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 「ろーかるひーろー」さんのコメント一覧 登録数(59件)rss
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[001]そして父になる
 けっこう無理のあるストーリーかもろーかるひーろー2017-09-18
 
いい映画で途中何度か涙したけれど、 こんな最初から分かってた結論に辿り着くまでどんだけ時間かかってんの、と突っ込みたくなってしまったw まあ主人公が血の繋がりを重ん・・・
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いい映画で途中何度か涙したけれど、 こんな最初から分かってた結論に辿り着くまでどんだけ時間かかってんの、と突っ込みたくなってしまったw まあ主人公が血の繋がりを重んじるのは父への嫌悪感から自分の育ての母を否定してきたからなんだろうけど。 よく考えれば(よく考えなくても)一緒に過ごした時間の方が重みがあるのが当たり前。 取り替えた看護師にそもそもの責任があるのはもちろんだけれど、 それ以上に事態をリセットしたい病院側の思惑に乗せられてしまい話がややこしくなってしまったと言える。 病院側とすれば事実を伝えたあとで、交換するか、それともこのまま親子関係を続けて真実を封印するか、 それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明して選択してもらうのが真の誠意というものだろう。 血の繋がりどころか人種も国籍も違う子を養子にして愛情を注ぐ欧米人を例に挙げるまでもなく結論は最初から明らか。 そう考えると病院側の思惑と主人公の特異性で成り立った無理のあるストーリーと言えなくもない。 それにしても途中まで楽しい家庭から引き離された琉晴君が一番可哀想と思っていたけど、 むしろ父親の愛に飢えていただけに捨てられたと感じ傷付いていた慶多君の方がもっと可哀想だったのね。
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[002]ロビンとマリアン
 この時代が生んだ幸福な作品ろーかるひーろー2017-05-28
 
不評な感想が散見されますが、リチャード・レスター監督のここに至るまでのフィルモグラフィとその作風を知ればこの作品は納得の一本です。最近のハリウッド映画と違ってレスタ・・・
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不評な感想が散見されますが、リチャード・レスター監督のここに至るまでのフィルモグラフィとその作風を知ればこの作品は納得の一本です。最近のハリウッド映画と違ってレスター監督は歴史物においてリアルなショボさ・モッサリ感をよく忍ばせますがこの作品では冒頭からアンチスタイリッシュなダサさ全開。アクションもリアルなモッサリ重視。しかしそれらはリアリズム追求というよりはこの監督の皮肉めいた視点のなせる技。「ローヤル・フラッシュ」なんかと比べるとまだおとなしい方。その英国流知的泥臭さにラブストーリーという甘い果実をブレンドして完成した絶妙なカクテルはまさにこの時代だから出来た奇跡。 この翌年の「スターウォーズ」そして「インディ・ジョーンズシリーズ」と大作娯楽映画はハリウッドの公式に従ったスタイリッシュで無駄を削ぎ落した作品を一律に目指すようになります。そういう意味でこの作品は貴重だと思います。
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[003]クローバーフィールド/HAKAISHA
 伊福部昭というよりも…ろーかるひーろー2016-05-15
 
エンドクレジットの音楽はなかなかのものだと思ってたけど、あれサン=サーンスの交響詩「死の舞踏」のパクリだったのね。こら!マイケル・ジアッキーノ!
  
 
[004]マッドマックス 怒りのデス・ロード
 往復凸凹道中大騒動ろーかるひーろー2015-07-18
 
いやー凄まじかった。 ブっ飛んでるという感想が多くその通りなのだけどそれ以上に脚本がよく練られている。自爆戦闘死の仲間を称えたり「英雄の館に魂が」とかの狂信的なノリ・・・
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いやー凄まじかった。 ブっ飛んでるという感想が多くその通りなのだけどそれ以上に脚本がよく練られている。自爆戦闘死の仲間を称えたり「英雄の館に魂が」とかの狂信的なノリや奴隷妻などはISを始めとしたイスラム過激派を暗喩しているのは明白。ニュークスや婆さんライダーを始めどのキャラも立ちまくりでまさか後半何度も目が潤むとは思わなかった。 行って帰るだけのただのこんな往復アクション、普通の映画なら単調の極みになるのに全く飽きさせない。それどころか二度三度と見返したくなるのは往路・復路での手を変え品を変えアクションのつるべ打ちとその激烈映像が並みのアクション映画3本分くらいの密度だからだろう。2時間の上映時間が1.5倍くらいの濃さに感じた。時おり出てくるコマ落とし演出も諧謔風味で良い。 本作は2のヒットでパクリ映画が溢れたために世界観とキャラを磨き直した3の流れをフリークスや身体欠損の趣味も継承しつつキャラの存在感をさらに高め現在の映画技術と最高のスタントで昇華させた傑作活劇映画だ。 あえて活劇映画と呼びたくなるのは名作西部劇「駅馬車」のようにシンプルなストーリーであるが故に傑作となり得ているからだ。 ホントに往復しているだけなんだから、この映画。
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[005]ミスティック・リバー
 唯一の象徴的シーンろーかるひーろー2015-01-05
 
冒頭、車内で待機している方のニセ刑事がデイブが車に押し込められると 振り向いてシートにかける手の指輪に小さく刻印された十字架が。 ラスト近くジミーの背中にデカデカとタ・・・
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冒頭、車内で待機している方のニセ刑事がデイブが車に押し込められると 振り向いてシートにかける手の指輪に小さく刻印された十字架が。 ラスト近くジミーの背中にデカデカとタトゥーの十字架が。 全く奇を衒わない演出のこの作品に唯一共通の象徴的シーン。 いろいろ考えさせられます。 人には表と裏の面がある、というより人は真実であったり考えたりした事と 反対の行動を取る時がある。逆もまた然り。 ウソの自白をさせられるデイブの言葉に25年間の真実の想いが詰まっていたり、 良心の呵責から決めていたであろう取るべき道をあえて捨てるジミー。 しかしショーン・ペンの泣き演技はすごい。 こっちまで涙してしまった。
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[006]マックQ
 まさにウェスタンろーかるひーろー2014-09-10
 
ラスト、酒場を指さして「話を聞くのはまずあそこに入ってからだ」 一切をショットグラスと共に水に流そうという姿がまさにウェスタン。 バーンスタインの西部劇調スコアが都・・・
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ラスト、酒場を指さして「話を聞くのはまずあそこに入ってからだ」 一切をショットグラスと共に水に流そうという姿がまさにウェスタン。 バーンスタインの西部劇調スコアが都会刑事アクションにこれほどピッタリ合うとは。
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[007]ガントレット
 ひとつだけろーかるひーろー2014-09-10
 
見世物映画としてここまで徹底してやればご立派。 突っ込みどころ満載でも全て許せてしまう。 ただひとつだけ言わせてもらう! 30年前の初見時にも許せなかったけどバスを両側・・・
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見世物映画としてここまで徹底してやればご立派。 突っ込みどころ満載でも全て許せてしまう。 ただひとつだけ言わせてもらう! 30年前の初見時にも許せなかったけどバスを両側から挟み撃ちする射撃態勢! あんな相撃ち必至の危険な射撃はどこの国のどんな組織でもやりませんからね!
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[008]破壊!
 いかにも70年代初期ろーかるひーろー2014-09-10
 
アクションとその撮影がとにかくシャープなのは言うまでもないが、ラスト、 「すぐ出所して元通りさ!」と高笑いするボスを見つめるグールドのアップの ストップモーションに被・・・
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アクションとその撮影がとにかくシャープなのは言うまでもないが、ラスト、 「すぐ出所して元通りさ!」と高笑いするボスを見つめるグールドのアップの ストップモーションに被さる後日職業紹介所でのグールドと職員との暗い会話。 この虚しさが何とも言えない味。
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[009]ストレート・タイム
 娑婆に慣れてないろーかるひーろー2014-09-10
 
出所したばかりの冒頭、路上のホットドッグ屋でホットドッグ注文して渡されると 食べながらそのまま歩き出して店員に「料金!」と呼び止められる場面。 出たり入ったりの長い刑・・・
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出所したばかりの冒頭、路上のホットドッグ屋でホットドッグ注文して渡されると 食べながらそのまま歩き出して店員に「料金!」と呼び止められる場面。 出たり入ったりの長い刑務所生活で代金を払う習慣を忘れている事を表現する上手い場面。
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[010]ダーティハリー
 映画スターとしての極北地点ろーかるひーろー2014-09-10
 
スタジアムに犯人を追い詰め銃を構え少女の居所を問い質すハリー。 食いしばった歯の間から“Where\'s the girl”と押し出すように声を発し ほとんど無表情なまま信じられないぐ・・・
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スタジアムに犯人を追い詰め銃を構え少女の居所を問い質すハリー。 食いしばった歯の間から“Where\'s the girl”と押し出すように声を発し ほとんど無表情なまま信じられないぐらいにひん剥いた目の眼力のみで 絶対零度の究極の怒りを表現する。 まさにイーストウッドの映画スターとしての極北地点。
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[011]バニシング
 ハチャメチャコンビろーかるひーろー2014-09-10
 
のデカ2人がラスト、普段悪役が多いアドルフォ・チェリの上司に救われちゃうのが新鮮だった。 船爆破のラストカットで終わらせるのも心憎い。
  
 
[012]パンツァー鋼鉄師団
 ドイツ映画じゃありませんろーかるひーろー2014-08-11
 
惨憺たるレビューなので覚悟して見ました。 これを見た人をガッカリさせた最大の元凶は日本の販売元でしょう。 これはドイツ映画じゃありません。IMDBにも明記されていますがイ・・・
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惨憺たるレビューなので覚悟して見ました。 これを見た人をガッカリさせた最大の元凶は日本の販売元でしょう。 これはドイツ映画じゃありません。IMDBにも明記されていますがイギリス製作のビデオ映画です。 本編にも撮影場所はハンプシャーの軍事演習場で司令部のあった城はスコットランドのNeidpath Castleという 城だとエンドクレジットで表記されています。おそらく英国のドイツ軍オタクが同国に多い戦車博物館から車両を借りて 同好の士が軍装を持ち寄って戦争ゴッコをしながら戦争映画も撮っちゃおうという魂胆で作られたものかとw ドイツ軍主役の傑作「戦争のはらわた」もイギリス映画でしたし英国にはドイツ軍オタクが多いのでしょう。 クリエイティブアクザという詐欺会社はこれをドイツ映画と偽ることでミリタリーオタクの弱味に付け込んで人々を騙したのです。 ドイツ本国の映画ならこの題材で悲壮感に満ちた真面目な作品を作ると誰でも思い込んじゃいますよね。 この詐欺会社に騙された方々にはお気の毒さまとしか言葉がありません。
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[013]フェルナンド・レイ
 出演作品ろーかるひーろー2014-05-02
 
スペイン映画史上名高い古典的名作中の名作「汚れなき悪戯」に出てるのに 出演作品一覧に載ってない・・・
  
 
[014]モーターウェイ
 ノワールカーアクションろーかるひーろー2013-07-15
 
70年代イタリアンB級カーアクションムービーの佳作「フェラーリの鷹」みたいな設定。 それをどっぷり香港ノワールで徹底して再現したような作り方がとにかくゾクゾクする。 ・・・
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70年代イタリアンB級カーアクションムービーの佳作「フェラーリの鷹」みたいな設定。 それをどっぷり香港ノワールで徹底して再現したような作り方がとにかくゾクゾクする。 こういうドラマ定番の超ベテランが青臭い主人公にドラテクを伝授する流れはもちろん主人公が大詰めの決めの場面でそれを使ってどんでん返しみたいなベタな展開。 香港ノワール好きにはたまらない渋くてシャープな雰囲気がカッコいい。
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[015]フレンチ・ポリス/殺しのムーブメント
 フレンチ・ノワール・スタイルろーかるひーろー2012-11-13
 
劇場未公開ですがフレンチ・ノワールの雰囲気をまとったスタイリッシュなサスペンス・アクションで意外と拾い物。 全編に流れる音楽がいい雰囲気。 「愛しきは、女/ラ・バラン・・・
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劇場未公開ですがフレンチ・ノワールの雰囲気をまとったスタイリッシュなサスペンス・アクションで意外と拾い物。 全編に流れる音楽がいい雰囲気。 「愛しきは、女/ラ・バランス」でワイルドな刑事を演じたリシャール・ベリがここでは髭をたくわえたインテリ刑事(今は警察の教官)で登場して意表を突きます。 危機に巻き込まれた彼が自室で髭を剃り落とし鏡に向かって銃を抜く練習を始めるあたりがカッコイイ。 その後地下鉄駅構内で殺し屋たちに追跡される場面の演出もシャープ。 声高にあるいは声を落として必要最低限に飛び交うフランス語の響きが実にいい。 リシャール・ベリが髭を落としてからは教官姿とはガラっと変わってスタイリッシュに演じるので嫌味すら漂いますがやはりそこがフランス俳優たるゆえんかと。 この人今ではすっかり監督業にシフトしてるんですよね。 「トリコロール/青の愛」で出世したブノワ・レジャンがここではエキセントリックな殺し屋役を演じています。 彼はいい役者になる素質を持っていたと思うのですがトリコロールの翌年41歳の若さで世を去っているんですね。
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[016]アンノウン
 豪華出演陣ろーかるひーろー2012-10-15
 
ブルーノ・ガンツとフランク・ランジェラという名優がこういう映画の しかもこういう役で出演しているという事が摩訶不思議。 まあガンツは母国で撮影だし美味しい役だしいいけ・・・
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ブルーノ・ガンツとフランク・ランジェラという名優がこういう映画の しかもこういう役で出演しているという事が摩訶不思議。 まあガンツは母国で撮影だし美味しい役だしいいけれど ランジェラはいったいどういうつもりでこんな役を?(笑) エイダン・クインも昔は主役を張っていたのにね。
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[017]バート・レイノルズの スティック
 エルモア・レナードの仄かな残り香ろーかるひーろー2012-10-15
 
序盤の雰囲気はいい。 特にメキシカン風に顎鬚まで伸ばしたレイノルズは新鮮。 迷惑な酔客やチンピラを軽くあしらい悪党の車をトウモロコシ畑で炎上させるまでのシャープな展開・・・
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序盤の雰囲気はいい。 特にメキシカン風に顎鬚まで伸ばしたレイノルズは新鮮。 迷惑な酔客やチンピラを軽くあしらい悪党の車をトウモロコシ畑で炎上させるまでのシャープな展開は エルモア・レナード得意の裏社会のダンディズムな香りが確かに漂う。 このままいくとレイノルズの映画としてはかなりの拾い物…と思いきやその後二段三段構えで骨抜きにしてくれる。 まず前半終了すると顎鬚剃っちゃっていつものレイノルズ顔。これで緊張感が削がれる。 そしてお人好しの富豪ジョージ・シーガルのウケ狙いの滑ったキャラ。これでアクションからコメディへ変質し始める。 そして意味不明のキャンディス・バーゲン登場でワケの分からん大甘の展開。 大詰め、中二階で娘を人質に取った悪党をH&KMP5で床からハチの巣にする場面だけは良かった。 しかしなんでこうも前半から後半にかけて水と油の映画が出来上がったのか。 疑問は90年代になって氷解する。 あるハリウッドの内幕を取り上げたTV番組でレイノルズがインタビューに答えていた。 それによると撮影中にこのままの展開だと万人受けしないと考えた会社側が脚本に介入し望んでもいない女優を押し付けてきた(バーゲンの事らしい)との事。 会社の圧力に負けてしまったがこの「スティック」は自分の映画だったから(レナード作品の映画化という事で監督としても気合が入っていたのだろう) もっと抵抗するべきだったと悔しそうに述懐していたのが印象的だった。
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[018]フローズン
 怖かったろーかるひーろー2012-02-05
 【ネタバレ注意】
Wikipediaより 狩りの成功率は10パーセント以下で、何日間も食べられないことが多いため一度に大量の肉を食べることが可能である
  
 
[019]ラブ・アクチュアリー
 水と油ろーかるひーろー2012-01-28
 
モテナイ君のエピソードが不要という意見が多いですが あれはポルノ男女優の場面と同じ趣向だと思います。 全裸で性交場面を撮影されながら節度のある会話を楽しむ2人。 観客の・・・
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モテナイ君のエピソードが不要という意見が多いですが あれはポルノ男女優の場面と同じ趣向だと思います。 全裸で性交場面を撮影されながら節度のある会話を楽しむ2人。 観客の誰もが悲惨な結末を予想しているのにありえないモテぶりを発揮するモテナイ君。 この2つは観客のイメージしやすい設定をナンセンスにひねって笑わせるという モンティ・パイソンを髣髴とさせる英国的な伝統のシニカルな笑いの方向性でしょう。 でもそれにしてはポルノ男女優は裸の場面だけで登場させた方が面白かったし モテナイ君のエピソードは本編とはあまりに浮き過ぎ。 ここらへんの水と油が同居する映画世界もまた英国的な味なのかも。
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[020]フットルース
 良心作ろーかるひーろー2011-04-15
 
解説の「凡作」というコメントがいやはやなんとも… なぜこの映画に名匠ハーバート・ロスが起用されたか。 それは若者を糾弾する立場の牧師ジョン・リスゴーの描写に手を抜いて・・・
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解説の「凡作」というコメントがいやはやなんとも… なぜこの映画に名匠ハーバート・ロスが起用されたか。 それは若者を糾弾する立場の牧師ジョン・リスゴーの描写に手を抜いていないこと。 凡百の映画なら典型的な悪役に描かれる立場の彼が神を信じながらも悩む姿も持つ地に足が着いた人物として見事に描いている。 終盤に彼とその妻ダイアン・ウィーストがダンスホールの音楽を聴きながら夜の野原で抱き合った拍子に 妻が「踊っているみたい」と言ったセリフこそこの映画で本当に監督が描きたかった真骨頂だと信じたい。
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[021]バンクジャック
 アクション映画の名曲ろーかるひーろー2010-12-22
 
後半の追っかけっこで延々と流れるベースフィーチャー曲「マネーランナー」はもう最高!!!
  
 
[022]続・さすらいの一匹狼
 GRINGOろーかるひーろー2010-12-14
 
GRINGO=グリンゴとはメキシコ人から見たよそ者外国人、 すなわち白人のアメリカ人のことです。 マカロニ・ウェスタンではメキシコ国境付近から見た ヒーローに対する異邦人+ア・・・
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GRINGO=グリンゴとはメキシコ人から見たよそ者外国人、 すなわち白人のアメリカ人のことです。 マカロニ・ウェスタンではメキシコ国境付近から見た ヒーローに対する異邦人+アウトローの視点で好んで使われるようです。
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[023]ラ・ジュテ
 夢の世界を夢見るろーかるひーろー2010-10-01
 
久しぶりに見返しました。 このスチールで構成された映像はとにかく「夢」というものをできるだけその質感を忠実に再現するべく採用された映像世界の手法なのだと感じました。 ・・・
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久しぶりに見返しました。 このスチールで構成された映像はとにかく「夢」というものをできるだけその質感を忠実に再現するべく採用された映像世界の手法なのだと感じました。 ベッドでまどろむ彼女のほんの一瞬だけをスチールから連続するフィルムに移行したのも目覚めたとき印象に残る夢の一場面を切り取ったかのよう。 そして主人公の最期は少年期に見た映像が繰り返し再生される夢の原点。 地下世界の様子は当時としてはシュールな悪夢だったのでしょう。 冷戦が頂点を迎え核の恐怖が未来の希望を全て断ち切るかに思えたあの当時、 彼女の美人と言うよりもむしろごく普通の女性を生き生きと表現するその存在感こそがあらかじめ失われた現在を哀切に懐かしむ未来の立場へと見る者を確実に誘ったのではないでしょうか。 冒頭から過去に行くまでは音楽不在の効果音のみで、彼女と出会ってからの前半に始めて流れる音楽は微妙な平穏と不安さを醸し出す音楽。 そして後半打ち解けてからは不安さはほとんど姿を消してたゆたうような平和な音楽。 これらすべて決定的に失われた過去の世界の夢であるというこの映画の現実が映画という夢を通して主人公の夢の世界を観客が体験する事になるのです。 そして当時の観客にとっては間違いなくこの夢は映画と同じく失われる夢となるであろうリアリティとして迫っていたのです。
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[024]ジャージの二人
 微妙な魅力ろーかるひーろー2010-09-11
 
よかった! 「ローカルヒーロー」(イギリス映画)がこれまで生涯の最高作としていた自分にとってまさにツボの一本。 あの映画のように微妙に環境の違う土地の不思議な違和感と・・・
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よかった! 「ローカルヒーロー」(イギリス映画)がこれまで生涯の最高作としていた自分にとってまさにツボの一本。 あの映画のように微妙に環境の違う土地の不思議な違和感とそれに微妙にズレながらも馴染んでいく様子がこちらの心を微妙にくすぐってくれる。 堺雅人は本当に一瞬一瞬の表情に味があっていい。素晴しい。 鮎川誠の素人ぽい演技も舞台とする土地にピッタリ。 というかあのお父さんの撮影仕事姿が思い浮かばない(笑) でもジャージを着るスローモーション場面は音楽にも合って微妙にカッコよくさすがロッカーと納得。 否定的なコメントばかりでそれらを否定する理屈も浮かばないけど(笑)まぎれもなくハマる人はいるはず。 そんな微妙な魅力の味わいの映画でした。
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[025]GOEMON
 虚構を救うのは人間味ろーかるひーろー2010-08-03
 【ネタバレ注意】
とんでもない大風呂敷を展開するリスクを冒しながらも江口洋介のキャラに救われた映画だと思った。 彼の軽妙さがあればこそ冒頭からのCGてんこ盛りがいい意味で軽快さを醸し出・・・
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とんでもない大風呂敷を展開するリスクを冒しながらも江口洋介のキャラに救われた映画だと思った。 彼の軽妙さがあればこそ冒頭からのCGてんこ盛りがいい意味で軽快さを醸し出し、またその軽妙さプラス人間味が大嘘で固めた似非重厚シリアス場面にも虚構としての説得力を与えていた。 この五右衛門の人間的魅力をちゃんと確立したことによって一応この映画の前提である「大嘘」としての欠陥はカバーされ鑑賞に堪えうるものになったと思う。 あと下の人↓が「五右衛門が扇子と刀を取り違える描写」と書いているけどあれは「これで終らせろよ」と家康に言ってるんだから確信犯的行為ですね。
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[026]パンズ・ラビリンス
 素晴しいろーかるひーろー2010-06-13
 【ネタバレ注意】
懐かしのアナ・トレントのようにスペインには底の深さを感じさせる美少女が脈々と存在するのだと実感。 スペイン内戦という同時期のヨーロッパと比べて決してハッピーエンドに・・・
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懐かしのアナ・トレントのようにスペインには底の深さを感じさせる美少女が脈々と存在するのだと実感。 スペイン内戦という同時期のヨーロッパと比べて決してハッピーエンドになりえない史実の上で展開するストーリーだから現実とファンタジー双方の緊張感が持続する。 この土地ではラスト反政府軍が勝利するけど結局彼らもフランコに敗れてその後数十年も独裁体制が続くのは周知の通り。 オフェリアの死後彼女のもと地下の王国ではずっと平和が続くというのも長い弾圧の時代に希望が途絶えなかった証と言えるだろう。 そういう意味ではオフェリアがあのまま生き延びていたらどういう形であれラストは安直なハッピーエンドになってしまっただろう。 彼女の死とその魂が現実の歴史とファンタジーを表裏一体にした傑作として確立させた。
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[027]アンブレイカブル
 配役の騙し味ろーかるひーろー2010-04-07
 【ネタバレ注意】
冒頭1961年イライジャの誕生シーンからこの映画は始まります。 その後も主役であるデビッドの話の合間にイライジャの成長が語られます。 デビッドの驚異の自分発見とそこから来・・・
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冒頭1961年イライジャの誕生シーンからこの映画は始まります。 その後も主役であるデビッドの話の合間にイライジャの成長が語られます。 デビッドの驚異の自分発見とそこから来る苦悩と家族への想いから比較すれば合間に挟まれるイライジャのエピソードなどはまるで共感できません。 しょせんイライジャは驚異の対象であるデビッドに取り憑かれた偏執的な傍観者。 ヒーローとしてのデビッドの覚醒を見せられた観客は彼のその後の活躍を期待していると…ラストで一気に突き落とされてしまう。 そして思い知る。この映画はイライジャが主役だったのだと。 だからオープニングでその誕生の有り様が描かれたのであり、その後の彼の言動全てが己が運命を虚構の世界にダブらせ対極の存在を追い求めて最後に自分の世界を確立するに至った過程を見せられていたのだと気付くのです。 当然ブルース・ウィリスが出ているんだからそっちが主役だと思わせておきながら「ダイ・ハード3」で競演したサミュエル・L・ジャクソンを引っ張り出しておいて最後に主役逆転を果たすのはそれなりの役者だからこそ可能なのであってこの配役のバランスこそがシャマランが今回仕掛けた騙し味だと言えましょう。
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[028]パトリオット
 好きな俳優ろーかるひーろー2009-10-24
 
であるチェッキー・カリョの名前を冒頭のクレジットで見てああまた悪役かなと思ったら役柄も国籍と同じくフランス人軍事顧問。 それでも主人公に対立する役かと思ったら戦闘に・・・
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であるチェッキー・カリョの名前を冒頭のクレジットで見てああまた悪役かなと思ったら役柄も国籍と同じくフランス人軍事顧問。 それでも主人公に対立する役かと思ったら戦闘に身を晒すは人間味はあるは大詰めではフランス人らしく伊達男ぶりで死地に臨むは結構今回は儲け役。 主人公との友情ある別れ方といいヨーロッパ人監督の贔屓ぶりが分かるような気が。
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[029]ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
 英国伝統おバカ映画ろーかるひーろー2009-06-28
 【ネタバレ注意】
「『わらの犬』にエキストラで出ていた」…これがこの映画のキーワードかも。 英国の閉鎖的な田舎町で住民と殺戮戦になるあのペキンパーの有名な映画。 この映画のクライマック・・・
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「『わらの犬』にエキストラで出ていた」…これがこの映画のキーワードかも。 英国の閉鎖的な田舎町で住民と殺戮戦になるあのペキンパーの有名な映画。 この映画のクライマックスの大銃撃戦までの流れは確信犯的にあれを踏襲している(笑 さらに銃撃戦に至る前段階ではマカロニ・ウェスタンになり住民が突如銃器を出すのは往年のスパイ映画のパロディを髣髴とさせる。 とにかく英国流ユーモア+おバカ度満載のこの映画だけどあの大銃撃戦でお腹いっぱいになりました。 やはり英国でなければできないや、こんな気の利いたおバカ映画。
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[030]バニシング・ポイント
 今の時代だからこそ…ろーかるひーろー2009-05-31
 
今の時代だからこそこの映画が再び脚光を浴びてもいいのでは? 閉塞感に満ち満ちたこの時代。 アキバで本能のおもむくまま他者を連続殺傷なんて安易な道に身を任せるのではなく・・・
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今の時代だからこそこの映画が再び脚光を浴びてもいいのでは? 閉塞感に満ち満ちたこの時代。 アキバで本能のおもむくまま他者を連続殺傷なんて安易な道に身を任せるのではなく、 この主人公のように他者を傷付けることなく体制側からは違法行為と見なされ逃げながらもひたすら一本の道を目指し走り続ける。 それは逃走でありながら同時に精一杯の攻勢でもある。 虚無的な主人公には感情移入できにくいかもしれないがそれゆえ自分自身への安易な妥協を許さない姿勢が浮かび上がってくる。 結果的に自分自身をあの壁へぶつける事で彼の思いは成就する。 ぶつかる寸前のあの笑みは悟りにも繋がっていると思う。 あれは決して自殺ではない。 道の前に立ち塞がる壁に対して不敵な笑いを浮かべて逃げなかっただけなのだ。 それがどれだけ崇高な行為であり想いであるか。 別に本当に死を賭して行動しなくてもそれだけ不退転の想いがあればいいのだろうと思う。 そうすれば道は開ける。 少なくとも自分自身に対して道を開こうとした、立ち向かおうとした証明になり、さらに生き続けようとする糧になるだろう。 その証がこの映画のラスト、車が突っ込んだ後で「ノウバディ・ノウズ」の歌に乗せて行われる現場処理とそれを取り巻く野次馬の姿。 あの生気の失せた光景は主人公の虚無的に見えながら鋭い生き様と比べて何と「死んでいる」ことか。 主人公の一直線の生き方こそが充実していたとはっきり印象付けるダメ押しの場面だった。 本当にあの時代、色々な生き様をしていたあらゆる世代に突きつけられたクエスチョンが40年後近くの今になって普遍性を持って蘇ってきていると思う。
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