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 「黒津 明二郎」さんのコメント一覧 登録数(563件)rss
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[271]レミーのおいしいレストラン
 傑作黒津 明二郎2008-08-30
 
「タンポポ」みたいな‘グルメ能書き映画‘の楽しさもあるが、基本はチャップリン的なコメディーだといっていいだろう。とにかく、アクションシーンのスピード感や細かい動きを捉・・・
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「タンポポ」みたいな‘グルメ能書き映画‘の楽しさもあるが、基本はチャップリン的なコメディーだといっていいだろう。とにかく、アクションシーンのスピード感や細かい動きを捉えたモーションアニメーションはさすがの一言だ。 確かに扱っているテーマは使い古されたものだが、料理に天才的な腕をみせるネズミというギャップを狙った‘調理法‘によって、新鮮な楽しさを感じた。これは、大いなる人間ならぬ‘ネズミ賛歌‘なのだ。 例によって、CGテクノロジーは素晴らしい。今回はフォトリアルにこだわったと見え、特に‘レイトレーシング‘という現実の光に似せたテクニックが随所に使われていて、美しい効果を挙げている。 声優陣。ピーターの威厳あるボイスが全てをかっさらう。
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[272]ディック・トレイシー
 凡作黒津 明二郎2008-08-24
 
豪華なキャスト・スタッフ陣ではあるが、ストラーロの実験精神あふれる映像だけが見もののアメコミ大作。何よりも、老けたビーティーが主役をやってるのが致命的だ。
  
 
[273]ボニーとクライド/俺たちに明日はない
 名作黒津 明二郎2008-08-24
 
今さらいうまでもない、エバーグリーンのマスターピースだ。 ニューマン・ベントン(リライトのタウン)のシナリオやペンの手堅い演出ももちろん貢献してはいるが、決定的なの・・・
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今さらいうまでもない、エバーグリーンのマスターピースだ。 ニューマン・ベントン(リライトのタウン)のシナリオやペンの手堅い演出ももちろん貢献してはいるが、決定的なのはビーティ以下の素晴らしいアンサンブルキャストであろう。 ダナウェイのクールビューティー、ポラードの可笑しさ、パーソンズの騒々しさ(笑)、そして問答無用のハックマン!それだけじゃない、本作がデビュー作のワイルダーやペキンパー組のテイラーなど脇もいいのが揃ってる。 また、ベテランのガフィの渋いキャメラも実に味わい深い。 1940年代のフィルムノワールから「勝手にしやがれ」を経て、カルト作「ハネムーンキラーズ」「地獄の逃避行」そして最近では「トゥルーロマンス」「ロンリーハート」(「ハネムーン・・・」のリメイク)といわゆる‘アベック犯罪物‘の映画は何本もあるが、本作はノスタルジーを主軸にしてるのがポイントなのではないか。 とにかく、最初のモノクロ写真をモンタージュしたオープニングクレジットからあの壮絶なラストまで最高である。
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[274]生活の設計
 佳作黒津 明二郎2008-08-23
 
小粋で洒脱な台詞回しと洗練された演出(小道具や舞台設定を生かした)をたっぷりと堪能させられるロマンチックコメディ。 このルビッチタッチがいかにハリウッドに影響を与え・・・
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小粋で洒脱な台詞回しと洗練された演出(小道具や舞台設定を生かした)をたっぷりと堪能させられるロマンチックコメディ。 このルビッチタッチがいかにハリウッドに影響を与えたか、それは計り知れないと思う。彼は、チャップリン「巴里の女性」に感銘を受けたと語っているが、それがドイツ時代の歴史大作群との分水嶺になったのか。 まあ、個人的にはこのテの映画はあまり好みではないけども、幸福な気分にさせてくれるのは間違いなかろう。 演技陣。クーパー・ホプキンス・ホートンいずれも健闘しているが、マーチが一番よかった。
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[275]東海道四谷怪談
 佳作黒津 明二郎2008-08-10
 
前半は、中川の繊細な演出によって快調に飛ばすが、後半の‘怪談‘シークエンスになると、途端に‘新東宝モード‘(笑)に代わり大味になってしまうのが惜しい。低予算だと、仕方な・・・
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前半は、中川の繊細な演出によって快調に飛ばすが、後半の‘怪談‘シークエンスになると、途端に‘新東宝モード‘(笑)に代わり大味になってしまうのが惜しい。低予算だと、仕方ないんだけどね。 ま、それが本来の‘納涼プログラムピクチャー‘なわけで正解なんですけどねえ・・・どうしても、現在の高評価という位置づけで見てしまうから、違和感が残ってしまうのだ。 演技陣。天知・若杉は手堅くやってるが、江見の小悪党ぶりが印象的。
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[276]黒い雨
 佳作黒津 明二郎2008-08-09
 
耳障りな武満のおどろおどろしいBGMはいただけないけど、淡々とした描写ながら原爆の悲惨を的確に描いていると思う。 何よりも本作の魅力は、川又によるコントラストをきつめに・・・
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耳障りな武満のおどろおどろしいBGMはいただけないけど、淡々とした描写ながら原爆の悲惨を的確に描いていると思う。 何よりも本作の魅力は、川又によるコントラストをきつめにとったモノクロ映像にある。これが時代色を実に効果的に出しており、特に薄暗い屋内ショットで背景に明るい夏の田んぼが見えるあたり、光と影の妙味を味わえよう。 今村演出は確かに地味目に徹しているものの、時折お得意の土着的ブラックユーモアを展開させている。そして、短いながら爆発シーンもけっこう迫力があってよかった。 演技陣。田中‘スーちゃん‘はフレッシュな感じで悪くないが、やはり北村・市原・三木・小沢らベテラン勢が本作を支えている。
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[277]青いガーディニア
 佳作黒津 明二郎2008-07-27
 
ラングの50年代ハリウッド作品群は、どれも低予算でB級感覚にあふれているけど、これはとりわけそれが如実に出ているような気がする。 ラングにしては、けっこうユーモアとウィ・・・
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ラングの50年代ハリウッド作品群は、どれも低予算でB級感覚にあふれているけど、これはとりわけそれが如実に出ているような気がする。 ラングにしては、けっこうユーモアとウィットの要素があるし、全編にライトでカジュアルなテイストが漲ってるからだろう。 マスコミ批判もさりげなく忍ばせ(水爆実験にご招待!)、そして女OL三人組のやりとりがけっこう面白いプログラムピクチャーだ。 演技陣。バクスター・サザーン・ドネルのトリオがいいし、キザなコンテに軟派なバー、‘スーパーマン‘リーブスと役者が揃ってる。
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[278]ハウス・バイ・ザ・リバー
 佳作黒津 明二郎2008-07-26
 
19世紀末のニューイングランド、川べりの街を舞台にしたサスペンスの小品。 何といっても、冒頭の殺害シーンの官能性とスリルといったらないだろう! そして、モノクロームの暗・・・
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19世紀末のニューイングランド、川べりの街を舞台にしたサスペンスの小品。 何といっても、冒頭の殺害シーンの官能性とスリルといったらないだろう! そして、モノクロームの暗闇に沈む屋内ショットの不気味さもなかなか。 ラストは、例によって尻切れトンボ気味だが、その効率的な語り口は悪くない。 演技陣。ルイスの小悪党ぶりがよろしい。
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[279]扉の陰の秘密
 凡作黒津 明二郎2008-07-21
 
たとえ、ラング的なユニークな屋敷内のインテリア描写があろうと、それを捉えるコルテスのキャメラが素晴らしかろうと、この破綻したオチではどうにもならん。
  
 
[280]
 大傑作黒津 明二郎2008-07-19
 
これほど、‘犯罪と社会‘を鋭く抉り取った問題作はなかろう。それが、1931年に作られたという凄さ! 前半は地味なドキュメント調でいい感じなのだが、無音のシ−ンも多いので退屈・・・
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これほど、‘犯罪と社会‘を鋭く抉り取った問題作はなかろう。それが、1931年に作られたという凄さ! 前半は地味なドキュメント調でいい感じなのだが、無音のシ−ンも多いので退屈する人もいるかもしれない。しかし、‘人民裁判‘のクライマックスは多少、演劇臭もあるものの圧倒的な迫真力で見る者を揺さぶる。 以前のラング大作群と比べて、本作のキャメラはトリッキーな移動ショットが多く、ぎこちなさがちょっと目に付いたが、リアルタッチが素晴らしい。ビリーワイルダー「深夜の告白」が、参考にしたのも頷ける。 演技陣。ローレもいいが、ヴェルニケ・グリュントゲンスも好演。そして、風船売りに扮したラング組常連のゲオルクヨーンがなかなか味わい深い。
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[281]最後の人
 佳作黒津 明二郎2008-07-12
 
ゴーゴリの「外套」からインスパイアされて作られた実験的ドラマ。 マイヤーのシナリオはいいしフロイントのキャメラも絶品なのだが、ムルナウの演出に若干の綻びを感じざるを・・・
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ゴーゴリの「外套」からインスパイアされて作られた実験的ドラマ。 マイヤーのシナリオはいいしフロイントのキャメラも絶品なのだが、ムルナウの演出に若干の綻びを感じざるをえない。それでも、画期的なサイレント映画芸術の作品であることは間違いないだろう。 大掛かりなセットを駆使した都会描写は、後の「サンライズ」につながっていくわけだが、印象に残る。 そして、例のラストだが始めに出る(唐突ともいえる)説明字幕によって、映画における虚構とかアイロニーを感じさせて悪くないと思った。 演技陣。これはもうヤニングスの一人芝居であり、最高だ!
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[282]ボー・ジェスト
 駄作黒津 明二郎2008-06-29
 
兄弟愛をテーマにした冒険物スタイルの戦争活劇といった感じだが、つまらなかった。 いかにウェルマンとはいえ、この荒唐無稽さにはついていけない・・・
  
 
[283]モロッコ
 愚作黒津 明二郎2008-06-28
 
ガームスの軟調なキャメラだけが見ものの、スター映画。 クーパー・ディートリヒ・マンジューと役者は揃ってるけども、スタンバーグのヘボ演出が全くそれを生かしていないのが・・・
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ガームスの軟調なキャメラだけが見ものの、スター映画。 クーパー・ディートリヒ・マンジューと役者は揃ってるけども、スタンバーグのヘボ演出が全くそれを生かしていないのが致命的だ。モロッコの異国情緒も、ロケはわずかだし窮屈なセット美術のためかほとんど感じられない。
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[284]コヤニスカッティ
 佳作黒津 明二郎2008-06-08
 
いちおう、文明批判をテーマとした実験映画ではあるが、BGVとして見てもいいだろうし、バズビーバークレーのダンス映画のようなリズム感覚あふれる視覚体験も味わえる多様な要・・・
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いちおう、文明批判をテーマとした実験映画ではあるが、BGVとして見てもいいだろうし、バズビーバークレーのダンス映画のようなリズム感覚あふれる視覚体験も味わえる多様な要素を盛り込んでいる。 監督のレジオは、敬虔なカトリックの家庭に育ち、新興宗教団体の信者となり、その後は様々な社会活動をしてきたようで、本作はそうしたテクノロジー批判運動の延長線に生まれた映画である。 だが、自分は前半の自然パートより後半の早回しで展開する都会パートの方がはるかに刺激的で面白かった。その辺に、何かこの映画の本質が隠されているような気もする。
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[285]刺青
 傑作黒津 明二郎2008-06-07
 
よくある売り飛ばされた女の復讐譚だが、シンプルな舞台設定を生かし象徴的に画面造形していった宮川のキャメラや、それを生かしタイトに演出した増村のおかげで見応えある力作・・・
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よくある売り飛ばされた女の復讐譚だが、シンプルな舞台設定を生かし象徴的に画面造形していった宮川のキャメラや、それを生かしタイトに演出した増村のおかげで見応えある力作に仕上がった。 1966年という邦画斜陽期に作られた大映映画なわけだが、まだまだ熟練のプロの技を見せてくれる。 演技陣。若尾の妖艶さは言わずもがな、長谷川の気弱さ、山本のニヒルさもいい。そして須賀・内田・佐藤の‘三悪人‘では須賀が頭一つ抜き出てる。
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[286]
 まあまあ黒津 明二郎2008-05-24
 
基本的には硬派で地味な社会告発ものだが、時折サイケ風な音楽が場違いに流れたり、回想のフラッシュバックが唐突に挿入されたりと、新奇さを出そうとしたようだが効果的とはい・・・
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基本的には硬派で地味な社会告発ものだが、時折サイケ風な音楽が場違いに流れたり、回想のフラッシュバックが唐突に挿入されたりと、新奇さを出そうとしたようだが効果的とはいえない。 監督のガブラスと製作・記者役のペランは20・30代と若いので当然、当時の時代状況やヌーベルバーグ(キャメラはゴダール組のクタール)の流れを意識して、本作に臨んだことは難くないだろう。 その辺がどうもひっかかりはするものの、アルジェリアロケによる描写は迫力があっていいし、イデオロギーの裏に潜む庶民の貧困を浮かび上がらせる辺り、なかなか。 また、日本製三輪自動車を‘カミカゼ‘と言うのには笑った。 演技陣。モンタンとパパスは実質、助演であり、トランティニャンと「フレンチコネクション」ボズフィそして「同2」ベルナールフレッソンが印象に残った。
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[287]サンライズ
 佳作黒津 明二郎2008-05-17
 
これは、何とも奇妙な映画といわねばならない。何しろ妻を殺そうとするサスペンスのシークエンスは、最初の30分で解決してしまうのだから。 そして、都会でのハートフルコメデ・・・
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これは、何とも奇妙な映画といわねばならない。何しろ妻を殺そうとするサスペンスのシークエンスは、最初の30分で解決してしまうのだから。 そして、都会でのハートフルコメディに変調して、クライマックスの嵐のシークエンスでスペクタクル的見せ場が用意されるのだ。この辺り、グリフィスの‘ラストミニッツレスキュー‘を想起させる。 実際、本作はグリフィス的王道メロドラマを革新しようとした実験作なのだろう。「最後の人」みたく、字幕を極力使わず映像だけで若夫婦を見つめていく・・・ オーバーラップの多用や巨大セットは、この本来ミニマムなテーマの映画に不必要ではあるわけだが、製作のフォックスの芸術を作ろうという力みが作用しているのか? 何にしても、キャメラと美術だけでも一見の価値はあろう。 演技陣。ジョージは微妙だが、素朴な感じのジャネットが清純な新妻を好演。
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[288]我が道を往く
 駄作黒津 明二郎2008-05-11
 
レコード会社の人がクロスビーにこう言う。「上品すぎてついていけない」と。 それは、このまさしく「サザエさん」並みの‘予定調和物語‘の本作にも当てはまるのだ。‘健全すぎて・・・
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レコード会社の人がクロスビーにこう言う。「上品すぎてついていけない」と。 それは、このまさしく「サザエさん」並みの‘予定調和物語‘の本作にも当てはまるのだ。‘健全すぎてついていけない‘と・・・ クロスビーの歌は確かにいいが、それだけのことであり、マッケリーの狙いは残念ながら俺には届かなかった。
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[289]吸血鬼ノスフェラトゥ
 佳作黒津 明二郎2008-05-10
 
この古典的作品に、後のドラキュラ映画に予想されるような怪奇ホラー要素は薄い。全体的にアートな雰囲気であり、シュレックの圧倒的までの存在感を除けばそれほど怖さは感じな・・・
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この古典的作品に、後のドラキュラ映画に予想されるような怪奇ホラー要素は薄い。全体的にアートな雰囲気であり、シュレックの圧倒的までの存在感を除けばそれほど怖さは感じなかった。 たびたび挿入されるロケの風景シーンは、観光映画的要素を狙ったのだろうが、雲の背後に光り輝く陽光ショットは美しい。 あるいは食虫植物などの講義シーンは、当時の科学啓蒙の一環としてあるし、クライマックスの追っかけシーンはサイレント草創期の定番であって、22年当時のドイツ映画としても多少は古臭い感じもある。 海辺のシーンや廃墟のフォトジェニックな素晴らしさなど、ムルナウの才能は認められるものの、もう少しメインのプロットにまとめたほうがすっきりしただろう。 なお、着色版で鑑賞したが、なかなかのクオリティだった。
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[290]恐怖省
 まあまあ黒津 明二郎2008-05-06
 
ご都合主義的展開のスパイ物で、可もなく不可もなくといった感じのプログラムピクチャーの典型だ。基本的にプロデューサー主導の企画であり、演出の独自性を出せる余地はなかっ・・・
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ご都合主義的展開のスパイ物で、可もなく不可もなくといった感じのプログラムピクチャーの典型だ。基本的にプロデューサー主導の企画であり、演出の独自性を出せる余地はなかったらしい。唐突感ありまくりのラストにしても本来予定されていたシーンをカットして撮り直されたものだ。 それでも、ラングの映像演出のおかげで最後まで見られたけどもね・・・ 演技陣。ミランドは普通ながらいいとして、問題はヒロインである。レイノルズの魅力の無さが痛い。
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[291]反撥
 まあまあ黒津 明二郎2008-05-05
 
孤独な都会のメンヘル女の狂気じみた妄想を描いた作品だが、後半のホラー展開はなかなか見せる。それだけにラストが平凡なのが惜しい。 ロケと手持ちキャメラを多用して臨場感・・・
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孤独な都会のメンヘル女の狂気じみた妄想を描いた作品だが、後半のホラー展開はなかなか見せる。それだけにラストが平凡なのが惜しい。 ロケと手持ちキャメラを多用して臨場感を出しているが、ショッキングな効果音演出は生理的な嫌悪感を伴って、良くも悪くもポランスキータッチが表出する。 たびたび写る、窓越しからの修道院は抑圧のメタファーか。アパートをタイトに切り取り、ローキーを活かしたテイラーのキャメラもいい。 演技陣。ドヌーブの一人芝居だが、この手の映画の場合、美人だからそれだけでもたせてしまうのだ。
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[292]水の中のナイフ
 凡作黒津 明二郎2008-04-26
 
ヨットに三人の男女とくれば、「太陽がいっぱい」「冒険者たち」などを思い浮かべるが、自分にはベルイマン「野いちご」との類似性を感じさせた密室ドラマ。 ナイフに象徴的意・・・
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ヨットに三人の男女とくれば、「太陽がいっぱい」「冒険者たち」などを思い浮かべるが、自分にはベルイマン「野いちご」との類似性を感じさせた密室ドラマ。 ナイフに象徴的意味を持たせている所などポランスキーの若書きも目立つしパッとしない作品内容だが、ヨットのディテール描写やジャズを生かしたクリシトフの音楽はいい。 演技陣。ヨランタの悩殺ポーズにクラックラッ!
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[293]コント55号 宇宙大冒険
 駄作黒津 明二郎2008-04-19
 
ジェ−ムスの文明批判をこめた脚本はそんなに悪くないのだが、福田の恐ろしいまでのしまりのない演出が全てをぶち壊してしまう。 出来の悪いTVコント並みの作品に、コント55号も・・・
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ジェ−ムスの文明批判をこめた脚本はそんなに悪くないのだが、福田の恐ろしいまでのしまりのない演出が全てをぶち壊してしまう。 出来の悪いTVコント並みの作品に、コント55号も空回りだし、川口もやる気なさそうに宇宙人を演じてるが、高橋の異常なまでのキュートさがせめてもの救いだ(笑) それにしても、独身の意の‘チョンガー‘ってスゴイ言葉が流行ってた時代なんですね〜
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[294]HANA-BI
 凡作黒津 明二郎2008-04-12
 
本作がたけしのターニングポイントになった映画だと思う。 つまり、ヒューマンタッチの導入や絵による自己言及の多さなどである。しかし、それが効果的とはいいがたいのが辛い・・・
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本作がたけしのターニングポイントになった映画だと思う。 つまり、ヒューマンタッチの導入や絵による自己言及の多さなどである。しかし、それが効果的とはいいがたいのが辛い・・・ 演技陣。たけしと「刑事ヨロシク」以来の共演の岸本よりも、大杉と寺島がいい。
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[295]Kids Return キッズ・リターン
 まあまあ黒津 明二郎2008-03-30
 
たけし流青春映画だが、主人公の二人組にしぼればいいのにサブプロットが複数展開するため、散漫な出来になってしまった。 それでも、部分的には光る所もあり、例えば只のおっ・・・
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たけし流青春映画だが、主人公の二人組にしぼればいいのにサブプロットが複数展開するため、散漫な出来になってしまった。 それでも、部分的には光る所もあり、例えば只のおっさん風ヒットマンがママチャリで襲撃するシーンなどだ。若者それぞれの挫折の描き方も悪くない。 ショートコント風のシーンが前半続くが、あまり効果を発揮してないし、「あの夏・・・」に似たプロットもあるなど、ここいらでたけしもストーリー面での行き詰まりを感じさせる。 演技陣。金子・安藤はまずまず。‘悪い‘先輩ボクサー役のモロがいい。
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[296]ソナチネ
 凡作黒津 明二郎2008-03-22
 
たけし流「冒険者たち」といった感じの、‘ヤクザメルヘン‘。 アクションシ−ンは低予算ながらそれなりに魅せるが、メインを占める沖縄の人里離れたビーチでの‘休日‘シークエンス・・・
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たけし流「冒険者たち」といった感じの、‘ヤクザメルヘン‘。 アクションシ−ンは低予算ながらそれなりに魅せるが、メインを占める沖縄の人里離れたビーチでの‘休日‘シークエンスがどうにも退屈であった。 ラストシーンもたけしのナルシシズムが感じられ、微妙・・ 演技陣。たけしの存在感はやはり凄いが、寺島・大杉も好演。
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[297]教祖誕生
 秀作黒津 明二郎2008-03-16
 
新興宗教のうさん臭さを、ブラックに見事に描いた快作だ。 演技陣。‘寅さん‘のおいちゃんこと下條を足蹴りにしたり、ボソボソ喋りするたけしが何といっても最高だが、荻原・玉・・・
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新興宗教のうさん臭さを、ブラックに見事に描いた快作だ。 演技陣。‘寅さん‘のおいちゃんこと下條を足蹴りにしたり、ボソボソ喋りするたけしが何といっても最高だが、荻原・玉置・岸部も健闘。
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[298]あの夏、いちばん静かな海。
 佳作黒津 明二郎2008-03-15
 
サーフィン映画であり、青春映画であり、障害者の映画でもあるのだが、自分には癒し・ヒーリング映画としての魅力を感じた。 ストーリーはほとんどないといってもいい。途中で・・・
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サーフィン映画であり、青春映画であり、障害者の映画でもあるのだが、自分には癒し・ヒーリング映画としての魅力を感じた。 ストーリーはほとんどないといってもいい。途中でダレる箇所もあるし、抑え過ぎた演出もどうかなと思える。久石の起用も音楽面での支えが必要との判断に違いない。 が、時折挿入されるギャグや何の変哲もない場所をロケに選んだり(たびたび登場する砂浜だがバックは薄暗い高架でゴミが散乱してる)、ロングと反復を生かした映像設計などなど、やはり、たけしは凡百の監督とは一線を画する存在と思う。 演技陣。主演のカップルだが、大島の普通っぽさがリアルさを生んでいる。そして、ボンクラ二人組の小磯と松井がいい。
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[299]その男、凶暴につき
 秀作黒津 明二郎2008-03-14
 
たけしのデビュー作にして、いちばん好きな映画だ。この静かなる狂気は忘れがたい。
  
 
[300]ハートブルー
 佳作黒津 明二郎2008-03-08
 
全体的には80年代に流行ったMTV感覚の‘ポップコーンムービー‘ではあるが、ビグローの剛腕な演出と歴代大統領のマスクをかぶる強盗団など小技を利かした要素で飽きさせない。 前・・・
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全体的には80年代に流行ったMTV感覚の‘ポップコーンムービー‘ではあるが、ビグローの剛腕な演出と歴代大統領のマスクをかぶる強盗団など小技を利かした要素で飽きさせない。 前半はトレンディドラマ風にサーファー風俗を描くが、後半はけっこうハードな展開となって女性監督らしからぬ感じである。ま、ビグローですからねぇ〜(笑) 演技陣。リーブスよりスウェイジがやっぱカッコイイし、ハスキーボイスのペティに上司のマッギンレーも悪くないが、ビジーの、張り込み中に新聞の漫画を見てバカ笑いするおっさん捜査官役が最高だ。
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