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 「メカゴジラ」さんのコメント一覧 登録数(809件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]GONIN
 面白くないはずがないんだがメカゴジラ2017-01-29
 【ネタバレ注意】
何十年かぶりにDVDで再見。 筋立ては面白そうだし、良い役者さんもいっぱい出ているし絶対に面白いはずなのに不思議なほど面白くない。 他の方も書かれているが、スタイリッシ・・・
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何十年かぶりにDVDで再見。 筋立ては面白そうだし、良い役者さんもいっぱい出ているし絶対に面白いはずなのに不思議なほど面白くない。 他の方も書かれているが、スタイリッシュなクライムアクションをやろうとしたけど作り手の感覚が追いついていないというか、劇中「日本人らしい優しさか」というセリフがあったけど、日本人らしい情念とか泥臭さとかそういうものが表に出てきてしまった感じ。 監督・脚本の石井隆が向いてなかったんじゃねえのかな。 当時の北野武がこのプロットで脚本書いて監督していたら物凄い映画になっていた気がする。 どうでもいいけど竹中直人の娘役で子役時代の栗山千明が出演してるのね。
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[002]シン・ゴジラ
 労作メカゴジラ2016-08-07
 【ネタバレ注意】
  レイトショーにて鑑賞。 上映終了23:00の回だったが幼児連れてる父親がいてちょっと驚く。 終映時間も内容も子供向きではないのでは… 世間の評判がいいのでかなり期待して・・・
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  レイトショーにて鑑賞。 上映終了23:00の回だったが幼児連れてる父親がいてちょっと驚く。 終映時間も内容も子供向きではないのでは… 世間の評判がいいのでかなり期待して観た。観終わっての印象は「84年版ゴジラとゴジラ対ビオランテのエヴァンゲリオン風リメイク(巨神兵風味)」。 「現実にゴジラが出現したら政府はどう対応するのか」という一発ネタを膨大なリサーチと情報量を詰め込んで2時間にまとめた労作だ。 だから「巨大不明生物」の出現という前例のない非常事態に政府がアタフタする様子が仔細に描かれる前半が、ブラックコメディとして異常に面白い。全篇このテンションで走ったらホントに傑作だと思った。 映像もとんでもなく凄い。旧い人間の自分にはもはやどこがCGなのかもわからないほど凄かった。 問題は後半、ゴジラが本気を出して大変なことになり登場人物の大多数が退場、人間側がどうやってゴジラを倒すかの「怪獣映画」となってからだ。自分にはここから先がやや貧弱に感じられてしまった。 ゴジラを核攻撃させろという外国の圧力に日本側が反発するのは「84年ゴジラ」だし、歩く核融合炉であるゴジラの体内にナニをナニして退治しようというのは「ビオランテ」で使われたアイディアだ。こじつければ「怪獣災害」に対する政府や省庁の対応というのは「ウルトラマンティガ」の「怪獣が出てきた日」(小中千昭脚本)が嚆矢か。そもそも「現実世界に怪獣が出現したら」は20年も前に平成ガメラが一作目で見事に映像化してしまったネタだ。そして「映画としての面白さ」では、本作は残念ながら平成ガメラに及ばない。もっと言えばゴジラが本当の破壊力を見せる描写が「巨神兵東京に現わる」を思わせるものだったり、クライマックスの作戦描写が「エヴァンゲリオン」のヤシマ作戦だったりするのは、特に庵野ファンでもない自分には悪いけど寒かった。 リサーチと情報量は認めよう。大したものだと思う。しかし膨大な情報を箇条書きみたいに羅列する脚本と演出(そうでなければ2時間で収まらなかっただろうが)は映画としての盛り上がりを欠いていなかったか。「現実社会に怪獣が出現したら」を今さら描くのであれば、もっと新しい要素、プラスαが必要ではなかったか。後半の怪獣映画として中心となる部分が過去のゴジラ映画と自作のパロディで良かったのか。 批判はしたが邦画として、ゴジラ映画として上々の出来だとは思う。だけど庵野監督はもっと面白い映画を撮れる人だとも思うのだ。次作に期待する。 「サンダ対ガイラ」のリメイクとかやってくれんかな。  
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[003]チャッピー
 盛り込みすぎメカゴジラ2015-09-25
 【ネタバレ注意】
  一応封切を見たんだけど何ともピンと来なかったんで、BDを買った友人のご相伴にあずかって再度観賞。 戦闘ロボットが子供のようにまっさらな状態で外の世界に放り出され、・・・
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  一応封切を見たんだけど何ともピンと来なかったんで、BDを買った友人のご相伴にあずかって再度観賞。 戦闘ロボットが子供のようにまっさらな状態で外の世界に放り出され、いろんな経験をして知識を覚え…というのはよくある話だが面白くなる筋立てだと思う。ただ「母親と子」「父親と子」の二つの関係を盛り込み並列に置いてしまったことでストーリーを散漫にしてしまったと感じる。主人公の戦闘ロボット・チャッピーが最初から可愛らしいデザインなのもはっきり逆効果。 狡猾に描かれるべき企業側やヴィンセントが間抜けに描かれているのも残念。というかなぜヴィンセントが疑われないの? そしてエンディング間際のあの展開ははっきり言って余計。というか別の映画でやるべきことじゃないかね。 映像はすごいんだけどね。欲張っていろいろ盛り込みすぎて失敗した、という印象。
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[004]ピクセル
 うーむメカゴジラ2015-09-25
 【ネタバレ注意】
  2D字幕版を鑑賞。 元ネタになった短編動画は公開当時にYouTubeで見て、何の説明もなく世界が壊されていき最後は地球も…というその内容に楽しいよりもむしろ薄気味悪さ、怖・・・
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  2D字幕版を鑑賞。 元ネタになった短編動画は公開当時にYouTubeで見て、何の説明もなく世界が壊されていき最後は地球も…というその内容に楽しいよりもむしろ薄気味悪さ、怖さを感じた。 ただそれを翻案したこちらの映画はゲームキャラが大暴れの明るく楽しいアドベンチャー。 自分もこの映画のゲームがアーケードで稼働していた頃にガキだった世代だけど、小遣いが少なかったこともありゲーセンにはそう頻繁には通えず、馴染みのないゲームやキャラクターも多かった。「エレベーターアクション」とか変なゲームばっかりやってたしな。むしろラドロウくんがパーティで「Everybody wants to rule the world」を熱唱するシーンの方が面白かったり。 ストーリーは…正直言ってヒネリも何もなく、ゲームのキャラクターが世界を襲いますという映像を見せるための意味しかない。80年代のゲームオタクの負け犬が何の役にも立たない知識とテクで世界を救う…というカタルシスは中途半端。オタクキャラのラドロウくんに比べて主人公はごく普通の人にしか見えないし、友人が大統領で主人公がすぐ攻撃部隊に呼ばれちゃうというのもなんとも安直で「ヒーローが選ばれるカッコよさ」がない。いざゲームキャラとの戦闘が始まるとただレーザー光線を撃ちまくるばかりで、ゲームオタクならではの知識と経験で大勝利!という面白さが大して感じられないのもツラいところ。 セリーナ・ウィリアムズ本人登場とかホール&オーツとかマックス・ヘッドルームとか小ネタのサービスぶりは認めるけど、本筋のストーリーがどうにも盛り上がりに欠けていたのがもったいないと感じる。 80年代ゲームキャラの侵略にかつてのゲームオタクたちが対決、というんで「ギャラクシー・クエスト」ぐらいオタクに対する愛と優しさを見せてくれる映画を期待してたんだけどね。ただのお気楽なアドベンチャー・コメディになってしまっていたのが残念。
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[005]アントマン
 こりゃ面白いメカゴジラ2015-09-20
 【ネタバレ注意】
  字幕版を鑑賞。 アベンジャーズものはちょっとお腹いっぱい、という感じだったのであまり期待せずに見たが、その期待を裏切る面白さ。まいりました。 昆虫サイズになった主・・・
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  字幕版を鑑賞。 アベンジャーズものはちょっとお腹いっぱい、という感じだったのであまり期待せずに見たが、その期待を裏切る面白さ。まいりました。 昆虫サイズになった主人公の主観で、ありふれた浴槽やレコード盤の上がまるで異世界の風景のように見えるという映像の面白さ。久しぶりに3Dで見てよかったーと思わされた。 そして自由自在に豆粒ほどの大きさになれる、というアイディアを見事に生かしたアクションシーンの楽しさ。健気に主人公を助けてくれるアリンコたちがどんどんカワイクなってくる。「Dr.スランプ」のデカチビ光線銃を思い出させる犬くらいデカいアレも笑わせてくれた。 ストーリーはシンプルなヒーロー誕生譚なんだけど、映画の中にすいすい引きこんでくれるテンポの良さ、キャラクターの楽しさも文句なし。ちょっとエキセントリックな科学者にM.ダグラスというのはドンピシャなキャスティング。M.ペーニャをはじめ主人公を助ける仲間たちのアホっぽさも嫌味にならない良い味つけ。 個人的には「アイアンマン」の一作目なみに一本の映画として面白くて楽しめる上出来の娯楽作だった。感謝。
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[006]キングスマン
 いやーすごい!メカゴジラ2015-09-17
 【ネタバレ注意】
  2D字幕版を鑑賞。   シリアス版「オースティン・パワーズ」とでも言うべきかな。誰彼かまわず「すんげー面白いから観ろ!」と勧めたくなった面白さ。(嫌いな表現だけど)・・・
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  2D字幕版を鑑賞。   シリアス版「オースティン・パワーズ」とでも言うべきかな。誰彼かまわず「すんげー面白いから観ろ!」と勧めたくなった面白さ。(嫌いな表現だけど)お洒落でポップ。一方で壮絶なゴア描写も盛り込み、それでいてヒーロー誕生編としてのカッコよさまで醸し出してるんだからこの監督やっぱりタダモノじゃないっすわ。 流血シーンが平気な人は必見。
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[007]カリフォルニア・ダウン
 ロック様ス〜イスイの巻メカゴジラ2015-09-17
 【ネタバレ注意】
2D字幕版で観賞。 ワーナー系の映画は近所でかからないんで、電車に乗ってまで見に行ったんだけどなあ。 いいところ。 映像のクオリティは流石。バラバラと崩れ倒壊するビル・・・
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2D字幕版で観賞。 ワーナー系の映画は近所でかからないんで、電車に乗ってまで見に行ったんだけどなあ。 いいところ。 映像のクオリティは流石。バラバラと崩れ倒壊するビル群や、押し流され転覆する貨物船に切断されるゴールデンゲートブリッジなど息を呑む見事なシーンの連続。ただそれをやっているのが宇宙人でも怪獣でもなく地震と津波となると…やはり手放しでは喜べないのが正直なところ。 もちろんそれは観ているこっち側の問題で、映画の作り手に責任はない。わざわざ映画館に行かないと観れない作品の上映を中止させようとするなど愚の骨頂だ。観なければいいだけなんだから。 問題なのはむしろ映画の中身で…主人公のレイは「元」ではなく現役の消防救助隊員。冒頭の救助劇で凄腕であることが語られるが、救助隊員らしいのは冒頭だけ。仲間の救助隊員が出てくるのも冒頭だけだ。 大地震が起きた時、たまたまヘリの整備のため飛行中だった彼はなんとそこで任務をあっさり放り出し、そのまま救助用のヘリで元女房を助けに行ってしまう。元女房はなんとか助けた!さあ任務に戻るんだろう!…と思ったら、今度は娘を迎えに行っちゃう始末。救助ヘリが一機でも多く必要であろう非常時にそれはどうなの。ちなみに任務を放棄してヘリ持って行方不明になってるのに、基地とか本部からの呼び出しは一回もナシだ。 その後もロック様の大冒険は続く。おっとヘリが故障したぜ!ショッピングモールにヘリを不時着させて(もちろんケガ一つしない)、ついでに着替えもいただき!略奪やってる奴の四駆を略奪して娘のもとへ!うわあっ地割れで先へ進めない!親切な老夫婦がセスナを貸してくれたよ!でも飛行場も火事で着陸できない!飛行機ほっぽってパラシュートでスカイダイビングだ!よし海から行こう!あっさり沿岸警備隊のボートをゲット!津波だ!波を乗り越えれば全然オッケー!娘がどこにいるかわからない!でもあっさり会えちゃったよ!(※これを夫婦でやってます) 「御都合主義」という安易な言葉は使いたくないが、さすがに「いいかげんにしろよ」という展開。しかもその折々に主人公夫婦の「元サヤに戻るよトーク」がえんえん挿入されて、さらに緊張感を削いでくれる。 そもそも何がヘンテコかって、主人公は現役の救助隊員のはずなのに元女房と娘以外は誰ひとり救助しようとしない。ヘリに乗っていてもボートに乗っていても、助けを求めている人を探す様子さえない。おまけに元女房と娘の方も、夫/父親がこの非常時に無責任に仕事を放り出して自分を助けに来るということを「おかしい」と思っている様子が1ミリもない。そして映画の作り手もそれを不自然とも異常だとも全く思っていないのだ。 俺の中の尺度では、女房子供のことが心配でも目の前の職務、自分の責任を果たすのが「ヒーロー」というものだと思うのだが、もしかして俺の方がおかしいのか。この大きな大きな違和感が最後まで拭えず、ベタベタなハッピーエンドを見ながら呆然とした次第。
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[008]ザ・デッド:インディア
 うーんメカゴジラ2015-08-07
 【ネタバレ注意】
  DVDにて鑑賞。 前作がやたら面白かったけれど今年はじめの限定公開では観ることがかなわず、DVDレンタルを待って待ってやっと観た。 異国の地でゾンビ禍に巻き込まれた主人・・・
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  DVDにて鑑賞。 前作がやたら面白かったけれど今年はじめの限定公開では観ることがかなわず、DVDレンタルを待って待ってやっと観た。 異国の地でゾンビ禍に巻き込まれた主人公が、ゾンビ大発生の中を現地人とともに逃避行する…というストーリーはよく考えたら前作と同じだ。違うのは今回の相棒が子供で、主人公の旅の目的が脱出のための飛行機ではなくムンバイに住む恋人の救出だということ。 感想を正直に言えば、前作ほどの緊張感はない。子供が食い殺されることはまあないよなと予想がついてしまうし、旅の目的は自分がどうにか生き残ることではなく恋人に会うことなんだもの。主人公もそれほど危機的な状況に陥ることもないし、銃からはいくらでも弾丸が出てきてゾンビの群れなんか突破しちゃう。インド全土が大変な非常事態に陥ってる雰囲気もそれほど出せていない。前作のギスギスした殺伐感や危機感があまりないのだ。 舞台がインドだからなのか?やたらカルマだの運命だのといったセリフが出てくるのが妙に中ダレするし、主人公の過去に絡めてカルマだ運命だで終わらせちゃうラストにも少々ガッカリ。絶望的な状況でもあきらめずになんとか生き抜こうと抗う人間を描いた映画で、こういうオチですか…。カルマが深い奴は何やっても無駄なんすかね。 もちろんそれでも凡百の低予算ゾンビ映画よりはるかにマシな出来だ。インドの荒涼とした風景はそれだけで素晴らしいロケーションだし、車の中に閉じ込められた母娘を主人公が見つけるくだりなど「おおっ」と唸らされるシーンも多かった。 ただ…こちらの期待感がちょっと大きすぎたかな。
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[009]マッドマックス 怒りのデス・ロード
 2015年のマッドマックス2メカゴジラ2015-07-17
 【ネタバレ注意】
  2D字幕版で鑑賞。 まあ全編すごいアクションだ…だが残念ながらそれ以上の感情は湧かず。 作り物めいた世界でハデハデなスーパー改造車がぶつかり合うだけの現実感のなさが・・・
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  2D字幕版で鑑賞。 まあ全編すごいアクションだ…だが残念ながらそれ以上の感情は湧かず。 作り物めいた世界でハデハデなスーパー改造車がぶつかり合うだけの現実感のなさが何とも残念だ。 「マッドマックス2」の、荒廃した世界で生き残った人間が旧世界のゴミを漁っていじましく生きているという生活感がない。あの生活感こそが観客の周囲の現実と劇中の世界大戦後の世界を結び付けていたのにな。「2」のBDの音声解説でジョージ・ミラーが語っていたが、彼とプロダクション・デザイナーは劇中の服装や車両について、どこからどう材料を手に入れてどう加工して使っているか説明がつくものにしよう(意訳)と取り決めていたという。それは「世界大戦後の荒廃した世界」という絵空事をただの絵空事に見えないようにしよう、ということであったと思うのだ。 「2015年のマッドマックス2」にそういう気遣いはない。イモータン・ジョーの大掛かりな本拠地も、マンガじみた奇々怪々なデザインのカスタム・カー(溶接とかペイントワークは誰がどうやっているんだろう)も、細かく言えばあの世界では貴重品であるはずの銃弾を無駄に撃ちまくるのも、はっきり絵空事の世界だ。「だってマッドマックス2の世界だってわかってるでしょ?細かいこと抜きでハデな方がウケるんだよヒャッハー!」という事なのだろう。映画全体が妙にペラペラと薄っぺらい印象で、あってなきがごとき弱いストーリーと、深みに欠けるキャラクターもそれに拍車をかけている。「2」がゲーム化されて、そのCG製オープニングムービーをずーっと見せられたような気分になった。 くり返すがアクションはすごい。特に終盤はアクションに次ぐアクションで圧倒される。 だがDVDやBDを手元に置いて何度も楽しもう、という気にはなれない映画だった。
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[010]オキュラス/怨霊鏡
 ものすごく怖いメカゴジラ2015-06-07
 【ネタバレ注意】
DVDにて鑑賞。 ある家で息子が父親を射殺するという惨劇が起きる。11年後、収容されていた施設を出所した弟を姉が出迎える…。 あの惨劇は母親が買って家に運び込んだアンティ・・・
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DVDにて鑑賞。 ある家で息子が父親を射殺するという惨劇が起きる。11年後、収容されていた施設を出所した弟を姉が出迎える…。 あの惨劇は母親が買って家に運び込んだアンティークの姿見鏡の魔力によって引き起こされたものだった。代々の所有者じつに45人が怪死をとげたという鏡。その超自然的な力を証明すれば、弟の無実を証明することができる。姉は鏡をあの惨劇の起きた家に運び込み、万全の記録・測定機器を用意して対決しようとする。しかし鏡の魔力は想像をはるかに超えるものだった。 人間の知覚を操る鏡…今見ているもの、聞いているものは現実なのか?やがて2人は惨劇が起きたあの日の記憶をたどり始める。現実と幻覚、過去と未来が複雑に入り混じり、そして衝撃のラストへ…というお話。 ホラー映画好きの友人と一緒に観賞したが、恥ずかしながらおっさん二人で震え上がった。 安っぽい邦題のせいでナメてかかっていたが、「ヘルハウス」を思わせる魅力的な設定。巧みなストーリー説明とショック演出。空気がギシギシいうような緊張感。そして何より、ものすごく怖い。全米興行収入初登場3位というのも納得の上出来な恐怖映画だ。 グロいとかキモいとかビックリしたではなく、本当に「怖い映画」を見たい人にお勧め。
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[011]フューリー
 観る価値ありメカゴジラ2014-11-29
 【ネタバレ注意】
  レイトショーにて鑑賞。 「よき戦争」と言われる対独戦において、ドイツ本土へ切り込んだ兵士たちがどれだけ過酷な状況で戦い、疲弊し消耗していたか。生身の歩兵にとって・・・
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  レイトショーにて鑑賞。 「よき戦争」と言われる対独戦において、ドイツ本土へ切り込んだ兵士たちがどれだけ過酷な状況で戦い、疲弊し消耗していたか。生身の歩兵にとって戦車がどれだけ恐ろしい存在だったか。同様に、装甲火力で劣るアメリカ戦車にとってドイツの戦車がどれだけ恐ろしい存在だったか。そういう「戦争の現実」をこれほど活写した作品は少ない。それだけで鑑賞の価値がある作品。 戦闘場面にこだわりすぎて状況や人物の描写が多少不足気味というか「普通の人にはわかりにくい映画」になっているのは確かだが、博物館から実物のタイガー戦車まで借り出して描いた戦車戦など、リアルさにこだわった作り手の熱意は称賛に値する。 文句をつけるとすれば…一つは音楽の使い方のひどさだ。日本映画じゃあるまいし、衝撃的な場面には衝撃的な音楽!感動する場面には感動する音楽だ!ほら泣け!…と言わんばかりに大音量で流されると逆にこっちは冷めてしまって「客をバカにすんなよ」という気になることもしばしば。 もう一つはやり過ぎと思える曳光弾のエフェクト。実際に機関銃は5発ごとに曳光弾が発射されたそうなので、それを計算して映像化したのかもしれないが…画面上ではレーザー光線銃の撃ちあいみたいに見えてしまうのよ…。映画なんだから「本当っぽく見える」ディフォルメも必要じゃないの、と思った次第。 キャストでは南部出身のレッドネックを演じたJ.バーンサルのクズっぷりと、敬虔なキリスト教徒の射撃手を演じたS.ラブーフがすばらしかった。個人的に好きなJ.アイザックスも(出番は少ないが)印象に残った。 余談だし映画の鑑賞法としては邪道かもしれないが、この映画の脚本がIMSDbで公開されているので、英語が読める方はぜひ一読してほしい。映画ではカットされてしまった状況描写や人物描写が補完されると映画そのものの感想が変わるほどだ。例えばノーマンがウォーダディの背中の火傷を見るシーンがあるが、彼がその火傷を負った事情をノーマンに話すシーン…なんでカットしちゃったかな。本気で惜しいと思う。  
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[012]サボタージュ
 よくわからない…メカゴジラ2014-11-14
 【ネタバレ注意】
レイトショーにて鑑賞。 復帰作「ラストスタンド」がやたらに面白かったシュワルツェネッガープラス前評判の高い「フューリー」のデビッド・エアーの演出ということでワクワ・・・
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レイトショーにて鑑賞。 復帰作「ラストスタンド」がやたらに面白かったシュワルツェネッガープラス前評判の高い「フューリー」のデビッド・エアーの演出ということでワクワクしながら観た。 ハードでリアルなガンアクション、血糊ドバドバの超ヘビーな流血シーン(R15+も納得だ)でいきなり引き込まれるが、中盤以降は頭に「?」マークが点灯しっぱなし。語り手が「隊員を殺している犯人とその動機」「金を盗んだ犯人とその行方」という二つの謎を最後までうまく扱いきれなくて、映画全体が取っ散らかっちゃった、という印象。 警察と別組織のDEAの人間が許可も令状もなくアパートに突入して人を射殺したりしていいもんなのか? 隊員殺しの犯人だったあの人が、あいつもあいつもあんな風に殺してあいつらも始末して…というのはさすがに無理があるんじゃないのか? 犯人の目的とその手段としての隊員殺しって考えたらズレまくってないか? 金を持ち逃げしていたあの人が最初からああするつもりだったとしたら、結局盗ったのは自分だとバレてたんじゃないのか? そういう諸々の「?」マークがチカチカ点滅したまま映画館を出た。 昔ながらのシュワちゃん大活躍でハッピーエンド、という映画なんかいまさら観たいわけじゃないが、謎解きモノならオチでちゃんと納得させてほしかったなあというのが正直なところ。 スタッフを確認すると、脚本はデビッド・エアー単独ではなくスキップ・ウッズなる人物もクレジットされてる…こいつあの「ダイ・ハード/ラスト・デイ」の脚本家じゃねえか!なるほどなあ…となんか謎が解けたような気分。 もちろん観ている僕がバカで、高度すぎるストーリーを理解できなかった可能性もある。DVDが出たらもう一度観てみることにする。 スクリーンの中でシュワルツェネッガーに見えないシュワルツェネッガーの熱演もなかなか立派だったが、事件を捜査する女刑事のオリヴィア・ウィリアムズが実に魅力的だったなー。 デビッド・エアーの「フューリー」がこういう出来の映画でないことを切に祈る次第。  
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[013]またまたあぶない刑事
 ラストが…メカゴジラ2014-10-10
 【ネタバレ注意】
  大学の頃、帰省に使っていた長距離バスの中でなぜか何回もビデオ上映してた映画。 前作よりもアクション度が強め。廃ビルの中で大下がリボルバーを何度もリロードをしなが・・・
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  大学の頃、帰省に使っていた長距離バスの中でなぜか何回もビデオ上映してた映画。 前作よりもアクション度が強め。廃ビルの中で大下がリボルバーを何度もリロードをしながら殺し屋を追い詰めて行くシーンは名場面。MGCイングラム内蔵のウージー短機関銃がハデに薬莢をまき散らす銃撃戦にもガンマニアとしては惚れ惚れする。 そういう良いアクション場面が多いのに、悪役・長峰を倒すラストはどうしようもなくてガッカリ。何度も銃弾を受けて後ずさっていくシーンは「ターミネーター」なんかにもあったのに、どうしてああいう風に撮っちゃったのか、編集しちゃったのか理解できないヒドさで、初見の時にはビックリしてしまったくらい。誰か止める人はいなかったのかしら。 ヒロインは宮崎美子さん。良い女優さんなんだけど「謎めいたクールな美女」を演じるのはやっぱりちょっと無理があったなー。
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[014]あぶない刑事
 ラストが…メカゴジラ2014-10-10
 【ネタバレ注意】
  ビデオの発売当時に観て以来の鑑賞。 TVシリーズ終了直後に作られた映画で、アクションもダイアローグも脂が乗りまくってるという感じ。この映画、「あぶない刑事」的なも・・・
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  ビデオの発売当時に観て以来の鑑賞。 TVシリーズ終了直後に作られた映画で、アクションもダイアローグも脂が乗りまくってるという感じ。この映画、「あぶない刑事」的なものが苦手な人は受け付けないだろうなあとか、実は大下の方が激しやすい熱血野郎だったんだよなあと思いながら観た。 悪役の室田日出男は貫禄があっていいんだけど、死に様を見せないのは消化不良。あと小野みゆきさんって変な役も多いけど(「さよならジュピター」とか)、やっぱり美人だよなあと再確認。 ここのキャストには載ってないけど、工作員の豹藤(すごい名前だ)を演じた仮面ライダーZXこと菅田俊の暴れっぷりと怖さがなかなか存在感があって良い。しかしクライマックスの銃撃戦、たまたま置いてあった蛍光塗料が服にかかって、暗闇の中でそれが光って…という展開はさすがに苦しい。惜しかった。
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[015]オール・ユー・ニード・イズ・キル
 面白いメカゴジラ2014-07-12
 【ネタバレ注意】
  レイトショーにて2D・字幕版を鑑賞。 原作は未読。正直言えばラノベとかゲーム感覚とかパワードスーツ着てでっかいカタナ持った女の子とかに対して、観る前からちょっとだ・・・
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  レイトショーにて2D・字幕版を鑑賞。 原作は未読。正直言えばラノベとかゲーム感覚とかパワードスーツ着てでっかいカタナ持った女の子とかに対して、観る前からちょっとだけ偏見があった(笑)。 ところが映画が始まるとあっという間に引き込まれた。「死ぬたびに同じことを繰り返す」「繰り返すたびに何が起きるかを学んでいく」という設定も秀逸だし、それを観客に伝える見せ方・説明の仕方も過不足がなく、上手い。(観ているこっちを含めて)主人公以外にはこれが何回目かわからない、という状況が笑いを呼び、そしてまた切なくもなってくる。 クライマックスは当然ながら敵の親玉を殺りに行く、という展開ではあるんだが、ここを過剰にヒロイックにもロマンチックにもしないのがまた上手い。そしてサラリと後口の良いラストシーン。 なんつうか、作る側の人たちのセンスの良さ・頭の良さを実感した映画でしたわ。ゲーム感覚とかそういう思い込みは脇に置いて観てほしい、時間ループものの秀作だと思います。 久しぶりに「あー面白い映画観たなあ」とホカホカして帰ってきましたわ。  
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[016]悪霊のはらわた
 うーんメカゴジラ2014-01-12
 【ネタバレ注意】
DVDにて鑑賞。 タイトル通りというか…スウェーデン版「死霊のはらわた」。 アルビンとイダのカップルとその友人、計7人の男女が人里離れた森のなかの空家にやってくる。イ・・・
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DVDにて鑑賞。 タイトル通りというか…スウェーデン版「死霊のはらわた」。 アルビンとイダのカップルとその友人、計7人の男女が人里離れた森のなかの空家にやってくる。イタズラしようと先に家の中に入ったマリーは地下室で悪霊に取り憑かれてしまい、次々に仲間を襲い、襲われた仲間も怪物となって襲ってくる…という話。 なんというか、ひたすらダルい映画。 ライミ版「死霊のはらわた」から笑いの要素を取り除いてシリアスなホラーを作ろうとしたんだな、とは思うが、ついでにスピード感も爽快感もテンポの良さも取り除いちゃって、オロオロするだけの主人公たちにダラダラと怪物が襲ってくるだけの映画になってしまった。「シリアス」と「退屈」は違うと思うんだけどなあ。 状況の説明役として妻子を悪霊に殺された男を出したりする工夫はあるんだが、この人も出てくるだけで、事情を知った主人公たちが知恵を絞って悪霊に対抗しようとするわけでもない。ストーリーが弱すぎる。 それでも早送りボタンを押すのを最後まで我慢して、さあどうオチがつくんだろうと思ったら…ホラー映画史に残りそうな拍子抜けのボスキャラと、拍子抜けの決着ぶりだった。 売り物のゴアシーンはがんばっている(80年代風なのは好みだが)が、やたらに暗い画面と下手糞なカメラワークのせいでどうにも見づらいばかり。もったいない。 ライミは才能があったなあ、「死霊のはらわた」ってよくできた映画だったんだなあと再確認した次第。
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[017]ダークスカイズ
 そこそこメカゴジラ2013-12-28
 【ネタバレ注意】
  DVDにて鑑賞。 観終わって「パラノーマル・エイリアン」という邦題がちょっと浮かんじゃったり。 「知らないうちに身体に妙な傷ができている」とか「記憶がない時間がある・・・
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  DVDにて鑑賞。 観終わって「パラノーマル・エイリアン」という邦題がちょっと浮かんじゃったり。 「知らないうちに身体に妙な傷ができている」とか「記憶がない時間がある」とか、コテコテの「アブダクションあるあるネタ」を題材にしつつ、最後までちゃんと観れる緊張感を持続させていて楽しめる。 舞台となるのは父親が求職中で経済的に行き詰まりギスギスしている家庭で、それが家族の危機を前にして絆を取り戻すあたり、けっこう上手いなあと思う。 ただ観終わった後、こういうアブダクション話につきものの「なーんで宇●人がそんな事しなくちゃいけないワケよ?」というツッコミがやっぱり浮かんで来ちゃうのも事実なんだよな。面白かったんだけどね。
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[018]サプライズ
 そこそこメカゴジラ2013-11-22
 【ネタバレ注意】
  平日レイトショーにて鑑賞。 知った顔の役者さんが出ていない映画って、先が読めなくていいね。 勿体つけないスピーディな展開でおいおいなんだよどうなるんだよとワクワク・・・
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  平日レイトショーにて鑑賞。 知った顔の役者さんが出ていない映画って、先が読めなくていいね。 勿体つけないスピーディな展開でおいおいなんだよどうなるんだよとワクワクさせられるが… 明かされた真相には「おおなるほど」と思ったものの、落ち着いて考えると「やっぱりちょっと苦しくない?」「どう考えてもバレねえかそれ?」と思っちゃったり。 ほどほどに有能なヒロインには好感。  
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[019]マラヴィータ
 まあまあメカゴジラ2013-11-22
 【ネタバレ注意】
  レイトショーにて鑑賞。 原作(「隣のマフィア」)を読んでいたので、主人公の無学で凶悪凶暴な元マフィアの親分をデ・ニーロが演じると聞いて、最近の優しいおじさんデ・・・・
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  レイトショーにて鑑賞。 原作(「隣のマフィア」)を読んでいたので、主人公の無学で凶悪凶暴な元マフィアの親分をデ・ニーロが演じると聞いて、最近の優しいおじさんデ・ニーロで大丈夫かと思ったらこれがまあドンピシャのキャスティングだった。流石デ・ニーロですわ。爆破奥さんのM.ファイファー(50過ぎのおばさんがどうしてこんなに可愛くてセクシーなのか?)、終始ウンザリ顔のFBI捜査官T.L.ジョーンスとも実にすばらしい。 ストーリー展開は原作のエピソードをちゃんと拾いつつ娘の初恋エピソードまで盛り込んだりしているが、あらすじを知って観ていてもちょっと展開速くない?と思ったぐらいだから、予備知識なしで見るとわかりにくいかも。 前半は原作のブラック・ユーモアをちゃんと活かしていて、主人公一家の無茶苦茶なバイオレンスぶりが異常に笑える。アメリカ−フランス−イタリアの文化ギャップのギャグもちゃんと使われていて感心。イタリア系のFBI捜査官たちが「フランス人はどんな料理にもクリームを入れやがる」とぼやくシーンは笑った。 ただマフィアの殺し屋が襲撃してくるクライマックスは…原作から離れちゃって、せっかく前半で効いていたブラックな笑いも捨てて、ガチに凄惨なバイオレンスになってしまっていて少々違和感。特にFBI捜査官の惨い扱いはどうなんだろう。あれで映画のトーンまでバッサリ変わっちゃったというか…それでいて子供二人がちゃっかり活躍したりするのがなあ。 ちょっとモヤモヤを抱えて映画館を出た。
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[020]コンバット・恐怖の人間狩り
 重たいメカゴジラ2013-11-16
 【ネタバレ注意】
  知人からVHSを借りて鑑賞。 中学生のころ、土曜の夜は聞いたこともないようなB級映画をテレビで放送してて、家族が寝静まったあとの茶の間で毎週楽しみに観ていた。この映・・・
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  知人からVHSを借りて鑑賞。 中学生のころ、土曜の夜は聞いたこともないようなB級映画をテレビで放送してて、家族が寝静まったあとの茶の間で毎週楽しみに観ていた。この映画もその頃に観て妙に記憶に残っていたんだが、知人にその話をしたらそりゃたぶんこれだろうとVHSを貸してくれて、約30年ぶりに再見できた。 狩猟に来た二つのグループが山の中でふと出会い、何の理由もなく撃ち合いになってしまうシーンの静かな緊張感がいい。ちなみに解説では「仲間の一人が殺される」となっているが、最初の遭遇時に犠牲となるのは敵グループの1人だね。 なぜかその射殺事件は警察に届けられず、相手グループは報復に来るつもりだ、と思い込んだ主人公たち(唯一冷静なのが怖い顔のアーネスト・ボーグナインというのがちょっと面白い)は、予備役兵の訓練にかこつけて武器弾薬と銃器、兵員を揃えて、再びあの山中へ向かう。 だがいくら探索しても敵の姿はなく、やはり主人公の思い過ごしなんじゃねえの?と観ているこっちも思ったところで…敵は塹壕を掘り偽装までして主人公たちを待ち受けていた!この衝撃は今でも覚えている。 主人公たちはヴェトナム従軍後、田舎町でそれなりに成功している中年の男たち。それが銃を持って山中をうろつくうちに、何の罪もない相手を撃ってしまい、悲劇的な「戦争」へなだれ込んでしまう。戦場を経験した人間の心の変容、静かな狂気を描いた、知られざる「タクシー・ドライバー」みたいな映画だ。主人公が最後に語るモノローグさえ「こうしてれば負けなかったのになあ」という内容なのが恐ろしい。 観れてよかった。
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[021]ジャッジ・ドレッド
 なかなかメカゴジラ2013-11-16
 【ネタバレ注意】
  原作は未読。なにしろスタローン版が面白くなかったもので(なぜか日本で12インチフィギュアが発売されてたな)、いまごろDVDで鑑賞。 高層ビルに手入れに入った警官が、麻・・・
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  原作は未読。なにしろスタローン版が面白くなかったもので(なぜか日本で12インチフィギュアが発売されてたな)、いまごろDVDで鑑賞。 高層ビルに手入れに入った警官が、麻薬組織によってビルに閉じ込められ、襲ってくる組織の構成員たちと戦って脱出しようとする…という筋立てはシンプルで緊張感があり、最後まで映画に引き込まれる。 ただこの状況設定って、インドネシアの壮絶アクション「レイド」にそっくりだと思うんだけど大丈夫なのかな。いやホントに。 「ジャッジ」には悪党の即時射殺も認められているということで、銃撃戦の血みどろっぷりと人体損壊描写はもうそこらのスプラッター顔負け。ただ主人公ドレッドの、血も涙もない徹底した冷徹っぷりが逆にちょっと笑えてきたりする辺り、なかなか上手いなあと思う。 荒廃した都市や建物のビジュアルもちゃんと汚くて好きだな。面白かった。
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[022]キャリー
 なかなかメカゴジラ2013-11-09
 【ネタバレ注意】
  初日のレイトショーにて字幕版を鑑賞。 原作に近い内容になる、と聞いていたのだが、かなりオリジナルの映画に近いリメイクだった。クライマックスでプロム会場だけでなく・・・
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  初日のレイトショーにて字幕版を鑑賞。 原作に近い内容になる、と聞いていたのだが、かなりオリジナルの映画に近いリメイクだった。クライマックスでプロム会場だけでなくガス管を破壊された町全体が炎上する描写や、崩壊するホワイト家に雹というか石ころが雨のように降ってくる描写が、今回原作から取り入れた要素かな。 セリフもほぼ同じものが使われていたりして、母親がドレスを着たキャリーの胸を指して言う「汚い枕」までちゃんと使われていたけど、母親のセックスに対する病的な嫌悪を見事に表現しているこのセリフに「谷間が見えているわ」などというボンクラな字幕がつけられていてちょっとガッカリ。 白状すれば、初日に観に行った動機は主演のクロエ・モレッツちゃんだ。 ただ…前半のいじめられっ子の時点からもう普通に可愛いんだよね。だからいたいけな彼女がクラスメートや教師や母親にひどい目に合わされたり、惨劇のあと一人帰宅して入浴するシーンに感情移入はしてしまうんだけど、逆にプロムに行くためにドレスアップしても、オリジナルのシシー・スペイセクのようにはっきりと「化けた!」「キレイになった!」という落差があまり感じられない。そこがちょっと惜しい。可愛いゆえの辛さというか、むしろ前半はメイクでも使って、無理にでも地味で暗くて美人でも何でもない女の子に見せた方が良かったんではなかろうか。 しかし「ムービー43」「キャリー」と二本続けて初潮を迎えてうろたえる役とは… 一方母親のジュリアン・ムーアはもう笑っちゃうぐらいの怪演。罪深いものに対したときに自傷(壁にゴツゴツ頭ぶつけたり、身体を切ったり)までする狂ったキャラクターがあまりに強調されているように感じて、僕は狂信的で歪んでいてもちゃんと娘への母性が感じられたオリジナルの母親の方が好みかな。 プロム会場大虐殺に始まるクライマックスは、CG全盛の時代なんだからもっとド派手で凄惨なものになっているだろうと思ってたら意外とおとなしめ。親身になってくれた体育教師まで容赦なくブッ殺す狂乱ぶりもなく、母親にナイフが宙を飛んでブスブス刺さるシーンも(レイティングを考慮したの?)オリジナルよりもおとなしい描写になっている。 「女の子よ」は原作にもオリジナルにもないエピソードだけど…続編狙いなのかな。より原作に近い内容、との事だったので、原作のラストの、スーが死にゆくキャリーと精神交感するあのシーンを期待していたんだが。 文句ばっかり書いたけど、オリジナルを尊重しておかしな改変をしなかったこともあって、一本の映画としては上々だと思う。オリジナルの好きな方にもおすすめ。
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[023]NO ONE LIVES ノー・ワン・リヴズ
 平板メカゴジラ2013-11-05
 【ネタバレ注意】
  DVDにて鑑賞。 田舎町を旅している、どうも普通のカップルではないらしい男と女。強盗や盗みを生業としている一家が二人を襲って拉致する。女は自ら死を選び、逆上した男は・・・
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  DVDにて鑑賞。 田舎町を旅している、どうも普通のカップルではないらしい男と女。強盗や盗みを生業としている一家が二人を襲って拉致する。女は自ら死を選び、逆上した男は逆襲に転じる。果たして男の正体とは…というお話。 なんというかあんまり意外なことが起きない映画。例えば主人公が気弱な一般人に見えればビックリもするけど、何もしてないうちからナゾがありそうだしやたら強そうだし、強盗団は景気よくパッパカ殺されていくしで、なんとも単調にサックサク進んでいく。 単なる「殺人鬼と拉致された被害者」ではなさそうな主人公と女たちの関係には興味をひかれたが、「うおっすげぇ」と思わせてくれるほどにはちゃんと語られないのがもどかしい。 「ジーパーズ・クリーパーズ」を観た時もそんな風に感じてしまったが、脚本家(どう調べてもこの映画以外に脚本を担当した作品が見つからないんだけど、変名なのかな)が資金も出して「ボクの考えたかっちょいいダークヒーロー映画」作りたかったんだろうなあ、とちょっと鼻白んでしまった。 ゴア描写と血糊は大盤振る舞いだけど、正直言って最近のこういう映画を見ている人なら大して驚かないレベル。 いかにも続編作りそうなラストだけど、IMDBのデータを信じるなら壮絶にコケたみたいだし、たぶんこれで終わっちゃうんだろうなあ。
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[024]パシフィック・リム
 眼福眼福メカゴジラ2013-10-12
 【ネタバレ注意】
  あまりにも楽しみ楽しみで、初日レイトショーで3D吹替版を鑑賞。 新しい予告編が発表される度に凄い凄い言いながら繰り返し観てはワクワクして、公開をこんなに指折り数え・・・
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  あまりにも楽しみ楽しみで、初日レイトショーで3D吹替版を鑑賞。 新しい予告編が発表される度に凄い凄い言いながら繰り返し観てはワクワクして、公開をこんなに指折り数えて待った映画って久しぶりだったなー。 そしてこんだけ観る前の期待を裏切られなかった映画も久しぶり。 言いたいことがないではない…チェルノ・アルファやクリムゾン・タイフーンの活躍が少なすぎだろとか、シンクロ率が高い相手かどうかがなんで組手でわかるのかとか…だが、香港の市街地で巨大ロボが巨大怪獣を貨物船でぶん殴る映像を実写で観れただけでもう「本当にありがとうございました」という気になる。まさに眼福。 いろんな日本製アニメとの類似もさんざん言われてるけど(「ジプシー・デンジャー」と「鋼鉄ジーグ」のデザインの類似の指摘とか本気で感心した)、実際に自分が観てふと思い出したのは、諸々のアニメではなく特撮番組「ジャイアント・ロボ」だった。 「ガンダム」以降のリアルロボット系は言うにおよず、「マジンガーZ」や「グレート・マジンガー」も基本的には「ロボット対ロボットの戦い」で、「ロボット対巨大生物」じゃないんだよな。パイロットが乗り込みはしないけど、巨大ロボがダコラーやサタンローズといった異形の巨大怪獣を相手に肉弾戦で戦っていた「ジャイアント・ロボ」の方が個人的にはピンときてしまった。 ギレルモ・デル・トロ監督はメキシコ育ちだけど、70年代にアメリカで「ジョニー・ソッコと彼の空飛ぶロボット」として何度も放送されたという「ジャイアント・ロボ」を観た経験があったんじゃ…と妄想した次第。  
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[025]ワールド・ウォー Z
 「PLAN B」のBは「BOMB」のBメカゴジラ2013-10-12
 【ネタバレ注意】
  製作がトラブル続きで大規模な追加撮影を行ったとか不穏なニュースがさんざん流れてたけど、なにしろあの傑作ゾンビ小説を大予算で映画化した作品、ゾンビ映画好きの義務と・・・
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  製作がトラブル続きで大規模な追加撮影を行ったとか不穏なニュースがさんざん流れてたけど、なにしろあの傑作ゾンビ小説を大予算で映画化した作品、ゾンビ映画好きの義務としてちゃんと初日のレイトショーで鑑賞した。 さんざん劇場予告やTVCMも流れてたけど「ゾンビ」の「ゾ」の字も出さずにブラピの家族愛モノ(笑)ですよ、みたいな詐欺スレスレの宣伝を繰り広げていた東宝東和(ある意味で往年の東宝東和に戻ったとも言える)は本当にご苦労さまでした。 元・国連の敏腕捜査官のブラッド・ピット(「ジェリー・レーン」ではなくあくまで「ブラピ」だ)が家族の安全のために現場復帰させられ、世界規模で発生したゾンビ禍の原因を探ることを命じられる。アメリカから韓国、イスラエルと旅を続けるブラピ。さすがに予算がかかっているだけあって、世界規模でゾンビが大発生して人類の危機、というスケール感はちゃんと出ていたと思う。 だがストーリー展開は強引…というか取っ散らかり気味というか、ブラピが護衛するはずだった科学者はいきなり事故で死んじゃうし(素人のブラピが旅を続ける理由はこの時点でもうないと思うんだが)、ブラピがどこかの国に行く度になぜかそこでいちいち大変なことが起きて、ブラピがいちいち助かっちゃう、の繰り返し。家族が無事だったのはブラピが一緒にいなかったせいかもな。 ゾンビは原作と違ってギャースって叫びながら全力疾走してくるタイプ。蟻のように群れをなして襲ってくる様子は逆に「人間が変異した怪物」という恐ろしさをスポイルしてしまっていて、TVゲームのように安っぽい。というか一度死んでゾンビになるわけでもなさそうなので「感染者」なのかな。噛まれると十数秒でゾンビになるって、人間の血液が体内を一周するのにだってもっと時間がかかるわけだが…。高い壁を越えて落ちてきたゾンビなんか全身の骨がバッキバキで動けやしないだろうに、なぜか人間は襲われまくったりもする。この辺り、なんというかモノを考えていないんだなあと感じる。 そうそう、ゾンビ映画なんだけど人肉ムシャムシャ食ったりゾンビの頭が吹っ飛んだりするようなおっかない描写は一切ありません。うっかりレーティングがRにでもなったら、チビっ子が観れなくなって興行収入が減っちゃいますからね。世界初の「保護者の方も安心してお子様に見せられるゾンビ映画」かも。 それでも、じゃあこの大変な事態をどういう方法で一発逆転すんだろう?と思いながら観ていたら…あまりのとんでもない解決策に愕然。「一仕事終えたぜ」みたいな顔でペプシ飲んでんじゃないよブラピ。 世界規模の大災害を、客が半笑いになるような強引かつ無茶苦茶な方法で無理矢理解決しちゃう、という点で、この映画はゾンビ映画版の「インデペンデンス・デイ」だね。あちらはそれでもまだイケイケの勢いがあったから楽しめたけど、ひたすらシリアスに深刻に「人類滅亡の危機ですよ」と2時間続いた後でバカオチを見せつけて「はい解決♪」とやらかしたこちらの方は、もう笑うこともできない。 ラストは(予想がついてはいたけど)人類の戦いは続くぜ!続編も見てくれよな!でゲンナリする。 1億9千万ドルもかけたんだから続編も作らないと割に合わないんだろうけど、もうブラピが見つけちゃったスーパー解決策のおかげでこれ以上話の膨らみようもなさそうなんだよなあ。 あの原作をそのままやってれば…といまさら言っても仕方ないけど、こんだけカネかけてこれか…とゲンナリしたのが正直なところ。というかこんな、ゾンビ映画としても普通の映画としても取り柄のない映画にすんだったら、最初からゾンビ小説の映画化権なんか取るなよと。 この映画で一番すばらしいと思ったのは、この事態に対して北朝鮮がとった対応策が「国民全員の歯を抜く」だったというエピソード(笑)かな。  
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[026]ムービー43
 すげえ(笑)メカゴジラ2013-09-06
 【ネタバレ注意】
  地元でかかってなくて遠征して鑑賞。その甲斐はあった。 近年稀に見るウルトラ下品バカ映画。絶賛するしかない。 短いスケッチをつないだオムニバス形式の映画なんだけど、・・・
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  地元でかかってなくて遠征して鑑賞。その甲斐はあった。 近年稀に見るウルトラ下品バカ映画。絶賛するしかない。 短いスケッチをつないだオムニバス形式の映画なんだけど、ケイト・ウインスレットとブラインドデートするヒュー・ジャックマンの喉にキンタマ袋がでれーんとくっついてる時点で大爆笑。 その後はもう中学生が悪乗りしたようなウンコ・チンコ・バカネタのオンパレード。しかもそれをやっているのがハリウッドの大スターばっかりってどうなってんのコレ。なんかの陰謀?全員弱みでも握られてたの?? 個人的にMVPはハル・ベリーとリチャード・ギア。もう思い出しただけで笑える。 「サウスパーク」や「チーム・アメリカ」の下品ネタが平気な人にはぜひ観てほしい。凄いぞコレ。
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[027]ザ・チャイルド
 そのまんまリメイクメカゴジラ2013-06-11
 【ネタバレ注意】
  DVDにて鑑賞。 あの傑作をどうリメイクしたのか楽しみにしていたが、なんというか本当にそのまんまのリメイクだ。舞台がスペインからメキシコに移ったのと、ゴア度が少々上・・・
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  DVDにて鑑賞。 あの傑作をどうリメイクしたのか楽しみにしていたが、なんというか本当にそのまんまのリメイクだ。舞台がスペインからメキシコに移ったのと、ゴア度が少々上がっている以外、展開はほぼオリジナルのまま。 まあオリジナルのあの薄気味悪い雰囲気はちゃんと残っているし、いまどきのハリウッドでは絶対無理なラストの展開もオリジナル通り…いや子供の頭をオールでぶっ潰すどえらい描写が追加されていたりで、一本のホラー/サスペンス映画としてはさほど悪くない出来だと思う。 ただ、ちょうどこのあいだオリジナルを見たばっかりだったんで「そのまんますぎだろオイ」と、ちょっとだけ複雑な気分になってしまった。 余計な真似をしてリメイクをまるごと台無しにするよりは賢明なのかもしれないが、こんだけオリジナルそのまんまなのに、まるでジョン・カーペンターみたいに「MAKINOV\'S」ってタイトルに付けちゃう度胸は大したもんだマキノフ。エンドクレジットにもデカデカと「MADE BY MAKINOV」って出しちゃうしマキノフ。 このマキノフって人、この作品以外に何のキャリアもなく監督・脚本・製作兼任なんだけど何者なんだろう。オリジナルの大ファンのお金持ちが名前だけ出して誰かに撮らせたのか、誰かの変名なのか…。映画よりもマキノフが謎。
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[028]キャビン
 面白い!!メカゴジラ2013-05-24
 【ネタバレ注意】
  地元でやってくれないので遠征して鑑賞。その甲斐はあった! こういう大風呂敷映画というか壮大なホラ話って大好きなんだよな。 アホ大学生が人里離れた山小屋で皆殺しにさ・・・
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  地元でやってくれないので遠征して鑑賞。その甲斐はあった! こういう大風呂敷映画というか壮大なホラ話って大好きなんだよな。 アホ大学生が人里離れた山小屋で皆殺しにされる典型的スラッシャー映画をなぞりながら、それを監視・コントロールしている妙な連中がいて…という導入から映画に引き込まれ、あれよあれよと転がっていくストーリーにいいように鼻面を引き回されるこの心地よさ。 ホラーやスプラッターの「あるあるネタ」映画ってコメディとして作られることが多いけど(いやそれはそれで大好きなんだけど)、この映画の凄い所はコメディではなくホラー映画としてキッチリ作っているところだと思う。クライマックス、どこかで見たようなモンスターや殺人鬼やゴーストが暴れ回る阿鼻叫喚の地獄絵の物凄さ。そして全ての謎が解かれ、唖然とするあまり爽快感さえ感じるラストシーン。 公開当時に友人知人に勧めまくったが、残念ながら小規模公開なんで見た奴が少なかった。早いとこDVD出してくれ。
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[029]アイアンマン3
 こうなったかメカゴジラ2013-05-24
 【ネタバレ注意】
  GW中に見れなかったんで、遅まきながらレイトショーで鑑賞。 監督・脚本のシェーン・ブラックが「超人バトルにはしない」(意訳)と語っていたのは知っていたが、それでも・・・
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  GW中に見れなかったんで、遅まきながらレイトショーで鑑賞。 監督・脚本のシェーン・ブラックが「超人バトルにはしない」(意訳)と語っていたのは知っていたが、それでも面白いだろうと期待してたんだよな。だってシェーン・ブラックだもの。 いざ観てみると悩めるヒーローが自立するまでの、まあ今風の話だった。 傲岸不遜な大金持ちの天才野郎が趣味でパワードスーツを作って半分道楽でヒーローをやる、というのが「アイアンマン」の魅力だと俺は思っているので、「ああそっちに行っちゃったかー」というのが正直な感想。一作目の痛快さやケレン味は感じられず、淡々とスクリーンを観ているしかない地味ーな展開。 「アベンジャーズ」で地球を救ったスタークがトラウマからパニック障害になっていて、自ら「身体の一部」と言い切るスーツと決別する話だから、アイアンマンやウォーマシンの活躍は抑え気味で生身のスタークがウロウロする話がえんえん続く。そうやってリアルなヒーロー像を描こうとしている?割に、敵役は体温3千度の撃たれても平気なスーパー怪人軍団というマンガチックなキャラクター、しかも悪巧みが込み入りすぎて何がしたいのかよくわからない連中というのが何とも食べ合わせが悪い感じ。 遠隔操作でバラバラ飛んでくるアイアンマンスーツもなあ。スーツをガチャガチャ着用するシーンにこだわることで「人間が作った機械である」というリアルさと魅力がギリギリ保たれてきたのに、あれではあまりに万能すぎて宇宙刑事の蒸着みたいだぞ。 クライマックスは遠隔操作で呼んだ数十体のアイアンマンスーツが勢ぞろい!という唯一燃えるシーンだったが、ザコ扱いというかボッカンボッカン爆発するばかりなのが何とももったいない。 ラストでスタークの身体からはリアクターが取り外され(カネ出した中国側もさぞお喜びだろう)、アイアンマンこれにて幕…と思わせるが、そもそも上映前に「アベンジャーズ続編決定!」と予告がバッチリ流れていたので、見ているこっちは少々シラケるというかバカにされた気分(笑) ウチに帰ってすぐDVDで「アイアンマン」観ちゃったよ。幼稚とか鑑賞眼がないとか笑わば笑え、俺は痛快で燃え燃えでかっちょいい「普通のヒーローもの」の一作目の方が好きだ。うじうじ悩んだりしないのがスタークという男だろうに。 大統領と副大統領がW.サドラーとM.ファラーという好きな俳優さんコンビだったのは嬉しかったな。
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[030]フッテージ
 面白い!怖い!メカゴジラ2013-05-19
 【ネタバレ注意】
  DVDスルーかと思っていたら思いがけない劇場公開。遠征して鑑賞。 主人公はやや落ち目の実録犯罪作家。一家で引っ越した田舎の家の屋根裏で、奇妙な8ミリフィルムと映写機・・・
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  DVDスルーかと思っていたら思いがけない劇場公開。遠征して鑑賞。 主人公はやや落ち目の実録犯罪作家。一家で引っ越した田舎の家の屋根裏で、奇妙な8ミリフィルムと映写機を発見する。それぞれのフィルムに撮影されていたのは、いまだ未解決の一家惨殺事件の凶行の数々。だがどの事件でも必ず一人だけが行方不明になっており、しかもそれぞれのフィルムに必ず、ある奇妙なモノが映り込んでいている。 新たな本のネタにしようとフィルムについて調査を始める作家だが、そこには恐ろしい真相が…というストーリー。 ネタバレになるからこれ以上は控えるが、いわゆる「ロスト・フッテージ」=「失われたフィルム」ものを一歩進めた構成が実に上手い。「残されていた謎の8ミリフィルム」というのは観客を引き込む手段として実に効果的だし、その使い方も上手い。うわっ!と驚くラストへの持って行き方も実に巧み。 久しぶりに「うぉおおおお怖えぇ!」と感心してしまうほど怖い映画だった。 これはおすすめ。
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