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 作品名
 コメント題投稿者投稿日
[331]The Sinner -隠された理由-:コーラ
 甦る記憶bond2019-04-02
 
いきなりな展開から徐々に明かされる秘密。マゾ刑事の執念。
  
 
[332]ファンタズム V ザ・ファイナル
 何がなんだかspqc2y292019-04-02
 
最後まで付き合いましたよ! でも何がなんだか?サッパリわかりません
  
 
[333]沈黙の断崖
 まだ大丈夫spqc2y292019-04-02
 
全盛期に比べれば、地味だし消化不良だけど、 今よりはずーといい。
  
 
[334]アナコンダ2
 良作spqc2y292019-04-02
 
ドワイトリトルの手堅い演出で、キッチリ見せてます
  
 
[335]白蛇抄
 義母が美し過ぎて大変リベルタド!!2019-04-02
 
とりあえず高校生から坊主、刑事まで、出てくる男どもを手当たり次第に虜にする美し過ぎる義母。しかもセキュリティが甘過ぎて覗かれまくり。あれでは思春期の男子はたまらない。
  
 
[336]クワイエット・プレイス
 吹替で観たけど、ほぼ字幕リベルタド!!2019-04-02
 【ネタバレ注意】
低予算でもアイデア次第で面白い!パターンの逸品。 「ピッチブラック」「ディセント」なんかの系譜かな。 “音を出せない”設定は「ドントブリーズ」もあったけど、あの爺さんか・・・
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低予算でもアイデア次第で面白い!パターンの逸品。 「ピッチブラック」「ディセント」なんかの系譜かな。 “音を出せない”設定は「ドントブリーズ」もあったけど、あの爺さんかなりヤバかった。が、未知のクリーチャーの方が断然怖い。しかも、単なるモンスター映画にならなかったのは、家族のドラマがしっかりしているから。そのあたりは、ロメロのゾンビ映画にも通じるのではないかと。 とにかく、夢中になって食い入るように観てたら、突然電話がなって心臓が止まりそうになった。みなさんご注意を。
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[337]巨神兵東京に現わる 劇場版 TV版
 ママをだせnamurisu2019-04-02
 
虚無を破壊。
  
 
[338]ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか
 物足りないちゃぷりん2019-04-02
 
「SAO」や「進撃の巨人」みたいな盛り上がりに欠けるし、シリアスもギャグもエロも中途半端な作品。
  
 
[339]極道の妻(おんな)たち
 女の映画でも見るべき所は男かな賭侠2019-04-02
 
大方の人は女優陣に対して評価している作品だと思いますしそこを持ち出すのは今更感もあるので、別の視点で評価したいなと思います。 個人的には清水宏次朗、竹内力、世良公則・・・
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大方の人は女優陣に対して評価している作品だと思いますしそこを持ち出すのは今更感もあるので、別の視点で評価したいなと思います。 個人的には清水宏次朗、竹内力、世良公則、成田三樹夫のこの4人の男優が素晴らしく、特にまだデビュー間もない清水宏次朗と竹内力の二人の初々しさは特筆すべき点だと思います。 二人の若手にもきっちり見せ場を作っている所も好感が持てるし、ギラギラした世良公則の魅力もたまらない。 特に自らの腹を刺したあと「馬鹿くさ」と言ってナイフを捨て立ち去るシーンに世良公則のカッコ良さが集約されている気がします。 成田三樹夫は出てくるだけで画面が引き締まる。 撮影時期が時期なだけあり、清水宏次朗と共にビーバップ軍団もチンピラ役で出演。 余談ですが、自分の地元ではつい最近深夜枠とはいえ民放で放映されていたのですが、よく今のご時世に放映したなと某TV局の英断に拍手を贈りたいです。
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[340]プロテクター
 タイトルが全く意味をなしてない映画賭侠2019-04-02
 
ガキの頃TVで放映されたのを見た時は随分とジャッキーらしくない映画だなと思いあまり好きではなかったが、月日が経ち様々な映画を見た上で改めて見直すとそんなに悪くはない映・・・
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ガキの頃TVで放映されたのを見た時は随分とジャッキーらしくない映画だなと思いあまり好きではなかったが、月日が経ち様々な映画を見た上で改めて見直すとそんなに悪くはない映画かなと思うようになりました。 元々グリッケンハウスとジャッキーが合うわけないんだから結果は目に見えてわかっていたはずだし酷評されるのも頷ける出来ではあるのですが、グリッケンハウス版(米国公開版)、ジャッキー監督版(アジア公開版)、日本劇場公開版の3パターンを見る限りグリッケンハウスが目指してたものとジャッキーが望んでいたものの違いが明確にわかります。 グリッケンハウス版は間違いなく家族で見るような映画ではないし、ジャッキー映画の世界観を根底から否定するようなバイオレントかつエロ表現満載の映画に仕上がっています。 対するジャッキー監督版は独自に付け足したストーリーと撮り直したアクション・シーンによるスピード感の復活、細かな編集の違いやエロ表現や暴力描写の排除によってかなりマイルドな仕上がりになっていますが、やはりベースがベースなだけにどれだけ本人が頑張ろうともジャッキー本来の良さがまるっきり活かせてないのがわかります。 ですが、個人的には冒頭のバーでの銃撃戦からボートチェイスまでのシーンはかなり気に入っていて、ここだけは素直に評価したいと思います。 あとはキャスティング。 ジャッキーとダニー・アイエロのコンビなんて個人的にはクリス・タッカーよりも50万倍は嬉しい組み合わせだし、ジャッキー監督版にのみ出演しているサリー・イップも◎。 ムーン・リーはまだアクション女優に開眼する前なので物足りなさは致し方ないが、こちらもジャッキー監督版にのみ出演しているリー・ハイサンにいたってはただの殺られ役で終わってしまっているのが残念でならない。 悪役がロイ・チャオというのも少し弱い気がする。 ハリウッド進出4作目(主演では2作目)にしては一番マシな方だと思うし、この作品の失敗と挫折がなければ後の「レッド・ブロンクス」での全米制覇もなかったわけですから、面白い面白くないに関わらず俺のようなコアなファンにとってはそれなりに意味を持った作品ではあるのかなと思います。 ちなみにBlu-rayに収録されている日本劇場公開復刻版はかなり雑な仕上がりで、何故過去に発売していたVHSかLDをそのまま収録しなかったのか不思議でならない。
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[341]ノートルダムの傴僂男
 ハレルヤ・エンディングOdd Man2019-04-02
 
腐敗した世俗権力を倒す市民やカジモドら神の僕、といったハッピーエンドでロマン派原作と趣は異なるんでしょ。
  
 
[342]大脱出2
 続編としては駄作レベル賭侠2019-04-02
 
だけど、映画単体で考えればアクション映画としては前評判ほど悪くはなかった。 中国資本が絡んでるせいなのかはわからないが、スタローン主演というよりはホァン・シャオミン・・・
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だけど、映画単体で考えればアクション映画としては前評判ほど悪くはなかった。 中国資本が絡んでるせいなのかはわからないが、スタローン主演というよりはホァン・シャオミン主演作と言っても間違いじゃない作り。 ホァン・シャオミンのキレのあるアクションが見れるのでその点に関しては大目に見れるとしても、脚本がかなりマズイ出来なのでシャオミン、スタローン、バウティスタのアクション・シーン以外は総じてクソレベルと言っても過言じゃないぐらいストーリーはひどい。 スタローン×シュワちゃんのガチンコ共演作だった前作に比べると格段にスケールダウンしちゃうのは仕方ないことだとしても、この出来ならわざわざ続編作らなくても良かったかなと思う。 ラストの感じからパート3を作る気満々なのが伺えるが、脚本をもっとしっかり練り直して尚且つシュワちゃんを再登板させるとかしない限りパート3は厳しいんじゃないかな?と個人的には思いました。 間違っても自分のように結婚記念日に嫁を連れて見に行く映画ではないですね(笑)
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[343]ポーラー 狙われた暗殺者
 マッツ・ミケルセンプロモあーぼう2019-04-02
 
ミケルセンが渋い暗殺者を演じるが、映画自体のノリは軽くてポップ。コミックが原作と聞いて納得。なんとなく「スモーキンエース」を思い出した。暗殺、格闘シーンの小技も面白い。
  
 
[344]グッバイ・シングル
 ロマンスが足りないあーぼう2019-04-02
 
「シグナル」のキムヘスが弾けた演技をみせるコメディ。脇で「新感染」のマ・ドンソク、「星から来たあなた」のキム・ヒョンス、ドラマ女優ソ・ヒョンジンもちょっとだけ出演。・・・
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「シグナル」のキムヘスが弾けた演技をみせるコメディ。脇で「新感染」のマ・ドンソク、「星から来たあなた」のキム・ヒョンス、ドラマ女優ソ・ヒョンジンもちょっとだけ出演。芸達者な面々のわりにやや平凡。コメディということで終始ドタバタしつつラストは真面目な着地。伝えたいことは分かりましたけど。
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[345]記者たち 衝撃と畏怖の真実
 「それは真実なのか」黒美君彦2019-04-02
 【ネタバレ注意】
9.11同時多発テロ以降の米国における急速な愛国主義は目に余ったが、この作品はそんな風潮に抗い、真実を追求したジャーナリストたちが主人公だ。「ナイト・リッダー」は、日本・・・
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9.11同時多発テロ以降の米国における急速な愛国主義は目に余ったが、この作品はそんな風潮に抗い、真実を追求したジャーナリストたちが主人公だ。「ナイト・リッダー」は、日本でいえば通信社にあたるだろうか。NYタイムズやワシントンポスト等の大手メディアとは異なり、取材結果や記事は自社メディアではなく31社の契約社で報じられるというのだから。 新自由主義(ネオリベラリズム)を前面に出したジョージ・W・ブッシュ大統領は、2002年、大量破壊兵器を持っているという理由でイラク侵攻に踏み切ろうとするが、「ナイト・リッダー」ワシントン支局長ジョン・ウォルコット(ロブ・ライナー)はそんなことはあり得ない、と言い切り、記者のジョナサン・ランデー(ウディ・ハレルソン)、ウォーレン・ストロベル(ジェームズ・マースデン)に取材を指示する。さらにベテランジャーナリストで、幅広い情報源を持つジョー・ギャロウェイ(トミー・リー・ジョーンズ)に協力を求め、国防相のラムズフェルドの嘘を次々暴くが、同時多発テロに見舞われた国民は政権の発表を鵜呑みにし、大手メディアもそれに追従する。 「それは真実なのか」。 記者の究極の問いとはそれだ。その質問をはぐらかすのは答えられないと同義なのだが、政府の広報機関と化した大手メディアはその言い分をただ垂れ流すだけ…。これって米国だけの問題か? 結局イラク戦争は起き、多国籍軍では米兵だけで4,800人以上が死に、3万2,000人以上が負傷した。イラク側では100万人以上が死傷したとされる。 挙句の果てに開戦理由とされた大量破壊兵器に関する情報はウソであったことがその後明らかになっている。しかしイラク攻撃を支持した日本政府は、いまだにそのことを公に認めていない。 「戦争は経済だ」という台詞が出てくる。軍需産業と深く結ばれた政権は、戦争を起こすことによって富を増やす。犠牲になるのは貧しさ故に入隊したり、純粋に政府を信じたりした若者たちだ。 ラブコメなどで多くの名作を監督してきたロブ・ライナーが自ら出演した社会派ドラマ。ますます一国主義が進む世界にあって、ジャーナリズムとは何か、真実とは何かを突きつける作品だ。
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[346]ファイナル・ゲーム
 色々と破綻しまくり賭侠2019-04-02
 
勘違いと嫉妬から破滅に向かうバカ作家(ジャド・ネルソン)と、そんなバカ作家に復讐の炎を燃やす暇人大富豪(ピアース・ブロスナン)。 その二人に挟まれ謎行動の挙げ句無駄死に・・・
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勘違いと嫉妬から破滅に向かうバカ作家(ジャド・ネルソン)と、そんなバカ作家に復讐の炎を燃やす暇人大富豪(ピアース・ブロスナン)。 その二人に挟まれ謎行動の挙げ句無駄死にする低能モデル(ローレンス・トレイル)。 どのキャラクターも魅力に欠け、主役のジャド・ネルソンに至ってはただのサイコ野郎にしか見えない。 ヒロインの行動心理も謎すぎるし、ブロスナンの復讐の動機も説得力がまるでない。 脚本や演出が色々と破綻しすぎてて突っ込みどころ満載だし、せっかくパリが舞台なのにロケーション効果もまるでなし。 ブロスナンのファン(もしくはジャド・ネルソンのファン)ぐらいしか見る価値はないと思うが、見るだけ時間の無駄に感じるかも。 こんな映画を朝イチから見てる俺って一体...。
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[347]虹の世界のサトコ
 エイゼンシュタインより映画的Odd Man2019-04-02
 
民話神話ファンタジーでも勝手知ったるハリーハウゼンの西欧文化より東欧のエキゾチシズムは貴重、インドまで南下してるしね。製作費を掛けられたことはソ連の負の効用。
  
 
[348]情無用の街
 バーバラローレンスルーテツ2019-04-02
 
西部劇のような邦題、にして実話を基にしたギャングもの FBIの捜査官がおとり捜査でギャング組織に潜入する お約束の身バレして危機一髪!の後の大団円 ギャングのボスのリチ・・・
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西部劇のような邦題、にして実話を基にしたギャングもの FBIの捜査官がおとり捜査でギャング組織に潜入する お約束の身バレして危機一髪!の後の大団円 ギャングのボスのリチャード・ウィドマークが好演なのだが、一方で主役マーク・スティーヴンスにまるで華がない ヘラヘラモサモサしていて、とてもFBIの腕利きには見えない 彼をサポートするジョン・マッキンタイアが良い味を出していただけに惜しい またボスの妻役でバーバラ・ローレンスという女優が出てくるが、いまいちヒロインとしての魅力も出番も少ない 彼女、当時10代というのは驚き スリリングな演出でわりと楽しめるが、主役に不満
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[349]ブラック・クランズマン
 right onringoringo2019-04-02
 【ネタバレ注意】
アメリカ ファーストの根底には人種差別的要素が多分に含まれているのでは、と思いました。 ところで、ロン ストールワースを演じたのが、デンゼル ワシントンの息子だった・・・
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アメリカ ファーストの根底には人種差別的要素が多分に含まれているのでは、と思いました。 ところで、ロン ストールワースを演じたのが、デンゼル ワシントンの息子だったとは…びっくりしました。これから父のようなイイ役者になるでしょうね!
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[350]ロリ・マドンナ戦争
 隣家のしこりの暴走bond2019-04-02
 
アメリカのど田舎ならではって感じ。息子が多くてややこしい。拉致された娘はストックホルム症候群。救いが無い結末。
  
 
[351]人生模様
 一粒で何度もおいしいOdd Man2019-04-01
 
古典のO・ヘンリーに限らず短編集をアンソロジーとして各作家に割り振る映画というのはもっとあって良いと思うんだが、商業的に無理なのかな。邦題通りの人生模様をグリコ宣伝・・・
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古典のO・ヘンリーに限らず短編集をアンソロジーとして各作家に割り振る映画というのはもっとあって良いと思うんだが、商業的に無理なのかな。邦題通りの人生模様をグリコ宣伝文句のようなお得感で味わえると思うけどな。
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[352]復讐鬼
 リンダダーネルルーテツ2019-04-01
 
B級スリラーのような邦題だが、その実は社会派ドラマ 人種差別がテーマ 現代の視点で見るとベタすぎてコメディになってしまいそうなお話だが、公開当時の時代に世に出た意義は・・・
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B級スリラーのような邦題だが、その実は社会派ドラマ 人種差別がテーマ 現代の視点で見るとベタすぎてコメディになってしまいそうなお話だが、公開当時の時代に世に出た意義は大きい 実質主演のシドニー・ポワチエ(若い!)の映画デビュー作という なにしろ、黒人俳優が主演級の役どころで出演している作品などほとんど見当たらない時代 彼のキャリアがそのまま黒人俳優の地位向上の歴史でもある ヒロインのリンダ・ダーネルは上手に蓮っ葉な女を演じているが、キャラ設定が弱かったのが残念 結局どっちつかずで物語のキーパーソンには成り得なかった その他、リチャード・ウィドマークがお得意のクソ野郎に扮しているが(この人マジで神!)、ポワチエの上司役のスティーブン・マクナリーが『ジョニー・ベリンダ』のクソ野郎を演じた人だと観終ってから知った 人種差別が、世間に間違っていることだと認識されて、それを「間違っているかもよ」と世に問えるようになってから、もう70年か、まだ70年か
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[353]グレートレース
 グレート・コメディOdd Man2019-04-01
 
ロケやエキストラ用意に洒脱なドタバタの作り手も創る動機さえもう望めない、良き時代の超大作コメディ、何せ地球一周。過去最大級だというパイ投げは永遠の解放だろうに最近は・・・
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ロケやエキストラ用意に洒脱なドタバタの作り手も創る動機さえもう望めない、良き時代の超大作コメディ、何せ地球一周。過去最大級だというパイ投げは永遠の解放だろうに最近は何故か見かけないな。
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[354]バース・オブ・ザ・ドラゴン
 安っぽいbond2019-04-01
 
なんか全体的に軽薄な感じ。ミスキャストでないの?
  
 
[355]拳銃魔
 シルヴィア・シドニーから小悪魔へOdd Man2019-04-01
 
フィルム・ノワールの逃避行ものでも、最早「暗黒街の弾痕」の悲恋要素は影は潜めファム・ファタールに引きずられる悲劇とニヒリズムか。確かに全盛期はB級娯楽映画と言えど制・・・
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フィルム・ノワールの逃避行ものでも、最早「暗黒街の弾痕」の悲恋要素は影は潜めファム・ファタールに引きずられる悲劇とニヒリズムか。確かに全盛期はB級娯楽映画と言えど制作動機も技巧も高度な恵まれた時代。
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[356]ペパーミント・キャンディー
 通過する列車黒美君彦2019-04-01
 【ネタバレ注意】
寡作でありながら数々の名作を送り出してきたイ・チャンドン監督の作品。期待に違わず、韓国の現代史を見事に描いた傑作だった。 時代は1999年春に始まる。20年前、夜学生たち・・・
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寡作でありながら数々の名作を送り出してきたイ・チャンドン監督の作品。期待に違わず、韓国の現代史を見事に描いた傑作だった。 時代は1999年春に始まる。20年前、夜学生たちがピクニックに行った河原に現れたキム・ヨンホ(ソル・ギョング)。そこでは同窓生たちが集まっていたが、鉄橋に上った彼は「戻りたい」「帰りたい」と叫びながら列車が来るのを待つ…。 甘美な曲とともに列車は後ろ向きに走り、時間を遡っていく。 列車は時間そのものだが、同時に主人公の人生にいつも寄り添っている。 20年前に巡り合った初恋の人ユン・スニム(ムン・ソリ)。彼女が兵役中にいつも手紙とともに送ってきたひと粒のペパーミント・キャンディ。死に瀕した20年目の彼女に、ヨンホが持っていく瓶詰めのペパーミント・キャンディ。 どうして彼女とヨンホは別れたのか。 どうして彼は暴力的な男になり、人生を棄てたのか。 浮気をしながら妻の浮気を許さず、妻ホンジャ(キム・ヨジン)と険悪になった1994年夏。 警察に勤め、拷問で事件の黒幕が群山(クンサン)に潜伏していることを知った1987年春。そこはスニムが暮らす街だった。「初恋の人を探しに来た」と彼は語り、偶然知り合ったキョンア(コ・ソヒ)を抱く。 警察に入ったばかりの1984年秋。拷問を初めて自ら行ったヨンホにスニムが会いに来る。偽悪的に振舞うヨンホは、ホンジャを抱くが、クリスチャンの彼女は祈りを彼にも強要する。 そして1980年5月。兵役中のヨンホをスニムが会いに来るが、戒厳令下面会は許されない。そして右脚を誤射された彼は、逃がそうとした女子高校生を誤って射殺してしまう…。 時間はさらに遡り1979年のピクニック。はにかんだ表情のヨンホは、スニムと視線を交わし、とても幸福な気持ちに包まれて思わず涙する…。 イ・チャンドン監督作品には全くムダなカット、台詞がない。説明的でもないが、現代に至る韓国の闇が見事に浮き彫りにされる。 これまでどれだけの「キム・ヨンホ」を圧し潰してきたのだろうか、そう思わせる作品。 ちなみに彼が女子高生を射殺してしまうのは光州事件が背景にある。 民主化に至るまでの無数の悲劇。人生が空回りし、選択を余儀なくされた転落。そこを列車が光を放ちながら通り過ぎていく。 ソル・ギョングは好青年時代から脂ぎった中年男までを見事に演じ切っている。キム・ヨジンやコ・ソヒといった相手役の女優も全身でぶつかっていていい演技。 韓国の現代を描きながら、人間そのものを描いた傑作だと思う。
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[357]ブラック・クランズマン
 ブラックパワー黒美君彦2019-04-01
 【ネタバレ注意】
さてさて、スパイク・リー監督がアカデミー賞作品賞が『グリーンブック』に授賞されたのに怒った、というのも無理からぬ話。何せこの『ブラック・クランズマン』は痛烈な毒に満・・・
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さてさて、スパイク・リー監督がアカデミー賞作品賞が『グリーンブック』に授賞されたのに怒った、というのも無理からぬ話。何せこの『ブラック・クランズマン』は痛烈な毒に満ちているが、微妙なバランスの上でエンターテインメントにも仕上がっている傑作だからだ。それに比べると『グリーンブック』は、万人には受けるだろうし、良作であるが物足りなさを覚えるのは確かだ。そもそも作品の立ち位置が違うから比べてみてもムダだけど。 物語はこうだ。1979年にコロラドスプリングス警察署にアフリカ系アメリカ人として初めて採用されたロン・ストールワース(ジョン・デヴィッド・ワシントン)はクー・クラックス・クラン(KKK)への潜入捜査を思いつく。ユダヤ人の同僚刑事フリップ・ジマーマン(アダム・ドライバー)がKKKの支部にロンになりすまして潜入するのだ…。何と実話だというからスゴい話だ。『ブラック・クランズマン』というのは「黒人のKKKメンバー」という意味らしい。 レイシストを笑い飛ばす台詞回しがある一方で、潜入したフリップもまた何度も危機に直面する。彼がユダヤ人だからだ。途中彼が「これまでユダヤ人であることを意識したことはなかった」と語る場面があるが、KKKでユダヤ人排斥の言葉を聴いているうちに、自らの出自を否応なく意識せざるを得なくなると告白するシーンがある。当事者にはどうしようもない出自や人種、属性で差別するのが「レイシスト」なのだ。 映画では冒頭『風と共に去りぬ』(1939年、ヴィクター・フレミング監督)のワンシーンから始まる。南北戦争で南部のアトランタが陥落し、ヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラが、無数の戦傷者が並べられる街へ医師を探しに行くシーン。実はこの作品は奴隷制度が残る南北戦争前後の米国南部を、郷愁たっぷりに描いた作品なので、世評の「名画」に対して人種差別的な映画として嫌われてもいる。引用されたシーンも南部の連合旗がはためいているが、この旗は今は公共の場で掲げることは許されていない。 もうひとつ「KKK団」が揃ってみる映画がD・W・グリフィス監督による映画の古典中の古典『國民の創生』(1915年)。映画の基礎を築いた長編映画として知られるが、この作品もKKKが英雄的に描かれ、アフリカ系アメリカ人が悪役として登場するため問題視されている。 スパイク・リーは、そんな無意識のうちに忍び寄ってくる差別意識を描いているのだ。 さらにこの映画に登場するKKK団最高指導者のデビッド・デュークは、トランプ大統領の熱烈な支持者でもある。 スパイク・リーが提示するのは、レイシズムが集団殺戮などのヘイトクライムにつながる、という現実でもある。 無数の努力を積み重ねて何とか作り上げてきた人権主義を、レイシストはいとも簡単に破壊し、亡き者にしてしまう。 そのことに対する怒りと危機感が、この映画からはビンビン伝わってきた。
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[358]ジョニー・イーガー
 戦争の与える影響Odd Man2019-04-01
 
戦前「暗黒街の弾痕」ではシェークスピア以来の悲恋への同情がまだ濃厚。それが単独主人公やファム・ファタールも登場の破滅の悲劇へと、フィルムノワールも数年で変貌もしくは・・・
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戦前「暗黒街の弾痕」ではシェークスピア以来の悲恋への同情がまだ濃厚。それが単独主人公やファム・ファタールも登場の破滅の悲劇へと、フィルムノワールも数年で変貌もしくは新たに誕生か。「ハイ・シエラ」も同年作だしな。
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[359]クワイエット・プレイス
 サイレント映画をよく観たらしいOdd Man2019-04-01
 
SFやホラーは異常設定を対照に日常の再確認も惹き起こすジャンル。監督は親子関係や危機的状況での人や家族の在り方もテーマとして意識したらしいから、映画で科白や音を外す・・・
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SFやホラーは異常設定を対照に日常の再確認も惹き起こすジャンル。監督は親子関係や危機的状況での人や家族の在り方もテーマとして意識したらしいから、映画で科白や音を外すアイデアといい中々。
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[360]テイク・シェルター
 「メランコリア」と「テイク・シェルター」Odd Man2019-04-01
 
「メランコリア」と同年公開作で影響を受けてたのかな。「メランコリア」が文字通りがうつ病を患ってるという監督作なのとは対象的。農耕牧畜社会での規範は兆候に敏感すぎるが・・・
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「メランコリア」と同年公開作で影響を受けてたのかな。「メランコリア」が文字通りがうつ病を患ってるという監督作なのとは対象的。農耕牧畜社会での規範は兆候に敏感すぎるがゆえに強迫を伴うという統合失調も、結末では予兆が実現してしまう楽天さが、如何にも狩猟採集社会に親和なアメリカ的で娯楽なんでしょ。
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