allcinema ONLINE オールシネマ 映画&DVDデータベース
検索オプション

投稿されたユーザーコメント
 
 「はこまる」さんのコメント一覧 登録数(287件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]鬼婆
 ほの暗い井戸の底からはこまる2017-08-12
 
作りがいたってシンプルな故、まったく古びることなく映画としての生命力を失っていない。 新藤監督は長きに渡り裏に表に日本映画の歴史を紡いで行った人だけど、本作品は名作・・・
続きを読む
作りがいたってシンプルな故、まったく古びることなく映画としての生命力を失っていない。 新藤監督は長きに渡り裏に表に日本映画の歴史を紡いで行った人だけど、本作品は名作「裸の島」同様に純粋な映画美が存在していると思う。 ホラー映画としても上々の貌を纏っており、60年代日本映画の充実ぶりを示す名作。
隠す
  
 
[002]哭声/コクソン
 度肝抜かれましたはこまる2017-08-06
 
相方がTUTAYAでDVDを見つけ、「國村隼が韓国映画に出てる。面白そう」。「ほー、チェイサーの監督やん、新作かな」ってなノリでレンタルして見ましたが、一見して度肝を抜かれまし・・・
続きを読む
相方がTUTAYAでDVDを見つけ、「國村隼が韓国映画に出てる。面白そう」。「ほー、チェイサーの監督やん、新作かな」ってなノリでレンタルして見ましたが、一見して度肝を抜かれました。面白すぎる。 全く予想のつかない展開、次々とジャンルを横断してゆく力技と図々しさ。ちょっとこういう映画は見たことがない、っていうか、世界的に見てもあまりお目にかかれないでしょう。っていうか誰もこんな映画作んないわ(笑)。 彦摩呂と山本圭壱を足して2で割ったような表情豊かな主人公、その対比としてほとんど表情を変えない國村隼。その選択は果たして正しかったのか? 傑作という言葉さえ陳腐に聞こえる怪作と言うに相応しい2時間30分。堪能した。
隠す
  
 
[003]ジョン・ウィック
 京都 新進亭はこまる2017-07-19
 
人がコロコロ死ぬし、ずっと激しいアクションが続くから生理的にゲンナリしそうだけど、そうはならないのが不思議。 監督の演出スタイルのせいかなって思ったけど違う。これは・・・
続きを読む
人がコロコロ死ぬし、ずっと激しいアクションが続くから生理的にゲンナリしそうだけど、そうはならないのが不思議。 監督の演出スタイルのせいかなって思ったけど違う。これは、やはりキアヌのパーソナリティーのおかげでしょう。 実に古典で立派なスター映画です。キアヌがみんなに愛されてるからこそ成立する映画。 浮き沈みの激しいハリウッドにおいて、自分を見失わず、異国の地で一人ラーメンできる男はカッコいい。
隠す
  
 
[004]ブラック・スワン
 何度見ても圧倒されるはこまる2017-07-15
 
女性だけが持つ底無しの情念をこれほどエロティックに描いた映画もあるまい。 例えそれが妄想の産物であったとしても、破滅へと至る道は美しい。 究極の美は無論死によって完成・・・
続きを読む
女性だけが持つ底無しの情念をこれほどエロティックに描いた映画もあるまい。 例えそれが妄想の産物であったとしても、破滅へと至る道は美しい。 究極の美は無論死によって完成されなければならない。傑作だ。
隠す
  
 
[005]太陽のめざめ
 佳作。最後まで見れる。はこまる2017-07-13
 
誰しもが、大なり小なり身体の内側から立ち昇ってくる訳の分からない衝動に戦慄する時がある、とは思うけれど、この映画はそれがずっと続くので、主人公の好演も相まって見てい・・・
続きを読む
誰しもが、大なり小なり身体の内側から立ち昇ってくる訳の分からない衝動に戦慄する時がある、とは思うけれど、この映画はそれがずっと続くので、主人公の好演も相まって見ていて辛かった。象徴的なピアス。 しかも、見捨てないとはいえ、状況が絶望的なので、「自分だったら・・・」という問いかけが見ている間中続くことにもなり、二重の意味でさらに辛くなっていく。 このキツい内容を最後まで見れたのはキャスト陣の好演とドヌーヴの眼差し、そして普遍的なテーマ故か。 見てよかった作品。頭が下がる。やはり子供と接するのは難しい。自戒したい。、
隠す
  
 
[006]シン・ゴジラ
 気持ち悪いオタクの妄想はこまる2017-07-13
 
まんま例のアニメ同様に幼稚な作りで、見ていて吐きそうになった。音楽もわざとらしくてどうしようもない。哀れみさえ感じる絶望的な音楽センス。 田中友幸プロデューサー・本・・・
続きを読む
まんま例のアニメ同様に幼稚な作りで、見ていて吐きそうになった。音楽もわざとらしくてどうしようもない。哀れみさえ感じる絶望的な音楽センス。 田中友幸プロデューサー・本田監督・円谷&伊福部先生に手をついて謝れ。 よって、開始10分以降は無音声で見ました。 で、見えてくるものは、アニメ風なカッティングとアングル、早口でカッコよく演じようとするいつも見てる顔ぶれ。 だいたい、肝心の自衛隊員の貌があれでは、現場も納得しないでしょう。 兵器のアップもなんだかね〜。 「わ〜い!こんなシーンを見たかった〜!」 いい歳をして映画にないものねだりをするお子ちゃま中年の皆さんにはウケるでしょう。 結論:総監督のワガママ妄想に付き合って、予算内でエンターテイメントを追及する、樋口監督のラジオでのボヤきインタビューが一番面白かった。    オタクはゴジラに手を出すな。
隠す
  
 
[007]フィッシャー・キング
 名作。はこまる2017-07-01
 
世の中、誰もが支えられ、支えあって生きている。今は亡きロビンの天真爛漫な演技が涙なしには見られない。今頃、天国でswicth版ゼルダで遊んでるんだろうか。寂しい。
  
 
[008]ミッション
 一度は行ってみたいはこまる2017-06-13
 
大自然を背景にして、デ・ニーロの演技、モリコーネの音楽、そしてクリス・メンジーズの撮影が見事に溶け合っていく。 このスケールの作品がオリジナルというところにパットナ・・・
続きを読む
大自然を背景にして、デ・ニーロの演技、モリコーネの音楽、そしてクリス・メンジーズの撮影が見事に溶け合っていく。 このスケールの作品がオリジナルというところにパットナムの執念を感じる。 他の方々が指摘しているように、原住民との宗教的融和、デ・ニーロの改心など、 エピソードの掘り下げが足らない描写が続くが、ロケと撮影が素晴らしいので、そんなことがどうでもよくなってしまう。 歴史的背景も興味深く、時を超えて残されていくべき20世紀映画の秀作だと思う。
隠す
  
 
[009]ムーン・ウォーカーズ
 キューブリックファン必見!はこまる2016-10-28
 
照明からセット、そして俳優のファルス。全編がキューブリック映画に対する愛で溢れ、彼の作品を好きな人であればラストまで楽しめるでしょう。 今風のサイケなセンスも爆発し・・・
続きを読む
照明からセット、そして俳優のファルス。全編がキューブリック映画に対する愛で溢れ、彼の作品を好きな人であればラストまで楽しめるでしょう。 今風のサイケなセンスも爆発していてオサレ、エンディングクレジットもケッ作。 怪優ロン・パールマンの主演映画なんて今後見ることはないでしょう(笑)。「ハリー・ポッター」のロンくんもいい俳優になったもんだ。これは息の長い活躍が期待できる。
隠す
  
 
[010]イタリアは呼んでいる
 イタリア旅行はこまる2016-10-28
 
確かに、おっさん二人による取り留めのないないお話が延々と続くので、前作見た人は辛いかもしれませんが、私はこのコンビは初体験。 イタリア各地の景色も綺麗だし、出てくる・・・
続きを読む
確かに、おっさん二人による取り留めのないないお話が延々と続くので、前作見た人は辛いかもしれませんが、私はこのコンビは初体験。 イタリア各地の景色も綺麗だし、出てくる料理も美味しそう。会話も楽しく、十分楽しめました。 ゴッドファーザー他、映画に関するモノマネも楽しく、家族でイタリアを自転車で横断する予定(夢)を計画している者としては、楽しい時間を過ごさせていただきました。
隠す
  
 
[011]キリング・ゾーイ
 普通に面白いはこまる2016-10-28
 
確かに、タランティーノが撮っていれば、とんでもない作品になっていたと思うけど、ケイパーフィルムとして見れば最後まで十分に楽しめる。 ジャン・クロードのイカれっぷりが・・・
続きを読む
確かに、タランティーノが撮っていれば、とんでもない作品になっていたと思うけど、ケイパーフィルムとして見れば最後まで十分に楽しめる。 ジャン・クロードのイカれっぷりが最大の魅力だが、ヒロインの小振りなおっぱいも強く印象に残りました(笑)。 最後のもみ合いシーンを見れば分かるように、全編、決定的に存在しえないアクション。映画監督としてのエイバリーのズレと足らなさが逆に面白いっちゃー面白い。ヤクまみれのシーンのみタラを超えていた。 (主演はエリック・シュトルツだったけど、最初、マイケル・Jかなと思った。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の主演を撮影途中でクビなったのも分かる気がした)
隠す
  
 
[012]草原の実験
 草原と沈黙はこまる2016-10-28
 
最初、音を消して見ていたので、途中まで無声映画(サウンド版)とは気付かなかった。とにかく映像が美しい。そして、言葉をなくすことにより人物たちの感情が見る者に迫って来る・・・
続きを読む
最初、音を消して見ていたので、途中まで無声映画(サウンド版)とは気付かなかった。とにかく映像が美しい。そして、言葉をなくすことにより人物たちの感情が見る者に迫って来る。 ラストに意外な展開が待ち受けるが、その時の二人の姿が強く印象に残った。 映画らしい映画だ。気に入った。
隠す
  
 
[013]女教師
 (意外と)真面目な作りはこまる2016-10-24
 
お互いの立場を踏み越えた道ならぬ恋を描いた作品ですが、作りはしごく真っ当。 男性視線のエロ興味で見てしまうと物足りないかもしれませんが、 映画としては丁寧な作りとなっ・・・
続きを読む
お互いの立場を踏み越えた道ならぬ恋を描いた作品ですが、作りはしごく真っ当。 男性視線のエロ興味で見てしまうと物足りないかもしれませんが、 映画としては丁寧な作りとなっています。 こういった題材を説得力があるように扱える生真面目さは作者の性質なのでしょう。 ただ、それが面白さに結びついているかというと、また別の話ですが。 それでも、ラストは気に入りました。こういった味わいはやはり女流監督ならではと言ったところ。 これが長編2作目とのことですが、デビュー作も見てみたいと思いました。
隠す
  
 
[014]不倫したい女
 理想的な幕切れはこまる2016-10-24
 
やっぱり不倫映画はこうでなくては、という終わり方。素晴らしい。 映画とはいえ、あんなに可愛い教え子から迫られたら、大抵のおじさんはイチコロだろう。本作はカナダで作ら・・・
続きを読む
やっぱり不倫映画はこうでなくては、という終わり方。素晴らしい。 映画とはいえ、あんなに可愛い教え子から迫られたら、大抵のおじさんはイチコロだろう。本作はカナダで作られてるようだが、見ていてフランス映画の『倦怠』を思い出した(原作はアルベルト・モラヴィア。セドリック・カーン監督)。 あの名作も若い女の子に夢中になって破滅していく男の物語だったけど、 ヒロインのタイプは違えど、恋に落ちた男ほど滑稽で美しいものはない。 そういう意味ではこの映画のラストシーンは理想的な姿と言える。 描写も丁寧だし、キャストもそれぞれ好演。女性も楽しめる正統派の不倫映画です。
隠す
  
 
[015]モンスターズ/新種襲来
 子供には見せちゃダメはこまる2016-10-22
 
タイトルが詐欺に近い。ここまで面白くない映画をそれなりに作ってしまうのがある意味すごい。 久しぶりに時間の無駄という言葉を思い出したけど、下の方のコメントの見方をす・・・
続きを読む
タイトルが詐欺に近い。ここまで面白くない映画をそれなりに作ってしまうのがある意味すごい。 久しぶりに時間の無駄という言葉を思い出したけど、下の方のコメントの見方をすれば、それなりに見れてしまうのだから不思議。 ジャンル映画の外側を周回しながら、作者が意地を通したと言ったところか。 アメリカ映画でこうした作品が出来てしまうところに懐の深さを感じる。
隠す
  
 
[016]ボヴァリー夫人とパン屋
 落ちも下品だが笑えるはこまる2016-10-22
 
フランス映画らしい作品。こういった大人が楽しめる映画は貴重。 なるほど、女流監督のタッチだから、パン屋のおじさんのストーカーぶりが、 そこまで重くならなかったのでしょ・・・
続きを読む
フランス映画らしい作品。こういった大人が楽しめる映画は貴重。 なるほど、女流監督のタッチだから、パン屋のおじさんのストーカーぶりが、 そこまで重くならなかったのでしょう。 ヒロインもちょいエロで悪くないんですが、おっぱいが入れパイだったのが残念でした。 若い女に夢中になる夫を呆れながらもシカトしない奥さんも魅力的。
隠す
  
 
[017]妹の体温
 離婚の理由が分からんはこまる2016-10-22
 
兄妹でデキてしまうのはストーリー上分からなくもないけど、二人が親密さを増していくシーンもさほど描かれず、綺麗な奥さんや可愛い子供がいる旦那が、あっさりそれを放り出し・・・
続きを読む
兄妹でデキてしまうのはストーリー上分からなくもないけど、二人が親密さを増していくシーンもさほど描かれず、綺麗な奥さんや可愛い子供がいる旦那が、あっさりそれを放り出して離婚してしまうのも唐突すぎる。 エロ目的で見れば激しくパコるシーンも結構あるのでそれなりといった感じだが、二人の情事より、降りしきる美しい雪の方が印象に残る作品。
隠す
  
 
[018]アノマリサ
 盛り上がりに欠けるはこまる2016-10-22
 
カウフマンの脚本にしては拍子抜けするほど真っ当な作品。 この題材をパペットで描くことに面白さを見出すべきなのだろうが、 いかんせん我が国では使い古されてるので、新鮮味・・・
続きを読む
カウフマンの脚本にしては拍子抜けするほど真っ当な作品。 この題材をパペットで描くことに面白さを見出すべきなのだろうが、 いかんせん我が国では使い古されてるので、新鮮味もない。 ただ、セットと照明の見事さは特筆できる。新海誠を超えている。 人形のセックスを見たければ「チーム・アメリカ」を見ればよい。 あの性行為には人間そのものが描かれていた。
隠す
  
 
[019]メキシコ・オブ・デス
 これはちょっとキツいはこまる2016-08-30
 
見たことを後悔したくなるような映画。っていうか見たこと忘れたくなるような映画。 グロ好きの方やスプラッター系、またはスラッシャー系が好みの方ならまた感想が違ってくる・・・
続きを読む
見たことを後悔したくなるような映画。っていうか見たこと忘れたくなるような映画。 グロ好きの方やスプラッター系、またはスラッシャー系が好みの方ならまた感想が違ってくるかもしれません。 決してホラー映画ではないのでご注意を。
隠す
  
 
[020]イット・フォローズ
 何かが道をやって来るはこまる2016-08-30
 
半裸の女の子が路地に出てくるオープニングから期待感が増す。 下の方が仰っているように、こけおどし的なCGブラッドの ショック演出が多いアメリカホラー系では、逆にこんな・・・
続きを読む
半裸の女の子が路地に出てくるオープニングから期待感が増す。 下の方が仰っているように、こけおどし的なCGブラッドの ショック演出が多いアメリカホラー系では、逆にこんなジワジワ系が新鮮だ。 お話に妙な説得力があるのは、やはり物語の根底に古い戒めが存在している故なのか。 ただ、一番盛り上がるはずのクライマックスで別の映画みたいになるのが残念。ここら辺を丁寧に構成していれば傑作になりえたかも。
隠す
  
 
[021]罪の余白
 初コメってマジ?はこまる2016-07-18
 
去年の映画だよね。結構、面白かったけどな〜。映画とテレビの中間みたいな色合いですが、2時間楽しめる作品だと思いますよ。 内野さん演じる可哀想なお父さんに感情移入するか・・・
続きを読む
去年の映画だよね。結構、面白かったけどな〜。映画とテレビの中間みたいな色合いですが、2時間楽しめる作品だと思いますよ。 内野さん演じる可哀想なお父さんに感情移入するかどうかで、見入り度が違ってくると思いますが、焦点は主演の女の子の演技ということになるのでしょう。初めて見る子ですが、立派に大役の務めをはたしています。 ただ、落ち(オチ)の展開はどうでしょう。物語的には、あのままお父さんが少女の邪悪に敗北し、これから彼女に名声の世界へ道が広がっていく展開にした方がよかったのではないでしょうか。まあ、後味はよろしくないでしょうが。 深刻な内容ですが、製作の指向があくまでもタレントの腕試し的な立ち位置なので、案外軽く楽しめます。
隠す
  
 
[022]私の男
 力作だが、はこまる2016-07-16
 
何の知識もなく見始めたが、グイグイと映画に引きずられ最後まで見てしまった。見終わって監督が熊切さんと知って納得した。 ただ、映画自体の描写力には唸らされるが、題材に・・・
続きを読む
何の知識もなく見始めたが、グイグイと映画に引きずられ最後まで見てしまった。見終わって監督が熊切さんと知って納得した。 ただ、映画自体の描写力には唸らされるが、題材には今さら感が漂う。心の性愛を重ねてゆく親子に対する熊切監督の視点が、原作者のそれと微妙にズレている気がしないでもない。 このズレは映画のいたる所に出現し、幼稚な内容と気迫のこもった演出、リアリティに欠ける主演男女のパーソナリティ、そして、安易な紋別と東京のコントラストなど、技術側が奮闘していなければとんでもない映画になっていたでしょう。 共感を呼ばないのはショッキングな題材だからではなく、出発点のキャラクター造詣がありきたり過ぎたということに尽きます。ここら辺が頭で作るしかない物語の限界か。
隠す
  
 
[023]甲鉄城のカバネリ
 美樹本晴彦はこまる2016-07-03
 
2016年春アニメ。オリジナル作品。ほぼカードを出し尽くした感のある現在の日本製アニメシーンですが、ノイタミナ枠としては前クールの『僕だけがいない街』に続き、実に見ごた・・・
続きを読む
2016年春アニメ。オリジナル作品。ほぼカードを出し尽くした感のある現在の日本製アニメシーンですが、ノイタミナ枠としては前クールの『僕だけがいない街』に続き、実に見ごたえのある作品となっています。監督は『進撃の巨人』で男を上げた荒木哲郎。 で、ジャンルとしては「ゾンビもの」ということになるのでしょうが、本作の作品的結実の焦点は美樹本晴彦さんのキャラクター創造につきます。 マクロスやメガゾーンから何周したかは分かりませんが、2016年の時点で彼の描き出した人物たちが、安定した作画の中で王道の物語を突き進んで行くのですから、もう涙なしには見られません。萌えキャラが残骸化しつつある現在、新たな可能性をここから感じました。 主人公たちに襲いかかって来るゾンビたちが、もっと俺たちを楽しませろと上から目線でネット中で息巻くバカなアニヲタ、最後まで諦めずに孤立奮闘する甲鉄城の人々が本作のスタッフたちにも見えて、日本製アニメーションの底力を堪能できる作品となっています。
隠す
  
 
[024]チャッピー
 荒唐無稽はこまる2016-07-03
 
なんとなく見始めたらやめられなくなりました。この舞台・雰囲気は前に見たことあるな、と思ったら『第9地区』の監督作品でした。 やっぱりね〜。このハードなB級テイスト感は・・・
続きを読む
なんとなく見始めたらやめられなくなりました。この舞台・雰囲気は前に見たことあるな、と思ったら『第9地区』の監督作品でした。 やっぱりね〜。このハードなB級テイスト感は大好きです。バカ丸出しな登場人物たちの面構えもいいし、ハンス・ジマーのバタ臭い音楽も魅力。 予定調和の物語が暴力に浸食され、なりふり構わない方向へ進み、予定外の着地点を見出した作品となっています。 明らかに破綻しつつある脚本。この辺りのまとまりのなさを何とかしているところを、さすがのメジャー作品とみるか、新鋭監督の限界とみるかで評価が別れるのではないでしょうか。 ノーラン作品の裏返し的な壮大で幼稚な世界観ですが、それも含めて日本人なら愛すべき作品です。
隠す
  
 
[025]サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出
 異色の未公開作はこまる2016-02-10
 
オープニングのリズムが見事。ここが一番の見どころです。ブアマンの『脱出』(72年)を思わせるとのコメントがあるようですが、個人的には後半までの道行は西部劇のスタイルを思・・・
続きを読む
オープニングのリズムが見事。ここが一番の見どころです。ブアマンの『脱出』(72年)を思わせるとのコメントがあるようですが、個人的には後半までの道行は西部劇のスタイルを思わせました。 であるからこそ、村のエピソードが際立つのでしょうが、ちょっとバランスが悪い。無理やり二つのお話をくっつけたような感じ。 勿論、全盛期に入って行く時期のウォルター・ヒル作品なので退屈はしませんでしたが。合衆国の内情に詳しい人が見ると面白いのかもしれません。
隠す
  
 
[026]隊長ブーリバ
 フランツ・ワックスマンはこまる2016-02-10
 
名作曲家晩年の作品だが、まったく衰えは感じられず、長いキャリアの中でも代表作と言っていい輝きを放っている。オリジナルサントラは名盤中の名盤。シカゴの中古レコード店で・・・
続きを読む
名作曲家晩年の作品だが、まったく衰えは感じられず、長いキャリアの中でも代表作と言っていい輝きを放っている。オリジナルサントラは名盤中の名盤。シカゴの中古レコード店でピカピカの新品を見つけた時の喜びは忘れられない。 いつの世も住み慣れた土地を追われ、弾圧を受ける人々は存在する。思うに、ワックスマンは大国の都合に蹂躙され、やがて滅亡してゆくコサックの人々を自らの出自と重ねたのかもしれない。美しく悲しい作品だ。
隠す
  
 
[027]妖婆・死棺の呪い
 闇の中の魑魅魍魎はこまる2016-02-08
 
総監督のアレクサンドル・プトゥシコは『虹の世界のサトコ』(52年)で有名な人ですが、本作もクライマックスは流石の盛り上がりになっています。クリステンセンの『魔女』(23年)・・・
続きを読む
総監督のアレクサンドル・プトゥシコは『虹の世界のサトコ』(52年)で有名な人ですが、本作もクライマックスは流石の盛り上がりになっています。クリステンセンの『魔女』(23年)を思い出しました。 ただ、三日間のお話とはいえ、ウォッカをがぶ飲みする農民たちのエピソードが何とも長く、夜のエピソードとの対比があまり効いていないところが何とももどかしいところです。 味のあるカラーフィルムや美しい魔女の姿も含めて、ソビエト映画独特の文法が楽しめる貴重な牧歌的ホラー作品。
隠す
  
 
[028]フェイズ IV/戦慄!昆虫パニック
 驚異の世界はこまる2016-02-08
 
タイトルで勘違いしていましたが、本作の製作年度がスピルバーグの『ジョーズ』(75年)よりも前だったというのが意外でした。 そういった意味では本作はパニック映画のカテゴ・・・
続きを読む
タイトルで勘違いしていましたが、本作の製作年度がスピルバーグの『ジョーズ』(75年)よりも前だったというのが意外でした。 そういった意味では本作はパニック映画のカテゴリには属しておらず、その極めて哲学的な内容からも、テーマパークなどで上映されるアトラクション映画の先駆け的な作品と言えるのではないでしょうか。 ただ、こんな奇天烈な発想はソウル・バスが明らかにあっち側に行ってる時に着想されたのは間違いなく、こちら側としては壮大すぎるラストシーンにただただ口をあんぐりさせるのみ。 (正直、映画本編よりもこのサイトの作品解説の方が面白かったです)
隠す
  
 
[029]ターボキッド
 3センチスリムになる映画ですはこまる2016-02-08
 
80年代を知る者と知らない者では面白さの印象が変わってくるような映画ですが、ちゃんと一本のスジは通っていてブレがありません。 確かに低予算丸出し、グロシーンにだけ力が・・・
続きを読む
80年代を知る者と知らない者では面白さの印象が変わってくるような映画ですが、ちゃんと一本のスジは通っていてブレがありません。 確かに低予算丸出し、グロシーンにだけ力が入り、マイケル・アイアサンドがやたら重そうですが、主人公のパーソナリティがパンツの穴っぽいので、それだけで好感を持ってしまいました。 電子回路がパチパチしているところにも味があり、案外、この監督トリオは将来化けるかもしれません。是非とも、『ヘブンリーボディーズ』(84年)のリメイクあたりをやってもらいたい。
隠す
  
 
[030]ザ・ウォード/監禁病棟
 Yesterday Once More はこまる2016-02-08
 
一緒に鑑賞した友人に感想を問うたら「何も知らないで見たら、カーペンターの映画って気付かないと思う」と言ってました。 まったく同感、ありふれた題材を普通に扱った極めて・・・
続きを読む
一緒に鑑賞した友人に感想を問うたら「何も知らないで見たら、カーペンターの映画って気付かないと思う」と言ってました。 まったく同感、ありふれた題材を普通に扱った極めて平凡な作品です。退屈はしないし、オチにも多少の説得力はあるのですが、如何せんファンとしてはカーペンターに多くの物を求めてしまいます。 でも、脚本も本人じゃないし、監督作も火星幽霊映画から10年振りとのことですから、その現場復帰をまずは喜ぶべきなのかもしれません。 う〜ん、何だかモヤモヤする。
隠す
  
 
 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11次へ
 
 



【スポンサーリンク】



allcinema SELECTION

allcinema SELECTION