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 「源」さんのコメント一覧 登録数(16件)rss
 コメント題投稿者投稿日
[001]ターミネーター3
 やっぱり2005-03-07
 
やっぱりダメだと思います。いや、監督は頑張っているけど、その努力が逆に痛々しい・・・。 結局のところ、企画したのがダメだったのでは。1、2と傑作が続いて、3を作れる・・・
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やっぱりダメだと思います。いや、監督は頑張っているけど、その努力が逆に痛々しい・・・。 結局のところ、企画したのがダメだったのでは。1、2と傑作が続いて、3を作れるのか、という問題を甘くみてないか。確かに「エイリアン」は同じコースですけど、宇宙に主人公をどさ回りに出すという荒技で乗り切った(僕はエイリアン3は嫌いですけど)わけで、それぐらいの手を考えつかないと。もうタイムパラドックスネタはやっちゃいけない。だってこれがアリだと「ターミネーター24」だってアリになっちゃう。コナーの生まれた直後、幼稚園、中学生時代、高校生時代、彼の人生どこでも24時間、いつでも狙えてしまう。1でカイルは「タイムマシンはぶっ壊した。もう誰も来られない。俺と奴だけの勝負だ」って言っているのに。 いっそのこと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ばりに、コナーの先祖を狙ったほうが面白かったのでは? 西部劇にターミネーターが現れた方がよほどシュールだ。第二次世界大戦の時にすれば、「戦国自衛隊」「ファイナル・カウントダウン」「ジパング」を超える架空歴史モノになったかもしれないのに。 役者が酷いのも、監督のせいではないでしょう。やはりプロデューサーの仕切りが悪かったのでは。女がみんな貧相で、見ていて寂しくなりました。それと、あえて言えばジョナサン・モストゥはUボートの映画でも思いましたが、映画への愛はある(セットはイタリアのチネチッタ!)だし、実力もあると思うのですが、なんか中途半端な作品になっちゃいませんか? 器用なところが逆に災いしているように思う。 やはり、知事選のための映画だったのでしょうか。そう考えれば、思ったよりは娯楽作に仕上がっていると、関係者を祝福すべきなのかもしれません。シュワちゃん以外、主要俳優は出演していないものね、現場は大変だったでしょう。
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[002]プライベート・ライアン
 リアル2005-03-07
 
反戦映画の基準って、難しくないですか。例えば「最前線物語」(サミュエル・フラー)の場合、ただの一瞬も「反戦メッセージ」が出てこないけど、見終わった後に「戦争はいかん・・・
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反戦映画の基準って、難しくないですか。例えば「最前線物語」(サミュエル・フラー)の場合、ただの一瞬も「反戦メッセージ」が出てこないけど、見終わった後に「戦争はいかんなあ」とジーンとくる。こういう作り方もあると思うんですよ。 「プライベート・ライアン」は僕DVD買いましたし、結構見返すことも多いんですが、やっぱり劇場で見たときは腹が立ちました。最初の上陸シーンはいかにも「反戦」的な演出が多いし、それが上手く機能していないと思いました。上陸艇のドアが開いたときに、ばたばたと兵士が倒れますが、全く感情移入ができない作りになっていて、ちょっと・・・。なんだか映画の登場人物に無礼な印象さえ受けました。人を殺せばいいってもんじゃないだろう、と。 戦場の恐怖というのは、結局のところ再現不可能なはずで、行ったことのない人には永久に理解できないはずです。ですが、優れた戦争映画はこのハードルをいろんな方法で乗り越えているのも確かで、例えば「Uボート」(ペーターゼンのやつですね)は駆逐艦が接近するという恐怖、アズテックの音が忍び寄るという「サスペンス」を応用することで(犯人がヒロインに刃物を持って近づくのと同じわけですから)、いわば「間接的」に(逆を言えば映画の文法を駆使して)再現したのだと思います。そして、こうした方法でしか、僕らは戦争の恐怖を味わえないのではないでしょうか。 この映画のファーストシーンは、ただひたすら「リアル」な音と、人間の体が飛び散る「リアル」な画像で押し切ろうとしますが、急に音が消えたり、スローモーションになったりして、映画が流れない。見ていてイライラしてきて、せっかくの「リアル」な映像が胸をうつものにはならない。やはり、上陸艇が陸地に接近する様子は描く必要があったと思うし、砂地に集まるまでの演出はだるい。 ところが、主人公たちが突破口を開いてから、突然映画は呼吸を始めます。皮肉なことに、そこから始まるのはただの戦闘シーンで、「反戦的」なメッセージは全くないんですね。 だから最も象徴的なのは、ラストの戦いは、手に汗握らされるし、単純にワクワクする。戦車に馬で突っ込むインディアナ・ジョーンズ博士と変わるところはない。むしろ「好戦的」なシークエンスと言ってもいいほどです。それでも、この長い映画で移動を共にしてきた主人公たちが一人、また一人と倒れるところで、僕らは痛切に戦争の愚かさ、を感じるのではないでしょうか。 上手いなあと思うところもたくさんあります。「ブラック・ホーク・ダウン」がどこで、誰が行動しているのか全く分からない(それを狙ったとしてもやりすぎ)のに対して、この映画では誰がどこで何をしているのか、常に分かります。そうとう複雑な動きをしているはずですが、俳優の選び方、特徴の出し方など、非常に芸が細かい。 だからこそ、残念だとも思います。いろんな意味で観客を信用して「大人の」演出をしてほしかった。「反戦メッセージ」などをわざわざ画面に出さなくとも、観客は充分に感じることができるはずです。
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[003]トレイシー・ローズ
 女神様2005-03-06
 
この人の悪口言ったら罰が当たる。どれほどお世話になったことか。ロケット型オッパイとは彼女のためにある形容詞であり、セッ●クスの最初は妙に穏やかなのだが、途中から急に・・・
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この人の悪口言ったら罰が当たる。どれほどお世話になったことか。ロケット型オッパイとは彼女のためにある形容詞であり、セッ●クスの最初は妙に穏やかなのだが、途中から急にテンションが上がるところなど、まさに観客を魅了してやまない女優でした。 結構本国では未だに人気があるようで、最新のオフィシャルホームページがあったり、三大ネットワークのNBCが公開チャットを企画したり、と、なかなか現在でも頑張っているよう。テレビドラマの出演もコンスタントに続いているし、自叙伝も話題になったみたいだし。ピントがずれていなければ、飯島愛的な人気を保っているようですね。
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[004]ゴースト/ニューヨークの幻
 素朴な疑問2005-03-06
 【ネタバレ注意】
男なのですが、女性に答えていただけると有り難い疑問があります。 僕がデミ・ムーアなら、あんなに彼氏に献身的に尽くしてもらえば(命まで救ってくれたのですから)、とっと・・・
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男なのですが、女性に答えていただけると有り難い疑問があります。 僕がデミ・ムーアなら、あんなに彼氏に献身的に尽くしてもらえば(命まで救ってくれたのですから)、とっとと自殺して、彼の元へ行きます。自殺したら地獄に堕ちてしまうのなら(なんだか丹波先生みたいだ)、少なくとも一生他の男は愛せないでしょう。それって不幸せなんじゃ? どうもラストが残酷なように思えたのですが。新しい彼氏を見つけさせる「オールウェイズ」の方が映画にとっての倫理をちゃんと守っているような気がしました。 どなたか教えて下さい。女性は、あれでも生き続けられるのでしょうか。
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[005]ターミネーター2
 拳固めて親指突きだす!2005-03-06
 【ネタバレ注意】
どこをどう見ても傑作。映画の快感に満ちあふれた金太郎飴。SFに詳しい人は、「1」とタイムパラドックスが生じる危険性を指摘するのだと思うし、それはこの映画の最大の欠点・・・
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どこをどう見ても傑作。映画の快感に満ちあふれた金太郎飴。SFに詳しい人は、「1」とタイムパラドックスが生じる危険性を指摘するのだと思うし、それはこの映画の最大の欠点かもしれないけど、幕を開けてしまえばそんなことはどうでもいい。「追う/追われる」という映画原点の魅力を、ここまで徹底的に再現されればただ快楽に身を委ねるしかないわけで、おまけに伏線の張り方も絶妙で、本当にキャメロンの最高傑作(エイリアン2もアビスも大大好きですが)と言ってもいいのではないか。 書く必要はないのかもしれないけど、最後に一言。 映画を見終わった当時、鋭い友人が「T3ができるな」と言い放ち、僕らは「えっ? もう無理だろ」と反論したのですが、彼は落ち着いて「T1が切り落とした腕が工場に残っている。あの部品からサイバーダイン社はロボットを制作するのだ」とのたまわったのでした。いやー、あれはやられました。もしよかったら、皆さんもう一度見てください。シュワ知事は自分で溶鉱炉の中に飛び込んだのですが、その感動的なシーンの前に、巨大な歯車に引っかかった自分の腕を切り落とすシーンがあります。腕、残っとるやん! とツッコめますよ。 そんな話題で死ぬほど笑い転げるほど、みんなT2が好きだったのに。T3なんてバカな映画撮りやがって。あれは知事選の資金稼ぎという噂を聞いたのだが、本当なのだろうか。事実なら許さん!
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[006]AKIRA
 へっ、へっ、へっ、2005-03-06
 
Highway To Hellさんに自慢してしまうのですが、昭和46年生まれのオヤジはしっかりと劇場で見ました。失礼な書き込みだったら謝りますが、HELLさんの書き込みにあまりに・・・
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Highway To Hellさんに自慢してしまうのですが、昭和46年生まれのオヤジはしっかりと劇場で見ました。失礼な書き込みだったら謝りますが、HELLさんの書き込みにあまりにも激しく同意したので、ついつい甘えてしまいます。ごめんなさい。芸能山城組のサウンドトラックが映画館に響き渡るのは、かなりの快感でしたよ(また自慢してます)。 やっぱり、日本アニメ史上に残る作品だというところは、誰も異論がないのでは。好き嫌いが生まれたり、原作との比較で不満が出るのは仕方ありませんが、この映画のポテンシャルを否定することはできないと思います。 特にHighway To Hellさんの尻馬に乗るわけではありませんが、最近の宮崎アニメの酷いこと。NHK教育の「コナン」の再放送を見れば、彼が何を失ったかはもう自明の・・・はっ、すいません。そんなこと書いている場合じゃないですね。 どなたかも指摘されておられましたが、アニメなのにバイクの残像を書いたなんて、普通ならアホです。そこまでリアルにする必要はないもの。第一、誰も求めてないはず。それを嫌味なく成し遂げた、という一点だけでも素晴らしい。とにもかくにも傑作です。この次は「童夢」の映画化(実写化ならなおのこと最高、のはず?)を希望します。
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[007]博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
 やっぱり!2005-03-06
 
皆さん、お好きですねえ。嬉しくなってしまいます。あくまでも個人的な感想ですが、若田部さんの書き込みは大笑いしてしまいました。確かに「私は映画ファンよ」という人間にと・・・
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皆さん、お好きですねえ。嬉しくなってしまいます。あくまでも個人的な感想ですが、若田部さんの書き込みは大笑いしてしまいました。確かに「私は映画ファンよ」という人間にとって、この映画を批判するのは大変かも。でも、出来のレベルが違うからしょうがないじゃない、と開き直るわけです。 画面の隅っこまで、全く完璧な映画といえるのでは。ですが、若田部さんの言う、予備知識がないとダメ、という指摘は、そうですか? と質問したいです。あの「歩けましたーっ!」とシーンは、誰が見ても鳥肌ものでは? 私は甘いのでしょうか、若田部さん? 特に車椅子乗って、脚が不自由な人が立てた、となるとどうしても「クララが立った!」を思いだしてしまうわけで、日本人にとっては映画の狂気がいっそう伝わりやすいバックグラウンドを持っていると思うのですが、考えすぎでしょうか。
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[008]ファイト・クラブ
 やっぱ駄目!2005-03-06
 
誉める人の気持ちも分かるけど・・・。やっぱり、これは駄目、と叫びたい映画です。共感してくれる人は少ないのかな。 フィンチャーという人は、目の付け所はいいし、画面もス・・・
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誉める人の気持ちも分かるけど・・・。やっぱり、これは駄目、と叫びたい映画です。共感してくれる人は少ないのかな。 フィンチャーという人は、目の付け所はいいし、画面もスタイリッシュなんだけど、結局はダメという人の典型ではないでしょうか。「エイリアン3」からずっと納得がいかない。「セブン」の撮影なんて、後で本を読んですごいことをやっているんだなあ、とよく理解できましたけど、それが映画の感動につながるかと言えば全く違うんですね。 一つだけ言えるのは、他の人も指摘してましたけど、この映画って、結局は脳内劇場の映像にしか過ぎないわけでしょう? それを自分で自分が殴るところ見せちゃいけない。ただのアホにしか見えない。 「機械じかけのオレンジ〜」と比較するのは無意味だ、という人がいましたけど(僕はそれには賛成できませんが)、それなら「12モンキーズ」は? どっちも関係ないじゃんという人もいるだろうけど、SFという枠で、どれだけ観客に誠実にどんでん返しを仕掛けていくか、というテーマでも関係ないですか? やっぱり、裏技連発のずるい映画という気がします。 
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[009]マイノリティ・リポート
 この程度2005-03-06
 
スピルバーグは大好きで、やはり「ジョーズ」や「E.T」を撮った人の悪口を言うのはよくない、という想いがあったのですが、それにしても辛い時代が長かったです。「オールウ・・・
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スピルバーグは大好きで、やはり「ジョーズ」や「E.T」を撮った人の悪口を言うのはよくない、という想いがあったのですが、それにしても辛い時代が長かったです。「オールウェイズ」「太陽の帝国」「アミスタッド」「AI」・・・。大ファンでも誉めるのに苦労する作品ばかり。「プライベート・ライアン」だって腹が立つ。 そんな状況でしたので、こうした「普通」の、ウェルメイドな作品を作ってくれるとほっとします。ですが、素晴らしいとしか言いようのない「インディ・ジョーンズ」シリーズと比べるのはずるいかもしれませんが、やはり、「早く立ち直ってくれー」というのが実感です。警察が空を飛ぶアクションシーンがなければどうなっていたことか。「キャッチ・イフ・ユー・キャン」もあまり上質とは言えなかったので、不安は続く。真人間に戻ってくれ、スピルバーグ様!
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[010]イングリッシュ・ペイシェント
 やはり「王道」?2005-03-06
 
故・淀川長治氏が、確か産経新聞の連載だったと思うのですが、最期の映画評を担当していて、正確な文言ではないのですG、この映画のアカデミー賞独占に「まあ、皆さん、やっぱ・・・
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故・淀川長治氏が、確か産経新聞の連載だったと思うのですが、最期の映画評を担当していて、正確な文言ではないのですG、この映画のアカデミー賞独占に「まあ、皆さん、やっぱりべたが好きなんですね」と書いていて、なるほど! と激しく肯きました。 近年では稀に見るど真ん中ストレートのラブロマンス。ひねり一切なし。殺伐とした時代には逆に新鮮だという。でも、黄金のハリウッド作品をリアルタイムで鑑賞した淀川氏から見れば、噴飯物だったのでしょう。それを、新聞というメディアで柔らかく指摘したのは、さすが、海千山千。 撮影はOK レイフ・ファインズもOK 不倫する女優は最低。あんなブスに命をかけられる訳がない ジュリエット・ビノシュは相変わらず最低 というわけで、批判が多いのは当たり前。ですが、あの砂漠だけはもう一度見たくなります。 原作ファンと話をしていて「ハッ」とさせられたのですが、「あの主人公がベルギー人って知ってる? 映画じゃ分かんないでしょ」と言われました。彼の国籍を考えれば、あの行動は全くもって納得がいきます。第一次世界大戦でのドイツとベルギーの関係からすれば当然ですから。外人はひょっとしたらあの映画だけで主人公がベルギー人と分かったのかもしれませんが、私たちには無理。ということで、世界公開を前提としている映画としては致命傷のはずです。
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[011]フォレスト・ガンプ/一期一会
 駄作2005-03-06
 
泣けるからいい映画なのか。少なくとも僕は涙の一滴もこぼさなかったけど。 シリアスなのが高尚で、お笑いは低俗という図式はないか? 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三・・・
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泣けるからいい映画なのか。少なくとも僕は涙の一滴もこぼさなかったけど。 シリアスなのが高尚で、お笑いは低俗という図式はないか? 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」三部作が素晴らしいと思う僕は、真剣にそう思います。あの3作を作れた才能からすれば、これは駄作、と言うべき映画ではないでしょうか。
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[012]キリング・フィールド
 アジア人2005-03-06
 
この映画をテーマ的に批判することはできません。全くその通り。ですから、映画の本筋とは離れた話をさせて下さい。 あまり良い見方だとは思いませんが、この映画の唯一の欠点・・・
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この映画をテーマ的に批判することはできません。全くその通り。ですから、映画の本筋とは離れた話をさせて下さい。 あまり良い見方だとは思いませんが、この映画の唯一の欠点は、「白人と仲のいい現地人は真面目な人」という図式が(映画はどうしても3時間が限界で、仕方のない側面はありますが)見え隠れしてしまうことでしょう。 ある程度キャラクターを形にはめ込むのは否定しませんが、この映画でのカンボジア人は、ベトナム以後、アメリカで自己批判の嵐が巻き起こった西部劇のインディアンと同じ扱いですからね。「けっ、アジア人なら何でもありかよ」と悪態の一つでもついてみたくなることがあります。 でも、NHK―BSで見たときは、撮影の美しさが非常に印象に残りました。ファーストシーンの、川から戦場を捉えたシーンは、まさに芸術だと思います。だからこそ、IMAGICAのDVDは(ニュープリントではないため)画質が劣悪で、とても残念でした。
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[013]鬼畜
 すごい!2005-03-06
 
緒形拳 OK! 岩下志麻 最高! 音楽: 芥川也寸志  あの音がなければ、映画の魅力は半減していたのでは。 映画の撮影が佳境にさしかかると、岩下志麻がスタジオ入りしただ・・・
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緒形拳 OK! 岩下志麻 最高! 音楽: 芥川也寸志  あの音がなければ、映画の魅力は半減していたのでは。 映画の撮影が佳境にさしかかると、岩下志麻がスタジオ入りしただけで子役が泣き出したという「伝説」を聞いたことがあります。出鱈目かもしれませんが、さもありなん、という説得力のある映画です。
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[014]蒲田行進曲
 深作監督2005-03-06
 
初めて見たのは小学生の時。とっても面白いと思った。 それから大学生になり、多少は小難しいことをひねくり回すようになり、当時、信頼できる批評家が(ごく少数でしたけど)・・・
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初めて見たのは小学生の時。とっても面白いと思った。 それから大学生になり、多少は小難しいことをひねくり回すようになり、当時、信頼できる批評家が(ごく少数でしたけど)、批判しているのを知った。ビックリした。 それから同じ監督の「仁義なき戦い・広島死闘編」を見て、そういうことを言った人たちの気持ちが分かるような気がした。「鎌田行進曲」自体は悪い映画ではないけれど、同じ監督の同じアプローチ(違うという人も多いかもしれませんがあ)による映画が、どうしてもかすんでしまうのは仕方ないと思った。ある意味、深作監督が死に始めた映画だと思う。
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[015]ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
 ずれていたら・・・2005-03-05
 
とても面白く、掲示板を拝見しています。皆さんのハイレベルな書き込みに、ついていけないのですけど、一つだけ、不思議に思ったことを書かせてください。 三部作を一気に作っ・・・
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とても面白く、掲示板を拝見しています。皆さんのハイレベルな書き込みに、ついていけないのですけど、一つだけ、不思議に思ったことを書かせてください。 三部作を一気に作ったという宣伝をあちこちで見ましたが、僕はそれに一番、驚きました。だって、パート1がこけたらどうするんだろう、って思いませんか? 僕の貧弱な知識で想像すると、やっぱり原作の力ではないのか、と。昔の日本映画みたいに、とにかく忠臣蔵撮れば当たるぞ、みたいなプロデューサーの読みがあったのでは。当然、特撮の技術力が低い時代では画面のクオリティが低いことは簡単に予想され、それがためにプロジェクトが先送りにされていたんじゃないか。だから向こうでは「満を持して作ってくれたね。映画になっただけで感激!」みたいな、最初から観客が暖かい迎え方をしたんじゃないでしょうか。ファンの皆さんに失礼な文章だと受け取られたら謝りますが、ちゃんと動いただけで外国の人はOKだと判断しちゃうんじゃないでしょうか。どなたか詳しい方、教えて下さい。やっぱり、その辺を踏まえておかないと、オスカー受賞までの道のりは理解できないような気がします。 個人的な感想を書いておけば、僕は2が一番面白かった。3はラスト10分ぐらいがちょっと辛かったです。あとCGは、もう世代の差でしょう。幼い頃からミニチュアモデルこそが素晴らしいという洗脳教育をされた30代には、CGの善し悪しを判断する能力はありません。でも、最後によけいなことを書いておけば、昔のうなるほど金持ってたハリウッドが、信じられないほど豪華なオープンセットと建てて撮影してほしい作品だったような気がします。それこそ「イントレランス」みたいな。
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[016]ロスト・イン・トランスレーション
 撮影最高2005-03-05
 【ネタバレ注意】
賛否両論の激しさに驚いていますが、少なくとも劇場で1500円払う価値のある映画だと思いました。嫌いな人でも、酒場で悪口を言う楽しさは味わえるのではないでしょうか。箸・・・
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賛否両論の激しさに驚いていますが、少なくとも劇場で1500円払う価値のある映画だと思いました。嫌いな人でも、酒場で悪口を言う楽しさは味わえるのではないでしょうか。箸にも棒にもかからない映画ではないような気がします。 主役の2人もよかったですが、画面に感動しました。東京の空虚さを中心に据えながら、ほんのりとした暖かくなることも。登場人物の心の動きに応じてほんの僅か(僕の勝手な思いこみかもしれませんが)色調が変わっていくところがよかった。京都も絵はがき寸前で踏みとどまって、彼女が寂しさを感じるときはちゃんと京都らしくない場所で撮影していたし。また、青が基調になっているところは、富士フイルムで撮った日本映画のようで、しかも従来の日本映画とも違う。疑いましたが、キタノブルーの模倣ではないでしょう。夕暮れとか早朝とか、ストーリーの時間帯とは微妙に違う瞬間の光を捉えたりしていて、うまいなあ。ネットで調べるとビンセント・ギャロの「バッファロー〜」や「マルコビッチ〜」の人だそう。なるほど、さすがです。 批判されている方々の書き込みで、なるほど、という指摘はたくさんありました。特にアカデミーの「脚本賞」受賞というところ。少なくとも骨太な物語性は感じられず、逆にスケッチ風の演出が心地よかったので、面白かった僕も見た後で「何で脚本賞!?」と疑問に思いました。何となく、年輩の選考委員が「なんかよくわからんが、悪くはない映画だ。今年は脚本賞の本命がないから、これでもやっとけ」と決めた(わけはありませんが)ような気がしました。 まあ、脚本の完成稿を見たわけではありませんし、もちろん、見られても英語の分からない私はちんぷんかんぷんです。ひょっとしたら微妙な台詞のニュアンスが評価されたのかもしれず、そうであれば字幕でしか台詞を読めない僕に良さが分かるわけはありません。でも、実際の映画は、きっと役者のアドリブなんかもたくさんあるんじゃないだろうか、と思わせるも仕上がり。「お話」で魅了する映画ではないわけで、それこそが映画だと思っていますので、不幸なアカデミー受賞という印象を持ちました。 あと、故・淀川長治氏が「萠の朱雀」を評して「スタッフに頼りすぎ」と指摘していたのを思いだしました。魅力は役者と撮影、音楽と、監督以外のところにあるような気がします。もちろん、クルーを統率できたのは確かでしょうし、随所にセンスのいいシーンはありましたけど。 ただ、どなたかが仰っていた「一期一会」ですが、ジャームッシュが描くニューヨークでの出会いと別れが、見るものを幸福にさせ、「やっぱこれが映画だよなあ」と思わせるのに対し、あの二人は究極的には互いを理解できなかった、本当に寂しい映画です。そこが東京の空虚さと見事にシンクロしますし、素晴らしいとも思いますが、何か根本的なものが抜け落ちているような気がします。ここから先は自分でも理論的に書けないのですが、映画を見終わった後、彼女の次回作があまりよくないような気がしました。いろんな意味で「偶然」がラッキーに作用した(そういう傑作はたくさんありますが)のではないでしょうか。本当のプロフェッショナルの映画ではない。何らかの才能はあると思いますが。  比べるのも卑怯かもしれませんが、何の変哲もない「東京物語」の役者たちの動きが激しく「映画」を感じさせるのに対し、同じく肩の力を抜いた爽やかな「ロスト・イン〜」の役者たちが「映画・の・ようなもの」を作らされているような印象を持ちました。ひねって考えすぎましたでしょうか?
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