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 「エト」さんのコメント一覧 登録数(20件)rss
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[001]ホーホケキョ となりの山田くん
 いしいひさいちを期待してはいけないエト2016-06-29
 
原作はいわずと知れた朝日新聞連載の4コマ漫画。 独特の絵柄と間、そこから生まれる笑いと毒が魅力である原作を巧妙にアレンジできているかどうか、そこが評価の分かれ目とな・・・
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原作はいわずと知れた朝日新聞連載の4コマ漫画。 独特の絵柄と間、そこから生まれる笑いと毒が魅力である原作を巧妙にアレンジできているかどうか、そこが評価の分かれ目となる。 結論からいえば、絵柄は文句なしの合格、間はそこそこ、笑いは惜しいところ、毒は行方不明。 いしいひさいちのキャラクターを借りながら、そこに俳句を被せることによって、良くも悪くも高畑勲らしい世界を描こうとした狙いはわかるが、ところどころに挟まれる中途半端な尺のエピソードがどうにも歯がゆい。 いっそ4コマ漫画のエピソードばかりを繋ぎ合わせて、いしいひさいちの世界を丁寧なアニメーションで再現してみせたほうが心地よい作品に仕上がったのではないだろうか。
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[002]ノルウェイの森
 映像は◎エト2016-06-29
 
村上春樹の代表作を映画化すること、それ以上に直子のキャスティングが賛否を分けていたといえる。 結論からいえば、菊地凛子の起用は是寄りの非。 とはいえ、たとえば、自分・・・
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村上春樹の代表作を映画化すること、それ以上に直子のキャスティングが賛否を分けていたといえる。 結論からいえば、菊地凛子の起用は是寄りの非。 とはいえ、たとえば、自分がイメージした直子が黒川芽衣だったように、いざ映像化してみると、自分を含めた一般的な読者が思い描く直子のイメージはハツネと重複してくるのかも知れない。 だから、原作の直子のイメージからかけ離れているとはいえ、偏見のない目で眺めた場合、菊地凛子の女優としての地力に気付かされる人も少なくない筈だ。 白と緑の自然や昭和時代の建築物からは、日本人監督による邦画にはない画の力が感じられるなど、映画としての完成度は悪くない。
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[003]大洗にも星はふるなり
 『キサラギ』の劣化版エト2012-02-05
 【ネタバレ注意】
クリスマスイブに海の家の跡地に集まった男七人の告白と妄想が垂れ流されるストーリー。 舞台劇が原案であるとはいえ、前々年にヒットした『キサラギ』を思い出さずにはいられ・・・
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クリスマスイブに海の家の跡地に集まった男七人の告白と妄想が垂れ流されるストーリー。 舞台劇が原案であるとはいえ、前々年にヒットした『キサラギ』を思い出さずにはいられない。 たしかに、個々のチャプターの完成度は決して低くない。 とはいえ、『キサラギ』の域に到達できていない諸々の要因としては、映像という視覚に訴える表現手法を活かせていないこと、登場人物の個性やバックグラウンドが相対的に薄いこと、役者陳の演技力のバラ付きが大きいことなどが挙げられそう。 福田監督にとって初めての長編作品ということだが、中盤以降のダレと見え見えのオチは致命的。
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[004]アフタースクール
 内田監督のセンスが凝縮エト2012-02-05
 【ネタバレ注意】
『運命じゃない人』でカンヌ映画祭四冠を達成した内田監督らしいどんでん返しが最大の見せ場。 そのどんでん返しにおける伏線の回収がやや手早過ぎる側面は否めないが、それで・・・
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『運命じゃない人』でカンヌ映画祭四冠を達成した内田監督らしいどんでん返しが最大の見せ場。 そのどんでん返しにおける伏線の回収がやや手早過ぎる側面は否めないが、それでいて小難しくないストーリーに仕上がっている。 コミカルな役回りに依存しない役者としての大泉洋を、肩の力を抜いて楽しめる点も○。 馴れ親しんだタレントとしての大泉洋を楽しみたければ、DVDのオーディオコメンタリーを是非。 伊武雅刀、山本圭、ムロツヨシなど、要所要所を締めたキャスティングも見事
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[005]ソラニン
  不完全燃焼というよりも不燃エト2011-10-01
 
原作を流し読みしただけの身から観ても、これは映画化ではなく、映像化に過ぎない。 現代の若者映画らしい空気感は悪くないが、ポイントとなってくるセリフは原作の横滑りであ・・・
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原作を流し読みしただけの身から観ても、これは映画化ではなく、映像化に過ぎない。 現代の若者映画らしい空気感は悪くないが、ポイントとなってくるセリフは原作の横滑りであり、唐突なテロップや後半の省略感など、ただ決められた枠に原作を押し込んだ印象が否めない。 モラトリアムの“ロスタイム”に対する好き嫌いはさて置き、初監督作品という昂揚感以上の熱意が伝わってこないのでは、映画監督としては失格。 サンボマスターの近藤洋一を起用したキャスティングが、三木監督の最大の魅せどころだったといっても過言ではない。 ただ、それらを差し引いても高良健吾の役者としての魅力には捨て難いものがある。
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[006]BECK
 堤幸彦という監督エト2011-10-01
 【ネタバレ注意】
堤幸彦監督はキャラクターの使い捨てが非常に上手い。 原作がある作品を映画化する場合、特に賛否の分かれやすい手法であると同時に、限られた尺を十分に活用するための有力な・・・
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堤幸彦監督はキャラクターの使い捨てが非常に上手い。 原作がある作品を映画化する場合、特に賛否の分かれやすい手法であると同時に、限られた尺を十分に活用するための有力な手段でもある。 そうした演出のポケットを豊富に持ち合わせている堤幸彦監督らしい“大作”に仕上がっている。 決して歴史に名前を残す監督ではないが、話題作を難なく撮ってしまう貴重な日本人監督の一人なのである。 だとすると、佐藤健の演じるコユキの歌声を観客の想像力に丸投げしてしまう演出も“最大公約数”の手法と好意的に捉えられなくもない。
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[007]俺たちに明日はないッス
 たしかに17歳は美しくないエト2010-09-05
 
高校生、童貞、銀何BOYZという組み合わせ通り、セックスにしか興味のない17歳の“不都合な真実”を描いてみせた作品。 決してスクリーン映えするわけではない柄本時生という俳優・・・
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高校生、童貞、銀何BOYZという組み合わせ通り、セックスにしか興味のない17歳の“不都合な真実”を描いてみせた作品。 決してスクリーン映えするわけではない柄本時生という俳優を主役に据えているからこその生々しさは、得手不得手が分かれてくるかも知れない。 とはいえ、彼の呟く最後の一言は、タナダユキのメガホンらしく相変わらず秀逸。 タナダユキという監督をもっと知りたいという好奇心の契機としては十分過ぎる出来映え。 遠藤雄弥もこれからが楽しみな俳優。
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[008]7月24日通りのクリスマス
 主演の二人で“乗り切った”映画エト2010-09-05
 
原作に釣られて観賞。 クリスマス映画にデフォルメされていることは間違いないが、大沢たかおと中谷美紀の主演二人に支えられて、ギリギリのところで映画としての体裁を保って・・・
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原作に釣られて観賞。 クリスマス映画にデフォルメされていることは間違いないが、大沢たかおと中谷美紀の主演二人に支えられて、ギリギリのところで映画としての体裁を保っている印象。 要するに、心理描写が足りないということ。 もちろん、すべてを描き切ってしまっても映画ではなくなってしまうが、物語の本筋における揺れ動きが省略され過ぎているため、観客はところどころで疑問符と一緒に取り残されてしまう。 主演の二人に地力があるからこそ、肩の力を抜いて観る映画としては及第点。
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[009]名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)
 『名探偵コナン』の劇場版らしい作品エト2010-05-30
 
『名探偵コナン』の映画は、ミステリーの要素とアクションの要素を半分ずつ楽しんでこそであり、ミステリーとしてだけ堪能しようとすると、どうしても“大味”になってしまう。 ・・・
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『名探偵コナン』の映画は、ミステリーの要素とアクションの要素を半分ずつ楽しんでこそであり、ミステリーとしてだけ堪能しようとすると、どうしても“大味”になってしまう。 大胆過ぎる展開を“アニメだからこそ”と捉えるか、“アニメに頼り過ぎ”と捉えるかで印象は変わってくるが、自分は前者。 怪盗キッドの要所要所を締める役回りも非常に美味しい。 ただ、大橋のぞみちゃんの役は、話題作りのために無理やり押し込んだ感が強い。 荒削りのカット割や音楽に加えて、クライマックスのアクションシーンに差し掛かるまでの中弛みも気になるが、娯楽映画としては○。
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[010]クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁
 ありがとう、臼井儀人先生エト2010-05-30
 【ネタバレ注意】
原作者である臼井儀人氏が事故死してから初めての劇場版であり、『クレヨンしんちゃん』に対する“愛”にあふれた作品。 大人になった野原家と“春我部”防衛隊の活躍シーンは、フ・・・
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原作者である臼井儀人氏が事故死してから初めての劇場版であり、『クレヨンしんちゃん』に対する“愛”にあふれた作品。 大人になった野原家と“春我部”防衛隊の活躍シーンは、ファンサービスであると同時に、故・臼井儀人氏に対する“感謝の意”に他ならない。 『嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』や『嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』のように、大人の涙腺に直接的に訴え掛けてくる路線ではないが、クレしんらしい“嫌みのない”メッセージは大人が観てこそキラリと光るのではないだろうか。 「大人の生活はリアルお飯事よりずっと大変なのよ」という大人になったネネちゃんのセリフは、『クレヨンしんちゃん』という作品の持つ潜在的な魅力を如実に表現しており、あまりに深い。 未来は変えられる。
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[011]茄子 スーツケースの渡り鳥
 “ジブリ化”だけが答えじゃないはずエト2010-05-23
 
悪い意味で、“ジブリ化”してしまった印象が拭い去れない。 前作に比べると、ロードレースがより物語の中心に据えられていると同時に、お気楽な雰囲気を膨張させてみせている・・・
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悪い意味で、“ジブリ化”してしまった印象が拭い去れない。 前作に比べると、ロードレースがより物語の中心に据えられていると同時に、お気楽な雰囲気を膨張させてみせている分だけ、わかりやすくなっているが、深みのない汎用的な作品に仕上がってしまっている印象。 どうしても前作との比較になってしまうが、それは続編の宿命であり、だからこそ、毛色を変えることで“逃げ”の体勢に入るような真似だけはしてほしくなかった。 藤村Dと嬉野Dが声優として出演しているので、どう馬鹿にとっては、ファンサービスの作品として楽しめるかも知れない。 大泉洋と山寺宏一の地力があるので、声優陳の安定感は増しているが、それ以外の要素は、おしなべて前作以下といわざるを得ない。
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[012]茄子 アンダルシアの夏
 物語の“本筋”で魅せる映画ではないエト2010-05-23
 【ネタバレ注意】
47分という映画らしからぬ時間の映画。 隊列、粉塵、傾斜など、巧みな描写で再現されたロードレースという“本筋”ばかりを目で追ってしまうと、ありきたりな予定調和の結末し・・・
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47分という映画らしからぬ時間の映画。 隊列、粉塵、傾斜など、巧みな描写で再現されたロードレースという“本筋”ばかりを目で追ってしまうと、ありきたりな予定調和の結末しか見えてこないかも知れないが、ロードレースはあくまでメタファーに過ぎない。 レース中にクビを宣告してきたスポンサーのブランドをヒーローインタビューで声高らかに宣伝してみたり、昔の恋人の“残酷”なセリフを気丈に避わしてみたりと、地元アンダルシアを駆け抜けたからこそ手にすることが出来た主人公ぺぺの“脱却”を、ロードレースに投射できなければ、“無味乾燥”な心地に終始してしまうだろう。 そう考えると、映画館で身構えて鑑賞するより、日常の“狭間”に差し込んでこそ生きてくる作品といえるかも知れない。 ただ、小池栄子の棒読みのセリフだけは、どうにもいただけない。
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[013]たみおのしあわせ
 それにしてもキャストは豪華であるエト2010-05-16
 
キャストが豪華なだけはある。 オダギリジョー、原田芳雄、麻生久美子……演技に穴のない俳優陣、いまは亡き忌野清志郎の起用法は見事。 「結婚しても、しなくても、どのみち君・・・
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キャストが豪華なだけはある。 オダギリジョー、原田芳雄、麻生久美子……演技に穴のない俳優陣、いまは亡き忌野清志郎の起用法は見事。 「結婚しても、しなくても、どのみち君は後悔することになる」というキャッチフレーズを発掘してきた点も見事。 丸投げに等しいぐらいに伏線を張り巡らして、あざといまでに音や光を織り交ぜている点には、舞台仕込みの地力を感じさせる。 それでも後味が悪いのは……「そんなに“嫌な奴”ばかりじゃない」と思い込みたい、観る側の責任なのだろうか。
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[014]間宮兄弟
 タイトルに反した女性賛美歌エト2010-05-16
 
一言でいえば、「予告編に騙された」ということになる。 ほのぼのとしたコメディを期待していたが、主人公の間宮兄弟に対する“愛”が感じられない演出に終始している点は、残念・・・
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一言でいえば、「予告編に騙された」ということになる。 ほのぼのとしたコメディを期待していたが、主人公の間宮兄弟に対する“愛”が感じられない演出に終始している点は、残念の一言。 原作者である江國香織の“雌”としての女性賛美のリズムに、監督がそのまま踊らされているようにしか感じられなかった。 百歩譲って、一部の女性にはそれなりの満足感を与えてくれるかも知れないが、男性には決して勧められたものではない。 主演の佐々木蔵之介とドランクドラゴン塚地の妙にはまった演技以外は、観るべき要素はない。
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[015]映画 レイトン教授と永遠の歌姫
 良くも悪くもゲームに忠実エト2010-05-09
 
大泉洋ファンの自分にとっては、外すことの出来なかった作品。 ゲームのファンが映画館に足を運ぶべきところを、制作者の思惑通り、映画からゲームに流れた身からしてみれば、・・・
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大泉洋ファンの自分にとっては、外すことの出来なかった作品。 ゲームのファンが映画館に足を運ぶべきところを、制作者の思惑通り、映画からゲームに流れた身からしてみれば、ニンテンドーDSを手に取ってみて、ようやくゲーム通りであることに気付かされた。 大泉洋、堀北真希、相武紗季という声優陣は意外に穴がなかったとはいえ、物語の要所要所に散りばめられた“謎”が伏線として機能していなかった点が気になったとはいえ、そもそもの主軸が単発の“謎”を説いていくことに置かれている以上、映画だけを観て不平不満を並べることはお門違いなのかも知れない。 メディアミックスを得意とするレベルファイブの戦略に乗せられてみるのも一興ということ。 それにしても大泉洋は多才である。
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[016]ホッタラケの島 遥と魔法の鏡
 ファンタジー映画の王道と日本CGの融合エト2010-05-09
 
スピッツの主題歌に釣られて劇場まで足を運んだわりには、十分に満足することが出来た。 物語の冒頭から序盤に掛けての主人公の心情描写が足りないように思われたが、予想に反・・・
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スピッツの主題歌に釣られて劇場まで足を運んだわりには、十分に満足することが出来た。 物語の冒頭から序盤に掛けての主人公の心情描写が足りないように思われたが、予想に反してテンポの速い作品だったことから、それほど気になるものでもない。 主題は表題に込められた通りで、物語の大筋や展開に目新しさはないが、登場キャラクターの動きやファンタジックな世界観に対するCGの作り込みは◎。 もし2010年に入ってからの3Dブームに便乗できていたら、動員数も変わってきたかもしれない。 コットンのひたむきな想いが素敵。
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[017]クヒオ大佐
 堺雅人は素晴らしいエト2010-04-11
 
堺雅人は“眼”で演技のできる俳優。 スクリーンに映し出されたときの安定感が群を抜いている。 ただ、その反面、吉田大八監督の本筋の意図はなかなか伝わりにくいかも知れない・・・
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堺雅人は“眼”で演技のできる俳優。 スクリーンに映し出されたときの安定感が群を抜いている。 ただ、その反面、吉田大八監督の本筋の意図はなかなか伝わりにくいかも知れない。 下手をすると、その本筋が邪魔に映ってしまいかねないほどに、堺雅人が演じるクヒオ大佐がキレキレ。 果たして、吉田監督の真意はどれほどの観客に届いたのだろうか。
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[018]パレード
 原作とはややテイストが異なるエト2010-04-11
 【ネタバレ注意】
原作者である吉田修一が『パレード』という表題に込めたメッセージから逸脱しないこと、映画監督としての行定勲の色を付けること、その両輪が無理なく噛み合った仕上がり。 も・・・
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原作者である吉田修一が『パレード』という表題に込めたメッセージから逸脱しないこと、映画監督としての行定勲の色を付けること、その両輪が無理なく噛み合った仕上がり。 もちろん、映画化においては、原作との乖離という副作用は避けられない以上、主演陣以外ではキャスティングにおける違和感も見受けられたが、本筋に影響を与えるほどではない。 原作が軽いタッチで描かれているからこそ最後の結末が際立ってくるのに対して、映画は重苦しい演出と音楽で構成するなど、原作との距離感も適度。 特にラストシーンは行定監督の演出力と俳優陳の演技力があってこそ。 原作ファンも十分に楽しめる出来ではないだろうか。
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[019]百万円と苦虫女
 ラストの一言が秀逸エト2010-04-10
 【ネタバレ注意】
前向きな視線と割り切れない想いが共存した作品。 素直になれなかったり、まっすぐに向き合えなかったり、中途半端に投げ出してしまったり……人生における出会いって同じような・・・
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前向きな視線と割り切れない想いが共存した作品。 素直になれなかったり、まっすぐに向き合えなかったり、中途半端に投げ出してしまったり……人生における出会いって同じようなことの繰り返し。 「来るわけないか」とつぶやいて歩き出す鈴子の姿は、この映画のラストを飾るのにふさわしい一幕。 都会のイジメ、海辺のナンパ、山村の村八分、あえてステレオタイプな枠組みに主人公を泳がせても、それをベタな雰囲気で終わらせない“空気”のある作品。 それはタナダ監督の想いや、物語が進むにつれて少しずつ変化していく“苦虫女”の表情や、それを演じる蒼井優の演技があってこそ。
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[020]秒速5センチメートル
 小説版を読んで初めて完結する作品エト2010-04-10
 
ひたすら美しくて、切なくて、鬱に浸る。 でも、この気持ちは忘れられない、忘れちゃいけない、忘れたくない。 振り返ることは出来ても、取り戻すことは出来ないのだから、歩・・・
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ひたすら美しくて、切なくて、鬱に浸る。 でも、この気持ちは忘れられない、忘れちゃいけない、忘れたくない。 振り返ることは出来ても、取り戻すことは出来ないのだから、歩き続けるしかないでしょう? ラストシーンをバッドエンドと捉えるかどうかは、小説版を読む前と読んだ後で変わってくるのでは? 小説版を読まないことには新海誠の真意が伝わってこないことから、映画版のみでは8点だが、小説版を読んだ後に映画版を観直した場合は10点。
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