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 「ローランド」さんのコメント一覧 登録数(672件)rss
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[001]アリー/ スター誕生
 悲恋物語として観ればローランド2019-01-19
 
  『レ・ミゼラブル』でのアン・ハサエウェーのソプラノヴォイスの美しさに驚いたのを思い出すのだけど、まさに多士済々アメリカのこの業界は層が厚く有能な人材が揃っている・・・
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  『レ・ミゼラブル』でのアン・ハサエウェーのソプラノヴォイスの美しさに驚いたのを思い出すのだけど、まさに多士済々アメリカのこの業界は層が厚く有能な人材が揃っているということか、レディー・ガガの歌の上手さは承知していたがブラッドリー・クーパーも吹替ではなく本人の歌声なんだそうで、この映画のためにそのヴォーカルばかりか楽器演奏まで訓練したとのこと。 大したもんだ。  でも、御両人とも歌が上手い上に演技も良くてステージのシーンは楽しいのだけど、全体的には今ひとつ入り込めず満足感が不足しているのはなぜなんだろ?。     このスター誕生シリーズは初めての観賞なんで過去作品とは比較はできなく的外れな感想になるかもしれないけど、定番の物語なんだから観客目線で面白いかどうか判断してメリハリを付けるなりしなければならないのに、ブラッドリー・クーパーが監督ばかりか主演に脚本と手掛けたがために客観的な気遣いが出来なかったような気がします。  でもこれは音楽映画としての面白さに期待が大きかった者の観方で、愛情物語として悲恋物語として観賞すれば良く出来ているってことになるのかな。     この作品はそれほどでもないけど、アメリカ映画には身体を壊すような無理をしても図太く生きたいということか酒や薬物を摂取する場面がやたらあり、そういうことに不快感を持っていたことも入り込めなかった一因かもしれないです。
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[002]羊たちの沈黙
 恋仲?ローランド2019-01-07
 
  以前観た時には、面白いことには違いないがアカデミーを受賞するほどのものかなって気もしていたのだけど、今回じっくりと観賞いたしまして、ミステリーとしてもサスペンス・・・
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  以前観た時には、面白いことには違いないがアカデミーを受賞するほどのものかなって気もしていたのだけど、今回じっくりと観賞いたしまして、ミステリーとしてもサスペンスとしても良かったが人間の心模様の描写が興味深く面白く引き込まれてしまい、「羊たち・・・」というタイトルからも人格形成期のトラウマが成長したのちの人間にどういう形で現れるかということを大きく意識して制作されたように思へ、密度濃い内容で始めから終いまで緊張感を維持しながらテンポ良く観せてくれる受賞にふさわしい作品で、こういう当時としてはエキセントリックだったはずのものに栄誉を与えたアカデミー会員はなかなか良いことをしたではないかという気にさへなります。     いずれも人格形成期に問題がありながら、歪んだ欲望だけが大きく育ってしまったバッファロービルに歪んだ分だけ突出した才能を身に着けたレクター博士、それにハードな訓練が必要とする組織に入って精神も肉体も鍛えトラウマを克服するクラリスと、この三人を軸として展開するわけですが、レクター博士とクラリス二人が主でバッファローは黒衣にしておいてよかったのではないかと思うほどに、ミステリーとして心理ドラマとして、それに互いの才能に一目置く同病相憐れむの感情に近い男女の心の交流まである優れた作品に仕上がっている。     クラリスのハードな訓練の描写があるから真っ暗闇で暗視眼鏡を付けたバッファローとの対決にもご都合感はないし、エンディングのレクターからクラリスへの電話で猯仲だと噂されるぞ瓩覆匹硫駭辰僚わりに爐海譴らチルトンを夕食に・・・瓩箸△蝓▲疋ター・チルトンを俗物の典型としてうろたえぶりを描写するなどの味付けも良く、さぞかしよく練り上げた脚本なんだろうなって思わせる秀作です。
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[003]アポロ13
 物語性よりも大事なものローランド2019-01-04
 
  どういう結末になるかは誰でも知っていることを緊張感を途切れさせることなく140分観せ切ってしまうのだから大したもので、やはり良い映画って出演者の演技や監督の手腕・・・
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  どういう結末になるかは誰でも知っていることを緊張感を途切れさせることなく140分観せ切ってしまうのだから大したもので、やはり良い映画って出演者の演技や監督の手腕など物語性よりも大事なものが多くあって、それがどうなるか知っているのに何度も面白く観せるということになるのだなって、大気圏突入で数分間連絡が途絶えてやがて無事パラシュートが開いて帰還するところでは、20年以上も前に観た時の記憶が残っているくらいなのに目を潤ませてしまったのであります。     犹実に基づいた瓩箸いΡ撚茲和燭あるが、これくらい結果が知れ渡っていることを事実に反しないように面白く観せるのは苦労が多いはずで、監督や出演者など製作スタッフが良い仕事をしたということなんだろうけれど、皆さんおっしゃっているように救出ミッションリーダー役のエド・ハリスが特に輝いていまして、重責を背に判断し決断しそして部下たちに命令を下すと、生半可な根性では務まらない立場の人間そのものになっている。
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[004]エイリアン
 『データー不足、回答不能・・・』ローランド2019-01-02
 
  ここのところ面白い作品に当たっていないので、ならば以前観て面白かったという記憶はあるがほとんど忘れかけているなってのをレンタルしてきたのだけど、これが良い思い付・・・
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  ここのところ面白い作品に当たっていないので、ならば以前観て面白かったという記憶はあるがほとんど忘れかけているなってのをレンタルしてきたのだけど、これが良い思い付きで、あまりに安価でレンタル屋さんにはスマン気がするけど猯匹ったという記憶はあるが忘れかけてる旧作観賞瓩海譴的中率が高くて良いみたい。     以前観たのはTV放映だったのか神秘的なサウンドで静謐さ漂うオープニングからして全く憶えていなかったのだけど、続く外見はもとより内部もメカニックに精緻に作られた宇宙船が移動する画に良いなって気にさせてくれて、未知の惑星の巨大脊椎動物の亡骸のような難破した異星人の船とミイラ化した生命体の姿の描写なんかは神殿に横たわる神をイメージさせて物語性に奥深さを与えているし、それに狎限犬里燭瓩卜豹瓦筝絏などに影響されることのない完全生物瓩箸離札螢佞里△訛減澳橋烈なエイリアンの形態は勿論のこと、強酸でヘルメットを侵食して顔に張り付いたヤツの処理など見せ場がたくさん溢れかえっている。  いつまでも人気が持続するわけです。     船内に蒸気が噴出しているところで煙草を吸っていたり、ボーナスが安い、割り増しをくれるならやるだのとの会話があり、あげくにはエイリアンの蛹がイソギンチャクのように口を開いているところに手を出してしまったりする意識の低い宇宙貨物船の乗組員の設定が世俗的なんだけど、これがかえってエリートたちの搭乗した宇宙船ものよりはリアリティー感を持たせているのかもしれない。    マザーコンピューターの『データー不足、回答不能』という反応、これは憶えておくと何か難しいことを訊かれた時の対処として使えそうだ・・・ 笑。
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[005]バリー・シール/アメリカをはめた男
 ホントに2017年制作?ローランド2018-12-31
 
  差し挟まれるカーターやレーガンのニュースフィルムのクオリティーに合わせたわけでもあるまいが全体に画質が良くなく、その上に犹実に基づいた瓩蕕靴い物語性が全くいい・・・
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  差し挟まれるカーターやレーガンのニュースフィルムのクオリティーに合わせたわけでもあるまいが全体に画質が良くなく、その上に犹実に基づいた瓩蕕靴い物語性が全くいい加減で安っぽくてコメディーとしても笑えなく、トム・クルーズが出演していなかったら公開されなかったのではないかと思えるほどです。     そのトム・クルーズがずいぶん若く見えてホントに2017年制作の作品?との疑問が浮かぶくらいで、もしかしたらずっと以前に制作されたがあまりにも不出来なんでお蔵入りしていたのを何かの都合で引っ張り出してきたのでは?との邪推まで兆してしまったよっ・・・。
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[006]エンド・オブ・キングダム
 ロンドンが無政府状態ローランド2018-12-29
 
  ローランド・エメリッヒの作品みたいに整合性がどうの御都合主義がこうの言わんで派手なアクションと破壊のカタルシスを楽しめば良かろうと観ていたのだけど、その破壊の規・・・
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  ローランド・エメリッヒの作品みたいに整合性がどうの御都合主義がこうの言わんで派手なアクションと破壊のカタルシスを楽しめば良かろうと観ていたのだけど、その破壊の規模がけっこう手間と金をかけていそうな割りにはチャチに見えるほどに美的センスに欠けるし、それに、いくら何でもこれではロンドンは無政府状態ということではないか、イギリス政府から抗議が来なかったのかいな?って思いがしたくらいな筋書で、これと比べたらエメリッヒのハチャメチャぶりが高貴なものに思えて来るのであります。
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[007]フレディ・マーキュリー
 ♪ガリレオ フィガロ ローランド2018-12-26
 
  映画「ボヘミアン・ラプソディー」が凄いことになっているようで、特にライヴエイドの場面が人気になっているみたいだけど、ウェンブリースタジアムのすごい盛り上がりの大・・・
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  映画「ボヘミアン・ラプソディー」が凄いことになっているようで、特にライヴエイドの場面が人気になっているみたいだけど、ウェンブリースタジアムのすごい盛り上がりの大群衆を前に極上の曲をフレディ・マーキュリーが上等のヴォーカルで聴かせ、そこに歌詞を日本語で出してその内容が爛泪沺△燭辰榛人を殺してしまった瓩隼呂泙襪里世らインパクトが強いわけです。     これまでどのような音楽に接していたかってことで受け止め方も違うのだろうけど、日本でこんな訳の分からん歌詞の楽曲が受け入れられるということが意外であるが嬉しくもあるのは、対象年齢を低く設定した分かりやすく説明的な作品でなくてもヒット作品は生まれるという事実からでしょうか。
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[008]ある決闘 セントヘレナの掟
 底が浅いローランド2018-12-26
 
  粗筋は良いのに映像などに丁寧さが欠けるというのは良くあることだけど、この作品はそれとは逆で、派手な動きは無いながら画も良くミステリアスな雰囲気に合ったサウンドで・・・
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  粗筋は良いのに映像などに丁寧さが欠けるというのは良くあることだけど、この作品はそれとは逆で、派手な動きは無いながら画も良くミステリアスな雰囲気に合ったサウンドでの展開はなかなか良いではないかと思わせるのだが、それも序盤だけで如何せん物語性が曖昧なものでだんだんとボロが出てきて、教祖が町の独裁者として君臨するだけの能力の説明がいい加減でミステリアス要素が消し飛んでしまうし、終盤の一対一の対決なんて、リアリティーを欠いてもなんでもいいから見せ場と考えていた刺激的なものさへ出せば・・・ という雰囲気漂うやっつけ仕事になっている。     古代ローマで人と猛獣を戦わせて大衆の潜在意識にある残虐性を満足させたのと同じように、カルト教団の教祖としての統治手段として狄祐崋蹐雖瓩鬚笋蕕擦海譴ら何か精神性の深いおどろおどろしいことが起こりそうと思わせるのだけど、それほどに考えたものは無く底は浅くてあっけない終わり方をしてしまいます。
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[009]メカニック
 脚本も演出も大味ローランド2018-12-24
 
  始まってすぐの、望遠カメラで写真を撮ってガスレンジなどに細工をして事故死に見せかけるところには面白くなりそうとの期待があり、それに手首を切って自殺しようとする女・・・
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  始まってすぐの、望遠カメラで写真を撮ってガスレンジなどに細工をして事故死に見せかけるところには面白くなりそうとの期待があり、それに手首を切って自殺しようとする女の扱い方に、おっ、かなりハードボイルドではないかと思わせたりはするのだが、その後は凡庸に推移して行って、脚本も演出もずいぶん大味な作品だなって気持ちで観終えることになったのであります。     意識してそうしたわけではないのだけどシリーズ三作品を新しいのからさかのぼるという観賞になって、そのせいかどうか最初に見たシリーズ最終の「ワールドミッション」が一番面白かったというリメイク物としては珍しいことになっている。
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[010]メカニック
 粗筋は良いのだがローランド2018-12-14
 
  「メカニック:ワールドミッション」が面白かったということで、ならばシリーズ物にある定番通りにオリジナルに近づくほど良くなるはずと期待をしたのだけど、出だしはなか・・・
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  「メカニック:ワールドミッション」が面白かったということで、ならばシリーズ物にある定番通りにオリジナルに近づくほど良くなるはずと期待をしたのだけど、出だしはなかなか良いものの徐々に粗さが目立つようになってきて、話の繋がりにも無理があるし何事も都合よく行きすぎるしと、物語としてはとても面白くなりそうなものを軽々と仕上げてしまっている。     親友を殺さざるを得なくなるがその子の面倒を見ることになり、一流の殺し屋に育て上げたその息子を伴って罠にはめた巨悪に立ち向かうという粗筋は良くて、陰険にはかりごとをするヤツを血祭りにあげるというのには大いにカタルシスはあるのだけど、なにせ展開が大雑把すぎます。  チャールズ・ブロンソン主演のオリジナルはどんなんだろ?。     エンディングの犹迭櫃鵜瓩忙箸錣譴討い襪曚にも何度か登場する懐かしいアナログレコードプレイヤー、そこから流れるクラシック音楽に聴き憶えがあるかもしれないけど、この「シューベルト  ピアノ三重奏曲 変ホ長調」は、御大キューブリックが『バリー・リンドン』で効果的に使用していて印象に強く残っています。
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[011]ロング,ロングバケーション
 ガンと認知症ローランド2018-12-12
 
  半ボケ爺さんの話を聞いてやさしく反応してくれるハンバーガーショップの店員や、両親に家出をされて慌てる息子に比して落ち着き払ってものを食っている娘の存在など、テー・・・
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  半ボケ爺さんの話を聞いてやさしく反応してくれるハンバーガーショップの店員や、両親に家出をされて慌てる息子に比して落ち着き払ってものを食っている娘の存在など、テーマが深刻な割には画にも手抜きがないしサラリとした愉快感まである序盤に、実際にこんな状態の人間が車を運転したら迷惑千万ということになるが、爺さん憧れのヘミングウェイの暮らした地を目指すキャンピングカーでの旅が楽しそうで、最後の最期はどう決着をつけるのか知らんが、こういう形で人生の終焉を迎えるというのも良いのかもしれないだなんて気持ちさえ兆してくる。     終盤に差し掛かりあれこれと困難な事実に直面したり思い出を傷つけられてヒステリーが生じる辺りになると、やはり狠廊瓩現れてきたぞ、いやな結末にならなければ良いのだがとの気持ちになるのだけど、残された家族など周囲にできるだけ迷惑の掛からないように気遣いながらの、施設に入院していないにしては比較的穏やかなエンディングとなります。     ハンバーガーショップやホテルのラウンジの若いウエートレスが、半ボケ爺さんの講釈を嫌がりもしないどころかどちらも好意的な態度で聞いてくれるのは、身なりが良くて話の内容が俗ではないからか。  よし、身なりはともかくとして、ヘミングウェーを読むかな・・・ 笑。     と、映画の上辺だけを捉えての軽々しい感想になったけど、高齢化社会で認知症患者を抱えて苦労をしている者が多い現実にもっと真剣に考えるべきかなって思いにもさせられまして、『アリスのままで』のところでも同じようなことを述べたけど、自尊心の強い人間という生き物には、正常な判断ができるうちに自身がこういう状態になった時には生命が終了するという設定が備わっているべきだったと。 創造主の失敗を補う方法はないのかね?。  そのアリス・・・にあったセリフの爛ンならよかった瓩ここでは大きな意味を持つことになります。
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[012]メイズ・ランナー:最期の迷宮
 二部作にしてしっかりと脚本を練ったならローランド2018-12-10
 
  一作目がそこそこ楽しめたということでレンタルしてきたのだけど二作目を飛ばしたせいか訳が分からなくて、そうだ一作目を観た時にレビューを載せたはずだからそれを参考に・・・
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  一作目がそこそこ楽しめたということでレンタルしてきたのだけど二作目を飛ばしたせいか訳が分からなくて、そうだ一作目を観た時にレビューを載せたはずだからそれを参考にと、DVDをいったん止めて読んでみたけどやはり分らんかったどころか『続編があるようだけどあまり評判はよろしくないみたいだし』だなんて文言があったのであります。 それを忘れてレンタルしている、間抜けだ。     荒唐無稽な物語にしてもそれなりの秩序がありそうなものなのに、秩序どころか脚本も演出も粗っぽく、それに三部作にするための引き伸ばしに腐心したのではないかと感じさせるようなところまであるのだが、でもつまらなかったかというと、セリフが少なく派手に展開するので退屈感なく観続けてしまうだけのものがあり貶すには申し訳ない気がするくらいで、もしかしてこれまで誰もレビューしなかったのは同じような戸惑いがあったからではないのかなっ?て。  せめて二部作にしてしっかりと脚本を練ったなら面白くなりそうな物語なんだけどね・・・。     冬場の天候の悪い時に何かそれを待っていたかのような気持ちでレンタル屋さんに向かうのだけど、テレビしか娯楽がなくて、何もやることがなく酒を飲んで誰かの悪口を言うのがスタンダードと、こういう時代のことを考えると家で安く映画を観賞できるのはとてもありがたい事です。
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[013]メカニック:ワールドミッション
 ミッションそれぞれに考え工夫があるローランド2018-11-28
 
  世間の目を逃れて隠遁生活を送っているにしては安易に他人のいざこざに介入するなど所々に大雑把感はあるものの、三つのミッションそれぞれに考え工夫がありその細工の密度・・・
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  世間の目を逃れて隠遁生活を送っているにしては安易に他人のいざこざに介入するなど所々に大雑把感はあるものの、三つのミッションそれぞれに考え工夫がありその細工の密度は007なんかよりは余程上回っているのではないかというくらいでして、それにこの髭面タフガイの派手なアクションも堂に入るものだしと、時間も短いし手軽く楽しむに向いているとレンタルしてきて期待度が高くなかったこともあってか、短時間ながらかなり出来の良い作品と面白く観賞させてもらいました。     気温が40度あったら暑くてたまらんのに風呂に入っての40度の湯がぬるいのはなぜなんだろって考えたことは?。  これは風呂に入っている時には皮膚も湯に温められているからってことで、つまり皮膚温との差が体感温度となるみたい。  えーと、何を言いたいかというと、映画もあまり熱く期待を込めていないで観賞するといいのかなって。 ・・・ちょっとこじつけに無理があるか・・・ 笑。  ということで星の数は少々オマケ気味かもしれません。
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[014]パトリオット・デイ
 意気込みばかりが強すぎてローランド2018-11-26
 
  社会に与える影響を考えたら事件がテロによるものと決めつけるのには慎重にならざるをえないと躊躇するが、そうと断定してからはテキパキと捜査態勢を整えて動き出し、監視・・・
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  社会に与える影響を考えたら事件がテロによるものと決めつけるのには慎重にならざるをえないと躊躇するが、そうと断定してからはテキパキと捜査態勢を整えて動き出し、監視カメラの映像を分析して犯人をあぶり出して行く辺りでは観ているこっちもアメリカ愛国者になりそうなくらいにかなり引き込まれて観賞していたのだけど、でもそれも中盤まで。     何台ものパトカーに包囲された二人の犯人との銃撃戦は勇敢に立ち向かう警官など英雄を仕立て上げるためってことなんだろうけど、犯人が手強く奮戦してしかも一人が逃げてしまうということで、むしろあれだけの警官が居ながらなにをモタモタしておるのだとの思いがしたし、それにトミーに人間愛を語らせるのにも臭い立つものがあるし、どうも後半に入ってからは意気込みばかりが強すぎて空回りしてしまっている。     最後に犠牲者はじめ関係した人々を長々と紹介するのは制作者側にはそれだけの思い入れがあったということなんだろうけど、その犠牲者や関係者には失礼なことだけどどうも感動を押し付けられているような気がしてしまうし、愛国者の日に起きた事件を愛国的高揚心に満ちた作品にしようとのことだったのだろうがこういうことは思い入れが強くなり過ぎると失敗することが多いという轍を踏んでいて、クリント・イーストウッドなんかが監督をしたなら良いものが出来たのではなかろうか?。    星の数は6個以上7個未満です。
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[015]女の一生
 気が好く美形ながら男運が悪い女ローランド2018-11-23
 
  有名な原作だからと皆が読んで知っていることを前提にして作られた作品のようで、おまけに回想場面が差し挟まり頻繁に時間が前後するものだから原作を読んでいない者として・・・
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  有名な原作だからと皆が読んで知っていることを前提にして作られた作品のようで、おまけに回想場面が差し挟まり頻繁に時間が前後するものだから原作を読んでいない者としては物語の展開が分かりにくいのだけど、それでも混乱しないのは原作は読んでいなくても大筋でどういうことになるかと知れ渡っているからでしょうか。 名作を基にしている強みです。     最初は予算を節約するためかと思ったくらいな真四角の画面いっぱいに人物が映し出され背景の入らない映像の連続が、暖炉の前で本を読み聞かせてもらっているような良い意味でこじんまりとした雰囲気になっていて、気の好い美人ながら男運が悪く幸薄い主役を演じる女優がふさわしく視覚的にも良いし、あっちへ飛んだりこっちに来たりする物語の流れも観終わってみれば二時間に収めるための適切な手法だったのではないかと思えてきます。     始めにある、修道院で教育を受けてきた姿が綺麗で性格も良さそうな娘が父親に手ほどきされながら畑仕事をしている時が幸せの絶頂期で、あとは夫の度重なる裏切り行為に放蕩息子には金をせびられ、あげくに家屋敷を手放さなければならなくなるという何とも哀れな生涯なのだが、エンディングの一瞬に一筋の光が差し込むこととなる。 ・・・上手いものです。
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[016]ボヘミアン・ラプソディ
 音楽の力は偉大なりローランド2018-11-11
 
  老若男女の観客が結構な入りで場内に灯かりが点くまで誰も席を立たなかったこの映画の何がそこまで魅力的だったのかと考えたら、気色良くないゲイの男がキスをするような物・・・
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  老若男女の観客が結構な入りで場内に灯かりが点くまで誰も席を立たなかったこの映画の何がそこまで魅力的だったのかと考えたら、気色良くないゲイの男がキスをするような物語なんかどうでもよく音楽の力が主だったはずでこれは「グレイテスト・ショーマン」の時にも同じことを感じたのだけど、世界中でいち早くこのクイーンの価値を認めたともいうし日本の音楽ファンの質は高く、常日頃多く耳にするものがその要望に応えていないように思うのは対象年齢を低くしているからか?。     ボヘミアン・ラプソディの6分が長すぎると言い争うところでの爛泪奪ーサパークは7分あるのにヒットした瓩箸離札螢佞法△っては3分未満が普通だったもんなってボブ・ディランのライク・ア・ローリングストーンが日本でラジオから流れた始めた当時の爛轡礇錙爾鮖箸辰峠个討たらまだ曲が続いていた瓩箸いΠ鈩辰鮖廚そ个靴燭里世韻鼻▲薀献局の都合がヒット曲の質を左右していたってことで、その爛薀献瓩現在では爛謄譽哭瓩辰討海箸覆里もしれない。     先日亡くなったオペラ歌手のモンセラート・カバリエとフレディ・マーキュリーの競演したLDを観たときに、長身に押し出しの強い顔が特徴的な男と真ん丸の体形の女が繰り広げるパフォーマンスに歌唱力はもちろんのことその視覚的なものがかなり印象強かったし、それにライヴ・エイドのDVDを観ていることもあり比較してまってこの映画での主役には少しもの足りないものがあったのだけど、だからといってフレディ・マーキュリーのそっくりさんを探すのは難しいことなんだろうしこれは仕方なかったということでしょうか。     そのライヴ・エイドの舞台は忠実に再現してあってよくもこれまでにと感心したのだけど、ボヘミアン・ラプソディの演奏は忠実さを脇に置いて映画ならではの細工をして終いまで入れてほしかった。 歴史に残る名曲だしタイトルにしているくらいなんだから。 
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[017]ターミネーター2
 あらためて前作の凄さをローランド2018-11-05
 
  ロサンゼルスの廃墟での人間対ロボットの戦いからから始まって銃撃にカーチェイスも交えたアクションが終いまで連続して、平和な日常を象徴していると思える公園で子供たち・・・
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  ロサンゼルスの廃墟での人間対ロボットの戦いからから始まって銃撃にカーチェイスも交えたアクションが終いまで連続して、平和な日常を象徴していると思える公園で子供たちが遊ぶ心なごむ情景を効果的に折々に挟み込みそれが水爆によって壊滅させられるイメージが強烈だしと、長時間を退屈させなく見せ切ってしまうだけのものはあります。     でも、↓のお方も『未来を変えたのだから、あの少年もターミーターも存在していてはいけない気もするのですがどんなものでしょうか。消えていないということは結局失敗したということに・・・』と述べていらっしゃるように、SFの時空間を行き来する物語にこういうのは仕方ないことと思いながらも気になってしまうのは、エンディングやその前にあるダイソンの行動にある情緒的な自己犠牲や、それにサラ・コナーの精神病収容所での扱いなどにありきたりなものを感じてしまい全体にSFに徹し切れていないような雰囲気があるからでしょうか。 前作のエンディングのしぶとさと不気味さ無機質感は凄かったもんな・・・。     T1000役のロバート・パトリックが嵌っていて、他にはどんな作品に出演しているのかと調べたらTV出演ばかりが多くて映画作品は少ないのだけど、これは表情の変化がなくセリフが少くなくて済む役なればの俳優だってことなんでしょうか。 レプリカント役で名をあげたルドガー・ハウアーを連想する、個性になかなか良いものがあるような気がする。     それにしても、シュワルツェネッガーが素っ裸で目の前に現れたらそれだけで逃げ出したくなると思うが、アメリカの酔っぱらいは気が強いな・・・ 笑。
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[018]ティファニーで朝食を
 よくある、高名な作品だが・・・ローランド2018-10-31
 
  落ち着ついた色調で遠近を強調した街並みにタクシーが走ってくる冒頭から、以後全体に画作りは良いしかなり力を入れた作品なんだろうとの意気込みは伝わってくるのだが、制・・・
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  落ち着ついた色調で遠近を強調した街並みにタクシーが走ってくる冒頭から、以後全体に画作りは良いしかなり力を入れた作品なんだろうとの意気込みは伝わってくるのだが、制作されたのが61年ということで当時はこれを面白おかしく受け止めた人もいたのかもしれないけどコメディーとしてのドタバタに白けてしまうところが多々あって、それに身勝手で気まぐれで高望みばかりする娼婦という役柄もあるのかもしらないけどオードリーに魅力がなく、よくある、高名な作品だがたいしたことはなかった、ということでエンディングを迎えました。     日本での演歌歌手が一発当てたら一生安泰というのと一緒にしたら大いに失礼だけど、オードリー・ヘプバーンも「ローマの休日」が大当たりした勢いで人気が続いたってことかもしれないとの思いがするくらいにこれも含めて他の作品ではあまり魅力を感じなく、秀作ローマの・・・は脚本家のダルトン・トランボあればこそだったのかなって気がしてしまったのであります。
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[019]スイス・アーミー・マン
 参考にならんからねローランド2018-10-29
 
  子供の頃から漂流ものは好きだったし、もし物語として面白くなくても海と無人島という風景を見るだけでもと思ってレンタルしたのだけど、画質は良くなく、そしていくらコメ・・・
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  子供の頃から漂流ものは好きだったし、もし物語として面白くなくても海と無人島という風景を見るだけでもと思ってレンタルしたのだけど、画質は良くなく、そしていくらコメディーなんだからとしても死んで腐敗ガスの充満した人間の口から出る水を飲むというところで嫌な気分になって、下ネタから糞便と続くのには生理的に拒否反応を起こしてストップしてしまったぁ。     始まって30分くらいしか見ていないのでこの後どうなったのかは分からなく、もしかしたら面白いことになったのかもしれない。 したがってこのレビューは全く参考になりません。
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[020]ユナイテッド93
 観る者を引き込む力の強い価値のある作品ローランド2018-10-13
 
  好きな監督だしもっと早くに観賞しようとの気はありながらも、悲惨な結果を知っている事柄をこの監督の手腕で再現されたら観ていてつらいのではなかろうかとためらっていて・・・
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  好きな監督だしもっと早くに観賞しようとの気はありながらも、悲惨な結果を知っている事柄をこの監督の手腕で再現されたら観ていてつらいのではなかろうかとためらっていて、案の定はじまってすぐの飛行機に燃料を給油しているのを見てさえこれが爆薬代わりになって・・・ と胃に痛みを感じるくらいだったのだけど、それでも事件当時のニュースを見ているような緊迫感に一時も目をそらすことが出来なく、家での映画観賞は途中で食事などの休憩時間がはさまるのだがこればかりは終いまで緊張しながら一気に見終えたのであります。      この監督の狭いところでのアクションの演出にはいつも感心してしまうのだけど、ほかにも、同時に起こったあれだけのことを映画としてまとめるのは大変なことだろうに、民間の管制官の判断決断に軍の責任のあり方など多くの問題が混沌としている様子を手際よくまとめ上げていて、それにこの監督とは相性がいいのか音楽担当のジョン・パウエルが良い仕事をしていまして、控えめながらテンポ良くそれでいて重く押し出すような切迫感あるサウンドにエンドクレジットが終了するまで聴き入ってました。  面白いとは言えないが観る者を引き込む力の強い価値のある作品であると思います。      これが日本人乗客ばかりだったなら皆んな怯えたままでエンディングを迎えるのかなって少々自虐気味な考えも浮かんだのだが、ああいう極限に追い詰められた状況になったなら身を捨ててもこのままで終わるものかという良い意味での捨て鉢状態で立ち向かう者もいるはずとの思いもする。     監督は「ジェイソン・ボーン」の出来に不本意な気持ちがあったのかそれを最後に映画作品がないのだけど、これだけ非凡な才能を持った人なんだし新作発表のニュースを聞きたいものです。
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[021]P.S. アイラヴユー
 アイルランドの風景だけローランド2018-10-10
 
  ラジオから流れていたサウンドトラックが良かったのが大きな理由でレンタルしたのだけど、調べてみたら何と音楽担当があの『ボーン・アルティメイタム』のジョン・パウエル・・・
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  ラジオから流れていたサウンドトラックが良かったのが大きな理由でレンタルしたのだけど、調べてみたら何と音楽担当があの『ボーン・アルティメイタム』のジョン・パウエルではないかということで大いに期待は高まったのでありますが、中程で風景が綺麗なアイルランドに舞台が移ったその時がピークで後は退屈極まりなく、時間の経過を待ち望むような状態でありながらも最後まで見届けた己の律義さが一番の感心ごとでありました。     ヒラリー・スワンクはこんな役をやっていたらオファーが来なくなるだなんて余計な心配をしながら観ていたのだけど、その後これといった作品に出演していないのはそれもあるのではないのかな?。
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[022]チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛
 活気あふれ混沌と喧騒が渦巻くローランド2018-10-09
 
  この監督作品の『ブーリン家の姉妹』が格調高いとさえ言えるほどに視覚的に良いものがあったし、今作も物語性としては大したことはなさそうな気はしたがスチール写真などか・・・
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  この監督作品の『ブーリン家の姉妹』が格調高いとさえ言えるほどに視覚的に良いものがあったし、今作も物語性としては大したことはなさそうな気はしたがスチール写真などから視覚的な快楽は得ることができるものと久々の劇場観賞に赴いたのだけど、貿易で潤う港町アムステルダムの活気あふれ混沌と喧騒が渦巻く情景描写などそのてんは期待違わずと言えるものはあります。  でも、この時間内でチューリップバブル景気と恋物語を並行させ絡み合わせてまとめる脚本はたいへんだったのだろうけど、物語としては粗っぽさがあり完成度にはかなりの物足りなさがある。      なんたって女の浅知恵としか言えないような場当たり的な計画があまりにも非現実的で、最後は潔いが暢気で間抜けな夫を演じるクリストフ・ヴァルツが爐蕕靴瓩覆無駄遣いとさえ思えるくらいだし、ジュデ・ディンチ演ずる修道院長の腕力行使場面は無理っぽいし、それにエンディングも、これでは修道院を舞台にまた一騒動起こりそうとの気がするものだしと、いまひとつ脚本の練り方が不足していたのではないかと思わせるところが多々見受けられます。      話としては知っているチューリップを投機の対象とした喧騒に、時代が時代とはいえよくこんなものに入れあげたものだとの思いがするのだけど、いま現在も暇にまかせて株式掲示板を眺めていると脳軟化症初期症状を漂わせながら醜態をさらしているような人間が見受けられるし、いつの時代もこういうことに惹きつけられるのが人間の性(さが)かもしれない。 リッチマンになりたくて努力したのが宝くじを買い続けることだったと、こういう人生とどっちが良かろうかということなんだろうけどね。
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[023]シェイプ・オブ・ウォーター
 日陰に生きるマイノリティが手をとりあってローランド2018-10-07
 
  「ノートルダム・ド・パリ」みたいな物語なのかもしれないとの期待が少しあったのだけど、そのような面白さは全くなくて、子供向けおとぎ話絵本のような単純な物語を大人向・・・
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  「ノートルダム・ド・パリ」みたいな物語なのかもしれないとの期待が少しあったのだけど、そのような面白さは全くなくて、子供向けおとぎ話絵本のような単純な物語を大人向けに味付けした作品で、始めに出てくる牋Δ帆喙困諒語瓩箸慮斥佞發海犬弔欝ぬに思えるくらいです。  でもそれでつまらなかったということではなくてそこそこ楽しく観終えたのでありますが、これは主役のサリー・ホーキンスの無言の演技とマイケル・シャノン悪役ぶりが際立っていて退屈感の入り込む隙がなかったということで、物語的にはあまり期待はしない方が良かろうかと。      声帯を損傷して発声できない女とぐうたら亭主の愚痴を口にしながらも行動的でどこか気の良い女、それにゲイの絵描きとソビエトのスパイという、この四人が半魚人の理解者というか味方になってくれるわけで、これを日陰に生きるマイノリティが手をとりあって・・・という解釈でアカデミー賞選考委員の共感を得たのかなって気がするけど、個人的にはこの年の作品賞なら「スリー・ビルボード」の方が、そして美術賞なら「ダンケルク」の方が上ではないかと思う。      爐覆鵑燭辰毒が好きなのよ瓠´爐修Δ、オレは犬が好きだな瓠,箸硫駭辰鮓鬚錣甲暴がいる。  そこに、はい、お待ち遠さま、猫の唐揚げに犬のステーキです。   ・・・いや、ペットブームの今の時勢にこんな小話を出したら叱られそうだと分かっていたけど、叱りたくなった人はこの映画を観ないほうがよかろうということです。 猫が・・・ 以下省略。
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[024]マザー!
 クラインの壺ローランド2018-09-25
 
  なんたって闖入者たちのハチャメチャと言えるほどの乱暴狼藉が凄まじく、それがさらにエスカレートしていって終いには戦争状態になり虐殺も始まるという、まるで悪夢を見て・・・
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  なんたって闖入者たちのハチャメチャと言えるほどの乱暴狼藉が凄まじく、それがさらにエスカレートしていって終いには戦争状態になり虐殺も始まるという、まるで悪夢を見ている最中に重ねて悪夢を見るようなイマジネーションの広がりがとても面白いのだけど、その闖入者の意地が悪くて攻撃的で品のない女を蟇蛙のようなメイクで演じるミシェル・ファイファーの役者魂にも恐れ入ることになります。      それもあってか、地下室の壁を壊したらそこから蟇蛙が飛び出す処では、中村草田男の「蟾蜍長子家去る由しもなし」を思い浮かべ古い家というものにある呪縛を語っているのかとの気もしたが、それに似た陰鬱なものはあるがそういうことではないようで、妻が色調や素材を吟味しながら手入れをしている壁や床なども含めた家の全体を妻の心の壁ととらえて考えると、時には血がにじんだり崩れたり壊されたり、終いには追い詰められて燃やしてしまうことになるという、どこか『バートン・フィンク』を思い浮かべる作家の苦悩とエゴに妻が巻き込まれてしまう不条理サスペンスと見立てることが出来ます。      詩の世界を描写した映像の中にその詩を創作した作者がいて、その作者がそこでまたそれを創作しているということで、内が外で外が内になるクラインの壺のようになっていてつじつまが合わなく不条理感が強いわけだけど、そこはそれでそのままにしておいても良さそうとの気もするのだが監督さんは律義に「夢だったのか」のオチを付けている。 このオチを夢ということではなくて時空間を超越した輪廻転生が・・・ というとらえ方も出来そうだけど、私しゃこれ以上考えるのが面倒なんで夢ということにしときました・・・笑。
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[025]スリー・ビルボード
 「怒りは怒りを来たす」ローランド2018-09-22
 
  開始と同時にアイルランド民謡「夏の名残りのバラ」が流れ、その日本語訳『庭の千草も虫の音も 枯れて寂しくなりにけり』が似合っている山並みを背にした草原に朽ちた看板・・・
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  開始と同時にアイルランド民謡「夏の名残りのバラ」が流れ、その日本語訳『庭の千草も虫の音も 枯れて寂しくなりにけり』が似合っている山並みを背にした草原に朽ちた看板の立ち並ぶ画が大地の芸術祭かと思うほどに良くて、これから長閑で牧歌的な物語が始まるのかというような雰囲気なんだけど、フランシス・マクド―マン演じる主人公の顔が現れるや直ちにそんな甘いものではありませんよと空気が一変する。この女優の骨太な存在感は大したもんです。      警察署長が、癌で余命いくばくもないことを知りながら攻撃的な看板を出したことになぜ?と問うと犹爐鵑生紊任楼嫐ないでしょ瓩辰栃秦海噺世辰討里韻襪里縫ツンと一発食らわせられて、以後全編を通じてはた迷惑など考えもしない自分本位で乱暴な行動が時には小気味よくさえあるのは、レイプされて焼き殺された娘に対する罪の意識を和らげるには犯人を見つけて復讐するしかないのだろうとの同情心からかもしれないけど、その強引な行為が物語をテンポよく面白くグイグイと推し進める役割を果たすことになっている。      警棒で殴られた上に窓から投げ落とされ大怪我をさせられた奴がその怪我をさせた奴にジュースを与えしかもストローの飲み口の向きまで気遣ったり、自殺した警察署長も思いやりを一杯残しているし、それに放火で大火傷を負った者が放火した人間のために痛い目に遭ってまでも尽くしたりと、終わってみれば善人ばかりだったのではないかと思うくらいで、その善意によってエキセントリックで乱暴な女にも優しさが兆してくるということになり、そして軽薄そうな女が口にする狹椶蠅賄椶蠅鰺茲燭広瓩箸慮斥佞意味を持ってくるしと宗教の訓話に裏打ちされた物語なのかな?って気にもなるが、説教臭さは全くなく・・・ というよりは、あえてそういった行儀のよさ感を排除したかのような面白い作品に仕上がってます。
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[026]スノーピアサー
 列車は宇宙を漂う地球号?ローランド2018-09-19
 
  食料事情も含めて劣悪な生活環境なのに太った人間が多いな、それに主人公の短髪がいつも綺麗に刈り込まれているぞ、などと作りの粗っぽさを感じながらも、解説にある『その・・・
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  食料事情も含めて劣悪な生活環境なのに太った人間が多いな、それに主人公の短髪がいつも綺麗に刈り込まれているぞ、などと作りの粗っぽさを感じながらも、解説にある『その列車は永久機関のエンジンを積み1度も止まることなく1年をかけて地球を1周する“走る箱舟”』を読んでいたこともあってこれぞSFと言えるような設定ではないかと序盤はかなり引き込まれ、その後も少しテンションは下がるもののそこそこ楽しめたのだけど、終盤に入って主人公が懺悔をするあたりからB級作品そのものになってしまっている。 原作はどうなっているのか知らないけど、こういう物語を映画としての時間内に収めてどういう決着でエンディングに持って行くかというのは厄介なことなんだろうね・・・。 と分かったようなことを言いながらケチをつけてすみませんです。 謝ることでもないか。      列車支配者の狎犬て行くには欲求と不安、無秩序や恐怖がバランスよく保たれねばならぬ瓩箸痢∩碓佞篳寝困世韻寮い涼罎覆鵑橡召鵑任睫詰なんだよと言わんとするようなセリフに全知全能の神様にでもなったつもりかって突っ込みたくなるけど、もしかしたらそれが制作者の意図したもので列車を宇宙を漂う地球号と見なしているのかもしれない。
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[027]ダイバージェント
 物語はうわの空でローランド2018-09-02
 
  解説にある「人類は最終戦争の教訓を糧に、国家や宗教という概念を捨て、新たな社会体制を築き上げていた」・・・「該当しないと診断された者は異端者=ダイバージェントと・・・
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  解説にある「人類は最終戦争の教訓を糧に、国家や宗教という概念を捨て、新たな社会体制を築き上げていた」・・・「該当しないと診断された者は異端者=ダイバージェントと呼ばれ、危険分子として秘密裏に抹殺される運命に・・・」との文言に、実際にそういうことがあったならまず抹殺される方に選別されていただろうとの自覚ある我が身としたらこれはとても面白そうと観始めたのだけど、少年少女向けのアニメ作品の実写化かと思えるように物語の細部が雑で、そうだ「ティーン向けディストピアSF3部作の第1弾」とあったではないか、いい歳したオッサンが真剣に向きあうものではないと気付いたのであります。      でもハンス・ジマー御大が絡んでいるサウンドが良いし、それに結構考えさせるところもあるしってことで物語はうわの空で終いまでそこそこ楽しんでしまったのは、無派閥だと生きて行くのに苦労をする、つまり何らかの群れに属さないと生きづらいという人の世や社会主義国家の権力闘争の熾烈さへの風刺などが隠し味として底流しているからでしょうか。    コントロールしにくく権力に逆らいそうな能力のある人間はみな抹殺してしまえということで、スターリンなんか己が病気になった時にイエスマン無能人間医師しか残っていなくてそれが死期を早めたとか。   
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[028]女神の見えざる手
 ビッチが女神に変容するローランド2018-08-30
 
  仕事中毒で薬物中毒で夜には男娼を買うという行動的な女性ロビイストが目的達成のためには同僚の心の傷も利用し晒しものにするという、テンポよく面白いがあまり主人公には・・・
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  仕事中毒で薬物中毒で夜には男娼を買うという行動的な女性ロビイストが目的達成のためには同僚の心の傷も利用し晒しものにするという、テンポよく面白いがあまり主人公には共感できない物語の展開なんだけど、緻密な構成でセリフは文学的に洗練されているしと130分間をひと時も退屈感なく観せ切って、冒頭にある爛蹈咫竺萋阿詫集すること、敵の動きを予測し対策を考えること、敵が切り札を切った後に自分の切り札を出す瓩箸慮斥佞任△訥度は展開が予測できたつもりで観進んでいたのだが、切れ味良く主人公に大いに共感できるあっぱれな逆転エンディングには思わず唸ってしまったのであります。      ジェシカ・チャステインは「ヘルプ 〜心がつなぐストーリー」での気の好い金持ちの奥様役が似合っていていいなと思ってたら「ゼロ・ダーク・サーティ」ではガラリ一変した役柄で好演していて、そしてこの作品では剛腕で知的で読唇術まで身に着けた鋭い感覚の切れ者ロビイスト役を見事に演じているしとその才能の豊かさには感心させられてしまいまして、ウエストとヒップの差が著しいDVDケースの写真に演技が下手でも肉体派としてやって行ける女優だなんて思いながらレンタルしたのがスマン事のように思えてきましたよ。  ジェシカ・・・ いい名前だ。  オールマン・ブラザーズ・バンドでも聴くかなっ。
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[029]フォー・ウェディング
 辛辣なユーモアがローランド2018-08-28
 
  積極的に誘ってくれてベッドを共にした女性が結婚をほのめかしたのに対して牋貊屐峇躙韻幣雹」のグレン・クローズを思ってゾッとしたよ瓩世覆鵑討箸鵑任發覆無礼な言葉を・・・
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  積極的に誘ってくれてベッドを共にした女性が結婚をほのめかしたのに対して牋貊屐峇躙韻幣雹」のグレン・クローズを思ってゾッとしたよ瓩世覆鵑討箸鵑任發覆無礼な言葉を口にする世間に甘えて過ごしているようなヤサ男と大らかというかふわふわと漂ったような人生観の女という主役の二人に、周囲の人間たちもどこか飛んでいて、結婚式にも葬式にもスピーチには辛辣なユーモアがあったりで刺激的な会話が続くしそれに画作りもよいのに、なぜかあくびが出てしまうくらいに退屈感が兆してしまったのはなぜなんだろ?。      ここの解説では脚本の出来栄えを褒めていたけど、どうも細部には気を使っているのに全体的な物語の展開面での面白さが疎かになっている気がするし、それに繰り返しある教会での場面がキリスト教以外の人間にはうんざりしてしまうってことかもしれない。      パーティーの会場で女性に話しかけたはいいがその女性がそっけなく、今現在なら携帯電話に着信が入ったふりでもすれば済むがそんなもののない時代に、さてどう取り作ろってその場を去ろうか、だれか話しかけてくれたらいいのになって、こんな経験のある男は多いのではないかと思うけど、ここでは手にした飲み物を無理して飲んで爛哀薀垢空だ、失礼瓩箸いΔ海箸鬚笋辰討い討修譴面白かったし、それにロックバンドのU2をドイツの潜水艦と間違えたとかの会話など、観終わって考えてみれば結構面白かったはずなのに今ひとつ物足りなかったのは、この一年前の「恋はデジャ・ブ」と主演女優ばかりではなくて話の展開にもどこか被ってしまっているようなところがあるせいでしょうか。    星の数は6個以上7個未満です。
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[030]マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー
 あっけらかんローランド2018-08-24
 
  前作はエンディングでのこれでもかの盛り上がりに上映が終わって部屋を出る時に出入り口に居る館員の女性に思わず牾擇靴ったぁ瓩箸慮斥佞鮓にしたくらいなんで、今回は御・・・
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  前作はエンディングでのこれでもかの盛り上がりに上映が終わって部屋を出る時に出入り口に居る館員の女性に思わず牾擇靴ったぁ瓩箸慮斥佞鮓にしたくらいなんで、今回は御年69歳のメリル・ストリープに増して72歳のシェール姐御の元気で存在感ただならぬ姿も拝めるしと期待は大いに高まったのだけど、ミュージカルにそれを求めてはいけないと承知していながらも物語がいい加減すぎて、音楽物ならたいていのものを美味しく頂いてしまう私くしめにも冷めてしまうところが多々出現したのであります。      どこで知ったのかは忘れたが「日本においては美に遠い人間ほど愛の露出をしたがる」 との言葉に、その通りで周囲を意識してぎこちなくいちゃつく男女に日本人だなって苦笑をすることがあるが、舞台雰囲気が陽性なこの映画では始まって間もなくおばさんが好みの男に遭遇して狎鼎におしよ我がヴァギナ瓩辰討弔屬笋ように男女間のことを明け透けに語っていて、ぎこちなさどころかあっけらかんとしたナチュラルなそれはそれで良しなんだけど、ではそれでどうなったという物語性が稚拙過ぎます。
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