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 「リEガン」さんのコメント一覧 登録数(497件)rss
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[001]サム・ペキンパー 情熱と美学
 レノンリEガン2015-11-05
 
映画史研究家のマイク・シーゲルが、映画ポスターやロビイカードといった自身のコレクションを売却して得た資金をもとに制作したドキュメンタリー映画。俳優、プロデューサー、・・・
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映画史研究家のマイク・シーゲルが、映画ポスターやロビイカードといった自身のコレクションを売却して得た資金をもとに制作したドキュメンタリー映画。俳優、プロデューサー、肉親、友人、恋人、伝記作家…錚々たる面々のインタビューを中心に『バイオレンスの巨匠』『血まみれサム』と謳われたサム・ペキンパー監督の足跡をたどる。トラブルとアルコールにまみれた男のタフな生き様が凄まじい。それは「ワイルドバンチ」に捧げられた壮絶な魂の飛翔であり、「バイオレント・サタデー」が遺作となってしまった孤愁と無念の彷徨であろう。59歳の夭折は生き急いだ証のようだ。それにしても亡くなる直前にジュリアン・レノンのビデオクリップを撮っていたとは知らなかった。やるせない違和感が募る。中学生の時に観た「ゲッタウェイ」から「ガルシアの首」「戦争のはらわた」と合わせて5本しか観ていないペキンパー作品だが、全部で14本と言うのも寂しいかぎり。あらためてご冥福を祈りたい。
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[002]エール!
 コーダリEガン2015-11-05
 
ティーンエイジャーならではの体型変化が微笑ましく、美人と言うにはまだ早い。しかし、抜群の歌唱力は本物。フランスの人気オーディション番組で歌手として注目を浴びた少女ル・・・
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ティーンエイジャーならではの体型変化が微笑ましく、美人と言うにはまだ早い。しかし、抜群の歌唱力は本物。フランスの人気オーディション番組で歌手として注目を浴びた少女ルアンヌ・エメラが主演を務める。本国で記録的な大ヒットもむべなるかな。家族の絆をストレートに描いて笑いと涙を誘うハートフル・コメディ。ヒロインだけでなく、両親と弟、学校の教師に友人など、彼女を取り巻くキャラクターが魅力的で印象深く、それが見事な布石となってクライマックスの感動へと導いている。国民的シャンソン歌手のミシェル・サルドゥは知らなかったが、披露される歌はどれも耳に心地良い。特に「青春の翼」。審査員と同じく『マドモワゼル、選曲が素晴らしかった。』となる。彼女の次なるステージを観てみたいものだ。原題の「ベリエの家族」が邦題では「エール!」。わからないではないが、この単語に感嘆符とは?
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[003]過ぐる日のやまねこ
 ほうかリEガン2015-10-30
 
深みが欠けた人物造型の影響でいまひとつ物語の行方に興趣をそそられない。しかも火をつけてはダメだろう。それでも彷徨う人の思いを俯瞰する緑豊かな自然の存在感が心地良い。・・・
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深みが欠けた人物造型の影響でいまひとつ物語の行方に興趣をそそられない。しかも火をつけてはダメだろう。それでも彷徨う人の思いを俯瞰する緑豊かな自然の存在感が心地良い。森林浴を感じさせる映画。
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[004]黒衣の刺客
 しかくリEガン2015-10-30
 
「恋恋風塵」が好きだった。「悲情城市」に圧倒された。バブルな時代にあって世相の雰囲気とは真逆の侯孝賢監督作品に熱く惹かれたことが懐かしい。あれから四半世紀。久々の邂・・・
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「恋恋風塵」が好きだった。「悲情城市」に圧倒された。バブルな時代にあって世相の雰囲気とは真逆の侯孝賢監督作品に熱く惹かれたことが懐かしい。あれから四半世紀。久々の邂逅は唐代を舞台にした武侠アクション。『チャン・イーモウか?』と驚いたが、ロングショットや長廻しは変わらない。しかもスタンダード・サイズによる幅よりも縦を意識したかのような構図や明暗を棲み分けて艶やかとする色彩の設定は、これまで以上に映像美を追求して素晴らしい。いつまでも観ていたい感覚に捉われた。唐突にも思えた妻夫木の登場も、無表情なスー・チーやチャン・チェンらと比してその笑顔が物語の肝になっている。傑作。
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[005]ヴィヴィアン・マイヤーを探して
 ナニーリEガン2015-10-19
 
素晴らしい写真の数々。変人で意地悪な秘密主義の乳母が撮ったものとは思えない。貧しく、汚れて、痛々しい一瞬の中に現出する希望と喜び。美しい。その切り取り方の見事さは、・・・
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素晴らしい写真の数々。変人で意地悪な秘密主義の乳母が撮ったものとは思えない。貧しく、汚れて、痛々しい一瞬の中に現出する希望と喜び。美しい。その切り取り方の見事さは、百聞は一見にしかず、だ。それだけにセルフポートレートが伝える孤独と哀しみの深さが胸を打つ。日本版の写真集発売や展覧会開催はないだろうか。
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[006]この国の空
 トマトリEガン2015-09-08
 
終戦直前の東京が舞台だが、食べるシーンがやたらに多い。トマトもすぐ育つ。二階堂ふみの感情を抑制したセリフまわしや長谷川博己のヒゲが微妙。工藤夕貴と富田靖子が繰り広げ・・・
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終戦直前の東京が舞台だが、食べるシーンがやたらに多い。トマトもすぐ育つ。二階堂ふみの感情を抑制したセリフまわしや長谷川博己のヒゲが微妙。工藤夕貴と富田靖子が繰り広げる姉妹の葛藤やヒロインがこれから立ち向かう『戦争』の方に興味が惹かれたりもする。それでも、映画らしい映画を久しぶりに味わった。佳作。
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[007]なつやすみの巨匠
 ビデオリEガン2015-09-08
 
博多湾に浮かぶ能古島を舞台にして、子供たちが出会いと別れを経験するひと夏の思い出を描いた映画、と思いきや、予想外の展開に驚く。ふうむ。 福岡出身の脚本家が熱い思いで・・・
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博多湾に浮かぶ能古島を舞台にして、子供たちが出会いと別れを経験するひと夏の思い出を描いた映画、と思いきや、予想外の展開に驚く。ふうむ。 福岡出身の脚本家が熱い思いで企画し、福岡市と地元企業に協力を仰いでオール福岡ロケを敢行。井上陽水の「能古島の片想い」を主題歌にして、博多華丸、板谷由夏、リリー・フランキーといった福岡出身の俳優が脇をかためるなど、何から何までご当地応援で作り上げた快作。故郷への思いが全編に沁みわたる。 それにしても…子供は怖い。
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[008]エルム街の悪夢
 しのぶリEガン2015-08-31
 
2015年8月30日、ウェス・クレイヴン監督逝去。「サランドラ」は期待外れだったが、「スクリーム」は面白かった。そして代表作は『フレデイ』を生み落した本作に違いない。劇場・・・
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2015年8月30日、ウェス・クレイヴン監督逝去。「サランドラ」は期待外れだったが、「スクリーム」は面白かった。そして代表作は『フレデイ』を生み落した本作に違いない。劇場パンフレットへの思入れを含めて記憶に刻まれた一本。ジョニー・デップも出ていたんだっけ。どうぞ安らかに。
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[009]ONCE ダブリンの街角で
 ピアノリEガン2015-08-28
 
ふと聴いたその音楽に強く惹かれ、見逃したことを悔やんだ作品。初見は映画館でと決めているので目黒シネマには感謝の極みしかない。それにしてもなんと愛らしい映画だろう。次・・・
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ふと聴いたその音楽に強く惹かれ、見逃したことを悔やんだ作品。初見は映画館でと決めているので目黒シネマには感謝の極みしかない。それにしてもなんと愛らしい映画だろう。次々と披露される曲が全てに素晴らしい。特に、ウォークマンを耳にヒロインが夜のダブリンを歌いながら一人歩くワンショット・シーン。鳥肌ものだ。穴の開いたギター、投げ銭を盗もうとする若者、街頭でビッグイシューや花束を売る娘、壊れた掃除機とその修理屋、テレビを共有する移民たちなど、アイルランド社会の底辺でギリギリに生きる人々をドキュメントのように映しているが、そこには悲惨さが微塵もない。しかも皆が優しくいい人ばかり。夢のような物語の展開が気にならないのは、彼らに幸あれと祈る気持ちを引き出す作品の魅力ゆえだろう。サントラを買った。DVDも買った。繰り返し浸りたい。
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[010]マッドマックス 怒りのデス・ロード
 みどりリEガン2015-08-26
 
茫然自失となった「サンダードーム」を一気に吹き飛ばして、荒々しく猛々しいスピードで全編を駆け抜けるカー『マッド』アクション。シャーリーズ・セロンが圧倒的な印象を残す・・・
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茫然自失となった「サンダードーム」を一気に吹き飛ばして、荒々しく猛々しいスピードで全編を駆け抜けるカー『マッド』アクション。シャーリーズ・セロンが圧倒的な印象を残す。トム・ハーディも悪くないのだが、ウォー・タンクを操る隻腕のアテナの前では脇役でしかない。だからか「マッドマックス2」をまた観たくなった。
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[011]きみはいい子
 さくらリEガン2015-08-26
 
原作の短編集から三つの話を取り上げての映画化。児童虐待と育児放棄、認知症と自閉症、独居老人と母子家庭、学級崩壊とモンスターペアレンツ…貧富の格差も含めて現代社会が抱・・・
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原作の短編集から三つの話を取り上げての映画化。児童虐待と育児放棄、認知症と自閉症、独居老人と母子家庭、学級崩壊とモンスターペアレンツ…貧富の格差も含めて現代社会が抱えて久しい家庭崩壊をテーマに、救済と再生への希望を真摯に淡々と描いて見せる。人の優しさ温かさが本物らしく感じられないのは、「そこのみにて光輝く」のようなリアルで生々しい人間の生き様と乖離しているからだろうか。喜びの歌の歌詞も耳慣れずいただけない。
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[012]アフリカの女王
 ルイザリEガン2015-08-25
 
面白かった。百獣集う雄大なアフリカを舞台に、酔っ払い船長とそばかす年増女がおんぼろ蒸気船でドイツ砲艦撃破に向かう『ロード』と言うより、『リバー』ムービー。ユーモアも・・・
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面白かった。百獣集う雄大なアフリカを舞台に、酔っ払い船長とそばかす年増女がおんぼろ蒸気船でドイツ砲艦撃破に向かう『ロード』と言うより、『リバー』ムービー。ユーモアもたっぷりのアドベンチャー・ロマンで、古き良きアメリカ映画を感じさせてくれる。ミニチュアやスクリーン・プロセスといった特撮映像も古くさいが心地良い。全編薄汚れているボギーは本作でオスカーを獲得。若くもなければ美人でもないのに魅力的なキャサリン・ヘプバーンがまたうまい。ジョン・ヒューストン監督が象狩りに心奪われ、放棄しかけた撮影準備の顛末を脚本のピーター・ヴィテアルが克明に記した「ホワイトハンター ブラックハート」と、やはりヒューストンとの確執が伴ったアフリカ・ロケの悪戦苦闘を映画公開の35年以上も後に著したヘプバーンの「『アフリカの女王』とわたし」の2冊を合わせて読むとさらに興味深く楽しめる。
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[013]ビッグゲーム 大統領と少年ハンター
 スオミリEガン2015-08-24
 
短くてもお話がちゃんと詰まってないとね。ハリソン・フォードとは言わないが、もう少し頑張って欲しかったサミュエル・L・ジャクソン。ラストのクレジットも最後はあの写真で・・・
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短くてもお話がちゃんと詰まってないとね。ハリソン・フォードとは言わないが、もう少し頑張って欲しかったサミュエル・L・ジャクソン。ラストのクレジットも最後はあの写真で締めないとダメでしょう。そして、北欧美女なんてとんでもない、女性の存在薄い映画でした。
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[014]踊るアイラブユー♪
 しまいリEガン2015-08-20
 
タイトルやストーリーはいつかどこかで観たり聞いたりしたようなデジャヴ感が味わえる。全く似ていない美人姉妹が南イタリアのリゾート地で繰り広げる、恋の『バカンス』と『か・・・
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タイトルやストーリーはいつかどこかで観たり聞いたりしたようなデジャヴ感が味わえる。全く似ていない美人姉妹が南イタリアのリゾート地で繰り広げる、恋の『バカンス』と『から騒ぎ』。80年代ポップスによるミュージカル仕立てが面白い。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「プリティ・ウーマン」の挿入歌をはじめ、ミュージックビデオ・シーンを牽引した名曲のオンパレードで耳に心地良く、当然懐かしさも伴う。バングルスの「胸いっぱいの愛」好きだったな。
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[015]脳漿炸裂ガール
 ヤマハリEガン2015-08-19
 
『ボーカロイド』『ネ申曲』『ニコニコ動画』『私立恵比寿中学』『脳漿』『黄金卵』『どうでもいいけどマカロン食べたい』…ううっ、全くついていけん。小説にもコミックにも映・・・
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『ボーカロイド』『ネ申曲』『ニコニコ動画』『私立恵比寿中学』『脳漿』『黄金卵』『どうでもいいけどマカロン食べたい』…ううっ、全くついていけん。小説にもコミックにも映画にもなるほどの面白さが全く理解できず。可愛いのだろうけれど少女たちも趣味じゃない。歳を重ねたことを痛感。夢中になって観た頃の映画は遥か彼方に去ってしまったらしい。泣けてくる。
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[016]愛のメモリー
 まわるリEガン2015-08-14
 
「キャリー」でのけぞり、「フューリー」に胸打たれ、「殺しのドレス」で極みに立ったブライアン・デ・パルマ監督作品への思い。フィルモグラフィーを見れば「リダクテッド 真・・・
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「キャリー」でのけぞり、「フューリー」に胸打たれ、「殺しのドレス」で極みに立ったブライアン・デ・パルマ監督作品への思い。フィルモグラフィーを見れば「リダクテッド 真実の価値」まで17本を映画館で鑑賞している。本作は特にバーナード・ハーマンの音楽が素晴らしく、初見参ジョン・リスゴーの好演も印象深い。そして撮影のヴィルモス・ジグモンド。冒頭に重なるラストの耽美な映像は幻想的にめくるめいて、まさにバルマの思惑にオブセッションされてしまった。ジョイパック配給で「ハロウィン」と同じく劇場パンフレットがやや残念。
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[017]壬生義士伝
 みぼろリEガン2015-08-13
 
浅田次郎原作では未だに一番。読んでいて困るほどに泣けた。映画は中井貴一に尽きる。主人公の吉村貫一郎が驚くほど見事に重なって名演。素晴らしい。演出か演技の力量か、逆に・・・
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浅田次郎原作では未だに一番。読んでいて困るほどに泣けた。映画は中井貴一に尽きる。主人公の吉村貫一郎が驚くほど見事に重なって名演。素晴らしい。演出か演技の力量か、逆に周りが嘘くさく見えてしまい残念だった。相米慎二監督で観たかったような…『おもさげながんす』。
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[018]インサイド・ヘッド
 おまけリEガン2015-07-20
 
本編は確かによく考えられていると思うし、嫌いじゃないのだが…「アナと雪の女王」と同様に短編の方がセンスを感じて面白い。「Lava」良かった。
  
 
[019]チャイルド44 森に消えた子供たち
 それんリEガン2015-07-20
 
トム・ロブ・スミスの原作はたまたま表紙のデザインとタイトルに惹かれて読んだのだが、あまりに面白くて驚いた記憶がある。追う者が追われる展開と誰一人として信じられないと・・・
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トム・ロブ・スミスの原作はたまたま表紙のデザインとタイトルに惹かれて読んだのだが、あまりに面白くて驚いた記憶がある。追う者が追われる展開と誰一人として信じられないと言う設定に閉鎖的な緊張感を絶えず強いられて、読後はかなりの疲弊を感じた。未だに印象に残る細部は覚えている、と言うか忘れられない。列車からの脱出方法とか、犯人の意外な素性とか…さすがに映画化ではバッサリだったが、それでも決して悪くない。近年の冒険スリラーでは極上の一本だろう。トム・ハーディのレオも適役だった。本作はシリーズ三部作。後に続く「57」と「6」だが、複雑怪奇に波乱万丈過ぎて映画には難しそう。
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[020]フレンチアルプスで起きたこと
 なだれリEガン2015-07-20
 【ネタバレ注意】
ベルイマンは言わずもがな。「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」や「ぼくのエリ 200歳の少女」、「ミレニアム」シリーズなど、なかなか観る機会はないもののスウェーデンの映画に・・・
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ベルイマンは言わずもがな。「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」や「ぼくのエリ 200歳の少女」、「ミレニアム」シリーズなど、なかなか観る機会はないもののスウェーデンの映画には好きな作品が多い。本作もまた然りだった。 物語は心が痛い出来事の顛末だ。一家団欒の朝食に起きた想定外の事件がその絆に亀裂を生む。じわじわと四人の家族を浸していく鬱々たる思い。雄大で純白のアルプス風景や華麗にシュプールを描くスキー・シーンが眩しく美しいだけに、そのコントラストがさらに深く傷をえぐる。なかったことのようにふるまう夫に対して妻は納得できない心情を噴出させるが、結局は関係修復のために奮闘する。夫に父親としての威厳を取り戻させようとするエセ遭難が涙ぐましい。ギリギリの解決策であり、ハッピーエンドだろう。 しかし、これでは終わらない。子供たちを、家族を守った妻の自負は最後にヒステリックな判断を導き出してしまう。陽が翳り寒さが募っていく坂道を言葉もなくひたすら歩いて下る一団。誰もが後悔と恥ずかしさをその表情に湛えている。意外過ぎるラスト。笑える。やはり、スウェーデン映画は面白い。
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[021]海街diary
 ちくわリEガン2015-07-13
 【ネタバレ注意】
こんな美人四姉妹の映画を忌避する方が難しい。人と風景と物語の美しさで、期待以上の心地良さだった。 初めは容姿も性格も違い過ぎて姉妹には見えず、まさしく女子寮に住まう4・・・
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こんな美人四姉妹の映画を忌避する方が難しい。人と風景と物語の美しさで、期待以上の心地良さだった。 初めは容姿も性格も違い過ぎて姉妹には見えず、まさしく女子寮に住まう4人の話と言った感じ。それが、肉親や恋人、友人知人と関わるエピソードを重ねるうちに、本当の姉妹、本物の家族に見えていく。ラストで鎌倉の海岸を歩む4人は、絆を深めた姉妹だからこその愛おしさ。胸に迫るものがあった。 綾瀬はるかと長澤まさみは「世界の中心で、愛をさけぶ」と矢口史靖監督作品の好演と言う共通点があるが、本作では二人の絡みが作品にアクセントとなるテンポを与えてお見事。広瀬すずは、もう可愛すぎだろう。サッカーもうまい。そして、出番もセリフも少ないものの、実は一番印象に残った夏帆。すずとカレーを頬張るシーンは、あまりに自然体で“千佳”が間違いなくそこに息づいていた。「天然コケッコー」の愛らしいヒロインがこんなに素晴らしい大人の女優に成長していたとは感慨深い。 「櫻の園」「ラヴアーズ・キス」と吉田秋生原作の映画は佳作が多いが、本作もまた然りだった。
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[022]ピッチ・パーフェクト
 つづくリEガン2015-06-25
 
冒頭で地球をぐるりするユニバーサルのテーマ曲がHBBで笑った。一気に作品世界へと惹き込まれる。全編楽しさに隙がない青春アカペラ音楽ムービー。繰り返し観たくなる、聴き・・・
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冒頭で地球をぐるりするユニバーサルのテーマ曲がHBBで笑った。一気に作品世界へと惹き込まれる。全編楽しさに隙がない青春アカペラ音楽ムービー。繰り返し観たくなる、聴きたくなる。 何よりはやはり、アナ・ケンドリック。ヒロインの友達役だった「トワイライト」は、ややポッチャリ気味で地味な面立ちが日本人にも通じる印象だったが、「マイレージ、マイライフ」のキュートな変貌ぶりに、おっっ。退屈だった「イントゥ・ザ・ウッズ」では伸びやかな美声のシンデレラに驚かされる。ただ者ではない。話題を呼んだ「Cups」は飾らないナチュラルなソロ歌で、ハートを鷲掴みにされた。 現在全米で大ヒット中の続編が年内に日本公開とのこと。再会がひたすら待ち遠しい。“ファット”エイミーのキレッキレなパフォーマンスにも期待している。
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[023]予告犯
 なみだリEガン2015-06-15
 
原作漫画は未読。得てして竜頭蛇尾に陥りがちな題材だが、最後まできちんとうまくまとめていて面白い。だから、荒川良々が取り調べで見せる泣き笑いの表情には胸を打たれた。思・・・
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原作漫画は未読。得てして竜頭蛇尾に陥りがちな題材だが、最後まできちんとうまくまとめていて面白い。だから、荒川良々が取り調べで見せる泣き笑いの表情には胸を打たれた。思えば「アヒルと鴨のコインロッカー」「チーム・バチスタの栄光」「ジャージの二人」「ちょんまげぷりん」「奇跡のリンゴ」と意外に観ている中村義洋監督作品。人物描写の希薄さや首を傾げたくなる設定などいずれも個人的には物足りなく感じた映画ばかりだっただけに、本作にはちょっぴりホッとした。気弱なノビタは傘をちゃんと返しに行けただろうか。
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[024]くちびるに歌を
 ごとうリEガン2015-06-10
 
原作も面白かったが、音楽と映像の力を得て、映画も見事な佳作となった。何より子供たちが素晴らしい。特にサトル役の男の子。矛盾を覚悟で評すれば透明感ある存在感とでも言お・・・
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原作も面白かったが、音楽と映像の力を得て、映画も見事な佳作となった。何より子供たちが素晴らしい。特にサトル役の男の子。矛盾を覚悟で評すれば透明感ある存在感とでも言おうか。もちろんガッキーも頑張っている。木村文乃は相変わらずうまい。青い空と海に包まれた緑豊かな島の風景は、記憶の奥底にある故郷のそれとも重なって胸を打つ。そして、アンジェラ・アキの「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」。聴き知っているはずなのにあらためて泣けた。ホント可愛い映画だなあ。
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[025]私の少女
 ソジュリEガン2015-06-08
 【ネタバレ注意】
主役が「リンダリンダリンダ」のペ・ドゥナと「冬の小鳥」のキム・セロンとなれば観ずにはいられない。作品自体はともかく二人はいつも素晴らしい。冒頭、捕まえた蛙にテントウ・・・
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主役が「リンダリンダリンダ」のペ・ドゥナと「冬の小鳥」のキム・セロンとなれば観ずにはいられない。作品自体はともかく二人はいつも素晴らしい。冒頭、捕まえた蛙にテントウムシを食ませる少女。眩しいほどの緑を分かち一直線に伸びる畦道を乱れた黒髪に薄汚れた白いワンピースで走るその姿は物語の不穏な始まりを予感させて妖しい。児童虐待、過疎高齢化、不法就労、LGBT…韓国社会が抱える闇は海辺の小さな村にもたゆたう。そこに呑まれていつ切れてもおかしくなかった二人の絆。しかし、孤独な魂は『怪物』となって狭隘な人間関係を崩壊させ、その絆を守ろうとするのだ。心が決められた時、親子にも姉妹にも見えるショートカットの二人が交互に見せる表情は、やっぱり素晴らしい。少女の眠りは夢を見ないほどに深いだろうか。
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[026]天国は待ってくれる
 アップリEガン2015-05-13
 
大好きなウォーレン・ビーティの「天国から来たチャンピオン」と原題が同じで40年近く気になっていた作品。こちらも心が温まり幸せな気分をいただけた。ルビッチ監督初のテクニ・・・
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大好きなウォーレン・ビーティの「天国から来たチャンピオン」と原題が同じで40年近く気になっていた作品。こちらも心が温まり幸せな気分をいただけた。ルビッチ監督初のテクニカラーも美しい。それにしても閻魔大王っていいヤツだな。
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[027]バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
 ロープリEガン2015-05-12
 
ヒッチコックも苦笑いの全編ワンカット映像が凄い。ラストの表情が愛らしいエマ・ストーンの目が大きくてまた凄い。
  
 
[028]映画 ビリギャル
 きせきリEガン2015-05-07
 
想像を絶する努力と周囲の支えで『夢のまた夢』を実現した少女の実話。原作も興味深く面白く読んだが、映画化ではことさらに教育論を構えず、家族再生の物語をさらに肉付けして・・・
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想像を絶する努力と周囲の支えで『夢のまた夢』を実現した少女の実話。原作も興味深く面白く読んだが、映画化ではことさらに教育論を構えず、家族再生の物語をさらに肉付けしてそつなくまとめている。実際に約束は違われたそうだが、安田顕の全裸には笑った。それにしても、有村架純が可愛い。可愛すぎる。
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[029]セッション
 ひねりリEガン2015-04-30
 
してやられた感バリバリの佳作。脚本が素晴らしい。布石の行方を予想していたが、意外な大団円にアッ!と言わされた。かなりの凄腕だな、これは。感情移入ができる登場人物がい・・・
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してやられた感バリバリの佳作。脚本が素晴らしい。布石の行方を予想していたが、意外な大団円にアッ!と言わされた。かなりの凄腕だな、これは。感情移入ができる登場人物がいないまま最後の最後でニヤリとさせられる。全編に強いられる緊張感も心地良く面白かった。日本語タイトルだけがイマイチ。
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[030]遊撃戦
 「霧の戦場」と「もぐらと太陽」リEガン2015-02-26
 【ネタバレ注意】
戦況が悪化をたどる昭和19年。B29爆撃機の本土空襲を阻止するため、桂林飛行場爆破の密命を帯びた遊撃隊七人の活躍を描く。シネマヴェーラ渋谷の岡本喜八監督特集でおよそ半世・・・
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戦況が悪化をたどる昭和19年。B29爆撃機の本土空襲を阻止するため、桂林飛行場爆破の密命を帯びた遊撃隊七人の活躍を描く。シネマヴェーラ渋谷の岡本喜八監督特集でおよそ半世紀ぶりの鑑賞。浪花千栄子がゲスト出演した「日の丸婆さん」こそ観ていなかったが、二木てるみと『坊や』の悲恋エピソードと、仏像のもとで力尽きる最終回は昨日のことのように覚えていた。当時は小学校の低学年。ウエスタンな戦争アクションのカッコ良さにしびれ、一人一人倒れていくラストに涙した。そして、勇壮ながら悲哀も感じさせる佐藤勝のテーマ曲がまた素晴らしい。未だ容易に口ずさめるほど。名作は歳月を重ねても色褪せず深く記憶に刻まれる、と言うことだろう。全13話。
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