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 「ふーた」さんのコメント一覧 登録数(16件)rss
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[001]クリーピー 偽りの隣人
 機械が構成する世界ふーた (Mail)2016-06-19
 
TOHOシネマズ小田原:黒沢清【クリーピー 偽りの隣人】(2016)。 鑑賞後感は「いやーな」感じ。「異物感」残る。謎がばらまかれたままであるがゆえに。 あの手に持たれた小さな・・・
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TOHOシネマズ小田原:黒沢清【クリーピー 偽りの隣人】(2016)。 鑑賞後感は「いやーな」感じ。「異物感」残る。謎がばらまかれたままであるがゆえに。 あの手に持たれた小さな機械と吸引する機械と改造が施された部屋のいやーな感じ。こういうものはやはり黒沢節だ。なんか竹内が残念。 というか人間は主人公ではない。 あの男(香川)というより、黒沢監督の今までの「廃墟」につながるような、あれらの機械や部屋がこの異常な世界を統御している。そうした感じ。あれらの造形はハイテックなものではない。 犯罪映画ではなく、ホラーでもなく、ジャンル分け不能。誰か名付けて。
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[002]インターステラー
 なかなかの傑作では?ふーた (Mail)2016-06-16
 
(掲示板ではないことは知っているつもりですが、どうしても,,,正直90%で言いたくなりまして。) 今頃DVDで見て、みなさんのコメントを読ませていただきました。 全体的に評・・・
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(掲示板ではないことは知っているつもりですが、どうしても,,,正直90%で言いたくなりまして。) 今頃DVDで見て、みなさんのコメントを読ませていただきました。 全体的に評価が辛くて、ちょっとびっくり。 私の意見としては最初のほうのASHさんに近いもので、壮大な設定とSFガジェットは(理解できなくとも)それ自体として魅力的でしたし、父娘の物語に乗れれば十分傑作だと思いました。もう心と体(二児の父でして)が反応してしまいまして、中盤の1時間7年の星を脱出した後、23年後に父が受信しようとする場面で、号泣です。 映画リテラシーとしては、「理論的なセリフとかは聞き飛ばし、嘘だろうがアリ!」なのです(NHKのサイエンスzeroとかもその程度の教養レベルの話ですよ)。だから、なんか理論的なつっこみをする方々には、もはや映画はおやめたほうがいいとさえ思いました。あ、これは言い過ぎか。 私自身は、ノーラン評価はいままで無茶苦茶辛く、某狂人先生(尊敬しております)が「演出ができない人」と切り捨てておりましたが、劇場で見た【ダークナイト・ライジング】などについては、このコメント欄にあふれる絶賛ぶりに、「おいおい」でした。(コメントも残しました。)しかし、この作品で、見続けようという気になりました。 まあ、そんなところです。評価を覆すような、この映画の具体的な演出の良さを語れないところに忸怩たる思いが残りますが、終わります。
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[003]フランク・キャプラ
 追加データふーた2012-11-03
 
たまたま手元に『ドキュメント 太平洋戦争 日中戦争』というVHSビデオがあって、調べてみたら、キャプラの監督クレジットになる【The Battle of China】(1944)という戦争国威・・・
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たまたま手元に『ドキュメント 太平洋戦争 日中戦争』というVHSビデオがあって、調べてみたら、キャプラの監督クレジットになる【The Battle of China】(1944)という戦争国威発揚映画でした。しかし、非常に面白く見れるもので、編集にリズム感があり、良い出会いでした。
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[004]愛のむきだし
 頭悪いふーた2012-10-15
 
 むきだしの頭の悪さに辟易しつつ、なんとか最後までDVDで見ました。  こういうの許せるのかな。やだな。消えて欲しい。監督も絶賛するひとも。
  
 
[005]アウトレイジ ビヨンド
 幽霊大友ふーた2012-10-08
 
 もはや希薄化の極点まで近づいて幽霊としか言い様のないところまでいってしまった大友。前作で一度死んでいるのだから、むしろそれは当然の帰結といってよいのかも知れません・・・
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 もはや希薄化の極点まで近づいて幽霊としか言い様のないところまでいってしまった大友。前作で一度死んでいるのだから、むしろそれは当然の帰結といってよいのかも知れません。また幽霊だっていろいろあるでしょうから、ある種の心理をもたせて、復讐劇をもっともりあげることも容易だったでしょう。  しかし結果として聡明というほかない選択で、北野武はほとんどいっさいの心理(的説明)を廃して今作の主人公を演出しています。「だれが人間やるって言ったんだよ」というのがふさわしい。  というのは、前作ではある種の理不尽な兄貴分の命令を過剰な暴力で受け返し、弱小グループがのしあがっていくといった、またそのグループが裏切りとともに次々と消されていくといったお語の中に、私たちは物語的な興奮をも抱いたわけですが、今回、そこにあったような目的とか欲望とか言ったものは、もはや大友には感じられないからです。(周りの「悪人」どもはあまりにも私たちに似ている右往左往する人間たちのままですが。)  そして、かなり安易でありますが、こう結論したい。空っぽな幽霊である大友は作家としての北野武である。ただただ映画としかいいようのない映画の幽霊。  
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[006]かぞくのくに
 好感は持てますがふーた2012-08-28
 
 描きたいこと、伝えたいことはよくわかります。その意味で、好感のもてる映画です。また兄妹役のふたりはほんとうに好演と言っていいかもしれません。もっとありはしないかと・・・
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 描きたいこと、伝えたいことはよくわかります。その意味で、好感のもてる映画です。また兄妹役のふたりはほんとうに好演と言っていいかもしれません。もっとありはしないかという思いは抱きましたが、ためにためての別れの場面の安藤サクラの動きもよかったです。(『クヒオ大佐』好助演と『贖罪』「クマ」女で、この女優、由緒正しいかどうかはさて置きとりあえず二世女優といっていいがなかなか「面白い」女優に、これから目が離せなくなりそうです。なお、母役の女優の無残さは耐え難かった。私感ですよ。)  ただ、兄の帰郷(帰宅)という決定的な場面、自宅近くの細い路地(交差点)と自宅前の母との再会の場面は、なぜこのような撮り方をしたかわからなく(がゆえに考えてしまったのですが)、ある種のしろうとくさい突出した場面なのです。もしかしたらその長回しにわかりにくという意味での可能性があるのかもしれませんし、そういうところを伸ばしたらいいのかななどと思わないのではないのですが、現時点ではこの監督は手腕とか演出とかのひとではないなあといわざるをえません(いや、この「批判」が求めるべきところに視線をもっていっていないのはわかるのですが、一応の敬意を払いたいがゆえなのです)。  最初に戻りますが、物語を語りきり、伝え、諸氏も語られるとおり観客に考えさせるだけでも立派です。
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[007]贖罪
 ほとばしる女優の活劇ふーた2012-08-20
 【ネタバレ注意】
 大傑作『接吻』(万田監督)の記憶もいまだ生々しい小池栄子にまず一票。その陰惨というほかなく固まりきってしまった心を表現する表情と歩く姿と手紙の左手がやはりすばらし・・・
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 大傑作『接吻』(万田監督)の記憶もいまだ生々しい小池栄子にまず一票。その陰惨というほかなく固まりきってしまった心を表現する表情と歩く姿と手紙の左手がやはりすばらしいのですが、それ以上にあの足さばきと棒さばきの活劇は驚くべき出来栄えです。  そう思うやいなや思い出されるのは、くま安藤サクラが血の繋がらない義理の姪の助けに遅れながら応えて走るあの場面です。「どうしようどうしよう」とつぶやきながら、もうすでに姿の見えなくなった兄の黄色い車を追って家を飛び出し、住宅地を走る。この活劇も忘れられません。そしてその「感動」は彼女がごろンと寝る姿を反復する演出から醸し出されるのでしょう。  このように、女優たちの演技と監督の演出にひとつひとつコメントしたくなるような、はしたなく優劣をつけたくなるような女優の「映画」でした。もちろん群像劇ではなく、みなあまりにもいたいたしく孤立してるのですが。結局はつぐないなどありえずに。  ただ……途中、この人は同じ人物なのか、もしかして幽霊か、と小泉今日子さんには思ってしまいました。(なぜか「さん」と付けなくなるのです。)いや幽霊ならば、もっと一貫したものになるのかなあ。「死んでください」とかって。はてなが残るところなので、また機会があれば見て考えてみます。      
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[008]シルビアのいる街で
 人々ふーた2012-08-10
 
 恥ずかしながら、いま見るものの多くが、金井美恵子(DS)風にいえば、imitation of … ばかりの日々で、9月にスクリーンでこの作品を拝見する日を心待ちにしています。imita・・・
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 恥ずかしながら、いま見るものの多くが、金井美恵子(DS)風にいえば、imitation of … ばかりの日々で、9月にスクリーンでこの作品を拝見する日を心待ちにしています。imitationではありましたが、先日この作品の尋常でない充実に接することができ、嬉しく思っています。  …..と、なんだか書き始めたらいつのまにか監督に向けた手紙のようになってしまいましたが、ふと金井なんて名前を出すところがいやらしいですね。もっと告白的自滅をすれば、映画をめぐった活字を目で追う時間の方が長い、そんな日々を送っていますから、いまだにそうした活字の呪縛から逃れられない私には、この作品についてここで新たな言葉を付け加えることはできません。というより、やたらな言葉で傷つけてはならない映画です。(蓮實『映画時評2009‐2011』)  ただ、二日目のあのカフェの人々の光景は本当に忘れられず、そのなかの誰かがこれから主人公に関わり物語を始動させてもおかしくないほど(これは全然的確な表現という気がしないのですが、まぎれもない演出という意味で)充実していますし、三日目の風で嬲られる女性の髪もうわーでございます。あとはもう、路面電車、街路、ショーウインド(ガラス)とあげていけば、この映画の全てについて語らないといけなくなりますから、そんな暇があるならまた受像機に戻りたいと思います。
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[009]できごと
 衣装ふーた2012-08-10
 【ネタバレ注意】
 かの留学生のまとう衣装に騙されまい騙されまいと思いつつも、セパレートになった緑のドレスはやはり美しいし、あの事故で信じがたいことに破れもしないで教授に陵辱されもす・・・
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 かの留学生のまとう衣装に騙されまい騙されまいと思いつつも、セパレートになった緑のドレスはやはり美しいし、あの事故で信じがたいことに破れもしないで教授に陵辱されもする白いドレス、その暗闇に浮かぶ姿も魅力的でないと言ったら嘘になります。従って、彼女をめぐる男たちに同情しないでもないのですが、やはりこの空っぽな女は死んでしまえと言いたくもなる。なんとも陰惨なとつぶやいてしまうこの映画を危うい均衡で成り立たせてしまう「異化装置としての衣装」(蓮實)が際立つ作品のひとつかもしれません。
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[010]愛の残像
 幻影ふーた2012-08-09
 【ネタバレ注意】
 ローラ・スメットの演ずるキャロルの存在感はとてもすばらしく、美しいものでした。ですから、幻影なり残像なり鏡像とも呼ばれるものになってしまった彼女の姿は生きているも・・・
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 ローラ・スメットの演ずるキャロルの存在感はとてもすばらしく、美しいものでした。ですから、幻影なり残像なり鏡像とも呼ばれるものになってしまった彼女の姿は生きているものとしか思えず、青年のみる幻とは思えない。シュールリアリズムなどと納得してしまえばよろしいのでしょうか。ある種の不実を悲劇でもって贖う青年への反感に似たものからこのように感じているのかもしれませんが、また見返して考えてみたいと思います。
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[011]ヒア アフター
 シネマ失語症ふーた2012-08-05
 
 大事に大事に慈しんで、丁寧に丁寧にショットが積み重ねられた映画。そして何よりも何よりも優しい優しい映画。批評も分析も必要なし。私には「あー丁寧だ」「あー優しいな」・・・
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 大事に大事に慈しんで、丁寧に丁寧にショットが積み重ねられた映画。そして何よりも何よりも優しい優しい映画。批評も分析も必要なし。私には「あー丁寧だ」「あー優しいな」しか言葉が浮かびませんでした。
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[012]ヒッチコック劇場
 ちょっとしたデータ的貢献のつもりでふーた2012-08-04
 
 268話を数えるというヒッチコック劇場。「TVシリーズだからヒッチコック的でない」とか「ヒッチコックは監修で名前を貸しているだけだろ」という勝手な判断(偏見)のも・・・
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 268話を数えるというヒッチコック劇場。「TVシリーズだからヒッチコック的でない」とか「ヒッチコックは監修で名前を貸しているだけだろ」という勝手な判断(偏見)のもとに敬遠してきましたが、(かなり前に)ビデオ(ユニバーサルの傑作選)を観て猛烈な後悔に襲われました。  ビデオに封入された資料によると、ヒッチコック自身の演出(監督)は268編のうち17編です。今回はとりあえず2つ。 ■「女性専科第一課 中年夫婦のために (Mrs. Bixby and the Colonel\'s Coat) 」(1960)  よくわからない邦題のついたこの作品は、密かに不倫を重ねていたミセス・ビクシーが、相手の大佐から別れの品として贈られた高価な毛皮のコートをどのようにして夫にばれずに自分のものにしようとするかが見所です。ウィットに富んだオチも大変面白く、楽しめました。 ■「ペラム氏の事件 (The Case of Mr. Pelham)」(1955)  こちらは、自分とそくりの偽物に悩む主人公を描くの作品。ドッペルゲンガーに出会うといったこの作品の魅力は、いわばオカルトものなのか、精神分析的なものなのか、はなたまたミステリー(犯罪物)なのか、最後までわからないところにあると思います。
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[013]早春
 あの廊下でふーた2012-08-04
 
 いくつか無残な言葉が並べられていて残念でなりません。  このシークエンスだけでも….と思って書きます。 杉山(池部良)が「過ち」にいたるショットの連続についてです・・・
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 いくつか無残な言葉が並べられていて残念でなりません。  このシークエンスだけでも….と思って書きます。 杉山(池部良)が「過ち」にいたるショットの連続についてですが、まず会社の杉山のもとに電話がかかります。「あー君か」とその晩「金魚」と会うことを約束します。電話に出る前に、病に臥せっている同僚の見舞いに行くことを口にしていたにもかかわらず、彼は「いけなくなった」と嘘をつき決定的な選択をしてしまいます。さらに「家からかかってきたんだ」と、よくある理由付けとは言え、大きな一歩を踏み出してしまう。 恐ろしいのは、その後に続く二つのショットです。彼の横顔だけを数秒、ほんの少し長いかなといったショットで小津は見せる。電話と同僚とのやり取りを目撃して何がしかの心の動きを感じていた観客に、杉山の嘘をじっくりとその横顔に確かめさせるかのように、ほんの数秒、少し長いかなという呼吸くらいなのであるが、小津は見せます。これが怖い。私は<もう十分だ>と我慢できなる手前でした。 そして、次のショット。あのお馴染みの会社のT字になっている廊下です。そこでカメラが奥へと動くのです。正確には無人ではなく、直角に交わった奥の廊下を横切る女性社員がいるのですが、やたらと怖いショットなのです。もし誰も通らなかったら(完全に無人だったら)、あざとくなりかねない(わかりやすい暗示的なショット)になる一歩手前ですが、本当にゾッとするのです。 いまHuluでほとんどただ同然で見れますから、お誘いとして書いておきます。  なおさらに余談ですが、蓮實重彦ほか編『国際シンポジウム 小津安二郎 生誕100年「OZU 2003 」の記録』において、淡島千景(妻役)がうちわのことなど証言しています。あわせていかがでしょう。
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[014]血煙高田の馬場
 催涙的ふーた2012-08-03
 
(単なる感想文です。) 名高いクライマックス「十八人切り」への盛り上がりが、涙がぽろぽろ落ちるほどすばらしかったです。それは涙を誘うメローな場面というわけではないの・・・
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(単なる感想文です。) 名高いクライマックス「十八人切り」への盛り上がりが、涙がぽろぽろ落ちるほどすばらしかったです。それは涙を誘うメローな場面というわけではないのですが、阪妻演ずる、歌舞伎ものでたわけものの中山安兵衛が、老いた叔父――彼はいままさに逆恨みによる決闘に挑もうとしている――の残した手紙を読む場面から始まります。  朝帰りして酔っぱらっていた彼は、いつもの叔父からの説教を読まされるのをいやがって、手紙を読もうとしません。それでも叔父のただならぬ気配を察した長屋の住人たちに強いられてすこしづつ読み進めるうちに、危急の事態であることに気づいていきます。読み進める早さに加速度がつき、それがそのままかの有名な短いショットを積み重ねた高田馬場への「韋駄天走り」の場面につながります。決闘場に着き、叔父の死、十八人切りへと圧倒的なシーンの連続。そして、長屋の住人と見物の群衆とともに、映画を観る者の興奮も最高潮に達する。もうすごすぎて、幸せで、涙が出ました。  (上映フィルムは改題版「決闘高田の馬場」。京都文化博物館にて約10年に鑑賞)
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[015]ダークナイト ライジング
 興奮皆無ふーた2012-07-31
 【ネタバレ注意】
涼しい顔でやり過ごして無視すればいいのかもしれませんが、この映画を積極的にダメな映画だといいつのりたい「怒り」に似た気持ちを抱いてしまい、私はこの文章を書いています・・・
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涼しい顔でやり過ごして無視すればいいのかもしれませんが、この映画を積極的にダメな映画だといいつのりたい「怒り」に似た気持ちを抱いてしまい、私はこの文章を書いています。映画的な興奮がこの映画にあったでしょうか。どこに緊張感あふれる演出が。 まず、会話がことごとくダメでしょう。チャリティー舞踏会みたいな場面のベイルとアン・ハサウェイの踊りながらの会話なんかもううんざりしました。単調に交互にアップで撮すだけ。どんなに映画全体が長くなっても言いたいことを主要な役者に喋らせ続ける。シリーズのラストだから全部説明が必要なのですか。言葉で。演出の放棄以外の何ものでもない。シリーズのドラマにすればいいじゃない。 市民法廷みたいなものの場面だってなにか感じさせるものがありました? 同様に二度繰り返される氷渡りの刑にどきどきしました? ヒーローと悪役の近年稀に見るしょうもない肉弾戦(なぐりあい)もしかり。妙なたて穴のあいた監獄?(「闇」だの「地獄」だのって笑っちゃうよ)からの脱出場面の芸の無さかげんはどうですか? 銃を持たせずに肉体だけの完璧な強さを誇ったトム・ハーディのやれれ方はなんですか? 闇のヒロインの告白とともに涙しちゃったりしてぶち壊し。 メカ系のスペクタクルなりアクションも、最初の飛行機の場面の方があのへんなUFOマシーンの飛ぶ姿よりはいいし、バイクだって悪役のバイクの方がまだ見れる。これでも前二作は見たんですよ。だからこそ劇場に駆けつけた。退屈な3時間近くを過ごし、もう劇場に来なくていいよと言われているようで、呆然と車に乗りました。
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[016]棒の哀しみ
 不快の一歩手前ふーた (Mail)2012-07-26
 【ネタバレ注意】
先日横浜で見たばかりだったので、本作劇中(奥田瑛二が下っ端のチンピラを脅す場面)で、『恋人たちは濡れた』のラスト近くの場面が流されているのにハッとしました。名高い?・・・
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先日横浜で見たばかりだったので、本作劇中(奥田瑛二が下っ端のチンピラを脅す場面)で、『恋人たちは濡れた』のラスト近くの場面が流されているのにハッとしました。名高い?馬跳びと自転車・刺殺?の場面です。あからさまにいま私が引っ掛ているように、これは神代監督の観客への目配せなのか、自愛の産物なのか。少し楽しくなっただけで、あからさまに不快だからこんなこと書くのではありませんが、でもなにかひっかかるのです。なにか不快の一歩手前なのです。さてネットで見た本作、私は好きです。こんな映画いままで聞いたことも見たこともない、そう思わせるくらいペラペラと(独り言の含め)しゃべり続ける奥田瑛二演ずるヤクザ主人公は、なんていったらいいでしょう、これも同じ言葉を重ねますが不快の一歩手前で記憶に残る人物です。なぜこんなにしゃべり続けるのか、ラストでだまって演技させる(描く)ためかな。タバコに火をつけさせる。二人に。二度繰り返される傷を自ら縫う場面などかすむくらい、ここが素晴らしいと思いますが。
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