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[001]パパのお弁当は世界一
 いいお話黒美君彦2018-02-21
 【ネタバレ注意】
<あらすじ>両親が離婚して父と暮らす高校1年の大津みどり(武田玲奈)。父親(渡辺俊美)は弁当作りを始める。最初はヒドい出来だったが、同僚女性のアドバイスなどを受けて・・・
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<あらすじ>両親が離婚して父と暮らす高校1年の大津みどり(武田玲奈)。父親(渡辺俊美)は弁当作りを始める。最初はヒドい出来だったが、同僚女性のアドバイスなどを受けて毎日作る内に、次第に料理の腕も上達する。やがてユウジ(清原翔)という恋人が出来たみどりは、彼のための弁当作りも父に依頼。いぶかりながら、みどりが失恋するまで弁当を二つ作る父だった。やがて、高校を卒業する日が来て…。 もともとは東京の蒲田女子高校の元生徒のツイッターがきっかけで企画されたミュージックビデオなのだとか。 なるほど、確かに全体的な印象は低予算、光量多め、店舗早め、少し泣きを入れる…と限りなくミュージックビデオっぽい。 実話がもとになっているのはわかるけど、美しい父娘愛が羨ましい(笑)。 どんなにマズくても残さず全部食べてくれて、決して「不味かった」と言わない娘。こんな可愛い娘がいたら、父親は絶対嫁に出したくないだろうね。 ヒップホップバンドTOKYO No.1 SOUL SETのヴォーカル渡辺俊美は、さすがに映画初主演ということもあって、生硬な印象は拭えない。そもそもこんなに娘思いの父親、どうして離婚してしまったんだろう。そこは敢えて触れないお約束? 基本的にいいお話過ぎて、多分すぐに記憶から消えてしまうだろうな。 だってやっぱりミュージックビデオ、なんだもの。
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[002]人喰い怪物ゴブリン
 ハロウィンの怪物リベルタド!!2018-02-21
 
でかいグレムリンが大暴れ!
  
 
[003]海は燃えている 〜イタリア最南端の小さな島〜
 ネオレアリスモpumpkin2018-02-21
 
全く交わらない難民パートと島民パートが交互に現れるドキュメンタリーです。しかし、素人が本人を演じているという雰囲気も濃厚です。島民パートでは特に著しく、難民パートで・・・
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全く交わらない難民パートと島民パートが交互に現れるドキュメンタリーです。しかし、素人が本人を演じているという雰囲気も濃厚です。島民パートでは特に著しく、難民パートでも一部に演技(もしくは再現)かと思われる箇所があります。かつてイタリアネオレアリスモ(デ・シーカなど)では素人を起用して迫真の演技をさせましたが、似たものを感じました。
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[004]ソードアート・オンライン
 甘えんだよ副団長様!ちゃぷりん2018-02-21
 
楽しめたけど、ラノベの限界も感じた。
  
 
[005]キッスで殺せ!
 元ネタ(笑)イエガー2018-02-21
 
やっぱハードボイルドって、かったるいなみたいな感じで観てたら、これってレイダースの元ネタ(笑)だったんだ!衝撃的な終わり方!すげー!
  
 
[006]愛のメモリー
 デパルマ版めまい(笑)イエガー2018-02-21
 
デパルマにとってのヒッチコックって、基本的に裏窓、めまい、サイコなんだけど、これは完全にめまいですね。脚本のシュレイダーも、めまいが好きみたいだから、めまいオマージ・・・
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デパルマにとってのヒッチコックって、基本的に裏窓、めまい、サイコなんだけど、これは完全にめまいですね。脚本のシュレイダーも、めまいが好きみたいだから、めまいオマージュが強くなったのかも。素晴らしい!
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[007]エクソシスト
 悪魔教団bond2018-02-21
 
オリジナルをベースにはしてるが、別物。あまり面白くないし怖くない。ローズマリーの赤ちゃんっぽい。大体なんでバズズの象徴がホームレスのオッサンなんだ?
  
 
[008]ハウスメイド
 下女のリメイクですが…セニョールK2018-02-20
 
色々と頑張ってはいますが やっぱりキム・ギヨンの「下女」には到底敵わない。 迫力不足と云うしかないなあ。
  
 
[009]ゴッド・オブ・ウォー 導かれし勇者たち
 暗い、救いが無いbond2018-02-20
 
悲惨なだけ、何を伝えたかったのか。
  
 
[010]チャック 〜“ロッキー”になった男〜
 アリと対峙した男HABBY2018-02-20
 【ネタバレ注意】
ロッキー・バルボアのモデルになった白人ボクサーの波乱万丈物語。モハメド・アリやジョージ・フォアマンといった懐かしいレジェンドたちの名も登場。ドン・キングってこの頃か・・・
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ロッキー・バルボアのモデルになった白人ボクサーの波乱万丈物語。モハメド・アリやジョージ・フォアマンといった懐かしいレジェンドたちの名も登場。ドン・キングってこの頃からぶいぶい言わせてたんだな。
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[011]バッド・バディ!私とカレの暗殺デート
 微妙bond2018-02-20
 
コミカルアクションロマンス。最後がモタつく。
  
 
[012]えびボクサー
 5段階評価の2・5さとせ2018-02-20
 
パブを経営しているビルはアル中で以前はボクサーだった。 友達のアミッドからパンチ力があり人間より大きいえびの存在を聞き出し、そのえびと人間のボクシングの試合で一儲け・・・
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パブを経営しているビルはアル中で以前はボクサーだった。 友達のアミッドからパンチ力があり人間より大きいえびの存在を聞き出し、そのえびと人間のボクシングの試合で一儲けしようと案ずるのだが・・・。 一部で凄く話題を呼んだ作品。 バカバカしいと言えば正直馬鹿馬鹿しいのだがそのアイディアは買いで良く思いついたな〜と。 この作品のヒットで「いかレスラー」や「コアラ課長」等続々と動物モノが作製され如何に影響があったか。 8年前に購入したDVDをようやく鑑賞。 えびの造形が良く歩き方も可愛いのは画質の良さでよく分かる。しかも5.1ch収録だし。
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[013]エクソシスト
 ハンナ・カスルカHABBY2018-02-20
 【ネタバレ注意】
全10話。有名すぎる悪魔祓いストーリーのドラマ化。尺を伸ばしても作品の密度が薄まるだけじゃないかと最初心配したが、主人公ケイシー役ハンナ・カスルカの鬼気迫る演技と終盤・・・
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全10話。有名すぎる悪魔祓いストーリーのドラマ化。尺を伸ばしても作品の密度が薄まるだけじゃないかと最初心配したが、主人公ケイシー役ハンナ・カスルカの鬼気迫る演技と終盤の二転三転(祓ったと思ったら別の人間に取り憑いてフィナーレ)があって意外と楽しめた。 シーズン2は全6話で、マーカスとトマス元神父が引き続き活躍。別の憑依事件とその除霊の過程を描くらしい。ハンナの姿が見られなくなるのは寂しいが、一応チェックしてみる予定。
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[014]平成細雪
 出色の出来黒美君彦2018-02-20
 【ネタバレ注意】
<あらすじ>平成4(1992)年春、大阪・船場の名家・蒔岡家は会社を人手に渡し、元禄以来の歴史を閉じた。蒔岡家の美しい四姉妹も新たな人生が始まる。「いとはん」こと長女・・・・
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<あらすじ>平成4(1992)年春、大阪・船場の名家・蒔岡家は会社を人手に渡し、元禄以来の歴史を閉じた。蒔岡家の美しい四姉妹も新たな人生が始まる。「いとはん」こと長女・鶴子(中山美穂)は、「御料さん」として婿をとり、蒔岡本家を守ろうとしている。「中あんちゃん」こと次女・幸子(高岡早紀)は分家して芦屋で暮らしている。「きあんちゃん」こと三女・雪子(伊藤歩)は、欠点がすぐ目につくせいか見合いを20回繰り返してもまだ独身のまま。そして「こいさん」こと四女・妙子(中村ゆり)は縛られることを嫌い、奥畑貴金属の三男啓三(福士誠治)とつきあったり、奥畑家の元運転手板倉潤一(柄本佑)に心が揺れる…。 最近観たドラマでは出色の出来。 いうまでもなく谷崎潤一郎の『細雪』の時代設定を平成に置き換えたドラマ。大正モダニズムを引きずった昭和初頭の雰囲気を果たして平成の世に置き換えられるだろうかといぶかったが、これが見事なまでに成功しているから大したもの。 褒めるべきところは多々ある。 まずは四姉妹のキャスティング。コメディの端役などに追いやられつつあった中山美穂が、毅然とした御料さんを演じ、何かと騒がしい幸子を高岡早紀。どこか呑気な雪子を伊藤歩。そして自由奔放なこいさんを中村ゆり。 この4人が互いにその美しさを邪魔し合わず、しっかり姉妹としてひとつに溶け合っていることにまず驚く。衣装も毎回凝っていて、着物を着て歩く4人は息を飲むほど美しい。彼女たち、まだまだレディとして使えるではないか。さらには、そこに演技力も重なってくるから凄い。これは演出を担当した源孝志が優れていたからか。 4人のエピソードがそれぞれ活きていて、惹きこまれた。個人的に好きな中村ゆりが「こいさん」というのは意外だったが、ここでも彼女は従来のイメージを覆す熱演。4人の潜在的な魅力が、それぞれ引き出されているように感じた。 男優もまたいい。鶴子の夫辰雄(甲本雅裕)、幸子の夫貞之助(神尾佑)は婿養子らしい佇まい。雪子の見合い相手の石黒賢、ムロツヨシはどうかと思わないでもなかったが、福士誠治、柄本佑はそれぞれ存在感があった。 そして舞台で活躍する蓬莱竜太の脚本も瑞々しく、美しい関西弁(船場言葉)を久しぶりに聞いた気がした。 稲本響のピアノもこのドラマに合っている。 エンディングで「G線上のアリア」に合わせて登場人物が重ならない視線を投げているのもなかなか良かった。少しずつずれている姉妹たちの未来。それがラスト、一斉にカメラ目線になる、という巧みな演出。 原作は昭和初期、裕福な商家の没落を予感させて終わるが、この作品はそこに「阪神淡路大震災」を設定する。 バブル経済が弾けた後、関西を襲った未曾有の大震災。「平成細雪」に相応しいテーマの投げかけだったと思う。 見事なドラマシリーズだった。
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[015]スリー・ビルボード
 アンガーマネジメントあーぼう2018-02-20
 【ネタバレ注意】
3つの看板が巻き起こす人間ドラマという予備知識のみで映画館へ。主役の女性はみたことあるなと思っていたらファーゴの人ね。ウディ・ハレルソンは安定の演技。サム・ロックウ・・・
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3つの看板が巻き起こす人間ドラマという予備知識のみで映画館へ。主役の女性はみたことあるなと思っていたらファーゴの人ね。ウディ・ハレルソンは安定の演技。サム・ロックウェルはまた小悪党の役ね・・・と思っていたら後半変貌。元夫役でジョン・ホークスも出てるのは嬉しい。意外な人物が背中を押すということで元夫の19歳の彼女のレストランシーンや、広告代理店のレッドのオレンジジュースシーンなどが印象深い。未来を想像させるラストも好きですな。
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[016]たかが世界の終わり
 怒涛の会話劇にゃんにゃん2018-02-20
 
不器用な家族の愛と憎しみを描いた映画。 最初から最後までとにかく会話劇で、それだけで面白く見せつつ緊張感を保っているのが凄い。 舞台がほとんど家の中なので少々息苦しさ・・・
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不器用な家族の愛と憎しみを描いた映画。 最初から最後までとにかく会話劇で、それだけで面白く見せつつ緊張感を保っているのが凄い。 舞台がほとんど家の中なので少々息苦しさも感じるが、たまに挿入される思い出のシーンがポップで唯一の箸休めになっている。 「恋のマイヤヒ」などあえて大ヒット曲を使うあたりが相変わらず面白いなと思う。 クライマックスは怒涛の会話劇。 疲労感と共に終わった後に何かモヤモヤ考えてしまう映画である。 これまでのドラン作品と比べると小品な印象だが、キャストの演技力もあり見所の多い映画だった。 ヴァンサン・カッセル演じるアントワーヌは、見ている最中はムカムカしたが、終わって冷静に考えると一番家族愛がある人物なのかな、と思った。
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[017]メッセージ
 あの人の音楽はもう聴けないちゃぷりん2018-02-20
 
第三次大戦の危機に陥った地球を野次馬気分で見に来た宇宙人の円盤にビビった各国首脳が和解して戦争を回避する、手塚治虫の漫画を思い出した。
  
 
[018]わらの犬
 ベトナム戦争の影響HABBY2018-02-20
 【ネタバレ注意】
70年代の作品。鬱積した怒りが炸裂。主人公の立ち居振る舞いを含め、デニーロ主演『タクシードライバー』とある意味対をなす作品と言えようか。戦争終結後、80年代に入り『ロッ・・・
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70年代の作品。鬱積した怒りが炸裂。主人公の立ち居振る舞いを含め、デニーロ主演『タクシードライバー』とある意味対をなす作品と言えようか。戦争終結後、80年代に入り『ロッキー』のような真逆のベクトル(爽快系)の作品が生まれてくるのだから、やはり映画はその時々の世相を色濃く反映するのだと痛感する。 時代は流れ2010年代、イラク・アフガン戦争に疲弊した米国が本作をリメイクしたくなる心境も理解できる。
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[019]デトロイト
 銃はどこだ!dadada2018-02-20
 
キャスリン・ビグローといえば、初期からのあの独特のヒリヒリ感が魅力。何だかんたと全作お世話になってるわ。さぁ、今回もヒリヒリしに行くぞ!と勇んで劇場へ。 でもって、・・・
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キャスリン・ビグローといえば、初期からのあの独特のヒリヒリ感が魅力。何だかんたと全作お世話になってるわ。さぁ、今回もヒリヒリしに行くぞ!と勇んで劇場へ。 でもって、コレまた超重量級のヒリヒリ...ズド〜ンとね。銃声も腹に響き渡るし、それこそ吐き気も催すわ。 "なんじゃコレ、観なきゃ良かった"とも思うし、"今こそ観るべきなのかなぁ"とも思うし...そんな複雑で、しかし、やっぱ価値ある一本ってトコかな。
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[020]ベイビー・ドライバー
 奴はノロマか?dadada2018-02-20
 
噂に違わぬ面白さ、楽しさ。ボーイ・ミーツ・ガール映画としても、チャーミング。 ウォルター・ヒルも絡ませてるのね。「ザ・ドライバー」が、再見したくなったよ。同じゲッタ・・・
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噂に違わぬ面白さ、楽しさ。ボーイ・ミーツ・ガール映画としても、チャーミング。 ウォルター・ヒルも絡ませてるのね。「ザ・ドライバー」が、再見したくなったよ。同じゲッタウェイ・ドライバーものでも、あっちは音楽も含めて超静かだけどね。
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[021]ワンダーウーマン
 それでも世界を守りたいのdadada2018-02-19
 
テーマ曲が鳴り響いての中盤のアクション...アガるねぇ。 こういうツボが、しっかり押さえられてないとダメね、この手の映画は。
  
 
[022]恋妻家宮本
 向いてないよねdadada2018-02-19
 
夫婦で晩酌しながらDVD鑑賞。途中からカミさんがニヤニヤしながら、こっちの顔を覗き込む。失敗した。コレは、一緒に観たらいかん映画だわ。
  
 
[023]エアポート2012
 作品自体が大惨事bond2018-02-19
 
チープなCGとベタな展開。女優陣は良かった。
  
 
[024]ラスト/ナイト
 車中で右往左往bond2018-02-19
 
アングラ舞台劇かよ。つまんね〜〜。
  
 
[025]ファミリー・ツリー
 故郷に骨を埋める覚悟でHABBY2018-02-19
 【ネタバレ注意】
切なくも心温まるストーリー。舞台が常夏のハワイに設定されたことでよりいっそうのマジック、化学反応を生んだように思う。土着の精霊が作品を覆ったというか、カメハメハの大・・・
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切なくも心温まるストーリー。舞台が常夏のハワイに設定されたことでよりいっそうのマジック、化学反応を生んだように思う。土着の精霊が作品を覆ったというか、カメハメハの大王の寵愛を授かったというか。ドライで現実主義の夫、したたかに生きた妻、ピュアな娘たち。家族全員が予測不可能な困難に見舞われながらも懸命に、一途に今を生きようとしていて、ラストシーンの散骨〜父娘の決意の描写を含めて人生の意義を問い直すきっかけを与えてくれる。シェイリーン・ウッドリーはなんとなくブリー・ラーソンと印象が重なる。本作である程度好評価を受けたと思うので、今後のきっかけ次第でブリーのようにアカデミー賞に絡む活躍を見せるのではないかなと(贔屓目線ちょっと入ってます)。クルーニーは普通にハワイに居そうなHaole (ハワイでは白人の意)のおっちゃんを好演。うまい。
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[026]KUBO/クボ 二本の弦の秘密
 (無題)敦煌2018-02-19
 
建物や髪の結い方が中国だったのが残念。
  
 
[027]ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
 依存症について真剣に考えるきっかけにglamfreak2018-02-19
 
日本で公開してから現時点で半年。なのに、ミニシアターとはいえ、都心の劇場では朝から立ち見が出ていて、まだまだ首都圏を含む全国の映画館を渡り歩いている。それもそのはず・・・
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日本で公開してから現時点で半年。なのに、ミニシアターとはいえ、都心の劇場では朝から立ち見が出ていて、まだまだ首都圏を含む全国の映画館を渡り歩いている。それもそのはず、すべてにおいてよくできた作品だし、幸せになれる、とってもいいお話で説得力もある。誰もが愛せる映画だ。なにも、猫がかわいいだけで、これだけの観客を動員しているわけでは決してないだろう。これを機に、ホームレスへの見方が変わる人も増えるに違いない。 一方で、これっていわゆるハーム・リダクション(harm reduction)の実践話だよね。つまり、ヤク中の男を厳罰に処すわけでもなく、病院で治療してやり、更生プログラムにのっけてやり、風呂付アパートを与えてやり、プログラムの一環として別の強いドラッグを敢えて定期的に摂取させることで立ち直らせたという実例を描いている。要するに、クスリにハマっちゃってる人の「苦しみを減らす」ことでこそ更生を期待する、というやり方を支援している映画だ。このことに日本の人たちがどれだけ目を向けられるかが興味深い。 例えば芸能人が大麻や薬物で捕まったりすると、ワイドショーではコメンテーターや司会者があることないこと言って大麻や薬物の使用者をバッシングする。でもスタジオに招かれた専門家らは、その間、黙っている。バッシングに対して「それは正しくない認識だ」と指摘すれば火に油を注ぐだろうし、かといって正しくないことに同調はできないからだ。 日本でカジノ導入も検討されている昨今、こんなにも愛される映画を機に、さまざまな依存症に関する冷静かつ建設的な議論が深まるといい。原題は「ボブという名の野良猫」という意味と「ボブという名のストリート・ミュージシャン」という意味をかけている。
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[028]ソロモンの偽証 後篇・裁判
 結局得られたものは?黒美君彦2018-02-19
 【ネタバレ注意】
劇場で前編だけ観て放置していたのを、3年ぶりに続き(後編)を観た。当時後編を観なかったのは、プロットに無理を感じたというのが最大の理由だったが、学校内裁判をメインに・・・
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劇場で前編だけ観て放置していたのを、3年ぶりに続き(後編)を観た。当時後編を観なかったのは、プロットに無理を感じたというのが最大の理由だったが、学校内裁判をメインにした後編を観て、その直感は間違っていないことを確信した。 自殺とみられた柏木は大出に校舎の屋上から突き落とされたのかどうか、という一点を追及する中で、次々学校の闇が浮かび上がってくる、という展開なのだけれど、物語のキーとなる柏木が死ぬ直前の4本の通話記録。調べてみたらどれも場所の異なる「公衆電話」からだった…って、残念でした、公衆電話の電話番号は通話記録には表示されない。このことがきっかけで大出の弁護人役を務めていた神原和彦(板垣瑞生)の関与が明らかに…って、うーむどうよ、その展開。 前編はどう展開するのかそれなりの面白さがあったけれど、後編での学校内裁判はやはり無理がある。 最初から神原が事実を明らかにしていれば、こんな無理な裁判もどきを開く必要はなかったわけだし、柏木の自殺の理由もぼやっとしているし、スッキリ爽快感がないのだ。 ということで、前編後編通してみても、何だかな、という印象は免れないわけで、モヤモヤしてしまった。 唯一(笑)U2のエンディングは良かったけれど。
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[029]犬猿
 まんま黒美君彦2018-02-19
 【ネタバレ注意】
知人が絶賛していたので劇場へ。兄弟姉妹の確執を描いた作品というのは意外に多くて、つい最近も入江悠監督『ビジランテ』(2017年)で、三兄弟の愛憎を観たばかり。 で、この・・・
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知人が絶賛していたので劇場へ。兄弟姉妹の確執を描いた作品というのは意外に多くて、つい最近も入江悠監督『ビジランテ』(2017年)で、三兄弟の愛憎を観たばかり。 で、この作品。新井浩文と窪田正孝、ニッチェの江上敬子と筧美和子という二組の兄弟と姉妹の関わりを描いているのだけれど、いくら子どもの頃仲が良くても、大人になるに従い離れていくのは当然のこと。ところが家族であるが故に簡単に縁を切るわけにはいかない。だから究極的な縁切りのために、親子殺人や兄弟殺人が絶えないわけだ。 ここで描かれる兄弟・姉妹も同様。いつ惨事に進むのやら、とドキドキしながら観ていたけれど、思いの外意外性なし。 粗暴で前科ありの兄貴の方が意外に親のことを思っていたり、可愛くてモテモテの妹が姉に嫉妬していたり…なんていうのも、兄弟のいる自分には別に今更珍しくもないわけで、その意味でこの作品はそのまんま感が強い。 も少し捻りが欲しいなあ、というのはないものねだりか。子どもの頃のエピソードをもう少しストーリーにまぶすとか、やりようはあると思うんだけど。 これだから映画はわからない。知人が絶賛していても肩透かしを喰らうことはあるわけだし。 うーむ。
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[030]ローズの秘密の頁(ぺージ)
 無理な設定黒美君彦2018-02-19
 【ネタバレ注意】
舞台は80年代半ばのアイルランド西部にある聖マラキ精神病院。 取り壊しが決まり、転院する患者たちを再診するために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーン(エリック・・・
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舞台は80年代半ばのアイルランド西部にある聖マラキ精神病院。 取り壊しが決まり、転院する患者たちを再診するために病院を訪れた精神科医のスティーヴン・グリーン(エリック・バナ)。彼は、産んだばかりのわが子を殺した“精神障害犯罪者”として40年間も収容されてきたローズ・F・クリア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)の話を聞きます。 物語は回想の形で進められていきますが、まず最大の違和感は若き日のローズを演じるルーニー・マーラとヴァネッサ・レッドグレイヴが同一人物とはとても思えないところ。 ふたりはもちろんそれぞれいいんですよ。けれど、身長160cmの華奢なルーニー・マーラが、年老いて身長181cmの立派な体格のヴァネッサ・レッドグレイヴになるわけがない。どう観たって別人なのです。これは残念ながらミスキャストといわざるを得ない。 また物語そのものも深みに欠ける印象があります。 英国空軍に志願したマイケル・マクナリティ(ジャック・レイナー)は、第二次大戦中には中立だったアイルランドで嫌われたのはわかりますが、IRAといえども一軍人を殺害するほどだったのか…。 さらにストーカーのようにローズに思いを寄せるゴーント神父(テオ・ジェームズ)。彼の策略でローズは精神病院に収容されるのですが、当時の精神医療は社会的入院が主で、こうした根拠のない隔離が安易に行われたことは容易に推察できます。 そして、グリーン医師が実は…という展開もお約束通り。 いったい何がテーマなのか曖昧なまま終わってしまった感がありました。 やっぱりローズを演じたふたりの女優のギャップが、個人的には徹頭徹尾しんどかったな、というのに尽きるかな。
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