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 「ローランド」さんのコメント一覧 登録数(686件)rss
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[001]ハンターキラー 潜航せよ
 終盤の盛り上げ方が上手いローランド2019-04-15
 
  迫力ある映像が良いしサウンドも良いしテンポも良くて、クーデター首謀者の動機付けやロシア大統領を救い出す処にご都合主義感があったもののそのようなことはどうでも良い・・・
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  迫力ある映像が良いしサウンドも良いしテンポも良くて、クーデター首謀者の動機付けやロシア大統領を救い出す処にご都合主義感があったもののそのようなことはどうでも良いではないかと思わせるほどに、軍艦や各種の最新兵器の使い方に潜水艦の戦闘態勢時の音響効果を伴った緊迫感にと映画館観賞ならではの魅力がいっぱいで、終盤の盛り上げ方も上手いもので分かりやすくそれでいて単純ではなく、そして臭い立つことのない人情を絡めたカタルシスのあるエンディングを迎えます。     このような面白い映画が地元のシネコンで上映されないというのが分からんのだけど、遠出をしてまで設備の良い館まで観に行って良かったよ。 花見日和と重なったせいか日曜日にしては客の入りが良くなかったけど、映画館観賞を逃したらもったいないです。   館が改装されシートごとに両腕分の肘掛けがあり音響も凄くよくなっていて、昔の狭いシートで前の人間の頭が邪魔になっていた時のことを考えると隔世の感があります。   ということで星の数はちょっとオマケ気味かな。
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[002]麥秋
 額縁 ローランド2019-03-21
 
  アナウンサーなどの滑舌の好い発声は小さくても普通に聞こえるのに大きくてもくぐもった声だとよく聞き取れないという難聴気味なもので、案の定この映画でもセリフはよく聞・・・
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  アナウンサーなどの滑舌の好い発声は小さくても普通に聞こえるのに大きくてもくぐもった声だとよく聞き取れないという難聴気味なもので、案の定この映画でもセリフはよく聞き取れなかったのだけど、そこは有名作品のこと粗筋は知れ渡っていてしかも平凡なんであまり不自由はなく、敷居と鴨居と襖の端を額縁のように使うのだなとか映像面に注目して観賞してきました。     これだけ評価の高い作品にこの星の数では反感を受けるかなって気もするが、どうもこの監督にも主役の女優にも世間の評価と違いそれほど魅力を感じなく、これはいい歳をして若ぶっているわけではなくて、例えれば小津安二郎とは評価はもとより着想も対極に位置すると思う外連味たっぷりのターセム・シン監督の、エッジが立って刺激的ながら秀麗で豊かなイメージを表現する作品に惹かれるという、あくまでも個人的な好みの問題なんで小津マニアの方は気を悪くしないでくだされませ。
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[003]永遠のジャンゴ
 哀愁ジャンゴローランド2019-03-12
 
  ジャズに興味を持って半世紀になるけど時間的に一番多く聴いているのがジャンゴ・ラインハルトのはずで、楽しい時に気持ちが落ち込んでいる時にと、どんな気分の時にも手軽・・・
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  ジャズに興味を持って半世紀になるけど時間的に一番多く聴いているのがジャンゴ・ラインハルトのはずで、楽しい時に気持ちが落ち込んでいる時にと、どんな気分の時にも手軽に聴けてしかも何年たっても飽きがこないというのは理論やテクニックだけでは及ばない天性の資質があればこそなんだろうなって、そういうジャンゴの音楽が好きな者には生活環境や時代背景にジプシー民族としての境遇など興味深いしそれに勿論のこと演奏場面も多くあり楽しめはするが、そうでない人には物語としては劇的なものがなく展開も粗っぽいしあまり面白くはない作品かもしれません。     CG加工していない映像だとするとこの俳優さんは凄いことだけど左手の二本の指がジャンゴ本人みたいな動きで、イマジネーション豊かに楽しく軽快ながら哀愁感がベースにあるという独特の演奏が繰り広げられ、『ショコラ』で流浪の民を演じるジョニー・ディップがこの曲を弾いて村人が踊り狂うというシーンを思い出す「マイナー・スイング」、ここでもそれが演奏されるところがクライマックスとなっていて好きな人はそこだけでも満足できそうです。
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[004]運び屋
 程度の高い音楽シーンがローランド2019-03-11
 
  89歳になるイーストウッド御大が自ら主演と監督をやっている新作を発表してくれたのだから義理でも観に行かなければならんと思っていたのだけど、犁鼠瓩匹海蹐待ち望む・・・
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  89歳になるイーストウッド御大が自ら主演と監督をやっている新作を発表してくれたのだから義理でも観に行かなければならんと思っていたのだけど、犁鼠瓩匹海蹐待ち望む程に評判がよろしいようでイソイソと遠方まで観賞に出かけてきまして、先週の「グリーン・ブック」に続いての二週連続映画館観賞という記憶にないくらいに珍しいことになったのですが、そのどちらも客入りは良かったし、こういった大人の映画を待ち望んでいる者は多く居るようだということで、映画産業に関わる人たちの意識が変化してくれるのではないかとの思いがしたのであります。     女性が群れている傍らを通る時に狆貊蠅魎岼磴┐討い襪茵美人コンテストの会場はここではない瓩噺羸ぜジョークを口にするプレイボーイならぬプレイ爺さんぶりが可笑しく、いっそ全体をコメディー調にすれば良かったのではないかとの気がしたのは、妻の看病のために雲隠れするが組織の人間がその居所を知らないはずはないし、そもそも素人の運び屋にあんな大金をくれるわけがないとか、物語が凡庸なうえにゆるいと思わせるところが少なからずあったからでしょうか。 ま、そういう不満も期待が大き過ぎたからかもしれなく、これはこれで無難に楽しめる作品になってはいます。     首からテナーサックスをぶら下げてトランペットを吹きそしてキーボードを弾きながら張りのある声でのヴォーカルまであるという女性ミュージシャンのステージが良かったのだけど、ここのところ「ボヘミアン・ラプソディ」に「アリー・スター誕生」に「グリーン・ブック」にそしてこの作品と程度の高い音楽シーンのある映画が続いていて、これはとても喜ばしいことであります。    ウッドベースの刻むリズムが心地よい、エンドクレジットの背景に流れる音楽もなかなか良かったな・・・。
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[005]今そこにある危機
 愚直なまでに正義を貫くローランド2019-03-09
 
  物語の上で外すことの出来ない主要登場人物が多く名前を憶えるのに苦労するうえに、敵味方互いの組織内部で確執があるという複雑な構成で、これがDVD観賞ではなくて映画・・・
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  物語の上で外すことの出来ない主要登場人物が多く名前を憶えるのに苦労するうえに、敵味方互いの組織内部で確執があるという複雑な構成で、これがDVD観賞ではなくて映画館で観たのだとしたら消化しきれなく分からなくなったところが多かったのではないかと思うほどでして、それを130分にまとめるのだから少なからず無理が生じたか麻薬組織の人間と大統領補佐官が直接会って取引をするなどの非現実過ぎるところもあるけど、全体的には長時間を感じさせなく緊張感を持続しテンポ良く面白く観せてくれます。     画質を落とさないためか観たDVDは画面サイズを小さくしているけど、それでも始まってすぐの沿岸警備船が不審船を査察する導入部が良いし、『刑事ジョン・ブック』を思い浮かべるハリソン・フォード演じる愚直なまでに正義を貫くライアンに共感できるし、そして、麻薬組織を殲滅に行って捕虜になった兵士の行方を捜す時に爐修料反イ凌洞未知っているはず瓩箸慮世豊猝腓鮹,い匿屬のか?瓩箸覆蝓△汎瓜に一転して親玉の家の扉が叩かれる画面が現れるという何とも小気味よい見事な演出があるしと、なかなかに見どころが多く楽しめる作品に仕上がっている。    星の数は7個以上8個未満です。
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[006]レディ・バード
 役者は好演ながらローランド2019-03-06
 
  流れを無視してシークエンスを細切れに繋げたようで映像もTVドラマ並だし、シアーシャ・ローナンが出演しているということ以外は映画らしくないなって、あくびを噛み殺し・・・
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  流れを無視してシークエンスを細切れに繋げたようで映像もTVドラマ並だし、シアーシャ・ローナンが出演しているということ以外は映画らしくないなって、あくびを噛み殺しながら、学園ものを観るには不適応な年齢ってことなのかなだなんて考えながら観進んで行ったのだけど、中程の妊娠中絶問題で講師をやり込めて処罰される辺りから少し面白くなってくる。     観ていて、これだけ話し合いができる親子関係は良いなって気がするくらいなのに、この母親は肝心なことは上手く言えないようで最後に書きかけのままで差し出されなかった手紙で明らかになるのだけど、その世間一般とは違った家族構成の理由もそう深いものはなく物語としては凡庸になるのは仕方ないのかもしれない。  でも主役のシアーシャ・ローナンはもとより母親役も父親役も良かったのだから、脚本か編集か監督のせいか映画作りの細かいことは分からないながらもう少し面白い作品に出来たはずとの思いがします。     若い男女が暗い屋外で寝そべって星空を見ていて、女が犹笋龍擦某┐辰討いい茘瓩噺世Δ里法△修譴紡个靴特砲狢臉擇平佑世ら君を汚したくない瓩畔屬垢里法△やおやこれはまたアメリカ映画らしくもないなって思っていたら、そうかそうだったのかって後でわかることになる。 ひと昔前の感覚で観ているとついて行けないみたいです・・・ 笑。
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[007]グリーンブック
 人間ドラマとして観ればローランド2019-03-03
 
  派手さがなく一般受けしそうもない映画がアカデミー受賞の恩恵か地方でも上映されるのはありがたいと観賞に赴きまして、まず客が多く入っているのに驚いてこれに応えてくれ・・・
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  派手さがなく一般受けしそうもない映画がアカデミー受賞の恩恵か地方でも上映されるのはありがたいと観賞に赴きまして、まず客が多く入っているのに驚いてこれに応えてくれる内容であればいいがなって余計な気遣いをしながら観ていたのだけど、館内には時折笑いや感嘆が漏れるほどで少なくても映画館に脚を運んだことを後悔している人は誰もいないような雰囲気でした。 良かった良かった。 こういう子供向きでないのでも集客力はあるのだよってことで配給会社も意識を高いところに持って行ってくれそうだ。     アメリカに多くある人種差別をテーマとした映画のようにも思えるが、そういうことに重きを置いた観方をするとスパイク・リーが反感を示していたように突き詰め方の甘い白人目線で制作された作品のような感じを与えてしまうかもしれなく、お互いに精神的な繋がりなんて考えもしない行き掛かり上の縁から始まり、本音をぶつけ合っているうちに世の中にめったにはない狄突Л瓩箸いΥ愀犬飽蕕辰胴圓という人間ドラマとして観れば、環境の全く異なった二人のセリフのやり取りにその家族が絡んでのユーモアなど面白おかしく楽しむことが出来ます。     ドクターが黒人酒場の女バーテンに乞われてピアノを弾き、始めはリズムの強いクラシック調だったのがやがてサックスにドラムスにベースが加わってのジャムセッションになるやブギウギ調のピアノになり、ロックンロール花盛りの頃の良い意味での猥雑感のあるサウンドになるところでは音楽バカの私しゃいつものごとくに眼を潤ませてしまったのでありますが、でも音楽に関してマニアックな期待をして観賞に行くと物足りなさを感じることになるかもしれません。  ジャズ界がオーネット・コールマンの出現で騒然としていた頃の物語だもんな・・・。     それにしてもね、シャープでクールで・・・ とのイメージがあったヴィゴ・モーテンセンが別人かと思うほどに体形も与える印象も大きく変わっていて、これは役作りのためなんかではなくて映画の中でやっている大食漢ぶりは実生活そのものでないのかと思わせるほどなんだけど、俳優としてはジャック・ニコルソンの後継者として活躍できそうな風格が出てきた。     星の数は7個以上8個未満です。
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[008]キャスト・アウェイ
 黄金の翼に乗ってローランド2019-02-27
 
  子供の頃に「ロビンソン・クルーソー」や「十五少年漂流記」を何度も読み返していたくらいに漂流ものが好きだったのだけど、今も精神的にあまり成長していないのか、無人島・・・
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  子供の頃に「ロビンソン・クルーソー」や「十五少年漂流記」を何度も読み返していたくらいに漂流ものが好きだったのだけど、今も精神的にあまり成長していないのか、無人島に流れ着いて身の回りにあるものを工夫しての悪戦苦闘に自分が主人公になったがごとくに見入って、不気味な物音の正体が判明して石器時代の生活を始める辺りはではワクワク感まで沸き起こるありさまで、その後火を作ることに成功して小躍りするところでは一緒に顔をほころばせてしまったのであります。  屋外でバーベキューをしていてカラスに肉をさらわれた時に、普段は旨くもない生肉を食っているのだから人間様が火を通して味付けまでしてくれた肉なんて極上の食べ物なんだろうとカラスに共感したことがあるもんな・・・。     珊瑚の海で波にもまれることがいかに危険であるか見せておいた後に、木の皮を剥いでロープを作って筏を組み立て、それに乗って珊瑚礁を脱出する時にも大波を乗り越えるのに帆の力が必要だったことが分かると、ご都合感がないようにとの細かい気遣いがあり、なんとか外洋に出てここで初めてバックに音楽が流れるが、それまで潮騒や風など自然音だけで音楽を使わないでいただけにとても効果的で音楽の良さが身に沁みてきます。     後半になって帰還してからの人間関係をどう処理するのだろうと心配していたら、この運命のいたずらによる三角関係の当事者全員が善良で、今は他の男と結婚している恋人と二人きりになってぎこちなくも分別ある会話を交わすあたりの演出も繊細で良くて、実に穏やかにナチュラルに気品よくエンディングに行き着くことになる。     最後にクロスロードで声をかけてくれた女性があの荷物の主で、ということは・・・ と、イメージを膨らませる仕掛けもあるとても良く出来た作品でして、私しゃヴェルディの歌劇ナブッコの「行けわが想いよ黄金の翼に乗って」のタイトルを思い浮かべてしまったのでありますが、これはそう突飛な着想でないのではないかと?。
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[009]エイリアン2
 味わいは別物 ローランド2019-02-24
 
  続編が一作目よりも面白いのは稀なことだし評判は良いがどんなものかと半信半疑だったのだけど、まずなんたって監督持ち味のこれでもかこれでもかと見せ場を積み重ねる手法・・・
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  続編が一作目よりも面白いのは稀なことだし評判は良いがどんなものかと半信半疑だったのだけど、まずなんたって監督持ち味のこれでもかこれでもかと見せ場を積み重ねる手法で二時間半の長尺を退屈感の入る寸分の隙さえなく見せ切ってしまうのだから大したもので、それに、鮫でも絶滅危惧種ということになれば保護されるくらいなんだからエイリアンも一匹くらい連れ帰っても・・・ との学術的な見地からの考えがあったわけでもなさそうな単に企業のエゴイズムを象徴している悪いヤツに、それとは対照的な健気に生き残っていた女の子が居たりと物語として面白くするように登場人物にも工夫があります。     だがしかし、画面サイズのせいか美術面で一作目よりはかなり劣っているように感じてしまい、宇宙船は精緻さがなく移動する画も安っぽい作りで昔TVで観たサンダーバードを思い浮かべたくらいで、この辺りは美術学校で学んだことのあるR・スコットとアクション重視のJ・キャメロンの差かなって気もしたのだけど物語としての味わいも別物だしコンセプトからして違うようであって、これはこれで続編ではなくて独立した一本の映画として観賞したほうが良いのかもしれない。   星の数は7個以上8個未満です。
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[010]アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
 ふてくされたようなトーニャの写真がローランド2019-02-22
 
  6回結婚相手を変えた母親の4番目の夫との間にできた5人目の子供という、それだけでも苦労多き人生を予感させるのに、その親に小さい頃から虐げられ続けてそれが普通と心・・・
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  6回結婚相手を変えた母親の4番目の夫との間にできた5人目の子供という、それだけでも苦労多き人生を予感させるのに、その親に小さい頃から虐げられ続けてそれが普通と心に刷り込まれてしまい、結婚して夫に暴力を振るわれても自分が悪いと思うとするトーニャに憐憫の情が生じてしまうくらいなのだけど、身近には頼りになる人間は誰もいないどころか類は友を呼ぶとでもいうような頭の悪いろくでもない人間どもばっかりで、それらがせっかくのトーニャの才能を潰してしまうという、古民話寓話によくある生まれ落ちた時にはその子の人生が決まっているという宿命論を思い浮かべてしまいまして、懲役を科せられてもいいからスケートを続けたいと判事に訴えるところでは何とかしてやれよとの気にさえなってしまう。     というと暗い物語みたいだけど陰湿感はなく実録物をよくここまで面白くして見せてくれたものだと感心するほどで、最後まで冷酷非道なアリソン・ジャネイ演じる母親もどこか憎めないコミカルな雰囲気があり、全体の構成もかなり考えられているなって気になります。  ケースのふてくされたようなトーニャの写真、これがまたこの映画の味わいそのものになっている。
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[011]セザンヌと過ごした時間
 主役は作家の方だったローランド2019-02-10
 
  映画のタイトルの意味を考えればエミール・ゾラが主役ということが分かるようなものの、爛札競鵐稔瓩諒源につられて文学者よりも画家のファンのほうが手を出しそうだけど、・・・
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  映画のタイトルの意味を考えればエミール・ゾラが主役ということが分かるようなものの、爛札競鵐稔瓩諒源につられて文学者よりも画家のファンのほうが手を出しそうだけど、セザンヌの出番は多くて他にもマネなどの画家も何人か登場しますが主役は作家の方なんだから、その辺りのこと考えてレンタルしたが良かろうと思います。  それにしても、画家と小説家というそれぞれの分野で後世に名を遺す二人の偉人が少年時代からの親友だったと、こういう事実があるんだな・・・。     セザンヌの絵を知ってからは猗しく綺麗な甞┐つまらなく感じるようになり、何がそういう感覚を呼び起こしたのかとの漠然とした思いでいたのが、美術雑誌の「セザンヌは平面上に物体の量感を表現しようとした」との記事を読んで、半可通なりに犇畭絣┣茲良祗瓩半里気譴襪里分かったような気になっていたこともあって、この映画にはその辺りのことが取り上げられているとの期待をしたのだけど、上述のように主役はセザンヌではなくそのようなことには極わずかしか触れられておらず、それに絵を描いている時の手元の描写もなくてセザンヌの制作過程を見ることを望んでも期待外れということになります。  エンドクレジット背景の、サント・ヴィクトワール山が写真からセザンヌが描いた数枚の作品に移り変わって行くところが面白かったかな。
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[012]トゥルー・ロマンス
 みんなウイークエンド・シャッフル?ローランド2019-02-06
 
  始まってすぐのアラバマの語りで 爐澆犬瓩紛遇をあたしがグチるとクラレンスはこう言った、人生とはそういうものさ、でも逆転することもある甅爛蹈泪鵐垢眛韻検ΑΑΝ瓠,函ΑΑ
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  始まってすぐのアラバマの語りで 爐澆犬瓩紛遇をあたしがグチるとクラレンスはこう言った、人生とはそういうものさ、でも逆転することもある甅爛蹈泪鵐垢眛韻検ΑΑΝ瓠,箸△襪、これが見事にテンポ良く刺激的で軽快な物語として仕上がり、以前観て面白かったとの記憶はあるが今回の観賞ではその記憶を大きく上回った楽しさでして、いかにもタランティーノらしい脚本で睡眠不足で観ても眠けが兆すことは絶対にないからと言い切ることが出来るほどです。     職場の社長からボーナス代わりにあてがわれた娼婦が気丈で素直ないいヤツで、そこからトゥルーロマンスが始まるわけなのだが、この主役二人のクリスチャン・スレイターとパトリシア・アークエットがとても良くて、特にパトリシアは、どこかほんわかとしていながらも気丈で不屈の女という役柄が良かったせいか印象に強く残る所が多く、この作品が何の映画賞にもノミネートされなかったのが不思議なくらいです。   音楽担当のハンス・ジマーはいつもと違ってよい意味で軽さがあるなって調べたら、このマリンバの旋律が心地よい主題曲は「カルミナ・ブラーナ」でお馴染みのカール・オルフ作曲の「街の歌」という小品を使っているみたい。  Youtubeにあります。 https://www.youtube.com/watch?v=TQ9_6W6bVoQ      98年制作の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』  はこの作品の影響を受けているような気がするのだけど、それら二作品のずっと前の85年には筒井康隆の小説「ウイークエンド・シャッフル」 があるということで、タランティーノもガイ・リッチもそれを読んでいたのかもしれないです。
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[013]ひまわり
 それぞれが思いやりのある三角関係ローランド2019-02-04
 
  ようやく探し当てた夫に再会するのが駅のホームというのが良い設定で、幸せに暮らす相手のことをおもんばかって言葉も交わすことなく動き始めた列車に逃げるように飛び乗っ・・・
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  ようやく探し当てた夫に再会するのが駅のホームというのが良い設定で、幸せに暮らす相手のことをおもんばかって言葉も交わすことなく動き始めた列車に逃げるように飛び乗って泣き出すところでは観ているこっちも目が潤んでしまって、ここがクライマックスでエンディングになるのかと思って時間をみたらまだ半分しか過ぎてはいない。 と、以前観たはずなのに内容はすっかり忘れていたくらいなんだけど、やはり語り継がれるだけの作品ではあります。     でも、始まってからしばらくとその後にもあるコミカルなところは悲劇性を盛り上げるための隠し味の役割なんだろうけれど、私しゃどうもこういうわざとらしいのにシラケてしまうくちなんもんでもう少し牘し瓩突澆靴、同じくマストロヤンニ主演でこの映画と内容が少し似ているがコミカルさが程よく調和している、チェーホフの短編「小犬を連れた貴婦人」をアレンジした『黒い瞳』の方が楽しめました。
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[014]ミシェル・ルグラン
 まだ86歳だったか・・・ローランド2019-01-29
 
  1962年「女と男のいる舗道」が記憶に強く残っていて、以後膨大と言えるほどにそれも秀作を多く世に出しているのでかなりの高齢かと思っていたらまだ86歳ということで・・・
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  1962年「女と男のいる舗道」が記憶に強く残っていて、以後膨大と言えるほどにそれも秀作を多く世に出しているのでかなりの高齢かと思っていたらまだ86歳ということで、も少し現役でいて欲しかった作曲家でした。     1958年にリーダーとなって録音した、マイルス・ディビスにジョン・コルトレーンにビル・エヴァンスにハービー・マンにベン・ウェブスターにフィル・ウッズに・・・ と、腰が抜けそうなほどに豪華な名前のあるジャズレコードの完成度がいまひとつということで、ジャズの素養があり愛情を注ぐ割りにはその世界に入り込めなかった感のあるこの人も、こと映画音楽となったなら非凡な才能を発揮して数多くの名曲を残していて、同じフランスの映画音楽家ということでフランシス・レイと並び称されることがあるようだけど、作風も違うしクオリティーも抜けて上を行っていたように思う。  妹のクリスティーヌ・ルグランもスゥイングル・シンガーズで活躍していたし、音楽的素養に恵まれた血筋のようです。
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[015]アリー/ スター誕生
 悲恋物語として観ればローランド2019-01-19
 
  『レ・ミゼラブル』でのアン・ハサエウェーのソプラノヴォイスの美しさに驚いたのを思い出すのだけど、まさに多士済々アメリカのこの業界は層が厚く有能な人材が揃っている・・・
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  『レ・ミゼラブル』でのアン・ハサエウェーのソプラノヴォイスの美しさに驚いたのを思い出すのだけど、まさに多士済々アメリカのこの業界は層が厚く有能な人材が揃っているということか、レディー・ガガの歌の上手さは承知していたがブラッドリー・クーパーも吹替ではなく本人の歌声なんだそうで、この映画のためにそのヴォーカルばかりか楽器演奏まで訓練したとのこと。 大したもんだ。  でも、御両人とも歌が上手い上に演技も良くてステージのシーンは楽しいのだけど、全体的には今ひとつ入り込めず満足感が不足しているのはなぜなんだろ?。     このスター誕生シリーズは初めての観賞なんで過去作品とは比較はできなく的外れな感想になるかもしれないけど、定番の物語なんだから観客目線で面白いかどうか判断してメリハリを付けるなりしなければならないのに、ブラッドリー・クーパーが監督ばかりか主演に脚本と手掛けたがために客観的な気遣いが出来なかったような気がします。  でもこれは音楽映画としての面白さに期待が大きかった者の観方で、愛情物語として悲恋物語として観賞すれば良く出来ているってことになるのかな。     この作品はそれほどでもないけど、アメリカ映画には身体を壊すような無理をしても図太く生きたいということか酒や薬物を摂取する場面がやたらあり、そういうことに不快感を持っていたことも入り込めなかった一因かもしれないです。
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[016]羊たちの沈黙
 恋仲?ローランド2019-01-07
 
  以前観た時には、面白いことには違いないがアカデミーを受賞するほどのものかなって気もしていたのだけど、今回じっくりと観賞いたしまして、ミステリーとしてもサスペンス・・・
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  以前観た時には、面白いことには違いないがアカデミーを受賞するほどのものかなって気もしていたのだけど、今回じっくりと観賞いたしまして、ミステリーとしてもサスペンスとしても良かったが人間の心模様の描写が興味深く面白く引き込まれてしまい、「羊たち・・・」というタイトルからも人格形成期のトラウマが成長したのちの人間にどういう形で現れるかということを大きく意識して制作されたように思へ、密度濃い内容で始めから終いまで緊張感を維持しながらテンポ良く観せてくれる受賞にふさわしい作品で、こういう当時としてはエキセントリックだったはずのものに栄誉を与えたアカデミー会員はなかなか良いことをしたではないかという気にさへなります。     いずれも人格形成期に問題がありながら、歪んだ欲望だけが大きく育ってしまったバッファロービルに歪んだ分だけ突出した才能を身に着けたレクター博士、それにハードな訓練が必要とする組織に入って精神も肉体も鍛えトラウマを克服するクラリスと、この三人を軸として展開するわけですが、レクター博士とクラリス二人が主でバッファローは黒衣にしておいてよかったのではないかと思うほどに、ミステリーとして心理ドラマとして、それに互いの才能に一目置く同病相憐れむの感情に近い男女の心の交流まである優れた作品に仕上がっている。     クラリスのハードな訓練の描写があるから真っ暗闇で暗視眼鏡を付けたバッファローとの対決にもご都合感はないし、エンディングのレクターからクラリスへの電話で猯仲だと噂されるぞ瓩覆匹硫駭辰僚わりに爐海譴らチルトンを夕食に・・・瓩箸△蝓▲疋ター・チルトンを俗物の典型としてうろたえぶりを描写するなどの味付けも良く、さぞかしよく練り上げた脚本なんだろうなって思わせる秀作です。
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[017]アポロ13
 物語性よりも大事なものローランド2019-01-04
 
  どういう結末になるかは誰でも知っていることを緊張感を途切れさせることなく140分観せ切ってしまうのだから大したもので、やはり良い映画って出演者の演技や監督の手腕・・・
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  どういう結末になるかは誰でも知っていることを緊張感を途切れさせることなく140分観せ切ってしまうのだから大したもので、やはり良い映画って出演者の演技や監督の手腕など物語性よりも大事なものが多くあって、それがどうなるか知っているのに何度も面白く観せるということになるのだなって、大気圏突入で数分間連絡が途絶えてやがて無事パラシュートが開いて帰還するところでは、20年以上も前に観た時の記憶が残っているくらいなのに目を潤ませてしまったのであります。     犹実に基づいた瓩箸いΡ撚茲和燭あるが、これくらい結果が知れ渡っていることを事実に反しないように面白く観せるのは苦労が多いはずで、監督や出演者など製作スタッフが良い仕事をしたということなんだろうけれど、皆さんおっしゃっているように救出ミッションリーダー役のエド・ハリスが特に輝いていまして、重責を背に判断し決断しそして部下たちに命令を下すと、生半可な根性では務まらない立場の人間そのものになっている。
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[018]エイリアン
 『データー不足、回答不能・・・』ローランド2019-01-02
 
  ここのところ面白い作品に当たっていないので、ならば以前観て面白かったという記憶はあるがほとんど忘れかけているなってのをレンタルしてきたのだけど、これが良い思い付・・・
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  ここのところ面白い作品に当たっていないので、ならば以前観て面白かったという記憶はあるがほとんど忘れかけているなってのをレンタルしてきたのだけど、これが良い思い付きで、あまりに安価でレンタル屋さんにはスマン気がするけど猯匹ったという記憶はあるが忘れかけてる旧作観賞瓩海譴的中率が高くて良いみたい。     以前観たのはTV放映だったのか神秘的なサウンドで静謐さ漂うオープニングからして全く憶えていなかったのだけど、続く外見はもとより内部もメカニックに精緻に作られた宇宙船が移動する画に良いなって気にさせてくれて、未知の惑星の巨大脊椎動物の亡骸のような難破した異星人の船とミイラ化した生命体の姿の描写なんかは神殿に横たわる神をイメージさせて物語性に奥深さを与えているし、それに狎限犬里燭瓩卜豹瓦筝絏などに影響されることのない完全生物瓩箸離札螢佞里△訛減澳橋烈なエイリアンの形態は勿論のこと、強酸でヘルメットを侵食して顔に張り付いたヤツの処理など見せ場がたくさん溢れかえっている。  いつまでも人気が持続するわけです。     船内に蒸気が噴出しているところで煙草を吸っていたり、ボーナスが安い、割り増しをくれるならやるだのとの会話があり、あげくにはエイリアンの蛹がイソギンチャクのように口を開いているところに手を出してしまったりする意識の低い宇宙貨物船の乗組員の設定が世俗的なんだけど、これがかえってエリートたちの搭乗した宇宙船ものよりはリアリティー感を持たせているのかもしれない。    マザーコンピューターの『データー不足、回答不能』という反応、これは憶えておくと何か難しいことを訊かれた時の対処として使えそうだ・・・ 笑。
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[019]バリー・シール/アメリカをはめた男
 ホントに2017年制作?ローランド2018-12-31
 
  差し挟まれるカーターやレーガンのニュースフィルムのクオリティーに合わせたわけでもあるまいが全体に画質が良くなく、その上に犹実に基づいた瓩蕕靴い物語性が全くいい・・・
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  差し挟まれるカーターやレーガンのニュースフィルムのクオリティーに合わせたわけでもあるまいが全体に画質が良くなく、その上に犹実に基づいた瓩蕕靴い物語性が全くいい加減で安っぽくてコメディーとしても笑えなく、トム・クルーズが出演していなかったら公開されなかったのではないかと思えるほどです。     そのトム・クルーズがずいぶん若く見えてホントに2017年制作の作品?との疑問が浮かぶくらいで、もしかしたらずっと以前に制作されたがあまりにも不出来なんでお蔵入りしていたのを何かの都合で引っ張り出してきたのでは?との邪推まで兆してしまったよっ・・・。
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[020]エンド・オブ・キングダム
 ロンドンが無政府状態ローランド2018-12-29
 
  ローランド・エメリッヒの作品みたいに整合性がどうの御都合主義がこうの言わんで派手なアクションと破壊のカタルシスを楽しめば良かろうと観ていたのだけど、その破壊の規・・・
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  ローランド・エメリッヒの作品みたいに整合性がどうの御都合主義がこうの言わんで派手なアクションと破壊のカタルシスを楽しめば良かろうと観ていたのだけど、その破壊の規模がけっこう手間と金をかけていそうな割りにはチャチに見えるほどに美的センスに欠けるし、それに、いくら何でもこれではロンドンは無政府状態ということではないか、イギリス政府から抗議が来なかったのかいな?って思いがしたくらいな筋書で、これと比べたらエメリッヒのハチャメチャぶりが高貴なものに思えて来るのであります。
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[021]フレディ・マーキュリー
 ♪ガリレオ フィガロ ローランド2018-12-26
 
  映画「ボヘミアン・ラプソディー」が凄いことになっているようで、特にライヴエイドの場面が人気になっているみたいだけど、ウェンブリースタジアムのすごい盛り上がりの大・・・
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  映画「ボヘミアン・ラプソディー」が凄いことになっているようで、特にライヴエイドの場面が人気になっているみたいだけど、ウェンブリースタジアムのすごい盛り上がりの大群衆を前に極上の曲をフレディ・マーキュリーが上等のヴォーカルで聴かせ、そこに歌詞を日本語で出してその内容が爛泪沺△燭辰榛人を殺してしまった瓩隼呂泙襪里世らインパクトが強いわけです。     これまでどのような音楽に接していたかってことで受け止め方も違うのだろうけど、日本でこんな訳の分からん歌詞の楽曲が受け入れられるということが意外であるが嬉しくもあるのは、対象年齢を低く設定した分かりやすく説明的な作品でなくてもヒット作品は生まれるという事実からでしょうか。
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[022]ある決闘 セントヘレナの掟
 底が浅いローランド2018-12-26
 
  粗筋は良いのに映像などに丁寧さが欠けるというのは良くあることだけど、この作品はそれとは逆で、派手な動きは無いながら画も良くミステリアスな雰囲気に合ったサウンドで・・・
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  粗筋は良いのに映像などに丁寧さが欠けるというのは良くあることだけど、この作品はそれとは逆で、派手な動きは無いながら画も良くミステリアスな雰囲気に合ったサウンドでの展開はなかなか良いではないかと思わせるのだが、それも序盤だけで如何せん物語性が曖昧なものでだんだんとボロが出てきて、教祖が町の独裁者として君臨するだけの能力の説明がいい加減でミステリアス要素が消し飛んでしまうし、終盤の一対一の対決なんて、リアリティーを欠いてもなんでもいいから見せ場と考えていた刺激的なものさへ出せば・・・ という雰囲気漂うやっつけ仕事になっている。     古代ローマで人と猛獣を戦わせて大衆の潜在意識にある残虐性を満足させたのと同じように、カルト教団の教祖としての統治手段として狄祐崋蹐雖瓩鬚笋蕕擦海譴ら何か精神性の深いおどろおどろしいことが起こりそうと思わせるのだけど、それほどに考えたものは無く底は浅くてあっけない終わり方をしてしまいます。
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[023]メカニック
 脚本も演出も大味ローランド2018-12-24
 
  始まってすぐの、望遠カメラで写真を撮ってガスレンジなどに細工をして事故死に見せかけるところには面白くなりそうとの期待があり、それに手首を切って自殺しようとする女・・・
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  始まってすぐの、望遠カメラで写真を撮ってガスレンジなどに細工をして事故死に見せかけるところには面白くなりそうとの期待があり、それに手首を切って自殺しようとする女の扱い方に、おっ、かなりハードボイルドではないかと思わせたりはするのだが、その後は凡庸に推移して行って、脚本も演出もずいぶん大味な作品だなって気持ちで観終えることになったのであります。     意識してそうしたわけではないのだけどシリーズ三作品を新しいのからさかのぼるという観賞になって、そのせいかどうか最初に見たシリーズ最終の「ワールドミッション」が一番面白かったというリメイク物としては珍しいことになっている。
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[024]メカニック
 粗筋は良いのだがローランド2018-12-14
 
  「メカニック:ワールドミッション」が面白かったということで、ならばシリーズ物にある定番通りにオリジナルに近づくほど良くなるはずと期待をしたのだけど、出だしはなか・・・
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  「メカニック:ワールドミッション」が面白かったということで、ならばシリーズ物にある定番通りにオリジナルに近づくほど良くなるはずと期待をしたのだけど、出だしはなかなか良いものの徐々に粗さが目立つようになってきて、話の繋がりにも無理があるし何事も都合よく行きすぎるしと、物語としてはとても面白くなりそうなものを軽々と仕上げてしまっている。     親友を殺さざるを得なくなるがその子の面倒を見ることになり、一流の殺し屋に育て上げたその息子を伴って罠にはめた巨悪に立ち向かうという粗筋は良くて、陰険にはかりごとをするヤツを血祭りにあげるというのには大いにカタルシスはあるのだけど、なにせ展開が大雑把すぎます。  チャールズ・ブロンソン主演のオリジナルはどんなんだろ?。     エンディングの犹迭櫃鵜瓩忙箸錣譴討い襪曚にも何度か登場する懐かしいアナログレコードプレイヤー、そこから流れるクラシック音楽に聴き憶えがあるかもしれないけど、この「シューベルト  ピアノ三重奏曲 変ホ長調」は、御大キューブリックが『バリー・リンドン』で効果的に使用していて印象に強く残っています。
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[025]ロング,ロングバケーション
 ガンと認知症ローランド2018-12-12
 
  半ボケ爺さんの話を聞いてやさしく反応してくれるハンバーガーショップの店員や、両親に家出をされて慌てる息子に比して落ち着き払ってものを食っている娘の存在など、テー・・・
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  半ボケ爺さんの話を聞いてやさしく反応してくれるハンバーガーショップの店員や、両親に家出をされて慌てる息子に比して落ち着き払ってものを食っている娘の存在など、テーマが深刻な割には画にも手抜きがないしサラリとした愉快感まである序盤に、実際にこんな状態の人間が車を運転したら迷惑千万ということになるが、爺さん憧れのヘミングウェイの暮らした地を目指すキャンピングカーでの旅が楽しそうで、最後の最期はどう決着をつけるのか知らんが、こういう形で人生の終焉を迎えるというのも良いのかもしれないだなんて気持ちさえ兆してくる。     終盤に差し掛かりあれこれと困難な事実に直面したり思い出を傷つけられてヒステリーが生じる辺りになると、やはり狠廊瓩現れてきたぞ、いやな結末にならなければ良いのだがとの気持ちになるのだけど、残された家族など周囲にできるだけ迷惑の掛からないように気遣いながらの、施設に入院していないにしては比較的穏やかなエンディングとなります。     ハンバーガーショップやホテルのラウンジの若いウエートレスが、半ボケ爺さんの講釈を嫌がりもしないどころかどちらも好意的な態度で聞いてくれるのは、身なりが良くて話の内容が俗ではないからか。  よし、身なりはともかくとして、ヘミングウェーを読むかな・・・ 笑。     と、映画の上辺だけを捉えての軽々しい感想になったけど、高齢化社会で認知症患者を抱えて苦労をしている者が多い現実にもっと真剣に考えるべきかなって思いにもさせられまして、『アリスのままで』のところでも同じようなことを述べたけど、自尊心の強い人間という生き物には、正常な判断ができるうちに自身がこういう状態になった時には生命が終了するという設定が備わっているべきだったと。 創造主の失敗を補う方法はないのかね?。  そのアリス・・・にあったセリフの爛ンならよかった瓩ここでは大きな意味を持つことになります。
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[026]メイズ・ランナー:最期の迷宮
 二部作にしてしっかりと脚本を練ったならローランド2018-12-10
 
  一作目がそこそこ楽しめたということでレンタルしてきたのだけど二作目を飛ばしたせいか訳が分からなくて、そうだ一作目を観た時にレビューを載せたはずだからそれを参考に・・・
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  一作目がそこそこ楽しめたということでレンタルしてきたのだけど二作目を飛ばしたせいか訳が分からなくて、そうだ一作目を観た時にレビューを載せたはずだからそれを参考にと、DVDをいったん止めて読んでみたけどやはり分らんかったどころか『続編があるようだけどあまり評判はよろしくないみたいだし』だなんて文言があったのであります。 それを忘れてレンタルしている、間抜けだ。     荒唐無稽な物語にしてもそれなりの秩序がありそうなものなのに、秩序どころか脚本も演出も粗っぽく、それに三部作にするための引き伸ばしに腐心したのではないかと感じさせるようなところまであるのだが、でもつまらなかったかというと、セリフが少なく派手に展開するので退屈感なく観続けてしまうだけのものがあり貶すには申し訳ない気がするくらいで、もしかしてこれまで誰もレビューしなかったのは同じような戸惑いがあったからではないのかなっ?て。  せめて二部作にしてしっかりと脚本を練ったなら面白くなりそうな物語なんだけどね・・・。     冬場の天候の悪い時に何かそれを待っていたかのような気持ちでレンタル屋さんに向かうのだけど、テレビしか娯楽がなくて、何もやることがなく酒を飲んで誰かの悪口を言うのがスタンダードと、こういう時代のことを考えると家で安く映画を観賞できるのはとてもありがたい事です。
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[027]メカニック:ワールドミッション
 ミッションそれぞれに考え工夫があるローランド2018-11-28
 
  世間の目を逃れて隠遁生活を送っているにしては安易に他人のいざこざに介入するなど所々に大雑把感はあるものの、三つのミッションそれぞれに考え工夫がありその細工の密度・・・
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  世間の目を逃れて隠遁生活を送っているにしては安易に他人のいざこざに介入するなど所々に大雑把感はあるものの、三つのミッションそれぞれに考え工夫がありその細工の密度は007なんかよりは余程上回っているのではないかというくらいでして、それにこの髭面タフガイの派手なアクションも堂に入るものだしと、時間も短いし手軽く楽しむに向いているとレンタルしてきて期待度が高くなかったこともあってか、短時間ながらかなり出来の良い作品と面白く観賞させてもらいました。     気温が40度あったら暑くてたまらんのに風呂に入っての40度の湯がぬるいのはなぜなんだろって考えたことは?。  これは風呂に入っている時には皮膚も湯に温められているからってことで、つまり皮膚温との差が体感温度となるみたい。  えーと、何を言いたいかというと、映画もあまり熱く期待を込めていないで観賞するといいのかなって。 ・・・ちょっとこじつけに無理があるか・・・ 笑。  ということで星の数は少々オマケ気味かもしれません。
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[028]パトリオット・デイ
 意気込みばかりが強すぎてローランド2018-11-26
 
  社会に与える影響を考えたら事件がテロによるものと決めつけるのには慎重にならざるをえないと躊躇するが、そうと断定してからはテキパキと捜査態勢を整えて動き出し、監視・・・
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  社会に与える影響を考えたら事件がテロによるものと決めつけるのには慎重にならざるをえないと躊躇するが、そうと断定してからはテキパキと捜査態勢を整えて動き出し、監視カメラの映像を分析して犯人をあぶり出して行く辺りでは観ているこっちもアメリカ愛国者になりそうなくらいにかなり引き込まれて観賞していたのだけど、でもそれも中盤まで。     何台ものパトカーに包囲された二人の犯人との銃撃戦は勇敢に立ち向かう警官など英雄を仕立て上げるためってことなんだろうけど、犯人が手強く奮戦してしかも一人が逃げてしまうということで、むしろあれだけの警官が居ながらなにをモタモタしておるのだとの思いがしたし、それにトミーに人間愛を語らせるのにも臭い立つものがあるし、どうも後半に入ってからは意気込みばかりが強すぎて空回りしてしまっている。     最後に犠牲者はじめ関係した人々を長々と紹介するのは制作者側にはそれだけの思い入れがあったということなんだろうけど、その犠牲者や関係者には失礼なことだけどどうも感動を押し付けられているような気がしてしまうし、愛国者の日に起きた事件を愛国的高揚心に満ちた作品にしようとのことだったのだろうがこういうことは思い入れが強くなり過ぎると失敗することが多いという轍を踏んでいて、クリント・イーストウッドなんかが監督をしたなら良いものが出来たのではなかろうか?。    星の数は6個以上7個未満です。
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[029]女の一生
 気が好く美形ながら男運が悪い女ローランド2018-11-23
 
  有名な原作だからと皆が読んで知っていることを前提にして作られた作品のようで、おまけに回想場面が差し挟まり頻繁に時間が前後するものだから原作を読んでいない者として・・・
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  有名な原作だからと皆が読んで知っていることを前提にして作られた作品のようで、おまけに回想場面が差し挟まり頻繁に時間が前後するものだから原作を読んでいない者としては物語の展開が分かりにくいのだけど、それでも混乱しないのは原作は読んでいなくても大筋でどういうことになるかと知れ渡っているからでしょうか。 名作を基にしている強みです。     最初は予算を節約するためかと思ったくらいな真四角の画面いっぱいに人物が映し出され背景の入らない映像の連続が、暖炉の前で本を読み聞かせてもらっているような良い意味でこじんまりとした雰囲気になっていて、気の好い美人ながら男運が悪く幸薄い主役を演じる女優がふさわしく視覚的にも良いし、あっちへ飛んだりこっちに来たりする物語の流れも観終わってみれば二時間に収めるための適切な手法だったのではないかと思えてきます。     始めにある、修道院で教育を受けてきた姿が綺麗で性格も良さそうな娘が父親に手ほどきされながら畑仕事をしている時が幸せの絶頂期で、あとは夫の度重なる裏切り行為に放蕩息子には金をせびられ、あげくに家屋敷を手放さなければならなくなるという何とも哀れな生涯なのだが、エンディングの一瞬に一筋の光が差し込むこととなる。 ・・・上手いものです。
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[030]ボヘミアン・ラプソディ
 音楽の力は偉大なりローランド2018-11-11
 
  老若男女の観客が結構な入りで場内に灯かりが点くまで誰も席を立たなかったこの映画の何がそこまで魅力的だったのかと考えたら、気色良くないゲイの男がキスをするような物・・・
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  老若男女の観客が結構な入りで場内に灯かりが点くまで誰も席を立たなかったこの映画の何がそこまで魅力的だったのかと考えたら、気色良くないゲイの男がキスをするような物語なんかどうでもよく音楽の力が主だったはずでこれは「グレイテスト・ショーマン」の時にも同じことを感じたのだけど、世界中でいち早くこのクイーンの価値を認めたともいうし日本の音楽ファンの質は高く、常日頃多く耳にするものがその要望に応えていないように思うのは対象年齢を低くしているからか?。     ボヘミアン・ラプソディの6分が長すぎると言い争うところでの爛泪奪ーサパークは7分あるのにヒットした瓩箸離札螢佞法△っては3分未満が普通だったもんなってボブ・ディランのライク・ア・ローリングストーンが日本でラジオから流れた始めた当時の爛轡礇錙爾鮖箸辰峠个討たらまだ曲が続いていた瓩箸いΠ鈩辰鮖廚そ个靴燭里世韻鼻▲薀献局の都合がヒット曲の質を左右していたってことで、その爛薀献瓩現在では爛謄譽哭瓩辰討海箸覆里もしれない。     先日亡くなったオペラ歌手のモンセラート・カバリエとフレディ・マーキュリーの競演したLDを観たときに、長身に押し出しの強い顔が特徴的な男と真ん丸の体形の女が繰り広げるパフォーマンスに歌唱力はもちろんのことその視覚的なものがかなり印象強かったし、それにライヴ・エイドのDVDを観ていることもあり比較してまってこの映画での主役には少しもの足りないものがあったのだけど、だからといってフレディ・マーキュリーのそっくりさんを探すのは難しいことなんだろうしこれは仕方なかったということでしょうか。     そのライヴ・エイドの舞台は忠実に再現してあってよくもこれまでにと感心したのだけど、ボヘミアン・ラプソディの演奏は忠実さを脇に置いて映画ならではの細工をして終いまで入れてほしかった。 歴史に残る名曲だしタイトルにしているくらいなんだから。 
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