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 「さだじ」さんのコメント一覧 登録数(213件)rss
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[001]幕末太陽傳
 妙な感動。さだじ2002-05-26
 
 「思想堅固デナク、身体強健デモナク、粘リト脆サヲ持チ、酒ト色ニ興味アル者求ム。股火鉢ノ川島」。この文を読んで、何か言葉に出来ない「粋」なものを感じた人はこの映画を・・・
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 「思想堅固デナク、身体強健デモナク、粘リト脆サヲ持チ、酒ト色ニ興味アル者求ム。股火鉢ノ川島」。この文を読んで、何か言葉に出来ない「粋」なものを感じた人はこの映画を観てみてください(ちなみに俺は、映画関係者になりたければ体は強健でないとダメだと他の講師にいわれましたけど)。  落語を下敷きにしたという展開とキャラは確かに落語っぽいおもしろさがつまってました。フランキー堺を始め、楽しい登場人物が織り成すエピソードはなんだか微笑ましくなること必至。味があるし、いろいろなエピソードを終盤にきちっとまとめ上げる手法もなかなかよろしいと思いました。また川島雄三氏の演出も、ここの解説にあるようになんだかスピーディでちょびっと変わってます。たまに役者があまりにも早口になったりして何をいっているのか聞き取りにくくなる部分がありましたが(ビデオの状態が悪いのか?)、他の映画にはない、粋な味がここにはつまっているのではないでしょうか。しかし、個人的に一番好きなのはやはりラストですね。最後のフランキー堺のセリフはなんだか拝聴してて、妙な感動を覚えました。そしてそこにかかる軽快な音楽。あのセリフをいった主人公の心持ちはすごく神妙なのかもしれない。それなのに何か人を喰った印象を与える、異様な清々しさがそこにはあります。  以前、「栄光なき天才たち」というマンガで川島雄三を描いていた話があって、それによるとラストで川島さんはフランキー堺を、オープニングであったような「現代の街」を走り抜けさせようとしたらしいです(記憶はちょっとあやふやなんですが)。なんかおもしろいですよね。今、古本屋で「栄光なき天才たち」あったら買うぞ、俺は。  と、ちょっと関係ない話をしてしまいました。しかし、これはその川島雄三という人間性、人生観がなんとなくわかるような映画でしょう。他の川島映画は何一つ見ていないので偉そうなこといえないですけど(死)、なんか気に入ってしまった映画でした。明るさの中にあるフランキー堺の咳がやっぱりなんともいえません。普通に「お話」だけ求める人は、もしかしたらそんな満足できない作品かもしれませんが、俺は好きです。  最近微妙に自分のことで忙しくなってきたんで、そろそろあっしもこのへんで失礼いたしやす。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[002]ジェリコ・マイル/獄中のランナー
 マイケル・マンの出世作!おもしろい。さだじ2002-05-15
 
 大好きな監督マイケル・マンさんはこれでエミー賞を受賞した模様。主人公のキャラがちと弱く、上映時間の短さとノリで突っ走っちゃった感はありますが、欠点の多い映画を作る・・・
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 大好きな監督マイケル・マンさんはこれでエミー賞を受賞した模様。主人公のキャラがちと弱く、上映時間の短さとノリで突っ走っちゃった感はありますが、欠点の多い映画を作るマイケル・マン映画の中ではまだ万人に勧められる映画になっています(演出もあっさりめだし)。ストーリーは主人公が濡れ衣を着せられた後半からは胸にグッとくるエピソードの連続で、あのラストは長い間記憶に残りますね。そこの音楽、スローモーション、映像の一体化はホント素晴らしいですよ!画作りも相変わらずで、あのヤクと金燃やすシーンなんてかっこよかったです。主演のピーター・ストラウスはちょっといい感じ。  師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[003]ベラクルスの男
 男の映画!かっこいい!さだじ2002-05-15
 
 とにかく主演のリノ・バンチュラがかっこいい一本!彼と「革命」とかほざきながら甘ったれた考えを持つ若造サビエル・マルクとの関係が描かれる前半はたぶん今風の若者が嫌い・・・
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 とにかく主演のリノ・バンチュラがかっこいい一本!彼と「革命」とかほざきながら甘ったれた考えを持つ若造サビエル・マルクとの関係が描かれる前半はたぶん今風の若者が嫌いな人が観たら拍手ものの出来だと思う(笑)。サビエル・マルクがすごいいびられ方しますから。でもこの映画で注目してほしいのがあれは単なるイジメじゃないってこと。後半、若造が自分の決意を示すシーンから男リノ・バンチュラも彼を信頼しているんだよなー。う〜ん、言葉にすると野暮ったいけれども、とにかくかっこいいっすよ!クライマックスからの男っぷりも見事!  監督のジョゼ・ジョバンニの演出はけっして洗練されているとはいえないものにしても、なかなか味があってよろしい。鉄橋での銃撃戦の撮り方はけっこう好き。  ただこの映画に出てくる女優さんはみんな怖いってのがちと傷かな(失礼なこといってます)。あとビデオで観ると本編終了後に謎の手痛い作品解説が待っております。あれは一体何〜!?  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[004]重犯罪特捜班/ザ・セブン・アップス
 陽の当たらない映画。好き。さだじ2002-05-15
 
 「ブリット」、「フレンチ・コネクション」の製作者さんが作った映画で、中身もなんとなくそれを足して2で割ったかのようなもの。執念の、手段を選ばない捜査法や、刑事もの・・・
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 「ブリット」、「フレンチ・コネクション」の製作者さんが作った映画で、中身もなんとなくそれを足して2で割ったかのようなもの。執念の、手段を選ばない捜査法や、刑事もののワビサビに満ちているあたり、なかなかよろしいデース。とにかく王道チックな導入部から楽しめて、中盤のカーチェイスはけっこうなお手前で(子供がひかれそうになる、バスを隠れみのとして使う、幕切れにインパクトがある)。そして後半の、仲間を殺された後のロイ・シャイダーたちの捜査もいいっすね。白眉は撃たれたマフィアに対する聞き込み。ああいうのはやっちゃあいけないことなんだろうけど、「男には理屈じゃねぇもんがあるんだ!」と思わせるものがある。ラストも良。  あまりドラマチックな話の盛り上げ方をしていなかったり、ロイ・シャイダー以外のチームの方々の出番が少なかったりと、いろいろとストーリー面で問題はあるのですが、主人公の男っぷり(なんだか「フレンチ・コネクション」のときとキャラが似てるんだな、これが)で充分いいもん観れたと思わせる映画でした。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[005]北陸代理戦争
 出来はいいと思う。さだじ2002-05-15
 
 ヤクザものに必要不可欠な要素をぶち込みながら、ストーリーはキャラなどの使い方が巧く、先読みができないものに仕上がっていると思う。複雑で100分に満たない映画のわり・・・
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 ヤクザものに必要不可欠な要素をぶち込みながら、ストーリーはキャラなどの使い方が巧く、先読みができないものに仕上がっていると思う。複雑で100分に満たない映画のわりに充実感あり。オープニング、ラストに同じシチュエーションを持ってくるあたりもいいと思う。そこに代表されるように、アクションシーンはインパクト大だし、あと登場人物のキャラクターもバラエティに富んでるし。ハナ肇のユーモラスさがなんとなく好き。西村晃さんも。ただ、俺もあんな終わり方されると続編を期待しちゃうのに、やっぱりないみたいですねぇ。このへんが「実録」映画の限界かなあ。音楽は「仁義なき戦い」思い出した。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[006]摩天楼ブルース
 嫌いにはなれない。さだじ2002-05-15
 
 「組織」や「ローリング・サンダー」なんて70年代佳作アクション映画を作り出したジョン・フリンさんの異色もの。何が異色って、この映画はプロット等、まんま日本の任侠映・・・
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 「組織」や「ローリング・サンダー」なんて70年代佳作アクション映画を作り出したジョン・フリンさんの異色もの。何が異色って、この映画はプロット等、まんま日本の任侠映画なんだもの(ジョン・フリンさん自身日本映画のファンらしい)。展開は実にストレートで、たぶん観ている人も「たぶんこうなるんだろ?」と観てる最中で予想できちゃうと思う。またそれをいい意味で裏切ることはしない。主人公とヒロインの恋愛、主人公と隣人たちのやりとり、ウォルター・ヒル監督の「ウォリアーズ」に出てても違和感ゼロの悪役と、どことなくテレてしまったパートもあった。さらにアクションも殴り合い中心のものでとってもチープ。  それでも!なんだか嫌いになれない。ストレートすぎて、憎めないっていうか。主人公が街の人たちと別れを告げるシーンなんて恥ずかしながらちょっとグッときちゃったもの(笑)。ワコ(役者名わかりません)のラストも素敵だと思う。タイトルも爆笑ものだし、出来はそんないいもんじゃない。でもなんだか嫌いになれない一本ですわ。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[007]カサンドラ・クロス
 まーったり。さだじ2002-05-15
 
 よく「70年代オールスターキャスト映画にはまったりするものも多い」と聞くけど、この映画はまさにそんな感じだったなあ。豪華なキャストはよろしくても演出がまーったりと・・・
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 よく「70年代オールスターキャスト映画にはまったりするものも多い」と聞くけど、この映画はまさにそんな感じだったなあ。豪華なキャストはよろしくても演出がまーったりとしてて緊張感があまり生まれていない。もっとサスペンスシーンとはカット割ったりして観てる側も不安にさせないといけないと思うぞ。それから人があんなに死んだ直後に「僕らはちゃんと生き残れたよ?」みたいな感じでハッピーエンド的に描かれるのもちょっとねぇ…。俺はその直前の死んでいく人たちの顔がまだ脳裏に浮かんじゃってて、素直に喜べなかったんだけど…(笑)。ストーリーにもリチャード・ハリスは銃を持たせたら政府の軍隊系の人間と互角に撃ち合えたりと、ちとひっかかる個所がいくつもありもうした。クライマックスの橋爆破、余韻あるラストはけっこう好き。  最近のカット割り過多の映画を観るくらいなら、こちらのまったりした映画を観る方がいいかも?  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[008]ウエスタン
 のれる人はのれる映画。さだじ2002-05-15
 
 風景は抜群だわ、屋内のセットや小道具、衣装もなんとなーく味があるわ、画作りはばっちりきまってるわ、とにかく視覚的なものについてはすごく「凝ってるなあ」と思わせる一・・・
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 風景は抜群だわ、屋内のセットや小道具、衣装もなんとなーく味があるわ、画作りはばっちりきまってるわ、とにかく視覚的なものについてはすごく「凝ってるなあ」と思わせる一本でした。クローズアップとロングショット、そして回想シーンと巧みに織り交ぜたクライマックスの決闘シーンはめっちゃかっこよかったです!  ですが、問題点もそれなりに多いような。まずこの映画、レオーネさんが演出に力を入れているため、ストーリー展開がとにかく遅いんですよ!それからストーリーの背景をぼんやりと描いているためか、どうもシーンとシーンの繋ぎで「?」となってしまった個所もそれなりにありました。たぶんそういう意味じゃあ一回観ただけじゃ、この映画のよさはわからないのかもしれません。  レオーネ演出は「世界観」を作り上げることについてはすごいものを持っていると思います。この映画もそんな「世界観」を楽しめればハマっちゃうんでしょうね。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[009]追跡者
 後味悪い西部劇。さだじ2002-05-11
 
 後味は決してよくはない西部劇。「法は何よりも優先される。情の介入は認めない」なんてのがテーマ(だと思う)。いや、確かにそれはそうなのかもしれないが、それをお話とし・・・
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 後味は決してよくはない西部劇。「法は何よりも優先される。情の介入は認めない」なんてのがテーマ(だと思う)。いや、確かにそれはそうなのかもしれないが、それをお話として見せられても、ちょっとのれないものがあるよね。従来の西部劇の価値観をぶち壊すものをやりたかったのかなあ。  バート・ランカスター(この人がまた強い!)もそれなりに人間味があり、リー・J・コッブら敵役もそこまで極悪非道に描かれないから、上記のテーマがより後味の悪いものに仕上がっている。いいたいことはわからんでもない。でも同調できない部分もあるんだよ、個人的には。  ちょっと素人くさいズーム撮影があるのはいただけないが、アクションシーンはいろいろと変化をつけて見せてくれるし、好きな俳優もたくさんでていたのでそれなりに観れる映画にはなっていた。観終わったあとで友達とか議論してみるのがいいのかもしれない。監督は「狼よさらば」の人。…ある意味「なるほど」と思った。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[010]ロイビーン
 奇跡のような映画。好き。さだじ2002-05-11
 
 監督はジョン・ヒューストン、脚本はジョン・ミリアス、そして主演はポール・ニューマンだあ!…とすごいメンツの映画。前もこんな文章を書いた気もするが、それはそれで。 ・・・
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 監督はジョン・ヒューストン、脚本はジョン・ミリアス、そして主演はポール・ニューマンだあ!…とすごいメンツの映画。前もこんな文章を書いた気もするが、それはそれで。  最初に問題点を。ここの主人公ロイ・ビーンはユーモラスでもかなりひどいやつです。彼の裁判はあまりにも独善的すぎでそれだけで嫌気がさしてしまう人もいるでしょう(すぐ人殺すから)。でもって、脚本書いてる人があの大将だから、そんな主人公をやたらとヒロイックに描いちゃってるんですよね。まあ、そこは「ジョン・ミリアスの大将だらかしょうがねぇか」と許してやってください。そこを許せる方はきっとこの映画を気に入るはずです。  とにかくこの映画はすごいんです。これは、ユーモラスでヒロイックでセンチでロマンチックでノスタルジックを感じるさせるという映画です(師匠は「奇跡のような映画」といってました)。特に素晴らしいのがクライマックスでしょう。主人公の奥さん(この人がまた男心を理解してくれている男には嬉しい人なのさ!)との別れから、ロイ・ビーン再登場、弾丸ポーカーに大銃撃戦と、男だったら燃えるし悲しくなるしの名場面の連続!そこの音楽がまたかっこいいんですよ。  あとは主人公が奥さんにプロポーズした(させられた)シーンもよかったし、熊との絡みも楽しい。中盤のピクニックなんか赤面確実でしょう(いい意味で)。  未だLDにもなっていない映画。たぶんこの主人公のキャラに嫌気がさしてる人が多いからなんだろうなあ…。あ〜あ。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[011]メカニック
 ストーリーはあれだが。さだじ2002-05-11
 
 ここの解説にもあるように、主人公二人の心理描写が大して描かれないので、「え?なんで?」とか思うシーンあり(一説によるとここのブロンソンはジャン=マイケル・ビンセン・・・
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 ここの解説にもあるように、主人公二人の心理描写が大して描かれないので、「え?なんで?」とか思うシーンあり(一説によるとここのブロンソンはジャン=マイケル・ビンセントに恋をしたのだとか…)。なのでストーリーに期待はできないが、それでも矢継ぎ早に繰り広げられるアクションシーン、殺しのテクニックはおもしろいかも。特にオープニング、セリフなしの暗殺シーンはおもしろかった。  ただし監督の演出に大して味があるわけではないので(双眼鏡が使われるシーンのワンパターンさよ)、やはり過度な期待はできない。ラストはブロンソンの代表作「狼よさらば」並みに唸るものがある!  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[012]スパイキッズ
 まあまあ…。さだじ2002-05-11
 
 どうやら製作者さんはファミリー向けの映画を狙っているようなので「ストーリーが単純すぎ〜」なんてこというのは野暮ってもんかもしれません。でもあえていわせてもらうと、・・・
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 どうやら製作者さんはファミリー向けの映画を狙っているようなので「ストーリーが単純すぎ〜」なんてこというのは野暮ってもんかもしれません。でもあえていわせてもらうと、この映画はドラマが希薄ですよ(ダニー・トレホ絡みの話はちょっとよい)。全編楽しそうな秘密兵器とそれなりの笑いどころの連発オンリー。たぶん監督兼脚本のロバート・ロドリゲスがオタクだから、そんな映画になったんでしょう。短い上映時間のためか、実はそれはそれで楽しかったんですけどね…(笑)。続編もあるとのこと。そのときはも少し話に力を入れないと、「3」は作られないかもよ?出演者は意外と豪華。ところどころでいろいろな映画のパロディがあったように思えたんだけど、それは考えすぎかなあ?  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[013]グリーンフィンガーズ
 イギリス映画好きは必見かも。さだじ2002-05-11
 
 いい話ではありました。けれども「好きな映画か?」といわれたらけっこう微妙です。俺が観る映画のおそらく8割ほどがハリウッド映画ってこともあるんでしょうが、俺は近年の・・・
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 いい話ではありました。けれども「好きな映画か?」といわれたらけっこう微妙です。俺が観る映画のおそらく8割ほどがハリウッド映画ってこともあるんでしょうが、俺は近年のイギリス映画にありがちな「あっさり感」が苦手なんですよね。不本意に作らされていた岩石庭園を燃やすシーンなど、胸に響くエピソードもそれなりにあるんですけれど、あっさりとした演出、あっさりとしたドラマ、あっさりとしたキャラ描写により、「泣く」まではいきませんでした。見せ方によっちゃあ俺はたぶん泣いたでしょう。さらに実話というためか、痒いところに手が届かないエピソードもあり。特にトニーさんは一体どうなっちゃったんだろう?なんだかあの人はかわいそうですよ…。あと有名なミュージシャンさんたちの曲も微妙に画面とマッチしていないよーな。終わり方は好きですけどね。  ここのでお気に入り役者はやはりファーガスじいちゃんを演じたデビッド・ケリーさん。この人が気に入った方はユーモラスなじいさん映画「ウェイクアップ!ネッド」をお勧めします。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[014]斬る
 好き。さだじ2002-05-09
 
 市川雷蔵という役者を知るきっかけになった映画です。とにかく全編無駄がなく(「3年旅に出る」とかいったキャラがほんの数分後に戻ってくる!)、三隅研次監督の様式美溢れ・・・
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 市川雷蔵という役者を知るきっかけになった映画です。とにかく全編無駄がなく(「3年旅に出る」とかいったキャラがほんの数分後に戻ってくる!)、三隅研次監督の様式美溢れる厳かな演出により、観てるこちらも厳粛な気持ちにさせられてしまいます。特にクライマックスの殿暗殺シーンはすばらしいの一言だと思います。他にも印象に残る画の多いこと多いこと。ここまでくると一種のアートフィルムといっても過言じゃないでしょう。  市川雷蔵さんも前半はユーモラスな役を、そして後半はニヒルな役を演じきってますし、他の役者さんも好演者揃い。彼の太刀まわりもよかったですね。とにかく日本的美の世界が堪能できた映画でした。あまりにも折り目正しいので、ちょっと肩が凝る映画かもしれませんが。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[015]山猫は眠らない
 おもしろい。さだじ2002-05-09
 
 すごく好きなスナイパー映画です。スナイパーものにつきものな観客がまるで照準を覗いているかのような気分にさせられるシーンもありますし(大好きなんです、あれ)、それだ・・・
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 すごく好きなスナイパー映画です。スナイパーものにつきものな観客がまるで照準を覗いているかのような気分にさせられるシーンもありますし(大好きなんです、あれ)、それだけでなく弾の視点から描かれるという珍しい(?)シーンもこの映画にはあります。中盤のスナイパー同士の対決はホント頭脳戦って感じで見応え充分。クライマックスで男を見せるビリー・ゼーンもこれ観る前までは「タイタニック」の悪者ってイメージしかなかったんですけど、これ観たら評価変わりました(笑)。さらにイエロートーンの映像がまた作品に独特なムードを与えていると思います。単純なハッピーエンドではないラストがまた渋いかなと。  第一、敵が撃ちまくるのに対してこちらはあくまでも「一撃必中、一撃必殺」なわけですよ!う〜ん、なんかかっこよくありませんか?俺はそれにしびれました。なおトム・ベレンジャーは好演。ちなみにこの映画の続編が「野獣教師」です(ウソ)。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[016]ブリット
 かっこいー。さだじ2002-05-09
 
 ハードボイルド調な展開で、スティーブ・マックイーンの魅力を十二分に引き出している映画だと思います。死体隠そうが何しようが犯人をつきとめようとするマックイーンは実に・・・
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 ハードボイルド調な展開で、スティーブ・マックイーンの魅力を十二分に引き出している映画だと思います。死体隠そうが何しようが犯人をつきとめようとするマックイーンは実にかっこいいっすね。女性のあしらい方、そしてご飯は冷凍食品、ああ、ハードボイルドって感じっすわ。クライマックスの空港でのロバート・ボーンとの絡みは微妙に名シーンだと俺は思ってます。  派手な銃撃戦もないし、中盤のカーチェイスも今の映画に慣れている人には地味なのかもしれません。しかし、カーチェイスが始まる前の緊迫した静かな空気(徐々に徐々に気持ちが盛り上がってくる)、そして標的がシートベルトをつけてから一気に始まるカーチェイスのチェンジ・オブ・ペースは見事といえるでしょう。  オープニングやエンディングにかかるジャズがまたかっこいい。スティーブ・マックイーンのキャラをかっこいいと思えればこの映画も気に入るはずです。ちなみに俺はこの映画を観てマックイーンのよさがわかりました。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[017]鮫肌男と桃尻女
 人には勧めない好きな映画。さだじ2002-05-09
 
 キャラクターのない主人公とヒロイン、いつまで経っても大したドラマが生まれず、話が発展していかないこと、このへんがこの映画の欠点だと思います。お話には期待できません・・・
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 キャラクターのない主人公とヒロイン、いつまで経っても大したドラマが生まれず、話が発展していかないこと、このへんがこの映画の欠点だと思います。お話には期待できません。さらには生理的に受けつけないキャラが何人か出てきていることもまた事実です。でも好きなんですよね、これ。  まずオープニングのキャスト紹介から惚れました。あの音楽と絵コンテ、そして役者の撮り方、すごくおもしろい(後のテレビドラマ「明日があるさ」のそれはこれをパクってたと思う)。それから監督の演出がおもしろいですね。中抜きを多用する編集やら、とにかく独特のテンポとノリがあってよろしいですよ。そしてそして奇抜なキャラクターの衣装と嫌味にならない漫画チックなキャラクターたち!彼らは実にいい味を出してると思います(我修院達也がおいしすぎ)。そんな彼らの織り成すやりとりはクエンティン・タランティーノの映画をなんとなく思い出させますが、それよりずっと俺のツボにハマってくるんです。  とにかく「好き」な映画。人にはそんなに勧めはしませんけどね。浅野忠信も、岸辺一徳さんも、寺島進も、俺はこの映画観て好きになったもんなー。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[018]陰陽師 〜おんみょうじ〜
 お〜し〜い〜。さだじ2002-05-09
 
 人伝えに聞いた話なので記憶はおぼろげなんですが、なんでも夢枕獏はこのシリーズを書くにあたって、安部晴命は野村萬斎さんをイメージして書いたそうな。そのおかげか、萬斎・・・
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 人伝えに聞いた話なので記憶はおぼろげなんですが、なんでも夢枕獏はこのシリーズを書くにあたって、安部晴命は野村萬斎さんをイメージして書いたそうな。そのおかげか、萬斎さんはもうめっちゃハマっておりました。以前この人が高杉晋作を演じてたテレビドラマを見てからおいさんは萬斎さんが好きでして。この映画はそれだけで許せるものがあります。彼のひょうひょうとした立ち振る舞いはいいっすねぇ。  しかし、残念なのが題材はおもしろいのに、ストーリーがさほどおもしろくないってとこですか。ゆうじさんも書かれているように、とにかく話の盛り上げをさほどしないままでどんどん話が進んでく。俺個人はおかげで真田広之さんとの対決もどっか冷めた目で観ちゃってましたよ(あと前半の展開で「一休さん」を思い出したのって俺だけですかね)。さらに伊藤英明の演技もちょっとなあって感じ。たぶん原作じゃ「純粋な好青年」なんてキャラなんだろうけど、この人の大根演技が手伝って、俺には「ちょっとした間抜け」にしか見えなかった。むう。それと萩原聖人は微妙にミスキャストのような気も。  監督の演出は総合的にいえばアウトかな。もっとじっくりとドラマを演出してほしかったし、CGが使われるシーンなんかではそのセンスのなさをさらけだしとる。アニメやゲームと変わらないことやってますぜ、ありゃ。とにかく野暮ったくてしょうがない。  なんでも野村萬斎主演で「陰陽師2」が製作されるとか。でも監督はまた滝田洋二郎…。嗚呼…これ以上のものは望めないのかなあ…。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[019]金融腐蝕列島 〔呪縛〕
 けっこうおもしろいです。さだじ2002-05-08
 
 序盤こそ人物名がたくさん出てきてごちゃごちゃしてしまいますが、ストーリー、役者さんの熱演、監督の演出(真横からのショットは変よ)と、どれも高水準な映画だと思います・・・
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 序盤こそ人物名がたくさん出てきてごちゃごちゃしてしまいますが、ストーリー、役者さんの熱演、監督の演出(真横からのショットは変よ)と、どれも高水準な映画だと思います。特にそれらが一体となった中盤の査問会での役所広司と仲代達也の対決は唸ること必至。なんだか興奮してしまいました。だいたい俺は「銀行再建」をかけて闘う男たちの姿に「かっこい〜」となってしまいましたからねぇ。終盤のサスペンス的な展開もよかったし、クライマックスの株主総会も見応えあり(しかし最後に発言する内藤武敏じいちゃんの発言がちょっと意味不明。最初は否定的な発言だったのに、急に肯定的な発言になってませんか?)。役者では椎名桔平さんのひょうひょうさが一番好きでした。  …この映画が「おもしろい」といえるのは、俺が就職をしていないからかもしれません。実際に会社で働いている人の中には否定的な見方をする人もいるかも?  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[020]切腹
 おもしろい。さだじ2002-05-08
 
 切腹を題材に武士の面目を描くヘヴィな一本でした。仲代達也(すごい老け演技)を始めとする豪華な出演者たちの重々しい演技、斜めの構図を多用して奥行きを意識させる重厚な・・・
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 切腹を題材に武士の面目を描くヘヴィな一本でした。仲代達也(すごい老け演技)を始めとする豪華な出演者たちの重々しい演技、斜めの構図を多用して奥行きを意識させる重厚な画作り、そして不気味な音楽と、どれもそうそうお目にかかれるものではありません。そしてストーリーも見せ方がまた巧いので、最後まで一気に見れてしまうはず。特に石浜朗さんの最初の切腹シーンは「もうやめてぇな」と思うこと必至ですね。  ただし、クライマックスのチャンバラシーンが不用意に長いような。あれはあれですごい見せ場なんですけど…。重い映画。とにかくおもしろかったです。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[021]イナゴの日
 阿鼻叫喚地獄絵図。さだじ2002-05-08
 
 きつい映画。ハリウッドに住む下層部を辛辣に描いたもので、明るいエピソードなんてほとんどない。ニワトリを見に行ったパートのどろつき具合、そしてタイトルの意味が明かに・・・
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 きつい映画。ハリウッドに住む下層部を辛辣に描いたもので、明るいエピソードなんてほとんどない。ニワトリを見に行ったパートのどろつき具合、そしてタイトルの意味が明かにされるクライマックスはインパクト大。特に後者のビジュアルは長い間記憶に残りそう。  味がある登場人物の中ではカレン・ブラックが強烈だった。あのいかつい顔(失礼)とあいまって、彼女を見ているとなんだかとってもやりきれない気分になってくる。あんな女性やだなあ。苦手だなあ。  セット崩壊、異様な宗教家のパートなども監督の演出力のおかげが印象深いものに。見応えがある映画ではあったのだが、ウィリアム・アザートンとドナルド・サザーランドの視点が分裂気味だったのが個人的には苦手だった。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[022]探偵マイク・ハマー/俺が掟だ!
 おお。さだじ2002-05-08
 
 話は理解不能!続けて二回観たけど、それでもよくわからない点が多い。さらに俺はいかにもハードボイルド的なあの原作を読んだことはないけれども、映画自体はこれでもかとい・・・
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 話は理解不能!続けて二回観たけど、それでもよくわからない点が多い。さらに俺はいかにもハードボイルド的なあの原作を読んだことはないけれども、映画自体はこれでもかといった風にB級に仕上がっている。あの銃撃戦の派手さはなんなんだ〜。チープな展開はどうにかならんのか〜。でもこの映画の魅力は主演のアーマンド・アサンテのかっこよさ。(たぶん)上背はなくとも、猫背でも、セリフが粋だったり、なんかいいっすよ。オープニングのタイトルデザインも何やら二昔前の漫画やアニメみたい(根拠なし)で恥ずかしかったんだけど、ちょっとかっこいー。ビル・コンティの音楽もよいぞ。あとフェロモン出しまくりの女性陣もすごいっす。なのでけっこう好きな映画なのです、これ。キャラだけでオッケー。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[023]グリース
 楽しいことは楽しいですが…。さだじ2002-05-08
 【ネタバレ注意】
 俺は内輪で「おバカ映画」って言葉をよく使います。これは個人的には褒め言葉の意味で使ってます。観てるこっちが妙な脱力感にかられて笑ってしまうとか、普通の映画にはない・・・
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 俺は内輪で「おバカ映画」って言葉をよく使います。これは個人的には褒め言葉の意味で使ってます。観てるこっちが妙な脱力感にかられて笑ってしまうとか、普通の映画にはない味を持っている映画のことで、俺自身が偏愛する人間のため、そういう映画を非常に大切にしているんです。  で、この映画はまさにそういった類の映画でした。とにかく底抜けに明るい!バカみたいに明るい!30歳にもなって高校生を演じてるオリビア・ニュートン=ジョンに、ノリだけはあるミュージカルシーン、おバカなキャラに、おバカな展開。なんだか観てるこっちもおバカちゃんになった気さえするのがすごいです(白眉はラスト。「彼氏に合わせて自分も不良になるというヒロイン」という展開はすさまじいの一言。それでいいのかー(笑))。  俺自身ミュージカル映画はあまり観てないし、そうでなくてもある種変な映画なので、観る人によっちゃあ拒絶反応はでるかもしれないですけど、この映画の明るい雰囲気はホントすごいっすよ。とりあえず、観た後は笑っときましょう(笑)。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[024]トゥルー・ビリーヴァー/はぐれ弁護士の執念
 まあまあ。さだじ2002-05-08
 
 ジェームズ・ウッズ(あの髪型は変だ)が得意のハイテンション演技を見せてくれる法廷もの。作品のテンポがなかなか早く、事件を頭で追うことでいっぱいいっぱいになってしま・・・
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 ジェームズ・ウッズ(あの髪型は変だ)が得意のハイテンション演技を見せてくれる法廷もの。作品のテンポがなかなか早く、事件を頭で追うことでいっぱいいっぱいになってしまう欠点はあるものの、それにより観てる最中は飽きることはなかった。でももう少しじっくり演出してもよかってですよ?それからドラマ自体もイマイチ希薄で、何より展開がけっこう行き当たりばったりの、偶然に頼っているものが多い。主人公たちによほどの運がないと解決できてなかったんじゃないかなあ。第一ジェームズ・ウッズ自身が素敵な推理やひらめきを披露してくれないのが残念(銃の脅しに負けなかったり、マリファナらしきもの吸ってたり、キャラ的にはよろし)。ラストがなんか好き。劇中にあるユーモアも好き。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[025]ワイルド・スピード
 車とB級映画好きは観ても損なし?さだじ2002-05-08
 
 最初はチャラついた演出とキャラにより、「まーた今風のダメ映画かなあ」と思っていたんですが、実はそうじゃなかった。車と男の友情を描いた良質なB級映画。俺自身にもっと・・・
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 最初はチャラついた演出とキャラにより、「まーた今風のダメ映画かなあ」と思っていたんですが、実はそうじゃなかった。車と男の友情を描いた良質なB級映画。俺自身にもっと車の知識があったらもっと気に入った映画になったはず(もうすぐ21になろうというのに今だ無免許人間なもので)。  とにかく気に入ったのが主人公お二方のちょっと捻ってある友情の描き。特にクライマックスのお二人のレース勝負は理屈ではなく、肌で「これが男だ!」と思わせるものがあります。なんかかっこいい。  ただし、やっぱり「カーチェイス」ではなく、あくまで「車」にこだわっている点や、監督の演出が少々一本調子ということもあって、時折映画ではなく何かのミュージックビデオを見せられているような気になってしまう。それはそれでかっこいいのかもしれないけれど。それから「車」によって映画はけっこう水増しされているから、ストーリーにはやっぱり過度な期待はできないかも。  タケキチさんも書いているように、エンドクレジット後のヴィン・ディーゼルさんがまたかっこいいですよね。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[026]セブン
 印象には残る。さだじ2002-05-08
 
 オープニング(キャスト等が紹介されるとこです)のサイコ度からいって興味を引きつけられる映画。デビッド・フィンチャーさんのくせと味のある演出はやはりここでも健在で、・・・
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 オープニング(キャスト等が紹介されるとこです)のサイコ度からいって興味を引きつけられる映画。デビッド・フィンチャーさんのくせと味のある演出はやはりここでも健在で、クライマックスの荒野の撮り方や暗いムードの出し方などはなかなか興味深かった。キリスト教の「大罪」を基に行われる殺人というお話の着眼点もおもしろい。ラストのしょーげきも、まあいいんじゃないですかね(90年代ハリウッド映画にしたらああいった重いエンドは珍しい?)。  ただ、結局はそれだけの映画のような気がする。ドラマ部分がちょっち弱いのさ(妙に陰にこもるドラマは観てて楽しくはないっす)。だからビジュアルとラスト以外、これといって何かを語られる映画じゃないんだよなあ。主人公が二人もいながら、彼らの間に大したドラマが生まれないもの(主人公刑事が二人もいれば、普通そこに紆余曲折を経たドラマがあるはず)。結局、製作者さんたちが狙ったのはお化け屋敷みたいな恐怖にすぎないのかも。あと「肉欲」と「高慢」の殺人はあっさりと描かれすぎ。「肉欲」なんてどんな殺人だったか人に説明するのも嫌になるくらいおぞましい殺人なんだけど、どんな殺人か理解してない人もいそう。  まー、んなこといっときながらあのミイラには「びくっ」としてたり、とにかく全編異様な緊張感んがあってそれなりに楽しく観てられたんですけどね。そういえばケビン・スペイシーって「ユージュアル・サスペクツ」でも足が悪い演技をしてたなあ…。R・リー・アーメイさんとリチャード・ラウンドツリーさんの出演が嬉しいところ。  とにかく暗く、後味の悪い映画なので、観る人を選ぶことは確かです。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[027]脱出
 んー。さだじ2002-05-05
 
 ジョン・ブアマン監督の代表作(?)。とにかく濃い、ですね。作品全体に漂う不気味なムード。それは確かにすごい。特に忘れがたいのがネッド・ビーティのレイプシーン。この・・・
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 ジョン・ブアマン監督の代表作(?)。とにかく濃い、ですね。作品全体に漂う不気味なムード。それは確かにすごい。特に忘れがたいのがネッド・ビーティのレイプシーン。この作品は友達の家で一緒に見てたんですが、なんか笑うに笑えなくてとっても困りました(だってやたらと長回しされてて、力に満ちてるんだもの)。  でもこの映画にはストーリー的なおもしろさがイマイチないので、観る人によってはひどく短調な物語ともとられそうですね(ある意味ムード勝負の映画だから)。あとここの解説にもあるようにテーマが盛り沢山で、結局何がいいたいのか、それがイマイチ伝わってきません。普通映画におけるテーマは一つあれば充分なのに。人々の内に眠る狂気を描いているのか、自然と文明の隔たりを描いているのか、師匠は「どれも正しくどれも正しくない」といってました(観る人によって感じたテーマが違うらしいです)。ある意味そういう「曖昧」な部分がインテリ層に受けたのかなあ?ラストも意味ありげ。大自然の映像美はマルですわ。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[028]太陽を盗んだ男
 パワーはある。さだじ2002-05-05
 
 長谷川和彦ことゴジさんといえば、未だに麻雀の世界の方がでてきてしまう俺ですが、観てみました、この伝説的な映画を。  当時一世を風靡したというこの映画、確かにそのよ・・・
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 長谷川和彦ことゴジさんといえば、未だに麻雀の世界の方がでてきてしまう俺ですが、観てみました、この伝説的な映画を。  当時一世を風靡したというこの映画、確かにそのよさはわかります。沢田研ニ氏演じる主人公が「時代」というものをシラけた視線で観てますよね。そういう視線が若者に受けたんじゃないでしょうか。自主映画チックな恥ずかしくも無理矢理な部分やご指摘にもあるようにリアリティなしのアクションやら、性格最悪のヒロインやら、個人的には苦手な部分もあるのですが(中だるみもしてしたし)、原爆製造のパート、クライマックスのジュリーと文太さんのやりとりなんかはおもしろかったです。ラストがまたすごい。  とにかくパワーがある作品。最近の邦画に比べたら、ずっと「楽しめる映画」になっていることは間違いありません。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[029]ロンゲスト・ヤード
 すごく好き。さだじ2002-05-05
 
 大好きなスポ根もの。主演がバート・レイノルズってこともあるでしょうが、とにかく男くさい映画ではあります。しかしこれがおもしろいんだなー。「看守を殴れるか?」なんて・・・
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 大好きなスポ根もの。主演がバート・レイノルズってこともあるでしょうが、とにかく男くさい映画ではあります。しかしこれがおもしろいんだなー。「看守を殴れるか?」なんて理由でフットボールをやる連中。彼らも犯罪者なんだろうが、微笑ましくてついつい感情移入しちゃいます。  反則技を習う練習シーンの体育会系なノリやらもとにかく楽しい。仲間が死んじゃうシーンなんて微妙に悲しい。確かに俺もいささか試合時間は長いと思いましたけど(30分で充分だと思うんだが)、その試合中に降り注ぐ主人公に対する逆境はすさまじいの一言。自分が彼の立場だったらどういう選択肢を選ぶでしょうか…。  そしてそのクライマックスからラストにかけては盛り上がること必至!さらに注目してほしいのがラストのバート・レイノルズのお顔です。観てみてください、振り向いたあの人の顔を!これから地獄が待っているのかもしれないというのに、あの人は笑ってるんですよ!?後悔はしない!まさに男じゃないっすか!かっこいい!  いい味出しまくってるキャラクター、熱い展開、とにかくこれは「男のスポ根映画」の金字塔でしょう。好演者も多いです!  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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[030]ロッキー
 う〜ん。さだじ2002-05-05
 
 好意的なコメントばっかであれですが、やっぱ俺はあんま好きじゃないんです、この映画。60年代後半から70年代半ばにかけては現在に比べて単純なハッピーエンドの映画って・・・
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 好意的なコメントばっかであれですが、やっぱ俺はあんま好きじゃないんです、この映画。60年代後半から70年代半ばにかけては現在に比べて単純なハッピーエンドの映画って圧倒的に少なかったんです。そのカラをやぶったのは「スター・ウォーズ」ではなくこれだと個人的には思っています。なので俺の中でこの映画は歴史的な意味においてはすごいんですが、どーも好きになれないんです。  まずロッキーが「運」みたいなものでチャンピオンの挑戦権を獲得しちゃったのがひっかかります。俺が小学校から高校まで、ずっと運動部系の部活をやってたからでしょうか。とにかくロッキーのこと、素直に応援できないんです。他のボクサーたちの苦労を無視してる(というと言葉が過ぎるでしょうが)感じがしちゃって。確かに主人公自身も苦労人なんでしょうが…。う〜ん。なんかなあ。それにロッキーのキャラも微妙に陰にこもっていて苦手ですし。バート・ヤング演じるお兄さんのキャラも嫌い。  あと監督の演出もあまり好きではありません。この人やけにロングショットを多用してますが、それがあまりいい効果を挙げていないとこもあるんですよ。特に試合中にその技法を使われるとなんか興奮が冷めちゃいます。つーか、第一あの試合ももう少し盛り上げられなかったのか。よく観るとわかりますが、客席に空席がやたらと目立っているんです。なんだかなー。  やはりこれは「考えるな、感じるんだ」的な映画なんでしょう。ただし、俺の本能には合いませんでした。ああ。  ↓師匠のHP(新作ビデオ、DVD情報アリ)
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