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 「さとう茶」さんのコメント一覧 登録数(42件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]切腹
 詭弁でっせさとう茶2004-01-05
 【ネタバレ注意】
千々岩求女の切腹に至るまでの流れが、武士道から大きく外れています。 妻子を抱え、食うに困った挙げ句に「召し抱えないと切腹するぞ」なんて論理は通りません。これじゃヤク・・・
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千々岩求女の切腹に至るまでの流れが、武士道から大きく外れています。 妻子を抱え、食うに困った挙げ句に「召し抱えないと切腹するぞ」なんて論理は通りません。これじゃヤクザより性質が悪い。 武士が腹を切るのは忠義からで、主君への思いがあればこそです。 言葉尻を取られて腹を切らされるなんて、どう考えたっておかしい。浪人した時点で主君は居ないし、何で腹を切るのかさっぱり分からない。 時代が左に大きく向いた時代だったようですね。「赤穂浪士の討ち入り」を茶化していると思います。切腹で始まり仇討ちに終わるわけですから。 この映画は、出だしが思いっきり詭弁です。でもその詭弁に気付かなければ、クールでニヒルな時代劇に見えることでしょう。 果たして「ラストサムライ」が受ける時代に、この詭弁が通用するかどうかですね。
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[002]羅生門
 京マチ子の起用が正解さとう茶2004-01-04
 
大映の怪奇趣味、娯楽路線に黒澤の情熱がうまく乗った、そんな映画でしょうか。もちろん芥川の原作短編が素晴らしいのはもちろんですが。 宮川一夫のカメラはやっぱり凄いと思・・・
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大映の怪奇趣味、娯楽路線に黒澤の情熱がうまく乗った、そんな映画でしょうか。もちろん芥川の原作短編が素晴らしいのはもちろんですが。 宮川一夫のカメラはやっぱり凄いと思いますよ。当時はかなり斬新だったわけでね。クレーンカメラやコンピュータ制御なんてない時代によくやったもの。人物の心理描写を撮りたいのだからアップが多いのはリーズナブル。引いたら観客も冷静に見る。観客を力ずくで引きずりこむやり方でね。 聞き役の上田吉次郎は、何をやっても憎らしいですなあ。後に「ケンちゃん」シリーズでケンちゃんのお爺さん役をやってましたが、ちょいと凄みのあるおじいちゃんでした。
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[003]幻魔大戦
 全くの別物としてさとう茶2003-12-29
 
原作はめちゃくちゃ長いし、特別編みたいに色々枝別れしてるしで、この映画は起承転結がある分好きですね、ただし若者向きです。 そしてそれが角川のマーケティングだったと思・・・
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原作はめちゃくちゃ長いし、特別編みたいに色々枝別れしてるしで、この映画は起承転結がある分好きですね、ただし若者向きです。 そしてそれが角川のマーケティングだったと思います。特に前半の、東丈とその姉との交流がよく描かれていたと思います。後半は、昔 幻魔大戦を漫画にした石森章太郎のサイボーグ009みたいな集団戦闘劇で悪くないです。角川の狙いは良かったんじゃないかなぁ。音楽に一貫性がもう少しあれば・・後半 明らかに日本人の作曲家による浪花節調の音楽が掛かって がっかりした覚えがあります。 大友起用により、アニメのコマ数が多くなったのは特筆もの。 ニューヨーク編で、警官の落とすタバコと煙がやたら細かく描かれていて当時は感心しましたね。
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[004]TAXi 2
 ベッソン映画公開の折りなのでさとう茶2003-12-22
 
TV放映で見た。 これ結構ハリウッドの感じが出てますね。個人的には将軍が好きです。わざと出番を減らされてたけど。輸送機からナセルたちの車を落とす将軍の格好は「神風」あ・・・
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TV放映で見た。 これ結構ハリウッドの感じが出てますね。個人的には将軍が好きです。わざと出番を減らされてたけど。輸送機からナセルたちの車を落とす将軍の格好は「神風」あたりの伝統で、わざとらしさがラテンかな。どでかい追跡劇がカッコ良いのは007だけでは? あとはみんなギャグ入ってる。 ナセルの恋人(将軍の娘!)も今回はぐっと露出控えめで、世界狙った映画だなと分かります。
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[005]YAMAKASI ヤマカシ
 ハートウォーミングさとう茶2003-12-22
 【ネタバレ注意】
TV放映をながらで見たけど、「タクシー2」の忍者軍団を独立させた云々との説明だったが実在する集団とは・・・。 嫌いじゃないです。CG、ワイヤー全盛の時代にあえて逆をやるの・・・
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TV放映をながらで見たけど、「タクシー2」の忍者軍団を独立させた云々との説明だったが実在する集団とは・・・。 嫌いじゃないです。CG、ワイヤー全盛の時代にあえて逆をやるのは貴重なので。確かに映画館映えするかと言うと、難しかったかも。 ティーンエイジャー向けですね。 義賊仕立てなのも良かったし。 それだけ夢があるんですね、なぜか。
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[006]ワーテルロー
 長尺版が見たいさとう茶2003-12-07
 【ネタバレ注意】
「ラストサムライ」が公開され、戦闘シーンを見ると思い出します。 イタリア・ソ連合作で、ハリウッドはほとんど関わっていないのですが、ナポレオンもウェリントンもハリウッ・・・
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「ラストサムライ」が公開され、戦闘シーンを見ると思い出します。 イタリア・ソ連合作で、ハリウッドはほとんど関わっていないのですが、ナポレオンもウェリントンもハリウッド俳優で、フランス軍の言葉が全て英語なのはちょっと可笑しいです。 オリジナルを約半分に縮めたとか。勿体なさすぎです。だって映画のほとんどが戦場のシーンなんですよ! 何でドラマ部分が少ないのかなと思ったら・・。 これは3時間位に伸ばしてみた方がいいです。 反戦を叫ぶ英国軍兵士が唐突だし、折角味のある芝居を見せるジャック・ホーキンスも簡単に死んでしまうだけですから。 フランスとイギリスの英雄2人のアップ、それに大戦闘シーン(どれくらい上空から撮ってるのか想像も付かない!)での超ワイドな画面の対比がすごくいいです。S.ボンダルチェク監督はソ連版「戦争と平和」でも長いスペクタクル映画を飽きずに見せる人ですが、今作もたぶん長尺版で飽きないと思います。 ヨーロッパの歴史をすごく勉強できますね。これは日本で言うと関ヶ原の合戦に近いでしょうか。まさしく天下分け目です。戦の流れは途中までは完全にナポレオンが握っていたのに、部下の将軍がナポレオンに忠実すぎてプロイセン軍を追撃しすぎてイギリス軍に兵を向けるのを禁じたばかりに・・。 つくづく日本は徳川が偉かったんだなぁと思います。関ヶ原とワーテルローでは200年も違うんですから(平和が来るのも)。 武器の近代化こそ遅れましたが、明治になってすぐ取りかえすことが出来たのも徳川時代があってこそだと思います。
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[007]マッド・シティ
 日本で言うとさとう茶2003-12-04
 
金嬉老事件に近いでしょうか。寸又峡温泉に立てこもり、マスコミを呼び出して自分の被差別人生を語りまくって彼の母国では英雄扱いだった方です。 偶発的に事件が起きるのは映・・・
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金嬉老事件に近いでしょうか。寸又峡温泉に立てこもり、マスコミを呼び出して自分の被差別人生を語りまくって彼の母国では英雄扱いだった方です。 偶発的に事件が起きるのは映画らしいなと思います。役者選びがたまたま当たった作品でしょうか。D.ホフマンは「ワグ・ザ・ドッグ」と似た役だし、トラボルタは困ったチャンだし、双方に御利益があったのですね。 博物館長役の女優さんは、G.パルトロウのお母さんです。娘より気品にあふれて綺麗なんで困ります。そんなに有名でないのが玉に瑕ですが、C.ドヌーブ並のお顔と言ったら誉めすぎでしょうか。 こういうマスコミネタとか立てこもりネタは'70年代にはやったと思います。 「ネットワーク」「カプリコン1」「チャイナシンドローム」等々。新味は無いんです。でも監督も'70年代に一世を風靡したC.ガブラスだし、たまには昔の題材を、これまた'70年代に活躍した両ベテランに演じてもらうのも悪くないのかも知れません。
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[008]身代金
 レネ・ルッソいいねさとう茶2003-12-01
 
リーサル・ウェポン3 の2人が今度はカップルに。 レネ・ルッソは品が良くて明るいカッコ良さが好きです。しかも彼女自身が下から這い上がってきたキャリアを持つだけに、ちゃん・・・
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リーサル・ウェポン3 の2人が今度はカップルに。 レネ・ルッソは品が良くて明るいカッコ良さが好きです。しかも彼女自身が下から這い上がってきたキャリアを持つだけに、ちゃんと地に足が付いた上での軽さを出していると思います。 メル・ギブソンの配役は・・・解説にもあるように、見ている間「これがエケビン・コスナーだったらなぁ」と思いました。 やっぱりこういう役にはブルース・ウィリスとかメル・ギブソンは×でしょう。 でも意外とS.スタローン は似合っていたかも知れない。 話はエド・マクベイン「キングの身代金」もしくは黒澤「天国と地獄」をちょっとひねった感じですね。 こういう映画は役者のはまり具合も大事ですが、セリフを丹念に聞いた方がいいかも。 ビデオで字幕を見てもよく分からなかったけど、TVで吹き替えを聞くと、犯人とこの社長が紙一重に見えてきます。 修羅場をくぐり過ぎて、倫理観を喪失しかけた社長。 成功者としての社長を底辺から憎々しげに見る犯人。 「お前はクズだ」と社長に言われる犯人。この辺も「天国と地獄」っぽいですね(この映画のオリジナルの方が微妙に早いようですが)。 ゲイリー・シニーズはこの後、「スネーク・アイズ」で似たような役をやってしまい、目のちっこい赤ちゃん顔で性格俳優を地道にやっているようですが、バイプレーヤーに徹するだけでなく、バリバリの主役もやって欲しい。弱さを見せる役は得意らしいけど、あんまりそればっかりでもねー。
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[009]男はつらいよ 寅次郎心の旅路
 キワモノかなさとう茶2003-11-28
 【ネタバレ注意】
水戸黄門より諸国を漫遊している寅さんが、今度はウィーンへ旅する物語ですが、これは日本人の海外旅行ブームを皮肉ったのでしょうか。 これと言った理由もなく悩み事解消のた・・・
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水戸黄門より諸国を漫遊している寅さんが、今度はウィーンへ旅する物語ですが、これは日本人の海外旅行ブームを皮肉ったのでしょうか。 これと言った理由もなく悩み事解消のためにウィーンへ行く青年 柄本明。 彼にくっついて寅さんも行ってしまう所が非現実的で面白いのですが、後の展開はありきたりです。 ウィーンで悪戦苦闘中の日本人 竹下景子は本当にそんな女性が居そうだなと思います。 彼女にアドバイスし続ける淡路恵子(あれ、このWマドンナって前にもあったぞ)も実在しそうなキャラクタです。 ラスト付近は例によって竹下恵子を助けたつもりがいいように利用されて、今回はウィーンの青年に彼女を奪われる寅さん。このシリーズの当初はマドンナの残酷さがよく出ていたのですが、今回の竹下恵子の役柄から言っても そんな毒気は失せてしまいました。 寅さんシリーズに合う題材だったとは言い兼ねます。
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[010]男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日
 若者中心路線?さとう茶2003-11-24
 【ネタバレ注意】
尾美としのりがミニ寅さんっぽく、ヤング・マドンナの三田寛子といい雰囲気になってました。早稲田の学生席から熱弁を振るう寅さん、笑いを取る相手がぐっと若向きになっていま・・・
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尾美としのりがミニ寅さんっぽく、ヤング・マドンナの三田寛子といい雰囲気になってました。早稲田の学生席から熱弁を振るう寅さん、笑いを取る相手がぐっと若向きになっています。 といっても、この映画ではまだまだ恋する寅さんは健在で、お相手も三田佳子、丁度NHK大河「いのち」の頃に女医役です。 ただシニア・マドンナ三田の設定と言い、題名にある(先頃シングル・マザーになった)俵万智の詩をふんだんに使う所といい、ちょっと有りものに頼り過ぎるのが気になりました。観客層をなんとか若い層に広げたいと思ったのか? 三田の上司役 すまけいはこれ以外にもこのシリーズには出てますが、彼は松竹新喜劇系だったでしょうか。存在感あります。 お婆さんの生涯の終わりを見せることで、女の人生について三田佳子がどう考えたのか、今ひとつ分かりませんでした。TV放映なので、カットもあったかも知れないが、三田とすまけいとの成りゆきをもうちょっと見せて欲しかった(プロポーズするとか)。 ここらへんに来て、やっと寅さんの「山アラシのジレンマ」演技(というか性癖)がよく分かるようになりました。
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[011]ベッツィー
 軽いさとう茶2003-11-23
 【ネタバレ注意】
TVに流せないようなお色気シーンが多い割りには、軽いメロドラマタッチですね。 でもTV放映時に解説で言っていたように「自動車版ゴッドファーザー」だと思います。 主演のロー・・・
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TVに流せないようなお色気シーンが多い割りには、軽いメロドラマタッチですね。 でもTV放映時に解説で言っていたように「自動車版ゴッドファーザー」だと思います。 主演のローレンス・オリビエは本家ゴッドファーザー役候補だったそうで、このドラマを見てると「ひょっとしてあの役に未練が?」と想像して楽しいです。 ドラマを1人で動かしている気配なのが若きトミー・リー・ジョーンズなのはびっくり。 ただこの話は3代目までの代変わりと初代との関わりがメインの話で、その辺がゴッドファーザー風大河ドラマなんですね。でも本家に比べると軽くなったのはなんでだろう? 女優さんではレスリー・アン・ダウンを久々に見ました。今で言うならシャロン・ストーンみたいな方でしょうか。でも英国女優を前面に出して、米国男性の憧れを持たせる役ばかりやってます。その意味でもトミー・リーはおいしい役だ。 「面白い物は隠れて作れ」なのが最初は面白かったのに、計画がばれてからは骨肉相食む争いの歴史を見せられて、重厚なんだか残酷なんだかお馬鹿なんだか分からなくなりました。もっと車作りを見たかったのに。
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[012]ラスト サムライ
 タイムスリップに見えるさとう茶2003-11-23
 【ネタバレ注意】
明治にあんな侍の村なんてないでしょう。 ラストはアメリカ式の戦闘を、明治から遠くはなれた日本の戦国時代の騎馬隊にやらせてるみたいだし。トム・クルーズの自己満足と金勘・・・
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明治にあんな侍の村なんてないでしょう。 ラストはアメリカ式の戦闘を、明治から遠くはなれた日本の戦国時代の騎馬隊にやらせてるみたいだし。トム・クルーズの自己満足と金勘定からでは? 森の中から騎馬軍団が出てくるだけで違和感大でした。その後の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』的な展開は嫌いではないです。 でもラストでトム・クルーズがあの騎馬軍団の先頭に立つとは欲張り過ぎですね。 しかも死なない(笑)。それと「大村」は大村益次郎がモデルでしょうか。あんな狡猾な人物に描かれては抗議が来そうですが。
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[013]ウォーターワールド
 海のスターウォーズさとう茶2003-11-22
 
みたいな映画だと思います。広大なセットでよくあそこまでやるもんだと感心します。幸運にも上映時に見れたので大画面で非常に面白かった。確かにアクション以外はあまりぴんと・・・
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みたいな映画だと思います。広大なセットでよくあそこまでやるもんだと感心します。幸運にも上映時に見れたので大画面で非常に面白かった。確かにアクション以外はあまりぴんとこない映画でしたが、見ようによっては宮崎アニメに近いかもしれない割り切りだし、主人公が守るヒロインもいたし、子供もいて、主人公を恨む悪役もいて言うことなし。
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[014]ナポレオン
 今ならもっと簡単に迫力をさとう茶2003-11-22
 
味わえるでしょう。アベル・ガンス監督の執念が時を経て、同じく執念の人コッポラを動かし、仕立て直しにこぎつけたと。上映を見た方は幸運です。 私はTV放映で見た覚えがあり・・・
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味わえるでしょう。アベル・ガンス監督の執念が時を経て、同じく執念の人コッポラを動かし、仕立て直しにこぎつけたと。上映を見た方は幸運です。 私はTV放映で見た覚えがあります。14型のTVだったので、今なら100型のプロジェクタで見たい所ですね。映像はハイビジョンにして。 映画として色々工夫がありましたね。ナポレオン自身のエピソードもいいけど、この頃のフランスの歴史を学べるのがいいですね。記憶にあるのは革命後にリーダー達が相次いでテロに倒れ、お風呂で刺されたリーダーもいましたね。混乱の中で登場したナポレオンは見るからにシーザーの再来でした。 これもやはりサイレント、白黒という話法にこちらが慣れるのが大変です。
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[015]イントレランス
 ようわからんかったさとう茶2003-11-21
 
とてつもないスペクタクルなのにサイレント、白黒ですからね。ああもったいないと思いましたね。あのバビロンのシーンがね。現代のパートは最後の方にアクションがあってそこだ・・・
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とてつもないスペクタクルなのにサイレント、白黒ですからね。ああもったいないと思いましたね。あのバビロンのシーンがね。現代のパートは最後の方にアクションがあってそこだけ見やすかったですけどね。 ちょくちょく登場する赤ん坊の話が、当時(エドランドが仕立て直した頃)は全く分からなかった。昔の映画は見る方も集中しないと大変です。また機会があったら見直します。
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[016]太陽を盗んだ男
 一発逆転満塁ホームランさとう茶2003-11-21
 【ネタバレ注意】
を狙ったような映画です。刑事アクションだったらTVドラマでそこそこやってたけど、ここまで迫力はなかった。まずあの時代によくも制作費が出たものだと感心します。 出演者も・・・
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を狙ったような映画です。刑事アクションだったらTVドラマでそこそこやってたけど、ここまで迫力はなかった。まずあの時代によくも制作費が出たものだと感心します。 出演者も皆さん映画を知ってる方々ばかりです。最初の方のバスジャック事件はあの頃しょっちゅう発生してたし、犯人役の伊藤雄之助は日本映画と共に生きたような方です。沢田研二は'70年代初めに脱アイドル路線でいくつかきわどい映画に出て、出来はともかく映画を知ってます。菅原文太はいうまでもないですが、ちょっとこの映画では違和感を覚えました。アウトロー臭さが弱いと思います。単なる警察の犬というか、こんな役は慣れてなかったんじゃないかなぁ。 映画でネタになったのは、後に森田芳光が「バカヤロー!」で描いたものに近いですね、庶民的と言うか、、。 実はこの時代、この手の暴走ネタは海外では「バニシングポイント」とか反戦ものとかあったんですが、日本では、この映画と「オン・ザ・ロード」位しかなかったでしょうか。今までと違うジャンルの映画を、日本映画は全く作ろうとしなかった不毛の時代です。何しろ山口百恵・三浦友和の黄金コンビを使って一生懸命、日本映画の旧作リメイクに励んでいたんですから。冒険心のない映画界に空けた風穴はとてつもなく大きかったです。映画館で仰天し、狂喜乱舞したのを今でも覚えていますよ。
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[017]バッファロー'66
 リッチは何というか・・さとう茶2003-11-20
 【ネタバレ注意】
観音様といいたい所ですが、体型が豊満なので仏さんですね。 昔の役者を飾り気なしで使うのが痛し痒しかなー。A.ヒューストン(制作費の大部分が彼女のギャラ!)、J.M.ビンセン・・・
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観音様といいたい所ですが、体型が豊満なので仏さんですね。 昔の役者を飾り気なしで使うのが痛し痒しかなー。A.ヒューストン(制作費の大部分が彼女のギャラ!)、J.M.ビンセント、M.ローク・・。ベン・ギャザラ以外はすごく違和感がありました。それと、粒の荒いフィルムを使ってなかったですか? わざと選んだということですが、こだわりなのか、節約したのかよく分からない・・。 当時のアメリカ映画って、主役が使う車は必ずアメ車だったのに、この映画は確かシビックだったかと、、ほんとに飾らない映画です。 4人のテーブルのシーン、好きです。 絶対4人は座っていないのが一目で分かるし笑えるし。笑いを取りたかったか、小津流のほのぼの感を出したかったか、想像するのは楽しいですね。 まさにアメリカ的な荒さと日本的なほのぼの感、きめの細かさのいいとこ取りだと思います。
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[018]アトランティス
 ちょっと眠いところもあったけどさとう茶2003-11-15
 【ネタバレ注意】
カメラがすごく凝ってて飽きません。積極的に動物たちの中に入っていって、海の動物たちを擬人化していて面白かった。サメはやっぱり恐い撮り方でした。ベッソンって海がほんと・・・
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カメラがすごく凝ってて飽きません。積極的に動物たちの中に入っていって、海の動物たちを擬人化していて面白かった。サメはやっぱり恐い撮り方でした。ベッソンって海がほんとに好きなんだなと思います。スピルバーグだって映画の中でこんなに一度に色んな海を撮ったことはないはず。 BGVにしたいとこだけど、やっぱり監督の主張が入っているので、きちんと映画として見た方がよいかも。
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[019]コヤニスカッティ
 昔TVでさとう茶2003-11-15
 【ネタバレ注意】
見た覚えがあります。深夜のヒマつぶしにいいかも。 確か「コヤ〜ニスカッティ〜、コヤ〜ニスカッティ〜」と呪術のような歌が全編流れていたような。電器屋さんのTV売り場で流・・・
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見た覚えがあります。深夜のヒマつぶしにいいかも。 確か「コヤ〜ニスカッティ〜、コヤ〜ニスカッティ〜」と呪術のような歌が全編流れていたような。電器屋さんのTV売り場で流しても効果的かも知れないきれいな映像でした。ラストが確かあの頃爆発したスペースシャトルの映像だったかな、と。 もう一回みたいです。
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[020]隠し砦の三悪人
 今やダサイさとう茶2003-11-12
 
と思います。この手の冒険物は世の中に溢れかえって、今でも凄い要素と言えば、あの時代の日本で全部実写で撮ったことだけでは? 基本プロットは「虎の尾を踏む男たち」と同じ・・・
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と思います。この手の冒険物は世の中に溢れかえって、今でも凄い要素と言えば、あの時代の日本で全部実写で撮ったことだけでは? 基本プロットは「虎の尾を踏む男たち」と同じで、それを豪華に味つけしています。岩井半四郎が上原美佐に、大河内伝次郎が三船敏郎になっただけで、藤田進に至ってはまた同じ役ですから。 それでも脚本家が大勢で議論するうちに藤原と千秋の役が増えたんでしょう。 たしかにオリジナルとして尊重すべき場面も多いですが、娯楽を取ったら何も残らない映画というのは忘れやすいです。 それとあの物語では日本には向かない。 姫といい、六郎太といい、西洋風の人物設定で無理矢理、日本の戦国時代の話をでっち上げた感があり、いまだに違和感が残ります。
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[021]魔獣大陸
 そういえばさとう茶2003-11-12
 
ジョン・カーペンター風のノリだったような気が・・(こちらの方がうんと先輩)。 怪獣がなかなか出てこなくて退屈した覚えがありますね。 日本の怪獣映画と一緒に見た覚えがあり・・・
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ジョン・カーペンター風のノリだったような気が・・(こちらの方がうんと先輩)。 怪獣がなかなか出てこなくて退屈した覚えがありますね。 日本の怪獣映画と一緒に見た覚えがあります。 キングコングでもゴジラでも、こういうのは船で探検に行くスタイルなんですよね。
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[022]ジェット・ローラー・コースター
 本当は単発テレビドラマさとう茶2003-11-12
 
だったと思います。「刑事コロンボ」の製作スタッフによるものです。 サスペンスの盛り上げ方とか似た感じがしました。 当時は日本になかった木造のジェットコースターが綺麗で・・・
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だったと思います。「刑事コロンボ」の製作スタッフによるものです。 サスペンスの盛り上げ方とか似た感じがしました。 当時は日本になかった木造のジェットコースターが綺麗でしたね。
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[023]ベスト・キッド
 美化されてるうちが花さとう茶2003-11-12
 
日本びいきにして空手狂の脚本家が書いた物語だけに、日本への敬意がうかがえますね。最後の鶴のポーズもそうだと思います。 ノリユキ・パット・モリタは、この映画以外では「・・・
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日本びいきにして空手狂の脚本家が書いた物語だけに、日本への敬意がうかがえますね。最後の鶴のポーズもそうだと思います。 ノリユキ・パット・モリタは、この映画以外では「世界崩壊の序曲」(タワーリング・インフェルノと出演者・スタッフが思いきりかぶる珍作)に出てました。 東洋とは理屈では割り切れないもの、日本庭園なんかそうですよね。ああいったイメージを空手の世界に持ち込んだんだと思います。神秘性とリアリティのバランスをかなり考えた末の工夫で、私は感心しました。
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[024]ブリキの太鼓
 昔TVで見ましたさとう茶2003-11-11
 【ネタバレ注意】
モーリス・ジャールの音楽が印象に残っています。 ドイツ人がナチス時代をどう見ていたかを知る手がかりになればいいのでは? あの成長を止めた子供がドイツ人全体だったのかな・・・
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モーリス・ジャールの音楽が印象に残っています。 ドイツ人がナチス時代をどう見ていたかを知る手がかりになればいいのでは? あの成長を止めた子供がドイツ人全体だったのかな、なんて考えると面白いですよ。 しかし最初のエピソードが笑えますね。 追っ手から逃れて農婦のスカートの中に潜り込んだ小男がついでに農婦をレイプしてしまうんだもの。 この辺から観客に好き嫌いを判別してもらおうという主旨ですね。 この頃引っ張りだこのダニエル・オルブリスキと、少年オスカルの母とのエロティックな関係とか、回りは醜いものばっかりだったです。一種の退廃ですね、欧州全体の。 そりゃオスカルは成長したくないですって。サーカス一座でしばらく過ごしたのち、最後は再び成長を始めますが、全体を覆う滑稽さはドイツ人が自分たちの過去をやや皮肉に笑ってみようという主旨があるのかも。 元々欧州人なんて野蛮人だったわけですから、フランス的な貴族主義を取ってしまえばあんなものかも知れません。
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[025]小早川家の秋
 東宝での記念作さとう茶2003-11-10
 【ネタバレ注意】
鴈治郎(ニ代目)の演技はすごかったです。まるで顔にお面を張ったかのような感じで、特に娘役の新珠美千代との丁々発止のやりとりはうまい。 加東大介、山茶花究の男優陣もうま・・・
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鴈治郎(ニ代目)の演技はすごかったです。まるで顔にお面を張ったかのような感じで、特に娘役の新珠美千代との丁々発止のやりとりはうまい。 加東大介、山茶花究の男優陣もうまいですが、やはり美しいのは「東京物語」から引っ張ったような原節子の未亡人と、やはり「東京物語」の香川京子を置き換えたような司葉子の姿ですね。 原節子の堂々とした貫禄は松竹だろうが東宝だろうが変わらない安心感があります。ラストは家父長制を支える家内制手工業たる造り酒屋も合併を免れない、時代の移り変わり。その中で葬儀の列は時代を越えた普遍的なものを感じさせますね。
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[026]ミッドナイト・ラン
 面白いけど軽いんだこれがさとう茶2003-11-08
 
ちょっとハッピーすぎますね。男の友情で似た感じの暖かみのある作品と言えば「リーサル・ウェポン」がありますが、これっきりの脚本だとこんな映画になるのかな。 出来過ぎと・・・
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ちょっとハッピーすぎますね。男の友情で似た感じの暖かみのある作品と言えば「リーサル・ウェポン」がありますが、これっきりの脚本だとこんな映画になるのかな。 出来過ぎというか、でもそれが映画かも知れない。 FBIのヤフェット・コットー、軽いです。 チャールズ・グローディン、ヤクザの会計士なのに、なぜ殺されないのか不思議です。 バウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)のロバート・デニーロ、執念深すぎです。 気の効いた漫才みたいなやり取りと、2人の友情の深まりとか、考えてみれば受けそうな要素ばっかり。でも実際に見ると嫌味は全くありません。ですが同じ護送のロードムービーでも、イーストウッド「ガントレット」ほど心に残らないんです。 悪者がいないアクション映画ってほんとに難しいです。見てる間は感心するけど。
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[027]ダーティハリー
 組織と銃さとう茶2003-11-08
 【ネタバレ注意】
「ダーティハリー」の前身が「マンハッタン無宿」と言われていて、そっちも見た記憶があります。護送途中に犯人を逃がした保安官のイーストウッドの奮闘を描いていたかと。 少・・・
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「ダーティハリー」の前身が「マンハッタン無宿」と言われていて、そっちも見た記憶があります。護送途中に犯人を逃がした保安官のイーストウッドの奮闘を描いていたかと。 少なくとも「ダーティハリー」の最初から2/3くらいは、イーストウッドは保安官と言うより、警官そのものですね。 組織があってはじめて成り立つと言うか。 組織を通した警官の話は、最近の「踊る大捜査線2」でも引用されてたように思います。 ハリーは犯人を追う姿だけでなく、それ以外の人々との関わりでも描写されます。相棒の警官が負傷し、妻が見舞いに来たシーンでハリーの奥さんのことを尋ねられ、「交通事故で死んだ」と暗く告げるハリー。 この辺の鬱屈した刑事像は「リーサルウェポン」で引用されてます。 銃の使い方も、「今何発撃ったか忘れた」と言うのがにくいセリフです。計算してしゃべっているのではなく、ハリーが虚無的なんでしょう。 全体に脱力してますね、ハリーは。生気がない。 組織を強調しないと、見る方もハリーが警官なのを忘れてしまいそうです。 そういう作りだと思います。 犯人に勝った、でも空しくバッジを捨てるハリー。 製作年度が'70年ならありうる設定です。 これほど暗い刑事アクションはアメリカには無かったと思います。でも見ると何かハッとするものがある。そしていつまでも覚えている。
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[028]アイガー・サンクション
 音楽が印象的さとう茶2003-11-06
 【ネタバレ注意】
こちらもジョン・ウィリアムズ、引っ張りダコですね。彼のジャズ指向と、イーストウッドのジャズ好きが一致したような曲でした。ラロ・シフリンから一時乗り換えた甲斐があった・・・
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こちらもジョン・ウィリアムズ、引っ張りダコですね。彼のジャズ指向と、イーストウッドのジャズ好きが一致したような曲でした。ラロ・シフリンから一時乗り換えた甲斐があったかも。 ただ皆さんが言うほど、イーストウッドのこの役にはなじめなかった。 スパイで、首領が007のブロフェルドみたいな人物ではなおさら違和感がありました。イーストウッドの無骨さが裏目に出た印象です。その代わりジョージ・ケネディは良かった。イーストウッド作品では共演者が得をする仕組みがあるのかも。人格でしょうか。 中盤の「ファイト一発」なシーンは迫力でした。それとふもとから見上げるアイガーの山もすごく恐くて。アイガー山中のシーンはさほど印象に残りませんでしたが、山腹を貫く鉄道の存在には、公開時に大変感心した覚えがあります。 観光映画としてはお勧めですね。
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[029]タワーリング・インフェルノ
 当時は楽しめたさとう茶2003-11-06
 【ネタバレ注意】
10代の頃に見ました。シネスコ大画面の迫力は凄かった。3回見たかな。 CGの無い時代ですから真面目にアクションシーンを撮ってます。 最後の鎮火シーンはガスバーナーの栓を閉・・・
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10代の頃に見ました。シネスコ大画面の迫力は凄かった。3回見たかな。 CGの無い時代ですから真面目にアクションシーンを撮ってます。 最後の鎮火シーンはガスバーナーの栓を閉めているのが分かってしまってちょっと微笑ましく、なつかしい。 音楽のジョン・ウィリアムズは大活躍ですね。このすぐ後が「ジョーズ」でアカデミー賞受賞だから一番よかった時代かも。 2つの原作の内、1つを公開時に読みました。超高層ビルをバベルの塔に例えてディザスターとして描くのは結構誰でも思い付くんですね。ウサマ・ビン・ラディンまで、、、。 私が読んだ方の原作でも消防隊長が大活躍でした。マックイーンはちょっとイメージと違いましたが、満足しました。 でもポール・ニューマンとの共演は、あまりうまく行ったように見えません。 さすがに舞台がでかすぎ、派手すぎだったようです。 チャールトン・ヘストンがもう少し若かったら彼でも良かったかも(パニック物に出過ぎですが)。 出演者について他にも色々思う所がありますが、私はウィリアム・ホールデンとフェイ・ダナウェイが好きですね。ホールデンの方はTV放映時の吹き替えの方(名前知らない)がすごく合っていて「最後に残るのは私と、この娘婿だ」と言うセリフに力がこもってます。 ダナウェイはゴージャスです。叶姉妹なんてメじゃありません。 あのドレスでアクションですから肚もすわってます。
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[030]白痴
 美しいさとう茶2003-11-04
 【ネタバレ注意】
ストーリーはあまり分かりません。カットしすぎてるから。 でも映像の美しさはそれを補ってます。札幌雪まつりで「はげ山の一夜」をバックに悪魔の雪像を映し出すシーンなんか・・・
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ストーリーはあまり分かりません。カットしすぎてるから。 でも映像の美しさはそれを補ってます。札幌雪まつりで「はげ山の一夜」をバックに悪魔の雪像を映し出すシーンなんかたまりませんよ。森雅之の演技は絶品です。それに引っ張られるように、原節子・三船敏郎・久我美子と皆すばらしい。 松竹作品と言いますが、役者といい、スタッフといい、結構東宝の色が出てると思いますがね。 映像でぐいぐい引っ張る迫力は黒澤ならではだと思います。
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