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 「J.T.」さんのコメント一覧 登録数(104件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]“アイデンティティー”
 とってもびっくりJ.T.2005-03-19
 
いやあ、やられました。素直に脚本に脱帽したいです。脚本がよく計算されているという点では、「シックスセンス」とか「セブン」とかを上回るような気もするのですが、褒めすぎ・・・
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いやあ、やられました。素直に脚本に脱帽したいです。脚本がよく計算されているという点では、「シックスセンス」とか「セブン」とかを上回るような気もするのですが、褒めすぎかな。何度も観る気はしないけど、期待しないで観れば、相当のもうけもん、って感じ。お勧めですね。
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[002]わが谷は緑なりき
 少年時代の記憶J.T.2005-03-19
 【ネタバレ注意】
地味ですけどしみじみする映画ですね。ストーリーを振り返ってみても淡々としたエピソードの積み重ねしかありませんから、ぼうっと見ていればつまらないといわれるかもしれませ・・・
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地味ですけどしみじみする映画ですね。ストーリーを振り返ってみても淡々としたエピソードの積み重ねしかありませんから、ぼうっと見ていればつまらないといわれるかもしれません。炭鉱町が没落していく時代に焦点を当てて、環境の激変やそこで生まれる世代の対立、悲しい恋愛などが描かれていて、それはそれで町の物語として成立しているけど、それだけなら陳腐です。この作品がほかの作品と比べて格段に上だと思うのは、それらのエピソードを、大人に成長する少年の微妙な時期と重ね合わせて描いている点でしょうか。主人公の少年の好きな人たちがそれぞれに悩みながらみなばらばらになっていき、最後には少年の世界観の大黒柱ともいえる父が死ぬ。物語はそれだけですが、この映画では、それらの出来事が無邪気な少年を人生の苦さを知る大人への扉にいざなったということが、しっかり描かれています。成長した主人公が消滅する町を捨てていくとき、懐かしい人々の記憶をもう一度、愛惜の念でしみじみ思い出す。その情感がこの映画の最大のポイントであり、名作たるゆえんでしょう。故郷は遠きにありて思うもの。
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[003]ドクトル・ジバゴ
 名作大河メロドラマJ.T.2005-03-10
 
有名な大作なので何度か観ようと思って、その度に最初の数分で飽きてしまった 作品でした。今回ようやく最後まで見ることができたのは、この映画を「ジバゴの 不倫映画」と記し・・・
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有名な大作なので何度か観ようと思って、その度に最初の数分で飽きてしまった 作品でした。今回ようやく最後まで見ることができたのは、この映画を「ジバゴの 不倫映画」と記していた批評があったからです。結果はなるほどその通りでした。 とはいっても貶しているのではなくてすごく好きです。タイプとしては「ひま わり」と同じ映画ですね。戦争とか革命とか歴史の中で必死に生きた人間の 生き様を描くメロドラマ。メロドラマって安っぽい意味に使われがちだけど、 人の一生ってある意味どれもメロドラマ。しっかり人間の生き方を描くメロドラマ はやっぱりいいですね。
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[004]トーク・トゥ・ハー
 すげえ恐怖!すげえグロ!!J.T.2005-02-16
 【ネタバレ注意】
美術品のようなきれいな造りの映画ですが、これはドラマロマンスではなくサイコホラー映画でしょう。すげえ毒の強いグロでやられた!という感じです。多くの人が気持ち悪さと眩・・・
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美術品のようなきれいな造りの映画ですが、これはドラマロマンスではなくサイコホラー映画でしょう。すげえ毒の強いグロでやられた!という感じです。多くの人が気持ち悪さと眩暈に襲われるのは確実だと思う。始まってしばらくは川端康成の「眠りの森の美女」の世界だなあ、と思っていました。映像はきれいだし、昏睡状態の女優はきれいだし。ただ死体を愛撫するような奇妙な気持ち悪さはあったので気にはなっていましたが、なんとまあ、中盤に一転、大変なことに! この映画は善悪の問題ではなく、人間のグロさをえぐっていますな。しかも一方的な愛情のグロさ!感動するより「戦慄」する恋愛=恐怖映画です。デビッド・リンチやクローネンバーグの表現するグロさと通じるものがあります。ただしいかにも純愛映画のような顔をしているから、ショックは倍増!趣味ワル!と叫びたいところですが、それこそこの監督の思うつぼかも。後味の悪さではラース・フォン・トリアー作品に匹敵しますが、頭でっかちな作為が見えない点、素直に「やられました」といえます。美しい恋愛映画などと決して思って見ないでくださいね。
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[005]メイキング・オブ・ドッグヴィル 〜告白〜
 トリアーは心底大嫌いですJ.T.2005-02-06
 
このドキュメンタリーを見るとこのトリアーという監督が人間として器の狭い、嫌な男だということがよくわかる。役者の心理をまったく理解せず、理解したようなふりだけして役者・・・
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このドキュメンタリーを見るとこのトリアーという監督が人間として器の狭い、嫌な男だということがよくわかる。役者の心理をまったく理解せず、理解したようなふりだけして役者の不安を広げていく。役者に向き合って自分が何をどう描きたいかを、自分の言葉で伝えることもせず、ただ自分の作品が失敗したらどうしようということにだけ関心を持つ男。しかもそうした心配りのなさを自覚していない。自主映画の監督に近い青二才。「役者が大勢いるので公平に接することが難しい」などというが、役者は公平に扱われたいのではなく、意図を理解して作品づくりに参加したいだけなのに。周りの人々の感情を理解できない男が巨匠などといわれる資格があるのだろうか。ドッグヴィルのコメントでこの監督のことを「お前が一番鼻持ちならない男」と記したが、まさにそれがよくわかる。メイキングものでは有名監督が(たとえばルーカスやコッポラ)「作品が失敗したら」と不安におののく姿を記録しているが、彼らはいつでも納得いかなければ徹底的に話し合うか、最終的には、いつでもすべて自分の責任と腹をくくっている。この監督は根っからの偽善者なのか、いつでも役者に対して逃げ腰。私は絶対、この監督の作品を認めない。この監督が私は心底、大嫌いだ。
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[006]座頭市
 面白かったよJ.T.2005-01-23
 
北野監督の映画って食わず嫌いなのか、難しそうと思って見てこなかったけど、これは面白かったです。もちろん物凄い名作というわけではないけれど、黒澤作品への愛着が感じられ・・・
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北野監督の映画って食わず嫌いなのか、難しそうと思って見てこなかったけど、これは面白かったです。もちろん物凄い名作というわけではないけれど、黒澤作品への愛着が感じられましたね。「座頭市」というより、「用心棒」です。なんか、「用心棒みたいな映画を作りたいけど、あの名作を使うのも申し訳ないし、座頭市なら、まっいいか」と北野監督が思ったかはわかりませんが、黒澤時代劇へのオマージュですな。エンディングのダンスは、なんか「七人の侍」の田植え歌を思い出したし、ところどころでタップ取り入れるのも、「用心棒」のピストルとか近代的な音楽を思わせるし。とにかく私もああいう黒澤映画が好きだし、北野監督のそうした映画への愛情と尊敬も感じるからこの映画は個人的にマル、です。
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[007]
 うーん 駄目J.T.2005-01-23
 
黒澤監督の映画はすごく好きですが、この映画は駄目でした。冒頭のシーンで昔の黒澤監督らしくないと感じて・・・ 最初の親父と三人の息子が集まる冒頭のシーンってすごく暑い・・・
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黒澤監督の映画はすごく好きですが、この映画は駄目でした。冒頭のシーンで昔の黒澤監督らしくないと感じて・・・ 最初の親父と三人の息子が集まる冒頭のシーンってすごく暑い日という設定なんですよね(想像なので間違ってたら申し訳ないけど)。カンカン照りで年取った父には青息吐息っていうくそ暑い日・・・ 上の二人の兄弟は言葉では美辞麗句を並べているが、目の前の父の体を心配できない。ああ、欲に眼がくらんでゴマをすっているんだ、とわかる。末の息子だけが一人、反抗しているが、行動では父親の体を心配して日陰をつくってあげる。この末の息子は反抗的だけど優しい気性なのだと観客にはわかる。実質、今後の展開を暗示する大事なシーンではないかと思うわけです。ところがね、昔だったらぎらぎらする太陽を伝える演出があったのに、画面上はどんな暑さかまったく伝わらないんです。すごい快適そうな画面。だから、あの冒頭のシーンで末の息子だけが父の体を気遣って日陰をつくる何気ない芝居にまったく眼がいかない。白黒時代の黒澤映画って映画ならではのわかりやすい表現があって、それが動物的な迫力を生んでいて、暑さをこれでもかって強調したり、風をこれでもかって吹かせたり雨をこれでもかって降らせたりしたのに、ここはきれいにきれいに撮っている。なんだか精進料理ですよ。生命力がなくって、ドラマのぎらぎらした力強さもない。映画というよりも画家の世界ですね。僕は映画館で美術品を見たいとは思わない。映画館ではどきどきしたいほうなので、黒澤さんも落ちたなあ、と思ってしまいました。お好きな方、ごめんなさい。
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[008]ボディ・ダブル
 オマージュ? いや、パロディ!J.T.2005-01-04
 【ネタバレ注意】
久しぶりに観ました。ヒッチコックへのオマージュというより、これはパロディですね。特にラブシーンでカメラがくるくる回るところなんかはギャグにしか見えませんでした。デパ・・・
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久しぶりに観ました。ヒッチコックへのオマージュというより、これはパロディですね。特にラブシーンでカメラがくるくる回るところなんかはギャグにしか見えませんでした。デパルマさんの作品は「キャリー」など大好きなものもあるけど、ほんとにこれはしょーもないです。そもそも冒頭であの(といってもわかる人しかわからない)バーバラ・クランプトンさんが突然、全裸丸出しで男にまたがっているのが全てを象徴しています。何の意味もなくいきなり真っ裸! おまけに以降、出てきません。バーバラさん、ご苦労様でした。サスペンスというより、脱力感いっぱいの映画です。オタク監督のオタク映画という意味では、タランティーノさんの「キルビル」に近いジャンルですが、あれほど弾けていないのがいけませんね。まじなのか、冗談なのか、どっち?と聞きたくなりました。
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[009]ドッグヴィル
 正式ジャンルはバイオレンス・エロチックJ.T.2005-01-03
 【ネタバレ注意】
この監督、露悪趣味で嫌いでしたけど、この作品はまだ好きです。なぜならば単なるバイオレンスエロ映画だから!!! この展開はどこかで見たような、と思ったら、「湖畔にバカ・・・
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この監督、露悪趣味で嫌いでしたけど、この作品はまだ好きです。なぜならば単なるバイオレンスエロ映画だから!!! この展開はどこかで見たような、と思ったら、「湖畔にバカンスに来た女子大生が野獣のような男どもに犯されて復讐する」とか「野獣のような青年グループに輪姦された後、信じられないむごい目に遭う」とか「ヒッチハイクしていた女子大生が異常殺人鬼の車に乗ってしまって体を切り刻まれる・・・」エトセトラエトセトラ・・・などという、私が昔見たB級バイオレンスエロ映画まんまの筋書きではありませんか! こうした映画はB級ゆえに漫画でいえばコミカルなタッチなのですが、それを劇画調に描くとこうなるのですね。なんだ、この監督、やっぱりたいしたことないじゃん、と安心しました。不謹慎は承知で書きますと、女主人公が最初に迫られるところはちょっと興奮しちゃいました。そういう意味でもこれはB級エロ映画です。やっぱり人間の醜さを描くなら、パゾリーニとかサドとか、目を背けたくなるほどやらないとだめでしょ。でもそうすると「変態監督」って思われるから怖くてできないのだろうね、この監督。きっと「芸術家」と思われたいんだろうな。いつもこの監督はそうだけど、「人間って醜いでしょ。みんな人間ってそんなものじゃないかい」と勝手に総括している。おまえこそ、ドッグヴィルのトムって男みたいなんだよ! ひとりで都合のよい環境を設定して、人間のいやらしい部分だけ並べて喜んでいるだけだろ? 気色悪いね。まだ「エロい男たちのために女の子がひどい目に遭うエッチな映画でも作るか!」といって撮影している監督の方が健康的だと思います。管理人さん、この映画のジャンルをバイオレンス・エロチックにしてくださいな!!
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[010]CASSHERN
 かわいそうって監督が・・・J.T.2004-12-11
 
悲しい映画でした。一枚一枚の画面の完成度の高さを見れば、CG制作スタッフが徹夜で過酷な労働をしたのが想像できるし、そうしたスタッフのために「最高傑作をつくりたい」と・・・
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悲しい映画でした。一枚一枚の画面の完成度の高さを見れば、CG制作スタッフが徹夜で過酷な労働をしたのが想像できるし、そうしたスタッフのために「最高傑作をつくりたい」とハイテンションでがんばる新人監督の姿も目に浮かぶ。しかし脚本と演出と編集のせいで、自主映画並みの映画になってしまった悲しさ・・・・世界最大の戦艦大和が何もできず沈没するのを目撃するような悲しさです。おそらく監督はなんとしても「最高傑作」をつくりたかったのでしょう、あんなに特殊な世界の、複数の主人公の誕生から死までをすべて、たったの2時間に盛り込もうという気迫はわかります。しかし、あまりに無謀。特殊な世界での主人公たちの物語を描くという点では、「マトリックス」と同じタイプだけど、やっぱりあの異様な世界をネタにまずは丁寧に物語を作って、観客が感情移入できたところで、ヒーローとアンチヒーローの初めての戦いをクライマックスにして、「続く」といったくらいではないだろうか。丁寧に描けば、せっかくおもしろそうなのに、しっかり「いいところだけ抜き出しました」っていう「名場面集」になっているもんな。手慣れたプロデューサーがひとりいれば、こんなことはさせなかっただろうにねえ。マスターベーション映画と酷評されていますが、映画のねっこはみんなマスターベーション。ただし観客を物語にうまく感情移入させていく「腕」があるかないかで、ブーイングが起きます。こういう失敗をしてしまうと、もうこの監督さんの次回作はないのだろうな。ハリウッドはもちろん日本の映画界も甘くないだろうし・・・・ この監督の心の傷を想像して泣けてきます・・・・合掌。
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[011]キル・ビル
 映画オタクの誇りと愛情J.T.2004-12-06
 
映画としてはB級以下だし、できの悪い日本映画を悪のりして寄せ集めた感じだけど・・・憎めませんな。金かえせとか、時間が無駄とか私は絶対いいません。名作であるわけがない・・・
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映画としてはB級以下だし、できの悪い日本映画を悪のりして寄せ集めた感じだけど・・・憎めませんな。金かえせとか、時間が無駄とか私は絶対いいません。名作であるわけがないし、歴史に残るわけがないし、がらくたムービーであることは間違いないのだけれど、QTの暖かい日本映画への愛情が伝わってくる。全編、これ、どうしようもないスプラッタームービーで、観客をなめてんのか、といわれる作品であっても、映画オタクとして胸を張った監督の情熱が感じられるというのはすごいことです。あくびをしながらみましたが、やはりQTは憎めません。金儲けのためにいい加減には仕事していないというのが伝わってくる。どうか、こういう人がハリウッドでつぶされませんように。
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[012]タイムライン
 大作C級娯楽映画J.T.2004-11-03
 
大作です。14世紀の戦闘シーンも大迫力だし、ハラハラドキドキさせる場面はたくさんあるし。でも私は退屈で早送りしてしまいました。ストーリーが安いんだよなあ。馬鹿な人間・・・
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大作です。14世紀の戦闘シーンも大迫力だし、ハラハラドキドキさせる場面はたくさんあるし。でも私は退屈で早送りしてしまいました。ストーリーが安いんだよなあ。馬鹿な人間が馬鹿な判断をして最悪な状況を招いていく、という筋の映画を「パニック映画」と呼ぶならば、これはパニック映画ですね。主人公たちが衝撃の真実を聞くや、旅行に出かけるような気分で過去にいっちゃうのも馬鹿っぽいし、一行を引き連れるリーダーも、「おまえ、ベテランかよ?」ってくらい使えない。結局、遊園地ムービーなんだよな。金かけて丁寧につくっているのだけど・・・・
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[013]イン・ザ・カット
 レディコミかハーレクインかJ.T.2004-11-03
 
レディースコミックかハーレクインロマンスといった趣の映画。私は男ですが、こうした女性のために書かれたご都合主義物語も好きなのである程度楽しめました。楽しめたのですが・・・
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レディースコミックかハーレクインロマンスといった趣の映画。私は男ですが、こうした女性のために書かれたご都合主義物語も好きなのである程度楽しめました。楽しめたのですが、それにしても中途半端な映画です。サスペンスとしてもぬるく、エロ映画としてもぬるく、恋愛映画としてもぬるく、もちろん女性映画としてもぬるい! そういう意味でもハーレクインロマンスに近いものがあります。一点だけ評価するとしたら、女流監督の切り取った映像がいかにも女性的な感性を感じさせていたというところかな。ちょっとした視線の絡み合いとか手と手の触れあいとか。でもそれって物語と何の関係もないのだよね。メグさんの裸は好きだけど、もうハリウッド女優としての輝きはこれでなくなった感じ。メグさんも中途半端。 そういった点でこの映画をもっとも象徴しているのは、意味ありげにうろうろしてどこかに消えちゃったケビンさんですな。
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[014]スター・ウォーズ
 やっぱりファーストカットJ.T.2004-11-03
 
当時、マーチなんて流行らなかったのにジョン・ウィリアムズのあのテーマ曲がオーケストラサウンドで鳴って(当時はシンセが多かった!)宇宙の彼方に文字が消えていき(あの文・・・
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当時、マーチなんて流行らなかったのにジョン・ウィリアムズのあのテーマ曲がオーケストラサウンドで鳴って(当時はシンセが多かった!)宇宙の彼方に文字が消えていき(あの文字の出し方も珍しかった!)そして極めつけは帝国軍のでかい戦艦の登場!!当時は劇場でのけぞりました。あのあと、多くのテレビ番組があの戦艦の登場の仕方をこぞってパロディにしたものです。思うに、あのオープニングがこの映画を決定づけたのでは。「風とともに去りぬ」のタイトルがあの名曲に乗って、全面でスクロールしていくのを映画ファンが誰でも知っているのと同様、やはりあのインパクトは強烈でした。それからフォースとかぶんぶんいうライトセーバーやら。でも、内容は、結局、昔ながらの古い映画なんだよね。映画史に残る映画なのだろうけど、あのときの衝撃は2作目でもう過去のものとなりました。
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[015]花と蛇
 全裸さらしてエロ抹殺J.T.2004-09-20
 
いやあ、「ポスト」とか「現代」などの週刊誌が騒いでいたので期待してDVDを買っちゃいました。もう、、、、、がっかり。下の方も書いているとおり、全然エロくありません。・・・
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いやあ、「ポスト」とか「現代」などの週刊誌が騒いでいたので期待してDVDを買っちゃいました。もう、、、、、がっかり。下の方も書いているとおり、全然エロくありません。女優さんはずっと裸でしたが、「女優が裸になればエロくなる」というのが間違っているということがよーくわかりました。この女優さん、腹が据わって根性むき出しで演技しているので、余計、エロさを感じさせません。肉体労働の一部始終を見ている気分です。思いますに、エロはロマンです。心のふれあいです。それは心の弱さでもあります。心の優しさでもあります。しかしここには心がありません。解説の石井監督と女優さんのコメンタリーも聞きましたが、レベルの低い会話でがっかり。学芸会レベルの映画作りですね。内輪での褒めあいと自己満足のかたまり。客がどう意味を汲み取ってくれるか、なんて話はまったく出てこない。気色悪い。こんなものを「映画」だというのなら、巷で評判の悪い「踊る大捜査線」の方が数万倍、志が高いです。少なくとも彼らは観客ときちんと向き合って製作してるもの。全裸さらしてエロ抹殺。これならアダルトビデオの方がよほどよくできている。さもなけば文芸作品のつもりだったのだろうか。
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[016]テヘラン悪ガキ日記
 確かになかなかJ.T.2004-09-20
 
BSで深夜やっていたのをたまたま眼にしました。地味だけどなかなか。日本でいったら山田洋次さんの映画の人情ものと同じテイスト。子供版寅さん、といったところでしょうか。・・・
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BSで深夜やっていたのをたまたま眼にしました。地味だけどなかなか。日本でいったら山田洋次さんの映画の人情ものと同じテイスト。子供版寅さん、といったところでしょうか。名作の香りはまったくしませんが、ああ世界の向こうでも人間をめぐる情愛は一緒なんだ、と思いました。
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[017]踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
 本当の馬鹿映画とはいえないJ.T.2004-08-23
 
うーん、すごいボロクソにいわれているけど最低映画といわれるほどではないのでは。「さよならジュピター」とか「幻の湖」とか「だいじょうぶマイフレンド」とか邦画にはとても・・・
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うーん、すごいボロクソにいわれているけど最低映画といわれるほどではないのでは。「さよならジュピター」とか「幻の湖」とか「だいじょうぶマイフレンド」とか邦画にはとても超えられない伝説的な最低映画がたくさんあるからね、この程度だったら普通の映画ではないかしら。このシリーズがいいなあ、と思ってきた点がひとつあって、日本の今の社会の駄目さがどこにあるかをテーマにしてきたところ。実際、多くのいまのサラリーマンにとってテレビシリーズのテーマはインパクトがあったのではないでしょうか。「社会のために」が価値がなくなり、人が傷つこうが組織と自分の業績を優先させる。そういういまの社会をデフォルメして描いた点では初の着眼点だと思うし、立派なものだと思います。日本の警察官はアメリカみたいに拳銃ももてないし、カーチェイスだってできません。しょぼい現実でどう悩むのか、がテレビシリーズの醍醐味でした。そしてそこに絵空事ではないリアルさがありました。へたにハリウッドの馬鹿アクション映画を真似ずに、全部逆手にとっているのが好きでした。この映画も基本は変わっていないのですが、感想としては「もうこのシリーズも終わったな」というところ。だって全部テレビシリーズの蒸し返し。「あっ、こんな台詞、前にもあったなあ」とか「またこのパターンか」というのばかり。一番まずいのは「こういうのが視聴者が気に入るだろう」と考える作り手の計算がダイレクトにわかってしまうという点。「このキャラクターはこうだから」とか「ここでこうすれば盛り上がる」とかテレビシリーズでやったものをそっくり(しかももっと稚拙に)繰り返すのはがっかりです。「映画だから興行的に失敗が許されない→よってこれまでのテレビのファンにこびて安全策をとる」というのは仕方がないのでしょうが、それにしても安直ですよね。しかも段々、青島刑事初め、態度がどんどんでかくなっているんだよな。「正義は俺だ」みたいな・・・。あれもいやだねえ。そんな簡単なものじゃあないというのがテレビシリーズの深みだったのに。(本当にテレビシリーズを超えられませんな)ただやっぱり、みなさん、ボロクソに言いすぎではないかしら。やっぱり興行成績一位というのが許せないのだろうね。「東映まんがまつり」だと思えば、そんなに怒る気にならないだろうのに。劇場でテレビの再放送を流しているあれですよ。まあ、フジテレビだからね。日本の企業らしいじゃないですか。
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[018]ショーガール
 憎めない大馬鹿映画J.T.2004-05-14
 
あまりの酷評とラジー賞受賞の看板に引いてしまい、見るのがつい最近になってしまいましたが・・・・なんだ!バーホーベンらしくていいじゃん!というのが結論でした。彼の最大・・・
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あまりの酷評とラジー賞受賞の看板に引いてしまい、見るのがつい最近になってしまいましたが・・・・なんだ!バーホーベンらしくていいじゃん!というのが結論でした。彼の最大の個性はすべてを馬鹿馬鹿しく演出してしまう、というところなのですが、その魅力が全開でした。以下、バーホーベン監督が演出しながら考えていたのではないかと想像する、彼の皮肉なつぶやきです。「ショービジネスの世界は一般大衆の性欲と成功者のエゴと性欲でできてんだよなあ」「とにかく金とセックス!アメリカ文化はこれだけだよ!」「田舎娘は初めは華やかな世界に憧れるけど、まともなやつなら軽蔑する世界だわな」「この映画を見る客にも女の裸をたくさん見せときゃ、ショーの世界は華やかだなあ、と思うんじゃない?」「ショーの世界に聖人君子なんていないわな」「ラスベガスなんてアメリカの恥部、くずだぜ、くず!」「ラジー賞もらったけど、これは僕の作品が最低であると同時に、アメリカのショービジネスが最低、っていうことなんじゃないかな」 個人的にはハリウッドに送り込まれた破壊工作員=ホーベン氏にさらなる破壊工作を続けてもらいたいものです。
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[019]スターシップ・トゥルーパーズ
 最高傑作!J.T.2004-05-14
 【ネタバレ注意】
最低映画の最高傑作ですね。「お下劣バーホーベン」というタイトルの書き込みがあるように、彼の悪趣味が全開の映画なのですが、僕はこの映画が大好き。バーホーベン映画は非常・・・
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最低映画の最高傑作ですね。「お下劣バーホーベン」というタイトルの書き込みがあるように、彼の悪趣味が全開の映画なのですが、僕はこの映画が大好き。バーホーベン映画は非常に好きです。一見、ID4と同じような馬鹿映画で、大嫌いになるはずなのですが・・・・。というのは、映画の内容と描写は深みを欠いていて馬鹿なんだけど、誰かが書いていた通り、それに対して斜に構えているというか、醒めてる視線を感じるんだよな。演出しながら「これって馬鹿げてるよね」と周囲に自分で突っ込みを入れているような感じです。結果としてこの「宇宙昆虫大行進!」の映画は強烈に皮肉な反戦映画としてみることができてしまう。なぜなら、普通はID4のように、盛り上げるために演出を計算するのに(大統領の演説で盛り上げて「がんばれ!」と観客が感情移入できるシーンとかね)、この人はこの映画で最後までそれをしない。(軍の指揮官が責任とらされて辞める記者会見のシーンの冷たいこと!いかにも役所的な感じを露骨に出していますなあ)また恩人や友人が殺されてテンションはあがるとはいえ、最後まで、筋肉しかないような単純な主人公が単純に盛り上がっているようにしか描かない。エピローグでの政府のコマーシャルに出てくる主人公を見ると、彼も虫けらのようにそのうち命を落とすのだろうな、としか思えないし、また同じエピローグでは立場が変われば人も虫と同じように残虐なだけなんだなと思わせるような内容。そして、この映画の感想は「人間って愚かだな」ということになる。とにかくすべてが正統的娯楽戦争映画の逆をいっているんですよね。しかも変わっているのが、こうした内容をねっとりと真っ向から描くのではなく、娯楽大作のふりを装って描いてしまうのです。まあ、そんなことを監督が意図しているのかどうかわからないけど、意図していたら、すごい監督です。(まあ、ラジー賞を受け取りにきた位だから、ただものではない、と思います)ティム・バートンと同じくらい眼が離せない監督です。 追記:その後、DVDの音声解説を聞いたら、バーホーベン監督がアメリカへの憎しみをむき出しにして、「これは大国アメリカとファシズムへの批判である」といっているのを聞いて、すごい監督だと感服しました。大嫌いなアメリカ映画のパロディをつくってアメリカの批判をするなんて、マイケル・ムーアのような映画監督です。馬鹿にしか見えない映画ばかりつくっていますが、巨匠です。巨匠!
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[020]氷の微笑
 いい邦題だよねJ.T.2004-05-14
 
普通に楽しめる、普通の映画。(まあいい感じのセックスサスペンスですね) ヒットの要因のひとつはストーン嬢の「足の組み換えシーン」の話題性、だとは思いますが、この邦題・・・
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普通に楽しめる、普通の映画。(まあいい感じのセックスサスペンスですね) ヒットの要因のひとつはストーン嬢の「足の組み換えシーン」の話題性、だとは思いますが、この邦題がいいね。直訳でもなく、そのままのカタカナでもなく「氷の微笑」だもん。この邦題つけた人に座布団十枚あげて!
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[021]レザボアドッグス
 すげえ痛そう!J.T.2004-05-14
 
すげえ痛そうで怖くて駄目でした。スプラッター映画より陰惨ではないはずなのですが、やっぱ台詞とかかけひきがリアルで痛さが倍増!(大体スプラッター映画ではびっくりはする・・・
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すげえ痛そうで怖くて駄目でした。スプラッター映画より陰惨ではないはずなのですが、やっぱ台詞とかかけひきがリアルで痛さが倍増!(大体スプラッター映画ではびっくりはするけど、痛いとは思わない)役者のうめき声がホラー映画のように脳裏にこびりつきました。「プライベートライアン」の冒頭数十分並みに、怖い映画です。作品としてはいいのだろうけど、個人的に痛くて鑑賞できまへん。ということで「パルプフィクション」のほうがすき。
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[022]ジュラシック・パーク III
 正統的な(ただの)怪獣映画J.T.2004-05-14
 
モンスター好きのおふくろを連れて公開当時に観に行きましたが、大満足でした。怪獣は(あえて怪獣、と呼ばせてください)よくリアルに動いていたし、空も飛んでいたし、ゴジラ・・・
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モンスター好きのおふくろを連れて公開当時に観に行きましたが、大満足でした。怪獣は(あえて怪獣、と呼ばせてください)よくリアルに動いていたし、空も飛んでいたし、ゴジラ・モスラ・ラドン・キングギドラのオール大行進!がCGでよみがえった!といったところでしょうか。(第一作のゴジラは怪獣映画ではないですよね。その後の子供路線のゴジラ映画のことです)まあ、恐竜が本物みたいに動いて、子供が夢見る肉弾戦までやってくれる、というのは悪いことではありません。 いい見世物でした。作品性とか、そんなものはゼロだけど、まあ他愛ないから許しちゃいます。すごかった、マル。
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[023]ホテル・ニューハンプシャー
 奇妙な魅力J.T.2004-05-11
 【ネタバレ注意】
「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を見て、なんかこんな映画、どこかであったなと思って思い出しました。おそらくこちらが「テネンバウムズ」の元ネタでしょうが(犬が出てくる・・・
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「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を見て、なんかこんな映画、どこかであったなと思って思い出しました。おそらくこちらが「テネンバウムズ」の元ネタでしょうが(犬が出てくるのも、姉と弟の愛も、身勝手な夢見る父も、偏屈な長男も、どれもみな同じ!)、こちらの本家は数十倍、奇妙で濃厚、そしてさわやかな映画です。この映画、主人公の家族にいいことはまったく起きません。悲劇ばかりの上にいびつな人間関係ですが、描き方はすべてユーモラス。さらにラストカットとそこに語られるリリィの言葉ですべてが救われるという、すごい映画です。若かった昔はジュディ・フォスターのエッチシーンが強烈な印象でしたが、いまとなってはJ・アーヴィングの世界を見事に描いた名作だと思っています。ほかの映画にはあまりない魅力ですね。(「ガープの世界」よりもアーヴィングらしいと思う)
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[024]ザ・ロイヤル・テネンバウムズ
 期待ほどではないに同感J.T.2004-05-11
 
なんかすごい映画なのかと思ってみたら、意外と普通。というか、語り口は癖があって知性を感じさせるのだけれど、熱狂的にのめりこむ要素はなかったな。まあ、我慢してみている・・・
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なんかすごい映画なのかと思ってみたら、意外と普通。というか、語り口は癖があって知性を感じさせるのだけれど、熱狂的にのめりこむ要素はなかったな。まあ、我慢してみていると、悪くないのだけれど、見てよかった、というほどのの感銘は残らない。筋は家族の年代記を思わせるもので、どっかで見たな、と思ったらアーヴィングの小説の映画化「ホテル・ニューハンプシャー」にそっくり!勝手に突き進んでいく父親とかぼろぼろになっていく家族とか犬だとか象徴的な建物の使い方だとか・・・。ある意味、「ホテル・ニューハンプシャー」を薄めておしゃれにつくった作品でしょうか。でも「ニューハンプシャー」ほどの毒もユーモアもやさしさもありません。この映画のファンの人ごめんなさいね。この映画が好きな人には「ホテル・ニューハンプシャー」がお勧めです。
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[025]トゥー・ウィークス・ノーティス
 駄目男を演じたら世界一J.T.2004-05-03
 
駄目男を演じたらヒュー・グラントは右に出るものがいない。すごいです。同じような役で昔、マイケル・J・フォックスがはまり役でしたが、彼亡き後、こうしたコメディーはヒュ・・・
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駄目男を演じたらヒュー・グラントは右に出るものがいない。すごいです。同じような役で昔、マイケル・J・フォックスがはまり役でしたが、彼亡き後、こうしたコメディーはヒューのものですな。他愛のない物語だけれど気楽に楽しめました。 ストーリーも見事なものです。それにしてもこのタイトルはひどい。何がなんだかカタカナではわかりません。映画会社手抜きじゃないですか?「辞職予告」でも 「辞めるのは待って」でも「二週間のかけひき」でもなんでもいいから日本語にしてもらわないと。昔は邦題のいいタイトルがたくさんあったのにねえ。ひどいもんだ、まったく。きっと天国の淀川さんが泣いている。
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[026]ハルク
 馬鹿映画に呆れたJ.T.2004-05-02
 【ネタバレ注意】
すごい馬鹿映画。そうと知っていれば笑えたのに真面目に見たから笑うこともできなかった。これは「トンでも映画」だと思いました。冒頭からいちいち変なワイプやら画面分割が入・・・
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すごい馬鹿映画。そうと知っていれば笑えたのに真面目に見たから笑うこともできなかった。これは「トンでも映画」だと思いました。冒頭からいちいち変なワイプやら画面分割が入る。後で「ああ漫画のコマ割り」を意識したのか、とわかりましたが落ちつかないったらありゃしない。おまけにあのCGハルクのおもちゃ感!白黒時代のキングコング(巨匠ハリータウゼンさま!)みたい。最新技術使ってレトロな感じを出してどうする。あの気違いおやじがなにをどうしたかったのかも私にはわかりませんで・・・(大体、自分が首になったからっていって研究所を破壊するか?普通?)冒頭から終わりまで悪い意味で荒唐無稽。まったく感情移入できませんでした。「スパイダーマン」は結構楽しめたのに。呆れました。はい。
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[027]倦怠
 エロと思いきや文芸!J.T.2004-04-27
 
エロ映画と思って気軽に借りたのですが、とんでもない。セックスシーンは多いけど実に立派な文芸映画でした。真剣に見入ってしまい、私も「拾い物」だと思った口です。同じ原作・・・
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エロ映画と思って気軽に借りたのですが、とんでもない。セックスシーンは多いけど実に立派な文芸映画でした。真剣に見入ってしまい、私も「拾い物」だと思った口です。同じ原作者の別の小説を買って読んだりして・・・。他の方があの女優をミスキャストといっておりますが、私としては彼女が特に美しくなくて、スタイルも寸胴で、知性もなさそうな感じがしたために、一層リアルな物語に受け止められました。惚れてしまえば理性がなくなるということなんでしょ、きっと。主人公は「中年おやじ」らしいおやじですよね。若い娘に気があるくせに一生懸命説教したりして。理論や哲学だけで自分の存在を支えている、ああいうおやじって多いですよね。気は弱いのにね。娘のほうは説教されている間、わけのわかったような神妙な顔をしているけれど、説教なんか聞いていなくて、実は、ああこのおやじ、あたしに気があるんだ、と正しい理解をしているっていう。(この辺の演技?は秀逸だと思いました。特に男が不満を述べているときの困った顔!)娘が「寝たいのなら寝ようよ」とあっけらかんといっても、中年おやじは理屈に囚われて欲望に正直になれない。しかし欲望は膨らみ理屈を押しつぶす。しかも理屈にしか頼ってこなかったから、男は精神的に自我が崩壊していく。女は「あれだけ優しくしてあげたのに何がなんだかわからない」と思う。どんなに肌を合わせても決してお互いを理解できない男と女。その関係が実に丁寧に掘り込まれていきます。日本にも「失楽園」のようなエロ映画はあるけど、これはあんなえせ文芸ではなくて、本当の文芸ですな。
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[028]雨に唄えば
 無惨なテレビ版がすきJ.T.2004-04-04
 
昔、12チャンネルの放送でこの映画と出会いました。最高のミュージカルだと思いました。どのナンバーも楽しくて!(もちろんどの曲も空で歌えます) しかししばらくしてビデ・・・
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昔、12チャンネルの放送でこの映画と出会いました。最高のミュージカルだと思いました。どのナンバーも楽しくて!(もちろんどの曲も空で歌えます) しかししばらくしてビデオで完全版を観て評価ががくっと下がりました。12チャンネルの放送には最後のあの長ったらしいバレエがばっさりカットされていたのです。テレビで放送されたものの方が好きという、珍しい体験をしました。チャリシーさんは好きですが、ケリーさんのカメラ目線でにんまり笑ったあの長いバレエはやっぱり好きになれません。クレーンカメラにポーズを決めた、にんまりケリーさんがどんどんアップになるなんて、まさに悪夢です。作品自体を観るのが嫌になりました。ほかは大好きなのに。おかげで最近ではこの映画への見方自体が変わってしまって、あの変な声の女優がかわいそう、なんて思ったりもしてしまいます。うーん、困ったものです。
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[029]華麗なるギャツビー
 健闘しました!J.T.2004-04-04
 
これ、ネタばれです。あの原作の映画化としては上出来の映画化だと思いました。原作は何度も読んでいますし、フィッツジェラルドの大ファンなので、駄目ならぼろくそにいう用意・・・
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これ、ネタばれです。あの原作の映画化としては上出来の映画化だと思いました。原作は何度も読んでいますし、フィッツジェラルドの大ファンなので、駄目ならぼろくそにいう用意はあったのですが、いやあ、よくがんばっています! 原作知らないと細かいところが理解できないような気もしますが、ありがたいのはあの時代を見事に映像にしてくれている、ということ。クラシックカー、ファッション、チャールストン、家の造りなどなど。 原作の表現したいことを映画らしい手法に置き換えてうまく表現していますね。「眼鏡の看板」の象徴的な使い方だとかは映画ならでは。原作でもああはいきません。また原作だと、ギャッビーが殺されるところは描写されていないのですが、映画ではそこにクライマックスを持ってきていて・・・・ 原作と同じギャッビーの哀れさが十分に出ていると思いました。キャストも違和感なかったです。レッドフォードで大丈夫かいな、と思っていたのですが、よかったです。私がこう思うのって、有名小説の映画化では珍しいです。ただ、原作のコアなファンとしては、有名な最後の文章は、物語の終わりでモノローグして欲しかったなあ。あの言葉があるから、あの原作がただの成り上がりのロマンスじゃなくて終わるのだもの。でもそれはわがままというものか。でも映画化されて見ると、やはりフィッツジェラルドってお金持ちの世界を描いた作家だったんだなあ、と改めて思います。お金とロマンスに夢を見た作家・・・・そしてその夢の儚さも知っていた作家・・・・
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[030]ブリキの太鼓
 本物の毒に痺れるJ.T.2004-04-04
 
公開されたときに観て(高校生でした)「変な映画で長くて退屈」という散々な印象だったのですが、20年ぶりに観て最高に痺れました。毒のある映画は多いですが、大抵、それら・・・
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公開されたときに観て(高校生でした)「変な映画で長くて退屈」という散々な印象だったのですが、20年ぶりに観て最高に痺れました。毒のある映画は多いですが、大抵、それらは分かりやすい毒気なわけで、しかしこの映画は物語だけでなく、画面のひとつひとつに静かにたっぷりと毒が盛り込まれていて、くらくらしながらも眼が離せませんでした。人生および人間の行動に対してまったく優しい視線はなく、淡々ときっちり人の営みのグロテスクと偽善を描いていくのはすごい。大人が好んで食べる「このわた」のような食べ物にも似て、子供にはこの味はまずいと感じるだけだろうなあ、と思いました。癖になりますね。
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