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 「紅竜」さんのコメント一覧 登録数(195件)rss
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[001]コバート・ミッション 機密指令
 暇つぶしに最適紅竜2008-09-27
 
B級レーベルNu-Image製作の戦争アクション。 ネット検索したら惨憺たる酷評の嵐... 皆さん、本作をハリウッド超大作かなんかと思っておられるのか(笑)。 所詮Nu−Image・・・
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B級レーベルNu-Image製作の戦争アクション。 ネット検索したら惨憺たる酷評の嵐... 皆さん、本作をハリウッド超大作かなんかと思っておられるのか(笑)。 所詮Nu−Imageでっせ。 Nu−Imageと割り切って観ればいやどうしてどうして中々の力作。 何せ爆発シーンでショボいCG使ってない。 火薬使ってスタントマン飛ばしてます。 素晴らしい(笑)。
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[002]隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
 (無題)紅竜2008-05-11
 
黒澤版と比べての改変点で気になった箇所。 ・前半がテンポ良すぎ、と言うか人物描写とか端折りすぎて、オリジナル版を観ていないと何だか延々予告編を見せられている気分・・・
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黒澤版と比べての改変点で気になった箇所。 ・前半がテンポ良すぎ、と言うか人物描写とか端折りすぎて、オリジナル版を観ていないと何だか延々予告編を見せられている気分になる事だろう。当然オリジナル版に見られた、丁寧な人物描写の積み重ねがやがてはサスペンスの伏線となるといった展開は全くない。 ・長澤まさみ演じる雪姫に関する描写が増えた。  黒澤版の雪姫は常に三悪人から距離を置く位置にいて、三船敏郎演じる真壁六郎太にとっても扱いづらく奔放な存在であり、よく分からないだけにこの冒険行の障壁の一つとしても描かれていた。 今回のリメイク版はむしろヒロイン目線で語られる場面が多く、色んな見せ場に長澤まさみが割り込んで来る。 たとえば有名な並走する騎馬上のチャンバラシーンの再現では何と雪姫も弓を持って加勢する。 お前は「ハンテッド」の島田陽子か(笑)。 ・同行する草の民、武蔵(松本潤)と雪姫の恋愛描写。 ここは現代に娯楽映画としてリメイクするという点では不可欠な要素だと思うし異論は無い。 男女の恋愛というより君主としてのがんじがらめの地位に嫌気が差しかけた雪姫が武蔵の持つ自由人としての生き方に魅かれる....という程度に止めてはある。 ・黒澤版では敢えて画面に出さなかった部分をリメイク版では映像化している。 火を放ち自害した秋月の残党達の死体、雪姫一行を見逃した関所の役人のその後の処遇、侍の農民惨殺シーン(ここは「あずみ」にそっくり。ここだけでなく映画全体も「あずみ」みたいなもんです(笑))。 ・クライマックスに要塞攻略の大きな見せ場を用意している。 でも「隠し砦の三悪人」って敵を破壊する快感じゃなくて敵陣を突破する快感を描く時間限定の逃亡サスペンスじゃなかったっけ? ・椎名きっ平演じる鷹山刑部のコスチューム。 ダースベイダー風の兜を外すとちょんまげズラが..... ある意味斬新なビジュアルでした。  観る前はある程度覚悟して広い心で映画に臨んだつもり、でも前半のおざなりな人物描写がダメ。この辺はオリジナル版観て補完してくれと言わんばかり。結局はオリジナル版におんぶにだっこかよ...。 リメイクとかの先入観を捨てて鑑賞しようにも単体の映画としてちゃんと仕上がっていない。 アイドル主演の時代劇としても角川映画の「里見八犬伝」「伊賀忍法帖」とかにも及ばず。  でも火祭りのシーンをちゃんと忠実に再現している点、散々改変しながらも最後は城を去る二人の民の後姿で終わらせてオリジナルに敬意を表した点などは評価したい。
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[003]アメリカン・ギャングスター
 (無題)紅竜2008-02-02
 【ネタバレ注意】
主演の2大スター、後半まではどうしても華のある役を演じるデンゼル・ワシントンに注目が行ってしまうが、刑事役のラッセル・クロウが後半からぐいぐいと頭角を現し始める。 ・・・
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主演の2大スター、後半まではどうしても華のある役を演じるデンゼル・ワシントンに注目が行ってしまうが、刑事役のラッセル・クロウが後半からぐいぐいと頭角を現し始める。 真っ正直すぎて警察内部で孤立し、相棒はヤク中になって死なれてしまうわ、嫁さんにも「正直者が天国に行けるとは限らないのよ。」と三行半を突きつけられるわと麻薬王フランクとは正反対の陽の目を見ない人生を送ってきた地味な刑事リッチーがハーレムの麻薬王を徐々に追い詰めていく。 最後のアジト急襲の直前、リッチーを筆頭に不眠不休でヨレヨレのムサい刑事達が最後の根性を振り絞ってショットガンやらハンマーを手に集結するシーンにはグッと来るものが。 ラストの取り調べ室での二人の対決シーンも見物。 未だカリスマ性を失っていない麻薬王がこの哀れな正直者に悪魔のように取引を持ちかける。これに応えるラッセル・クロウの台詞が泣かせる。 フランクのように成功と富を得る事だけを生きがいとする者、リッチーのように孤立しようとも真っ正直に自分の決めた道を生きる者、そんな極端な二種類の人間の中間に属し彼らの上前をはね、寄生する小悪党どもと、この映画、犯罪映画としても刑事ドラマとしても見応え十分の出来栄えだが、 70年代NYに巣食う人間どものマンダラ絵図として観ても非常に面白い。
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[004]ブラック・ダリア
 デ・パルマの脳内の聖林紅竜2008-01-17
 
これはやっぱりデ・パルマ版の「ハメット」がやりたかったんでしょう。 普段はセガールやらスナイプス主演のB・Cクラスの映画を製作している東欧のスタジオに自分なりのハリウ・・・
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これはやっぱりデ・パルマ版の「ハメット」がやりたかったんでしょう。 普段はセガールやらスナイプス主演のB・Cクラスの映画を製作している東欧のスタジオに自分なりのハリウッドを再現して往年のハリウッド製探偵映画を作りたかった、と。もちろんコッポラのかつてのゾエトローブスタジオ程の予算も規模もあるわけも無い、しかし原作小説を離れてもこの映画自体40年代のLAを再現する事に非常に健闘している事は認めざるを得ない。 私はトリッキーな演出をするデ・パルマよりもゆったりとしたいち語り部に徹した時のデ・パルマの方が好き。そういった意味において本作の前半部分におけるゆったりしたどちらかと言うとオーソドックスな語り口は非常に気に入っている。そうやって徐々に本編最大の見せ場と言って良いダリアのバラバラ死体に観客を誘導して行くくだりなど近年の彼のベストワークと言えるんじゃないんだろうか。 問題は後半部分の破綻だけれども、逆に言うとあの長い原作をよくぞここまで短く刈り込んだ、と半分皮肉交じりで褒め称えたいよね。 ファンが大喜びのトリッキーな演出が実はサスペンスを盛り上げるためではなく長大な原作を短縮する事に費やされている。 これはデ・パルマ監督の偽ハリウッド映画、キリのいいとこで人を食ったラストで終わるのもまたオツな味わいだ。
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[005]パッチギ! LOVE&PEACE
 (無題)紅竜2008-01-12
 
登場する日本人達は在日の人達をあからさまに差別する(ま、早い話悪役ですわ)、朝鮮の人達はそんな悪い日本人に負けるかとばかりにやりたい放題し放題。 反日と受けとられて・・・
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登場する日本人達は在日の人達をあからさまに差別する(ま、早い話悪役ですわ)、朝鮮の人達はそんな悪い日本人に負けるかとばかりにやりたい放題し放題。 反日と受けとられても仕方ない映画なんだが、個人的には面白かった。差別する側は紋切り型の単純な悪役、差別される側は法を破ってでもたくましく生き抜いていく。この図式、まんま70年代の黒人映画(「黒いジャガー」「フォクシーブラウン」等)と同じです。 あくまでこの映画に登場する人達に限って言えば、日本人も在日朝鮮人 もモラルのいい加減さはどっこいどっこい、しかし娯楽映画としてはぎりぎりセーフ、という事です。 そして井筒さんはこの「パッチギ」シリーズにおいて日本における在日の方達の生き様、考え方を総括しようとしたかったわけでもなく、笑えて泣ける普通の娯楽映画が作りたかったんだろうな、という事です。 全体の流れとしては前作の主人公アンソンとその難病を抱える息子のエピソードとアンソンの妹キョンジャが家計を助けるためにグラドルとして芸能界入りし、女優としてのし上がろうとするエピソードが同時進行する流れ。 アンソン親子のベタな話が駄目駄目だったけどキョンジャの芸能界エピソードがなかなか興味深かった。同じ井筒さん監督作の「のど自慢」裏バージョンみたいで。 で、今回キョンジャを演じる中村ゆり(元YURI×MARI)、彼女良いです。この映画の唯一の救いと言ってもいいでしょう。 後半、本作とほぼ同時期公開された某特攻隊映画を揶揄しているかのような箇所も出てくるけど、これは日本的イメージの押し付けによる虚構の戦争とキョンジャの父が体験した実際の戦争(あくまで劇中において実際の)の間で葛藤しながら最後にキョンジャが自分の出自に誇りを持つという過程を描くためにどうしても必要だったんでしょう。あの劇中の特攻隊映画は役者のオーバーアクトさに作り手の悪意も感じられたけど、ラストへの重要な布石だと思いました。
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[006]AVP2 エイリアンズVS. プレデター
 21世紀型の侵略SF紅竜2008-01-06
 
とにかく無駄な要素、無駄な登場人物は早いトコ排除してしまおうという潔さがあって映画自体に軽快なテンポ...例えるとB級アクション映画を観ているような疾走感が全編にあっ・・・
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とにかく無駄な要素、無駄な登場人物は早いトコ排除してしまおうという潔さがあって映画自体に軽快なテンポ...例えるとB級アクション映画を観ているような疾走感が全編にあって、そう悪い印象は受けなかったです。 エイリアンもプレデターもこれだけシリーズ続けてくるとさすがに観てる方も飽きてくる、私のような固定ファンも満足させるお約束ネタも散りばめつつ、タイトルに偽りなしの最後の肉弾戦に持ってきて一本の映画に何とかまとめあげる。 過去の正編続編に比べると本作、とても傑作とは呼べないけれど、まあそれでも退屈はさせないんだから大した娯楽の手腕だと思います。 DVD化されたらまた観ちゃうかもなー。
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[007]シティヒート
 (無題)紅竜2008-01-05
 
イーストウッドが本作で演じた暴力刑事は、普段はクールに振舞っているが一度キレると長銃身の拳銃やらを出してきてぶっ放して大暴れ、終いにはセットを無茶苦茶に破壊するとい・・・
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イーストウッドが本作で演じた暴力刑事は、普段はクールに振舞っているが一度キレると長銃身の拳銃やらを出してきてぶっ放して大暴れ、終いにはセットを無茶苦茶に破壊するという自身の当たり役ハリーキャラハンのセルフパロディのような役。この後、シュワからセガールまで色んなアクション俳優がセルフパロディを演じてコメディタッチのアクション映画に出演しているようになった。本作でのイーストウッドがきっかけか?
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[008]消えた天使
 見応えあり紅竜2008-01-05
 
リチャード・ギアが素晴らしい。 公共監視員というその地位も行動も警官よりも制限され、過去に性犯罪を犯した前科者を監視、面接して回るだけの職業。過去の悲しい体験と今も・・・
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リチャード・ギアが素晴らしい。 公共監視員というその地位も行動も警官よりも制限され、過去に性犯罪を犯した前科者を監視、面接して回るだけの職業。過去の悲しい体験と今も発生する凶悪犯罪を自分の手で防ぎきれない無力感から精神的に疲弊し、自分もまた正義の名の下に暴力を振るう事に魅せられていく主人公を熱演している。 映画はクレア・ディーンズ演じる新人職員という公平な立場の人間がギアの心情を少しずつ理解していく過程とか前歴者による誘拐事件とかを絡めて、ギアの立場(超法規的な正義)もある意味正しいというお決まりな結論に観客を誘導するのだけれど、先に述べたギアの狂気を孕んだ熱演がそうはさせてくれない。 確かにその言動は正しいのかもしれないけどこんな奴実際居られると鬱陶しいだけだよね、と。 逆にその辺の娯楽映画としての収まりの悪さが却って不気味な余韻となって残る、最近のアメリカ映画には珍しい見応えのある映画。
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[009]口裂け女
 許容範囲オーバーです紅竜2008-01-05
 
30年前にまことしやかに子供達の間でささやかれ流行っていった口裂け女、あの女について映画は独自の解釈を試みる。 いわくあの口裂け女とは親に虐待され続けた子供が心の中に・・・
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30年前にまことしやかに子供達の間でささやかれ流行っていった口裂け女、あの女について映画は独自の解釈を試みる。 いわくあの口裂け女とは親に虐待され続けた子供が心の中にずっと持ち続ける傷そして親への恐怖、怒りが具現化したものであると、いわゆる潜在意識下の怪物と同じものということか。この世から虐待の連鎖が消えない限り口裂け女は母親の肉体を借りて何度でも現れるだろうと。人間の業にからめとられたかのような主人公達の焦りやもがき苦しみが観ていて痛々しい。 ホラー映画を良く鑑賞する私にとっても、この映画は子供が直接的暴力を受けるシーンをかなりはっきりと描いているという点において許容範囲をオーバーしていたけど。 口裂け女を演じた水野美紀は熱演というか怪演。虐待を受けた人間の心の中のトラウマが実体化すればいかに恐ろしい怪物が生まれるかをうまく体現していたように思う。
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[010]エクスクロス 魔境伝説
 観る前の予想よりも紅竜2007-12-05
 
邦画観に行くならコレよりも「ミッドナイト・イーグル」でも観に行って「頑張ってる邦画」とやらを応援した方が精神衛生上よろしいのかもしれないけど、予告編を観た時の「なん・・・
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邦画観に行くならコレよりも「ミッドナイト・イーグル」でも観に行って「頑張ってる邦画」とやらを応援した方が精神衛生上よろしいのかもしれないけど、予告編を観た時の「なんじゃこりゃ〜」感が自分の胸の中でくすぶっていて、また予告で提示した見せ場の全てをどう収束させているのか、収束つかなければそれはそれでカルトな珍品が期待できそう...と、観て来ました。 ヒロイン二人の視点から見たそれぞれのホラー体験を時系列をワザとずらして、松下奈緒に眼をひんむいて「キャー!いやーん!」とか喚きながら逃げまどう、昔ながらのホラーヒロインの役を割り当て、鈴木亜美には殺人鬼と堂々とバトルを演じるアクションヒロインの役を割り当てる。予告にあったなんじゃこれ的な見せ場はそれぞれのパートにうまくはまっていて、少なくとも本作がどういった作品か理解して観に来ているお客は一応満足...いやホッとひと安心できる映画には仕上がっています。 クライマックスも失笑爆笑受けようが娯楽映画の大団円とはこういうもの、と開き直ったような展開が逆に痛快でした。 アイデアが枯渇し過去の名作映画をリメイクするか、凶悪さや残虐さのみをエスカレートさせるか、どちらか二種類のホラー映画が氾濫する中、本作のようなジャンル無視、でも娯楽性は重視のホラー映画も悪くないです。
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[011]キングダム/見えざる敵
 ド迫力、しかしカタルシスなし紅竜2007-12-02
 
サウジを舞台に自爆テロ犯を追って現地へ飛ぶFBI捜査官達(現地において同胞達を殺されているため怒りに充ち満ちている。)とテロリスト達の死闘という、これまた難しい題材を・・・
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サウジを舞台に自爆テロ犯を追って現地へ飛ぶFBI捜査官達(現地において同胞達を殺されているため怒りに充ち満ちている。)とテロリスト達の死闘という、これまた難しい題材を娯楽映画にしたものだ。 FBI側のリーダーと現地の警察官がその職務を通じてぎこちない友情を育むくだりとか犯人の襲撃と味方の応戦、そして追跡、アジト急襲とこれが従来からある刑事アクションのセオリーに則した作りのストーリーを持つ映画であると同時に、本作、全米において広い地域で公開される規模の映画である事を考えると、そういった客層に対しての「汝の敵を先ず知れ」という意味合いも込められているのではないだろうかね。この場合、宗教の違う異民族を敵とみなす人もいるだろうし、自分と同じ民族の中に敵を見いだす人もいるんだろうが。 映画は、先に書いた通り、刑事アクションのセオリー通りのクライマックスと結末を迎える。ラスト直前、観客である私は「あーあ、終わった、終わった。」とそれなりのカタルシスと共に席を立つ用意をする。しかしラストの台詞が、本来あるべきカタルシスを打ち消し、内心複雑な気分にさせられる。 リアルな設定のアクション映画を目指せば目指すほど、娯楽のカタルシスから遠のき悲惨な現実に近づいてしまうのか、と。 ま、しかし良くできた映画には違いないですよ。
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[012]自虐の詩
 うーん...紅竜2007-11-21
 
堤幸彦監督の作風とは基本的に相性が合わないんだけど、この映画は彼独特の毒気も悪意も画面から伺えず、下町でひっそりと暮らす市井の人々を素直に淡々と描こうという意図が最・・・
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堤幸彦監督の作風とは基本的に相性が合わないんだけど、この映画は彼独特の毒気も悪意も画面から伺えず、下町でひっそりと暮らす市井の人々を素直に淡々と描こうという意図が最初から見えて、自分と相性の悪い監督の作品ではあるけれど、好感をもって最後まで鑑賞する事ができました。 キャストとスタッフ、この面子が参加した映画、何かあるんじゃないか、そう思いがち、種も仕掛けもありません、笑わせて泣かせるごくごく普通の人情喜劇です。 さて出だしのちゃぶ台返し連発の後、この映画何故か舞台が原作の池袋界隈から大阪に改変されている事に気になりました。イサオと幸江の姿に「王将」等に代表される大阪を舞台にした夫婦愛のお話をダブらせたかったんでしょうか? しかし原作を読んだ者には妙に違和感が。 回想シーンでの熊本さんとの会話、 熊本「あんたみたいな人はそこでしか幸せになれないよ。」 この一言と別れ際の餞別、自虐ならぬ自縛。この二つの強烈な思い出に縛られるかのように幸江は東京にずっと居続ける筈だと思うのですが。 何故に大阪? もはや現在の東京では人情と貧乏は相反する要素だから? 東京を離れた時点でもはや「自虐の詩」ではなくて「その後関西でぼちぼちやってる二人」のお話になってしまうと思うんですがね。 中谷&阿部、主役二人の「ぼちぼち振り」も悪くはなかったけど。 原作を離れて大阪を舞台にした人情喜劇として観るべきか。
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[013]バイオハザード III
 確かに紅竜2007-11-20
 
C級ゾンビ映画と割り切って観ればそれなりに楽しめるんだろうけど。 一応は天下のソニーピクチャーズが配給するバイオハザードシリーズの続編なのでねぇ。自分はラッセル・マル・・・
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C級ゾンビ映画と割り切って観ればそれなりに楽しめるんだろうけど。 一応は天下のソニーピクチャーズが配給するバイオハザードシリーズの続編なのでねぇ。自分はラッセル・マルケイの新作が久々に劇場にかかると言うのでいそいそと出かけた少数派(?)なんだけど。シリーズのファンにとってはがっかりなお手軽映画に見えてしまうだろうね。人気のあるうちにと勢いで続編を作るのも悪くないけど、ファンの求めるものと全然違うものを作ったら駄目でしょ。
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[014]ブレイブ ワン
 (無題)紅竜2007-11-17
 
ジョディ演じるヒロイン、エリカ(そう、エリカ様なのですよ。)がNYからLAに引っ越して、ゴロツキどもを殺しまくる。 「ブレイブinLA」 NYに舞い戻ってきたジョ・・・
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ジョディ演じるヒロイン、エリカ(そう、エリカ様なのですよ。)がNYからLAに引っ越して、ゴロツキどもを殺しまくる。 「ブレイブinLA」 NYに舞い戻ってきたジョディがアパートから老人達を閉め出そうとする不良軍団と対決する。 「ブレイブマグナム」 自警団を引退したジョディの前に闇の組織が現れ、彼女を殺し屋としてリクルート。 「ブレイブガンM16」 ついに本業も引退し隠居したジョディ、しかし婚約者(30歳年下のイケメンデザイナー)が殺され、再び復讐に立ち上がる。 「クイーン・オブ・リベンジ/女狼よさらば」 さらに番外編として 「必殺ブレイブ」 ...と続編もバンバン連作して欲しいところだ。 余談ながら映画の後半のとあるシーン。ジョディの住むアパートに大きな箱が届く、てっきりこちらは、 「おおー、あの箱のなかにはウエルディさん(マグナム銃)とロケット砲が入っているんだな。」と期待したが、亡くなった婚約者との思い出の品でした...。
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[015]ボーン・アルティメイタム
 人間に戻る殺人マシーン紅竜2007-11-17
 
本シリーズが他のアクション活劇と趣を異にする点、それはやはり主人公ジェイソン・ボーンのキャラクターにあると思う。記憶喪失となった暗殺者が記憶を取り戻す復讐行、という・・・
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本シリーズが他のアクション活劇と趣を異にする点、それはやはり主人公ジェイソン・ボーンのキャラクターにあると思う。記憶喪失となった暗殺者が記憶を取り戻す復讐行、という筋立ては別段目新しいものではないけれど、本作のジェイソン・ボーンは敵を出し抜き、倒しながらさらに非情な殺人マシーンに進化するわけでもなくまた、ジョン・ランボーのような最強の戦士に成長するわけでもない。 彼は最後まで「ボーンアイデンティティー」の冒頭で現れた当時の無垢な青年のままであり、その類い希な戦闘能力は彼が生き延びて行くための単なる道具にすぎないのである。この3部作は、スパイスリラーであると同時に、無垢なまま作品世界に生まれ落ちて来たかのようなボーンが自らの忌まわしい過去と対峙しそれと決別する話。3部作の締めのラストで我々観客が大いにカタルシスを味わうのは、この映画が過去と決別したボーンの生き直しを描いた話だと十分分かっているからだ。
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[016]インベージョン
 (無題)紅竜2007-10-24
 【ネタバレ注意】
映画の冒頭で、エイリアンらしき生物が人間の精神と肉体を乗っ取り成り代ると言ういわばオチの部分を早々とバラしてしまっているので同じSFホラーでもボディスナッチャー前3作・・・
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映画の冒頭で、エイリアンらしき生物が人間の精神と肉体を乗っ取り成り代ると言ういわばオチの部分を早々とバラしてしまっているので同じSFホラーでもボディスナッチャー前3作品とはアプローチの仕方が違う。 本作はむしろ別の思想や行動様式を持つ異質な集団がアメリカ本国に潜入しその勢力を拡大していく恐怖を描いた映画と観るべきか。 原作の「盗まれた町」もSFの形をとりつつも冷戦下のアメリカにおける共産主義の脅威を暗に描いていた。↓の方の書いておられたが、この4度目の映画化作品が原作小説を一番忠実に映像化しているのではないだろうか。 余談ながら本作の監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル、この人意外にホラー映画好きなのだろうか?ラスト近くの飛び立つヘリのカットにジョージ・A・ロメロの映画のワンシーンをダブらせてしまった。
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[017]ロードハウス2 復讐の鉄拳
 ワンダーズのヴォーカルが...紅竜2007-10-14
 
パトリック・スウェイジ主演映画の続編、でスウェイジが演じたバーの用心棒役の息子が今回の作品の主人公となっています。この主人公を演じた俳優、あれどっかで観たぞ?...と・・・
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パトリック・スウェイジ主演映画の続編、でスウェイジが演じたバーの用心棒役の息子が今回の作品の主人公となっています。この主人公を演じた俳優、あれどっかで観たぞ?...と思っていたら、トム・ハンクス監督作「すべてをあなたに」でワンダーズのヴォーカルを演じていた俳優じゃないですか。 「すべてをあなたに」では神経質そうな線の細い印象だったけど本作では結構キレの良いアクションを披露しています。10年くらいの泣かず飛ばず状態から意外なジャンルの映画で再登場という所でしょうか。 映画自体は「怒りの山河」「ウォーキング・トール」などと同じ、田舎が舞台のオーソドックスな活劇ですが、テンポの良さと脇を固める俳優陣に恵まれて...ウイル・パットン、ジェイク・ビジー、リチャード・ノートン...果たしてこれが恵まれていると言える?自分は良いキャストだと思いますが...で、まあ良作なんじゃないでしょうか。 驚いたのはウイル・パットン。腕っ節の強いバーの経営者という役柄(あのウイル・パットンがですよ)。迫力の格闘シーンを熱演!
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[018]スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
 三池流活劇映画紅竜2007-09-17
 【ネタバレ注意】
時代設定(平家の落武者がスカジャン着てるよ。)もいい加減、一応日本らしいが国籍もよくわからない。和製マカロニウエスタンを謳っているが、題名にセルジオ・コルブッチの映・・・
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時代設定(平家の落武者がスカジャン着てるよ。)もいい加減、一応日本らしいが国籍もよくわからない。和製マカロニウエスタンを謳っているが、題名にセルジオ・コルブッチの映画の主人公の名前を冠した割にはそれほどマカロニへのリスペクトも感じられない。 作り手、正統派西部劇とマカロニの区別ついてないんじゃないか?と思うようなシーンも多々見受けられる。 観終わって印象に残ったのは、自分の欲望を満たす為、あるいは復讐の為、野獣のように殺し合う登場人物達の姿。 つまりは従来の三池作品、「不動」「漂流街」と同じテイストの作品と言える。 前宣伝が、日本映画の常識を打ち破る的な大いに気構えた感じのものなので、それにつられて観に行くと、劇中での香川照之のセリフ「なんじゃ、こりゃ!」じゃないけど、困惑と失望を味わう結果となるけど、相も変わらず悪乗りし放題、三池崇史の映画か...と思って観れば、意外とすんなりとヘンテコな世界観も受容れられるし、後半の対決に燃えることもできる。 最後に登場する墓碑に刻まれる名がアキラにルリ子。アキラの名はジャパニメーションが由来らしいが、個人的には小林旭へのオマージュと思いたい。 三池崇史の作品は日活アクションに代表される無国籍映画の血筋を受け継いでいるのかも。彼が往年の日活映画をリアルに体験していなくても。
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[019]トランスフォーマー
 不覚にも紅竜2007-08-05
 
クライマックスの「君はもう兵士だ。」のセリフに胸が熱くなってしまった。 善玉ロボの扱いが平成ガメラシリーズに似ていると思った。 ストーリーもまんま「レギオン襲来」だし。
  
 
[020]ハイスクール・ミュージカル
 レベル高いです紅竜2007-08-03
 
「何だよ、このDVD今時4:3のTVサイズで収録かよ。」 とぼやいてたら、本作はTVムービーだったんですね。勉強不足でした。 キャッチーな音楽、安っぽい恋愛模様、キャンピーな振・・・
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「何だよ、このDVD今時4:3のTVサイズで収録かよ。」 とぼやいてたら、本作はTVムービーだったんですね。勉強不足でした。 キャッチーな音楽、安っぽい恋愛模様、キャンピーな振り付けも本作が子供向けとして作られた事を考えると、これで正解だったと思います。 学園ミュージカルという側面以外にもこの映画は、主人公二人がバスケ部、化学部のエースという顔を持ちながらも舞台の上に立って唄いたいという夢を持ち続ける姿を通して、自分の心の中に隠し続けている秘密を皆の前でカムアウトして自由になる事の大切さも描いています。 続編も観ようかな。
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[021]ディパーテッド
 オリジナル版とは違うアプローチ紅竜2007-07-11
 【ネタバレ注意】
「インファナル・アフェア」はスター俳優を主役に据えスタイリッシュな作風を得意とする監督が撮った娯楽作品。ならばこの「インファナル〜」のリメイク「ディパーテッド」もス・・・
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「インファナル・アフェア」はスター俳優を主役に据えスタイリッシュな作風を得意とする監督が撮った娯楽作品。ならばこの「インファナル〜」のリメイク「ディパーテッド」もスター俳優とスタイリッシュな(それだけではないのだけど)作風で知られるスコセッシ監督の起用とリメイク映画を作る方法論としては間違っていないように思える。が出来上がった映画はオリジナル版とは全く違う代物になっている。 オリジナル版があくまで主役二人の抱える合わせ鏡のごとき宿命を中心に描かれた映画であるのに対して、リメイク版は真実と偽りの二人の主君に仕える裏切り者達の生き様と死に様にスポットが当てられている。レオとマットの二人が映画の求心力になるのではなく、二人はいち登場人物として群像劇を支えていると言っても良いだろう。 さらにオリジナル版が典型的な犯罪映画として終始閉じた世界を映し出しているのに対して、このリメイク版ではラストに暴力の連鎖と言える場面を挿入する事により、裏切り者達が姑息な騙しあいと生き残りを図っている間にも国のモラルと正義はどんどん悪化の一途を辿っていく...といった広く普遍的なテーマを描き出すことに成功している。 無駄のないタイトなオリジナル版も良いが、同じ犯罪映画で「カリートの道」とかを彷彿とさせる緩いテンポのこのリメイク版も悪くない。
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[022]ダイ・ハード4.0
 四作目紅竜2007-07-01
 
シリーズ四作目にもなると作り手も観客は勝手知ってると思ったのか何気ない日常に潜むテロの予兆みたいな前置きのようなシーンはなくなって、いきなり事件が起こるのですね。銃・・・
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シリーズ四作目にもなると作り手も観客は勝手知ってると思ったのか何気ない日常に潜むテロの予兆みたいな前置きのようなシーンはなくなって、いきなり事件が起こるのですね。銃撃に次ぐ銃撃そして時々状況説明..と派手な見せ場がのっけから続くので得した気分で鑑賞していましたが、その分サスペンスの要素は薄れてさすがに中盤でダレて来ました。 しかし後半の怒涛の展開で失点挽回。愛する家族のためなら、高層ビルだろうが旅客機だろうが破壊して全然OKというダイハードシリーズの根底に流れていたムチャクチャな家族愛の精神が復活。 この要素は三作目には最後まで観られなかったもの。 観客を飽きさせない今風の映画に作り変えても、一、二作目にあったテイストは多少残してはいます。 ドラマ部分にケレン味が足りないのがやや残念。テロリスト一味がマクレーンの素性を探る場面に過去の事件の事が全く触れられていないので、てっきり誘拐された彼の娘の口からマクレーンの輝かしい戦歴が語られ、それを聞いたテロリスト一味が大いにビビる...といったシーンが用意されているのかと期待していたのですが。
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[023]チャック・ノリス in 地獄の銃弾
 まだまだ現役紅竜2007-06-29
 
チャック・ノリス久々のR指定映画に主演である。最近ではPG−13指定の映画かTVドラマばかりに出演していたが、チャック・ノリスの主演映画の醍醐味でもある、えげつない悪党をチ・・・
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チャック・ノリス久々のR指定映画に主演である。最近ではPG−13指定の映画かTVドラマばかりに出演していたが、チャック・ノリスの主演映画の醍醐味でもある、えげつない悪党をチャックがさらにえげつない方法で倒すというオチはやはりR指定作品でないと味わえない。アクション映画としての見せ場は最近の映画の中では物足りない部類に入るものの、宝石技工士誘拐事件を追うノリスの前に事件の犯人が好敵手として登場し、観客に対し善と悪の一騎打ちをいやが上にも期待させる展開は、セガールやヴァンダムの近作と比べてもはるかに真っ当と言える。 犯人を追跡するシーンの何処かオタオタした動きもご愛嬌、この調子で新作を撮り続けて欲しいものだ。
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[024]ラッキーナンバー7
 やっぱりコメディだな紅竜2007-06-24
 【ネタバレ注意】
最初に本作を観た時はヒネリの効いた犯罪映画の小品という感じの印象だったが、 再見してみると、この映画実にこの犯罪映画というジャンルに合わない役者達をわざわざキャステ・・・
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最初に本作を観た時はヒネリの効いた犯罪映画の小品という感じの印象だったが、 再見してみると、この映画実にこの犯罪映画というジャンルに合わない役者達をわざわざキャスティングしているという事に気づかされた。ブルース・ウイリス演じる殺し屋を筆頭にジャンルから微妙(本当に微妙)にはみ出した奇妙な登場人物達のズレっぷりが私の中の和みと笑いの中間ぐらいのツボを程良い感じで刺激してくれる。 ストーリー自体も「カンザスシティ・シャッフル」という小さなホラ話がどんどん一人歩きして行って最後に父親と息子の話として完結するという...大真面目にドンデン返しを期待するものでなく、まあ寄席に落語を鑑賞しに行くようなつもりで観ると結構楽しめると思う。
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[025]300 <スリーハンドレッド>
 引き伸ばされた滅びの瞬間紅竜2007-06-09
 【ネタバレ注意】
サム・ペキンパー監督作品「ワイルドバンチ」のように戦いから政治的駆け引きにかわりつつある時代の流れに逆らい滅びを迎える戦士達を描いた作品。 ラスト、圧倒的な兵力と対・・・
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サム・ペキンパー監督作品「ワイルドバンチ」のように戦いから政治的駆け引きにかわりつつある時代の流れに逆らい滅びを迎える戦士達を描いた作品。 ラスト、圧倒的な兵力と対峙し死を目前に控えても戦士の心意気で殺戮者達をあざ笑うスパルタ軍の姿はどこかペキンパー映画に登場するアンチヒーロー達に共通するものを感じる。 映画は人の長い人生を短時間に凝縮することもできれば、逆に死の瞬間を引き伸ばすこともできる。本作はまさに自分の生命を完全燃焼し死と対峙する男達の滅びの瞬間を映画ならではの手法で描ききった作品と言える。
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[026]大日本人
 TVコントVS作家の映画紅竜2007-06-07
 【ネタバレ注意】
伏線らしき場面やらセリフを随所に散りばめ、後半でその伏線をきっちりと消化している。この点だけ挙げても本作は最近の日本映画の中でも頭一つ抜けている作品であると思う。ま・・・
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伏線らしき場面やらセリフを随所に散りばめ、後半でその伏線をきっちりと消化している。この点だけ挙げても本作は最近の日本映画の中でも頭一つ抜けている作品であると思う。またヒーローものとして本作を観てもよく出来ている。主人公である大佐藤は電流を流すという物理的方法でヒーローに変身するけれど、儀礼的には神が大佐藤の中に入り込むという解釈がなされている。神がちっぽけな人間に入り込んで人間に神の行う事を代行させる。これって洋の東西を問わず変身ヒーローものの本質をついているのではないか。結構侮れないのであるこの映画は。 もちろん、特殊な仕事に従事する人を追ったフェイクドキュメンタリーとして観ても非常に面白い。 ラストについては賛否両論あるが、私は作家の映画を作っている松本人志の世界観にTVの松本人志が乱入して映画そのものを破壊してついでに批評して終わってしまった...と解釈している。 これが北野武ならTVコントのようなシーンでも多少、映画としての格式にこだわって撮るところを松本の場合本当にただのTVコントを映画作品につないでしまっているあたり、良い意味でこいつ本当に映画に対して愛情無いなーと感じた。
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[027]パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
 黒ひげ危機一髪紅竜2007-05-30
 【ネタバレ注意】
海賊映画第3弾。 副題が At World's End。でもワールドエンド(世界の果て)が舞台になるのは全体の3分の1程度。あとはデイヴィ・ジョーンズを支配下に治めた東インド貿易会・・・
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海賊映画第3弾。 副題が At World's End。でもワールドエンド(世界の果て)が舞台になるのは全体の3分の1程度。あとはデイヴィ・ジョーンズを支配下に治めた東インド貿易会社と海賊たちの一騎打ちのお話がメインとなる。「パイレーツ・オブ・カリビアン 南海の大決闘」、もしくは「パイレーツ・オブ・カリビアン 愛・旅立ち」とかの副題がふさわしいと思える内容だった。 最終作(?)という事でシリーズの主人公達もそれぞれの生き方を最後それぞれに選択するのであるけれど、東インド貿易会社の連中を大人の世界、海賊たちを子供の世界に生きる人たちに例えれば、本作のラストは子供もいつかは大人になる時が来る、という事を描いているのかもしれない。 主人公の1人、ウイル・ターナーも子供の心を持ち続けながら大人になるという道を選択する。もちろんそれ相応の犠牲は払う事になるのだが。 新キャラ、サオ・フェンを演じるチョウ・ユンファ。 最後の決戦が始まる前に映画から早々と脱落(..降板じゃないですよ。)、思わずお疲れさんの一つも言いたくなるような長い長いクライマックスが終わってからようやく「そう言えばユンファ出てたよな。」と改めて思い出してしまった次第。
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[028]インビジブル2
 負け戦紅竜2007-05-10
 
前作は予算を湯水のように使って、人間の透明化する過程や可視化する透明人間の姿をCGで描き、透明人間なんて今時アホらしい話にそれなりに説得力を持たせていた。この続編はあ・・・
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前作は予算を湯水のように使って、人間の透明化する過程や可視化する透明人間の姿をCGで描き、透明人間なんて今時アホらしい話にそれなりに説得力を持たせていた。この続編はあからさまに予算の少なさが見て取れる。色んなアイデアを詰め込んだ脚本、たかがDirect To Video作品でも、サスペンス描写にそこそこ力を入れる演出と、低予算ながら頑張ってるが、いかんせん今回の透明人間は全く見えないので..目の前に透明人間が存在するという前提で役者が一人で跳んだりはねたりしてるだけだもの、ストーリーとか演出力以前の話である。
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[029]スパイダーマン3
 ちょいワル兄貴に笑った。紅竜2007-05-03
 
本作の中盤あたりにおけるピーター・パーカーの暴走ぶりに笑った。 地球外生命体に寄生されたためという理由付けはあるものの、今までどちらかというと品行方正に振舞ってきた・・・
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本作の中盤あたりにおけるピーター・パーカーの暴走ぶりに笑った。 地球外生命体に寄生されたためという理由付けはあるものの、今までどちらかというと品行方正に振舞ってきたピーターの内なる欲望を解放してやろうとサム・ライミ監督は確信犯的にこの場面を設定したみたいだ。いきなりアンチヒーローと化したピーターの姿こそサム・ライミの本来の持ち味かと。「ダークマン」におけるいきなりブチ切れて大暴れする主人公の狂気に共通するものを感じた。 ストーリーを脱線させてしまって2作目まで積み上げてきたものをぶち壊しにしてしまうのは3作目の宿命か。でも個人的には結構楽しめたよ。
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[030]ウルフマン
 ジンジャースナップス紅竜2007-04-28
 【ネタバレ注意】
カナダ産B級ホラー「ジンジャースナップス」の3作目。 このシリーズは狼人間をメインにした話ではなく姉と妹の近親相姦めいた愛憎劇をメインとした話になっている。1、2作目は・・・
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カナダ産B級ホラー「ジンジャースナップス」の3作目。 このシリーズは狼人間をメインにした話ではなく姉と妹の近親相姦めいた愛憎劇をメインとした話になっている。1、2作目は現代を舞台とし、本作ではいきなり19世紀にさかのぼり、狼人間の呪いの起源を描いている。いきなりこんな邦題で単体で出されては1作目を観ていない人はさぞかし戸惑ってしまう事と思う。 山の中に建つ砦に篭城する人間とそこを包囲する狼人間、両者の本格的な戦いはラスト10分位になるまで始まらないが、このクライマックスも低予算ながらまあまあ頑張ってはいる。 19世紀に生まれた、狼と化した姉と人間界に背を向けてまでも姉を慕う妹の因果は21世紀まで続くことになるのである。
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