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 「ノブ」さんのコメント一覧 登録数(371件)rss
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[001]家族はつらいよ
 「家族はつらいよ」ノブ2016-03-21
 【ネタバレ注意】
「家族はつらいよ」(監督:山田洋次 108分) 話の内容は夫が妻から熟年離婚を切り出され、その家族も皆あたふたする喜劇。 靴下を脱ぎっぱなしにする父親という小ネタがボ・・・
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「家族はつらいよ」(監督:山田洋次 108分) 話の内容は夫が妻から熟年離婚を切り出され、その家族も皆あたふたする喜劇。 靴下を脱ぎっぱなしにする父親という小ネタがボク的には良かった。 「納豆は大粒がいい」という長男の文句が、自分の母もよく言うので親近感があった。 探偵が仕事忘れて、調査相手の高校の同級生と飲み始めるというのがボク的には良かった。 夫婦げんかしていた長女夫婦が、父親の離婚問題で、夫婦げんかそっちのけになるのがボク的には良かった。 家族会議でうな重を頼む時に長男の嫁が金がかかるので「うわっ」と言いながら躊躇するのがボク的にコミカルだった。 家族会議で父親の離婚問題そっちのけで長男夫婦がけんかしだすのがボク的にコミカルだった 父親が倒れて病院に運ばれた後、誰もいなくなった雑然とした居間で、犬だけが吠えているという撮り口がボク的にコミカルだった。 誰も食べる人がいなくなった後に、出前が7人前の「値上がりした」うなぎを持ってくるのがボク的にはコミカルだった。 病院に葬儀屋のパンフレット持ってくる長男がボク的にコミカルだった(「死ぬ事が前提」というコミカルさ)。 最後父親がきちんと妻に感謝の気持ちを言葉で伝え、脱いだ靴下もきちんと畳んで、妻が離婚届を破って許すラストのオチもボク的にはとても良く、観た後味も良かった。 最後のエンディングの、2階の老夫婦の妻が夫を気遣うシーンとカメラが1階に降りてきて長男夫婦の妻が子供を叱っていると長男夫婦自体がけんかし始めそれを子供になだめられるシーンを無声で撮って、観てるだけで楽しめるシーン・演出にしていたのがボク的にはとっても良かった。 全般的に 前半は小ネタくらいで面白味に欠けたが、家族会議あたりから基本的なコミカル演出を重ねて最後まで楽しく見せ、最後もナカナカ心温まるハッピーエンドで、観終わった後もとても感じが良かった。流石は山田洋次監督。演出・撮り口の基本ははずさないなぁとボク的には感心した作品。
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[002]happy-しあわせを探すあなたへ
 「happy」ノブ2015-06-20
 【ネタバレ注意】
「happy しあわせを探すあなたへ」(監督:ロコ・べリッチ 76分) 話の内容は世界各国で「幸せとは何か?」を探し、考えるドキュメンタリー。 住む所と食事の目処が立・・・
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「happy しあわせを探すあなたへ」(監督:ロコ・べリッチ 76分) 話の内容は世界各国で「幸せとは何か?」を探し、考えるドキュメンタリー。 住む所と食事の目処が立つくらいの経済的・物質的な豊かさがあれば良く、後は経済的・物質的に豊かなアメリカや日本でも経済的・物質的豊かさだけではそれ程幸福度は上がらないという説明が、貧乏人のボクにはナカナカ受け入れられなかった(ボク自身が衣食住がギリギリで、預金が底をつき、仕事も続けられなくなり、食住もままならなくなる不安を抱える貧困層で、経済的・物質的な豊かさを享受する立場に立った事がないから、「経済的・物質的に豊かになっても必ずしも幸せになれない」というのが想像できない為) 新しい事に挑戦したり、変化をつける事が幸福度を高めるという説明は、失敗を恐れてほとんどチャレンジをしてこなかったし、変化を恐れて変化をつけずに同じ事を繰り返しがちなボクにはナカナカ受け入れられず難しそうだと思った。 サーフィンの事例で、有酸素運動をすると幸福度が高まるというのはその通りだろうとボク的には思えた(運動は心にも身体にも良い) 家族や恋人、友達、ご近所さん達など他の人といい関係を作ると幸福度が高まるというのはその通りだろうとボク的には思えた 事故にあった女性の例で、事故の為に醜くなった顔や不自由になった身体をありのまま受け入れる事で事故前より幸せになれたという「外見・見た目」の要素も幸福度にとってはそれ程重要でないという話はなんかリアルで説得力があった。 ブータンがダムを作らず(経済的・物質的に豊かになる事)、宗教建築物や自然を守ったり、ダムを作ると出ていかなければならない人々の生活を守り、人々の幸福度を上げる方を重視するという事例は、ダムを作る経済的・物質的な利益を少し軽視している感じをボク的には受けた(便利になったり、物質的に豊かになる事が最低限の土台としてあって初めて幸福になれるのではないかとボクは思い、ブータンのような国ではインフラ整備等により最低限の土台を確保する事の方が幸福度をより上げる事に繋がるのではないかとボク的には思えたから)。 アフリカの人々の、部落の一人が病気したら部落の皆で回復を願いダンスするというのも、ボク的には物質的豊かさや便利さを軽視しているように感じた(病気の場合部落間の人々の連帯や仲の良さより、病気を治す薬や医学的処置の方が、病気した人にとってはメリットになるし、病気が治り物理的にも精神的にも幸せにもなれるのではないかとボクは思うから)。 人の為に何かをすると幸福度が上がるというのもボク的には共感が持てるが、ボクのように人が喜んでもらえるような技能・機会がほとんど無い人はどうすればいいのか?とも思った。 感謝する心を持ったり、今自分が持っている物や自分の能力等に満足感を感じるようにすると幸せになれるというのもボク的には異論がなかった。 全般的に この映画の幸福に対する考えは、脳科学とか科学的なアプローチとしては正しいのかもしれないが、それは最低限の経済的・物質的豊かさを享受するのに物質的・精神的な不安がない人にはあてはまるかもしれないが、ボクのように最低限の豊かさを享受するのに不安を抱く人(今は住む所や食うのに困らなくても、仕事ができなくていつそれらを失うか不安な人)にとってはナカナカ受け入れ難く、不安が消えるくらいの経済的・物質的という物理的豊かさが幸福度を高める余地もボクのような人には大いにあるようにボク的には思える。 胡散臭くないと映画の中では言っているが、物理的な豊かさの重要性を少し軽視しすぎている所がボクにはやはりチョット胡散臭さを感じた。 最低限の経済的・物質的豊かささえ享受できない不安を抱いているボクにとっては、この映画の幸せの考え方は「科学的には正しくその通りかもしれないが、受け入れたり実践に移したりするのはとても難しい」とボク的には感じた作品。
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[003]KANO 〜1931海の向こうの甲子園〜
 「KANO」ノブ2015-01-25
 【ネタバレ注意】
「KANO」(監督:マー・ジーシアン。主演:永瀬正敏 185分) 話の内容は、台湾の野球部が日本人監督の下、3部族構成チームで協力して、勝ち進んで甲子園で大暴れする・・・
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「KANO」(監督:マー・ジーシアン。主演:永瀬正敏 185分) 話の内容は、台湾の野球部が日本人監督の下、3部族構成チームで協力して、勝ち進んで甲子園で大暴れする話 嵐のシーンの映画館内でのスクリーンに映画が映される中での学生達同士の喧嘩と大通りに飾られた台湾の提灯が風で吹き飛ばされている所がシーン的に良かった。 台湾予選を勝った時の嘉義市内の凱旋パレードの大人数の迫力とダム開設の迫力がシーン的に良かった。 パパイヤの逸話と「途中」で負けた相手選手からの視点になる演出は、「台湾映画の独特さなのかな?」とボクは思った。 ピッチャーが指の怪我の手の血まみれでストライクが入らず、フォアボール連発で自滅している時に、バックを守る選手全員から「打たせていこう」と大声をかけられる演出がボク的には良かった。 外野のダイビングキャッチで、滑り込んだグラウンドの芝生に小さなお花が咲いていたという演出がボク的には良かった。 最初批判的だった記者が、嘉農が勝ち進むにつれて嘉農を支持するようになる演出がボク的には良かった。 台湾予選を勝つ試合から最後の甲子園決勝までの野球の試合は、皆一生懸命なプレーシーンもあり、盛り上がりがあり楽しく観れた。 全般的に 映画としては面白さに欠けると思った。前半の野球が上手くいかない所が、淡泊でもあり、厳しさ・悲惨さも足りないので、上手くいって勝ち進んでいく所やダムが出来て農民達が楽になる所とのコントラストが弱く、観ていて爽快感をあまり得られなかった。又女の子二人がとってもチャーミングだったので、恋愛話が淡白だったのもボク的には残念だった。3部族協和も、イーストウッドの「インビクタス」での黒人の男の子と白人の警官が一緒になって勝利を喜びあうような観客同士の部族融和のエピソードを入れた方がもっと感動的になったのではないかとボク的には思った。又応援する人達のエピソードが弱いというのもスポーツ映画として面白さに欠けるとボク的には思った。 キャスト的には皆ナカナカ良かったが、野球部員はじめ多くの俳優が辿たどしい日本語を話さなければならず、俳優達の演技がかなり制約されていたのは可哀想だった。 映画としてはそれ程面白くなかったけれど、とってもいい話で、キャストもナカナカ良く、台湾の事を少し知る事も出来て、ボク的には観て損は無かったと思えた作品。
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[004]シン・シティ 復讐の女神
 「シン・シティ 復讐の女神」ノブ2015-01-11
 【ネタバレ注意】
「シン・シティ 復讐の女神」(監督:ロバート・ロドリゲス。フランク・ミラー 103分) 話の内容は、犯罪都市シン・シティを舞台にしたハードボイルドアクション活劇。 最・・・
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「シン・シティ 復讐の女神」(監督:ロバート・ロドリゲス。フランク・ミラー 103分) 話の内容は、犯罪都市シン・シティを舞台にしたハードボイルドアクション活劇。 最初のゴリラの暴れっぷりが中途半端だった。 ジョセフ・ゴードン・レヴィットがコインをトスしているのは、「暗黒街の顔役」(監督:ハワード・ホークス)のジョージ・ラフトのパクリだった。 エヴァ・グリーンは脱ぎっぷりは良かったが、悪女としてはすぐにサセ子な所がイマイチだった。 ゴリラと黒人大男の対決がボク的にはチョビっとだけオモロかった。 東洋人娼婦の一回転首切りを観て、ロバート・ロドリゲス監督は本当に一回転首切りが好きだなぁと思った。 クリストファー・ロイドの、ヒロポンを腕に注射して落ち着き、患者の履いていた靴を治療代として受け取り、しゃぶっていたアイスキャンディーのバーを骨折した手の指の添え木にする闇医者がボク的には良かった。 ジェシカ・アルバの腰クネダンスは卑猥だった。 最後のゴリラとジェシカ・アルバの殴り込みも無茶さが足りなかった。 全般的に アクションに無茶さや派手さがそれ程無く、ゴチャゴチャしていて分かりづらかった。 エロもモロなのが多く、「エロを匂わせる」ような粋な演出・撮り口が全く無いのも残念だった。 キャスト的にはチョイ役のレディー・ガガと闇医者のクリストファー・ロイド、黒人の大男デニス・ヘイスバート、完全にゴリラのミッキー・ロークなんかがボク的には良かった。 暴力もエロも単純なモロ見せでなく、もっと暴力もエロも魅せる演出や撮り口の工夫が欲しかった、ギャアギャアうるさいけれどかなり退屈で、前作の「シン・シティ」からスケールダウンしてしまったとボク的には思えた作品。
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[005]ベイマックス
 「ベイマックス」ノブ2015-01-03
 【ネタバレ注意】
「ベイマックス」(監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ 108分) 前座「愛犬とごちそう」 犬が食べるシーンだけで飼い主の人生を描くというのがオシャレだった(特に・・・
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「ベイマックス」(監督:ドン・ホール、クリス・ウィリアムズ 108分) 前座「愛犬とごちそう」 犬が食べるシーンだけで飼い主の人生を描くというのがオシャレだった(特に飼い主が女と付き合って、犬のエサのメインまでが野菜になり、犬のエサに対する食いつきが悪くなる演出がボク的には良かった)。 犬の絵が手描きっぽくって、絵が温かい感じがして、犬もとっても可愛かった。 本編 話の内容は、ケアロボット、ベイマックスの大活躍。 最初のロボットファイトが面白かった(最初は格闘だったのに、最後はノコギリとか武器でチョン切る)。 大学での研究が良かった(後でヒーローになる時の特技とつながっている)。 大学の火事のシーンは、「バックドラフト」のパクリだった。 腹の出た中年太りのおっさん体型のベイマックスが、コミカルだし、癒し系だった。 ベイマックスを追いかけて街中を歩き回る主人公が良かった(特にベイマックスがちゃっかり路面電車に乗っているのがコミカルだった) ベイマックスのロケットパンチはワロタ。 仲間達の特技も、ローラースケートのスピード感、化学玉攻撃、手刀攻撃、火を吐く怪獣のコミカルさと、観ていて面白いのが良かった 3Dでは色々な建物をかいくぐって空を飛ぶシーンはお約束だと思った。 最後仲間と力を合わせて敵を倒すのもスピード感・迫力があり良かった(空中にある空間移動装置が色々な物を吸い上げているという戦いの舞台設定も良かった)。 敵をやっつけるのと、時空に彷徨っている敵の娘を助け出すという二段構成になっている演出も良かった。 エンドロールのアメコミ調の絵もシャレていた。 全般的に テンポが早い。もっとコミカルでホンワカした話かと思っていたら、意外にスピードも迫力もある本格アクションアニメだった。 もう少しベイマックスの腹の出た中年太りのおっさんのような体型やマジメな受け答えのギャグの配分が多ければ、もっとスピードと迫力のあるシリアスアクションシーンが際立ったのではないかとボク的には思った。 キャラ的には、仲間のメガネをかけた長髪金髪の女の子が、いつも明るくポジティブな事だけを言うというのがボク的には良かった。 腹の出た中年太りのおっさん体型の、コミカルで癒し系なベイマックスが、本格的なアクションをするというギャップが楽しい、流石はディズニー将軍と感心させられたCGアニメ映画の佳作。
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[006]自由が丘で
 「自由が丘で」ノブ2014-12-30
 【ネタバレ注意】
「自由が丘で」(監督:ホン・サンス。主演加瀬亮。67分) 話の内容は、女を追って韓国のとある町を彷徨い歩く男の話。 韓国が舞台で、日本人が主人公なのに、話すのが英語と・・・
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「自由が丘で」(監督:ホン・サンス。主演加瀬亮。67分) 話の内容は、女を追って韓国のとある町を彷徨い歩く男の話。 韓国が舞台で、日本人が主人公なのに、話すのが英語というのがボク的には良かった。 韓国語ベラベラのアメリカ人がボク的には良かった。 年配の男と恋仲の若い娘のエピソードがボク的にはコミカルだった。 女を追って韓国に来た事を打ち明けようと思いながら、別の女とまた寝る主人公がボク的には良かった。 便所に閉じ込められるという何気ないエピソードがボク的にはコミカルだった(トイレ内でトイレットペーパーの白が少し出ていたのも絵的に良いとボク的には思えた)。 全般的に 驚くような凄いシーンも、ドギツイ・オモロイ演出もほとんど無いが、韓国らしい建物のゲストハウス(特に障子の紋様が韓国っぽくてボク的には良かった)、あまり栄えてはいないが韓国らしい町並み、キャストの良さ(特に主人公の女二人がチョッピリだけ見た目のいいおばさんだったのが妙にナマナマしくて、ボク的にはとても良かった)、セリフの良さで、肩肘張らずに自然体でリラックスして観れる作品の雰囲気の良さが、ボク的にはとても良かった。 酒の飲み過ぎ、タバコの吸い過ぎ、寝過ぎではあるけれど、低予算・デジカメ撮影・短期間撮影としては充分楽しめて、いい雰囲気も醸し出しているナカナカの佳作。
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[007]ラブ・アクチュアリー
 「ラブ・アクチュアリー」ノブ2014-12-28
 【ネタバレ注意】
「ラブ・アクチュアリー」(監督:リチャード・カーティス 135分) 話の内容はクリスマスを舞台にした色とりどりの恋模様♪ ヒースロー空港の再会を喜んで抱き合う人達の・・・
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「ラブ・アクチュアリー」(監督:リチャード・カーティス 135分) 話の内容はクリスマスを舞台にした色とりどりの恋模様♪ ヒースロー空港の再会を喜んで抱き合う人達のショットが良かった。 元ロックスター歌手の何度もやり直しのレコーディングのオープニング曲がコミカルで洒落ていた。 結婚式の、出席者が立ち上がって楽器を演奏する、サプライズ演出がお洒落だった。 「ピンク映画」のマジメな撮影現場というのがコミカルで洒落ていた。 「メソメソしている男なんて女が寝てくれないわよ」という、妻を亡くし義理の息子も落ち込んでいると嘆いている父親に対する女友達のアドヴァイスがボク的にとっても良かった。 女の配膳係の事でアメリカ大統領と険悪になり、政治の場面でも対アメリカとの関係を弱腰姿勢から強硬姿勢へ変えるイギリス首相というのがクールだった。 小説家とポルトガルのお手伝いさんの言語ギャップ演出も良かった。 風に舞う小説の原稿(シーン的に面白い)と、池に落ちた原稿をとる為に服を脱ぎ下着姿になるポルトガルのお手伝いさんがとても良かった(その後ポルトガルのお手伝いさんも小説家も池に入って原稿をとり、二人でしっぽり濡れるのも良かった)。 撮影した結婚式のビデオで、旦那の親友が奥さんの事ばかり撮影していた事で、旦那の親友が奥さんの事を好きだと分かる演出が良かった(結婚式で出席者に「旦那が好きなゲイなの?」と旦那の親友が尋ねられるギャグがこれによってさらに効いてくる)。 オールドミスが折角好きなイケメン同僚と結ばれる時に、前フリの「お邪魔携帯」が鳴るのが最高だった。 ローワン・アトキンソンの過剰包装ギャグが最高だった(空港でのローワン・アトキンソンもとってもナイス)。 イギリスのバカ青年の「アメリカでモテモテ」が現実になる。ワロタ。 クリスマス・イヴ アダルト男優・女優カップル。結ばれて良かったね(軽いジャブ) オールドミスとイケメン同僚の恋。職場で挨拶だけ。寂しいね(当たり損ねも入れる)。 元ロック・スター歌手とチビデブのマネージャーとの友情(なかなか泣かせる、じわじわくるボディブロー) 浮気しようとしている夫とその妻の関係。(謝って済んだら警察は要らねんだよ。でも元の鞘に収まって良かったね。軽いジャブ) 旦那の親友と妻の恋。親友が自分の気持ちを素直に伝えたら妻はキスをしてくれた。最後の親友の「イナフ(キスで充分)」のセリフもとっても良かった(矢吹ジョーのクロスカウンター)。 首相と配膳係との恋。戸別訪問ワロタ。車の中にタコさんも一緒ワロタ。最後に隠れてキスしていたら舞台の中央でスポットライトがあてられ、皆にバレバレ無茶苦茶コミカルで洒落ていた。最後の皆の温かい祝福の拍手もとても良かった。(金竜飛のチョムチョム) 息子とアメリカに行ってしまう女の子との恋。息子のドラム演奏で女の子が歌うクール。空港での警備員をかいくぐっての告白とってもナイス。最後の女の子からのキスと父親との抱き合い微笑ましい。(力石徹のアッパーカット) 小説家とポルトガルのお手伝いさんとの恋。小説家の家族の温かいクリスマスの迎え入れを蹴ってポルトガルへ飛び立つイケてる。空港に着いて急いでいてもおばあちゃんにタクシーを譲ってあげるメチャイケ。結婚したいと行ったら前フリのデブ姉が出てくるコミカルで洒落ていた。街中の人達を引き連れ、店中の皆からも注目を集める中、小説家が駅前留学で勉強したポルトガル語でポルトガルのお手伝いさんに公開プロポーズメチャメチャイケてる!!プロポーズOKでポルトガルのお手伝いさんからキスされるだけでなく、デブ姉からもそしてナント父親からも小説家が口にキスされるコミカルで洒落ていた(ホセ・メンドーサのコークスクリューパンチ) 最初のヒースロー空港のショットと繋げて、最後に空港での今までの登場人物達のハッピーエンドを持ってくる演出も最高で、観た後味もとても良かった。 全般的に 演出にもセリフにもイギリスの粋とユーモアがたっぷり詰まっていて無茶苦茶面白い。 色々な人が出てきて複雑になる話を、スッキリ分かりやすく上手く相互関連させているストーリー展開(脚本の良さ)も見事だった キャストは、無茶苦茶ベッピンさんなのはキーラ・ナイトレイだけだったけれど、女優さん達が皆味があって良かった。男性陣もとても良かった。 「クリスマスぐらい自分の気持ちを素直に伝えよう」というメッセージ性も最高に良かった。 笑って感動できるイギリスの懐の深さを改めて思い知らされた痛快ラブコメディーの傑作!!
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[008]風と共に去りぬ
 「風と共に去りぬ」ノブ2014-12-20
 【ネタバレ注意】
「風と共に去りぬ」 話の内容は「男と女のラブゲーム♪」。 戦争の知らせで豪邸内に人が行き交い大騒ぎになるのが、シーン的に良かった。 北軍に攻撃されてる街中で、市民は逃げ・・・
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「風と共に去りぬ」 話の内容は「男と女のラブゲーム♪」。 戦争の知らせで豪邸内に人が行き交い大騒ぎになるのが、シーン的に良かった。 北軍に攻撃されてる街中で、市民は逃げていき(画面奥に逃げる)、きちんとした軍服も着てない南軍の兵士の隊列は戦地へ向かって進軍(画面手前に進む)するシーンが最高だった。 騒然とする街中、特に馬車と馬が行き交うのがシーン的に迫力があった。 メラニーのお産の為に老軍医を呼びにスカーレットが街に行ったら、街中に夥しい数の負傷兵がゴロゴロ転がっているというシーン・演出が凄かった。 弾薬も貯めている燃え盛る炎の貯蔵室の前を、馬車で抜け出す大迫力(大きな建物が焼け落ちる等)と緊迫感が凄かった。 盗みや人を殺してももう二度と飢えには苦しまないとスカーレットが神に誓う前半のラストも凄すぎた。 盗みに来た北軍の兵士をスカーレットが銃で撃ち殺し、メラニーがしたたかに後始末のアドヴァイスをするのも凄すぎた。 父親が金でタラの家を買いに来た元部下を追って馬で追いかけ、馬が柵を飛び越せず死ぬのが凄かった(父親が最初馬で柵を颯爽と飛び越えるシーンを活かした演出)。 バトラー・老軍医・アシュレイ・メラニーで北軍の兵士の前で大芝居をうつ演出が無茶苦茶大人でカッコ良かった(事情をよく分かっていないお婆ちゃんが「本当に娼館に行ったの」と老軍医に訊ねてくる演出も無茶苦茶コミカルだった)。 娼婦ベルがメラニーにスカーレットの悪態をついた時にメラニーが「スカーレットを誤解しないで。彼女は泣き暮らしているのよ」とスカーレットを擁護する女の友情に熱い涙がこみ上げた。 バトラーが「愛してる」と素直に言えないので、冗談めかしたり、強引に迫ったりするのが「男の可愛さ」だと思った。 バトラーの強引なキスが功を奏して、スカーレットがバトラーとの結婚を承諾するのが理に適っていた。 親しい仲の人達に迄夫とスカーレットの浮気の噂が流れているのに、メラニーはスカーレットを最初から当たり前のように信じて温かくパーティーにスカーレットを迎え入れるのが凄かった。 泥酔して嫉妬に狂ってバトラーがスカーレットを抱いたら、女は喜んだのに、男は後悔するという「男と女のすれ違い演出」が凄過ぎた バトラーがスカーレットとの話し合いで子供を奪ったが、子供が母親を恋しがったのを見て、子供を母親に返しに行くのが凄かった。 相変わらず素直に自分の気持ちを言えず衝突・いがみ合う二人のやり取りで、スカーレットが階段から落ち、二人目の子供を流産するというのが凄かった。 メラニーは、フツーの優しい女性だが、高齢出産も厭わない勇気のある女性で、なんでもお見通しというのが凄すぎた。 一人娘も黒人の太った家政婦の言う事をきちんと聞かないから、スカーレットの父親と同じ馬の事故で死んでしまうというのも凄すぎた 二人の良き理解者であるメラニー迄最後死んでしまうというのが凄すぎた。 最後に故郷(くに)のタラに戻って、一晩ぐっすり寝て明日じっくり対策を考えれば、スカーレットもバトラーもどちらもやり手なので、二人は「タラで」仲良く暮らせるようになるし、スカーレットの生き様の凄さを観たら高齢出産で3人目以降の子供もバンバン産めそうだし、もし子供が産めなければ子供を欲しければ養子を迎えたりして、スカーレットとバトラーはこの後いともたやすく「愛のある家庭」をスカーレットの故郷(くに)であるタラで築いていくとボクは確信しているので、一般的に言われる悲しい別れのラストではなく、大円団のハッピーエンドだとボクには思え、観た後味も最高だった。 全般的に 凄すぎるの一言。南北戦争・戦争後の時代背景の豪華絢爛な歴史大作映画なのに、それはチョットした添え物に過ぎず、「男と女の愛の難しさ」をメインディッシュとする事で、誰もが共感し分かり易い無茶苦茶面白い感動娯楽作に仕上げている事に度肝を抜かれた。その愛も二人が結ばれるとか結婚するとか子供が生まれるとか生まれた子供が死ぬとかついに自分の気持ちに素直になり「愛してる」と相手に伝え伝われば一挙に全てが解決されるという普通の映画ならば凄すぎる演出がチンケな扱いしかされておらず、「本当の大人の愛の難しさ」を時に無茶苦茶面白く時に無茶苦茶悲しく描き出していて、お子ちゃまのボクの「愛」に対する考え方を根本的に変革してくれて、ただただ超感動するしかなかった。 映画としてもパーフェクトだし、「愛」を深く考えさせられるし、231分と物理的な時間としては長い映画だけれど全編イキっぱなしで、時間が「あっ」と言う間に感じるボクが今まで観てきた映画の中で一番大好きで、一番面白く、一番感動した映画作品。大袈裟でなく「観たら人生が変わる作品」
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[009]トゥルー・ロマンス
 「トゥルー・ロマンス」ノブ2014-12-19
 【ネタバレ注意】
「トゥルー・ロマンス」(脚本:クエンティン・タランティーノ。監督:トニー・スコット 121分) 話の内容は娼婦と客の恋の逃避行。 エルヴィスのダベリがオモロかった。 ・・・
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「トゥルー・ロマンス」(脚本:クエンティン・タランティーノ。監督:トニー・スコット 121分) 話の内容は娼婦と客の恋の逃避行。 エルヴィスのダベリがオモロかった。 サニー千葉のカンフー映画3本立てに誘って女にフラれるのがコミカルだった。 デトロイトの浮浪者達の焚き火のショットが良かった。 ポップコーンを映画館で男にぶちまける女というボーイ・ミーツ・ガールが良かった。 セックスを終えた後、ベッドで手をつないで座っている男と女の二人の背後からのショットが良かった。 娼婦と客の恋というのが良かった。 婚姻届を出した区役所前でのディープキスが良かった(マジメな場所でエロい事するというのがボク的に好き)。 お互いに相手の名前の刺青を彫るバカ夫婦が良かった。 エルヴィスの亡霊にトイレで唆されて、ポン引きを殺しに行く男というのが良かった。 ポン引きを殺した後、男が女にポン引きを殺した事を言ったら、女が「最高」と言って男を押し倒す演出がとっても良かった。 貨物列車が傍を通る主人公の男の父の家のロケーションが良かった。 父に結婚を報告すると同時に、元警官の父から捜査状況を聞き出すという演出が理に適っていた。 ギャングの相談役が父親の話をきちんと聞き、父と談笑する所は無茶苦茶緊迫感があった。シシリー人にはニガーの血が流れているという父親の悪口もセンスが良かった。父が命を懸けて息子達の行き先を言わなかったのに、冷蔵庫に行き先の紙が貼ってあるという、「父の死が無駄死に」みたない効果もコミカルだった。 イタリア人のギャングがイタリア語しか喋れないし分からないという異文化言語ギャップもさり気なく入れているのがお洒落だった。 友達に電話しながら欲情してしまい、電話ボックスで服を着たままファックしていると、でっかいトラックが通り過ぎるというのが良かった 主人公の男が売れないイケメン俳優とヤクの取引の話し合いをするのに、ジェットコースターを選ぶのがコミカルだった。 男と大物プロデューサーの、コカインを「ドクトル・ジバゴ」に例えた電話での会話のやり取りが面白かった。 女が血まみれになりながらも、モーテルで待っていたギャングを女ひとりでブチ殺すのが、最高に面白かった。 男が女の顔のケガを手当する飛行場で、後ろで飛行機が離着陸しているのが良かった。 売れないイケメン俳優と刑事達との取調室でのやり取り(囚人達に「カマ掘られろ」みたいな話)が良かった テレビ見て、ヤクでラリっていつもボーッとしているブラピは「知らぬが仏」でトラブルに巻き込まれないという演出が理に適っていて、とってもコミカルだった。 大物プロデューサーとの取引場所の高級ホテルの一室で、戦争映画の映像がスクリーンに映し出されているのが良かった。 プロデューサーの護衛、踏み込んできた警察、その修羅場に踏み込んできたギャング、という三つ巴がとってもコミカルだった。 男がトイレで再びエルヴィスの亡霊に背後から語りかけられるのも最高にクールだった。 売れないイケメン俳優と大物プロデューサーの罵り合いをきっかけに、激しい銃撃戦が繰り広げられる演出が理に適っていた。 最後撃たれた片目の傷をサングラスで隠して、修羅場のホテルから金の入ったケースを持って逃げ出すのがとってもクールだった。 最後夕日の浜辺で父と小さい息子が戯れ、母がそれを見守っているという終わり方もとても良く、観た後味も最高だった(息子にエルヴィスと名付けるオチもとっても洒落ていてコミカルだった)。 全般的に ストーリーが全て理に適っている。主人公の男と女のヤク強奪・ヤク捌きが無茶苦茶現実的で具体的だし、仕事の出来る冷酷なギャング達、マジメな元警官のお父さん、大物プロデューサー、どれもとても具体的でとても魅力的に描かれている。娼婦と客が恋に落ちる設定も最後の大物プロデューサー、警察、ギャングの三つ巴のドサクサで主人公二人が修羅場のホテルを逃げ出す演出も最高に面白かった。 キャストも、主人公二人の粋がっていて安っぽい感じも良かったし、冷酷なギャングの相談役とマジメな父親もいいし、女をモーテルで襲ったギャングの一見温和そうな感じもいいし、ヤクとテレビでラリって平和なブラピも良かったし、チョット大柄で小太り、頭はパーマの刑事も良かった。 学生時代に映画館で観た時もとても面白くて物凄い印象に残っていたが、20年後の今観ても十二分(充分の上)に楽しめた、タランティーノの脚本がキラリと光る「シャイニング・ライク・ア・ニューダイム」のような安っぽいラブロマンス映画の大傑作。
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[010]インターステラー
 「インターステラー」ノブ2014-12-13
 【ネタバレ注意】
「インターステラー」(監督:クリストファー・ノーラン 169分) 話の内容は、地球の滅亡を救う為に宇宙空間へレッツらご〜。 最初のトウモロコシ畑を車で突っ切・・・
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「インターステラー」(監督:クリストファー・ノーラン 169分) 話の内容は、地球の滅亡を救う為に宇宙空間へレッツらご〜。 最初のトウモロコシ畑を車で突っ切るシーンが良かった(監督も気に入ったシーンなのか後でもう一回出てくる)。 食糧不足で農家が重要な仕事という設定が良かった。 砂嵐の映像が良かった(西部劇でも砂煙は映画の重要な要素)。 宇宙船の打ち上げシーンは、リアル感と迫力があり、とても良かった。 宇宙空間・ワームホール・そして5次元の世界に入って行く時には、宇宙の神秘性や真空空間である事を強調して、音楽だけでなく効果音も入れないサイレント映画のような無声の方が、ボクはより効果的だったのではないかと思った。 星によって時間の流れが違うという設定が面白かった。 大津波のシーンも迫力があった。 雪深い星のシーンも絵的に良かった。 マン(人間という名前。意図的にエンドクレジットにも出さない)という博士が主人公を裏切る演出を入れる所に、ノーラン監督の「人間不信」を垣間見た気がした。 マン博士の宇宙ベースとのドッキング失敗シーンと主人公の高速で回転する宇宙ベースに手動でドッキングを成功させるシーンは、迫力と緊迫感があり、とても良かった。 ダンボールで作ったような不細工なロボ達が、とても重要で、とてもいい味を出していたのがとても良かった。 最後のオチも感動的で、観た後味も最高に良く、自然と感動できた。 全般的に 演出・ストーリは全て理に適っており文句の付け所が無かった。特に最初の腕時計が最後の謎解明の重要なツールになる演出・短いセリフで難解な話を簡潔に説明するセリフの使い方の上手さ・他力本願でなく自力本願(人間達が自分達の力で問題を解決するくらいの意味)を徹底している所・宇宙に行く主人公と地球に残る娘、どちらも必要不可欠で、精一杯自分の出来る事をして、最後には距離的には遠く離れているが父娘二人が力を合わせて、初めて問題が解決されるという演出・理論や人類愛というお題目より人間の第一感や直感、本能的な「家族愛」の方が大切というメッセージ性・そして主人公とアン・ハサウェイとの抑制の効いた「恋の過程と結末」の見事な演出、どれも無茶苦茶凄いとボクは思った。 キャストも皆最高。マーフを演じた幼少期・中年おばさん期・お婆ちゃん期の女優さん達、主人公やマイケル・ケイン、主人公の父親にジミー大西に似た俳優(名前はクレジットに出てこないので分からない)も良かったけれど、仕事が出来る女の象徴ショートカットがとってもお似合いのアン・ハサウェイが最高にクールで素晴らしかったし、何と言ってもダンボールで作ったような不細工ロボ達がいい味出していて最高に良かった。 宇宙理論やSFの事も無茶苦茶勉強していてリアリティがあったし、宇宙空間の壮大なシーンと親子・恋人との愛を描く演出で、劇映画としてもとても面白く、キャストも皆最高、必要最小限のセリフで難解な題材を分かりやすくするセリフの使い方もとっても上手いし、宇宙空間・ワームホール・5次元世界の音楽や音の使い方以外はほぼパーペキで、3時間近い作品なのに途中ダレる事なく最後まで集中して楽しく観られるし、全編全くハズレも無い、クリストファー・ノーラン監督の映画作りの天賦の才を改めて思い知らされたSF映画の大傑作。こんな作品は最初神の領域を侵す冒涜行為で監督には「バチがあたるかな?」と思ったが、よく考えたら「こんな作品を良く人間が作った」ときっと神様も喜んでいるだろうと思えた作品。 「クリストファー・ノーランはやっぱりフェイクではなく、ギフト(神様から賜った映画作りの能力くらいの意味)がある」心にそう願う若い頃SFよりSMが好きだったボクにはこんな映画は撮れないだろうと思った長七郎であった。いい映画で感動できて、今日も最高やねぇ!!ちなみに「インターステラー」とは「星と星の間、惑星間の」みたいな意味でらしいですよ(民明書房刊「こりゃまたビックリ宇宙の七不思議」より)
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[011]千と千尋の神隠し
 「千と千尋の神隠し」ノブ2014-12-11
 【ネタバレ注意】
「千と千尋の神隠し」(監督:宮崎駿 125分) 話の内容は、ライフワークバランスを上手くとろう。でもプライベートの方が大切で、自然にプライベートでもビジネスのマナー・・・
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「千と千尋の神隠し」(監督:宮崎駿 125分) 話の内容は、ライフワークバランスを上手くとろう。でもプライベートの方が大切で、自然にプライベートでもビジネスのマナーが出るのがベストという話。 金を払えば何をしてもいいと思ってる奴は豚野郎というのが良かった。 「お客様は神様」なのが良かった。様々な八百万の神がゴテゴテした湯婆婆の湯屋にやって来るのは絵的に面白かった。 湯屋の一番大事なボイラーを担っている釜爺は、6本の腕で全て違う作業をするやり手というのが良かった。 釜爺に「手出すな終いまでやれ」と言われて、初めて千尋が石炭をボイラーに入れる仕事をするのが良かった(その後他のすす達も千尋に仕事をやってもらおうと思って自分の仕事をほっぽり出すのもコミカルだった)。 釜爺の所に来た女中りんに「挨拶をきちんとしろ」と千尋が言われるのが良かった。 「ドアを開ける時はノックをきちんとしろ」と湯婆婆に言われるのが良かった。 仕事が出来る湯婆婆には何も出来ないデッカイ赤ちゃんのような子供(宮崎吾朗の事か?)がいるというのがコミカルだった。 働く時には家庭での扱いとは違うという象徴として、本名荻野千尋という名前をとられて千と呼ばれる(一般社会でも仕事上では会社の肩書きや課長などの役職で呼ばれるのと一緒)のが良かった。 仕事の出来るハクは、仕事の時は千を部下として扱い、プライベートではきちんと主人公の女の子を千尋として優しく扱うのが良かった(そこを分からない初めの頃の千尋はハクにだまされたと泣くのも良かった)。 ハクは仕事が出来すぎるので、最初の頃プライベートの本当の自分を見失っているという設定が良かった。 カオナシはネット上の匿名性のファンの困ったチャンの象徴・あるいはファンとかスポンサーで宮崎駿を金を出したりチヤホヤしてくれたりしてはくれるけど本当の「お客様は神様」の神様ではないと宮崎駿が思っている人達の象徴ではないかとボク的には思った(そういう人達は最初とても醜く描かれていて、最後はもっと宮崎駿よりも器のでかい銭婆(別の作家)の所のファンになって欲しいという宮崎駿からのメッセージではないかとボク的には思った) 千は仕事が全く出来ず、ロープ一つ結べないというのが良かった。 ドロドロの神様でもきちんとした神様のお客様と分かれば、湯婆婆(宮崎駿)が陣頭に立って、湯屋の従業員一同(スタジオジブリのスタッフ全員)で一致協力して力を合わせて、ドロドロ神のトゲを抜くという「おもてなし」をするのが良かった。 湯婆婆が「神様はお客様」第一主義を徹底しているのが良かった。 千がドロドロ神の一件で、湯婆婆に認められ、ご褒美の美味しそうな肉まんも食べて、チョット成長して「大人」になるのが良かった カオナシも金は払うが「お客様は神様」の神様でもなく、チョット馬鹿にされるとすぐキレて我慢が効かないというのも良かった。 カオナシ・ネズミ(ボン)・小鳥を連れる千尋はオズの魔法使いのドロシーみたいだった。 銭婆は最初からお見通しで大人な対応。カオナシまで迎え入れる度量というのが良かった。 ネズミのボンや小鳥が編んだ銭婆が千尋にくれた髪留めがなんの意味だったかがボク的には分からなかった。 ハクが竜の時の空飛ぶスピード感が良かった。 坊も千尋との旅で独り立ち出来るようになるのが良かった(息子吾郎が女作って、その女に吾郎を成長させて欲しいという駿の願いか?)。 決まりは湯屋の主人湯婆婆でも勝手には変えられないというのが良かった。 千尋が「よく見て」豚の中に親がいないのを見極めるのが良かった。 最後湯婆婆に「お世話になりました」と千尋が別れの挨拶をするのに千尋の成長の証が集約されていたのが良かった。 全般的に 映画としてはそんなには面白くないが、さすが宮崎駿、メッセージ性や細かなディテールで面白い所は多々あった。 2時間を超える長い映画で、こんな回りくどい表現をしなければ、宮崎駿がメッセージを伝えられない宮崎駿の周囲の環境は可哀想だなとボクは思った。説教臭いのも鼻につくし、劇アニメとしてもそれ程面白くない、宮崎駿にとって「言いたい事も言えないこんな世の中じゃ♪ポイズン♪」という感じの作品にボク的には思えた作品。
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[012]キリング・ゾーイ
 「キリング・ゾーイ」ノブ2014-12-11
 【ネタバレ注意】
「キリング・ゾーイ」(製作総指揮:クエンティン・タランティーノ。監督:ロジャー・エイヴァリー 96分) 話の内容は、仕事のできないヤクでラリった人達の銀行強盗の話(勿・・・
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「キリング・ゾーイ」(製作総指揮:クエンティン・タランティーノ。監督:ロジャー・エイヴァリー 96分) 話の内容は、仕事のできないヤクでラリった人達の銀行強盗の話(勿論失敗)。 F・W・ムルナウ監督の「吸血鬼ノスフェラトゥ」の映像とジュリー・デルピーのSEXシーンとの交互ショットがボク的には良かった。 パリの地下のバーの雰囲気がボク的には良かった(ギャングのボスが楽器を奪って演奏したり、その演奏に合わせて女が踊ったり。最後ギャングのボスがヤクでラリったまま手下の男のカマを掘ってるのも「イカれた感じ」でボク的には良かった) 銀行強盗前にヤクでラリっていてはプロではないと思った。 ジュリー・デルピーがマシンガンを撃つという演出がボク的には良かった。 ギャングのボスが爆弾を投げた為に全身酷い火傷で苦しんでいる警備員を、金庫破りが「苦しんでるのは可哀想」と思って警備員を射殺する演出がボク個人的には良かった。 ギャングのボスにナイフで顔を切りつけられた金庫破りの頬を、ジュリー・デルピーがその頬の傷口にキスする演出がボク的には良かった。 最後のギャングのボスと金庫破り・ジュリー・デルピータッグとの血まみれの取っ組み合いがボク的には良かった。 最後ギャングのボスが金庫破りにショットガンを撃ったが、弾切れで弾が出ないで、その後駆けつけた警察官達のマシンガンで蜂の巣にされるギャングのボスの最後が、ボク的にはナカナカ良かった。 ラストの車を運転しながらタバコを吸っていたジュリー・デルピーが、その吸っていたタバコを金庫破りに吸わせるラストもボク的には良かった。 全般的に ギャアギャアうるさい。 ヤクでラリったり、幻覚みたりが冗長。 顔のショットが多い。 でもギャングのボス役のジャン=ユーグアングラードのヤクでラリってイカレタチンピラ役はナカナカ似合っていたし、金庫破りのエリック・ストルツもナカナカ男前(ブラッド・ピット似)で良かった。でも何と言ってもジュリー・デルピー。ジュリー・デルピーが出ていなかったらこんな映画もう一度観る事は無かったとボクは思った。 ヤクでラリるのは下品でバカだし、そういうヤクのカルチャーに憧れるのも基本バカだと思うけれど、ヤクや酒でトリップしたヤバさやイカレ具合、危なさは、確かにチョットは映画的に面白いとボクは感じる、キャストが良かった分チンピラ映画の「佳作」と言える作品。 *ちなみにタランティーノが製作にクレジットしていますが、監督とレンタルビデオ屋時代に一緒に働いた昔のよしみで製作にクレジットしたみたいですよ。
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[013]マダム・マロリーと魔法のスパイス
 「マダム・マロリーと魔法のスパイス」ノブ2014-12-06
 【ネタバレ注意】
「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(監督:ラッセ・ハルストレム 122分) 話の内容は、ミシュラン1つ星のフレンチレストランが、目の前に出来たインド料理屋と切磋琢・・・
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「マダム・マロリーと魔法のスパイス」(監督:ラッセ・ハルストレム 122分) 話の内容は、ミシュラン1つ星のフレンチレストランが、目の前に出来たインド料理屋と切磋琢磨してしのぎを削っていく内に仲良しこよしになり、二軒とも更に素敵な飲食店になり、とびきり美味しい料理をお客様に提供する話。 オープニングのインドの市場のシーン、インドのお店襲撃シーン、イギリス(?)の空港近くの家の庭で料理しているとスレスレに飛行機が通り過ぎて、その風圧で料理するどころではなくなるシーン等大掛かりで贅沢(金をかけた位の意味)なシーンがサラッと短めに撮られているのがボク的には良かった。 フレンチレストランの女主人が、窓際で外の夕焼けを眺めていて、窓を閉めたら閉めた窓のガラスに夕焼けが映り、その夕焼けの映った窓ガラス越しの女主人のショットが、何気ないシーンだったが、ボク的にはとってもオシャレな撮り口だと思えた。 最後主人公のインド青年とフレンチレストランの副シェフのフランス娘が結ばれるのは最初(ハナ)から分かった(しかし最後もありがちな結婚式とかでなく、二人がビジネスのパートナーにもなって、女主人のフレンチレストランを譲り受けて、二人でそのお店を引き継ぐ所で終わらせるとても上品なハッピーエンドだったのが、ボク的にはとても好印象だった)けれど、どちらも頑固で敵対していた父親と女主人がくっつく(これも結ばれた所を露骨に撮らないで、一緒にダンスする事で暗示するというとても洗練された演出がボク的にはナイスだと思った)のまで入れていたのが、ボク的にはとっても面白かった。 全般的に キャストが皆素晴らしい。頑固な父親と女主人、主人公のインドの好青年の息子、市長さんもとっても味があったし、娘役のインド美人の女優さんも「そりゃ自転車に乗ってたフランス男が、振り返らずにいられなくて、乗ってた自転車で転倒する」のも納得なデラべっぴんさんだったのがとっても良かった。でも何と言ってもマルグリット役を演じていた「ウィノナ・ライダーの若い頃をフランス系にしてちょっぴりだけムッチリさせた」ようなデラべっぴん女優シャルロット・ルボンが、無茶苦茶ボク好みで、無茶苦茶チャーミングで、ボクは最初の登場シーンから一目惚れしてしまった。 全編全て理に適った演出で、深い話(「料理は命を食べている」「フランス料理の基本五つのソースという型をきちんとマスターしてから、インド青年がフランス料理にインドのスパイスを持ち込むという「型破り」(故中村勘三郎さんが言っていた「「型破り」は「型」がきちんと出来ている人にしか出来ず、型がきちんと出来ない人がするのは単なる「型なし」に過ぎないというのを見事に映画で表現)の演出」「最先端の料理はもはや科学的に作られている」「フランツ・カフカの「断食芸人」のように「断食しているのは単に食べたいものが無かっただけ」というユーモアと同じように、主人公の青年がパリの華々しいスターシェフの座を捨てたのも、家族や恋人への愛情の激しさとか質素を旨とすべしとか道徳心や謙虚さそういう教訓的なものでなく、単にマルグリットがたまたま一番好きだったし、恋人や家族や女主人達との楽しい生活や女主人のフレンチレストランや父親のインド料理屋があるフランスの田舎町がたまたま居心地が一番良かっただけという「自然体なユーモア」が溢れるハッピーエンド」等)もきちんとあり、演出のユーモアもたっぷりで、セリフのやり取りもとびきり粋。料理もとっても美味しそうで、観た後とっても幸せになれる「粋な大人」の「とっても上品」な料理映画の傑作。
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[014]救いたい
 「救いたい」ノブ2014-12-05
 【ネタバレ注意】
「救いたい」(監督:神山征二郎 110分) 話の内容は、仙台を舞台にした、人々と町の「復幸」物語。 仮設集合住宅に住むおじいちゃんが、家が流された瓦礫の跡地にぽつんと・・・
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「救いたい」(監督:神山征二郎 110分) 話の内容は、仙台を舞台にした、人々と町の「復幸」物語。 仮設集合住宅に住むおじいちゃんが、家が流された瓦礫の跡地にぽつんといる演出が泣けた。 仮設集合住宅の被災者を喰いものにする詐欺師達を、三浦友和が柔道技で投げ飛ばしたのはスカッとした(その後で後ろから角材で殴られて三浦友和は負傷するけれど)。 最愛の父親を震災で亡くして、落ち込んで仕事に出てこない貫地谷しほりを、鈴木京香が二人子供を堕ろしたツライ経験を語って励ます演出が泣けた。 中越典子の母藤村志保が病気になった時に、自衛隊のヘリで救助に来る時の、ヘリの離着陸シーンと仙台の町の空撮夜景シーン(ここまで煌々と電気で明るく輝く町にまで復幸した「復幸の象徴」として監督が意図的に入れたシーンではないかとボク的には思った)は映画のシーンとしても見事だった。 三浦友和と鈴木京香との医院での夫婦の会話(特に子供を産めない事を謝っている鈴木京香に、三浦友和が「俺の大事な妻の悪口を言う奴はたとえ妻(鈴木京香)でも許さない」と言うセリフが良かった)と医院前のベンチでのキスシーンが粋だった。 藤村志保と中越典子が仏壇の前で話すシーンは、小津安二郎監督の「東京物語」を思い起こさせ(「東京物語」では戦争で死んだ息子の嫁、「救いたい」では震災で亡くなった息子の嫁が息子の母親に優しくしてくれるという設定が類似)、映画としても見事な演出だったし、ボクは藤村志保の「(息子は)死んだのよ」という優しい語りかけに号泣してしまった(その後の今まで震災の影だけで直接の描写を抑えていた大津波の惨劇のシーンの入れ方もとっても効果的だとボク的には思った)。 最後お祭りで町中を神輿を担いで練り歩くシーンで、震災で亡くなられた人達の遺影(写真)も神輿を見守っているショットが泣けた。 最後の小田和正の歌も悪くなかった。 全般的に 演出が全て理に適っており、感動する・泣ける演出だけでなく、微笑ましかったり、スカッとする演出も多く、実に見事だった。 キャストも三浦友和と鈴木京香の主人公夫婦をはじめ、脇役・チョイ役まで皆良かったが、特に主人公の夫の医院の看護師中越典子が良く、そして何と言っても「気品」と言って過言ではない藤村志保の上品で優しい演技と佇まいは「凄すぎた」とボクは思った。 麻酔科医の仕事の重要性も良く分かるし、仙台の今現在の「復幸」の様子もリアルに伝わってくる「マジメ映画」の大傑作。
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[015]エクスペンダブルズ3 ワールドミッション
 「エクスペンダブルズ3」ノブ2014-12-01
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「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」(主演:シルヴェスター・スタローン、監督:パトリック・ヒューズ) 言葉は要らない!!ハリウッド娯楽アクションの決定版!!・・・
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「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」(主演:シルヴェスター・スタローン、監督:パトリック・ヒューズ) 言葉は要らない!!ハリウッド娯楽アクションの決定版!!「いつまでもバカ(アクション)やってろ」な作品。 PS それでも言いたい 最初のウェズリー・スナイプスの活躍が良かった(列車を突っ込んで自分が収容される予定の刑務所を爆破)。 テリー・クルーズの活躍が良かった(走っている車の荷台に、海の上を走っているボートを乗り上げて着地させるボートの運転の腕前)。 新人をスカウトする演出は、黒沢明監督の「7人の侍」より面白かった。 スタローンが川で流された後、打ち上げられた川辺で、死亡を確認しに来た敵数人を早撃ちで全員倒すシーンは、イーストウッド主演のマカロニウェスタンを思い起こさせた。 最後のアクションが最高に面白かった。若手達のコンピュターとロッククライミングが得意、格闘技が得意、バイクの運転が得意も活かされていたし、ナイフ攻撃・戦車乗っ取り・ヘリコプターの空中戦等なんでもアリ、そしてステイサムと敵の副将との格闘一騎打ち、大トリはスタローンとギブソンの銃を捨てての殴り合いのタイマン勝負、最後は倒壊するビルからのスタローンの大脱出とオモシロさ満載で最高だった(「ビル爆破まで25分」という時間制限が更に緊迫感を高めていたのも良かった)。 最後の打ち上げも全部楽しかったが、シュワちゃんとジェット・リーの関係、若手達がニール・ヤングの「オールドマン」をカラオケで歌う演出が特に秀逸だとボク的には思った。 全般的に 顔アップのショットが多く、引きのシーンや引きの風景シーンが少なかったけれど、これだけ存在感のあるスターばかりなので顔だけで絵になるので、「仕方がないかな」とボク的には思った。 キャストに皆見所がきちんと用意されているのが凄かった。 短くてユーモアたっぷりの粋なセリフの数々が最高だった。 勿論アクションも本物で最高!!金も人も滅茶苦茶贅沢に使った凄いアクションを、簡潔に、物足りないくらいサラッと、テンポよく撮っていたアクションの撮り口の粋さにも驚かされた(編集で短くせざるを得なかったのが、かえってこのテンポの良い、とっても贅沢で、粋な撮り口を生み出したのではないかとボク的には思った)。 言葉は要らない。ハリウッド娯楽アクションの金字塔と言える大傑作!!
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[016]馬々と人間たち
 「馬々と人間たち」ノブ2014-11-16
 【ネタバレ注意】
「馬々と人間たち」(製作:フリズリク・ソール・フリズリクソン監督:ベネディクト・エルリングソン 81分) 話の内容は、馬も人間もタイヘン。 馬の瞳に人のシルエットが映・・・
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「馬々と人間たち」(製作:フリズリク・ソール・フリズリクソン監督:ベネディクト・エルリングソン 81分) 話の内容は、馬も人間もタイヘン。 馬の瞳に人のシルエットが映る馬の瞳のショットが良かった。 望遠鏡を使う事で不可視の視線を可視化していたのが良かった。 シングルマザーの母親(子供にとってはおばあちゃん)がとっても優しそうなのが良かった。 オス馬がメス馬を犯す前にメス馬がおしっこしたり、ケツをふったりしてオス馬を誘ってるシーンを撮っていたのが良かった。 メス馬を射殺するシーンを家の中から撮っていて、ライフルを撃つおっさんは見えるが、射殺されるメス馬は窓枠の外で見えないという撮り口が基本的だった(残虐なのはシーン的に見せない方が、観客のイメージが膨らんで残虐な感じが一層増すから)。 オス馬がメス馬を犯す事でその馬を飼っていた男女の仲が気まずくなるというエピソードが、コミカルでとても良かった。 馬の瞳に車が走って横切るのが映るショットが良かった。 酒好きのおっさんが馬に乗ったまま海に入っていって、奥に壮大な山、手前に海を横切る外国の漁船、その手前に馬に乗ったおっさんが海の奥へ進んでいって漁船に近づいて行くシーンが、シーン的にとても良かった。 酒好きのおっさんが酒を求めて、馬に乗って海に入っていくというエピソードもとてもコミカルだった。 馬の瞳に有刺鉄線が映るショットが良かった。 馬に乗ってにげるおっさんは有刺鉄線で目が潰れて血まみれになり、トラクターで追いかけるおっさんも崖からトラクターごと落ちて死ぬという、どちらも不幸になるオチが無茶苦茶コミカルだった。 馬とトラクターの追いかけっこというエピソードもとても良かった。 途中で二回入る葬式のシーンがそれ自体コミカルだったし、作品全体のテンポ・リズムをとても良くしていたのが良かった。 紐を引っ張って馬を紐の中に集めていた時に、一人のおっさんが酒瓶で酒を飲んだ際紐を手離してしまい、馬が数頭逃げてしまうエピソードがコミカルだった(酒を飲んで失敗するというのがボク的にはナイスと思った)。 女が馬に乗りながら7頭の馬を手綱を引きながら並ばせて走らせ、しかもその中の一頭の上には目が有刺鉄線で潰れて倒れているおっさんを乗せているシーンが良かった。 雪が酷く吹雪く道で迷子になった外国人の青年観光客が、吹雪を避けて暖をとる為に、馬を殺して、横たわった馬の腹を切り裂いて内蔵を取り出して、馬の腹の中に潜るシーン・演出は、荒唐無稽で無茶苦茶凄くて驚いた。その後助けられた時に馬の腹の中から外国人青年観光客が引っ張り出されるシーンは、まるで馬が外国人青年観光客を産み落としたようにボクには見えた。 今度は逆に人間(シングルマザー)の瞳に馬のシルエットが映っているショットを撮っていたのが良かった。 メス馬を犯したオス馬の去勢(チンチンちょん切る)演出がコミカルだった。 馬の瞳に口紅をひくシングルマザーが映るショットが良かった(その後の青姦への前フリ)。 村人皆で馬のツーリングをするシーンが良かった。馬に乗りながら酒の入った水筒を飲みながら手渡して飲み回しをしたり(最初シングルマザーがおっさんに水筒をなかなか手渡せないのが、二人の間の微妙な距離を暗示しているのではないかとボク的には思った)、馬に乗って列になって川を横切ったり。シーン的にも馬の後ろ足の裏を映す低いローアングルから徐々にカメラが高くなっていって馬全体が映り、馬が丘を登り奥には雄大な山々がそびえているのが見えてくるというシーンの撮り口が、ボク的には無茶苦茶良かった。 青姦しているおっさんとシングルマザーが無茶苦茶生々しかった。それを未亡人二人が望遠鏡で覗いていたり、馬達も見ているというのもコミカルだった。 最後の沢山の人と馬が、広場で押し合いへし合いしているショットは、さながら人と人、馬と馬、人と馬が獣姦乱交パーティーしているような猥雑さがあり、人と馬、人と自然が渾然一体になってる感じをボクは受けて、とても感動した。 全般的に 無駄が全くなく、スッキリしていて、リズム・テンポも無茶苦茶良く、確かに上映時間は81分と短いけれど、その物理的な時間の短さよりも更にとても短じかく感じられた。 馬は走っているだけで絵になり、馬というものは本当に映画的題材だと改めて思った。 キャストは皆とても良かった(特に優しそうなおばあちゃん)し、馬達もとっても可愛くとってもチャーミングだった。 エピソードも荒唐無稽で無茶苦茶面白く、シーンも雄大なアイスランドの田舎の自然がとても美しく凄い。地味な映画だけれど、東京で1館しか上映していないのはとても残念な、もっと多くの人に見てもらいたい、往年のハリウッドの西部劇の名作とは又違った、21世紀に相応しい「馬映画」の大傑作。
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[017]ザッツ・エンタテインメント
 THAT\'S ENTERTAINMENT!!ノブ2014-11-03
 【ネタバレ注意】
「THAT\'S ENTERTAINMENT」(監督:ジャック・ヘイリー・ジュニア 132分) 話の内容はMGMミュージカルの名シーンを当時のミュージカルスター達が紹介してくれるという作・・・
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「THAT\'S ENTERTAINMENT」(監督:ジャック・ヘイリー・ジュニア 132分) 話の内容はMGMミュージカルの名シーンを当時のミュージカルスター達が紹介してくれるという作品。 序曲が長い(なかなか映像が出てこないのでDVDが壊れたのかと思った。) 最初の「雨に唄えば」でセットの中に雨を降らすというのがボク的には良かった。 ジュディ・ガーランドはカワイイし歌もとても上手いとボク的には思った。 フランク・シナトラの落ち着いた語りが良かった。 凄い豪華なセットと衣装と人数、歌と踊りも無茶苦茶上手く、その豪華絢爛さにビックリした。 フレッド・アステアと女二人のタップは、ダンスで会話しているみたいだった。 エリザベス・テイラーは確かに若い時は可愛かったし歌も上手かった。 ジェームズ・スチュアートのユーモアのある語りが良かった。 ミュージカル全盛時に、人気俳優が歌も踊りも素養がなく下手なのに、歌ったり踊ったりするのがコミカルだった(その中でもケイリー・グラントはいい歌声していたけれど。この下手な踊りも観られるので、ミュージカルスター達の歌や踊りがそれとの対比でどんなに上手いかが分かりやすくなるのも良いとボク的には思った)。 ジーン・ケリーは感じの良さそうな人だった。 ジーン・ケリーも踊りがとても上手いけれど、フレッド・アステアの方が踊りがより自然体で更に上手いとボク的には思えた(フレッド・アステアの方が細身で、動きのキレやしなやかさ、余裕もある感じがした)。 元水泳選手の女優を、水に飛び込ませたり、泳がせたり、水中で踊らせたりするというのが、発想がバカバカしくてボク的には面白かった デビー・レイノルズの若い頃の甘ったるい独特の歌声が良かった。 デビー・レイノルズが紹介していた作品は本当に歌も踊りも上手い玄人ウケしそうな本格派ばかりだった(アン・ミラーは大人の女の歌や踊りで日本で言えば木の実ナナみたいだったし、身体能力のメチャメチャ高い男優のセットを利用したコミカルなダンスも良かったし、勧めていた「ショウ・ボート」という映画は、明るく豪華絢爛な衣装・歌・踊りだけでなく、黒人の悲しげな歌や描写も取り入れたりしていてボク的には観てみたくなった。) フレッド・アステアは本当に魅力的な人だなぁと語りを観ても思った。 ジーン・ケリーは激しい動きや危ないスタントも自らこなしていて、身体能力が抜群だなぁと思った。 ジーン・ケリーの「雨に唄えば」の雨の中歌い踊るシーンは、やっぱり最高の名シーンだと改めて観て思った。 ライザ・ミネリが監督のヴィンセント・ミネリとジュデイ・ガーランドの娘と知って驚きだった(娘が母のジュディ・ガーランドを語る)。 ジュディ・ガーランドは本当に歌も上手いしカワイイと思った。 ビング・クロスビーも語りを観ていると魅力的だったし、若い頃の歌もとても上手かった。又この人の紹介していた作品も面白いものばかりだった(フランク・シナトラとグレース・ケリーの歌や戦艦での豪華なダンスや「七人の花嫁」のダンスなど) 最後はヴィンセント・ミネリ監督の「巴里のアメリカ人」で〆ていたのも良かった(特に豪華絢爛なセット・衣装・人数で踊っていたのがセットの鏡に踊っている人達が映る事によって更に華やかになるという工夫がボク的にはとても良かった)。 全般的に 豪華絢爛なセットや衣装、出てくる人間の数、本格的な歌と踊りの上手さに、ミュージカルなんてほとんど観た事がないボクでも圧倒される。 特に印象に残ったのはフレッド・アステアとジュディ・ガーランド。フレッド・アステアは歌・踊りが無茶苦茶上手いのは勿論だけれど、ルックスも細身でカッコ良く、気品もあるのも良かった。ジュディ・ガーランドも歌・踊りが無茶苦茶上手いのは勿論、ルックスがとてもカワイイのが良かった。 ミュージカルはボクは今まで「くたばれヤンキース」とジーン・ケリーの「雨に唄えば」しか観ていないが、このシリーズのパート2、パート3やフレッド・アステア主演の「バンド・ワゴン」、この作品で紹介されていた「ショウ・ボート」や「巴里のアメリカ人」は機会があったら観てみたいと思った。ハリウッドの往年のミュージカル映画の凄さを知るきっかけにはピッタリの、なんかゴージャスで観てとても得した気分になれる傑作。
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[018]フラガール
 「フラガール」ノブ2014-11-02
 【ネタバレ注意】
「フラガール」(監督:李相日 120分) 話の内容は炭鉱が閉鎖されて寂れた町が、ハワイアンセンター建設・その目玉のフラガールのフラダンスで再起を図ろうという話。 炭鉱・・・
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「フラガール」(監督:李相日 120分) 話の内容は炭鉱が閉鎖されて寂れた町が、ハワイアンセンター建設・その目玉のフラガールのフラダンスで再起を図ろうという話。 炭鉱の労働争議で激しく紛糾していたのを見て、ハワイアンセンターの部長が下に着ている派手なハワイアン柄のシャツをジャンバーのチャックをしめて隠すのがコミカルだった。 炭鉱で働いた後の人達の顔が真っ黒なのが良かった。 車が故障して、トラクターの後ろでビール瓶をラッパ飲みしながら派手な服を着ているダンサーの先生というのが良かった。 ダンスの練習中に、センターの部長と大柄の娘の様子を見に来た父親が、練習を見ながら並んで男二人でフラダンスのステップをふむのがコミカルだった。 フラダンスに手話の要素があり、踊りにメッセージ性があるというのがとても良かった。 持ってきたお土産を自分で開けて食おうとする借金取りがコミカルだった。 先生が娘をぶっとばした父親を殴りに、裸の男達がいっぱいいる男湯に殴り込んで暴れるというのが、無茶していて良かった。 先生が父親に殴られた娘と別れる時に、かけていたサングラスをあげるのがとても良かった。 初めての舞台が旅館のお座敷かなんかで、客もヤジを飛ばしたり、客とケンカが始まって大騒ぎになるのが良かった。 その後の帰りのバスで、ダンサー同士の仲間割れのケンカが始まり、先生が「踊りが上手くできないなら協力したり、助け合ったりできないの?」と捨て台詞を言って、怒りながらバスから降りていなくなってしまうのも良かった。 作業員が「福島は寒いだろ」と言ってヤシの木に着ているジャンバーをかけてあげるのがコミカルだった。 落盤事故で身内が死んでも、娘のダンサー達が自分達から踊りを続けようと言い出すのが、感動的だった。 母親が初めて娘が踊るのを見て、娘に理解を示して、ハワイアンセンターの為にストーブを集め始めるのが感動的だった。そして反対していた人達も皆協力的になっていくのもとても良かった。 出発する先生をダンサー達が皆で駅に走ってやって来て見送りするシーンも感動的だった(主人公「ボクは蒼井優が主人公だと思っています」が踊り始めて、皆も集まって来て皆でフラダンスを踊り出し、先生に「別れのメッセージを送る」というのがとても良かった)。 作業員がヤシの木を抱いて温めているのもコミカルだった。 最後のハワイアンセンターオープンの時の最初のフラダンスのシーンも良かった(途中先生の借金取りと主人公の兄とのイザコザを挟んでいたのもいいアクセントになっていて良かったとボク的には思った)。 二番目のフラダンスのシーンで、客席の子供が舞台で踊っているかぁちゃんに大声で呼びかけ、会場に笑いが起こる演出がコミカルだったのもとても良かった。 満場の拍手の中の最後のフラダンスシーンもとても良かった(主人公の母親もこっそり見に来たり、主人公が親友のくれた花飾りをつけたり、主人公のソロの踊りという見せ場もきちんとあるのもとても良かった)。 全般的に 寂れた炭鉱町のセットもいい雰囲気で、キャストも皆良く(特に親友役の地味な女の子と岸部一徳がボク的には良かった)、炭鉱の悲惨さ・ショービジネスの厳しさもきちんと描かれているし、先生と生徒のダンサー達の交流を通したお互いの成長も上手く描かれているし、コミカル演出も多々あり、感動もでき、文句をつける所がない、とても良く出来た傑作とボク的には思えた作品。
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[019]グッドモーニング,ベトナム
 「グッドモーニング,ベトナム」ノブ2014-10-13
 【ネタバレ注意】
「グッドモーニング,ベトナム」(監督:バリー・レヴィンソン 120分) 話の内容は、ベトナム戦争当時にベトナムで米軍用のラジオのDJをしていた男の話。 主人公のDJの・・・
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「グッドモーニング,ベトナム」(監督:バリー・レヴィンソン 120分) 話の内容は、ベトナム戦争当時にベトナムで米軍用のラジオのDJをしていた男の話。 主人公のDJのラジオでまくしたてるマシンガントークが良かった(ギャグのニュアンスとか細かい所までは分からなかったけれど)。 ベトナムのおネェちゃんがとってもカワイかった。 ベトナムに派遣される兵士の数がどんどん増えたり、行きつけのお店が爆弾テロで爆破されたり、とベトナムの状況が悪化していくのが描かれていくのが良かった(特にタイプライターで戦況やニュースの文字が打ち出されるショットが良かった)。 自分を面白いと思っているツマラナイ少尉がコミカルだった。 街中でトラックに乗っている沢山の兵士達の前で、主人公がDJするのはいい雰囲気だった。 ルイ・アームストロングの「WHAT A WONDERFUL WORLD」をバックに、米軍兵士達の活動、ベトナムの人達の生活、米軍の攻撃、ベトナムの人達の抗議デモを米軍が力で抑える、等の映像が流れるのがボク的には良かった。 ベトコン少年の友人と最後に会話した「貧乏長屋」の雰囲気が良かった。 主人公達米軍とベトナムの人達との野球大会が和気藹々で良かった。 全般的に マシンガントークでまくしたてるギャグなので、英語やアメリカの文化背景があまり分からないボクは、ギャグのニュアンスが楽しめなかった。 ベトナムの題材が重すぎて、「悲惨なベトナムの状況を明るいラジオDJで笑いに変える」という感じは上手く描かれていなかったとボク的には思えた。 キャストでは若い頃のフォレスト・ウィテカーが見られたのは収穫だった。 ベトナムの人達との友好などいい雰囲気も少しはあるけれど、英語が分からないボクはロビン・ウィリアムズのギャグの面白さもあまり分からず、ベトナムの悲惨な状況を笑いに変える力も弱く思えたし、時間的長さも感じて、ボク的にはあまり楽しめなかったし、感動も出来なかった作品。
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[020]ジャック
 「ジャック」ノブ2014-10-12
 【ネタバレ注意】
「ジャック」(監督:フランシス・フォード・コッポラ 113分) 話の内容は、10歳なのに40歳のおっさんに見える、普通の人より4倍はやく歳をとるジャックのお話。 仮装・・・
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「ジャック」(監督:フランシス・フォード・コッポラ 113分) 話の内容は、10歳なのに40歳のおっさんに見える、普通の人より4倍はやく歳をとるジャックのお話。 仮装パーティーでブリキの木こりに扮した父親が、病院の金属探知機にひっかかるのがボク的にコミカルだった。 母親役のダイアン・レインが美人さんだった。 蝶がさなぎからかえるのをジャックが見ているシーンは、ジャックの成長の速さを象徴しているようにボク的には感じた。 ベッドで下着で寝ている父と母の間に、身体は大の大人のジャックが「怖い夢見て寝れない」と言って、割り込んで寝るのがボク的にはコミカルだった。 担任の女教師役のジェニファー・ロペスが美人さんだった。 靴紐をきちんと結べないというのが、身体は大の大人ジャックの子供らしさが出ていて、ボク的にはコミカルだった。 ジャックがバスケしながらノってくるのが、ボク的には良い演出だと思った。 校長のふりをしているジャックが、同級生の母親からモーションかけられるのが、ボク的にはコミカルだった。 お店のレジで、お菓子を買いまくって、最後にポルノ雑誌を買うジャックがコミカルだった。 子供にとても理解のあるジャックの黒人家庭教師役のビル・コスビーがとてもいい味を出していた。 重量ギリギリだったのに、蝶が飛んできてのっかった為に、木の上の秘密基地がバラバラに壊れるのがボク的にはコミカルだった。 バーで「歳をとると髪も薄くなる」と愚痴をこぼしていた男がカツラだったというギャグが、ボク的にはコミカルだった。 ジャックがバーでケンカして警察に捕まるのがボク的にはコミカルだった。 ジャックの友達が次から次へジャックの家にやって来て、家に引きこもっているジャックを呼び、最後は皆が集まって家の前で皆で遊びながらジャックを呼ぶ演出がボク的にはとても良かった。 友達ルイの最後の作文の内容がとても良く、その作文を読んでる時にジャックが学校に帰ってきたら友達がハイタッチでジャックを迎えたのもボク的にはとても良かった。 最後の、子供達が成長して学生を卒業するくらい大きくなった時の、子役の子と似た感じの俳優を大きくなった時の俳優に起用して、大きくなった後の俳優達が子供の頃を思い出させるような特徴があったのが、ボク的にはコミカルだった。 最後のヨボヨボのジャックのスピーチもボク的には良かった。 全般的に 無茶苦茶感動するヒューマンドラマの傑作でも、無茶苦茶笑えるコメディの傑作でも無かったけれど、ボク的には全編なんかいい雰囲気で好感が持てた。 キャストはロビン・ウィリアムズの身体はおっさんなのに子供という演技を楽しみにしていたが、確かにロビン・ウィリアムズも良かったけれど、子供に理解のある黒人家庭教師役のビル・コスビーの演技がそれよりもはるかにいい味を出していて、ボク的にはロビン・ウィリアムズの演技はビル・コスビーの演技に食われている感じがした。又母親役のダイアン・レインと女教師役のジェニファー・ロペスが何気にベッピンさんなのも良かった。 傑作とは全然言えないけれど、子供時代の良さを伝える事にも成功しているし、全編いい雰囲気で、ボク的にはついつい高評価したくなるような、「いいお話コメディ」の佳作。
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[021]RETURN(ハードバージョン)
 「RETURN」ノブ2014-10-11
 【ネタバレ注意】
「RETURN(ハードバージョン)」(監督:原田眞人 105分 http://return-eiga.com/) 話の内容は、ヤクザの若社長を殺してペルーに逃亡潜伏していた男が日本に帰って・・・
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「RETURN(ハードバージョン)」(監督:原田眞人 105分 http://return-eiga.com/) 話の内容は、ヤクザの若社長を殺してペルーに逃亡潜伏していた男が日本に帰ってきた話。 車のフロントガラスにタバコを押しつけるのが、ボク的には良かった。 飲み屋のミラーボールが回る室内で、ヤクザの組長の息子が、ゴルフクラブでボールをショットして室内を滅茶苦茶にしているというのがボク的には良かった。 下品な次女・三女が汚い言葉でまくしたてるのがボク的には良かった(三女は警官に「すいませんで済んだら警察はいらない」とか「裏の裏は表」とか、バカなのに上手い事言うのも良かった)。 福島のタクシー運転手役の人が、地味だけど「放射能漏れ」の事を喋ったりして、いい味だしていたのが、ボク的には良かった。 長女はキレるのがヘタだった(次女も激しくキレると地の大人しさが出てしまっていた)。 三女が、街中で発砲したり、日本刀と拳銃持って走って警官を追いかけたり、警察署に逃げ込んだ警官の足を拳銃で撃ったり、チョット無茶しているのがボク的には良かった。 ターゲットの挟土の祖父が戦犯・訓練を旧日本兵の装備でやる等、太平洋戦争を風化させない意図が今回も入っているのが、ボク的には良かった。 旅館での宴会遊びを唐突にやりはじめる演出が今回も入っていた(しかし「カミカゼ・タクシー」の時は追い詰められ破れかぶれの中の休憩だったのが良かったが、今回はまだそこまで追い詰められていなかったのであまり良くなかった)。 旅館の宴会・過去の旧日本兵装備の訓練・挟土社長の研究所のシーンは、意味不明で、時間的にも長く、全体のテンポも悪くしていて、「要らない」とボク的には思った(そして最後のバーベキューシーンも「要らない」と思った)。 カポエラの殺陣はチョッピリ特徴があってボク的にはチョッピリ良かったが、「ナゼ敵が拳銃を使わないのか?」と思わせる迫力不足・演出の弱さがあった。 田中泯のボケギャグはスベっていた。 三つ巴で銃を構えて撃つのは、タランティーノのパクリだった。 最後の和気藹々のバーベキューシーンもスベっていた。 最後のラップもダサかった。 全般的に 3姉妹の無茶苦茶さをもっと出したり、カポエラの殺陣をもっと出したり、宴会・訓練・研究所の要らないシーンを無くしてアクションの連続だけで押し通し、時間も60分と短く作れば、面白くなったのではないかとボク的には思えた。 福島の原発事故や太平洋戦争を風化させないようにする演出をしていたのは、ボク的には好感が持てた。 キャストは、椎名桔平は「カミカゼ・タクシー」の役所広司より存在感が弱かったし、田中泯はこんないい役者を全然活かしてないと思った。唯一良かったのは、キレても下品なままだった土屋アンナだけだった。 「カミカゼ・タクシー」は全編に漂う「破れかぶれ感」が良かったので演出の粗をカバーできたけれど、今回は演出の粗をカバーできる「カミカゼ・タクシー」の時の「破れかぶれ感」のような「作品の過剰さ」が無く、少しいい雰囲気と社会批評のセンスはあるけれど、アクション映画としてはツマラナイと思った作品。「カミカゼ・タクシーをもう一度」というのは「年寄りの冷や水」だったね。
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[022]蜩ノ記
 「蜩ノ記」ノブ2014-10-09
 【ネタバレ注意】
「蜩ノ記」(監督:小泉堯史 129分) 話の内容は、10年後に切腹を命じられた男の残された日々。 最初の土砂降りのシーンが良かった。 見張りの若侍と息子の相撲シーンが、・・・
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「蜩ノ記」(監督:小泉堯史 129分) 話の内容は、10年後に切腹を命じられた男の残された日々。 最初の土砂降りのシーンが良かった。 見張りの若侍と息子の相撲シーンが、地味だけど良かった(特に最後に息子が若侍を投げ倒すのが良かった)。 家族の会話が弾む夕飯、主人公と若侍が並んで座り書物を書いている所、奥さんがい草を織る所、若侍の薪割り等普段の生活の何気ないシーンの雰囲気がとても良かった。 秋は実った稲穂・冬は雪景色・春は桜・初夏は田植えで時の流れを表す演出が、基本的だが良かった。 主人公の側室の命を狙う輩達との殺陣、若侍の祭りのケンカを仲裁する殺陣と、短く地味だけれども殺陣も良かった。 息子役の子役とその友達の百姓の息子の子役が、役の良さにも助けられていたけれど、いい演技をしていたのが良かった。 お寺の、手前にお寺の門、奥に険しく武骨な石段のショットがとても印象的だった。 明るくて家族・友達思いの百姓の息子が殺される演出は、敵の家老や役人達の酷さが際立つとても上手い演出だと思った。 若侍と息子が敵の親玉の家老に一矢報いるのも良かったし、真打の主人公が最後にやってきて家老を殴り倒すのもスカッとしたし、その後家老が心を入れかえて領民・百姓を大切にするようになるのも理に適った演出で、とても見事な勧善懲悪の演出だった。 大殿役に三船敏郎の息子三船史郎を使っていたのに驚いた(さすが監督が黒沢明監督の弟子だと思った) 最後、娘は若侍と結婚し、息子もきちんと元服でき、父親が切腹するのも自己犠牲で藩のおとり潰しを回避したり自分の家族の幸せを守ったりという「晴れやかな行為」として描かれていて、切腹に悲しさという要素も入っている事により、切腹も含めたハッピーエンドがより一層清々しくなったのが最高に良かった。 切腹の日に主人公夫婦が「お互い夫婦生活に悔いはない」と言って、切腹で悲しいのに朗らかに笑い合うシーンは夫婦の深い愛情が上手く描かれていてとても良かったし、最後の最後切腹シーンは出さずに切腹へと向かう道のりで終わらせるという王道演出がきちんと出来ていたのもさすがで、観終わった後とてもいい気分になれたのもとっても良かった。 全般的に 田舎の景色も綺麗で良かったし、キャストも主要キャストは勿論、子役や和尚・名主等の脇役に至るまで良かったし、ストーリーもきちんと悪玉に一矢報い悪玉も改心し、主人公は切腹して死ぬけれど家族や周りの人達は皆幸せになる話で、最高に良かった。 黒沢組という撮影所システムがしっかりしていた頃を経験している、監督をはじめとする手堅い技術を持った撮影チームが、誠実に良質な時代劇を作ろうと努力すれば、撮影所システムが崩壊してしまった今の時代でもこんなに素晴らしい時代劇が作れるのだという事にとても驚かされたマジメ時代劇の傑作。
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[023]ジャージー・ボーイズ
 「ジャージー・ボーイズ」ノブ2014-10-04
 【ネタバレ注意】
「ジャージー・ボーイズ」(監督:クリント・イーストウッド 134分) 話の内容は、往年の大人気グループ「フォー・シーズンズ」の光と影。 最初に出てきた通りの露店の八百・・・
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「ジャージー・ボーイズ」(監督:クリント・イーストウッド 134分) 話の内容は、往年の大人気グループ「フォー・シーズンズ」の光と影。 最初に出てきた通りの露店の八百屋と床屋でヒゲ剃ってるギャングのボス(イカツイ護衛が二人立っている)の雰囲気がとても良かった。 酒場からデカイ金庫を車で盗み出して失敗するエピソードが良かった。 夜中に教会に不法侵入して、教会のオルガンで歌を練習するというのがとても良かった(途中年配の尼さんが酒を飲んでるショットを入れていたのも良かった) ヴォーカルのヴァリの歌でギャングのボスが涙を流しているのが、コミカルでとても良かった。 作曲家のボブ・コーディオをメンバーに入れる時の、ボブがピアノ弾きながら歌っていたら、ヴァリが合いの手を入れるように歌いだし、残りの二人も楽器を演奏し始め、最後には店で演奏を聞いていた女客二人が自然と踊りを踊りだす演出がとても良かった。 レコード会社のビルを下から上へ撮っていく時に、各階のビルの窓から色んなミュージシャン達の演奏や練習が映し出される撮り口がとても良かった。 遊園地の桟橋でトミーが闇金から大金を借りるシーンが良かった。 成功していく時のステージシーンの歌が全て上手くて驚いた。 成功してからも、女に溺れたり、多額の借金を作ったり、家族を省みなかったりという一つ一つのエピソードもとても面白かった(特に成功後にホテルの宿泊代詐欺で刑務所にブチこまれるのとヴァリが愛人に妻や娘の愚痴を言うエピソードがコミカルでとても良かった)。 トミーの多額の借金に関するギャングのボスも交えたメンバーの話し合いで、宿泊先で同部屋のトミーがタオルをだだくさに使ったり洗面器に小便したりするという本題とは関係ない細かい事でニックがブチ切れるニックの「小物感」がとってもコミカルだった。 トミーの借金返済の為に、ヴァリが大きいのから小さいのまで次々とステージをこなし、現金を受け取って借金を返済していく演出が良かった。 娘をドラッグで亡くした後の墓地のシーンのバックでかかった娘の事を歌った歌が良かった。 娘が死んだ後のヴァリの復帰の曲を、ヴァリがステージで歌うシーンは、歌も映像も最高だった。 後年のロックの殿堂授賞式の久しぶりの再結成での、入口でのヴァリとトミーの和解、ステージ上でのメンバーの画面に語りかけるセリフ、がとびっきり粋だった。 最後のエンドロールでの、薄暗い街灯の灯りの下で「シェリー」を歌うシーンから、今までの登場人物が皆出てきて、ニュージャージーの夜の街のセットで歌い踊るシーンは感動してしまった(特にギャングのボスまで踊るコミカルさとヴァリが両手に妻と愛人の手を握って三人で踊るコミカルさと楽器を演奏する人達まで歌と踊りに参加してくるのがとっても良かった)。 全般的に 全編とってもいい雰囲気で、一つ一つのエピソードも最高で映画としてもとっても面白いし、歌もメチャメチャ上手く音楽もとっても楽しい。 登場人物も、歌がとても上手く最後まで友達思いのヴァリ、粋がってるが金にだらしのないトミー、才能がなくて小物感がコミカルなニック、そして無茶苦茶穏やかで温厚だけれどそれだからこそ怖さが際立つクリストファー・ウォーケンが演じたギャングのボスなんかは最高に良かった。又出てくるおネェちゃん達が皆とびっきりの上玉ばかりだったのもナイスだった。 映画も音楽も最高に楽しい、80を超えたイーストウッドが又こんな大傑作を撮った事に大感動して、観終わった後映画館でスタンディングオベーションをついついしてしまった作品。
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[024]舞妓はレディ
 「舞妓はレディ」ノブ2014-09-15
 【ネタバレ注意】
「舞妓はレディ」(監督:周防正行 135分) 話の内容は、田舎娘が修行やお稽古を気張って、洗練された舞妓になる話。 京都の四季が良かった(春は桜、夏は祇園祭、秋は紅葉・・・
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「舞妓はレディ」(監督:周防正行 135分) 話の内容は、田舎娘が修行やお稽古を気張って、洗練された舞妓になる話。 京都の四季が良かった(春は桜、夏は祇園祭、秋は紅葉、冬は年越しと雪)。 花街のセットはこじんまりとしてチャチかった。 主人公の、田舎娘から洗練された舞妓に成長するのと一生懸命な感じがボク的には良かった(この池脇千鶴を若くしてもっと泥臭くしたような主人公は、ボク好みだったし、ナカナカいい女優さんだとボク的には思った)。 舞妓たちが桜の枝を持って踊りながら主人公を迎えるミュージカルシーンもチャチかった(もっと華やか・豪華に撮って欲しかった)。 芸妓・舞妓に対する「水商売で女を売り物にする悲しい商売」という批評はとても弱く、とってつけたような感じだった 舞妓に一番大切なものは「若さ」(何事にも一生懸命挑戦してガンバル事)だと言っていたのがボク的には良かった 最後の色んな仮装をした人たちが花街のセットで歌い踊り、最後には夜空に花火もあがるミュージカルシーンは楽しく華やかで、最後の盛り上がりが良かったので、作品を観た後味は良かった。 全般的に 京都や舞妓・芸妓などの花街の文化や伝統の重みが全然上手く出ていないので(花街のセットはチャチいし、芸妓・舞妓の踊りのしなやかさは年季の入った稽古をしないと出せないからなのかチョコっとしか踊らず、あとは下品なダンスでごまかしていたのが、ボク的には特にいただけなかった)、ギャグの軽さが活きる・いいアクセントになるどころか単に下品にみえた。 作品全体のリズムも、最初や中盤はとても退屈で、要らない下品なエピソードも多く、最後の主人公の成長ぶりとラストのミュージカルシーンはかろうじていいけれど、とてもテンポが悪く、と〜っても時間的な長さをボクは感じた(途中「早く終わらないかな?」と思った)。 キャストは、主人公の女優はボク好みで一生懸命で良かったし、大ベテランの年配の芸妓役の女優さん、踊りのお師匠さん役の女優さん、富司純子は、奥深い味のある京女を演じていて良かったが、その他の役者さんたちは伝統があり重さと深さのある京都や花街文化という舞台設定の中で、軽くて浮いているというか役者負けしている感じがボク的にはした。 もっと金をかけて豪華で華やかなセットを作ったり、豪華で華やかなミュージカルシーンを撮ったりすればチャチさも気にならず、もっと本格的な京都や花街の伝統や文化、日本舞踊や歌や和楽器の演奏などを凝ったりしていれば、軽やかなギャグはいいアクセントになり、下品なギャグはカバーできただろうし、作品全体ももっと面白くなっただろうと思い、ボク的には観る前チョット期待していただけにかなり残念だった作品。
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[025]R100
 「R100」ノブ2014-09-06
 【ネタバレ注意】
「R100」(監督:松本人志 100分) 話の内容は、謎のSMクラブに入会した男の話。 汚い便所の個室でタバコの煙をふかしている女王様というのがボク的には良かった。 ・・・
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「R100」(監督:松本人志 100分) 話の内容は、謎のSMクラブに入会した男の話。 汚い便所の個室でタバコの煙をふかしている女王様というのがボク的には良かった。 女王様が男に蹴りを入れて、画面手前のカメラに男が飲んでいたコーヒーがかかるのがボク的には良かった。 女王様が後ろ蹴りして男が公園の階段から転げ落ちるのがボク的には良かった。 立川談志に褒められた寿司をつぶすギャグは松本お気に入りのギャグみたいだが、アイデアも映像的にも面白くないとボクは思った。 公園の噴水に男が腰掛けていると、女王様が噴水の水の中から出てきて、男を噴水の水に沈めようとするのがボク的には良かった。 普通のドラマ部分の普通さと女王様のSMプレイの非日常とのコントラストを際立たせようとする意図はボク的には良かった。 車が走っている一般道路に路駐している車に男が乗り込み車内でムチ打ち、工事現場に男が入りムチ打ち、公園のすべり台に男が入りムチ打ちというのを、ムチの音が聞こえるだけでムチ打ちする映像は撮らない撮り口はボク的には良いと思った。 古い洋菓子屋でケーキ買ったり、古い精肉店でコロッケ買ったりするのは、懐かしい感じがボク的にはした(普通のドラマ部分の日常・普通さを強調するのにも貢献している)。 踏切で、画面手前に電車が横切ると女王様が現れ踏切待ちの男を蹴りまくり、もう一度電車が横切ると女王様はいなくなるという映像的お遊びがボク的には良かった。 男の職場のトイレで、男が女王様にムチ打ちされているのに、トイレの個室から出てきた上司は何も言わず手を洗ってトイレを出て行くのがボク的には良かった。 大地真央の女王様はナカナカ似合っていた。妻が寝ている病室でSMプレイはいいアイデアだとボクは思った(病室は静かにしないと行けない場所なのにSMをするというのがいい。病床の妻にバレないかというシチュエーションもいい)。 映画内で映画観ているというエピソードは要らないとボクは思った(口で映画の意図を説明したり、言い訳したり、ウザい)。 男の子供までSMプレイの巻き添えになって、パンツ1丁で縄で宙吊りになってるのがボク的には良かった。 女王様がつばを吐きかけるのは、アイデアも面白くないし、絵的にもつまらないとボク的には思った。小道具や音楽・ダンスを使ってもつば吐きは面白くないとボク的には思った。 カーチェイスが全く緊迫感が無かった。 丸呑みの女王様は映画をチャちくしているのに貢献していた。 CEOの外国人デカ女女王様も映画をチャちくするのに大いに貢献していた。 最後の手榴弾投げる闘いも、迫力・緊迫感がまるで無かった。 最後のCEOの女王様のSMプレイは観客にみせず、訳の分からぬ回想シーン、そして最後の最後はCEOの子供を身籠る男(男が妊娠して腹が大きくなっている)というオチと、監督の松本ただ一人が悦に入っているだけのラストは無茶苦茶キショかった。 全般的に 前半のように、フツーのドラマ部分の普通さと女王様のSMプレイの非日常とを際立たせたコミカルな感じの作りを維持できていれば、映画というには厳しいけれど、良く出来たコントとしては成立したのではないかとボク的には思えた(その場合SMプレイはもっとディープなのを入れた方が普通と非日常とのコントラストが更に際立って面白くなるのではないかとボク的には思えた)。 カーチェイスや手榴弾のアクションは全く迫力・緊迫感がなく、監督の映像を魅せる技術・撮り口の圧倒的能力不足を露呈していた。 最後のキショいラストは、残暑で今日はかなり蒸し暑さがあったが、鳥肌が立つくらいゾーっとした。 全国ロードショーして、観客動員数が最悪で大コケし、映画館が貸切状態で観れたとしても、こんな映画、お金を払って観るのはおろか、相当な額のお金を精神的な不快感を受けた慰謝料としてもらわない限り、観たいとは思わない、とフツーの人は考えるとボク的には思える駄作(ボクはフツーじゃなく元松本信者だから、無料でネットで観たけれど)
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[026]トランスフォーマー/ロストエイジ
 「トランスフォーマー/ロストエイジ」ノブ2014-08-31
 【ネタバレ注意】
「トランスフォーマー/ロストエイジ」(監督:マイケル・ベイ 165分) 話の内容は、車がロボットに「変態!!お父ちゃんやめてあげて!!」 激しいカーチェイスだけでは飽・・・
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「トランスフォーマー/ロストエイジ」(監督:マイケル・ベイ 165分) 話の内容は、車がロボットに「変態!!お父ちゃんやめてあげて!!」 激しいカーチェイスだけでは飽き足らず、空で戦闘機チェイスもするのがボク的には良かった。 車がロボットに変形するだけでは飽き足らず、ヘリコプター、さらには金属の恐竜までロボットに変形するのがボク的には良かった。 最初の巨大な宇宙船団が、大昔に山を焼き払い、逃げる恐竜の群れまでも丸焼きにするのが迫力があってボク的には良かった。 アメリカのおネェちゃん達はイマイチだったけれど、中国のおネェちゃん達は端役までベッピンさんが多かったのがボク的には良かった(単なるボクの好み)。 中国の東洋的な山並みの中を宇宙船が飛ぶというのが、ミスマッチ・ギャップがありボク的には良かった。 中国の古いオンボロ高層アパートでのアクション(人間のアクションもロボットのアクションも)がとても面白いとボク的には思った。 巨大宇宙船の大量に金属(車や船など)を持ち上げて落とす攻撃が迫力があってボク的には良かった。 最後巨大宇宙船に乗ってやってきたラスボスロボットを、オプティマス・バンブルビー、父親(宇宙の銃攻撃)・娘とその彼氏(車攻撃)と、ロボットと人間が皆で力を合わせて倒すという演出がボク的には良かった。 全般的に 派手なアクション・ロボットへの変形、激しいカーチェイス・戦闘機チェイスは、3Dで観たので迫力があってボク的には良かった。 人間ドラマの方は相変わらずダサかったけれど、前回の「ダークサイド・ムーン」よりかは改善されていたのでボク的には良かった。 中国を舞台にした最後のアクションは、アクションに工夫があり、なかなか考えられていて、ボク的にはとても良かった。 時間が長くてアクション盛り沢山なので観ていて疲れたり、人間ドラマは改善はされていたけれどそれでもダサかったり、最後の中国を舞台にしたアクションの印象が強くて最初の方のアクションとかの印象が薄れる感じがあったりするけれど、これだけアクション満載で迫力あればハリウッドアクション娯楽大作としては及第点をつけても良いとボク的には思えた作品。観た後「もうアクションでお腹いっぱい」という、豪勢でぶあついアメリカンなステーキを食べて食傷気味になる感じと似た感覚になる作品ではあるけれど。
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[027]STAND BY ME ドラえもん
 「STAND BY ME ドラえもん」ノブ2014-08-30
 【ネタバレ注意】
「STAND BY ME ドラえもん」(監督:八木竜一・山崎貴 95分) 話の内容は、ドラえもんが3Dで飛び出るじょ〜。 のび太の寝ぐせが良かった。 空き地の野球の、ノックの打球・・・
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「STAND BY ME ドラえもん」(監督:八木竜一・山崎貴 95分) 話の内容は、ドラえもんが3Dで飛び出るじょ〜。 のび太の寝ぐせが良かった。 空き地の野球の、ノックの打球が、飛び出る感がとてもあって良かった。 タケコプターで飛ぶシーンが3Dアニメの良さが出ていて良かった(長いシーンが二回あり)。 雪山の吹雪と川の土手が、ボク的にはとてもリアルに感じた。 結婚前夜のしずかちゃんと父親の会話やのび太のジャイアンとのケンカ(ドラえもんに頼らずのび太が自分の力でナントカする)は、泣かなかったけれどジーンとした。 全般的に ドラえもんは3Dにむいてるなぁと改めて思った(飛び出てくるのが面白い)。 話が上手く、テンポよくまとまって、上映時間も短いのが、ボク的にはとても良かった。 最初はのび太のダメさ加減にイラッとさせられるが、そのダメさ加減のおかげで、最後のび太がドラえもんに頼らず自分の力でナントカしようとする演出の良さが引き立ったようにボクは感じた。 3Dの映像も面白く、話もよくまとまっていて、取り上げた原作のエピソードのチョイスのセンスも良い、ドラえもんの新しい可能性を感じさせてくれた、21世紀にふさわしいドラえもんアニメと言える作品。
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[028]グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
 「グッド・ウィル・ハンティング」ノブ2014-08-23
 【ネタバレ注意】
「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(監督:ガス・ヴァン・サント 127分) 話の内容は、貧乏な若年労働者だけれど実は大天才。 MITで働いている若い清掃作業員が・・・
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「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(監督:ガス・ヴァン・サント 127分) 話の内容は、貧乏な若年労働者だけれど実は大天才。 MITで働いている若い清掃作業員が数学の難問を解くという話がボク的には面白いと思った。 酒・女・ケンカ・タバコ・野球・ボロい車・犯罪といった貧乏な若年労働者達のダラけた生活の描き方が、ボク的にはとても良かった。 黒板に書いた数学の問題を解く事で、数学の教授と主人公がハイタッチして分かり合うのが良かった(主人公が貧乏な若年労働者で数学を解くというのが似つかわしくないというのが、この演出を一層良くしていた)。 セラピストの家の流し台が洗い物で山積みになっているショットがボク的には良かった(妻が死んで寂しい感じがよく出ていたから) 白鳥が浮かぶ公園の池を見ながらベンチに座る主人公とセラピストの後ろ姿のショットがボク的には良かった。 ドッグレースのデートが良かった(金持ちの一流大学のおネェちゃんがドッグレースが当たって興奮しているという演出も良かった) セラピストの妻のおならの話や、悪友の叔父がパトカーを間違えて乗っていった話やおネェちゃんの老夫婦の話がなかなかコミカルで良かった。 面接に悪友を行かして、その悪友が就職する為の手付金として面接官から小銭をせしめるのが良かった。 オンボロ車の車内に貧乏な若年労働者達が乗ってるショットや主人公が電車に乗っている車内のショットと乗り物の車内のショットがなんかいい雰囲気で撮られていたのがボク的には良かった。 悪友達が誕生日祝いに、自分達で改造したオンボロ車を主人公にプレゼントするのが良かった。 最後の緑の丘を走る主人公のオンボロ車のエンドロールが良かった。 全般的に 貧乏な若年労働者達のダラけた生活が上手く描かれていたのが、ボク的にはとても良かった。 主人公とセラピストの交流(主人公がセラピストに心を開いていく感じ)も上手く描かれていたとボクは思う。 今回のロビン・ウィリアムズは、コミカルを抑え演技派だった。 おネェちゃんがあまり可愛くもなく美人でもないのが残念だった(単にボクの好みじゃなかっただけだけれど)。 チョットやり取りが小賢しい所はあるが、全般的にはいい雰囲気だった。特に貧乏な若年労働者が実は天才というアイデアがボク的にはとても良く、ガス・ヴァン・サントが貧乏な若年労働者の怠惰な生活を描くのが上手いので、そのアイデアの良さがより一層際立っていたとボク的には思った。ナカナカ良く出来たヒューマンドラマの佳作。
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[029]アベンジャーズ
 「アベンジャーズ」ノブ2014-08-10
 【ネタバレ注意】
「アベンジャーズ」(監督:ジョス・ウェドン 144分) 話の内容はアメコミヒーロー達が集まって地球の平和を守る話。 最初のカーチェイスの時に地面が沈没したり(かなりの・・・
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「アベンジャーズ」(監督:ジョス・ウェドン 144分) 話の内容はアメコミヒーロー達が集まって地球の平和を守る話。 最初のカーチェイスの時に地面が沈没したり(かなりの迫力があった)ロキ達が車を走らせながら長官の乗ったヘリコプターを撃墜するのが、激しいカーチェイスのちょっとしたアクセントになっていて、ボク的には良かった。 ロープで椅子に縛られながらの女スパイブラック・ウィドウの格闘アクションがボク的には良かった。 航空母艦が海面から空に飛ぶシーンはボク的には迫力があった。 パーティーの弦楽器の演奏中に、ロキとホークアイ達が演奏が静かな時には静かに忍び寄り、演奏が盛り上がるのにつれてロキ達の攻撃も激しくなるという演出がボク的にはとても良かった。 ロキとキャプテンアメリカの格闘中にアイアンマンが助太刀に来るのがボク的には良かった。 ロキを飛行機で護送中にソーがやって来てロキを連れ去り、その後のソーとアイアンマンのロキをめぐる格闘が良かった(特に格闘中にアイアンマンが空を飛ぶスピード感があるのがシーン的にも面白かった)。その後のキャプテンアメリカの助太刀もボク的には良かった。 アイアンマンは下世話で鼻につく感じ、キャプテンアメリカは誠実な青年といった感じ、ソーは神様らしく威厳のある感じと三者三様なキャラクターがボク的には良かった。 ハルクのフツーの時は神経が細かそうな科学者というキャラもボク的には良かった。 途中長官やヒーロー達が皆バラバラの思惑でお互いにイガミあっているのが、最後上手く結束して、敵を倒す為に協力するという基本的な演出が出来ているのがボク的にはとても良かった。 ハルクが航空母艦内で暴れだすのがボク的には良かった(ハルクの豪快な暴れっぷりもシーン的に面白い)。その後のブラック・ウィドウとハルクの対決もボク的には良かった(特に逃げるブラック・ウィドウを、デカイ身体にあたってガラス製の施設を壊しながら、走って追って迫ってくるハルクは迫力があった)。 ハルクとソーの対決はパワフルでボク的には良かった。 ハルクが怒って銃撃した戦闘機に飛び移り、戦闘機の上で暴れて戦闘機を墜落させるというのがボク的には良かった。 ホークアイとブラック・ウィドウの対決がボク的には良かった(ブラック・ウィドウがホークアイを噛むのがボク的には面白かった「ウルグアイのスアレスを思い出した」)。 最後のニューヨークの大騒動がボク的にはとても良かった(ロキとソーの対決、空の穴からやって来る敵の軍隊と巨大な化物達、騒然として逃げ惑うニューヨーク市民、アイアンマンのスピード感、ハルクの豪快な暴れっぷり、米軍が途中から戦闘に参加したり、消防隊や警官が人々を避難させるショットを撮ったり、なんかがボク的にはとても良かった)。 最後のエンドロール後の、こじんまりとした食堂でアベンジャーズ達が集結して、お互い会話をせず黙々とハンバーガーみたいなのを食べているショットもボク的にはコミカルでとても良かった。 全般的に アクションにも色々工夫があるし、ヒーロー達のキャラクターがそれぞれとても際立っているのが、ボク的にはとても良かった。 途中長官やヒーロー達がそれぞれ自分の思惑の違いでイガミあっていたのが、最後は一致団結協力して敵を倒すという基本的な演出が分かりやすくなされていたのもボク的にはとても良かった。 最後のニューヨークでの決戦も、ヒーローそれぞれに見せ場があり、特にアイアンマンのスピード感のあるアクションとハルクの豪快な暴れっぷりはシーン的にもとても面白く、ボク的にはとても楽しめた。 ヒーロー達のそれぞれの映画はまだ1本もきちんと観た事は無かったけれど、「ハルク」や「アイアンマン」、「マイティ・ソー」は面白そうだとボクは思ったし、これだけの大作だと作品全体がゴチャゴチャになってしまうかと思っていたけれど、とても分かりやすいストーリーでアクションも満載、きちんとそれぞれのヒーローの良さも出ていて、なかなか作品に華やかさがあり、観る前の予想に反してボク的にはとても面白かったハリウッド娯楽アクション大作の決定版。
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[030]GODZILLA ゴジラ
 「GODZILLA ゴジラ」ノブ2014-07-27
 【ネタバレ注意】
「GODZILLA ゴジラ」(監督:ギャレス・エドワーズ 123分) 話の内容は大怪獣GODZILLAが大暴れ!! 鉱山にヘリコプターで着陸するシーンが良かった。 原発内で逃げる人達・・・
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「GODZILLA ゴジラ」(監督:ギャレス・エドワーズ 123分) 話の内容は大怪獣GODZILLAが大暴れ!! 鉱山にヘリコプターで着陸するシーンが良かった。 原発内で逃げる人達に煙がモクモク追ってくるのが良かった。 ムートンが原発跡地で羽化して暴れるのが良かった。 ハワイでゴジラが海から出てくると大津波になるのが良かった。 木に繋がれていた犬が危険を察知して我先に逃げるのが良かった。 主人公が線路の上でムートンをやり過ごして助かったと思ったら、火達磨の列車がやって来て、主人公が線路の上を走って逃げるのが良かった。 ゴジラがサンフランシスコに上陸した時に、海鳥達が危険を察知して我先に逃げるのが良かった。 ゴジラとオス・メスのムートン2体の闘いが迫力があって良かった。 主人公達がパラシュートで上空から怪獣達の闘ってる所に降りてくるのが良かった。 ゴジラがきちんと放射能を吐いて闘っているのが良かった。 ムートンの卵を主人公がガソリン撒いて焼き払うのは迫力があって良かった。 メスのムートンがゴジラと闘ってる際中に焼かれた卵の所に行くという母性本能を描いているのが良かった。 最後にゴジラがシッポ攻撃と口の中に放射能を吐きかける攻撃でオスとメスのムートンを倒すのが良かった。 最後主人公が、ナンダカンダあったけど、奥さんと無事会えて抱き合うというベタなハッピーエンドが良かった。 全般的に ゴジラをナカナカ出さない「焦らし演出」から最後怪獣三匹の大迫力バトルとか、逃げ惑う人達や怪獣が暴れた後の瓦礫とか、動物達が危険を察知して逃げるとか家族愛という人間ドラマとかゴジラが放射能吐いたりメスムートンが焼かれた卵を気にかける母性本能等の怪獣らしさとか映画の基本的な演出は結構出来ているのだけれど、ボク的にはあまり面白くなかった。ボクはこういう「真剣な怪獣映画」というジャンルがあまり好きではないと思った。真剣にやればやる程なんか白々しいというかバカバカしくボクには思えた(それがコミカルなバカバカしさなら面白いのだけれど、この作品ではボク的には「白ける」感じがした)。 楽しみにしていた原発事故や放射能に対するメッセージ性といった社会批評的な所も、期待していた程センスの良さは感じなかった。 キャストはゴジラとミゾグチ(溝口健二監督の事)大好きレオス・カラックス監督の元恋人ジュリエット・ビノシュが出演していたのがボク的に面白かった。又主人公役の俳優が「好青年」という感じで、主人公の妻役の女優さんもナカナカ可愛くてベッピンさんなのが、ボク的には好感が持てた。 基本的な演出が出来ていて悪くは無いし、怪獣達のバトルも大迫力だったが、怪獣映画を真剣にやればやる程白けてしまい、期待していた社会批評的なセンスも然程なく、ボク的には観る前に思っていた程には楽しめなかった作品。時間も少し長く感じた。
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