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 作品名
 コメント題投稿者投稿日
[001]25日・最初の日
 ロシア革命黒美君彦2017-01-24
 【ネタバレ注意】
ユーリー・ノルシュテインの監督デビュー作(美術のアルカージィ・トーリン(チューリンとも)と共同監督)。 「25日」とは、ロシア旧暦で1917年10月のロシア革命最初の日で、・・・
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ユーリー・ノルシュテインの監督デビュー作(美術のアルカージィ・トーリン(チューリンとも)と共同監督)。 「25日」とは、ロシア旧暦で1917年10月のロシア革命最初の日で、ウラジミール・マヤコフスキー(1893-1930)の詩に由来する。 1910年代〜20年代に流行したロシア・アヴァンギャルドをモチーフに、資本家や貴族、聖職者といった支配者階級に対する民衆の怒り、行動、そして革命が描かれる。赤旗に浮かび上がるのは「すべての権力をソビエトへ!」という文字だ。 ショスタコーヴィッチの壮麗な交響曲に合わせ、ロシアの十月革命を失踪する赤で表現している。 ラストにはレーニンの演説が流れるが、これは監督たちの意図ではなく、ソ連(当時)の芸術官僚に指示されたのだとか。 劇場で公開するためには、当局のいいなりになるしかなかったのだと、後年ユーリー・ノルシュテインは語っている。
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[002]マウント・ナビ
 がんばっているあーぼう2017-01-24
 
久々に観た日本B級グロ映画。やはり独特の楽しさがあるなー。映像も努力しているし、俳優さんたちも知らない人ばかりだけど精一杯がんばってましたね(結果はともかく)。登場人・・・
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久々に観た日本B級グロ映画。やはり独特の楽しさがあるなー。映像も努力しているし、俳優さんたちも知らない人ばかりだけど精一杯がんばってましたね(結果はともかく)。登場人物の個性付けのようなものはしっかりしていてるのだが、終盤のカメラマンはうるさ過ぎる(笑)
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[003]旅のロボから
 この監督のエロい新作が観たいnamurisu2017-01-24
 
綺麗な画、綺麗な動き、綺麗な…おっぱい。
  
 
[004]沈黙 -サイレンス-
 “Sun of God”黒美君彦2017-01-24
 【ネタバレ注意】
いうまでもなく遠藤周作の『沈黙』の映画化。ふと思ったのだが「沈黙」=“Silence”なのだろうか。 日本語における「沈黙」には状態としての「静寂」だけでなく、能動的な「敢え・・・
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いうまでもなく遠藤周作の『沈黙』の映画化。ふと思ったのだが「沈黙」=“Silence”なのだろうか。 日本語における「沈黙」には状態としての「静寂」だけでなく、能動的な「敢えて沈黙を守る」というような意味も含まれているような気がする。 原作があまりに高みにあるが故に、映像化は難しい。かつて篠田正浩監督が映画化に挑んだが、映像的リアリティの前に神の声は聞こえず、遠藤文学の深さが際立ったのを思い出した。 翻ってこのマーティン・スコセッシの作品である。 暴力に彩られた数々の作品を発表してきたスコセッシだが、この作品は音楽を極端までに排し、実に静かだ。もちろん暴力表現は健在だが、それとてどこか寓話めいていて、すべてはロドリゴの棄教に向けての装置に過ぎないように見える。 パードレ・ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)が「転ぶ」(「棄教」)までの葛藤を描いているが、原作にあった棄教という形式を超えた神の存在、内なる信仰の意味を、後半台詞に頼った感があるのが残念。 キチジロー(窪塚洋介)が体現する“弱き者”にこそ神が寄り添う、という、まるで親鸞の教えのような神の声が、もっと強く前面に出ても良かったように思うのだが。 この国では、と井上筑後守(イッセー尾形)はロドリゴに語る。 「神の子(Son of God)は『大日』と訳される。つまり神の太陽(Sun of God)だ」(うろ覚え) 自然信仰に慣れてきた日本人に一神教は馴染まない、と井上筑後守は言いたいのだ。 しかし、戦国時代に日本でキリスト教が一気に拡がった背景には、そこにある「神の下での平等」や苦難を担うキリストへの共感があったからではないか。身分制度を維持したい権力者たちは、宣教師とともに輸入される数々の最新鋭の武器を恐れたのはもちろんだが、そうした神の下での平等に対して恐れを抱き、それがキリスト教弾圧へつながったのではないか。 ロドリゴとキチジローの対置は必ずしも成功しているとは言い難い。ロドリゴは内なる神の声を本当に耳にしたのだろうか。 A・ガーフィールドは悪くない。日本側キャストでいうと、イッセー尾形の怪演はやはり印象に残る。波打ち際で拷問され殺されるモキチを演じた塚本晋也も見事。 ロケはもっぱら台湾で行われたようだが、やや色味が暗すぎたようにも思う。もっと明るくてもいい。徹底的に明るいのに神が沈黙を続ける、というのもありだったか。 台詞のひとつひとつに深い洞察が要求される作品。 見方によっては退屈かもしれない。だが、神の不在が現代を象徴する論点だとすると、この作品の意味するところはまた違ってくる。 原作とともにやはり問題作といわざるを得ないと、私は思う。
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[005]ヒトラーの忘れもの
 強いられた地雷処理の緊迫感ちょいQK (Mail)2017-01-24
 
 1945年5月、終戦後のデンマークで捕虜のドイツ兵を使って行われた地雷除去の史実を扱った映画。150万個の地雷が海岸線に埋められており、2600人のドイツ兵によって140万個が・・・
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 1945年5月、終戦後のデンマークで捕虜のドイツ兵を使って行われた地雷除去の史実を扱った映画。150万個の地雷が海岸線に埋められており、2600人のドイツ兵によって140万個が処理されたのだが半数が死亡または重傷を負ったとのこと。そしてドイツ兵の大半は15〜18歳の少年兵であり、映画でもラスムスン軍曹(ローランド・ムーラー)が指揮する11人の少年兵を描く。  ナチスに対する憎しみに燃えるラスムスンが、それを少年兵たちにぶつけることで、少年兵の過酷な状況が際立つ。ろくな食料も与えられず過酷な労働を強いられる戦争捕虜の話は各国であったろうが、一つ間違えば即、爆死という作業の毎日であるということが、異様な緊張感を生ずる。全員がそれらの作業を強制されて行うということが、爆発物処理班を描いた「ハートロッカー」とは異なる、より緊迫した感覚を伝えてくる。さらに美しくのどかな浜辺の風景との対比でそれが一層強められる。少年兵たちは、「処理が終わったら国に帰す」という軍曹の約束のみに希望を託して、過酷な状況を受け入れるしかすべはないが、一人また一人と死者が出る。  占領軍だったナチスドイツへの憎しみが捕虜個人個人への憎しみとして継続し、どこまでも赦しに繋がらないのかどうかということが一つのテーマとなっている。この場合の捕虜がナチス幹部たちであったなら成り立たないテーマかもしれない。しかし、捕虜が全て少年兵であればかなり違ってきて、毎日の生活を共にするラスムスンの気持ちも揺れ動く。「自分たちが埋めた地雷を自分で除去させるのは当然だ」という正当な理屈だが、実際に彼ら少年兵たちが埋めたという訳でもない。映画では、少年兵たちの戦歴には触れていないし、ナチスの残虐非道は自明のこととして描かれていないので、つい少年兵たちに同情しがちであるが、被占領国の兵隊であったラスムスンたちの憎しみもよく理解できる(酔っぱらって捕虜をいじめて回るデンマーク兵たちのシーンはちょっと類型的にやりすぎとも思えるが)。当然ながら簡単に結論の出る話ではなく、ラスムスンも自分なりの折り合いをつけて行動することになる。  非人道的兵器としての地雷処理を巡って、理詰めに走ることも情緒に流されることもなく、戦争の不条理と残酷さを改めて描いた傑作である。
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[006]アナライザー
 なんだかなあedix2017-01-24
 【ネタバレ注意】
最後の展開はへえ〜って感じだけど、そこまでが パッとしない。警察(FBI)の捜査ってこんな風なの? それに、超記憶術っぽい設定になっているけど、ラストを考えると全て作戦、・・・
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最後の展開はへえ〜って感じだけど、そこまでが パッとしない。警察(FBI)の捜査ってこんな風なの? それに、超記憶術っぽい設定になっているけど、ラストを考えると全て作戦、つまり演技ってことでしょ。ラストありきで前半を作った感が否めない。
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[007]スクラップ・ヘブン
 想像力あーぼう2017-01-24
 【ネタバレ注意】
2017年現在、大活躍中と言っていい李監督作品。俳優陣も豪華と言っていいし、90年代の日本映画っぽい雰囲気が好きな人にはいいだろう。サキの今後は語られず、拳銃事件の顛末も・・・
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2017年現在、大活躍中と言っていい李監督作品。俳優陣も豪華と言っていいし、90年代の日本映画っぽい雰囲気が好きな人にはいいだろう。サキの今後は語られず、拳銃事件の顛末も語られない。映画らしい想像の余地を残している。
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[008]リアル鬼ごっこ
 どうにもこうにもMcQueeeeeN (Mail)2017-01-24
 
面白味がない...。
  
 
[009]北北西に進路を取れ
 逃げる、逃げる流氷一滴2017-01-23
 
ヒッチコックの映画といえば、怖い映画というイメージがある。「サイコ」「鳥」が代表作であろう。 「北北西に針路を取れ」には「未知の恐怖」はない。あるのは、少し間抜け?・・・
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ヒッチコックの映画といえば、怖い映画というイメージがある。「サイコ」「鳥」が代表作であろう。 「北北西に針路を取れ」には「未知の恐怖」はない。あるのは、少し間抜け?な秘密組織。主人公は連中に「敵」と誤認され、おまけに警察からは殺人の濡れ衣まで着せられ、とにかく逃げる羽目になる。 ここでこういう映画ではお約束の「美女」が登場する。なぜか、主人公を警察から匿う。彼女から教えられた「間違えられた男」に会える場所に行くと、今度は飛行機に追いかけられる。果たして、彼女は敵か、味方か? 大風呂敷を広げたわりには、結末は「いまいち」でした。 娯楽映画と割り切れば楽しめると思います。
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[010]ズーランダー NO.2
 次から次へと有名人結集HABBY2017-01-23
 【ネタバレ注意】
ベン・スティラーの人徳を再確認。ストーリーはあってないようなもの。おもちゃ箱をひっくり返したようなポップ感を堪能するのが肝かな。ジャスティン・ビーバーファンが冒頭で・・・
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ベン・スティラーの人徳を再確認。ストーリーはあってないようなもの。おもちゃ箱をひっくり返したようなポップ感を堪能するのが肝かな。ジャスティン・ビーバーファンが冒頭でキャーキャー叫ぶ姿が目に浮かぶ。モニカ・ベルッチ胸揉ませすぎ。クリスティーナ・テイラーは衰えないなあ(スティラー羨ましい)。15年後くらいにパート3が出来てることを祈る。
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[011]最高の花婿
 国境なき家族 初代黒龍2017-01-23
 
 2本立ての映画館でついでに観た方だが、やたら面白くて却って得した気分になった。  大富豪にして敬虔なクリスチャンのフランス人夫妻には4人の娘がいるが、長女はアラブ人・・・
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 2本立ての映画館でついでに観た方だが、やたら面白くて却って得した気分になった。  大富豪にして敬虔なクリスチャンのフランス人夫妻には4人の娘がいるが、長女はアラブ人、次女はユダヤ人、三女は中国人と、結婚相手が国籍も宗教もバラバラ。きょうだいが集まって食事をしても、最近のニュースはもちろん、肉が食える食えないとか、些細なことで人種差別問題に発展する。こんな調子だからムコ殿達は会えば争いになるわけだが、国家間の争い(?)の割に血生臭さも悲愴感も無く、逆にコミカルでさらりと描かれている。四女が遂にクリスチャンと結婚することになったが、何と相手は黒人で、またまた異人種の登場である。ここで、それまでのいがみ合いは何処へやら、花婿3人衆は団結して破談に追い込ませようとする。何故黒人だとそんなに嫌うのか描かれていないが、ここもさらりとしたもので、まるで子供のケンカのようで、様々な画策が悉く失敗するのが笑える。さらに、この黒人青年の父親が大のフランス人嫌いなもんだから、問題はさらに複雑になるのだが、その後父親達も意気投合し結託するようになる、その過程がさらに笑いを誘う。  考えてみれば、立場が違えば主張が違うのは当たり前のことで、この花婿達の言い分も各々の人種の立場から言えば、どれも筋が通っていることになる。観ているこちらもいつの間にかそのことに納得させられているのだろうか、自然とムコ殿達を1人の人間として見ていて、最終的にはあまり『対立』しているようには観えてこない。そうして本来なら切実な問題を笑い飛ばしてくれる、それがこの作品の成功要因であろう。人種問題はこういう風にも描けるんだ、ということを観せてくれた。実に平和的な作品だ。  花婿3人衆が雪だるまを作るシーンが印象的だった。雪だるま一つにもお国柄の違いがあり、それぞれの国の習慣が一つに集約された、変わっただるまが出来上がる。世界も各国の特色を尊重して一つになれれば、このだるまが地球に見える日が来るのかな。
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[012]心霊ドクターと消された記憶
 記憶のカウンセリングHABBY2017-01-23
 【ネタバレ注意】
アン・ハサウェイ主演の『パッセンジャーズ』に雰囲気近似。あちらは航空機だったが、こちらは鉄道。エイドリアン・ブロディの演技はさすがで、作品がB級風味に堕落するのをう・・・
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アン・ハサウェイ主演の『パッセンジャーズ』に雰囲気近似。あちらは航空機だったが、こちらは鉄道。エイドリアン・ブロディの演技はさすがで、作品がB級風味に堕落するのをうまく回避している。原題のbacktrackは来た道を引き返す、とか翻意する、の意。
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[013]ザ・コンサルタント
 ツイストてんこ盛りタミー (Mail)2017-01-23
 
「イコライザー」リスペクトな作品かな、と思ったら、かなりミステリー色の強い一品。 個人的には嫌いじゃないが、回想が多い。そこに伏線があるから無駄ではないが。それでも・・・
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「イコライザー」リスペクトな作品かな、と思ったら、かなりミステリー色の強い一品。 個人的には嫌いじゃないが、回想が多い。そこに伏線があるから無駄ではないが。それでも省略か簡略化できそうなシーンもあった。 クライマックスは「実はこの人、あれなんです」なツイストラッシュ。詰め込みまくりで勢いがあるが、それでもメインとなる家族の件は勢いで乗り切れないほどいくらなんでもご都合主義的。 しかし「消息は分かっていた」というセリフがあったからもしかすると・・・。 思い切った設定の主人公の人物像やパズルをイメージしたストーリーテリングはグッド。
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[014]ネオン・デーモン
 人工美と妖しさmototencho2017-01-23
 
ニコラス・ウィンディン・レフン流美麗なエロティック&グロテスク世界が展開。誰がデーモンか?女優たちの美しさと妖しさに尽きます
  
 
[015]ディーパンの闘い
 わかんないこといっぱいpumpkin2017-01-23
 
主人公たちはタミル人らしい。タミル語といえば一時期日本語と同根という説があって話題になりましたが、少数民族のため日本語と関係があると言われて喜んだらしい。見ていると・・・
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主人公たちはタミル人らしい。タミル語といえば一時期日本語と同根という説があって話題になりましたが、少数民族のため日本語と関係があると言われて喜んだらしい。見ているとどうやらイスラム教徒らしく、仏教国のスリランカでは迫害されるのでしょう、武装闘争していたらしい(最近停戦になったのはこのことか)。 一方、移住したフランスの集合住宅に住んでいる人々がなんなのかが当方にはわからない。ラストのドンパチも麻薬密売に関わる抗争なのか、極右と移民の対立なのかよくわからない(たぶん前者か)。 フランス人にはあれかとわかるのかな。
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[016]オーガストウォーズ
 コスモボーイ黒美君彦2017-01-23
 【ネタバレ注意】
2008年の南オセチア紛争を「8月戦争」(=オーガスト・ウォー)と呼ぶことを迂闊にも知らなかった。 この作品の背景にあるのは、グルジア国内の非政府支配地域である南オセチ・・・
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2008年の南オセチア紛争を「8月戦争」(=オーガスト・ウォー)と呼ぶことを迂闊にも知らなかった。 この作品の背景にあるのは、グルジア国内の非政府支配地域である南オセチアをロシアに帰属させるかどうかをめぐる紛争。2008年8月衝突が起きる(グルジア軍、ロシア軍いずれもが、先制攻撃をして来たのは敵側であると主張している)。 この作品は徹底的にロシア側に立っている。 新たな男との再婚を考え、息子チョーマ(アルチョム・ファディエフ)を、軍人で、南オセチアで平和維持活動にあたっている元夫のもとへ送り込む母クセーニア(スヴェトラーナ・イワノーワ)。ところがそこにグルジア軍が攻め込んできて、父や祖父母は殺され、チョーマはひとり取り残される。いても立ってもいられなくなったクセーニアは、息子のことを一顧だにしない新しい恋人を振り切って、単身息子を救いに行く…というお話。 「母は強し」なんだけど、リゾート地に出かけようとしていた彼女はミススカートの何とも戦場には似つかわしくない格好。でも銃弾は当たらない(笑)。 とにかくロシア人兵士はみないい人だし(グルジア人兵士も一度見逃してくれた)、ご都合主義的ではあるのだけれど、市街戦はなかなか迫力がある。 乗り合わせたバスが攻撃されて、今まで一緒に歌を歌っていた市民がみな死んだところから始まって、彼女を救ってくれた兵士もみな死んでしまう。それでもリョーハ(マクシム・マトヴェーエフ)というイケメン兵士の協力もあり、ついには息子と再会できる。 リアルな市街戦とファンタジーの融合とでもいえばいいのか、チョーマは「コスモボーイ」(アトムみたいなもの?)の主人公に同化して世界を見ている。だが、現実から逃避する彼は果たしてまともに成長できるのか心配になってしまう。 子を救おうとする母の無謀な行為はともかく、ところどころプーチンが出てきて(もちろん役者だが)、ロシア軍が攻める理屈を語る。グルジア軍の背後にはワシントンがいるのだ。ハリウッド映画で「背後にモスクワが…」というのと同じなので思わず苦笑してしまう。 戦闘を避けて話し合うべきだ、と主張する高官が、どこかゴルバチョフに似た役者であるところもまた笑える(彼は途中で「あなたは古い」と追放されてしまう)。 ロシア軍が全面協力したとのことで、迫力は十分。 エンタメ・プロパガンダ映画と理解した上で観ればそれなりに楽しめるが、グルジア側の視点が全く語られることがないので、そこを母子モノのファンタジーとして誤魔化すあざとさはさすがに鼻につく。
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[017]キサラギ
 練られた脚本の密室劇にゃんにゃん2017-01-23
 
日本映画のドタバタコメディみたいなノリは苦手なのだが、この映画はそういう側面がありながらも練られた脚本と演出でとても面白かった。 一見"アイドルオタク"のコ・・・
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日本映画のドタバタコメディみたいなノリは苦手なのだが、この映画はそういう側面がありながらも練られた脚本と演出でとても面白かった。 一見"アイドルオタク"のコメディだが、内容は「12人の怒れる男」のような密室推理劇。 二転三転する展開も良いし、後半にさしかかり徐々に盛り上がる演出もいい。 そして最後は爽やかな気持ちで終わる。 小ネタも面白く、最後まで見応えのある映画だった。
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[018]ソナチネ
 沖縄のシーンが印象的にゃんにゃん2017-01-23
 
暴力映画というジャンルにいながら暴力を否定するかのような映画である。 淡々とつまらなそうに映し出される暴力シーンに対し、 沖縄での童心に返った彼らの遊び心溢れるシーン・・・
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暴力映画というジャンルにいながら暴力を否定するかのような映画である。 淡々とつまらなそうに映し出される暴力シーンに対し、 沖縄での童心に返った彼らの遊び心溢れるシーンは生き生きと描かれている。 最後はやるせないが不思議と納得できてしまうシーンだ。 淡々としているので「超面白い!」みたいなエンタメ性のある映画じゃないが、 沖縄のシーンがなかなか良くて印象に残る映画だった。
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[019]ゾンビーワールドへようこそ
 軽快なノリのゾンビコメディにゃんにゃん2017-01-23
 
「ゾンビランド」のような軽快なノリのゾンビコメディ。 主人公らがボーイスカウトという設定を活かして戦うのが良い。 随所に笑える小ネタが用意されており飽きなかった。 全・・・
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「ゾンビランド」のような軽快なノリのゾンビコメディ。 主人公らがボーイスカウトという設定を活かして戦うのが良い。 随所に笑える小ネタが用意されており飽きなかった。 全然期待せず見たのも功を制して意外と楽しめた。
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[020]葛城事件
 身から出た錆nabeさん2017-01-23
 
実に重いテーマの作品である。 ごく普通の家族が壊れていく様を描いている。家族に当たり散らして暴力をふるう父親や、ひたすら我慢する母子の姿も、可哀そうではあるが世間に・・・
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実に重いテーマの作品である。 ごく普通の家族が壊れていく様を描いている。家族に当たり散らして暴力をふるう父親や、ひたすら我慢する母子の姿も、可哀そうではあるが世間には少なからず存在する日常風景だろう。しかし、その次男が通り魔殺人を犯してからは、一家は一気に世間のつま弾きものになるのだ。長男の自殺、妻の精神障害、周囲からの嫌がらせ・・・と、主人公は確かに不幸ではあるが、元はと言えば身から出た錆なので、一切同情の気持ちは起こらない。 自暴自棄になった父親役を、最近すっかりアウトローキャラになった三浦友和が熱演しているが、なんといっても印象的なのは次男役の若葉竜也だろう。その自然なセリフ回しと演技が、狂気に走った若者をリアルに演じていて怖いぐらいだ。
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[021]真夜中のピアニスト
 悪貨は良貨を駆逐すHABBY2017-01-23
 【ネタバレ注意】
母の生き方を夢見るも、父から受け継いだ悪の部分を脱せずもがき苦しむ様が見ていてヒリヒリする。名作ハリウッド映画のリメイクなのに大ヒットするとは、仏内の反米気質もピー・・・
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母の生き方を夢見るも、父から受け継いだ悪の部分を脱せずもがき苦しむ様が見ていてヒリヒリする。名作ハリウッド映画のリメイクなのに大ヒットするとは、仏内の反米気質もピークは過ぎたのかな。
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[022]ザ・コンサルタント
 勘定奉行RRMN2017-01-23
 
すごくいい。信頼できる1人の紹介の仕方もすごくいい。
  
 
[023]沈黙 -サイレンス-
 よかった水ヒラ2017-01-23
 
スコセッシが「ディパーテッド」でアカデミー賞を獲ったことを赦してあげよう。 長崎奉行所が神父たちに棄教を迫るのは、ある種の事務的な作業。 憎しみで行っているのではな・・・
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スコセッシが「ディパーテッド」でアカデミー賞を獲ったことを赦してあげよう。 長崎奉行所が神父たちに棄教を迫るのは、ある種の事務的な作業。 憎しみで行っているのではなく、農民を罰するより神父に棄教させた方が実があるという言い分。 踏み絵に意味があるのは信仰心の厚さだけでなく、それに付随する農民たちの朴訥さ。 奉行所内での牢の中からの目線で展開される場面は、 そうだよな、スコセッシってこんな風に撮影するんだよなと思ってしまった。 それでもこの映画の根幹はやっぱり遠藤周作の原作の力が大きいと思う。
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[024]アイズ ワイド シャット
 人工知能o.o2017-01-22
 
結婚 9 年目にして倦怠期に入った夫婦が一瞬危機を迎えるが、ふたたび関係を取り戻す。ただただそれだけの内容の映画だと思います。たったそれだけのことを、あたかも巨大な闇・・・
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結婚 9 年目にして倦怠期に入った夫婦が一瞬危機を迎えるが、ふたたび関係を取り戻す。ただただそれだけの内容の映画だと思います。たったそれだけのことを、あたかも巨大な闇の組織が裏でうごめくシリアスなミステリーのように描いてみせたところが一種のジョークなんだろうと思うし、その大げさな表現と、内容の小ささのギャップに面白みを感じるべきなんだろうなと思っています。 「あなた、自分がどんな危険な状況にいるか分かっているの!」「君はどれほど危険な状況にいたか分かっているのか!」と、主人公は 2 回ほどそれぞれ別の人物から警告を受けた訳ですが、一見とてつもないことを言っているように思えて、じつはとんでもなく平凡なこと、すなわち、「君たち夫婦は危険な時期に入っている、早くそれに気づけ」という意味であることは明らかです。 ニコール・キッドマン演じる妻のアリスは、要するに性的欲求不満だったのだと思います。それで、海軍士官とどうのという性的妄想を主人公に語り、その妄想に主人公が巻き込まれてしまったという訳です。ラスト シーンで、今回の件は私たちにとってむしろ感謝すべきことだったんじゃないかとアリスが言い出した後の、次の会話がすべてを物語っています。 "And you know, there is something very important that we need to do as soon as possible." (それでね、私たちすぐにでもやるべき大切なことがあるんだけど) "What's that?"(何だい?) "Fuck."(ファックよ) ご夫婦の皆さん、ファックを忘れずに。 ところで、この映画は『2001 年宇宙の旅』(1968) と何となく似ているのではないでしょうか。あの映画もスーパー単純なストーリーを壮大なスケールで意味ありげに描いた作品でした。もっとも、『2001 年』の方は、人類の進化という大きなテーマがありましたが。なお、謎の儀式の翌日、主人公がふたたび館を訪れ、監視カメラがこちらを見つめているのにハッと気付くという場面は、人工知能 HAL 2000 が宇宙飛行士たちをじっと観察する場面のパロディだろうと思っています。 ひょっとするとですが、この映画が本当に言いたかったことは、映画における物語の内容 (テーマ) など本当は何でもいいんだ、ということなのかもしれません。それが人類の進化だろうが、平凡な結婚生活の危機だろうが、要は「見せ方 (How to show)」がすべてなのだと。それが、試写会の 5 日後に急死したというスタンリー・キューブリック監督のラスト メッセージだったのかもしれないと思った次第です。
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[025]ザ・ブリザード
 人事を尽くして天命を待つHABBY2017-01-22
 【ネタバレ注意】
史実に基づく海洋パニック。目新しさはないが、遭難する側と救出する側とを同列に置いて双方の必死の努力を描いているところは見ていて熱くなる。迫力ある映像も及第点。ホリデ・・・
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史実に基づく海洋パニック。目新しさはないが、遭難する側と救出する側とを同列に置いて双方の必死の努力を描いているところは見ていて熱くなる。迫力ある映像も及第点。ホリデイ・グレインジャーって『ボルジア家』でツヤのある演技を見せてたあの娘か。本作ではヒロイン役を好演。
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[026]最愛の子
 どっちも被害者bond2017-01-22
 
悲惨なのは誘拐者の妻。ヴィッキーチャオ いい女優になった。
  
 
[027]素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
 逝かせてghost-fox2017-01-22
 【ネタバレ注意】
ご都合主義も極まれり的な展開だが 生を全うする事が必ずしも正しい 幸せな事ではないという件(くだり)は深い
  
 
[028]生きていた男
 バルセロナ警察署長H・ロムマジャール2017-01-22
 【ネタバレ注意】
なかなかいびつな(異様な)構成を孕んだ、これぞB級スリラー! <ドンデン返し>映画の名だたる古典として語り継がれてきた逸品ですが、めでたくDVD化されて観られるとは・・・
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なかなかいびつな(異様な)構成を孕んだ、これぞB級スリラー! <ドンデン返し>映画の名だたる古典として語り継がれてきた逸品ですが、めでたくDVD化されて観られるとはうれしいです。    <以下ネタバレ注意> スペイン・ギターの旋律、メインタイトルの光と影、けだるいような白黒映像(素晴らしい!)、そして映画の冒頭ですでに、正体不明の男、リチャード・トッドが、ある計画をもって、アン・バクスターの邸に乗り込んでいくことが示されます。 <兄>と名乗るこの男、あくまで大人の振る舞いを崩すことなく<妹>に接するようにみせて、一家が所有するダイヤモンドの隠し場所を聞き出そうとしたり、見ている観客としては、なんとも居心地の悪い思いにかられます。(ちょっとポランスキーのサスペンス・タッチを思わせる!) 対するアン・バクスターもなかなかのクセモノ、一見悲劇のヒロインと思わせて、実はーーーーー結構ゲスい性格のふてぶてしい悪女、これ演じるA・バクスター凄いです!さすがですねぇ。 面白いです。『レベッカ』を思わせるような海辺の小屋も出てくるし、とにかく映画の構成がことごとく異様でいびつでゆがんでる。 さらに、ドラマの中では直接描かれてはいませんが、亡父がダイヤモンド王として財を成した、ひとも羨むセレブ・ファミリーの内側に渦巻くドス黒い感情をも、観る側に思わせて慄然とした気持ちにさせられます。 ラストのネタ割れは、ちょっと上手く出来過ぎていると思いますが、それも含めてB級スリラーの鑑です! (ちょっと迷ったけど、辛めの5点で) 同じスリラー物でも、内容が上っ調子のわりに細部にネバるヒッチコック演出は、確かに面白いんですが観てて息苦しいというか、ちょっと窮屈に感じることもあって、あとでこの映画なんか観ると、どこかホッとするのも正直な感想なんですよね。 (「映画術」では、カメラの位置とかカット割りとか、そんな話ばっかりしてますよね) トリュフォーはヒッチコックのことを<イギリス時代からアメリカ映画を撮ってきた監督>とみているようですが、むしろアメリカ資本でゴージャスなB級<スペイン・イタリア映画>を作りつづけた変なイギリス人なんじゃないでしょうか。オスカーに縁がなかったのも、まあ納得といいますか・・・。 (それでも作品賞はとってますからね)
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[029]ザ・コンサルタント
 続編に期待ローランド2017-01-22
 
  ベン・アフレックが、俺もジェイソン・ボーンのようなことをやってみたいなぁということで企画されたとかどこかで目にしたけど、ボーンと同じく心的外傷をもつ無敵の人間兵・・・
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  ベン・アフレックが、俺もジェイソン・ボーンのようなことをやってみたいなぁということで企画されたとかどこかで目にしたけど、ボーンと同じく心的外傷をもつ無敵の人間兵器をクールな表情でうまく演じていて、駐日アメリカ大使だったキャロライン・ケネディーさんに似た小柄なデイナがニッキー・パーソンズの役割かな?とまで思うくらいに、続編をうまくやればボーンシリーズに肩を並べるだけのものになりそうとの気にさせられるところもありました。      犹件瓩離┘鵐妊ングに、ま、これはこれで悪くはないがちょっと無理やり感があるなってすこし冷めていたら、その後に続く、もしかしたらこれが製作者側が重きを置いたメッセージかなって思わせる作品全体としてのエンディングがあって、そのまた後にジャクソン・ポロックの絵がベリベリッと現れるというサービスまでありますがこれには意味があるようで、オークション市場で記録的な高値をつけられるくらいに作品が評価される、アルコール中毒であり精神分析治療を受け作為的な事故死をしたポロックの作品を見せるのは、この映画がアクションよりも、自閉症という、心のゴムまりを圧迫すればその分だけ膨張するところがありその部分が常人にはない抜けた才能になるという、圧迫された部分だけで人間を見てはいけないよという訴えかけかなって読むこともできます。      とまあ屁理屈をこねたみたいなレビューになってしまったけど、久しぶりの劇場観賞ということもあってか銃撃戦も面白かったし、ベン・アフレックのキャラクター作りも良かったし、ボーンシリーズみたいに回を追うごとに良さを増してくることを期待して星の数は半個おまけです。  ルノワールとポロックの絵を飾り札束と金塊と銃器が収納されているトレーラーハウスに、それにベンのキャラクターと、これで使い捨てにするのは惜しいからぜひ続編を。
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[030]リジェネレーション
 より良い暮らし模索HABBY2017-01-22
 【ネタバレ注意】
“人生のリセット”がテーマの、フィリップ・K・ディック的SFサスペンス。ゆったりまったり、奥ゆかしい。ナディア役のノラ=ジェーン・ヌーンはお綺麗(目がぱっちりなところはニ・・・
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“人生のリセット”がテーマの、フィリップ・K・ディック的SFサスペンス。ゆったりまったり、奥ゆかしい。ナディア役のノラ=ジェーン・ヌーンはお綺麗(目がぱっちりなところはニラ・クニスを彷彿)。 余談だが、「リセット」(失敗したからやり直し)という観念が生まれたのはドラクエの功績も大きいような気がする。
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