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 「ルーテツ」さんのコメント一覧 登録数(169件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]アパートの鍵貸します
 シャーリーマクレーンルーテツ2018-10-19
 
ワイルダー最高の・・・というより映画史でも屈指の傑作 かつて友人にこの作品を教えたら 『今まで何が面白くて映画を観ていたかわからなくなった』 と感想が返ってきたのが忘・・・
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ワイルダー最高の・・・というより映画史でも屈指の傑作 かつて友人にこの作品を教えたら 『今まで何が面白くて映画を観ていたかわからなくなった』 と感想が返ってきたのが忘れられない これ以上の説明は要らない
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[002]感激の町
 スペンサートレイシールーテツ2018-10-18
 
小学生の道徳の授業の教材のようなお話 成人が観るとわざとらしい展開に苦笑モノ 『少年の町』の続編 監督、主要キャストはほぼスライドで、神父の友人デイブのみヘンリー・ハ・・・
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小学生の道徳の授業の教材のようなお話 成人が観るとわざとらしい展開に苦笑モノ 『少年の町』の続編 監督、主要キャストはほぼスライドで、神父の友人デイブのみヘンリー・ハルからリー・J・コッブに変わっている 悪党の親玉みたいな顔のコッブが善人に扮するのが面白い 評判が良かった前作に、いかにもなエピソードを詰め込んで胡散臭くした続編の見本のような作品 ただこの2作がフラナガン神父の慈善活動を大きく後押ししたという意味ではとても意義があるといえる
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[003]少年の町
 スペンサートレイシールーテツ2018-10-18
 
フラナガン神父の史実を基にしているというが、大枠以外はほぼフィクションだろう こんな上手くいくなら世の中から悪ガキはいなくなる 昔の映画なので仕方ないが、ご都合主義的・・・
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フラナガン神父の史実を基にしているというが、大枠以外はほぼフィクションだろう こんな上手くいくなら世の中から悪ガキはいなくなる 昔の映画なので仕方ないが、ご都合主義的なラストは感動の押し付け 主演フラナガン神父にスペンサー・トレイシーでオスカーを受賞 悪ガキ代表でミッキー・ルーニー 年齢不詳が彼の武器だが、ずいぶん他の少年より年長に見えて変だ ノックアウトされる演技がエンターテイナー ”マスコット”ボブ・ワトソンくんの愛らしさも印象に残る 女の子はいないの?多宗教を容認しているけど人種は? 施設と町との距離感がわかりにくい、など違和感は多い
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[004]ミスタア・ロバーツ
 ヘンリーフォンダルーテツ2018-10-16
 
邦題の”ミスタア”という表記がなんとも良い味を出している 時代の産物なのだろうが”ミスター”より”ミスタア”の方が、作品に漂う軽いコメディ感にハマる 主演はヘンリー・フォ・・・
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邦題の”ミスタア”という表記がなんとも良い味を出している 時代の産物なのだろうが”ミスター”より”ミスタア”の方が、作品に漂う軽いコメディ感にハマる 主演はヘンリー・フォンダ 本作でのジョン・フォード監督との確執は有名だが、1300回以上も舞台に立った自負もあったのだろう 無能艦長に扮するのがジェームズ・キャグニーで、彼ほどの大物がなぜこんなつまらない役を引き受けたのかわからない 助演で、引退作となったウイリアム・パウエル、そして映画デビュー間もないジャック・レモンは本作でオスカーを獲る 他作品ではまず見かけない、30年代、40年代、50年代の各世代の名優の共演がこの映画のキモ 何といっても、すっと鼻歌を歌っている軽薄なお調子者というパルバーのキャラクター 舞台のパルバーは演者を含めて知らないし、レモンのアドリブがどのくらい入っているのだろうというのが気になるところだ どんな役でも一瞬で他の役者では演じられないオリジナリティを吹き込んでしまうところが、レモンの名優たる所以だろう 続編でロバート・ウォーカー・Jrがほぼレモンをコピーしたパルバーに扮し、不評を買ったそうだが、個人的には、上手く真似していて叩かれるほどではないように思えた
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[005]飾窓の女
 ジョーンベネットルーテツ2018-10-13
 【ネタバレ注意】
コイツはやられた いちおうネタバレチェックにチェック入れておこう 女が男に近づいた動機が不明、男は証拠を残し過ぎ、なのに警察は気付かない、用心棒もボスが殺され遺棄さ・・・
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コイツはやられた いちおうネタバレチェックにチェック入れておこう 女が男に近づいた動機が不明、男は証拠を残し過ぎ、なのに警察は気付かない、用心棒もボスが殺され遺棄されるのに気づかない、男と女が堂々と外で会っている・・・ もういろいろ穴だらけだなー、などと思って観ていたが、敢えて衝撃のラストに繋ぐための伏線だったとしたら恐れ入る なんやかんや途中まで引き込まれていただけに、個人的にはこのオチはアウトかな 主演はエドワード・G・ロビンソン ギャングのイメージが強いが、実はこういう小市民の役も上手い 強面の顔が出川哲朗みたいになっちゃうんだから名優すぎる 魔性の女にジョーン・ベネット 『若草物語』では可愛い娘だったが、キレイな女性になっている ダン・デュリエはいつもどおりのクソヤロウ レイモンド・マッセイが良い味を出していたが、後半まるで出番なくて残念 フィルム・ノワールの傑作の一つとして数えられており、なかなか面白いのだが、このオチはちょっと受け入れられない
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[006]輝く瞳
 シャーリーテンプルルーテツ2018-10-11
 
テンプルちゃんがあまりにもかわいいので起こってしまう騒動 出てくるオジサンというオジサンが皆メロメロだ 彼女のかわいさを堪能できる、あたたかい映画 ミュージカル仕立て・・・
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テンプルちゃんがあまりにもかわいいので起こってしまう騒動 出てくるオジサンというオジサンが皆メロメロだ 彼女のかわいさを堪能できる、あたたかい映画 ミュージカル仕立てだが、歌うのは「On the Good Ship Lollipop」一曲のみ だがこれが良い カメラをわかっているかのような表情や仕草がなんともキュート 共演はジェームズ・ダン 血縁もない友人の子を引き取ろうというのはムリがある気もするし、見方によってはわりとアブない 甘やかされた悪ガキ役にジェーン・ウィザース パッと見アジア人っぽい顔立ちで後に『ジャイアンツ』にも出ていた女優だ その他では、資産家のオジサマ役のチャールズ・セロンという人が良い味を出していた 忘れてはいけないのが名優”テリー” 『オズの魔法使』のあの子の若き日の姿が拝める 残念なのは、当時のテンプルの熱狂的な人気のわりに、現代でソフト化されている作品が少ないこと 需要ないのだろうか
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[007]カサブランカ
 イングリッドバーグマンルーテツ2018-10-11
 
粗製濫造されたB級映画が、奇跡的なバランスで”名作”となった 似たような映画は星の数ほどあるのに、やっぱりこの映画は魅力的なのだ しいて奇跡が起きた理由を探すとすれば・・・
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粗製濫造されたB級映画が、奇跡的なバランスで”名作”となった 似たような映画は星の数ほどあるのに、やっぱりこの映画は魅力的なのだ しいて奇跡が起きた理由を探すとすれば、助演陣皆好演 ムダなキャラクターがひとりもいない 中でもイヴォンヌ役のマドレーヌ・ルボー 『カサブランカ』の”顔”は彼女だと思っている
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[008]青空に踊る
 ジョーンレスリールーテツ2018-10-10
 
戦時中に制作された映画 10日間の休暇で街に繰り出す空軍のパイロットと、女性カメラマンとの恋 お話はそれだけ フレッド・アステアとチャーミングなジョーン・レスリーの組み・・・
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戦時中に制作された映画 10日間の休暇で街に繰り出す空軍のパイロットと、女性カメラマンとの恋 お話はそれだけ フレッド・アステアとチャーミングなジョーン・レスリーの組み合わせ 役名がフレッドとジョーンだったり、アステアが「ジンジャー・ロジャースと友達なんだ」と言ったり、やや楽屋落ちっぽいところもある 当時10代(には見えない)レスリーがアステアと踊り、歌うが、歌は吹き替えのようだ 助演は、ふざけたおじさんロバート・ベンチリー、軽薄なコメディには珍しいロバート・ライアンなど 戦気高揚映画、というよりは戦時下の国民への慰問的な位置づけであろう リンゴの自販機?が欲しくなる作品
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[009]光に叛く者
 コンスタンスカミングスルーテツ2018-10-09
 
ハワード・ホークス監督の刑務所モノ 31年公開の作品ということで、製綿機の音、囚人の叫び声など”音”にこだわった演出が印象的 主演はウォルター・ヒューストン 地方検事から・・・
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ハワード・ホークス監督の刑務所モノ 31年公開の作品ということで、製綿機の音、囚人の叫び声など”音”にこだわった演出が印象的 主演はウォルター・ヒューストン 地方検事から州知事の落選を経て刑務所の所長になった、頭の固い勤勉な男を演じる 州知事選への再出馬という野望を持っているがゆえに所内でのトラブルは避けたいのだが、仲間の裏切りや、高圧的な看守によって囚人たちのフラストレーションは爆発寸前 フィリップス・ホームズ、ボリス・カーロフが囚人に扮する カーロフの狂気の目が怖い 男臭い映画に華を添えるのがコンスタンス・カミングス キレイな女優だが、添え物という以上の印象はない 自分の野望のためにビジネスライクに事を進めてきた男だが、時折見せる人情がミソ ラストは、自分が送った囚人と娘との恋に「こういう人生もある」
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[010]クーパーの花婿物語
 テレサライトルーテツ2018-10-08
 
B級映画丸出しの邦題はご愛嬌 サム・ウッド監督による、当時流行りのスクリューボール・コメディ風の作品 ただしプレストン・スタージェス作品のようなドタバタはなく、ハワー・・・
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B級映画丸出しの邦題はご愛嬌 サム・ウッド監督による、当時流行りのスクリューボール・コメディ風の作品 ただしプレストン・スタージェス作品のようなドタバタはなく、ハワード・ホークス作品のようなキレもない 主演がおっとりしたゲイリー・クーパー、ヒロインがコメディ向きとは思えないテレサ・ライトだからある程度は仕方ない むしろ彼らの魅力で、誰も傷つけないのんびりとしたコメディに仕上がっている 1944年公開というが、そんな時代によくこんな能天気な作品を撮ったものだ 助演はフランク・モーガン、アニタ・ルイーズほか ライトの風変わりな母役でパトリシア・コリンジが顔を出すのが『疑惑の影』と一緒で面白い
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[011]山河遥かなり
 モンゴメリークリフトルーテツ2018-10-05
 
”社会派”フレッド・ジンネマン監督が、戦後間もない欧州を舞台に戦争の傷跡を描いたドラマ 当時でしか撮り得ない、荒廃した街で実際にロケをした映像は儚くも美しい スクリー・・・
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”社会派”フレッド・ジンネマン監督が、戦後間もない欧州を舞台に戦争の傷跡を描いたドラマ 当時でしか撮り得ない、荒廃した街で実際にロケをした映像は儚くも美しい スクリーン・デヴューまもないモンゴメリー・クリフトが主演 神経衰弱のような役が多いモンティだが、本作では陽気なアメリカンを演じる 厳ついガタイの心優しい女所長にエイリン・マクマホン 既視感のある女優さんだと思ったら『ゴールドディガーズ』に出ていたコメディエンヌ 本作ではシリアスな役で、いろいろできるんだなと感心 ハッピー・エンドで終わるあたりはハリウッド的で、同年代の伊映画『自転車泥棒』なんかとはリアリズムの質が違うのは仕方ないか
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[012]有頂天時代
 ジンジャーロジャースルーテツ2018-10-04
 
アステア&ロジャース絶頂期の一本 観客の次回作へ期待が最高潮に達しても、それをさらりと上回るエネルギーを感じる 『カイロの紫のバラ』にあるように、恐慌の真っただ中、貧・・・
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アステア&ロジャース絶頂期の一本 観客の次回作へ期待が最高潮に達しても、それをさらりと上回るエネルギーを感じる 『カイロの紫のバラ』にあるように、恐慌の真っただ中、貧しさに喘ぐ当時の観客はスクリーンの2人に夢を見た それを知ってか知らずか、アステア&ロジャースは、ゴージャスでスタイリッシュでロマンチックをスクリーンいっぱいに体現していた それ以前は知る由もないが、30年代のアステアは、エネルギッシュに時には荒々しくタップを踏む 「Bojangles of Harlem」はその白眉 ロジャースが完璧主義者のアステアに付き合い、シューズを血で染めながら1日で47テイク撮ったという伝説の「Never Gonna Dance」も必見 助演陣はヴィクター・ムーア、ヘレン・ブロデリック(ブロデリック・クロフォードのお母さんと知って驚愕!) アステアの恋敵ジョルジュ・メタクサは宇梶剛士にしか見えない
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[013]地獄への道
 ナンシーケリールーテツ2018-10-03
 
伝説の”アウトロー”ジェシー・ジェームズの生涯 義賊という評価もあり、一部英雄視されている人物のようだが、アウトローの犯罪者には違いない 映画でヒーローのように描くのは・・・
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伝説の”アウトロー”ジェシー・ジェームズの生涯 義賊という評価もあり、一部英雄視されている人物のようだが、アウトローの犯罪者には違いない 映画でヒーローのように描くのは勝手だが、それはそれ 演じるのはタイロン・パワー 濃いしウエスタン向きの役者ではないと思うが 当時の人気や序列ではそうだったのかもしれないが、明らかに魅力的なヘンリー・フォンダが助演に回っている ヒロインはナンシー・ケリー 調べると当時10代だったようだが、とても見えない その他続編でも活躍したヘンリー・ハル、ジョン・キャラダインの好演 ドナルド・ミークが悪を演じるのは珍しい 子どもが産まれて、成長して、と映画の中で年月が経つのだが、そのへんの描写が雑 変化といえばケリーが娘からおばさんメイクに変わるくらい 人物の心の変化とかも、わりとそっちのけで映画は進んでゆく 本作が好評だったのか、既定路線だったのか、翌年続編がつくられるが出来は続編の方が上
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[014]三悪人
 オリーヴボーデンルーテツ2018-10-02
 
聖書を下敷きにしているお話だが、そのへんはいまいちピンとこない 3人の悪人が主人公 タイトルから『隠し砦の三悪人』を連想するが、”マイク”と”スペード”が又七と太平のモデ・・・
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聖書を下敷きにしているお話だが、そのへんはいまいちピンとこない 3人の悪人が主人公 タイトルから『隠し砦の三悪人』を連想するが、”マイク”と”スペード”が又七と太平のモデルかな いちおうワルということになっているけど、根は良いヤツなんじゃないかと思わせるキャラクターで、狂言回し的な役割 扮するはJ・ファレル・マクドナルドとフランク・カンポー そこにトム・サンチー扮するボスが加わって”三悪人” 2人は知らない人だけど、マクドナルドはトーキー後もおじいちゃんで見かける人 いちおうジョージ・オブライエン扮する陽気なアイルランドの若者が主人公的な扱いだが、出番も見せ場も少ない ヒロインはオリーヴ・ボーデンという女優 若い女性がなぜ三悪人を手なづけてしまったのかなど、良くわからない描写もある 他の映画でも見られる開拓時代の”土地競争”のシーンの迫力 そして詩情の監督と言われた、ジョン・フォード監督らしいラストが良い余韻を残す ここから『3人の名付け親』に繋がって行くんだな
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[015]恋愛準決勝戦
 ジェーンパウエルルーテツ2018-10-01
 
(まったく意味の分からない邦題は置いといて) ジェーン・パウエルが実にかわいい 当時のMGMミュージカルのスターの中でいちばん好き 小さい身体でチャーミングに歌って踊る・・・
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(まったく意味の分からない邦題は置いといて) ジェーン・パウエルが実にかわいい 当時のMGMミュージカルのスターの中でいちばん好き 小さい身体でチャーミングに歌って踊る ソフト化されている作品が少ないのが残念だ 今後リリースに期待 フレッド・アステアは、動きは軽いがロマンチック・ロールを演じるのには老けすぎている感アリ パウエルと兄妹には見えないし、道端で引っ掛けた女性と恋に落ちるって、あなた幾つですかと言いたい 曲はどれも良く、それぞれのソロも良いが、2人の絡みは絶品 "How Could You Believe Me When I Said I Love You When You Know I\'ve Been a Liar All My Life" という長いタイトルの曲がハイライト 黒のカツラを被るパウエルも良い 助演陣では、キーナン・ウィンが2役で登場 アメリカ英語、イギリス英語の言葉遊びのような芸を披露するが、字幕だと良くわからない ピーター・ローフォードはいつもどおりで、サラ・チャーチルは大したことない たくさんオスカーを受賞した作品と比べても決して劣らないMGMミュージカル 個人的にはベスト3には入れたい作品
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[016]ヴァジニアの血闘
 ミリアムホプキンスルーテツ2018-09-28
 
出演者も豪華で良作なのだが、イマイチ知られていないのは安いB級ウエスタンみたいな邦題のせいか 南北戦争が舞台で、お話は史実に基づいているらしい ランドルフ・スコット・・・
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出演者も豪華で良作なのだが、イマイチ知られていないのは安いB級ウエスタンみたいな邦題のせいか 南北戦争が舞台で、お話は史実に基づいているらしい ランドルフ・スコットとエロール・フリンが北軍と南軍で対峙する 対照的な個性で面白い その狭間で愛国心と恋に揺れる酒場の女にミリアム・ホプキンス カンカンを踊り、歌も披露するがあまり上手く無いように聴こえる 場末の女を演じても気立ての良さを隠し切れない感じがする、個人的に好きな女優 『駅馬車』からヒントを得たような画がところどころ出てくるなど、アクションシーンも激しく見応えがある 米国民同士が北と南に分かれた戦った戦争で、単純な勧善懲悪物ではないところがミソ そのカタルシスのために登場するのがハンフリー・ボガート率いる盗賊団 男の友情、恋が成就して、チンケな悪党が無残に殺されるハッピー・エンド ブレイク前夜のボギーの胡散臭さは必見だ
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[017]黄金
 ハンフリーボガートルーテツ2018-09-26
 
ボギーはキザな探偵やバーのマスターより薄汚い恰好が良く似合う そして汚い時ほど演技力が冴える 『アフリカの女王』しかり 最期はお約束 黄金に魅せられた3人の男のお話 ジ・・・
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ボギーはキザな探偵やバーのマスターより薄汚い恰好が良く似合う そして汚い時ほど演技力が冴える 『アフリカの女王』しかり 最期はお約束 黄金に魅せられた3人の男のお話 ジョン・ヒューストン監督の男臭い映画 父のウォルター・ヒューストンが本作でオスカー助演男優賞を獲得するが、実質主演といっても良い活躍 ウォルターも都会派の洒落たオジサマ役が多いが、本作では薄汚い山師を好演する 強力な個性の2人を向こうに回してのティム・ホルトも良かった 人間の本性、浅ましさ、良心を問いかけてくる作品だが、単純にアドベンチャーとしても十分に楽しめる傑作
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[018]アニーよ銃をとれ
 ベティハットンルーテツ2018-09-25
 
評判の割にはあまり出来が良いとは思えない 歌の挿入が唐突で映画のリズムを壊している MGMミュージカルを多く手掛けたジョージ・シドニー監督の演出なのだが・・・ 主演の・・・
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評判の割にはあまり出来が良いとは思えない 歌の挿入が唐突で映画のリズムを壊している MGMミュージカルを多く手掛けたジョージ・シドニー監督の演出なのだが・・・ 主演のベティ・ハットン、ハワード・キールが好演しているだけに、その違和感がもったいない もともとはエセル・マーマン主演の舞台だったが、ハットンのために書かれたといってもいいくらいに”アニー”にハマっている マーマンの舞台はどのようなものかは知らないが、頭のデカいおばさんとアニーがどうしても結びつかない とにかく個性が強すぎてどの作品でも同じ役にしか見えないハットンの間違いなく最高傑作
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[019]デュバリイは貴婦人
 ルシルボールルーテツ2018-09-22
 
レッド・スケルトン、ルシル・ボール主演 ”コメディエンヌ”ルシル・ボールはカラーの方が映える美女 ストーリーは現代と夢の中で200年前に戻ってしまう2部構成 助演でスクリー・・・
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レッド・スケルトン、ルシル・ボール主演 ”コメディエンヌ”ルシル・ボールはカラーの方が映える美女 ストーリーは現代と夢の中で200年前に戻ってしまう2部構成 助演でスクリーンデビュー間もないジーン・ケリーがでてくるが、ダンスシーンは少ない その他ヴァージニア・オブライエンが無表情で唄い(直後のくしゃっとした表情とのギャップがかわいい)、ラッグズ・ラグランドが良い味を出す 後年のアンソロジー作品でも切り取られる場面も無いように、これといって見所もないのだが、ルシル・ボールの個性は光っている
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[020]ザッツ・エンタテイメントPART3
 アンミラールーテツ2018-09-22
 
第3弾 有名どころを揃えた1,2弾とは違い、マニア向け あまりメジャーでない作品や、有名作品のアウトテイク中心 ゴリゴリの黒人でないレナ・ホーンが受けた人種問題に根の深・・・
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第3弾 有名どころを揃えた1,2弾とは違い、マニア向け あまりメジャーでない作品や、有名作品のアウトテイク中心 ゴリゴリの黒人でないレナ・ホーンが受けた人種問題に根の深さを感じ、映画にはほとんど出演していないジョーン・マックラケンのダンスを堪能できる なぜかカットされた『ハーヴェイ・ガールズ』の松明の行進の素晴らしさは、本作で日の目を見た 本筋とは違うが、全然当時と変わっていないアン・ミラー 『我が家の楽園』のころの年齢は本当?と思ったものだが、本作での姿を拝見すると妥当だ 長年使っていないスタジオやセットがわりとそのまま残っている レガシーとして?それとも放置? 個人的にはマニアック度が高く、3連作の中ではいちばん良かった
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[021]我れ暁に死す
 ジェーンブライアンルーテツ2018-09-18
 
邦題はわりと原題の直訳に近いが”死んで”はいないのにおかしいな むしろ”これからが主人公の人生の夜明け”というラストシーンである ジェームズ・キャグニーとジョージ・ラフ・・・
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邦題はわりと原題の直訳に近いが”死んで”はいないのにおかしいな むしろ”これからが主人公の人生の夜明け”というラストシーンである ジェームズ・キャグニーとジョージ・ラフトのW主演 ギャング映画というよりは刑務所モノといった方が近い キャグニーは善良な新聞記者だし 内容は権力の不正を暴きつつ、男の友情も絡む キャグニーは一貫して正義を貫く男を演じるが、暗黒街の大物ラフトは仲間を裏切るようなそぶりを見せつつ最期は男の友情に殉ずる味のあるキャラクター キャグニーよりもラフトの演技の印象が強く残った キャグニーの同僚としてほぼ紅一点ジェーン・ブライアンが顔を見せる 脱獄用の危ない武器が簡単に手に入りすぎるところが突っ込みどころ
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[022]女王エリザベス
 ベティデイヴィスルーテツ2018-09-17
 
ハリウッドスターのコスプレ学芸会か? エロール・フリン以外のキャストは何を思ってこの映画に出演したのだろうか エロール・フリン以外全員黒歴史じゃないのか なんだろうか・・・
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ハリウッドスターのコスプレ学芸会か? エロール・フリン以外のキャストは何を思ってこの映画に出演したのだろうか エロール・フリン以外全員黒歴史じゃないのか なんだろうか、妙に綺麗なカラーがいけないのか モノクロならもう少し違う印象だったのかもしれない そもそもハリウッド臭丸出しで英国のお話されてもね 豪華キャストは見ごたえがあるのだが、無駄遣い感が凄い 若きナネット・ファブレイが出演しているのは必見ポイント
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[023]スミス都へ行く
 ジーンアーサールーテツ2018-09-15
 
ジェームズ・スチュアートが髪を振り乱して熱演する (その演出のためか、いつもより長髪である) オスカーは獲れなかったが、翌年の謎受賞が補填だろう フランク・キャプラ監督・・・
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ジェームズ・スチュアートが髪を振り乱して熱演する (その演出のためか、いつもより長髪である) オスカーは獲れなかったが、翌年の謎受賞が補填だろう フランク・キャプラ監督がアメリカの良心・魂を描く力作 議事妨害云々など、多少の予備知識を持って観た方がより良い 日本の議会のそれとは多少性質が異なるようだ 豪華キャストには一部の隙もなく、特筆すべきはすべてを悟りきったような議長ハリー・ケリーの表情 ジミーが理想のアメリカ青年なら、ケリーは理想のアメリカの父 そのイメージを逆手にとって、ヒッチコックが悪役でキャスティングしようとしたら、ブーイングが凄くて断念したという
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[024]モヒカン族の最後
 バーバラベッドフォードルーテツ2018-09-12
 
アメリカ合衆国ができる前、英仏の入植争いと原住民との抗争 どこまでが史実どおりかわからないが、完全なフィクションでもない 何が善で何が悪か ウォーレス・ビアリーがとに・・・
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アメリカ合衆国ができる前、英仏の入植争いと原住民との抗争 どこまでが史実どおりかわからないが、完全なフィクションでもない 何が善で何が悪か ウォーレス・ビアリーがとにかく野蛮な悪いインディアンに扮する 知っている人はココまで 対峙するインディアン”モヒカン族の最後の男”がアラン・ロスコーという人 ヒロインがバーバラ・ベッドフォードという綺麗な女優 馴染みの無い女優だが、トーキー後も端役で結構出演作もあるようで、どこかでお会いしているかもしれない ロスコーと本作で出逢って、後に結婚したという 時代のなせる業か、映像のキレイさに反して、終盤のながーい残虐表現がエグイ ちなみにモヒカン族の末裔は現在もアメリカで暮らしているようで”最後”ではなかった
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[025]噂の二人
 オードリーヘップバーンルーテツ2018-09-11
 
初見ではオードリー・ヘップバーンがシャーリー・マクレーンにすっかり喰われた作品という印象だったが、再見すると意外とそうでもなかった オードリー・ヘップバーン”も”熱演 ・・・
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初見ではオードリー・ヘップバーンがシャーリー・マクレーンにすっかり喰われた作品という印象だったが、再見すると意外とそうでもなかった オードリー・ヘップバーン”も”熱演 ワイラー監督自作のリメイクというが『この三人』は未見なので比較はできない キャストも良いしいつかは観たい作品 ただ前作は、時代もあって”同性愛に対する偏見”というテーマを描いていないらしく、大きく作品の本質が違うものになっていると思われる 主演2人以外では、ミリアム・ホプキンス、フェイ・ベインターら往年の女優の姿を拝めるのも嬉しい 子役も良く、名子役ヴェロニカ・カートライト、メアリー役の子は憎たらしいまでの好演だがほぼ無名の子役のようだ 女優陣に比べて、ジェームズ・ガーナーがちょっと弱く感じたのが残念 クライマックス、追い詰められたシャーリー・マクレーンが自分の想いを告白するシーンの迫力に痺れる しかしはっきりは言っておらず、もしかしたら自分はそうなのかもしれない・・・という表現なのは、まだ時代の制約を感じる 映画が綺麗だったころの最後の時代の作品 この後ニューシネマという波がやってきて、こういう作品は消える
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[026]オペラハット
 ジーンアーサールーテツ2018-09-11
 
原題っぽい邦題は原作由来らしい 人間の気高さ、浅ましさを皮肉たっぷりに描く ”困っている人を助けたい”という誰もが持っているはずの純粋な気持ちが異常に見えてしまう世の・・・
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原題っぽい邦題は原作由来らしい 人間の気高さ、浅ましさを皮肉たっぷりに描く ”困っている人を助けたい”という誰もが持っているはずの純粋な気持ちが異常に見えてしまう世の中、それこそ異常 何といってもゲイリー・クーパーとジーン・アーサーのコンビが良い クーパー本人の人柄までにじみ出ていそうな、あの雰囲気、佇まい そのクーパーを恋人のように、時にはお姉さん的な立ち位置で支えるアーサー ”しわがれ声”などと言われていたそうだが、美声ではないにしても、とてもチャーミングな声だと思う ラストの法廷シーンの大逆転のカタルシス
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[027]オズの魔法使
 ジュディガーランドルーテツ2018-09-10
 
PC叩けば何でも情報が手に入る…便利な時代になったが、同時に知りたくもない情報も知ってしまうことに もはや初見のころの純真な気持ちで観ることはできない 何といっても39・・・
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PC叩けば何でも情報が手に入る…便利な時代になったが、同時に知りたくもない情報も知ってしまうことに もはや初見のころの純真な気持ちで観ることはできない 何といっても39年公開の映画で、これだけ豪華で綺麗なファンタジーを作ったことに驚愕 細かいキャラ設定(特に3人の仲間)が雑だったり、オチがやや強引だったりするのだが「子ども心を忘れていない人と、子供たちにこの映画を捧ぐ」と冒頭にもあるように、いい大人が細かいところを突っ込みながら観るのは無粋の極み 主演のジュディ・ガーランドは、原作のドロシーの設定よりは年齢が上なので、やけに大きく見えてしまうのが難点 ”Over the Rainbow”は圧巻だ そのジュディを芸達者たちが支える その中でも特筆すべきは、当時50代半ばだったビリー・バークの魔女的な若々しさ
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[028]マイアミの月
 ベティグレイブルルーテツ2018-09-08
 
ドン・アメチー、ベティ・グレイブル主演の楽しいミュージカル 取り巻きはロバート・カミングス、キャロル・ランディス、シャーロット・グリーンウッドなど ”ブリキ男”ジャッ・・・
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ドン・アメチー、ベティ・グレイブル主演の楽しいミュージカル 取り巻きはロバート・カミングス、キャロル・ランディス、シャーロット・グリーンウッドなど ”ブリキ男”ジャック・ヘイリーの素顔が拝めるのが嬉しい 歌やダンスのシーンも多く、特にグレイブルの一連の作品はハーミズ・パンが絡んでおり、MGMミュージカルで馴染みの無いダンサーが出演するが、とてもクオリティが高い 綺麗なカラーに美男美女が登場する、とにかく愉快なミュージカル
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[029]アイアン・ホース
 マッジベラミールーテツ2018-09-06
 
若きジョン・フォード監督が大陸横断鉄道の開通を描いたドラマ 史実では多くの中国系の労働者が劣悪な環境で働いていたようだが、本作ではあまり触れられない シャイアン族も単・・・
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若きジョン・フォード監督が大陸横断鉄道の開通を描いたドラマ 史実では多くの中国系の労働者が劣悪な環境で働いていたようだが、本作ではあまり触れられない シャイアン族も単なる蛮族として描かれるなど、時代を感じる描写も多々 激しい戦闘シーンだけにとどまらず、親子の絆や男女のロマンスが挿入されるなど、フォード監督らしい演出が冴える 主演はジョージ・オブライエン ヒロインはマッジ・ベラミー 初めて知った女優だが、サイレント期の女優ということで当然美人 調べるとスキャンダラスな人生を歩み、わりと近年までご存命だったようだ 当時の女優は、容姿からは想像できないぶっ飛んだエピソードがままある IVCのソフトで視聴したが、日本語字幕がとても見ずらい いつの時代の字幕だろうか
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[030]君去りし後
 クローデットコルベールルーテツ2018-09-05
 
豪華キャストで長尺 側だけで制作陣の力の入れようがわかる ただストーリーに起伏はなく、おおよそ展開が読めてしまう”あるある”の集合体で、170分の尺はややキツい 豪華キャ・・・
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豪華キャストで長尺 側だけで制作陣の力の入れようがわかる ただストーリーに起伏はなく、おおよそ展開が読めてしまう”あるある”の集合体で、170分の尺はややキツい 豪華キャストの競演を楽しみながら耐える 主演はクローデット・コルベール コメディの印象が強すぎてシリアス物は違和感があるが、ラストの表情などは単なるコメディ女優ではない 娘にジェニファー・ジョーンズ、少しお姉さんになったシャーリー・テンプル 忖度があるのかジョーンズの出番の割にテンプルの見せ場が少なく残念 平和な家庭にずけずけと上り込むジョセフ・コットン 『疑惑の影』と同じシチュエーションで戸惑うが、こっちはややずうずうしいだけの善人な模様 ハッティ・マクダニエル、モンティ・ウーリーが助演で良い味を出し、サイレント期の名女優アラ・ナジモヴァの姿を拝めるのも嬉しい その中でひときわ印象に残ったのが曲者ロバート・ウォーカー 50年代にブランドやクリフトがやったような演技をこの時代にやっている 私生活とキャスティングの複雑な感情が演技に昇華しているのだろうか それはセルズニックの意図するところか、否か、単なる嫌がらせか
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