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 コメント題投稿者投稿日
[271]ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
 輪転機Katsumi_Egi (Mail)2018-04-05
 
 これはもう圧倒的な、視点の高低のコントロールを実現した映画だ。複数の人物の、座る、立つという関係のディレクションと、カメラ位置の高低のコントロールにしびれる。この・・・
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 これはもう圧倒的な、視点の高低のコントロールを実現した映画だ。複数の人物の、座る、立つという関係のディレクションと、カメラ位置の高低のコントロールにしびれる。このあたりの演出の充実度は、スピルバーグの中でも、突出しているのではないだろうか。   例えば顕著なのは、全編通じて、メリル・ストリープは座っており、その相手は、立った状態で会話するシーンがかなり多い。まず、映画序盤の投資家たちとの会議の後、消沈したストリープが、机の椅子に座り、正対してフリッツ−トレイシー・レッツが、机の前で立って会話するシーンで、切り返しのカメラの視点(俯瞰・仰角)の高低差に驚いてしまった。つまり、なかなかこゝまで高低差をつけたリバースショットというのは、普通見ないのだ。このような、ストリープを俯瞰ぎみで撮ったカットと、その会話相手を仰角ぎみで撮ったカットの切り返しが、この後も何度も出てくる。相手で云うと、勿論、トム・ハンクスとの間が一番多いのだが、娘のアリソン・ブリーとのシーンでも度々ある。ストリープは会話相手にも見下げられると共に、カメラの視点でも見下げられるということだ。  そして、ストリープが最も重要な決断をするシーン、輪転機をスタートさせるかどうかを決定する場面も特徴的だ。こゝでは、まず、ストリープをはじめ、ハンクスやトレイシー・レッツやブラッドリー・ウィットフォードら、ポスト社の幹部は皆立っており、カメラは、ほゞ人物の頭の位置にあって、顔を水平に映しているのだが、ストリープが決断し、部屋を退出した後に、部屋に残ってあっけにとられる男達を、カメラは上昇移動で俯瞰するのである。男達はカメラによって見下げられる、という訳だ。  さて、開巻は、ベトナムでの夜の軍事行動のシーンで始まる。この銃撃戦、わりかしよく撮れているとは思ったが、このシーンだけで、負け戦の象徴とするのは少々弱いとも感じた。  マシュー・リス(エルズバーグ)に接触する記者ボブ・オデンカーク(バグディキアン)の公衆電話のシーン(小銭をぶちまける!)なんかも楽しく、この人はかなりのもうけ役だとも思う。しかし、このシーンの公衆電話の左上の反射面に、オデンカークの顔を映す、というような器用なカットを挿入したりする。他にも、スピルバーグらしく、車のバックミラーに人物の顔を映しこむ演出が相変わらず多かったりするのだが、本作においては、こういった無駄に器用なカットは、私には、ノイジーに感じられた。 #ハンクスが自宅に帰ってくると、その妻・サラ・ポールソンはソファでうたた寝をしている、というシーン。付けっ放しにされているテレビから、ウィドマークの声が聞こえる。ダッシンの『街の野獣』だ。
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[272]ブリザード 凍える秘密
 そっちかよbond2018-04-04
 
ベタな展開だが、オチはちょっと捻ってる。
  
 
[273]WE ARE X
 バイブル…神格化への手引書HABBY2018-04-04
 【ネタバレ注意】
今や日本のみならず世界各国に熱狂的なファンを抱える彼らX JAPANのドキュメンタリー作品。アメリカ、マジソンスクエアガーデンでの最新ライブを控えた彼らの練習風景を交えつ・・・
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今や日本のみならず世界各国に熱狂的なファンを抱える彼らX JAPANのドキュメンタリー作品。アメリカ、マジソンスクエアガーデンでの最新ライブを控えた彼らの練習風景を交えつつ、Yoshikiの複雑な生い立ち(父が自殺)や、Toshiに起こったハプニング(洗脳騒動)、Hide、Taijiの非業の死などについても詳細に語られる。バンドの酸いも甘いも全部さらけ出す構成。 冒頭1980年代後半の音と映像が流れるが、たしかにあの時代こうした音(強烈な疾走感とメロディの共存)を醸し出していたバンドは他に居なかったと回想。強いて言えばドイツのHelloweenが初期に似たベクトルの音をやっていたか。ある意味スラッシュメタル的であり、ある意味メロディックスピードメタル的でもあり…。英米のメインストリームからは見向きもされなかった音像ではあったが、以来約30年、今ではしっかりとシーンに根ざす存在となっているのはさすがとしか言いようがない。 彼らはアメリカでは「プログレ・メタル」という範疇に入れられることもあるようで、ラッシュやクイーンズライク、マストドンなどの代表的なバンド群とともに彼らも人気ランキング上位に入っていることが紹介される。メタルというジャンルの細分化により現在では彼らよりも個性的な音&ヴィジュアルを発出するバンドも珍しくはないが、Yoshikiのドラム(&ピアノ)とToshiのボーカル、まさに唯一無二の個性的な組み合わせ、オリジナルな存在だと感じる。 中盤あたりで彼らの言葉の壁(英語ネイティブでないことのハンデ)を考察する場面があり、KISSのジーン・シモンズ(ハンガリー系ユダヤ人であり、彼も米国に移住した当初は言葉の壁に大きく苦労したらしい)が「彼ら(X JAPAN)が英語圏に生まれ英語で歌っていたら世界一になっていたと思う」とコメントする部分は思わず考えさせられた。音楽シーンにおける冷酷なる現実、、、と言うことであろう。 本作を観て、バンドの初期(X JAPANではなくまだXと呼ばれていた頃)の楽曲をもう一度聴きたくなった。と同時に、現在Yoshikiは首に爆弾を抱えているが、無事に復活を遂げてもらいもうしばらくの間メロディとヴァイオレンスが共存した音世界を奏で続けてほしいと願うばかりである。
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[274]僧侶と交わる色欲の夜に…
 セルBDで観賞ちゃぷりん2018-04-04
 
後半は作画崩壊の方が気になった…
  
 
[275]THE BITE 変身する女
 (無題)saint_etienne_heaven2018-04-04
 【ネタバレ注意】
イクラホラー。
  
 
[276]溺殺魔 セバスチャン・ドナー
 (無題)saint_etienne_heaven2018-04-04
 【ネタバレ注意】
サイコキラーかと思ったら怨霊系だった。
  
 
[277]バーニング・オーシャン
 人災による噴火namurisu2018-04-04
 
火の粉、噴煙、酸欠、爆発、炎の嵐、ガス漏れ、原油と泥水の噴水。カート・ラッセルはこういう役がよく似合う。
  
 
[278]ミッドナイト・ジャーナル 消えた誘拐犯を追え!七年目の真実
 ひと昔前の記者黒美君彦2018-04-04
 【ネタバレ注意】
<あらすじ>中央新聞の記者関口豪太郎(竹野内豊)は藤瀬祐里(上戸彩)と連続女児誘拐事件を追いアジトを突き止めるが、「不明女児、遺体で発見か」と整理部が先走った見出し・・・
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<あらすじ>中央新聞の記者関口豪太郎(竹野内豊)は藤瀬祐里(上戸彩)と連続女児誘拐事件を追いアジトを突き止めるが、「不明女児、遺体で発見か」と整理部が先走った見出しをつけたために一転「大誤報」扱いされ、さらに妻を産褥死で失う。7年後、さいたま支局の県警キャップとなった関口(竹野内豊)は、新たな女児連続誘拐事件と7年前の事件との類似性に気づく。当時から犯人は2人組と睨んでいた関口は、応援の藤瀬(上戸彩)と新人記者の岡田昇太(寛一郎)とともに粘り強い取材で真相に迫る…。 元新聞記者が書いたサスペンスということもあり、ひと昔前の記者の生態は比較的良く描かれているし、監督の佐々部清もそつがない。 「ひと昔の」と敢えて書くのは、現在の記者のレベルが劣化の一途を辿っているからだ。 マスゴミと揶揄され、ネットではフェイクニュースが瞬時に拡散される。そのなかで購読者も激減している新聞社の記者が、自分の信念だけで取材を進められた時代は既に過去のこと。以前の紙面の締め切りだけではなく、新聞社発のネットニュースに常に出稿しなくてはならず、しかもそれは会社の利益には直接つながらない。そんな中で信念を持ってジャーナリストたらんとすれば、会社組織とは当然きしみが生じる。 このドラマではそこまでの「現代」は描かれていないので、敢えて「ひと昔前」としたのだ。 関口は父親がタブロイド紙の記者だったという設定で、「真実を早く正しく伝えること、それがジャーナル」というのが信条。 彼のような記者魂は最早少ないかもしれない。働き方改革などというお上の発想が、報道機関にまで下りて来れば、これ幸いと手を抜く記者ばかりになるのは目に見えている。実際、取材にも行かずにネット情報だけで原稿を書いたという事案は決して少なくない。 会社は会社で、経費節減を第一にするから、取材はますますやせ細っていく。 結局そうした社会を招来しているのはこの国とその国民なのだけど…。 さてドラマとしては最も盛り上がるはずの主犯の逮捕があまりにあっさりしていて若干肩透かし感。もっとも取材記者が逮捕現場にいるなんてあり得ないのだから仕方ないのだけれど、じりじり犯人を追いつめる警察…くらいのシーンがあってもよかったかも。 けれど竹野内豊の記者役はなかなか似合っていた。久しぶりにドラマで見た上戸彩がとても痩せていたのが若干気になったかな。 地方警察の喰えない刑事課長とかいかにもいそうだ。
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[279]劇場版 響け!ユーフォニアム 〜北宇治高校吹奏楽部へようこそ〜
 初見者向けちゃぷりん2018-04-04
 
中川夏紀の出番は殆ど無し。「ライディーン」のシーンが長くなったのは歓迎。
  
 
[280]バラバ
 数奇な運命bond2018-04-03
 
復活したイエスは何処へ?
  
 
[281]ピエロがお前を嘲笑う
 原題はダブルミーニング?流氷一滴2018-04-03
 【ネタバレ注意】
ドイツで大ヒットと聞いて、最初は「そこまでよいか?」と思った。 よく考えると、「原題=完全なシステムはない」は意味深だ。 ひとつの意味は、言葉どおりで「ハッカーにと・・・
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ドイツで大ヒットと聞いて、最初は「そこまでよいか?」と思った。 よく考えると、「原題=完全なシステムはない」は意味深だ。 ひとつの意味は、言葉どおりで「ハッカーにとって、進入できないシステムはない」ということ。 もう一つの意味は「ユーロポールの女性捜査官は、多重人格だから罪に問うのをあきらめたはずだったが、実は主人公の方が一枚上手だった」ということ。つまり、「優秀なユーロポールだって完全ではない」ということだ。 多重人格だけだったら、「またか!」になるが、そこを逆手にとって観客をだましたところが新鮮だ。
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[282]The NET 網に囚われた男
 どっちも地獄bond2018-04-03
 
せっかく帰ったのに、キレちゃダメじゃん。
  
 
[283]ビューティー・インサイド
 相手を認識する方法あーぼう2018-04-03
 
突拍子もない設定なので中盤までは気楽に観れる。後半は「そりゃそうだよなー」と二人の悩みになぜか共感できる。「トンイ」のハン・ヒョジュは綺麗だし、韓国ドラマに詳しい人・・・
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突拍子もない設定なので中盤までは気楽に観れる。後半は「そりゃそうだよなー」と二人の悩みになぜか共感できる。「トンイ」のハン・ヒョジュは綺麗だし、韓国ドラマに詳しい人ほどウジンを演じた俳優たちをみて「あー」と言える楽しみもある。ラストにもうひと捻りあれば軽いラブストーリーではなく「深い」ラブストーリーになっただろう。
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[284]王立宇宙軍 オネアミスの翼 〈サウンドリニューアル版〉
 見直しても傑作あーぼう2018-04-03
 
サウンドリニューアルはあまり感じられず。むしろ改めて映像の美しさ、ストーリーの斬新さに感動。
  
 
[285]暴力街
 混沌あーぼう2018-04-03
 
オープニングの長ったらしいフラメンコ、異形の殺し屋、誘拐からはじまった東西ヤクザのせめぎ合い。盛り込みすぎて混沌とした映画だがそこがこの時代の魅力なのかもしれない。・・・
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オープニングの長ったらしいフラメンコ、異形の殺し屋、誘拐からはじまった東西ヤクザのせめぎ合い。盛り込みすぎて混沌とした映画だがそこがこの時代の魅力なのかもしれない。安藤昇の主演作は初見だが、この人は脇の方が良い気がする。女性のあつかいが雑。
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[286]港町
 神話的黒美君彦2018-04-03
 【ネタバレ注意】
音楽やナレーションを一切排し、観る者にすべてを委ねる「観察映画」を撮り続ける想田和弘監督のドキュメンタリー第七弾。 個人的には決して想田監督の熱心な観客とはいえない・・・
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音楽やナレーションを一切排し、観る者にすべてを委ねる「観察映画」を撮り続ける想田和弘監督のドキュメンタリー第七弾。 個人的には決して想田監督の熱心な観客とはいえないのだが、この作品にはすっかり惹きこまれた。 瀬戸内の穏やかな海辺の町で、老人たちは昨日と同じようにきょうも、明日も判を押したように時間を過ごす。 ワイちゃん(本名は村田和一郎というらしいが、映画の中ではついに本名は明かされない)は、耳の遠い80代半ばの漁師。ひとり乗りの船で漁を始めると途端に背筋が伸び、きびきびと作業を始める。手際よく魚を桶に放り込むその姿は、陸とは別人のようだ。 獲ってきた魚は市場に運ばれ、高祖鮮魚店が買っていく。鮮魚店で魚をさばいた後残ったアラを、猫の餌に貰い受ける住人…。 モノクロの映像が、まるで全てが夢のような不思議な感覚を投げかける。 この町は岡山県瀬戸内市牛窓。前作『牡蠣工場』の取材のときに、雑感として町の風景を撮り始めたのが、この映画のそもそもの始まりらしい。だが、そこに描かれているのはまるで神話的な光景だ。 漁師がいて、魚を売る人がいて、猫がいて、海があり、墓があり、噂話と悪口ばかり繰り返す老婆がいて…。 狂言回しのように随所に登場する80代半ばの女性クミさんが印象的だ。ひと通り“わいちゃん”の話をしたかと思うと、「ほんまはあの人好かん」と言い捨てる。どこまでが本音なのかもわからない。カメラに向かって「向こうの島に行ってみない?」と誘ったかと思うと、「コーヒー屋に一緒に行けたのに」と残念がったりもする。文句が多い割りに、住民ひとりひとりについて詳しく語る。 別れが近づいて、彼女がひとり語りのように語る悲劇的な半生は、唐突感すらある。けれどそこで単に好奇心旺盛なだけに見えた彼女に、怒りと悲しみと寂しさが影のようにとり憑いていたことが明らかになる。 そのすべてが神話的である。反復され、永遠に続くかのようにみえる港町の風景。 いつそこに行っても、わいちゃんは漁をし、ばあちゃんが人の悪口を言い、猫は魚を狙っている。そんな錯覚すら生まれてしまう。 登場する人々がみな、永遠性を身に纏った神のような存在に見えてくるのだ。きっとそんな神様もいたに違いない。永遠の時の中で…。 そんなことを思わせる不思議な魅力に溢れたドキュメンタリー「観察映画」だ。
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[287]ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
 フェイクニュース黒美君彦2018-04-03
 【ネタバレ注意】
現政権が、批判する報道機関を名指しで「フェイクニュースだ」とこき下ろす米国だからこそ、スピルバーグはこの作品を手がけたのだろう。1971年、ニューヨーク・タイムズがスク・・・
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現政権が、批判する報道機関を名指しで「フェイクニュースだ」とこき下ろす米国だからこそ、スピルバーグはこの作品を手がけたのだろう。1971年、ニューヨーク・タイムズがスクープした“ペンタゴン・ペーパーズ”。それは1967年に国防長官ロバート・マクナマラの指示で作成された7000ページにも上る文書だった。そこにはトルーマン以降、アイゼンハワー、ケネディ、ジョンソンといった政権にまたがるベトナム戦争に関して隠蔽された膨大な事実が記されていた。 そもそも戦争に一度も負けたことのないアメリカが負けるわけにはいかない…そんな理由で若き米兵たちは泥濘のようなベトナム戦線へと送り込まれていた、ということが露わになる。 当時のニクソン政権は国家の安全保障を脅かすとして、ニューヨーク・タイムズの記事差止め命令を連邦裁判所に求める。 そうしたなか、資料を入手しようと駆け回るライバル紙のワシントン・ポストがこの作品の舞台だ。 掲載すれば間違いなく政権がポスト紙を潰しに来る。 だが、報道機関として掲載せず目をつぶれば、その役割を放棄したことになる。 物語は編集主幹ベン・ブラッドリー(トム・ハンクス)と、ポスト紙の社主キャサリン・グラハム(通称ケイ:メリル・ストリープ)を軸に、元シンクタンク研究員だったベン・バグディキアン(ボブ・オデンカーク)ら記者たちの奮闘も描かれる。 幾つか「?」というシーンもあった。突然編集局に姿を現し、靴箱に入れた資料の一部を持ってきたのはいったい誰なのか。 最終的にバグディキアンが内部告発したダニエル・エルズバーグ(マシュー・リス)から直接資料を入手したから良かったが、最初の資料だけでは記事になりようがない。あれはどういうこと?? 政権に都合の悪い事実を「国家機密」にしてしまうのは簡単だ。都合の悪いことが世に知れ渡れば、国家の安定基盤が崩れる。その結果国力が弱まり、安全保障に重大な危険が生じる…為政者は必ずそう自己正当化する。困ったことにこれに同調する国民も少なくない。知らなければ主権者たる自らの責任を問われることはない。国のことは国に任せるべきだ、多少の犠牲はやむを得ない…自分にさえ不利益がなければ。 民主主義は、市民が自らの責任をも負う、ということである。つまり不都合な事実を隠す政権を否定することもまた、市民の義務であり責任でもあるのだ。 さて、では報道機関はどのように振舞うべきなのか。 そもそも報道機関は誰のために働くべきなのか。 目の前に伝えるべき事実がある。だが報じると間違いなく大混乱が起きる。その責任を負えるのか、と自問自答する。だが、それは報道機関が負うべき責任ではない。メディアは「伝える」ことしか役割は与えられていないのだ。もちろんそれに伴う論評はあるだろう、しかし、最終的に判断するのは「市民」「国民」であるはずだ。彼らは材料がなくては考えることも出来ない。それを自ら放棄することは、民主主義への裏切りではないのか。 たまたま新聞社の経営者であるキャサリン・グラハムは、歴代の政権といい関係を築いてきた。しかしそのことと報じることは違う、と彼女は悩んだ挙句決断する。 この決断がその後のベトナムからの撤兵や、ウォーターゲート事件のスクープにつながったのは間違いない。 政府の広報新聞と化した某紙とは異なる、メディアの矜持が感じ取れる作品に仕上がっている。 ただ、社会派ドラマを描くとき、スピルバーグ監督は登場人物に饒舌に語らせすぎる感がある。全てを台詞で説明しようとするかのようだ。だから名優をキャスティングしている割に、映画的な歓びはやや薄い。首尾一貫してテレビドラマ的なスピード感なので、個人的にはそこがもの足りない気がした。 しかしながら政権が「フェイクニュース」と連発し、報道機関を批判する異常な時代、この作品が持つ意義は決して小さくはないと思う。
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[288]ワンダーウーマン
 フライングクロスチョップnamurisu2018-04-03
 
純真無垢なフェロモン全開の神対応ガール。刈り上げスパイと一線交えてドイツ軍を崩壊へ。銃撃の衝撃で盾が揺れるのがナイス。
  
 
[289]ジャスティス・リーグ
 だらだらと、紹介と戦争namurisu2018-04-03
 
なぜ空色?なぜビスタ? -5★
  
 
[290]ちはやふる -結び-
 をとめの姿サーボ2018-04-02
 
「をとめの姿しばしとどめむ」か、いや「おとめの姿とはにとどめむ」
  
 
[291]陽気な中尉さん
 クローデットコルベールルーテツ2018-04-02
 
1931年公開の映画、みんな若いっ! 20代のコルベールとホプキンスが拝める貴重なフィルムである エルンスト・ルビッチ監督が演出するおしゃれなミュージカル・コメディ 主演の・・・
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1931年公開の映画、みんな若いっ! 20代のコルベールとホプキンスが拝める貴重なフィルムである エルンスト・ルビッチ監督が演出するおしゃれなミュージカル・コメディ 主演のモーリス・シュヴァリエの魅力によるところが大きい ハンサムでお洒落で洗練されていて軽くて余裕で… フランス訛りの英語がまたお洒落で お相手がクローデット・コルベールとミリアム・ホプキンス 後半はシュヴァリエそっちのけでこの2大コメディエンヌの競演が楽しい コルベールのデカい瞳、ホプキンスの笑うと無くなる瞳 3人の唄も聴ける シュヴァリエはもちろんだが、たぶん女優2人も吹き替えなし 当時としては結構責めた描写もあるが、ルビッチ監督の職人技と、主演陣の魅力で必要以上にはいやらしくなっていない ノー天気で楽しい映画
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[292]ライオット・クラブ
 暴走しすぎbond2018-04-02
 
クズ集団のドンちゃん騒ぎ、不愉快。
  
 
[293]真夜中のスーパーカー
 子ども向けファンタジー黒美君彦2018-04-02
 【ネタバレ注意】
<あらすじ>愛知県豊田市の自動車メーカー「ナゴヤ自動車」のカーデザイナー白雪(山本美月)は、「伝説の名車」と呼ばれる「ナゴヤ2000GT」に憧れていたが、会社が求めるデザ・・・
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<あらすじ>愛知県豊田市の自動車メーカー「ナゴヤ自動車」のカーデザイナー白雪(山本美月)は、「伝説の名車」と呼ばれる「ナゴヤ2000GT」に憧れていたが、会社が求めるデザインとは合わない。白雪は、いつものようにナゴヤ自動車博物館に展示されたナゴヤ2000GTのデッサンを描いていたが、警備員・福谷(大森博史)に早く帰るよう促される。そこに、ナゴヤ2000GTを盗もうと博物館に潜んでいた日系ブラジル人のリカルド(上遠野太洸)が現れる。さらにナゴヤ2000GTの運転席に白のレーシングスーツを着た男(唐沢寿明)が。彼は白雪にレースを挑んでくる…。 愛知発の地域ドラマ。車を擬人化するあたり、子ども向きのファンタジードラマと捉えるべきか。戦闘機を作っていたデザイナーが戦後、自動車業界を牽引した、というのもさほど目新しい話ではないし。 トヨタとヤマハの共同開発、1966年のスピードトライアル、そんな話もカーマニアなら面白いのかも知れないけれど…。 トヨタがドラマの主人公というのはわからないではないけれど、NHKがドラマにするのだから一企業の成功話を取り上げるわけには行かない、ならばいっそファンタジーで、ということなんだろうけど。 カーレースの映像はそれなりに勢いが感じられたけれど、公道を走るわけにもいかないし。 山本美月は、右頬の吹出物?が気になってしまった(笑)。
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[294]ライトシップ
 灯台船黒美君彦2018-04-02
 【ネタバレ注意】
補導された息子のアレックス(マイケル・リンドン)を、自分が船長を務める沿岸警備隊の“灯台船”ハッタラス号に乗せるミラー(クラウス・マリア・ブランダウアー)。そこにエン・・・
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補導された息子のアレックス(マイケル・リンドン)を、自分が船長を務める沿岸警備隊の“灯台船”ハッタラス号に乗せるミラー(クラウス・マリア・ブランダウアー)。そこにエンジン故障で漂流しているところを救出された3人の男が加わる。キャスパリ(ロバート・デュヴァル)が連れてきた兄弟のユージーン(ウィリアム・フォーサイス)とエディ(アリス・ハワード)。 彼らは銀行強盗犯で、やがて船を制圧する。 舞台は1955年。ミラー船長は左遷されてこの灯台船の船長になったと息子のアレックスは感じとっている。彼はドイツ生まれで、戦時中米軍駆遂艦の艦長だったが、多数の人命を見捨てたとみられていた。「軍の命令で仕方なかった」とアレックスに語るミラー。ただ彼は悪者たちに立ち向かう気はさらさらない。さっさと船を離れて立ち去って欲しいと考えている。 アメリカのアクション映画だとすれば船という密室を活かした殺し合いに展開しそうなものだが、そうはならないのは、ポーランド生まれの流浪の監督イエジー・スコリモフスキを招いた成果だろうか。 キャスパリは、ミラーに共感を抱くようになり、灯台船そのものを動かすよう求め始める。 だが、灯台船は通常駆動装置を持たず、しかも下手に動けば海難事故を誘発しかねないので、ミラーはきっぱり拒絶する。 その間にキャスパリを襲った船員のスタンプ(ロバート・コスタンゾ)がエディに射殺され、ペットのカラスを殺された料理人ネイト(バジャ・ジョラー)がユージーンを殺害し…。殺し合いの連鎖が始まり、船の錨を上げようとするキャスパリにミラーは撃ち殺される。ミラーを撃とうとしたエディは、アレックスが殺したのだが…。 ひとつの場所に縛られた船と「自由」の意味。キャスパリは自由こそがあらゆる価値を注ぐ意味のあるものであり、それゆえ縛られた船を解放することを熱望する。だが、その自由は同時に、他の無辜の船を脅かし、時に死へと導くことすらある。 息子であるアレックスは、最後に「船は人が操るのではなく、船によって人が操られるのだ、と父は語った」と述べる。 船は運命を示している、とも考えられるだろうか。 妙に紳士的なキャスパリを演じたロバート・デュヴァルが巧演。 アレックス役として監督の実子であるマイケル・リンドンを抜擢した理由はどこにあったのだろう。 息詰まるサスペンス感もなかなかの作品だ。
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[295]レッド・スパロー
 東西冷戦再開?ローランド2018-04-02
 
  始まってすぐの柔らかく穏やかながら重く心に沁みいる管弦楽曲を背景に、バレエの舞台とスパイの行動を並行して双方のアクシデントをシンクロして観せるところでなかなかの・・・
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  始まってすぐの柔らかく穏やかながら重く心に沁みいる管弦楽曲を背景に、バレエの舞台とスパイの行動を並行して双方のアクシデントをシンクロして観せるところでなかなかのものだぞって思わせるし、その音楽が通奏低音のようにエンディングまで続いて場内に灯かりがつくまで聴き入っていたくらいに良かったし、それに物語の方も二転三転して誰もが予測不可能だろうなっていうほどのものでカタルシスまでも与えられるエンディングだしと、とても面白かったとの印象が強く残りそうなのにそれほどでないのはなぜか?。       途中で、やはりアメリカ制作だけあって自由というものの尊さを謳いあげて、と思わせながらところがどっこい・・・ との話の展開が意外でさぞかし原作は面白いのだろうなって気にさせるくらいに粗筋は良いのに、時間の長さを感じさせない効果はあったのだろうけど色々と刺激的なことを盛り込んだがためにテンポが良くないというか物語に流れの悪さ分かりにくさが生じてしまっている。 スパイ訓練所でのことをあれまでやる必要はなかったのではないのかね。       体育館でウォーキングをしている時にアリーナで生徒たちが何かやっていて、その陽気で活気あふれテキパキと後片づけをして礼儀正しく去って行くのを見ていると退屈しなくて良いだけでなくて気持ちを明るくしてくれるのだが、あどけなさの残る顔つきで元気溌剌と行動するジェニファー・ローレンスにそれに似たようなものを感じていたってことか、この作品でのサービス良い脱ぎっぷりはあまり感心したものでない気がする。       ソビエトを仮想敵国としての物語がひところは多くあったのに東西融和でやりづらくなってナチスや地球外生命を敵役としていたのが、ここのところプーチンの剛腕ぶりが反感を招いて雰囲気が違ってきているってことかまた映画の中で東西冷戦が復活しそうだ。 映画制作者の嬉々とした様子が見えてくるようです。
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[296]レッド・スパロー
 (無題)敦煌2018-04-02
 
スパイ映画を作る映画人って、どうしてどいつもこいつもストーリーを ちゃんと伝えることができないんだろう????脚本が悪いのか、 監督が悪いのか、編集が悪いのか、おそら・・・
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スパイ映画を作る映画人って、どうしてどいつもこいつもストーリーを ちゃんと伝えることができないんだろう????脚本が悪いのか、 監督が悪いのか、編集が悪いのか、おそらくその全部なのだろうが…。 本作も結局のところ、「映画秘宝」誌がバカのひとつ覚えのように やっているあの企画に「お宝カット」を提供して、それでおしまいって 感じだな。
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[297]
 後悔は共感するパゾリーニ2018-04-02
 
ああ〜、ああしておけば〜、何てっこった!ということが多くの共感を呼んだんですね。
  
 
[298]THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦
 監督自己満足bond2018-04-01
 
スカして力みすぎ。ハリウッドのマネしてもダメ。肝心のレイバーが全然出てこない。
  
 
[299]イップ・マン 継承
 マンネリぎみbond2018-04-01
 
格闘シーンは相変わらず観せる。まだ続くの?
  
 
[300]正午から3時まで
 風変わりなブロンソン初代黒龍2018-04-01
 
面白いけどなんとなく奇妙な作品だ。強盗団が銀行を目指して荒野を行くが、途中でアクシデントにより女が一人で住む邸宅に立ち寄り、一人がそこに残って仲間が戻るのを待つ・・・
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面白いけどなんとなく奇妙な作品だ。強盗団が銀行を目指して荒野を行くが、途中でアクシデントにより女が一人で住む邸宅に立ち寄り、一人がそこに残って仲間が戻るのを待つことになる。ここまでは普通の西部劇だが、この男と女が段々と心を開いていき、邸に来た正午から3時までの僅か3時間のメロドラマに変わる。そのまま最後までいくと思いきや空気がコメディのそれに変わっていき、細かくはここには書かないが幾つかの行き違いを経て結局主人公は振り回され続けて映画は終わる。 プライベートでは家族思いのチャールズ・ブロンソンはあるインタビューで、映画で尻を見せたら子供達に言い訳出来ない、と言ってベッドシーンは拒否し続けた(「バラキ」で娼婦を抱こうとするシーンがあったが、すぐに画面が切り替わった)が、愛妻のジル・アイアランドとのラブシーンなら本人もリラックスして演じたのではないかな。 ブロンソンのコメディはかなり珍しいが、フィルモグラフィーで確認してみると前年の「軍用列車」では正義漢、同年の「セント・アイブス」ではインテリの役で、年齢・キャリアの面でも色々な役にチャレンジしてみたいと思っていたのだろうか(同時期にかつて共演したアラン・ドロンが「アラン・ドロンのゾロ」でコミカルな演技を見せているが、それも意識したと考えるのは邪推かな?)。しかし、その後は再びアクション・バイオレンス路線に戻っているから、このチャレンジは成功とは言えなかったようだ。 それにしても後半の群集心理は興味深い。ベストセラー小説に翻弄されていることに人々が誰も気付かず、小説に書かれていることがいつの間にか事実として認識されている。死んだと思われていた主人公が実は生きていたが、彼は彼女との感動の再会が果たせると思っていたのに、彼女はもちろん世間の誰もが彼の存在を認めない。小説の中で死んでいるからである。このように情報が独り歩きすると、世間はその情報を盲信して、情報そのものの正誤は誰も問わない。こういうことは情報過多の現代では、実際に起こり得るのではないか?まだインターネットが無かった1976年に製作されたこの作品、案外未来を予知していたとも言えないか? 今は亡き好きな俳優の雄姿がDVDという形であれ、今でも観れるのは本当にありがたいことだが、いずれにしても惜しい人を亡くしたという思いに変わりはない。
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