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 「いまそのとき」さんのコメント一覧 登録数(1036件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]はなちゃんのみそ汁
 見るべきは・・いまそのとき2018-04-20
 
広末涼子より滝藤賢一。いつの間にか脇から主役級へ。さらなる活躍を期待したい。近しさとらしさを様々に演じ切れる脇役たち。もっともっといますよ。ね。
  
 
[002]ドクトル・ジバゴ
 リーンだからいいとは限らないいまそのとき2018-04-17
 
長いながい長すぎた210分・・ホントにドクター・ユリ!!いい加減にしてよ。ヒューマニストには違いないけど、特別確たる信念があったわけじゃなし。ふたりの女性の間を行ったり・・・
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長いながい長すぎた210分・・ホントにドクター・ユリ!!いい加減にしてよ。ヒューマニストには違いないけど、特別確たる信念があったわけじゃなし。ふたりの女性の間を行ったり来たり、タダの優柔不断男じゃないのさ。ハッキリ言って・・印象に残る登場人物誰もいないしね。革命前後荒れた時代を背景に、雪原をロングショットでひたすら延々と、どうだきれいだろっと撮りまくったという以外何もなかったんじゃないのって気がした。
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[003]怒り
 抜けた!超えた!いまそのとき2018-04-16
 
140分を超える長尺だがスリリングな展開で飽きない。同時進行する3話、各々別々のストーリーは全く違和感ない。この時代にありがちの疎外された人たち。彼らはストレスを溜め込・・・
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140分を超える長尺だがスリリングな展開で飽きない。同時進行する3話、各々別々のストーリーは全く違和感ない。この時代にありがちの疎外された人たち。彼らはストレスを溜め込み吐き出せない苦痛の中に生きている。そんな人間群像劇。誰もに孤独感が漂う。コンタクトすればするほどの疑惑と憤懣。重く哀しいよね。森山未來、松山ケンイチ、綾野剛。誰が真犯人か・・・とミステリー仕立の妙。面白い映画だ。李相日監督に心から感謝したいと思う。
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[004]湯を沸かすほどの熱い愛
 熱演なんだけどね・・いまそのとき2018-04-14
 
宮沢りえ、杉咲花共に好演だけに惜しい。家族の絆、その熱い愛を描きたかったのだろうが、この手の映画としては印象は薄かった。その理由のひとつはオダギリ・ジョー。独自のキ・・・
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宮沢りえ、杉咲花共に好演だけに惜しい。家族の絆、その熱い愛を描きたかったのだろうが、この手の映画としては印象は薄かった。その理由のひとつはオダギリ・ジョー。独自のキャラを持つ俳優で嫌いじゃないが適役が難しい俳優。映画ならでは、俳優陣の苦悶と葛藤劇を期待したが、サッパリ目で熱くなれない残念作だった。
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[005]沈黙 -サイレンス-
 重すぎて・・いまそのとき2018-04-14
 
映画館ならきっと途中ダウンしただろうと思う。殉教か棄教か。拷問と信仰の選択枝。さぁどっちだと問いかける・・・。さてさてこのスコセッシ監督作、際立つのは多くの残虐シー・・・
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映画館ならきっと途中ダウンしただろうと思う。殉教か棄教か。拷問と信仰の選択枝。さぁどっちだと問いかける・・・。さてさてこのスコセッシ監督作、際立つのは多くの残虐シーン。その過激さは目を覆うほどだ。長く(もっと短尺でもいいのでは)重い160分。辛過ぎてちょっと耐えきれず。やっとのエンドロールにほっとした。唯一の救いは窪塚洋介か。身勝手で保身だけのキチジロウ。いつの世にあっても一方的に責め切れない弱い人間像があった。
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[006]ワルキューレ
 事件性よりサスペンスいまそのとき2018-04-13
 
ヒットラー暗殺計画の7月20日事件。これは計画自体どう見ても杜撰だったなと思わせた。このあたりの綻びも史実かもしれない。しかしながら、映画で見たかったのは事件に係わっ・・・
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ヒットラー暗殺計画の7月20日事件。これは計画自体どう見ても杜撰だったなと思わせた。このあたりの綻びも史実かもしれない。しかしながら、映画で見たかったのは事件に係わったメンバーたちの一瞬の夢と切羽詰まった絶望感だ。その辺になると特に薄い印象で、残念ながら一過性のサスペンスになってしまった。
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[007]淵に立つ
 日常の危うさいまそのとき2018-04-12
 
久しぶりに秀作。秘密と嘘。罪と罰。闇に一歩踏み込んだらこんなに怖いぞ!!危ないぞ!!これはその怖い一歩だ。さぁてさぁて・・さりげない日常の断面って凄まじいほど残酷なんだ・・・
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久しぶりに秀作。秘密と嘘。罪と罰。闇に一歩踏み込んだらこんなに怖いぞ!!危ないぞ!!これはその怖い一歩だ。さぁてさぁて・・さりげない日常の断面って凄まじいほど残酷なんだねぇ。貴方は決して闇を超えてはならぬぞ。今後は何を描くか。深田晃司監督。37歳。アートな心象造形に期待大。推奨レベルを軽く超えた今年の一本と思う。
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[008]トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
 ハリウッド暗黒史いまそのとき2018-04-11
 
当事者たちの多くが亡くなってしまった。だから今だから作れた。話せた。そんな作りにはなっている。ハリウッド黄金期40年代50年代の映画界の恐るべき舞台裏。たしかにアメリカ・・・
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当事者たちの多くが亡くなってしまった。だから今だから作れた。話せた。そんな作りにはなっている。ハリウッド黄金期40年代50年代の映画界の恐るべき舞台裏。たしかにアメリカ映画の近代史として興味深いのだが、肝心の時代背景、思想への圧力、その後の名誉回復までと全般雑然とした印象だ。せっかく名前を失った名脚本家を取り上げたのだからもう少し踏み込んだらと思うところが多々あった。ヘレン・ミレン演じたヘッド・ホッパー女史。コラムニストという職業があって当時大変な影響力があったというのは事実らしい。
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[009]海街diary
 よき時代への郷愁いまそのとき2018-03-31
 
なつかしいというか、ゆったりしたテンポの是枝作品。全般まとまりすぎてて、それが不満でもあり少々物足りないところ。しかし、欲を言えばキリがない。女性たちのそれぞれのけ・・・
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なつかしいというか、ゆったりしたテンポの是枝作品。全般まとまりすぎてて、それが不満でもあり少々物足りないところ。しかし、欲を言えばキリがない。女性たちのそれぞれのけりのつけ方、スカッとしてて気持ちいいね。姉妹っていいなぁ・・・。僕は断然・・よっちゃんが・・好きです。
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[010]きのうの夜は…
 パパとママもいまそのとき2018-03-30
 
こんな風だった。まさに80年代トレンディーテレビドラマ調。行き違いもセックスも恋のほんの一部。こんな風になれた時があったあったと懐かしむ人もいるかも。30年経ってそんな・・・
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こんな風だった。まさに80年代トレンディーテレビドラマ調。行き違いもセックスも恋のほんの一部。こんな風になれた時があったあったと懐かしむ人もいるかも。30年経ってそんなに古びないのは今も昔も男と女の色々が全くもって変わらないからだろう。クズ男ロブ・ロウはここではニヤけない美男子。しかし、何がいいって、エリザベス・パーキンス。彼女を見るだけでもこの映画の価値がある。騒がしい脇役たちがこの作品をシッカリ支えたね。
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[011]ペギー・スーの結婚
 ファンタジー・コメディいまそのとき2018-03-29
 
この頃いっぱいあったね。80年代が全盛だった。これは、オバはん、まさに時をかける。良くも悪くもアクの強いキャスリーン・ターナーの怪演が見せ場でしょうか。もしかしたら「・・・
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この頃いっぱいあったね。80年代が全盛だった。これは、オバはん、まさに時をかける。良くも悪くもアクの強いキャスリーン・ターナーの怪演が見せ場でしょうか。もしかしたら「怪しい彼女」のネタはこの辺からきてるのかもね・・。ヤッパリ破天荒にならなかった最終章、締めは緩いよなぁ。またまた時を超えてホロリと纏めたところ、甘過ぎた。
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[012]バンテージ・ポイント
 酷すぎる・・・いまそのとき2018-03-19
 
かつてデレク・ジャーマン、グーリナウェイ、アジア映画の珠玉作を沢山紹介して来たNHKがなぜこの作品を買い付け放送したのか?まったくもって不可解極まります。目を覆いたくな・・・
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かつてデレク・ジャーマン、グーリナウェイ、アジア映画の珠玉作を沢山紹介して来たNHKがなぜこの作品を買い付け放送したのか?まったくもって不可解極まります。目を覆いたくなる駄作。そう思いません?四方囲まれた死角だらけのこの場所でスピーチ(?!)するなんてどう考えても無謀でしょうが・・SP/BGもカバーしきれませんぞ。映画がつまらないと思うのはこういう映画にお金かけたこと。
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[013]フィラデルフィア
 1993年・・・いまそのとき2018-03-12
 
宴のあと・・・カラスの名唱に咽ぶトム・ハンクス。動揺するデンゼル・ワシントン。帰る時、部屋に戻ろうとドアの前でノックしようとして止める場面。堅物ワシントンの揺らぐ様・・・
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宴のあと・・・カラスの名唱に咽ぶトム・ハンクス。動揺するデンゼル・ワシントン。帰る時、部屋に戻ろうとドアの前でノックしようとして止める場面。堅物ワシントンの揺らぐ様がいい。さてさて彼は戻ってハンクスにハグをしたかったのか・・・・??この映画最高の名場面だ。それに引きかえバンデラスとハンクスの何とも平板な描き方。エイズを発症した時とその後のカップルたちはこんな半端じゃなくもっと生々しいんじゃないのかなぁ。優等生過ぎたね・・あと家族の面々・・やさしくて和やかで理想に近いんだけど、ちょっとここも突っ込みたくなりますなぁ・・
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[014]新婚道中記
 悪ふざけが過ぎた・・いまそのとき2018-03-08
 
戦前こういった軽快な喜劇は数多く作られたけど、今見てこれって思えるスラップスティック喜劇は案外と少ない。我が道を行く、明日は来らず・・・真面目で堅物のイメージのレオ・・・
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戦前こういった軽快な喜劇は数多く作られたけど、今見てこれって思えるスラップスティック喜劇は案外と少ない。我が道を行く、明日は来らず・・・真面目で堅物のイメージのレオ・マッケリー・・意外や元々はコメディ出身の演出家と聞いて驚いた。しかしこの作品・・ちょっと手綱が緩すぎたか羽目外してしまった観があった。そしてアイリーン・ダン(当時39歳)に、この配役。いかがなものかと思う。芸達者かどうかは二の次で軽い笑いがなんとも重くなってしまった。この映画が大当たりしたという事で、罪がない悪ふざけが腹を抱えるほど可笑しくて楽しかった時代は確かにあったということだろう。映画はその時、その時代の大衆心理を映しているのだろうから・・普遍的な軽喜劇ってさぁてなんだろう・・・笑いの原点ってもしかしたらペーソスかなぁ・・・さてこの映画、相手役は当時重用され始めたスタア・・ケーリー・グラント・・憎めなくて軽い喜劇スタイル・・スマートだよねぇ。
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[015]シェイプ・オブ・ウォーター
 やっぱりパンズが凄かった・・・いまそのとき2018-03-06
 
引き込まれるダークファンタジー。オペラ座の怪人やヒューゴを思わせる劇場立体迷路ミステリーの巧み。うまいねぇ・・溢れ滴る水水水。窮屈で囲われたいま(場所)から自然(水の・・・
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引き込まれるダークファンタジー。オペラ座の怪人やヒューゴを思わせる劇場立体迷路ミステリーの巧み。うまいねぇ・・溢れ滴る水水水。窮屈で囲われたいま(場所)から自然(水の世界)に還る夢物語・・・魅せる不思議の美術とカメラ。半魚人に愛を寄せるマイノリティの人たち。ここは1962年ではなく今そのものを見せた配慮と愛があった。ダークな設定ながら閉塞感ある時代ゆえのアカデミー作品賞かと・・しかし思う・・・ゾクゾクするプロット展開とアイデアは断然10年前のパンズ・ラビリンスには敵わないなと・・・
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[016]山河ノスタルジア
 平明になったけど・・いまそのとき2017-05-23
 
アートの才人ジャンクー作品。最近はわかりやすくなった。1994年、2009年、2014年と中国近代の家族史を紐解く叙事詩。おまけに未来篇2025年の海外版が続く。4話構成のオムニバ・・・
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アートの才人ジャンクー作品。最近はわかりやすくなった。1994年、2009年、2014年と中国近代の家族史を紐解く叙事詩。おまけに未来篇2025年の海外版が続く。4話構成のオムニバス。全編に想いを溜める東洋人の感性が色濃く見どころが多い。役者ではまずリャンズーがいいね。もどかしい位寡黙で耐えて溜めた演技。そしてタオの父。娘から付き合ってる相手の名をを聞いてグッと溜める。リャンズーを気に入ってたからね。母になったタオ。遠く息子と離れ母性を溜める。ただ自分的にはどうしても4話目の未来篇。先生と一線を超えた関係、父親と息子の問答等々このあたりはかなり違和感があった。現在篇でとどめておけばよかったんじゃないでしょうか。
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[017]ハドソン川の奇跡
 ズバリ編集賞いまそのとき2017-05-21
 
イーストウッドは現代最高の職業監督。86歳(今年5月で87歳ですぞ・・驚きます)を超えさらに進化する。シャープだよねぇ。川に不時着したパイロットの英断を通り一辺のお話にし・・・
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イーストウッドは現代最高の職業監督。86歳(今年5月で87歳ですぞ・・驚きます)を超えさらに進化する。シャープだよねぇ。川に不時着したパイロットの英断を通り一辺のお話にしなかったね。一気通貫になったパイをバラバラにして再構成した。これってやり方失敗すると方向を見失った鳥のように滅茶苦茶になりがちだ。このあたりに映画の手法に長けたイーストウッドとスタッフたち。冴え切った編集技で構成しパズルを組み立てる。冒頭、既にことが起きた後、査問の前の緊張感漂うところから始まる。そして・・ことが起きる・・・実はこのサスペンスの場面は中盤にわずかだけ。つまりこれを期待した人は拍子抜けになる。巻き返す後半にかけてが特にいい。これはご覧になってない方のためお話しないが、プロの職業人らしい確固たる選択に感涙する。最近まず外れがない。ワーナーとイーストウッドのタッグ。
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[018]ブルックリン
 清々しい空気感いまそのとき2017-05-21
 
古典的青春劇といってもいいんだけど、それが逆に新鮮に思えるくらい気持のいい正統派ドラマ。50年代初めブルックリンに移り住んだアイルランド人女性の切ない郷愁から始まるこ・・・
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古典的青春劇といってもいいんだけど、それが逆に新鮮に思えるくらい気持のいい正統派ドラマ。50年代初めブルックリンに移り住んだアイルランド人女性の切ない郷愁から始まるこの物語。開放的なニューヨーク下町の人間模様。恋愛模様。さてさて帰郷して揺れる女ごころ。なんて当たり前の展開なのに、でもでもこれが光キラキラと輝いているのだ。いゃー脱帽した。こんな普通でどこにでもありそうな話に柔らかな息の温もりがあり血が通う。視点と距離感がほどよいのだ。過去を振り返ってこんな素敵な時代があったんだよ・・そんなありきたりの追想劇にしなかったこと。見事な手腕だ。ヒロインたちをまるで家族のような親近感をもって描き切った秀作。脚本、演出ともにいいが、カメラワークは特筆もの。際立つアイルランドとニューヨークの時代色・・化粧やファッション、街並み等・・カラーの鮮やかさとその違い。彩光とアングルに稀なる技があった。ここんとこ、いい映画続きで本当にご機嫌だ。
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[019]ルーム
 冒頭の暗澹さが重いいまそのとき2017-05-20
 
一度目は見るのをやめてしまった。とてもじゃない密室劇と思えたから・・。じっくり時間をおいて再見した。実のところ前半の重さに意味があると気づくのは中盤の逃走、解放場面・・・
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一度目は見るのをやめてしまった。とてもじゃない密室劇と思えたから・・。じっくり時間をおいて再見した。実のところ前半の重さに意味があると気づくのは中盤の逃走、解放場面からだ。被害者の気持ちを理解できない周囲から孤立する様。よかったよかったと一言で言えない当事者たちの現実があってこういう角度っていままであまりなかったよね。小さなルームで生まれ育った5歳の少年。そのナイーブな心理をドキュメントのような手法で描いた。演技であり演出なんだろうけど釘づけになった。しばらくいい映画に当らず正直腐っていたけどこういう新鮮な映像劇に会うとまだまだ映画って捨てたもんじゃないと思う。秀作だ。
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[020]さざなみ
 45周年いまそのとき2017-05-20
 
いかにも英国らしい。さざなみと日本語タイトル。夫婦の亀裂を辛口に描いて妙。僕が思う映画や演劇あるいは文学で見せてほしいのはこういう葛藤劇。屋根裏に秘密を隠し持つ夫の・・・
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いかにも英国らしい。さざなみと日本語タイトル。夫婦の亀裂を辛口に描いて妙。僕が思う映画や演劇あるいは文学で見せてほしいのはこういう葛藤劇。屋根裏に秘密を隠し持つ夫のコートネイ。いけませんね。何年も処分できなかったんだねぇ。この気持よーく分かる。そしてさざ波・・遺体の発見・・ふたりの人生・・共に生きた45年って何だったの・・ってな展開なんだけど、ここを名優二人がせめぎ合う。実際にはもう45年過ごしたわけだし今更なんだけど、ヤッパリ許せないよねぇ。過去にしがみつく夫。嫉妬する妻のランプリング。辛いよねぇ。ありきたりな日常が揺らぐ様をそれは見事に映画化した。最近ちょっと映画に飽きてきたというと怒られそうだが、こういう映画に当ると見続けてきてよかったと思う。これこそ見飽きない人間(ひと)の不可思議。さりげなくシャープに突き抜けた1作。推奨したい。
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[021]聖なる酔っぱらいの伝説
 飲んだくれに乾杯!いまそのとき2017-04-13
 
酒に溺れたらもう戻れない。素面だと恥ずかしく、情けない。そんな輩はまた酒に浸る。何とも哀しいね。止めたくてもやめられないのです。むかしむかし・・この人情悲喜劇を絶賛・・・
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酒に溺れたらもう戻れない。素面だと恥ずかしく、情けない。そんな輩はまた酒に浸る。何とも哀しいね。止めたくてもやめられないのです。むかしむかし・・この人情悲喜劇を絶賛したのは故田山力哉氏でした。彼も酒の魔力に引き込まれた一人だったのでしょうか・・追悼・・合掌
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[022]ブラッド・ワーク
 ヤッパリねいまそのとき2017-03-29
 
前半モタつく。次第にイーストウッドらしい硬派のメリハリが加わる。謎解きが二枚重ねで巧妙。しかしねぇ、硬派の爺に恋は御法度ですぞ。
  
 
[023]見知らぬ医師
 メンゲレ・サスペンスいまそのとき2017-03-13
 
日本未公開作。冒頭、謎めいた人形。家族を巻き込んだ人体実験への恐怖。戦慄とする映画内容だが、何とも不可解さが残った。ナチ戦犯の逃亡を助ける闇組織が存在したことは知る・・・
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日本未公開作。冒頭、謎めいた人形。家族を巻き込んだ人体実験への恐怖。戦慄とする映画内容だが、何とも不可解さが残った。ナチ戦犯の逃亡を助ける闇組織が存在したことは知るところだがリアルな緊迫感に欠けた。ココ一番を取り逃がし、結局メンゲレの実像に迫るとは言えなかったのが本当に残念だ。
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[024]ウォント・バック・ダウン -ママたちの学校戦争-
 ヴィオラが出てたから見た・・いまそのとき2017-03-13
 
今年のアカデミー助演賞取ったヴィオラ・ディヴィス。ヘルプ、ダウト共によかったね。この作品は日本では未公開だけど見どころはあった。こういうリベラルで気持ちいい映画って・・・
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今年のアカデミー助演賞取ったヴィオラ・ディヴィス。ヘルプ、ダウト共によかったね。この作品は日本では未公開だけど見どころはあった。こういうリベラルで気持ちいい映画って昨今あまり見なくなったからね。変に加工し過ぎてないだけシンプルそのもの。見放された子供たちにきちんと向き合った教育現場をと奔走するマギー・ギレンホールと教師たちを温かく描いた2時間ドラマ。やっぱりヴィオラの存在感はさすがだね。深く秘めた演技ができる女優として今後ますます期待したい。
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[025]幸せの恋愛レッスン
 80-90年代いまそのとき2017-03-08
 
ちょいと古めかしいのは承知の上で見よう。まさにミセス・ダウト+トッツィー。ネタバレから子役がうまい事仲立ちするところヤッパリ往年の映画の上書きだね。ゴッツイ親父たち・・・
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ちょいと古めかしいのは承知の上で見よう。まさにミセス・ダウト+トッツィー。ネタバレから子役がうまい事仲立ちするところヤッパリ往年の映画の上書きだね。ゴッツイ親父たちが見事メイクで変身してるのはホント可笑しいんだけどね。しかしながら、いまはこんなスチュエーションじゃなく切実で生々しいLGBTの人間ドラマが見たいなぁ。
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[026]スティーブ・ジョブズ
 痛々しい会話劇いまそのとき2017-03-07
 
結構疲れた。ジョブスという人やっぱりそうかそうだったんだ・・楽屋劇の切り口が生々しくドラマの焦点はそのあたりだね。ここは、ファスベンターの気迫がすざましい。もう一線・・・
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結構疲れた。ジョブスという人やっぱりそうかそうだったんだ・・楽屋劇の切り口が生々しくドラマの焦点はそのあたりだね。ここは、ファスベンターの気迫がすざましい。もう一線を越えた役者ぶり。今後がますます楽しみな俳優になってきた。近々間違いなくいくでしょう。賞レースのトップランナーに。アップルの偉大な怪物ジョブスが憎々しくハッタリかましまくりの俗物だったんだなぁなんていうのは興味深かったんだけどね。でも改めて思えばヤッパリこの人って歴史に名を刻んだ近世の偉人なんでしょう。20年後見たらきっとそう思えるかも・・・
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[027]第7鉱区
 エイリアン+ターミネーターいまそのとき2017-02-07
 
いいトコ取りと思いきや目に余る怪作に吃驚。とにかくグロい。グムエルをヒントにした巨大ナマズの大暴走。たしかにヌメヌメした気持ち悪さだけは相当のもの。しかしながら映画・・・
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いいトコ取りと思いきや目に余る怪作に吃驚。とにかくグロい。グムエルをヒントにした巨大ナマズの大暴走。たしかにヌメヌメした気持ち悪さだけは相当のもの。しかしながら映画の完成度はグムエルに遠く及ばず。油田開発からなんでこうなるのと唖然・・展開が強引すぎてこりゃ無茶苦茶でございました。最後の最後までハン・ジウォンを引っ張り回した珍怪獣。消化不良気味で何とも後味悪い不快作でした。
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[028]SHAME -シェイム-
 性依存その虚しさいまそのとき2017-02-02
 
性依存者の兄と妹。ふたりはただならぬ関係だ。しかし彼らの過去と秘密は描かれない。ある日、泥沼に堕ちた二人。快楽と引き換えに絶望の淵に立ちこころは病んでしまう。しかし・・・
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性依存者の兄と妹。ふたりはただならぬ関係だ。しかし彼らの過去と秘密は描かれない。ある日、泥沼に堕ちた二人。快楽と引き換えに絶望の淵に立ちこころは病んでしまう。しかしまぁ、こんなに空しく苦しい愛憎の世界があるんだね。それをトコトン見せつけられるとやはり辛いものがあった。シェームという映画。ドロドロした官能の世界を遥かに超えた寂寥の荒野だ。生の実感さえ感じることができない不幸な姿を見据えた。しかし、ここには一片の憐憫もない。なんていうんだろう。気休めの愛からも見放された人たちなのだ。一口では語りきれない。踏み込んだ性愛ドラマだった。マックィーン、ファスベンター、マリガン。ヤッパリこの三人、ただ者じゃない人たちだ。性の快楽をサディズムとして描いたミハエル・ハネケの傑作「ピアニスト」をちょいと思い出した。
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[029]東京島
 生涯ワースト10に入れたいいまそのとき2017-01-04
 
昨年見た映画の中で堂々の1位。輝けるラジー賞を差し上げます。以下コメントなし。当然☆もなし。
  
 
[030]アリスのままで
 家族型若年性アルツハイマーいまそのとき2016-12-18
 【ネタバレ注意】
アカデミー女優賞取ったジュリアン・ムーア。流石にこれまでのキャリアを生かしてここぞという熱演。消えていく自分との闘いと家族の支え。テーマは面白いと思うが、少し描き方・・・
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アカデミー女優賞取ったジュリアン・ムーア。流石にこれまでのキャリアを生かしてここぞという熱演。消えていく自分との闘いと家族の支え。テーマは面白いと思うが、少し描き方に難あり。とくに一番大事な場面に一言言いたい。蝶のファイルを開けるシーンだ。アリスはいとも簡単に自殺へのページに進むのだが家政婦の帰宅で失敗するクダリだ。ここは観客にどう見せるか大事なポイントだったのに本当に残念だ。家族とのかかわり方もここでは意味があるのだがこのあたりも雑。特にアレック・ボールドウィンがダメだなぁ。家族の苦悩も重要なキーワードだったが緩すぎた。もっともっとこの病気に肉迫してほしかったね。
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