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 「みつあき」さんのコメント一覧 登録数(94件)rss
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[001]忍びの国
 忍者活劇みつあき2017-08-07
 【ネタバレ注意】
ぶっちゃけ、こういうのを「活劇」というのだなと思う。 メッセージ性なんて一切なくて、ジャンプ漫画さながらの現実味のない超展開が続くばかり。 時代劇の忍者モノが頭にあっ・・・
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ぶっちゃけ、こういうのを「活劇」というのだなと思う。 メッセージ性なんて一切なくて、ジャンプ漫画さながらの現実味のない超展開が続くばかり。 時代劇の忍者モノが頭にあっての鑑賞だと肩透かし確実。むしろ「ナルト」あたりのスーパーニンジャファン向けだと。 あくまで「大野智クンが主役」の「動きがスゲー」ってダケの作品なんだが…。 監督が余計な色気を出したので、萎え萎えの台無し展開に:苦笑。 当時の逞しい(悪く言えば、近視的で利己的な)民衆を、現代の若者にあてはめて現代風刺をしてるつもりだが、そもそも「そうならざるを得ない環境を作っちまった大人」がそれを騙るのは、非常に烏滸がましい。 おまけに劇中でも、そういう風潮をむしろ望んでいる政治体制とかがチラホラ散見されて酷く自己矛盾を孕んでいる。 本来、大物俳優を配して存在感のある演技を期待するべき役に小物を配した時点で、薄っぺらな作品になるのは仕方ない。 ならば、開き直って「活劇(というか活動写真?)」に徹するべきなのに、こういう余計な色気を出すセンスはとても残念。 で、そのワリを喰ったのが「鈴木亮平と石原さとみ」 個人的には鈴木亮平はその役者バカっぷりが、大好きな役者であるのだが、今作はその演技がダダ滑り。 作品に重みを持たせようとしての配役だろうし、鈴木はその要求に見事に応えているのだが、元々の作品が紙のように薄っぺらいから鈴木が抑えようとしても、ちょいと風が吹くだけでフワフワと浮かび上がってしまうし、彼の重みでビリっと破れてしまう:苦笑 おまけに、石原さとみは前半「戦国という現状を弁えず、己の正義感ばかりを主張するメンヘラ女」だったのに、後半でいきなり命を張る。 この辺りも、所詮は「現状を理解出来ないで理想論ばかりを吐く馬鹿女の暴走」とバッサリ切ってしまえば良いのだが、彼女の演技がなかなか良かったダケに、あまりにも報われないで哀れ。 で、監督の中村義洋を調べてみた…。 なんだ『ほんとにあった! 呪いのビデオ』位しか評価されてない(しかも、その作品も個人的には評価できない)三流監督じゃん。 なんか『殿、利息でござる!』あたりで勘違いしちゃったのかなぁ? 自分が監督になった理由とか、期待されているミッションを全然理解できてないね。>次はこの監督の作品は回避決定。
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[002]22年目の告白-私が殺人犯です-
 1.5…。みつあき2017-08-07
 【ネタバレ注意】
こんなにヒントあったのに気付かないなんて残念〜」って浅はかな気持ちの現れにしか見えなくなってしまう。 ああ、とは言え藤原竜也クンに責任はない。彼はいつものように怪演・・・
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こんなにヒントあったのに気付かないなんて残念〜」って浅はかな気持ちの現れにしか見えなくなってしまう。 ああ、とは言え藤原竜也クンに責任はない。彼はいつものように怪演が光っており「如何にも犯人っぽく」見事。 あくまでも作家の自分の謎の仕掛けに酔った、ヒント連発の展開がダメなだけだ。 しかも、全員を集めての謎解きが肩透かし。 ここで一気に犯人まで辿り着かせるのが正解なのに、解明されたのは曾根崎雅人が犯人では無いという事実と、彼の正体だけ。 (そんな事実を追認するだけの話にこんな山場を用意したのは無駄でしかない)真犯人についてはヒントのみで終了という残念さ。 恐らく、観客の裏をかく目的なんだろうけど、ならばその後に一番大きなクライマックスを用意すべきなんだが、尺の関係上用意できず。 しょっぼい山場で(これが1.5の意味)作家は藤原竜也vs犯人の直接対決のつもりなんだろうが、寂しい構図。 これじゃあ刑事役であり、藤原竜也と共謀した伊藤英明が真犯人に一歩届かなかった間抜けにしか見えない。 ちゃんと作家が自分の仕掛けた謎に酔わずに「もうちょっと『ひょっとして本当に藤原竜也が犯人?』と惑わせる迷彩に尺を使い」全員集合の場をクライマックスに持ってきたのであれば、マシな作品になったと思うとひたすら残念。 【補足】 Cパート(クレジット後の映像)で犯人である仙堂俊雄役の仲村トオル(ああ、書いちゃった:笑)が刺されるシーンは本当に蛇足で意味不明。 折角、作品当初で藤原竜也クンが演じた「犯罪者なのに法の壁で裁き切れない不条理」とか存在の怪しさをクレジット前の犯人の暴露本出版というポスターで仲村トオルが引き継いだのに、アレで死亡じゃあ台無し…と思ったが、なるほど元は韓国産なのね。>納得。 あっちは、大財閥の連中の汚職とかが甚だしいので「より勧善懲悪を望まれる市場」なんで仕方ないかな?と。 ただ、日本向けにローカライズするならば、Cパートはカットすべきだったと思う。 (余計な改変はする癖に、こういう事は出来ない日本のマーケティング戦略の間抜けさの表れか?)
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[003]花戦さ
 必見!野村萬斎の無双みつあき2017-07-04
 【ネタバレ注意】
相手側の急な用事で待ち合わせの時間が空いたので、丁度開演したばかりの本作を鑑賞。 で、驚いた。 タイトルのように野村萬斎の演技が素晴らしく、周囲の演者を蹂躙しまくっ・・・
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相手側の急な用事で待ち合わせの時間が空いたので、丁度開演したばかりの本作を鑑賞。 で、驚いた。 タイトルのように野村萬斎の演技が素晴らしく、周囲の演者を蹂躙しまくっていた:笑 非常に申し訳ないが、その他の大半の役者は「○○さん?居たっけ?」って程度の存在感 まぁ、れん役:森川葵と吉右衛門役:高橋克実さんがなんとか多少の存在感を残しただけ。 (森川葵は脚本のおかげが大分ある気が:苦笑…その点、高橋克実さん流石) 【以下、ネタばれ?】 正直、伝統を引継いだ名家の生まれの連中は嫌いなんだが、彼は「のぼうの城」でも好演。 そこそこは演る俳優とのイメージだったが、今回の作で完全に評価が変わった。 それ位に、鮮烈で暴力的ですらある。 共演者を全てエキストラか書割りのレベルに貶めてしまう、まるで独演会のような演技。 顔のアップでの彼の複雑怪奇な筋肉の使い方ひとつで、以下のような主人公の内面を完全に表現している。 ちなみに、お話としては華道、茶道、日本画…という日本の伝統芸能における天才たちが豊臣政権下で互いに触れ合い、刺激を受けつつも三者三様の生き様をみせるだけのお話。 だけど(繰り返すが)主人公の野村萬斎が凄い。本当に凄い。 人々が皆笑ってくれるだけで満足。自分の生けた花を見て喜んでくれたり、驚いてくれるだけで満足…という華道馬鹿。 そんな主人公が、池坊なんて名を成り行きで襲名してしまったばかりに苦しむが、利休の茶により誰にも言えなかった苦しみを吐露し、華を生けると皆楽しそうになるから嬉しい。 という原点を再発見する中盤。 老害となり、横暴極まりない豊臣秀吉の行いに怒りながらも、死を以て意見しようとした利休の意を汲んで、死を覚悟しながらも秀吉の前に立ち、許しを与える姿は主人公が好人物であるという印象が強く残って、鑑賞後の後味も爽やか。 ちなみに、Cパートがあるので立ち去らないように。 まぁ、よく観ていれば想像がつく展開なのだが、不条理を感じていた方には良い展開だと。
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[004]SING/シング
 ミーシャの歌声みつあき2017-05-03
 
事前情報で、吹き替え版の前評判が高かったので、そちらで鑑賞。 正直、同日に観た『ラ・ラ・ランド』に対して見劣りがした。 機械仕掛けの3Dアニメでの演技やカメラワーク・・・
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事前情報で、吹き替え版の前評判が高かったので、そちらで鑑賞。 正直、同日に観た『ラ・ラ・ランド』に対して見劣りがした。 機械仕掛けの3Dアニメでの演技やカメラワークじゃあ、人の演じる迫力には叶わない。 そう実感させられた内容だった。 実感としては「3Dによる人形劇」…『ラ・ラ・ランド』のダンスがどれだけの練習量に 支えられた結果であるか?を考えると、とっても安っぽい魂のない人形劇。 唯一、魂が入ったと感じたのは > ミーシャの歌声 彼女の歌声が無かったら、三文アニメ映画を観ているのに等しいと思われた。 個人的には、けっこう歌声の良い声優/歌手(坂本真綾、水樹奈々など)を用意していたのに この作品での存在感が全くなかったのが非常に残念。
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[005]夜は短し歩けよ乙女
 岩波文庫みつあき2017-05-03
 
個人的にこの映画をひとつの単語で言い表すと%タイトル%となる。 内容は戯曲的で、絵は記号的。 だが、それがイイ…。最近のアニメの絵は高詳細化、細密化が進みすぎている・・・
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個人的にこの映画をひとつの単語で言い表すと%タイトル%となる。 内容は戯曲的で、絵は記号的。 だが、それがイイ…。最近のアニメの絵は高詳細化、細密化が進みすぎているのだが そもそもが「テレビ漫画」なんだから、別に記号で充分じゃん > 何故みんな細かい絵を要求するのだ?と。感じさせてくれる。 むしろ、絵が記号的なお陰で「声の演技が良く判った」 宣伝では主演の黒髪の乙女役:花澤香菜さんばかりがクローズアップされていたが、 個人的には、脇の羽貫涼子役の甲斐田裕子さんや須田紀子役の新妻聖子さんの演技に 注目がいった。 ただ、私は「漂う昭和臭」(もしくは浅草臭)が好きになれないので、映画全体の評価 はあまり高くない。 ちなみに、同じ作家の「四畳半神話大系」との繋がりを感じさせる『ニセ電気ブラン』 であるが、そんなに美味しい酒ではなく「ブランデーを既存の生薬で再現した、養命 酒にも似た、安くて酔い易いお酒」なので、お酒に弱い方は悪酔いに充分なご注意を。
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[006]無限の住人
 キムタクの映画みつあき2017-05-03
 
個人的には非常に満足。ただ、万人にお勧めするかは『あなたのキムタクへの印象に依る』と。 少なくとも私としては、三池監督は原作に対するをリスペクトがあると感じ、好感触・・・
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個人的には非常に満足。ただ、万人にお勧めするかは『あなたのキムタクへの印象に依る』と。 少なくとも私としては、三池監督は原作に対するをリスペクトがあると感じ、好感触。 映像も観やすく、殺陣も現時点では最高に近い出来で、時代劇の役者が減っている現在では貴重。 (ただ、個人的には「魅せる殺陣」であって「人を殺す殺陣」でない点が少々、残念) ヒロイン町役の杉咲花の衣装が清潔&鮮やかすぎて、リアル感が薄い点は気になるが仕方ない処。 で、肝心の主役のキムタク…。演技は梨園の誰かの方がきっと上手に演るだろうが、個人的には キムタクならではの存在感が光る。 目線が彼の演技を追ってしまう時点で、主役は彼しかいないと私は思った。 アイドルだった彼も…とても存在感のある良い役者になったなぁと、実感した作品。
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[007]ラ・ラ・ランド
 鹿鳴館、江戸川乱歩…。みつあき2017-04-23
 
珍しく正直…今回は弱気で、ちょっと迷っている。> 理由は、意外に否定的な意見が多い事。 しかも、否定的な人物が…。 (1)金を払ったんだから、面白い作品でないと困る…と願・・・
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珍しく正直…今回は弱気で、ちょっと迷っている。> 理由は、意外に否定的な意見が多い事。 しかも、否定的な人物が…。 (1)金を払ったんだから、面白い作品でないと困る…と願望的な気持ちから評価を歪めている安っぽい輩でも (2)自分の意見・思想を主張したいだけで、作品を碌に観る事もできないような救えないような屑でもなく 他作品では結構、まともな評価を過去に下しているのが理由なんだが…ま、自分の心と作品に嘘はつけんのでやはり言おう。 これを褒めない連中は、ミュージカルを観る資格なし ちなみに私も最初は否定的に観ていた。 どうせ「アカデミー賞なんざ死にかけの老人が決めた、終わったセンスで選んだ作品」なんで、評価に値しない。 と思っていた訳だが、ごく稀に死にかけの老人でもまともな評価を下す事もあるのが困ったもので…。:苦笑 まさに、この作品がソレ。 センスのある若造に有り余らんばかりの金を与えてしまうと…こういう困った結果になる:笑 自分のセンスを「これでもか?」と押し出してくるし、気力・体力有り余る若造だから細かい画にも妥協がない。 金もあるから、無茶な事も押し通しやがる…そら止められんわな。 お気入りの風景の繋いできやがるし、ちょっとでも気に入らん部分は大道具を使って修正してやがるし…。 ほんと隅っこまでねちっこく仕事をしてやがる:笑 まぁ、マイケルジャクソンの「スリラー」をそのまんまミュージカル映画に落とした感じだと言えば、判ってもらえるだろうか? 傾向としては、全編歌い踊るようなガッツリ系でなく、要所要所に抑えたライトなミュージカル。 シナリオは結構簡単に観客に伝わってくる…ので、簡単な構成と勘違いするが、それは小道具とかに気を使っているから。 ヒロインの車がプリウスってだけで、どれだけの情報量が込められているのか?、部屋の小物や壁紙に家族の関係などの情報量が 埋め込まれているのか?、それを無意識に受け取っているにも関わらず言語化出来ないなら、節穴と呼ばれても仕方ないのでは? ちなみにエマストーンの体形は絶妙…あれより痩せてたら満足に唄えないし、太ってたら見栄えが悪くて仕方ない。 あと、顔は…確かに目がでかくて(最近のディズニー3Dアニメみたく)表情がつけやすい…ってのもあるが、それより 若い頃の『ジェリー・ライアン』にソックリ♡ 最初、私は50歳になった彼女が若作りして出演したのか?と思った:笑 きっと、監督が若い頃は彼女の「ヴォイジャーのセブン・オブ・ナイン役」でハァハァしたんだろうなぁと。 まぁ、そんな感じで監督の気が済むまでやらかした作品な訳です。 【で、考察】 正直、日本人はミュージカルに対する許容度が低いなぁ…としみじみ思う訳で。 なんで、こんなにミュージカルとの親和性が低いんだろう? 欧米だとミュージカルって本当生活の一部みたいな存在なんだが。 で、私が思いついたのがタイトルの『鹿鳴館とか江戸川乱歩』 日本人って、他国の文化を吸収する際に「特徴的な部分を抽出してしまう癖」があるっぽい。 江戸川乱歩は推理小説を日本に「こういうものだ」と紹介した人物だけど、彼のせいで間違った推理小説の文化が伝わった。 当時の推理小説って、みんな少年のグループが調査部隊として随伴してる…江戸川乱歩の二十面相のまるパクリだらけ…という。 同じように日本ではミュージカルは劇団四季のアレが基本になっていて、それ以外はNGみたいな風潮がありそうだ。 別に劇団四季のアレを否定するつもりは無いけど、アレ以外にもミュージカルは沢山あって非常に裾野の広いジャンルなのだと。 それなのにアレを期待して観てれば…。そりゃあ期待外れにもなろうな:苦笑 欧米人にとってミュージカルって、もっと普通で生活に密着した代物なんだと考えれば、受け入れられるんじゃないかな?と。
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[008]ハードコア
 実験的作品…の域を出ていないみつあき2017-04-13
 【ネタバレ注意】
正に%タイトル%どおり…発想としては面白そうなんだけど、映画として観た場合はイマイチかな? 事前の情報どおりFPSゲームを強く意識した作品で、撮影は主人公の頭部に取り付・・・
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正に%タイトル%どおり…発想としては面白そうなんだけど、映画として観た場合はイマイチかな? 事前の情報どおりFPSゲームを強く意識した作品で、撮影は主人公の頭部に取り付けたカメラにて実施しているのであるが、個人的にはもうちょっと一体感が欲しかった。 ただ、人によっては「酔う」可能性があるのでココは止むなしか? それでもFPSゲームの映像そのまま過ぎて全体的に大味になってしまっているのが残念で、(ゲーム攻略映像を観させられているような「手持ち無沙汰」感が半端ないので)もうひと工夫が欲しかった。 主人公はひたすら無口(これは後で、ネタばらしがあるが…)で、淡々と戦闘シーンが続くだけ。 最近はFPSゲームでも、小ミッションクリア毎に短いドラマが挿入されているケースが多いのだから、もうちょっと工夫が出来るんじゃないだろうか? 正直、冒頭とラストのシーンが無ければ、本当にゲーム攻略映像を観ているのと変わらない感じだった。 【以下、ネタばれ】 唐突な冒頭のシーンからのバトルシーンへの転換で主人公の「なにがなんだか判らないままに巻き込まれ…」という感じは良く出ているんだけど、以降に主人公の人間性の描写がないために主人公との一体感が足らない。 上記でも書いたがゲームでは自分で狙って、撃つ…というアクションがあるので一体感があるのだが、それが無いため全体的に大味になってしまっている。 あと、ラストのどんでん返しは序盤早々にバレちゃっているので意外性は感じないし、ラスボス自体が「超能力者」というのが何だかなぁ?と。 おまけにラス前の中ボスにあたる敵側のサイボーグ兵士の扱いが雑。 ゾンビ程度の脅威でしかなく、物量に頼った雑魚でしかないのが非常に残念…個人的には主人公と同等以上の兵士(しかも主人公と過去に因縁のある)が敵として一対一で戦うシーンの方が良かった。 (ここら辺はハリウッド理論では定番である事から、ロシア側の主張なんだろうが…) 結局のところ、正直良くも悪くもロシア色が強い感じがする。 敵をブチ殺すシーンの残虐感や、イマイチ垢抜けない街の風景、普通に転がっている悪徳警官…このあたりはロシアの良い点なんだけど、キャラの扱いが雑(ラスボスがエイカンで、ヒロインがエステル…って、語感には気をつけるべきでしょうが?)ドラマ性が足らなくて全体的に説明不足のためエンターティメント性が低いのが悪い点。
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[009]ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜
 うん、男の子みつあき2017-04-01
 
個人的な視聴後の感触は『心が叫びたがってるんだ。』と同じで、すっきり爽やか…だけど、プラスαがあって満足感は高かった。 ただ、内容は正反対…前述の作が女性らしい精密でリ・・・
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個人的な視聴後の感触は『心が叫びたがってるんだ。』と同じで、すっきり爽やか…だけど、プラスαがあって満足感は高かった。 ただ、内容は正反対…前述の作が女性らしい精密でリアルな脚本だったのに対し、本作は雄大で破天荒な脚本でまさにタイトル。 この作品って観てて、なんか理系が文系に概念を説明する…みたいな話だなぁと感じた。 で、多分この感じって恐らく正解…理解できない人に概念を説明する時に物語風に仕立てるのは良くある事。 そこに、機械系に情報機器(=IT)系を説明するテイストを盛り込み、ソフトを魔法と置き換えた御伽の世界。 そこに現世を混ぜたら面白そう…こんな感じで出来上がった作品だろうと思う。 なので、基本的にはオタ臭が漂う男の子向けの映画であって、母親と子供で観るような映画ではないはず…なのだが、 映画館の前で、子供達が「面白かった!」と喜んでいたのが印象的だった。 【追記】 そうそう、この作品って『国内専用だよね?』>海外じゃあ意味不明だから:笑 (キャンパスクイーンだった彼女をいきなり殺しちゃうんだもの…忌野清志郎も罪作りだ(^_^A;)
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[010]パッセンジャー
 ヒロインの心情が…。みつあき2017-03-29
 【ネタバレ注意】
SFを宣伝の売りにしてないのでSFの考証が甘くても仕方ないけれど、別にSF仕立てにする必要のない内容だった。 【以下、ネタばれ】 要は、ロビンソン・クルーソーの漂流・・・
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SFを宣伝の売りにしてないのでSFの考証が甘くても仕方ないけれど、別にSF仕立てにする必要のない内容だった。 【以下、ネタばれ】 要は、ロビンソン・クルーソーの漂流記の舞台を宇宙船という閉鎖空間に持ち込んだという。 偶発事故でコールドスリープから叩き起こされた主人公が孤独に耐え切れず、金持ちの美人女を道連れにするという話。 主人公が叩き起こされた理由が物語の謎に関わってきたり、彼らの行動が宇宙船の不調の原因に関わってくるのであれば もうちょっと評価は出来たのだけど、何も知らないで道連れにされた美人女と主人公が宜しくやってるシーンが展開され その後に美人女は真実を知って、主人公を拒絶する展開に…。 信頼してた相手が、実は最低の男だと知った途端に、閉鎖空間に変質者と閉じ込められた状態に変わるのは…。 クリエイターとして(私自身)「やってみたい事」だけど「やってはあかん事」なんじゃないだろうか? で、宇宙船が故障するという異常な状態で生存のために協力せざるを得なくなり、彼らだけでは解決できないトラブルの 対策としてご都合主義的に「CSIのラングストン教授」なガスがコールドスリープから目覚め…器機の不調により身体 に支障を抱えてさっさと死亡退場する…という具合。 おまけになんかヒロインはストックホルム症候群に罹患して、主人公との愛を選ぶっぽいのがなんだかなぁとしか思えず。 【疑問点】 ラストのシーンで彼ら二人は、再コールドスリープの手段を手に入れながらも共に生きた事が示唆される…のであるが。 (1)なぜに子孫がいないのか意味不明(セックスレス夫婦?…そんな馬鹿な!) (2)設定を照査すると、再コールドスリープ出来るのは一人だけ…という発言は正しくない。 ・再コールドスリープ出来る装置は医療室の機器一基のみ ・コールドスリープカプセルは再コールドスリープ状態に陥った人物の状態保持には使える。 ならば、医療室の機器で再コールドスリープ状態にし、カプセルに移動させれば2人ともコールドスリープが可能。 カプセルは主人公が故意に破壊したオーロラ嬢のものは修理不可能かも知れないが、主人公のとガスの二基が修理可能。 医療室の機器で再コールドスリープ状態にする操作は、権限だけさえあればアンドロイドに指示して処理が可能。 と別に何も不都合がない…と思う。 このあたりの考証の甘さとかを考慮すると…むしろラストは二人は再コールドスリープに成功、あの数年は良き思い出と して到着した惑星でそれぞれ別々の人生を過ごす…というラストがパッセンジャーというタイトルに相応しい気がする。 パッセンジャー=乗客…お客さんの意味を広げて部外者…また、行きずりの人が「passers‐by」だから造語で引っかけられる。 【追記】 本映画について友人と話していて気付いた…。 この映画って『製作者側の理屈で製作されているけど、観客側の理屈はあまり考慮していない』と。 そういう部分が、個人的に嫌な印象になったんだと思う。
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[011]菅野よう子
 音楽の神に愛されし悪魔みつあき2017-03-21
 
…だと、私はしみじみと思う。 恐らく、彼女は現時点で一番音楽の神(という存在がいるのであれば)一番愛されている存在だろう。 彼女には音楽(ことば)の壁は存在しない。 ロッ・・・
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…だと、私はしみじみと思う。 恐らく、彼女は現時点で一番音楽の神(という存在がいるのであれば)一番愛されている存在だろう。 彼女には音楽(ことば)の壁は存在しない。 ロックだろうがブルースだろうが、ちょいと聞きかじっただけで再現してみせる。 しかもその曲が完全なオリジナルであり、文句の付けようのない秀逸な曲であると言えば 彼女の凄まじさが判るであろう。 彼女の纏う雰囲気でもその非凡さは理解できる。 その雰囲気は一時期の小室哲哉のソレであり、しかも彼のように「何時か壊れそうな…彼の内から 湧き出す音楽に破裂してしまいそうな危うさがない」 とここまで、ベタ褒めをした訳だが これからは彼女の魔性について語ろう。 彼女と仕事をした作曲家や編曲者は、壊されてしまう。 それは自分の才能に自信を持てなくなってしまうからだ…才能という指針を失った彼らは哀れだ。 ここまでは自業自得とか才能の無いのが悪い…という意見もあるであろうが、 これから伸びるであろう若い才能すら道を見失ってしまい、育たなくなってしまうのは大問題。 要は、彼女の歩んだ後ろは「焼け野原」…次世代を担う人材がひとりも残らないのだ。 おまけに彼女の悪影響は歌い手にまで及んでしまう。 才能のない人物が消えるのは致し方ないが、彼女はそんな存在すら衆目を集める歌い手にしてしまう。 (とは言え、一発で燃え尽きてしまう訳だが) より不幸なのは、そこそこの才能を持った歌い手であろう。 うまくすれば、そこそこの歌い手として一生を過ごす事が出来る筈だったのに、彼女に出会って しまったばっかりに「手を加えられ、才能の限界を引き出されてしまう」 その時の彼女は本当に愉しそうである >まるで新しい玩具を与えられた子供のように。 潜在能力を引出され、素晴らしい歌い手となる事は確かに良いことだが、残念ながら彼女は飽きる。 才能の底が見えた時点でポイっと「こんなもん要らない」って感じに放り出す。 すると、捨てられた歌い手は「夢をもう一度」と彼女と登った頂を目指してしまう。 しかし、そこには手入れをしてくれていた彼女はいない。 だから喉を壊したり、頂に届かない事に絶望をし、引退をしてしまう。 彼女は、まるで宝石箱に入れたダイヤモンドのような存在だと思う。 一緒に入った価値ある宝石…ルビー、パール、サファイヤを傷だらけの無価値なものに変えてしまう。 彼女に『活きの良い子を紹介してよ』と言われると、私は『さっさと生贄を差出せ』としか聞こん」と 酒の席で嘆いていた某氏を思い出して已まないのだ。
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[012]ぼくらの
 一人で創ったゆえの純粋さみつあき2017-03-16
 
まず最初に言うが、この原作者はクズだと思う。 死という存在から遠いはずの、子供たちに「他人の命を背負わせて殺し合いをさせてみよう」 普通の常識があるならば、まずは思・・・
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まず最初に言うが、この原作者はクズだと思う。 死という存在から遠いはずの、子供たちに「他人の命を背負わせて殺し合いをさせてみよう」 普通の常識があるならば、まずは思っても自重するものだ。 それをやってしまう時点でクズ確定だと言われても弁護ができないと思うのだ。 ただ、出来上がった作品は評価されるべきであると思う。 これは、犯罪者や性格異常者が創った芸術が評価されるのと同類…ひたすら人の道から外れて いるからこその純粋さにより到達できる境地だと思う。 さて、最近のアニメを観ていると妙に「ネタが被っている」と感じた事は無いだろうか?! 私はその傾向を強く感じている。 その理由は各制作会社が同じような集団にリサーチした結果から題材を選んでるという弊害も あるだろうが、そうでなくともクリエイターが社会動静などの「空気」を読み、同時多発的に 同じインスピレーションを得てしまう可能性も捨てきれない。 何が言いたいかと言うと。 この作品にも類似する存在があるのだ…それは『蒼穹のファフナー』である。 クセが強く「観る人を選ぶ」本作品に対し、上記の作品は「万人に受ける事に成功している」 という面から判断すると優勢と評価されるだろうが、視点を変えてみて「テーマ性」を主眼に 考えると、途端に評価はひっくり返る。 『ファフナー』は、当初の設定書の至る箇所に「自爆」との単語が散りばめられているが、 それを映像化しようとして失敗している >なんかぼんやりしてしまっているのだ。 例を挙げよう…それは「羽佐間 翔子」の爆死のシーンだ。 なんか彼女が爆死した理由が弱いのだ。本来ならもっとケレン味たっぷりに、彼女の気持ち… というか怨念、情念にも似た感情を表現しきれていない。 当回のみで、それまでの準備=前フリが全然足りていない。 本来なら、初回から延々と前フリ=伏線を仕込んでおいてこそ、当該回のあのシーンが活きる のに、それが全然出来てないのだ。 これが集団作業の弊害、監督の表現したい意思が末端まで行きわたってないって事なのだろう。
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[013]劇場版 ソードアート・オンライン ―オーディナル・スケール―
 劇場版インデックスには及ばない?!みつあき2017-03-16
 【ネタバレ注意】
インデックスと同じく、電撃文庫のアニメ化をした作品の「打ち上げ」的な位置の映像である。 特別ゲストには「神田沙也加」を初めとして、結構豪華な面々を迎えていているんだ・・・
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インデックスと同じく、電撃文庫のアニメ化をした作品の「打ち上げ」的な位置の映像である。 特別ゲストには「神田沙也加」を初めとして、結構豪華な面々を迎えていているんだけど…。 内容は「二番煎じ」の匂いを消しきれず…残念。 【以下、ネタばれ】 新しい基軸として元の作品のVRに対して、ARという要素を前に出しており、VRとの対比を ベースにあれこれ行いつつ、新しい世界観を構築しようと試みているのであるが…。 所詮は、VRで語っていた事の裏返し…というか焼き直しでしかない話が広げられているだけに 終始してしまっている。 これなら、ハリウッド版を待ったほうが良かったような気がしてならない。 本作は、日本国内よりも(何が受けたのか?私には判らないが)ハリウッド側では異常な熱気を以 って迎えられている >その熱気の凄さと、日本人にはない新しい視点に期待しよう。 ぶっちゃけ、謎は簡単すぎて半分を過ぎた時点で全部バレてしまうレベル。 これは要所要所に散らされている量子力学的単語を理解出来ない方々でも戸惑わないような配慮 かも知れないが…個人的には興醒め。 もうちょっと、原作者が番宣で語ってたような「新しい何か?」を表現できていれば良かったが とても残念。 【余談】 う”〜ん、子飼いの「三澤紗千香じゃあダメ」ですか? >彼女は結構頑張っていたと思うが? あと、ヒロインのアスナの「モルモットっぷり」があまりと言えばあまり…。 アニメ本編でも「生きているダッチワイフ」にされそうになるし、今回も「記憶を焼切られそう」 なんて…原作者のロクデナシ感がバレちゃってる??
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[014]恋妻家宮本
 ファミレスと教師と妻と料理みつあき2017-03-14
 
この作品を別のタイトルで置き換えると、こうなるだろうか?? 阿部寛のゆる〜い演技で綴られる、とってものんびりとした家族ドラマ。 その根底に流れるのは、山田洋次監督の『・・・
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この作品を別のタイトルで置き換えると、こうなるだろうか?? 阿部寛のゆる〜い演技で綴られる、とってものんびりとした家族ドラマ。 その根底に流れるのは、山田洋次監督の『家族はつらいよ』あたりか?? ただ、個人的に受け付けない山田洋次氏の強烈な浪花節がスポイルされており 非常に観やすく好感触。 言い換えると山田洋次氏の昭和臭を昭和の時代に捨て、平成にマッチした出来。 ただ、物語のキーのひとつになるファミレスがデニーズというのが気になる。 商品の価格はロイヤルホストに準じる、店員の教育はガスト並み…。 食材は当該グループのコンビニであるセブンイレブンの総菜コーナの商品を 温めただけ…という、なんともはやアレな店というのが、私のこの店への評価。 映画に協力してイメージアップを狙ったんだろうが? そういう事をする前に やる事があるだろう?と。>タイアップ相手は慎重に。
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[015]終末のイゼッタ
 吉野節によるみつあき2017-03-08
 
クロノクル・セイド…。 基本設定とか全然違うんだけど、最終的な落とし処が同じなので、そういう印象が強い。
  
 
[016]ACCA13区監察課
 う〜ん??みつあき2017-03-08
 
原作厨じゃあないんだけど、この作品の場合は原作を読むと意見が変わると思うんだ。 監督の夏目真悟さんは、せいぜい前作の「ワンパンマン」くらいまでしか評価出来ない…と思う・・・
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原作厨じゃあないんだけど、この作品の場合は原作を読むと意見が変わると思うんだ。 監督の夏目真悟さんは、せいぜい前作の「ワンパンマン」くらいまでしか評価出来ない…と思う。 作品の根幹はオノ・ナツメの圧倒的なセンス…原作デッサンガタガタだし、世界観も大雑把で雑。 だけど、押さえる部分はキチンと押さえている…なにせ、舞台がDOWA=童話国ですぜw。 話の納め方も、少女漫画的なご都合主義で小さな世界でひとつに纏まっているんだけど…。 ひたすら「お洒落」な雰囲気が『リストランテ・パラディーゾ』とも通じて、突き抜けている。 なんとなく作者から匂いたつような感じが凄い。 (某御大のようにセント・アンドリューズを舞台にしても荒川の河川敷にしか見えないのと対照的)
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[017]アナと雪の女王
 必見ですな。みつあき2017-03-07
 【ネタバレ注意】
地上波の録画で鑑賞。ディズニーの金満映像をわざわざ並んでまで観る事はナイ…とスルーしてた訳だが後悔した。 ちょっと時間が空いた故、途中の切の良い処まで録画を消化しよう・・・
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地上波の録画で鑑賞。ディズニーの金満映像をわざわざ並んでまで観る事はナイ…とスルーしてた訳だが後悔した。 ちょっと時間が空いた故、途中の切の良い処まで録画を消化しようと観始めたのだが…最後まで観切ってしまった。 シンプルで殆ど頭を使わない(子供でも理解できる)脚本に「此処でこんな見せ場が欲しい」という感性にピッタリ の映像を入れ込んできている…相変わらず画面の端まで隙ない映像だけど『ベイマックス』の時のように、それが 無駄になってないのが高評価。 しかし、ミュージカルと3Dアニメって相性が良いんだねぇ…と実感。 『押井守』を批判した時のごとく、アニメってのは「自分の頭の中にある通りのものだけしか出来ない」訳だけど、 ちゃんと製作者の頭の中に完成図がキチンと存在している時には、そういう利点が最大限に生きる。 役者によるプラスアルファを期待できないけれど、役者の質の悪さで劣化する恐れもないし、声質と体形の差異に 悩まされる事もない。(オペラ歌手とか見ると明白だけど、声の高い人はウエストが「太い」訳で) ちなみに声といえば、日本語吹き替えの神田沙也加の好演も光った。 個人的には二世役者というのは「あまり好みではないのであるが」少なくとも今回の彼女の演技に対しては否定す る要素はなかった。 【以下、ネタばれ?】 ただ、少々脚本は「お子様向け過ぎ」の気がした。 童話っぽく教訓が入っているのはOKだが、感性があまりにも庶民。 結局、敵役となった王子であるが…「あれは、王族としての考えとしては正解。むしろエルサにまともな為政者の 教育をしてなかった両親の方が大問題」 道化役のオラフ(声:ピエール瀧)の演技も軽妙で良かっただけに、道化特有の「言葉の毒」が欠けている時点で、 欧州の童話を換骨奪胎し、ハリウッド流の頭の中が空っぽのハッピーエンドにしてしまったのは残念。 そいうや、本地上波放送では「あざとい視聴率稼ぎ」が叩かれているそうだが、まぁ本作品の価値には無関係で、 イイんじゃない?(所詮、あの放送局のいつもの下衆ぃ手じゃん:失笑)。 パイロット版と考えれば十分。 私ゃ面白かったので、即刻円盤を注文…これからじっくりと何度も鑑賞しますわ。
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[018]映画 「聲の形」
 ひたすらに「あざとい」みつあき2017-03-04
 【ネタバレ注意】
(既に12時を過ぎたので)昨日、日本アカデミー賞のアニメ部門の発表があった。 個人的な予想は…。 本命:「君の名は。」 対抗:「この世界の片隅に」 そして、大穴として本作を・・・
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(既に12時を過ぎたので)昨日、日本アカデミー賞のアニメ部門の発表があった。 個人的な予想は…。 本命:「君の名は。」 対抗:「この世界の片隅に」 そして、大穴として本作を想定していた訳だが、結果はご存知のとおり…。 「この世界の片隅に」が受賞をした。 本命が落ちたのは残念だが「どうせ、発言力の大きい審査員は『年寄り』なんだから仕方ない」と諦めのつく結果だった。 それよりも私にとっては、本作が「落ちた」事の方が重要だった >本当に良かった。 【以下、ネタばれ?】 タイトルにもあるように、本作はひたすら「あざとい」。 これまで何も考えず、楽しく過ごしてきた主人公がある切っ掛けで転び、今まで気にもしなかった聾唖の少女と心を重ねる。 そこには、これまで無神経に少女を「路傍の石」のごとく傷付けていた主人公の悔恨や、少女の懊悩が語られる。 話のまとまりも良いし、「そつ」がないし、テーマ的にも社会問題に踏み込んでおり私好みだ。 しかし、私は「はぃ、はぃ、お上手、おじょ〜うず」と言って、さっさと中断させたくなる。 絵は流石、京都アニメーション…文句の付けようのない品質。 声の演技も主人公は、新海誠監督の前作『言の葉の庭』でも主役を務めた入野自由。 ヒロインは、最近めきめきと実力を付けてきた早見沙織。 (↑この娘はねぇ…昔は本当に「空気」だった。賢いけど芸はいまいち…きっとバラエティの司会orアシが定位置かな?と) 監督の山田尚子も手馴れた感じで、原作者の意図を汲んで映像化を行っている。 が、今回に限って言えば、もっと癖のある「歪な才能をむき出しにした新人」を起用してくれたほうが良かったかな?と。 要は、原作者の意図など「ブッ壊した映像」が観たかった。 話は変わるが、作家には凡人と天才がいる。 みんな、文章で飯を喰っているのだから、当然一般人と比べ卓越した文才を持った方々なのは明らかだが、大抵の凡人は 「自分の書きたい事と読者の読みたい事の狭間で四苦八苦している」 ところが天才は違う「自分の書きたい事=読者の読みたい事」となる…いわゆる化け物だ。 しかし、ごく少数だが上記の天才とは異なる天才…異才とでも呼ぼうか?もいる…こいつらは 「自分の書きたい事など皆無で、読者の読みたい事だけを延々と書き続ける」 という連中だ。 私的に比較的好意的な人物例として「高橋留美子さん」、嫌悪する例として「白倉由美」が挙げられる。 わたしは、こういう人物の作品が好きになれない、感性として受け付けない。 本当の産みの苦しみを知ることなく、受けが良さそうな内容をフレーバーテキストのように飾った作品を「ほらよ」と 読者に餌のように投げつける…そんな感じがしてならないのだ。 この原作者の大今良時にも、私はそんな悪臭がプンプン感じられる。 かつて『君の名は。』に対して「こんなのは新海監督の作品じゃなぃ!」と言い切った新海教の信者のコメントが印象的。 「えっと、このヒロインってなんで『ラストで主人公に怨嗟の言葉を吐きながら復讐しないの?』」
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[019]王様のためのホログラム
 個人的には嫌いではないが…。みつあき2017-02-18
 【ネタバレ注意】
わざわざこの映画を観るために頑張る必要はない作品。 ぶっちゃけ。 途中退室とか居たし、隣のおばはんは熟睡しちゃっているし(イビキが五月蠅かった) カテゴリはコメディな・・・
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わざわざこの映画を観るために頑張る必要はない作品。 ぶっちゃけ。 途中退室とか居たし、隣のおばはんは熟睡しちゃっているし(イビキが五月蠅かった) カテゴリはコメディなんだけど、皮肉が効きすぎて苦笑いしか出てこない:苦笑。 【以下、ネタばれ?】 主演がトム・ハンクスなんだけど「ハドソン川の奇跡」みたく感動もなし、草臥れた初老の 男が離婚した子供の養育費を稼ぐために、なんとか再就職した職場で無理目のプロジェクト を押し付けられる。 で、一念奮起して一発逆転?!…かと思いきや、出張先の砂漠の国で淡々と平凡な日常が過 ぎるだけ。 外国の日常に苦労する…という悲哀を出したいのだろうけど、60年代コメディのような感覚 で「なんだかなぁ?」としか思えず。 後半やっとヒロインと出会って、やっと一念奮起して一発逆転が拝めるか?!と思いきや、 結局、プロジェクトは安い中国に奪われる始末。 で、ヒロインと再婚して出張先の異国で生活する事になって「人生は、なんとかなる!」… なんじゃそりゃ?? 中国の進出で人経費削減を目的に本国の工場を閉鎖し、人員整理…中国に工場を移転して現 地人に技術教育を行ったら、技術だけ盗まれてコピー商品を乱売されてアウト。 というのは日本人も同じ目に遭っているので同情できるけど、解決案を提供する訳でもなく 観客に放り投げで、まるで憂鬱な課題を大量に押し付けられた感じでウンザリ。 もうちょっと何とかならんかったのか?と。
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[020]本能寺ホテル
 肝心なことは間違えなかったみつあき2017-02-18
 【ネタバレ注意】
この映画…設定は甚だお粗末である。 ・元ネタは某ビール会社CMと某ガス会社のCMから思いついたっぽい安直な発想である。 ・背景設定もお粗末(信長より年長であるハズの明・・・
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この映画…設定は甚だお粗末である。 ・元ネタは某ビール会社CMと某ガス会社のCMから思いついたっぽい安直な発想である。 ・背景設定もお粗末(信長より年長であるハズの明智が若過ぎる、要塞化が進んでいたハズの  本能寺が武装のない単なる寺、傾奇者であったハズの信長の衣装が地味過ぎる) ・冷静になれば、頭の緩いメンヘラな主人公がマリッジブルーで妄想したとしか思えぬお話。 ・某携帯のCMの役者が、別の携帯のCMの役者に傅いているだけの携帯CM番外編? という…ちゃんと時代考証したんか?中学生にでもやらせたんか?と言いたくなる出来だが 織田信長という漢の人物像だけはしっかり描けていた点で、辛うじて映画として成立してた。 最終目的の為なら手段を選ばず、優先順位を間違えず粛々と遂行する。 そのためには自分の命を失う事も、部下に恐れられる事になろうとも最短距離で駆け抜ける。 名古屋人ってのは、一般人から見れば「ネジの外れた頭がおかしい存在」なんで:笑い だからこそ。混沌として良く判らん状況で最適解を見付ける事が出来たのかも知れない。 (うなまむしとか、鰻をグチャグチャに混ぜるなんておかしいけど、確かに旨いよね。) つまりは、信長というキャラの強さに助けられた作品かな?!
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[021]劇場版 艦これ
 残念_7億超えは無理か?みつあき2017-02-18
 【ネタバレ注意】
4DXで鑑賞。 聞く処に依ると、この手の映画を求める所謂オタ層というのは、潜在的に7億円の興行配収が 望めるそうだが…。 残念ながら「ガールズ&パンツァー」のように7億超え・・・
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4DXで鑑賞。 聞く処に依ると、この手の映画を求める所謂オタ層というのは、潜在的に7億円の興行配収が 望めるそうだが…。 残念ながら「ガールズ&パンツァー」のように7億超えは無理な模様。 申し訳ないが、個人的には「ガールズ&パンツァー」どころか「アルペジオ」にも届かない 内容だと思われる。 その理由は何か? 口さがない連中の間では「渕上舞」を主役に使わなかったからだw とか悪い冗談が囁かれ ているが…。 単純にシナリオが悪すぎるのが原因だと思う。 曰く「主役が誰だか判らん」という…本来は吹雪役の上坂すみれが前に出てこない。 むしろ睦月&如月役の日高里菜の方が主役に見える事がしばしばあるのが問題だと思う。 ただし、日高里菜の演技は芸歴に相応しく巧みであるが、上坂すみれの演技が極端に劣って いたという事はなかった思われる。 結局のところ、花田十輝が劇場映画に相応しい内容を用意出来なかった…これに尽きる。 とは言え、もはや花田氏もベテランであり、ここまでお粗末なプロットしか提供出来ない… などという実力の持ち主ではないと思う訳で。 恐らく、原作がゲーム故の設定の不備や障害(将来のゲーム販売戦略上アニメ独自設定がNG) 等や、元々は全員主役のファンDISKのような内容だったのを、TV版で説明不足だった 内容を説明するため、尺を浪費してしまい脇役に落とさなくてはならなくなった…のような 裏側があるような気がする。 となると、戦犯はプロデューサーとなる訳だが…さて?!
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[022]この世界の片隅に
 女性の描いた戦争ドラマみつあき2017-02-10
 
よく、戦争ドラマだと妙に悲惨だったり、思想的だったりして正直「説教くさくて嫌」だが この作品は鑑賞後にほっこりと心が温かくなる良作品だと思う。 良くも悪くも女性作家・・・
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よく、戦争ドラマだと妙に悲惨だったり、思想的だったりして正直「説教くさくて嫌」だが この作品は鑑賞後にほっこりと心が温かくなる良作品だと思う。 良くも悪くも女性作家の「自分の身の回り3メートルしか描写できない特徴を」開き直って その世界の中で「戦争」というものを精一杯に表現している。 ちなみに映像は別にアニメじゃなくて、実写でも描けそう…と思ったら5年前に実写化され ているっぽいネ。 まぁ、最近は時代劇でも実写→アニメに傾いているので時代の流れ…というか。 (最近は、実写をCG処理で修正するより、アニメの方がコストが安くなってしまっている) それに流石まるさんのトコなので、アニメという特性を充分に生かした画を作っているしネ。 あと、能年玲奈(のん)はプライベートではいろいろアレだけど、やっぱり上手いね。
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[023]ザ・コンサルタント
 なかなか面白い作品みつあき2017-02-07
 【ネタバレ注意】
なかなか面白い。冒頭の伏線をちゃんと使い切っていて非常に好ましい。 ただ、最近のアニメを最初の数話だけ観て「説明不足!」とか騒いでいる輩には不評かな?と感じた。 (そ・・・
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なかなか面白い。冒頭の伏線をちゃんと使い切っていて非常に好ましい。 ただ、最近のアニメを最初の数話だけ観て「説明不足!」とか騒いでいる輩には不評かな?と感じた。 (それは、単純にお前さんの理解力とか想像力が足らんだけなんだと、Google脳も大概に汁と:失笑) 切り口も新鮮でストーリーも良し、アクションも妙なカメラワークを使わず演技で勝負でgood。 【以下、ネタばれ?】 しかし、敢えて不満を言うと…。 (1)ヒロインの言動がウザィ。  主人公との序盤のやりとりが「コミュ障?」と思うくらいに知性が感じられない言動ばかりで残念。 (2)謎が簡単すぎる。  開始20分程度で黒幕の見当が付いてしまうんで、謎解き要素的の楽しみが減って少々モッタイナイ。 (3)敵の手下がお粗末。  まさに「やられ役」・・・と言っても限度があるだろと。  地の利も数の有利さも全く生かせてない・・・スモークを焚くのも自分の玄関先に転がすんじゃ無意味。 (4)ポロックの作品。  私は現代アートが嫌いなので、ルノアールかシャガールあたりにして欲しかった(完全に私見)  どれだけ嫌いか?と言うと、ウォーホル展の準備手伝い中に彼が死んだと聞いて喝采を上げた程。  (ポロックや彼の作品は良いとは思うけど、ウォーホルの失言のせいで勘違い君が落書きを「芸術」  と騙ったり、評論ゴロが判ったような事を言ってゴミを売りつけるようになったと思っている。  映画でもそうなんだが、金払った事による満足感を良い作品の与えてくれる満足感と勘違いしてる) (5)クレジット後に弟との再会映像がない。  クレジット前にちょっと驚く伏線回収があったので、きっとあるだろうと思ったのだが…。 (6)銃に頼りすぎ。  ああ、感性が銃社会なんだね…と思った訳だけど、観てると銃を使わなくても敵を倒せるシーンが  結構あった。  それまでの闘い方が巧いので、そのまま叩きつければ充分止めを刺せるだろ?!と違和感があった。 ま、以上は「あくまで敢えての不満」なので…続編が出たらぜひ観たいと思う作品だった。
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[024]ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
 お勧めは3Dみつあき2016-12-29
 
残念ながら、2D字幕版で鑑賞。 良くも悪くもJ・K・ローリングの物語を忠実再現した作品で、安心して観れる。 まぁ、微妙につじつまが合わない設定とか…そういうものも再・・・
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残念ながら、2D字幕版で鑑賞。 良くも悪くもJ・K・ローリングの物語を忠実再現した作品で、安心して観れる。 まぁ、微妙につじつまが合わない設定とか…そういうものも再現されちゃってる わけであるが:苦笑。(渡米の理由の弱さとか、情報の伝達の齟齬とか) 登場人物は良く言えばリアル志向。 バッサリ言うと、ヒロインのキャサリン・ウォーターストンは地味目の印象が。 とりあえず、数々の魔法動物のCG処理は見事なので、J・K・ローリングの 紡ぐ不思議な魔法世界に浸る…のが正しい楽しみ方ではないであろうか?
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[025]機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル
 苦言を呈する事すら空しい…。みつあき2016-12-24
 
実は、本放送終了時からファンの間ではこういう話が囁かれた「安彦氏を監督に させた方が良くね?」 ところが、関係スタッフの評価は180度違っていて、とても印象的だった。 ・・・
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実は、本放送終了時からファンの間ではこういう話が囁かれた「安彦氏を監督に させた方が良くね?」 ところが、関係スタッフの評価は180度違っていて、とても印象的だった。 後に、このあたりについては「劇場版クラッシャージョウ」や「巨神ゴーク」で どちらが正しかったか?ジャッジメントされてしまう訳であるが…。 上記2作品を鑑賞されれば明白であるが、ここで述べられている苦言はその当時 既に言及されていた内容と「全く以って変わっていない」つまり「成長してない」 どころか「これで充分問題ない」と安彦氏は考えているような節がある。 ここら辺を評論家の岡田斗司夫氏は「安彦氏はどこまでいけどもアニメータであ り、しばしば動きの気持ちよさを優先するあまり、演出の質を犠牲にする」と述 べている。 まさしく的を得た発言だと思う。 自分が信じた道を突き進むのは、ある意味職人としては素晴らしい事ではあるが、 関係スタッフから再三(特に某プロデューサあたりからは、こっ酷く)言われても、 省みることもなく自分の姿勢を正せない事はあまりにも頑迷に見える。 このあたりは「ガンダムユニコーン」で「キャラクターデザイン原案」としてし か呼ばれなかった(高橋久美子女史という鈴を付けられた)時点でも明白。 要は、演出側の細かい変更要求に対応しない/出来ないのだ。 結局のところ、この作品は安彦氏を崇拝する一部のファンのための作品である。 個人的には「めぐりあい宇宙」のあの冒頭シーン再びと、一縷の期待を賭けたの だが…orz
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[026]グッドモーニング,ベトナム
 部屋を片付けついでにみつあき2016-11-19
 【ネタバレ注意】
円盤を棚から取り出して久々に観た >泣けた、やっぱり名作だと思った。 何が良いって、戦争映画なのに戦闘シーンがほとんど無いトコロ。 なのに、うんざりするような戦争・・・
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円盤を棚から取り出して久々に観た >泣けた、やっぱり名作だと思った。 何が良いって、戦争映画なのに戦闘シーンがほとんど無いトコロ。 なのに、うんざりするような戦争というシロモノだけははっきりと伝わる…という。 【以下、ネタばれ】 主人公のロビン・ウィリアムズは戦争とか軍組織とか大嫌いで、終始DJでディスりまくる。 でも、それが兵士達の気持ちを代弁していてウケる支持される。 これって、相当に危うい行為なんだよね。 折角、後方勤務に廻してもらったのに、最前線に送り込みかねない…いつ前線送りになるか? 私はハラハラして観てたよ。 年寄りで、昔話として戦争時代を面白おかしく語っている連中がいるけど、コイツらは総じて 後方勤務 >そりゃ傍観者であれば美化もされるさ。 一度、戦地で航空機が墜落してベトコンに追い掛け回され、やっとの事で生き残った連中の会 に参加して、お話を聞いたことがあるが…洒落にならんレベルの話しだった。 と脱線したけど、 キッツいなぁと思えたのは、主人公を助けにきてくれた現地人ツアンが実はベトコンだった事。 そこで、主人公が好きになった現地人トリンの台詞「友達にもなれない、私たち違いすぎる、 友達違う」という真の意味が、いまになって響いてくる。 その後、 主人公がツアンに「親友だったのに、信じていたのに、敵だったなんて!」と叫ぶシーンでは 支援してた(と信じていた)相手が、実は自分達から被害を受けた被害者であったという事実。 そして「殴った側と、殴られた側」のあまりにも違う立場に愕然とするわけで。 結局、主人公は失意のうちに帰国する訳だけど。 自分がどう考えようが所属するグループのせいで、真っ先に自分の命を救いにきてくれた人に 「友人じゃない」と拒絶され、「貴方達は偽善者」と断じられてしまうわけで。 うんざりするような殺し合いを見せる…なんて即物的で頭の悪い説教などしないでも十分に 「戦争って嫌だよ、もう殺し合いたくないよ」とか「軍というグループ組織への不信感」とか 「美談の影に隠れた、利益確保という本音」に対する糾弾とか伝わってくる。 ちなみにDJのアメリカンジョークは、アメリカ人以外にはそんなに軽妙じゃあナイと思う
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[027]ジェイソン・ボーン
 テコンドーあたりの試合?みつあき2016-11-18
 【ネタバレ注意】
ネタとして過去の失敗談を面白可笑しく語ったら「そんな荒唐無稽な話あるわけないだろ?馬鹿にするな」 と怒られたので、それ以降は自分の職業を「どこぞの国のスパイ」とか自・・・
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ネタとして過去の失敗談を面白可笑しく語ったら「そんな荒唐無稽な話あるわけないだろ?馬鹿にするな」 と怒られたので、それ以降は自分の職業を「どこぞの国のスパイ」とか自称している私なので(ぉ) スパイ映画は大好きな訳ですが、これはスパイ映画とはちょっと違うなぁ…と感じる訳です。 【以下、ネタばれ】 スパイって、人間観察とか会話術とか統計学とか…そういう方面に長けた印象の薄い感じの役人風の人って 個人的にイメージがあるわけですが、マット・デイモンは存在感がありすぎて。 それにアクションも、経験者じゃないと困惑してしまいそうなカメラアクションが残念。 (アップの多用のせいで、経験者じゃないと互いの立ち位置が判らなくなってしまう気がする) でも、そのわりに戦い方がキレイ過ぎて、何かテコンドーあたりの試合を観ているような気がしてしまう。 目は潰さないし、耳は引き千切らないし、鎖骨は折らないし、小指を狙わないし…と、効率良く敵をつぶす のに有効な技は一切使わないので、殺し合いには見えない訳です。 セガールのようなプロレスの序盤の挑発行為のような殴り合いでも、カンフー映画のような機械体操風の 動きでもないアクションなので、新しいちゃあ新しいんだけど、スナイピングとガンアクションだけの方が らしい感じが出て良いかな?と。 まぁ話的には、往年の「逃亡者」のようにルーティンワーク化してきたので、 (ボーン巻き込まれる→巻き込んだ敵の手先が倒されて、敵は破滅→ボーン何処かへ去ってゆく) 次作があるならば新たな伏線とか、捻りとか、デテールアップとか欲しいかな?と。
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[028]星を追う子ども
 習作だよねみつあき2016-11-12
 【ネタバレ注意】
ふぅ〜ん、きっとジブリっぽいのを演ってみたかったんだねぇ…としか言えず。 新開監督のお得意の詳細で緻密な映像が形を潜め、ジブリの亜流レベルに劣化。 おまけに音響とか、・・・
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ふぅ〜ん、きっとジブリっぽいのを演ってみたかったんだねぇ…としか言えず。 新開監督のお得意の詳細で緻密な映像が形を潜め、ジブリの亜流レベルに劣化。 おまけに音響とか、カット割など、いたる部分でジブリには遠く届いてない。 【以下、ネタばれ??】 下手にジブリを模倣しているだけに、その稚拙さ、未熟さ、越えられない壁がより はっきりと判って「そうじゃないんだなぁ」とイライラしてとても気に障る。 自分の武器を封印して戦うのなら、相手をもっと研究すべき…だと思うのだが。 (演りたいことは判るんだけど…至る箇所に赤ペン修正を入れたくなる残念な出来) 演出上欲しいダイナミックなカットを自分が描ける簡単な複数カットで代用したり、 省略したり、説明的な長台詞で置き換えたり…。 工夫もない単調で退屈な絵が延々と続くので116分も観るのが、とても辛かった。 おまけにシナリオも随分と陳腐。 伏線としてはるべき内容も場当たり的な泥縄で盛り上がりが少なくつまらない。 (お話は伏線をはる⇒それを回収するの繰返しで成立する事も理解してないようだ) ましてや、演劇青年が大好きなドラマツルギーや、演出上の上手下手の使い方は…。 「当然、知らないよね?!」orz <うん、判ってた 脚本や演出に説得力が不足してるのに、変に捻るから登場人物の心情が不明になる。 【というか】 この監督の作品は、映像が象徴する「爽やかで素直な少年のようなイメージ」と シナリオが象徴する「マザコンで他人の気持ちに鈍い子供のようなイメージ」が 混在するのが特徴の気がする。 いっそ、脚本に岡田まりぃを召還し小一時間説教をしてもらうと良い希ガス:苦笑 (そうすりゃ、「桜花抄」の篠原明里ちゃんの気持ちもちゃんと説明してくれると)
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[029]機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 7 虹の彼方に
 富野 喜幸へのオマージュ?みつあき2016-11-11
 【ネタバレ注意】
とりあえず大団円を迎えた訳なんだけど…どうにも未消化な点が数点残ってしまった感が。 これ結局のところ「1stガンダムの監督であった富野 由悠季 ならぬ 富野 喜幸への ・・・
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とりあえず大団円を迎えた訳なんだけど…どうにも未消化な点が数点残ってしまった感が。 これ結局のところ「1stガンダムの監督であった富野 由悠季 ならぬ 富野 喜幸への オマージュ」を当時のファンであるおっさん連中が集まって組み立てた作品なんだけど。 どうにも感性がおっさんであるからか?いまひとつ私には何か違う感が出てしまって…。 【以下、ややばれ?】 具体的にいうと「出てくるおっさんがやたらと格好いい」のは、1stと共通なんだけど、 本作では「若造に未来を託しすぎる点が、あまりにも説教くさい」のがムニムニとねぇ。 個人的に1stは「若造がロボットに乗りチャンバラしながら、青臭い自己主張を垂れる」 というのを幹に「敵や味方として現れる大人がやたら格好いい大人を演じつつ、人生を背で 語って通り過ぎてゆく」というのが魅力だと思っている。 (これは、当時の先輩であった長浜さんに尻拭いしてもらった経験から出ていると思われる) 当時は未だ「皆殺しの富野」ではなく「でっちあげの富野」(別名「コンテの富野」とも)と 呼ばれ、ともかく手が早くてすぐに描き上げるは、その時間すらない場合は既存フィルムを 切り繋ぎして、新しい話を一本創りだしてしまう名手として名を馳せてた時代。 これが、富野 由悠季に改名する頃になって名実ともにサンライズの看板となるにつれて、 自分を追い込んでゆき、Zガンダムでは「尊敬できる大人が全然いない作品」となってゆく 訳であるが…。(これが別名「黒富野/鬱富野」という訳で) あと、裏バナージとなる筈であるリディ中尉やアンジェロへの内面描写について消化不足が 目立ち、単なるDQNに見えてしまっているのも残念。 とは言え、往年のガンダムファンへのお祭り&おっさんホイホイとしては充分。 まぁ、福井晴敏氏が「魔法少女みたく、変身するガンダムを書きたい」とか言い出した時は 一体どうなるのか?と戦々恐々であった訳であるが、そこは成功したようでなにより。
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[030]ほしのこえ
 素人さんとしてはお上手みつあき2016-10-26
 【ネタバレ注意】
タイトルから厳しい書き方だけど >うん、コレはナイわ。 映像の殆ど全てが元ネタが判る素材の組合せ >メカもキャラ絵も戦う女の子というコンセプトも というのは自身の抽・・・
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タイトルから厳しい書き方だけど >うん、コレはナイわ。 映像の殆ど全てが元ネタが判る素材の組合せ >メカもキャラ絵も戦う女の子というコンセプトも というのは自身の抽斗の少なさで、若さとか経験値の浅さと好意的に解釈してもよいけど。 脚本が中二病の童貞クン?と思ってしまう位に幼くて未熟。 たった15歳の少女を戦場という「死がとても近くにいる異常な世界」におとしめておいて、 23歳にもなって、単に「気持ちを硬くした」とか言ってる引篭もり野郎を想い続けろとかナイわ。 むしろ、そこまでの状況で想い続けるって「偏執狂」っぽい怖さが無いと無理じゃね? そこまでの無償の愛って重すぎるし、むしろお母んですか?と。 つまり、マザコンが酷くてヒく。 秒速5センチメートル(「桜花抄」)篠原明里ちゃんの時も、監督の投射だと思われる主人公には 「こいつ、酷い男だな」 と思った訳だけど <あの時期の女の子にあの態度は「悪い魔法使いの呪い」にしか思えないよ。 コレは「なんで好きになったか?意味不明」 >完全自己中で包容力の欠片もない。 ま、それが「君の名は。」では、監督も成長してあの瀧くんになった…と思えば、好ましい解釈も 出来るわけだけど…。 (自分でイッパイいっぱいの癖に、好きな娘のために頑張ろうとするあの姿勢に惚れるわけで、うん) と脱線。 まぁ、一言でいえば「才能は感じるけど、これはお金が取れる代物ではない」と思うね。
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