとしてはそれほど面白いモノはなく、「リオ・ブラボ−」の“ライフルと愛馬”の斉唱の楽しさや“皆殺しの歌”の緊迫感もない普通の西部劇でありました。
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[178]パリは燃えているか
 誇り呑気呆亭 (Mail)2014-11-02
 
こうしたドキメンタリ−タッチの映画に有名俳優を起用するのは如何なものか。モンタンは悪くなかったがベルモンドもドロンも格好良すぎて浮いていた。シモ−ヌ・シニョレはさすが・・・
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こうしたドキメンタリ−タッチの映画に有名俳優を起用するのは如何なものか。モンタンは悪くなかったがベルモンドもドロンも格好良すぎて浮いていた。シモ−ヌ・シニョレはさすがにカフェのマダムをいかにもそれらしく演じていた。英語版で観たのでフランス側の俳優さんたちの登場に特に違和感を感じ、その分アメリカ側の俳優さんたちには違和感がなかったが、興行的な配慮もあったのだろうがこれほどの映画なのだからオ−ルスタ−を起用する必要はなかったのではないだろうか。有名なのかどうかは知らないがパリを救うために前線を突破して将軍たちにパリへの進軍を“もしパリが破壊されたらフランスは連合軍を決して許さないだろう”と説くガロア少佐役ピエール・ヴァネックのエピソ−ドが心を打ち、パリを破壊することをためらうドイツ軍司令官コルティッツ役のゲルト・フレ−ベルが好演。何よりもこの映画はパリを守ったレジスタンスを誇りに思うフランスの人々にとって、我々連合国の進軍に何のレジスタンスの試みもしなかった日本人には抱くことの出来ない誇らしさを与えているように思えて羨ましく思った。破壊されるかもしれないパリの市街をハラハラ危ぶみながら少しも飽きずに観ることが出来た。フランス国民にとっては「映像遺産」となるだろうと思われるほどの傑作。
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[179]HELP! 四人はアイドル
 リチャ−ド・レスタ−呑気呆亭 (Mail)2014-11-02
 
ビ−トルズのファンには涙ものの逸品かもしれないが、監督のリチャ−ド・レスタ−にはアイドル映画を映画として見るに値するモノにする作家としての力量がない。
  
 
[180]プロフェッショナル
 「結集モノ(?)」呑気呆亭 (Mail)2014-11-02
 【ネタバレ注意】
こうした「結集モノ(?)」の面白さはクロサワの「七人の侍」を引き合いに出すまでもなく、作品の成功は結集する連中一人一人のそこに至るそれぞれのエピソ−ドの面白さによっ・・・
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こうした「結集モノ(?)」の面白さはクロサワの「七人の侍」を引き合いに出すまでもなく、作品の成功は結集する連中一人一人のそこに至るそれぞれのエピソ−ドの面白さによって決定されるのだが、この作品ではせっかくロバ−ト・ライアンを起用した馬の専門家ハンスの役割があまり明確でない。ここは思い切って同年の「続・夕陽のガンマン」に出演したイ−ライ・ウォ−ラックあたりを起用したらもっと面白くなったのではなかろうか。クラウディア・カルディナ−レ(マリア)が観客サ−ビスとはいえ、メキシコの強烈に照りつける太陽のもとにやたら胸を強調する衣装で終始していたのには違和感があった。ラスト、雇い主の牧場主の意向を無視してマリアと彼女を愛する革命派のリーダー(ジャック・パランス)を護衛して砂漠の彼方に去って行くプロフェッショナルの行く手には何が待っているのだろうか?
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