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 「南平岸」さんのコメント一覧 登録数(17件)rss
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[001]ひゃくはち
 サンダー監督、最高!南平岸2008-08-09
 
初日の新宿は、予想外に(そう云っては失礼ですが)女性客が多かったですし、客入りも良かったです。 しかし、イケメン俳優によるスタイリッシュな高校野球映画を期待した向き・・・
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初日の新宿は、予想外に(そう云っては失礼ですが)女性客が多かったですし、客入りも良かったです。 しかし、イケメン俳優によるスタイリッシュな高校野球映画を期待した向きには辛かったはず。案の定、「男子的青春」の世界に入り込めず、退屈そうにしていた女性客が目立ちました。 (1)本作で存在感を示したのは、主役の二人や新人記者・相馬(市川由衣)ではなく、サンダー監督(竹内力)だったとは、皮肉です。 レギュラー組・星野(北条隆博)の表情(SMAP・草薙剛に激似!)も、印象に残りました。 木場スカウト(小松政夫)との癒着関係や、地元のプロ野球球団によるドラフト指名の裏側、中学野球のスター選手の入学・・・等々、リアリティ充分で笑わせてもらいました。 (2)ラストシーン。 京浜高校野球部は、九回二死の土壇場で浮き足立つが、ベンチからの伝令(背番号19の青野=斎藤嘉樹)の機転で平常心を取り戻す結末に納得ですし、共感持てました。
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[002]ダイブ!!
 溝端と蓮佛に注目南平岸 (Mail)2008-06-22
 
渋谷で観たのですが、女性客(グループや母娘も)が殆どでした。 本作の主人公と同じ少年客(中学生グループ)も見かけましたが、やや場違いで退屈そうでした。 林遣都(坂井役・・・
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渋谷で観たのですが、女性客(グループや母娘も)が殆どでした。 本作の主人公と同じ少年客(中学生グループ)も見かけましたが、やや場違いで退屈そうでした。 林遣都(坂井役)の演技はともかく、池松壮亮(冨士谷役)の出来は意外でした。 キャリアからして、もう少し芝居が巧いと予想していたのに・・・ その分、溝端淳平(沖津役)が役得。それと、蓮佛美沙子(沖津の同棲相手・恭子役)が目を引きました。映画「バッテリー」の時点では、林の陰に隠れて目立たない新人女優でしたが、本作では或る意味 主役三人を喰っていました。演技が格段に進歩しましたね。 高飛び込みという、マイナーな五輪競技の存在と魅力を世に知らしめたという点で、本作は人気映画「ウォーターボーイズ」に通じるものがあったかもしれません。 主人公たち(美少年)の鍛えられた腹筋、小さな尻・・・等々、ギリシア彫刻のような肉体美は、確かに「男子シンクロ部」を思い出させてくれました。 残念だったのは、結末のご都合主義というか、薄っぺらさ。 北京五輪代表選手の座を賭けて、沖津と冨士谷が同点で並び、それを坂井が最後に大技を決めて抜き返す筋書きは、如何なものか。 それよりも、坂井が全力を尽くしても僅差で優勝出来ず、しかし選手として人間として大いに成長した・・・というラストの方が、説得力が有ったと思うのです。
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[003]うた魂(たま)♪
 青春ミュージカル映画!南平岸2008-04-05
 
封切初日(新宿)、客入りで意外だったのは、男女とも中高年比率が高かったこと。風采から推察するに学校関係、教育関係の観客層が多かったのかもしれません。 本作は共同脚本・・・
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封切初日(新宿)、客入りで意外だったのは、男女とも中高年比率が高かったこと。風采から推察するに学校関係、教育関係の観客層が多かったのかもしれません。 本作は共同脚本(栗原裕光+田中監督)の体裁ですが、オリジナルは栗原氏の「あたしが産卵する日」(04年函館港イルミナシオン映画祭・函館市長賞)ですね。『シナリオ』誌(05年3月号掲載)で初めて脚本を読んだ日のことを覚えていますが、これほど素晴らしい青春映画(初出は、七浜中学の設定)になるとは・・・栗原氏も感慨深いことでしょう。 (1)本作は、何より配役が大成功でした。 第一に、ツッパリの権藤役にゴリを抜擢したこと。 第二に、青柳(岩田さゆり)、牧村(石黒英雄)、野村(徳永えり)、瀬沼顧問(薬師丸ひろ子)等々、脇役の個性が輝いていて魅力的だったこと。 特に、権藤(ゴリ)率いる、湯の川学院高校ヤンキー合唱部の存在感は抜群。 彼らを主人公に、今後、スピンアウト作品が生まれる可能性さえ感じました。 (2)物語の導入部〜前半、テンションの高さ(マンガ的!)に鼻白む場面が多いですが、途中で「この作品は、青春映画ではなく、ミュージカル映画として観るべき」ことに気付きました。そうすることで、発表会場でのスタンディング・オベーション、観客との合唱等の場面にも、自然と感情移入出来ました。
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[004]そのときは彼によろしく
 長澤が心配南平岸2008-02-24
 
「そのときは彼によろしく」を観直しました。 「死んでない。眠ってるだけだ」 「花梨が目を覚ますまで、ずっと待っているから」・・・ 本作の主題に 残念ながら新鮮味を感じ・・・
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「そのときは彼によろしく」を観直しました。 「死んでない。眠ってるだけだ」 「花梨が目を覚ますまで、ずっと待っているから」・・・ 本作の主題に 残念ながら新鮮味を感じないのは、何故でしょう? (1)男女三人(女一人+男二人)間の感情の揺れは、『野ブタ。をプロデュース』(2005年)を思い出しました。高校の級友、信子(堀北真希)+修二(亀梨和也)・彰(山下智久)が、恋愛か友情かで悩む話。(『野ブタ。』の場合は、後者を優先したのですが・・・) 本作の場合は、花梨(長澤まさみ)が亡くなり、結論を回避した印象が残りましたね。 (2)友人(異性)を喪って、初めて恋愛感情に気付く設定は、『虹の女神』(2006年)を連想しました。航空事故で大学のサークル仲間、あおい(上野樹里)を失くした智也(市原隼人)。本作の場合は、花梨に先立たれる智史(山田孝之)が該当するのですが・・・ 結局、主演女優(長澤)の魅力だけでストーリー展開を引っ張ることに無理があるということでしょう。女子学生役が似合った頃の長澤にはそれが出来ても、高校を卒業した彼女には難しいという現実。女優・長澤としては、一つの曲がり角に来ている印象です。
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[005]東京少年
 間違いなく堀北の代表作に南平岸2008-02-03
 
初日、行列して観ました(新宿)。 注目すべきは、その8割以上が男性客だったこと。 しかも中年男性の多さ!「三丁目の夕日」効果なのでしょうか。 (逆に云えば、堀北の場合、・・・
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初日、行列して観ました(新宿)。 注目すべきは、その8割以上が男性客だったこと。 しかも中年男性の多さ!「三丁目の夕日」効果なのでしょうか。 (逆に云えば、堀北の場合、同性からの人気がやや物足りないのですが) 「ありがとう、ナイト。私ならもう大丈夫だよ」 「私じゃないみたい」・・・ リンゴを突き出すナイト(堀北真希)の写真を見て、みなと(堀北:二役)が無邪気に呟くラスト。シュウ(石田卓也)と一緒に、彼女の再生に立ち会った観客には 泣ける場面です。でも悲しい涙ではなく、切なさと安堵と癒しの涙ですね。そう、あの時と同じ。「野ブタ。をプロデュース」の最終話で、信子(堀北)が笑顔を作れるように再生した場面です。 だからこそ、本作で見せたナイトの演技は、信子(「野ブタ。」)を超えました。間違いなく、堀北の代表作としてイチオシ出来ます。 六子(「三丁目の夕日」)やなぎさ(「恋する日曜日」)、瑞希(「花ざかりの君たちへ」)の演技を推す人が多いですが、私はナイトこそ、女優・堀北の一つの到達点だと考えます。
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[006]ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
 優れた寓話だと思う南平岸2008-01-26
 
新宿で観ました。 客入りは20人前後と少なかったですが、私はこの作品、好きです。 (1)「美少女戦士セーラームーン」実写版のような筋立てですが、その荒唐無稽さは逆に痛快・・・
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新宿で観ました。 客入りは20人前後と少なかったですが、私はこの作品、好きです。 (1)「美少女戦士セーラームーン」実写版のような筋立てですが、その荒唐無稽さは逆に痛快かつ爽快です。それと、大ヒット映画「恋空」の主人公ヒロと再会出来る特典付き! 本作の能登(三浦春馬)は、金髪の容姿・直情径行の性格とも、美嘉の恋人ヒロと瓜二つではありませんか。 (2)市原隼人(陽介)・関めぐみ(絵理)の高校生役は、少々辛いです。二人とも大学生役なら、違和感ないのですが・・・。例えば、智也(「虹の女神」)や山田(「ハチミツとクローバー」)のように。 しかし、本作に登場する化け物(チェーンソー男)が、実は 思春期の心の闇に潜む不安・恐怖・絶望などを象徴する虚像を意味するとしたら? それが、十代の若者の深層心理にのみ存在する魔物だと解釈すれば、高校生役は必然ですよね。
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[007]ちーちゃんは悠久の向こう
 何回も味わいたい南平岸2008-01-20
 
(1)「(弓道は)真っ白になれるから」「好き、とか簡単に云うな!」・・・部活と恋と友情、本作の前半は、お決まりの学園ドラマかと勘違いしてしまいました。しかも、高校弓・・・
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(1)「(弓道は)真っ白になれるから」「好き、とか簡単に云うな!」・・・部活と恋と友情、本作の前半は、お決まりの学園ドラマかと勘違いしてしまいました。しかも、高校弓道部を舞台としたそれは新鮮で、「これはこれで有りかな」という印象で観ていました。 ところが、モンちゃん(林遣都)がキレて「弓道部を辞める」と叫んだ場面から一転、「世にも奇妙な物語」のような味わいとなります。「黄泉がえり」と「生まれ変わり」と純愛物語が合成反応を起こしたような。 (2)「私は、のっぺら坊なんです」「モンちゃんが『好き』と云ってくれるのを、ずっと待ってた」・・・本作は、ラストのどんでん返しを知ってから、もう一度観直したい作品です。そうすることで、前半部のちーちゃん(仲 里依紗)の行動が全て意味を持っていたことが分かる訳ですから。 幼少期、愛する人(家族等)との死別経験。その後、夢の中や幻想に現われる、その人は我々の体験では、いつまでも昔と変わらぬ容姿です。ところが、生き残った自分たちと同じ年齢を重ねて、その人が復活したら? 或いは、生まれ変わったとしたら? だからこそ エピローグで武藤先輩(高橋由真)の「秘密」に、観客は救われるのです。 真実を知った、モンちゃんの驚きと嬉しさの入り混じった表情!
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[008]彩恋 SAI-REN
 関なおみのインパクト南平岸2008-01-01
 
(1)本作は、銚子電鉄(鉄道ファンに人気!)の沿線風景が美しいです。 関めぐみ(ナツ役)と細山田隆人(石橋役)のコンビは、「恋は五・七・五!」(05年公開)以来で、懐・・・
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(1)本作は、銚子電鉄(鉄道ファンに人気!)の沿線風景が美しいです。 関めぐみ(ナツ役)と細山田隆人(石橋役)のコンビは、「恋は五・七・五!」(05年公開)以来で、懐かしい! あの時の二人は、帰国子女のヒロイン・治子と写真部・土山役でした。 本作では残念ながら、二人が直接絡む場面は見られないのですが・・・ 但し、関の役柄は「治子」と同じく、今回も勝気でイケイケの女子高生役。 関の風貌が、そういう役柄を呼び込むのでしょうか。 (2)ナツの弟・友都(松川尚瑠輝)と石橋など、男性陣のヘタレ振りに比べて、女子高生三人組の元気さが目立ちます。 「ねぇ、ココ(貫地谷しほり)。愛してるぜ」「愛だよ、愛」なんて、女同士の会話とは思えない位、堂々としたもの。 ラスト。ココの母とマリネ(徳永えり)の父の結婚式の場面。 式には、新郎の居ないナツ(シングルマザーとなる決心!)も、ウェディングドレスを着て出席し、悪びれる素振りなど まるで無いし。 この場面も、現代日本における女性の強さを象徴していました。
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[009]グミ・チョコレート・パイン
 黒川芽以の聖子ヘア南平岸2007-12-23
 
初日、雨の新宿(立見。舞台挨拶付き)で観ました。 (1)挨拶で、やや高慢さが鼻についた黒川芽以(美甘子役)でしたが、本編を観たら納得。本作では、賢三(石田卓也)はむし・・・
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初日、雨の新宿(立見。舞台挨拶付き)で観ました。 (1)挨拶で、やや高慢さが鼻についた黒川芽以(美甘子役)でしたが、本編を観たら納得。本作では、賢三(石田卓也)はむしろ狂言回しで、美甘子の方が主人公として存在感が有りましたね。二人でオールナイト映画を観た後の、公園の夜明けシーンなどは名場面だと思いますよ。ジャンケンに勝って、「チ・ヨ・コ・レ・ー・ト」と数えながら、遠ざかってゆく美甘子の背中。 (2)もう一つ、踏切での別れのシーンも印象的でした。「好きだとか云ってくれるのかと思ったのに・・・」と呟いて、先に踏切を潜った美甘子。彼女も未練だったでしょうが、観客である我々も、賢三には歯がゆさを感じました。それにしても、これら名場面に比べて、やや凡庸なラストシーン(2007年の賢三=大森南朋と1986年の賢三=石田 が擦れ違う場面)に客席から拍手が起きたのは意外でした。立見客の中に関係者(スタッフ等)が複数名入っていたように、客席にもサクラ(監督や原作の熱烈ファン)が居たのでしょうか。
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[010]STAY
 夏の鹿児島の美しさ南平岸2007-10-28
 
(1)原作が少女マンガで、地方都市の女子高生の日常を淡々と描いた点で、本作は「blue」(安藤尋監督、2003年)と味わいが似ています。 「blue」の舞台・日本海(新潟)も印・・・
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(1)原作が少女マンガで、地方都市の女子高生の日常を淡々と描いた点で、本作は「blue」(安藤尋監督、2003年)と味わいが似ています。 「blue」の舞台・日本海(新潟)も印象的でしたが、本作が描く鹿児島の自然(夏)は、それにも増して美しいです。 「10年くらい前の鹿児島」「5人の少女たちの何もなかった夏」「イケテない青春」という平凡な題材を、補って余り有る風景の存在感でしたね。 (2)少女たちの中では、河童の存在を信じるリカ(浜田麻希)の神秘的な美少女ぶりが、点数高いです。 セーラー服姿で軽トラを運転する洋子(仲村瑠璃亜)も、新鮮でした。 農家を手伝う女子高生として、地方都市では当然の光景なのでしょうが・・・ ラスト。「彼女は2年後、松木洋子となり、現在は2児の母であり、今も鹿児島に住んでいる」というオチ(字幕)も微笑ましかったです。 難点を云えば、台詞の鹿児島弁は魅力的でも、彼女たちの容貌が余りにも垢抜けていて、美少女過ぎたため、「鹿児島の女子高生」としてのリアリティに欠けたことでしょうか。
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[011]ワルボロ
 福士誠治の存在感南平岸2007-09-08
 
(1)初日(午後)、新宿で観ました。 同日封切の「H☆RO」を向こうに廻して、客入りは健闘の部類でしょう。 松田翔太ファンの女性客が多い中で、ツッパリ系少年グループの観客・・・
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(1)初日(午後)、新宿で観ました。 同日封切の「H☆RO」を向こうに廻して、客入りは健闘の部類でしょう。 松田翔太ファンの女性客が多い中で、ツッパリ系少年グループの観客も居て、微笑ましかったです。但し、本作に新垣結衣(山田役)と松田翔太(コーちゃん役)のツーショット・青春学園ドラマを期待すると、肩透かしを喰らいます。 (2)興業上、「新垣と松田」の作品と前宣伝されましたが、これは紛れもなく「松田と福士(誠治。ヤッコ役)」の映画です。新垣の映画初主演作は「恋するマドリ」であり、本作は松田の初主演作と定義した方が順当でしょうね。 それ位、ツッパリ少年たちの疾走感溢れる「男の映画」(それも直球勝負!)でした。 仲間を救うためには、学校の屋上から飛ぶことさえ厭わない、肝っ玉の据わった「コーちゃん」を演じる松田のハジケ振りは、お見事。 爽快です。
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[012]阿波DANCE
 榮倉の涙南平岸2007-08-27
 
札幌で観ました(60席のミニシアター)。 榮倉奈々の「涙」と、勝地涼の「熱演」に免じて酷評はしないつもりですが・・ (1)「鳴門の風景をバックに描かれる恋と友情と親子の・・・
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札幌で観ました(60席のミニシアター)。 榮倉奈々の「涙」と、勝地涼の「熱演」に免じて酷評はしないつもりですが・・ (1)「鳴門の風景をバックに描かれる恋と友情と親子の絆」・・・確かに本作の主題は「恋」と「友情」と「親子」なのですが、三点とも掘り下げが浅く、物足りませんでした。 先ず、アカネ(榮倉)とコージ(勝地)とユッキー(北条隆博)の三角関係。 「俺はアカネのこと好きなんや」と告白したユッキーの気持ちは分かりましたが、肝心のアカネの本心は? 反発し合いながらもコージのことが好きなのか、それともヒップホップダンス以外には関心が無いのか、モヤモヤしたままで終わってしまいました。 (2)上記三人にカズ(橋本淳)とミノル(尾上寛之)を加えた高校生五人のダンス・ユニットが、鳴門・阿波踊りに旋風と感動をもたらすという結末の説得力が弱いです。例えば、私の郷土・札幌の「ヨサコイ・ソーラン祭り」の誕生経緯と比べても、その感が強いです。むしろ、鳴門西高の生徒全体を巻き込んだ群像劇にした方が、インパクト大だったのでは? (3)「孝雄(高橋克実)とコージ」「恭子(高樹沙耶)とアカネ」という二組の親子模様から、その世代間の対立・葛藤・和解を読み取る趣向も、何となく平凡でした。多分、孝雄と恭子に関する背景情報が少なかったためです。だから、観客が主人公(コージとアカネ)の目線で感情移入出来ず、親子関係という主題が何処か他人事のように上滑りしてしまいました。
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[013]恋するマドリ
 ガッキーの新境地南平岸2007-08-18
 
新宿で観ました(最新鋭のシネコンは、快適そのもの!)。 女性客が多かったです。 ガッキー(新垣結衣)が、同性にも支持されている証拠ですね(もちろん、松田龍平ファンの女・・・
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新宿で観ました(最新鋭のシネコンは、快適そのもの!)。 女性客が多かったです。 ガッキー(新垣結衣)が、同性にも支持されている証拠ですね(もちろん、松田龍平ファンの女性も多かったのでしょうが)。 (1)エンディングに新垣自身が唄う「メモリーズ」が流れ、その歌詞を反芻してみて、本作の主題がよく分かりました。 初恋が苦い失恋に終わっても、(違う街へ引っ越して気分を変えて)それを乗り越えてゆく女性の成長物語なのですね。 (2)そんな青木ユイ役は、初主演映画としては難しい設定だったと思いますが、ガッキーの演技、お見事でした。 今回は、清涼飲料水やスナック菓子など、各種CMで演じられる「はじける笑顔の体育会系女子高生」キャラとは正反対、「大人の恋愛に一歩踏み込んだ美大生」役でしたから。 しかし、その御蔭で、「笑顔」を封印した新垣は、とっつきにくい位に冷たい印象を与える「クール・ビューティ」だということが分かり、新たな魅力発見でした。 (3)ラスト。桜が満開の季節、中目黒から引越しするユイ(新垣)が、自らを励ますように「にっこり」と独り言を呟くシーンは名場面でした。 反面、アツコ(菊地凛子)の父親(世良公則)が登場してからの展開が、やや強引で安直な印象でしたが・・・
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[014]天然コケッコー
 方言少女の魅力南平岸 (Mail)2007-08-12
 
(1)盆休みなのに、渋谷の映画館は満員でした。 淡々としたタッチ、ドキュメンタリー調の長廻し。 山下監督(「リンダ リンダ リンダ」)の作風は、健在でしたね。 簡単に云・・・
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(1)盆休みなのに、渋谷の映画館は満員でした。 淡々としたタッチ、ドキュメンタリー調の長廻し。 山下監督(「リンダ リンダ リンダ」)の作風は、健在でしたね。 簡単に云えば、そよ(夏帆)と大沢(岡田将生)の中二〜高一までの日常を描いただけなのですが。 しかし、その背景となる中国地方の四季(夏→秋→冬→春)の美しさ! 秋空を流れる鰯雲と稲穂のショットは、絶品でした。 (2)夏帆は、デビュー当時の宮崎美子を可愛くしたような印象。 東京からのイケメン転校生・大沢が一目惚れする位、魅力充分でした。 と云うより、方言の魔力かな? (関西圏の方言は、女性が話すと情の濃さ・細やかさが増すみたい。それに比べ、東京の女性が話す標準語の素っ気無くて冷たいこと!)
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[015]吉祥天女
 神秘的な味わい南平岸2007-07-22
 
何とも、ミステリアスな味わいの作品ですね。 北陸地方の古都(金沢)の名門旧家・遠野家と叶家の相克。 カネと色と欲が絡む憎しみ合い。 それに両家の歴史と伝統(血の歴史)・・・
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何とも、ミステリアスな味わいの作品ですね。 北陸地方の古都(金沢)の名門旧家・遠野家と叶家の相克。 カネと色と欲が絡む憎しみ合い。 それに両家の歴史と伝統(血の歴史)が重なり、独特のおどろおどろした世界は、「八つ墓村」や「犬神家」のオカルト・ミステリーを連想させました。 ・しかし、何故、エンディング曲が「仰げば尊し」なのでしょう? ・何故、小夜子(鈴木杏)は、遠野家を滅ぼす目的を達成した後、号泣したのでしょうか? 涼(勝地涼)と小夜子は、互いに気になる存在であっても、相思相愛ではなかったと思いますが。 少なくも小夜子の方は、現代に甦った吉祥天女としての使命を優先し、私情を押し殺したように見えました。 ・勝地は、本作を含め出演作の公開が相次ぎ、好調のようですね。 芸歴の中で触れられることが少ないようですが、個人的には「パコダテ人」(2003年)での隼人役(主人公・宮崎あおいの恋人)の昔から注目していました。
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[016]恋する日曜日 私。恋した
 堀北としては、不本意南平岸2007-07-01
 
新宿で観ました。 観客は少なかったですが、驚くべきはその構成! 「堀北ファン」の中年男性が過半で、若者や女性は少数派でした。 (1)本作の場合、堀北真希の演技は、一言・・・
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新宿で観ました。 観客は少なかったですが、驚くべきはその構成! 「堀北ファン」の中年男性が過半で、若者や女性は少数派でした。 (1)本作の場合、堀北真希の演技は、一言で云えば「ノリが悪かった」ですね。多分、脚本に納得していなかったのでしょう。 「なぎさ」という少女(17歳で、余命3ヶ月!)の行動と心情に対して、どこか共感出来ず、感情移入出来なかっただと思います。 彼女自身、「路線バス(千葉交通)の車中、泣くはずの場面で泣けなかった」と告白していますし(聡に向かって、なぎさがバスガイドを演じて見せるシーン)。対談での廣木監督によれば、「堀北さんが最終的に泣けなかった。・・・役者としては悔しい部分もあったと思うけど・・・」という経緯。 それで、なぎさが父に向かって泣いて抗議する場面も、編集で削除せざるを得なかった、と。 (2)ラストシーン。公衆電話から、なぎさが父親に電話して「感傷旅行」の終わりを告げ、「私。恋した」と報告する場面について。 これも、廣木監督によれば、「私。失恋した」という意味を暗喩した由ですが、私は違う解釈です。 「お父さん、私はまもなく死んでゆくけれど、一人の女性として、ちゃんと恋を経験したよ。恋愛経験の無い子供は卒業出来たよ。だから悲しまないで」という、娘から父へのメッセージだったのでは?
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[017]きみにしか聞こえない
 この人を見よ南平岸2007-06-24
 【ネタバレ注意】
池袋で観ました。 客席(女性客のグループ)からは、啜り泣きの声が聞こえました。 本編が素晴らしく、エンドロールのドリカム主題歌(大音量!)が必要ない位でした(ドリカム・・・
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池袋で観ました。 客席(女性客のグループ)からは、啜り泣きの声が聞こえました。 本編が素晴らしく、エンドロールのドリカム主題歌(大音量!)が必要ない位でした(ドリカムを否定する訳ではありませんが)。 シンヤの丘(長野県・天平の丘)に風が吹き渡り、残されたリョウ(成海璃子)と観客が一緒に静かな余韻に浸るラストでも良かったと思うのですが・・・ 本作は、ある意味、崇高な純愛作品であり、SFファンタジーであり、宗教的メッセージの込められた寓話のようでもあり、奥深い映画ですね。 「過去を変えることで、未来を変えられるか」「自分の未来(死)を盗み見ることは、神への冒涜ではないか」とは、SFタイム・スリップ映画の普遍的なテーマです。 「1時間先の未来は、恋人と貴方のうち、一人しか生きられない」「1時間先の未来、愛する人のために貴方は命を投げ出せるか?」 もしも、そんな過酷な人生の選択を迫られたら・・・私には、シンヤ(小出恵介)=神か天使の化身のように映りました。 「あそこで死ぬのは、ある種、必然」と言い切った小出恵介は、流石にインテリ役者ですね。本作の本質を見事に把握していました。
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